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[次項] 用語:92
< > C =
C言語
< > c (センチ) : 10の−2乗を表す接頭辞記号。
< > C++言語 (C++ language)シープラスプラスげんご、シープラプラげんご
C言語を改良して
オブジェクト指向の機能を追加した言語処理系、
Bjame Stroustrup氏によって開発された。当初はC言語を出力する
プリプロセッサとして開発された。
すでに広く普及したC言語と完全に上位互換であり、
C言語からの移行が容易という特徴がある。
現在パソコン向けに販売されているC言語パッケージでは、C++に対応していないものは少ない。
参 :
コンパイラ型言語、
クラスライブラリ
< > C−MOS (Complementery Metal Oxide Semiconductor)シーモス
相補型金属酸化物皮膜半導体。半導体の基本構造の一つであるMOSには、
C−MOSのほかに、N−MOSやP−MOSがあるが、これらの構造から名称にしたものである。
MOSは、パイポーラ・タイプのものに比べると、消費電力が少なく、
その中でも、最も高速かつ消費電力が少ないのがC−MOSであり、
そうした特徴から、現在の半導体の主流になっている。
この技術を使った受光素子をCMOSイメージセンサーと呼ぶ。
イメージセンサーでは
CCDがよく知られているが、CMOSはCCDよりも低消費電力で、
電源もシンプルなため多用途で、しかもローコストにできるという特徴がある。
パソコンのメモリーやCPUなど広範囲に使われているし、
デジタルカメラ、ビデオカメラなどにも導入されている。
< > C/S (Client Server (System)) : ネットワークに接続されたクライアント(サービスを
利用するコンピュータ)とサーバー(サービスを提供するコンピュータ)からなるコンピュータ・システム。
< > c|net (シーネット)
パソコン関連のニュースが充実しているアメリカの
Webサイト。
http://japan.cnet.com/
< > C2レベルセキュリティ
米国政府のセキュリティ評価分類(A1・D3)のひとつ。パスワード制御、マルチプログラミング対応、
高度な任意アクセス、監査(操作ログ)などの要件を満たすことが必要。
<P> C6 (シーろく) : IDT社のMMX対応Pentium互換プロセッサ(
CPU)。
< > Cable Modem (ケーブル・モデム)
ケーブル・テレビ(
CATV)の
ネットワークにコンピュータを接続するための
モデムのこと。
ケーブル・モデムではケーブル・テレビのネットワークで未使用のチャネルをコンピュータデータ用に
割り当てる。下り方向(ケーブル・テレビ局から家庭)へのデータ転送速度は10M〜40Mbit。
これは、一般的な
LANである
Ethernetよりも早い数値である。
上り方向(家庭からケーブルテレビ局)の転送方法には2種類あり、
1つは下りと同じ形式をとる対象型と、上りの転送には通常の電話回線などを使用し、
下りよりも登りの転送速度が落ちる非対象型である。
インターネットの
WWWをアクセスする場合には、
そのほとんどが、下りのデータであるため、コストが安い非対称型の方が向いている。
ケーブルモデムにはまだ決まった標準規格がなく、各メーカーごとに異なる仕様となっているが、
一般的には下り(局から家庭)で最大30Mbps程度、
上り(家庭から局)で最大1Mbps程度の転送速度を持つ。上りと下りで速度が異なるのは、
インターネット側から家庭側へ送られる情報のほうが多いからである。
< > Cable Select (ケーブル・セレクト) :
IDE接続の際、
ジャンパスイッチなどの変更なく、
マザーボードに近い方の
HDDを
マスタ、遠い方を
スレイブと認識する機構。
IDEの40本ある信号線の内、1つ目のコネクタと2つ目の
コネクタの間のケーブルの1本を
わざと切断し、この信号の有無でマスタとスレイブを判断する。
< > CAD (Computer Aided Design) : コンピュータの支援による設計。設計作業のうち、
図形作成・修正、工作物の構造計算などの機械的作業で人間が行なうと時間のかかる作業を
コンピュータに行なわせ、人間はアイデアを練るなど得意な作業に専念するなどして、
人間とコンピュータが協同で効果的な設計を行なうシステムのこと。
< > CAD/CAM (Computer Aided Design/Computer Aided Manufacturing)
システムとしては別々に発展してきたものであるが、データベースを共用化するなどの統合化が進み、
コンピュータ支援による設計とシステムを一貫して扱うシステムとなってきたため、
CADと
CAMを結び付け、設計から製造支援までを一貫して行うコンピュータ・システム。
< > CAI (Computer Assisted Instruction)コンピュータアシステッドインストラクション
コンピュータを利用した教育、またはそのシステムを指す。科目ごとに知識学習、
演習などを個人の理解度合いに応じて繰り返したり、飛び越したりしながら実施することが可能であり、
個人のスキルアップを図る手段として、多くの学校や企業で利用されている。
参 :
CMI、
コンピューターリテラシー
<P> Cairo (カイロ)
Microsoft Windows NT Operating System Version5.0の開発コード。
1998年後半リリース予定。当初、NT4.0になると見られていたが、
このCairoの1996年後半にChicagoShell(Windows 95と互換のスタートメニューや、
タスクトレイなどを持ったシェル)などを搭載したバージョンがNT4.0としてリリースされることになった。
オブジェクト指向アーキテクチャ、OFS (Object File System)、Network
OLE、
ディレクトリサービス、統合化ATMネットワーキング、認証などの機能を備える。
< > CAL (Client Access License)キャル、カル : クライアントでマイクロソフトの
各種サーバ製品(BackOffice)のサービスを利用するときに必要なライセンス(使用料)。
例 : NT Serverを10台のクライアントPCで使うには10CALの購入が必要です。
< > CALS (Commerce At Light Speed)
コンピュータを利用してのコスト削減の方法。
< > CAM (Computer Aided Manufacturing)キャム
コンピュータの支援による製造。製造工程を自動化するために、工作機械やロボットを
制御指示(加工・製造・組立手順)するなどの一連の作業内容をコンピュータにより作成するもので、
生産の効率化、合理化、省力化を図るシステムのこと。 参 :
CAD/CAM
< > CAN−SPAM法 (Controlling the Assault of Non−Solicited Pornography And
Marketing Act)キャンスパムホウ :
インターネットで無差別に
迷惑メールを規制するために
アメリカの連邦政府が2004年1月から施行した連邦法で、いわゆる「
スパムメール」を取り締まる法律。
広告・宣伝メールに対して、身元を隠すために
メールヘッダーを改ざんしたり、
詐欺的な内容を記述したり、適切なラベルをつけずに性的な内容のメールを送った事業者は罰せられる。
また、公的機関が作成する「Do−Not−Spam」リストに掲載されたアドレスには
許諾を得ずに広告メールを送ってはならない。ほかにも広告・宣伝メールには広告と明記、
性的内容を含む場合はその旨も明記するといった規制も定めている。規制の対象となるのは企業だけで、
政治団体や宗教団体、非営利団体が送信する広告メールは規制されない。
事前に許諾を得た相手にのみ広告メールの送信が許される「
オプトイン」方式ではなく、受信者が
受け取り拒否の意志を示すことにより以後の送信を差し止める「
オプトアウト」方式を採用している。
また、詐欺的でない広告メールを一方的に送付されても受信者が業者を訴える権利は認められていない。
送信事業者は送信を停止する手段を受信者に示さなければならないと規定されているが、
どのような方法を取るかは事業者の自由に任されており、
手軽な、もしくは分かりやすい手段が提供される保証はない。
州法レベルではもっと厳しい規制を課す法律も制定されているが、
CAN−SPAM法は州法に優先するため、州法の規制が無効になってしまうという問題がある。
例えば、いくつかの州では、性的なメールだけでなく
すべての広告メールに広告であることを示すラベルをつけてるよう義務付けているが、
CAN−SPAM法施行後は性的なもののみラベルをつければよくなる。
また、無差別に一方的に広告メールを送りつけるのを防ぐため、
オプトイン方式を義務付けている州もあるが、こうした規定もCAN−SPAM法により無効化される。
<M> Canon (キャノン) =
キャノン
<K> CAPS LOCK (capital letters lock)キャピタルス・ロック、キャップスロック
キーボードの左側にある大きめの特殊キーで、英字入力のとき大文字、小文字の切り替えを行う。
ただし、一時的に大文字を打ちたいときは[Shift]を押しながらアルファベットキーを押した方が便利。
< > Card BUS (カード・バス)
ノートパソコンなどのPCカードの規格。それまでの16ビットの仕様を発展させ、
PCMCIAで1995年に規格化された32ビットのバス。
デスクトップでISA(16ビット)がPCI(32ビット)に変わったのに匹敵する。
< > CASE (Computer Aided Software) ケース
ソフトウェアの仕様や要求を分析し、設計する作業を支援するツール・プログラム。
< > CATV (Cable Television または Community Antenna Television)CAble TV
ケーブルテレビまたは有線テレビとも呼ばれ、
受信条件のよい場所に設置された高感度アンテナで受信された良質なテレビジョン信号を、
同軸ケーブルのような広帯域伝送路を通じてCATV会社が各家庭に分配するシステムで、
ヘッドエンド、伝送路、および端末設備で構成される。
最近では、ローカル番組や映画を一方的に流すだけでなく、
双方向性を活かしたマルチメディアネットワークとしての用途に注目が集まっている。
転送速度の速い回線を使用しているため、コンピュータの高速通信回線としての用途に注目されている。
CATVは、1949年アメリカで山間部における難視聴対策として誕生した。 参 :
Cable Modem
< > CATVインターネット : 電話回線を使わずに、CATV(ケーブルテレビ)のケーブルを利用して、
つなぎっぱなしのインターネット利用ができるサービス。ケーブルモデムとパソコンを
LANで接続する。
8Mbps程度の通信速度だが、利用者が増えた現在では、
ISDNの倍程度である。
料金やサービスの質は業者によりまちまちである。
< > CAV (Constant Linear Velocity) : 線速度一定の
CD−ROMのアクセス方法。
CLVでは、CD−ROMの内周から外周方向にスパイラル状に記録されているピットを内周/外周とも
一定の時間で同じ量だけ読み込む。内周の1周と、外周の1周では円の長さが異なるので、
ディスクの回転速度を内周アクセス時と、外周アクセス時とで変更する必要がある。
これに対し、CAVではディスクの回転速度を一定とする方式である。
この場合、ディスクの内周アクセス時と、外周アクセス時では、
一定時間で読み込むデータ量に差異が生じる。
< > CBR →
ビットレート
< > Cc (Carbon Copy) : 「To:」などで指定する本来の宛先とは別に、同じ内容の
電子メールを
複数の相手に送るときに使う機能のこと。Ccでは参考までにToに送ったコピーを送る宛先を指定する。
Ccの他に複数の人に同時に同じメールを送るときに使うツールに
Bccがあるが、
CcとBccの大きな違いは、メールを受け取った人が、
自分以外の人に同じメールが届いていることを確認できるか(Cc)、できないか(Bcc)という点である。
つまり、知り合い同士やメールアドレスを公開してもかまわない人に送る場合はCcを使い、
ある人に同じメールをこっそり送りたい場合はBccを使えばよい。
< > CCCD (コピーコントロールCD) : コピー防止機能付き
CD。音楽CDや
MP3の収録曲を
パソコンの
ハードディスクや
CD−Rなどへの
不正コピーを防ぐ目的で利用するCD。
2001年に全世界で売られた48億枚のCD−Rの半数が音楽CDのコピーに使われたとされ、
ネットのファイル交換サービスが海賊版の横行を助長していることからも、
コピー防止対策がレコード産業の死活問題となっている。
国内のレコード会社ではエイベックスが、2002年3月にCCCDを発売し、
その後、東芝EMIやワーナー、ポニーキャニオン、ユニバーサルミュージックなども採用を始めた。
CCCDの規格は決まっておらず、レコード会社の採用次第で、例えばエイベックス方式は、
通常の音楽CDプレーヤーで再生するために楽曲を収録したオーディオトラックと、
その外周部に設けられたWindowsバソコンで音楽を聴くための専用の再生ソフトと
楽曲を収録しているエクストラトラックの2つの部分で構成されている。
オーディオトラックは、パソコンなどのCD−ROMドライブでは聴けないように保護がかけられ、
一方、エクストラトラックは専用の再生ソフトでなければ聴けない仕組みになっている。
CCCDの特徴
☆通常のCDプレーヤーやDVDプレーヤーでは再生できるが、
CD−ROMやCD−Rレコーダーでは再生できない。
☆音楽データをデジタル信号のまま、コピーしようとしても動作しないが、MDなどへのコピーはできる。
☆現在、消費者にコピー防止機能が付いたCDであることを知らせるためのラベル表示は、音楽業界の
任意判断で行われているが、再生できないプレーヤーがあるという苦情が消費者から出ている。
そのうえ、プレーヤーによって再生できなかった場合でも返品はできない。
☆一部のパソコンでコピーできるものもある一方、CD−ROMプレーヤーを兼ねたカーステレオなどでは、
再生が不安定になる懸念があるなど、まだ万全とはいえない。
ソニー・ミュージックエンタテインメント(SMEJ)は、同社グループのレコード会社が発売するCDに
導入してきた違法複製防止機能を2004年10月発売分の一部から段階的に終了し、11月17日以降の
新譜から全廃すると発表した。同社は複製防止機能が付いた「レーベルゲートCD」仕様を、
著作権保護などを目的に2003年1月から邦楽CDを対象に順次導入していた。
方針転換した理由について「多くの音楽ユーザーの意識が高まり、一時の混乱期を脱したため」としている。
方針転換の背景にはアップルコンピュータの「iPod」など携帯型デジタル音楽プレーヤーの普及がある。
インターネット上の音楽配信サービスやCDからパソコンに取り込み、
プレーヤーに記憶させる仕組みだが、エイベックスなどのCCCDは利用できない。
このままではCDを買わずにインターネットからダウンロードする流れが強まると判断した。
一方、東芝EMIやユニバーサルミュージックは、これまでも商品ごとに判断しており、
方針の変更はないという。
2004年4月14日のデイリーリサーチの記事で、
インターネットコム株式会社と株式会社インフォプラントが行った音楽の購入についての調査によると、
48%が今後、ダウンロード販売よりも店頭で音楽を購入する頻度が増えると答えた。
コピーコントロールCCCDの普及状態を見るために、
CCCDの購入経験について尋ねた結果は、「何度も購入したことがある」が22%、
「一度だけ購入したことがある」が10%と、購入経験のある人は合計で32%だった。
CCCDに対する意見を聞いたところ、「とても購買意欲をそぐ」が8%、
「著作権保護のため従わなければならない」が22%、
「個人の利用については機能を緩和してほしい」が55%、
「コピーコントロール機能には絶対反対」が8%だった。
2003年の調査と比較すると、「とても購買意欲をそぐ」が5ポイント減少、
「コピーコントロール機能には絶対反対」が3ポイント減少しており、
消費者の反感がやや減ったと思われるものの、
「その他」の項目では「音質の劣化が気になる」という意見が複数寄せられていた。
ダウンロード販売で音楽を購入したことがある人は全体の9%にとどまり、
「購入したこともないし見たこともない」という人が37%もいるなど、
一般的に普及している状態とは言えないようだ。購入した感想としては、「CDを実際に買うほうがいい」、
「実物が無いので損した気分」など不満を感じたという意見と、「手軽に購入でき、また値段も安かった
のでよかった」「聴きたい音楽だけ購入できて便利だった」と満足したという意見が約半分ずつ見られた。
音楽のダウンロード販売は、
再生期間が限定されている場合もあるが、これについての印象を尋ねたところ、
「再生期間が限定されていては長く楽しめないので安くても意味がない」が54%に上り、
また「用途によっては便利だと思う」が46%で多かった。
好きで長く手元に置きたいという以外の曲を手に入れるには便利だと思われているようだ。
また、自由意見では「ジャケットなども含めて作品だと思っているのであまり興味がない」と、
ジャケットがないことがつまらないとする意見も多く見られた。
店頭購入とダウンロード販売を比較して、どちらで音楽を購入する頻度が増えそうかを尋ねたところ、
「店頭購入」が48%、「どちらともいえない」が45%、「ダウンロード販売」が7%という結果になった。
現在の音楽のダウンロード販売は、消費者のわくわく感をそそらないもののようだ。
参 :
SCMS、
CPRM、
ルート
< > CCD (Charge Coupled Devices) : 電荷結合素子。撮像素子。
光(光子)の入力に応じて蓄電容量が変化する半導体素子(フォトダイオード)を用いた、
光(画像)信号を電気信号に変換するデバイス(半導体受光素子)で、1970年に米国で開発され、
その10年後に日本のソニーが製品化に成功した。通常フォトダイオードは、ライン状(リニア)
あるいは平面状(マトリクス)に配置されて、そこに投影された光学像を読み取る。
画素形状によって
正方画素CCDと長方画素CCDの2種類に分類することができる。
平面状のCCD(CCD−Arrays)は、光信号の読み取り方式に応じて
「順次走査(プログレッシブ走査)」、「飛び越し走査(
インターレース走査)」に2分される。
CCDの使用枚数から、単板式と
3CCD方式があるが、
単板式は、光を受ける1枚のCCDに市松模様の色フィルターが貼られ、
取り出された成分が複雑な演算のもと復調されて電気信号に変える方式で、
3CCD方式は3板式ともいわれ、光の3原色であるR・G・Bそれぞれ専用のCCDを使って、
レンズとCCDの間にR・G・Bを分けるためのプリズムを入れて一旦分光してから
届いた光の明暗を感知し、電気信号に変える方式である。
CCDは
デジタルカメラの他にも
スキャナーやビデオカメラ、
デジタルビデオカメラ、
デジタル複写機などの焦点部分に、銀塩フィルムの代わりに配置されることが多い。
デジカメが登場した頃は25万画素程度だったが、今では800万画素クラスまでの
様々な機種が発売されていて、画素数が増えるほど、高精細な画像を作成できる。
デジカメに使われる撮像素子には、
C−MOSイメージセンサーもあるが、
画質の面で優れたCCDを採用する機種の方が多い。
カラー対応のCCDはそれに色フィルターをかけ、色成分ごとに光の強弱を電気信号に変える。
デイスプレイに表示するだけなら100万画素で十分である。印刷するには200万画素以上あればよい。
CCDのサイズは、対角線の長さで表現される。サイズが小さいほど機器を小型に設計できるが、
1画素の面積は小さくなるので光を集めづらくなる。「型」は「インチ」で表記されることもあるが、
この場合「1インチ=25.4mm」ではない。
CCDが登場する前にビデオカメラで使われていた撮像管と表示方式を合わせるため、
慣習的に特殊なサイズが使われていて、
1/2.7インチは6.6mmほど、1/1.8インチは約9mmとなる。
現在デジタルカメラでは1/2.7型、1/2.5型、1/1.8型などのサイズのCCDが使われている。
最近では1/6インチという超小型CCDも採用され始めた。
CCDのサイズ
型(インチ) |
横×縦(mm) |
備 考 |
2/3 |
8.8 ×6.6 |
|
1/1.8 |
6.91×5.19 |
主に3倍ズーム機に使用 |
1/2 |
6.4 ×4.8 |
|
1/2.5 |
5.76×4.32 |
主に10倍ズームなどの高倍率ズーム機に使用 |
1/3 |
4.8 ×3.6 |
|
1/4 |
3.6 ×2.0 |
|
参 :
読み取素子(CIS)、
スミアノイズ
< > CCITT (Consultative Committee for International Telephony and Telegraphy)
国際電信電話諮問委員会。1993年3月、CCITTはITUの下部組織
TSSに改組された。
CCITTの標準化プロセスは、4年サイクルで行なわれ、勧告として知られる一連の標準は
本の形で発行される。1980年のOrange Books、1984年のRed Books、
そして1988年のBlue Booksが知られている。現在は
ITU−Tという名前になっている。
< > CD (Compact Disc) : 音楽用のデジタルデータを記録/再生するために、ソニーと
フィリップス(Philips)によって考案/規格化されたデジタルオーディオディスク(光ディスクの一種)で、
樹脂製の円盤に細かい凹凸を刻んでデータを記録するメディア。音楽用CDは1982年に実用化され、
広く一般に普及させることに成功した。このCDを音楽データだけでなく、
コンピュータなどで利用可能なデジタルデータの記録媒体として応用したものが
CD−ROMである。
CDは大きく分けて音楽用の「
CD−DA」と、コンピュータ用の「CD−ROM」の2種類がある。
材質はCD−DAもCD−ROMもまったく同じだが、データの記録方式が異なり、
CD−DAは音質を重視し、CD−ROMはデータの正確性と検索のしやすさを重視した方式となっている。
CDの約7倍〜12倍のデータを記録できる
DVDも基本的にはCDと同じ仕組みを採用しており、
凸凹を細かくすることなどで容量アップを図っている。
CDにはたくさんの種類があり、それぞれのデータの記録方法が違うために
CD−RWに楽曲データを書き込んでもカーオーディオで再生できないこともある。
こうした各種CDの仕様は企画書で厳密に定められていて、次の表のような違いがある。
CD関連の規格書(仕様)
規格書名 |
説 明 |
レッドブック |
オーディオCD(CD−DA)の仕様。
ディスクの物理的な仕様や信号方式も定めてある |
イエローブック |
CD−ROMの仕様 |
グリーンブック |
CD−I、CD−ROM XAの仕様 |
オレンジブック |
CD−MO、CD−R、CD−RWの仕様 |
ホワイトブック |
Video CDの仕様 |
ブルーブック |
CD−EXTRAの仕様 |
パープルブック |
DDCDの仕様 |
スカーレットブック |
SACDの仕様 |
フォーマットによるCDの違い
フォーマット |
内容 |
書き込み方法 |
CD−DA |
音楽CD |
物理的に凹凸をプレスする |
CD−R |
データや音楽を1度だけ書き込める。
書き込み後は消去できない |
有機色素をレーザーで焼く |
CD−RW |
データや音楽を書き込め、何回でも書き換えたり
消去できる(理論上は1000回程度) |
相変化化合物の結晶・非結晶状態を
レーザーで変化させる |
CD−RWは素材の特性上レーザーの反射率が低いので出力が弱くなるため、
読み取り精度の高いピックアップを搭載しないと信号を再生できない。
反射率はCD−Rが約70%であるのに対し、CD−RWは約20%しかないため、
CD−RWの利用を想定していない一部のオーディオ機器や、
初期のCD−ROMドライブでは再生できない。
通常、オーディオ機器が対応しているのは音楽CDで使われるCD−DA形式のみで、
MP3や
WMAといった圧縮形式で書き込んでも、機器側がそれらをサポートしてないと再生できない。
< > CD−DA (Compact Disc−Digital Audio)シーディーディーエイ
音楽用CDのデータ形式から呼ばれる
サウンドファイル形式で、
オーディオ機器で聴けるのはこの形式である。
CD−ROMや、
CD−Rなどのコンピュータ用の普通のデータ形式のメディアでは容量に空きがあれば、
追記が禁止されていない限り、何度でも追記書き込みが出来る「マルチセッション」となっているが、
CD−DAはこれに対応していないので、再生できるのは最初に書き込まれたセッションだけになる。
したがって、1曲目を書き込んでセッションを閉じてしまえば、
2曲目以降を書き込んでも再生できないので、CD1枚分のデータをハードディスク上に作り、
「
ディスクアットワンス」で一気に書き込まなければならない。 参 :
リッピング
< > CD−DB (Compact Disc−Data Base)シーディーディービー
インターネット上のサーバーに作成された音楽CDのデータベースのこと。
楽曲データベース/音楽CDのアルバム名や曲名、演奏者名などの情報を検索できる
インターネットのサービスのこと。「楽曲データベース」や「CDデータベース」とも呼ばれる。
ライブラリ/ウィンドウズ・メディアプレーヤーで、パソコン内に保存した楽曲を再生したり
管理したりする画面のこと。米グレースノートが運営・管理している。
ソニーのSonicStage、アップルコンピュータのiTunes、
WMP、
「gara−cenote」といったCDDBに対応している楽曲管理ソフトを使えば、
アルバム名、楽曲名、アーティスト名、再生時間といった音楽CDの情報をネット経由で取得できる。
CDDBには400万タイトルのCD情報が収録されている。
情報が登録されていない音楽CDのデータについては、ユーザー側から登録を申請できる。
最近のCDライティングソフトやMP3ソフトの多くは、
ここからダウンロードしたデータを各楽曲に割り振る機能を備えている。
< > CD−E (Compact Disc Erasable) : 相変化記録の技術を利用して、
記録メディアを何度でも上書きできるようにしたオプティカルストレージ。
1枚のCD−Eメディア(12cm)には、
CD−ROMと同じ680MBのデータを記録できる。
CD−Eは、ドライブの構造を
CD−Rと共通化しやすいため、
CD−Rメディアへの書き込みも行なえる(つまりCD−Eドライブは、
CD−Rドライブの機能を包含する)。現時点では最終的な論理フォーマット案は決定していないが、
論理フォーマットはOSTA CD UDFを一部変更したものになる予定で、CD UDFと同様に、
ISO9660との上位互換性が実現される予定である。なおCD−Eの論理フォーマットは、
OrangeブックPartVとして規格化が進められている。ただしこのCD−Eという名前は、
「何度も書き換えられる」というCD−E本来の機能ではなく、
「(単純に)消去できる」という誤解を生むとして、製品出荷前に変更される模様だ。
候補としてあがっている名称は、CD−RE(CD−Recordable−Erasableまたは
CD−"RE"cordable)、CD−RW(CD−ReWritable)、CD−U(CD−Update)などがある。
あるいはDVD−RAMを意識してCD−RAMという意見も出されている。
参 : 相変化記録方式、
OSTA、
Orangeブック
< > CD extra =
Enhanced CD
< > CD−I : マイクロコンピュータを内蔵した専用のプレイヤーを、
プログラムでコントロールして、対話操作ができるCD−ROMシステム。
< > CD−R (Compact Disc−Recordable)シーディーアール : 記録可能なCD(1回だけ)。
普通読み取りだけが可能な
CD−ROMと同様なフォーマットで、
パソコンに取り付けたCD−Rドライブで音楽やデータを読み書きともに可能にした記憶媒体。
しかし、CD−Rディスクの他に、CD−Rドライブと
ライティングソフトがなければ、読み書きはできない。
通常、書き込みは1回だけしかできないが、ソフトによっては何度でも書き込める。
ただし、消去や書き換えはできないので、
640(650、700)MBの容量が一杯になると、あとは読むだけとなる。
音楽ソースなら最大で74分の記録が可能(最近では80分記録のディスクも登場)。
Windows Media Player 10からはCDをパソコンに取り込んで再生・書き込みができるようになった。
CD−Rの書き込み方法
書き込
み方
|
主な用途 |
記録する方法 |
利用ソフト |
1度だけ
書き込む |
★音楽CD
を作る
★重要な
データを
保存 |
ディスクアットワンス(Disk at Once)
データを1度しか書き込まない場合に利用する。
CD−ROMや音楽CDのバックアップを作成、あるいは
元のCD−ROMと全く同じCD−ROMを作成する場合
などに利用。CD−Rのデータ記憶容量650メガバイトを
1度に使い切る方法と言ってもよい。
|
プリマスタリング
(ライティング)
ソフト
●B’s
Recorder
●Easy CD
Creator
●Drag’n
Drop CD
●WinCDR
など
|
何度も
書き込む |
★手軽に
大容量の
データを
保存する |
トラックアットワンス/セッションアットワンス
(Track at Once)/(Session at Once)
1度データを記録した後もデータを追加する場合に利用
する。現状では何回も書き込むにはトラックアットワンス
が主流。トラックアットワンスしか対応していないソフトも
多い。セッションアットワンスはCD−Extraと呼ばれる
形式のCDを作る場合などに利用。 |
★頻繁に
データを
書き込む |
パケットライト
データの追記が可能なところはトラックアットワンスなどと
同じだが、データの書き直しを何度も行ないたい場合に
利用する。CD−Rに手軽にデータを書き込めるように
なっておりフロッビーのような感覚で使える。但し、
このままでは他のパソコンのCD−ROM装置では
データは読めないので、専用ソフトが必要になる。 |
パケットライト
ソフト
●DirectCD
●B’s Clip
など |
CDを焼く前の注意事項
(注1)Windows 98を使っている場合には、「コントロールパネル」の「画面」から
スクリーンセーバーを「なし」に、「電源の管理」から「電源設定」を「常にオン」にし、
「ハードディスクの電源を切る」を「なし」に設定しておく。
(注2)書き込み設定画面で「オンザフライ方式」項目にチェックすると、ハードディスクにデータをためずに
書き込むので、余分な作業領域を取らない利点はあるが、書き込み中にデータのやり取りが
遅れるとエラーの発生原因になるので、書き込み速度を遅めに設定しておく方が無難。
(注3)CD−Rへのデータ追記は99回までしかできない。これ以上データを記録することがない場合は、
データを追記するときに「CDを閉じる」にチェックしておくと、それ以上の追記ができなくなる。
データCD作成方法(B’s Recorder GOLDでの例)ようこそ!のウィザード画面は閉じる。
@
1回で書き込む方法:CDのバックアップ機能を使う方法で、データCDを丸ごとCD−Rにコピーする。
読み込むCDを挿入→[スタート]→「エクスプローラ」→該当CDアイコンをクリックして
全てのトラックまたはファイルを「ウェル」と呼ばれるウインドウにドラッグ→読み込むCDを抜き、
書き込むCDを挿入→「ディスクアットワンス」にチェック→「書込み」→書き込み設定ウインドウで、
書き込みの種類:テストの後、書き込み(基本)、
書き込み速度:ディスクが指定する速度かエラーが出れば1ランク落とす→[OK]
A
追記する方法:必用なデータだけ選んでCD−Rに記録する方法。B’s Recorder GOLDは
セッションアットワンス方式に対応していないのでトラックアットワンス方式で追記する。
読み込むCDを挿入→記録したいデータを選択して「ウェル」にドラッグする→「書込み」→
さらにデータを追記するには、もう一度読み込むCDをセットし追記したいデータを
「ウェル」にドラッグして「書込み」→[OK]
音楽CD作成方法(B’s Recorder GOLDでの例)ようこそ!のウィザード画面は閉じる。
@
1回で書き込む方法:CDのバックアップ機能を使う方法で、音楽CDをそのままCD−Rにコピーする。
(A)読み込むCDを挿入→[スタート]→「エクスプローラ」→該当CDアイコンをクリックして全ての
トラックまたはファイルを「ウェル」と呼ばれるウインドウにドラッグ→読み込むCDを抜き、
書き込むCDを挿入→「ディスクアットワンス」にチェック→「書込み」→書き込み
設定ウインドウで、書き込みの種類:テストの後、書き込み(基本)、
書き込み速度:ディスクが指定する速度かエラーが出れば1ランク落とす→[OK]
(B)CD−R装置以外に、CD−ROM装置がある場合は、直接CD−ROMからCD−Rへ
コピーできる。その方法は、読み込みドライブに音楽CDを挿入→ようこそ!の
ウィザード画面で[音楽CD]を選択→[次へ]→[シェルを起動]→読み込む音楽CDを選択し、
全トラックを”ここにドロップしてください”にドロップ→下部のトラック種類へ全曲が表示される→
ブランクCDを書き込み側のドライブへ挿入→[次へ]→[完了]→「ディスクアットワンス」に
チェック→「書込み」→イメージファイル作成→テスト書き込み→書込み→終了→[OK]
A
追記する方法:必用な曲だけ選んでCD−Rに記録する方法。
読み込むCDを挿入→メニューバーの「メディア」→「キャプチャー」→
著作権に関する画面で[はい]→ドライブ選択で記録するCD−R装置を選択(通常は、
現在、使用中のドライブを使用するのまま)→[OK]→読み込むCD−R装置を選択→[OK]→
音楽CDが読み込まれ、音楽データが表示されるので、
記録したいトラック(基本的には1曲のデータ)にチェック→[作成開始]→
ファイルの保存画面で音楽データを保存するフォルダーとファイル名を入力→[保存]→
音楽CDのデータをWAVEファイルに変換し、ハードディスクに保存→同じように全ての曲を
保存する作業を繰返す→書き込むCDを挿入→保存のWAVEファイルを「ウェル」にドラッグ→
書き込み方法の「ディスクアットワンス」にチェック→「書込み」→書き込みの種類と速度を設定→[OK]
(注)トラックアットワンスで複数の曲を書き込んでも、第一セッションしか読み出すことができないので
1曲しか再生できない。音楽CD作成時は、必ずディスクアットワンスで書き込むこと。
Windows XPで写真などの画像をCDに保存する変更方法
[マイ ピクチャ] フォルダで、CDに転送する写真、または写真を含むフォルダを見つける→
そのフォルダまたは写真を右クリック。複数の写真を選択するには、最初のものをクリックし、
[Ctrl]押しながら他の写真をクリック→[送る] →[書き込み用CD] をクリック→
画面に表示される指示に従う。CDにコピーした写真は、コンピュータから削除できる。
(注)Windows XPのメモ帳等の既存のアプリケーションからは、
保存先としてCD−Rドライブを選択してファイルを保存することができるが、
Officeアプリケーションからは、直接CD−Rドライブを選択して保存することができず、
「フォルダD:\ へのアクセス権がありません。このフォルダへのアクセスについては、
管理者にお問い合わせください」や「ファンクションが間違っています」のメッセージが
表示されるので、ローカルに保存した後で、CD−Rドライブにエクスプローラで、ファイルを移動する。
Windows XPでCD−Rの作業領域の変更方法
Windows XPには、標準でCD−R/RWドライブへの書き込み機能がついている。
書き込みに際しては、イメージファイルという一時的な作業用ファイルが作られる。
デフォルトでは、システムドライブのCドライブに作られるが、意外に大きなサイズのためドライブを
圧迫(作業領域は最大で1GB程度使用する場合もある)していることがある。
そこで、このファイルが作られるドライブを、サイズに余裕のあるドライブに変えよう。
書き込み用の作業領域を初期設定のCドライブから空き容量に余裕のあるDドライブなどに
変更する方法は、
[スタート]→「マイコンピュータ」→CD(DVD)−R/RWドライブを右クリックして「プロパティ」を選ぶ→
「書き込み」タブを開き、「書き込むCDのイメージを保管できるドライブを選択してください。・・・」で
空き容量に余裕のあるDドライブなどを選択→[OK]でよい。
Windows XP標準のCD−R/RW書き込み機能をオフにする方法
Windows XPに標準の書き込みをオンにしたままで市販の書き込みソフトを使用すると、ソフトが正しく
動作しない場合があるので、標準の書き込み機能を使わない場合は、この機能をオフにしておこう。
マイコンピュータを開いて、CD−R/RWドライブなどを右クリックして「プロパティ」を選ぶ→
「書き込み」タブの「このドライブでCD書き込みを有効にする」のチェックを外せばよい。
この項目をオフにしても、市販のソフトを利用すればドライブの書き込み機能を利用できる。
Windows XPでCD−R/RWドライブをクリックすると「“ドライブ名”:¥にアクセスできません。
ファンクションが間違っています。」とメッセージが表示される場合の対処方法
[スタート]→「マイ コンピュータ」→CD−R/RWドライブにマウスポインタを合わせ右クリック→
「プロパティ」→「書き込み」タブ→「このドライブでCD書き込みを有効にする」にチェック→[OK]
CD−ROM挿入時に自動起動するアプリを変更する方法(WindowsXP)
音楽CDや画像の入ったCD−ROMをドライブに挿入すると、アプリケーションや動作を選択する
ダイアログが表示される。ダイアログ下部の「常に選択した動作を行う」にチェックを付けて
アプリケーションを選択すると、次回以降は、選んだ動作が自動的に起動する。
たとえば、音楽CDを挿入すると、自動的に
Windows Media Playerが起動して再生が始まることになる。
親切な機能だが、一度自動起動するアプリを登録してしまうと、別のアプリで起動したいときに困る。
一時的に自動起動を止めたい場合は、[Shift]キーを押しながらメディアを挿入してもよいが、
毎回別のアプリを利用したいときもある。そんな時は、以下の方法で再設定すればよい。
「マイコンピュータ」をクリックしてCD−ROMドライブを選択→右クリックメニューから「プロパティ」を選ぶ→
「自動再生」タブ→ドロップダウンリストから、「音楽ファイル」「画像」など、
自動起動の対象となるファイルを選択→「実行する動作を選択」にチェックを付けて、
自動起動したいアプリケーションや動作を選択。これで設定終了。
なお、自動起動を止めたい場合は「何もしない」を選択する。
また、「動作を毎回選択する」をチェックすれば、動作をダイアログで選択できる状態に戻る。
CDの掃除方法 →
DVD
参 :
バーンプルーフ、
ファイナライズ
< > CD−Rラベル : CD−R、DVD−Rメディアに貼り付けるラベルシールのこと。
インクジェット専用紙や光沢紙のほか、金や銀といった色の付いたフィルム用紙まで市販されている。
手作業では位置合わせに失敗しやすいので、ラベルをはがして貼り付ける
1000円前後の「CDストンパー」と呼ばれる専用の貼り付け器が販売されている。
< > CD−ROM (Compact Disc Read Only Memory)シーディーロム
コンパクトディスクと同じ12cmの円盤を利用した、文字や画像、音声を記録した、
読み出し専用の記憶媒体。540MBから650MBのデータを記憶でき、
レーザーを利用した装置(CD−ROMドライブ)で読み取りのみできる。
DVD−ROMやCD−ROMをセットした際にエラーが出て読みとれない場合の対処方法
→
DVD−ROM
< > CD−ROMドライブ (CD−ROM drive) : CD−ROMを読み取るための装置。
読み出し速度は1997年頃には12倍速から24倍速が主流であったが、
2000年には36倍速あたりが一般的になり、50倍速を超える製品もでてきている。
CD−ROMドライフヘのデータ転送モードには、
PIOと
DMA転送モードがあるが、
DMAに対応しているドライブなら、より高速な書き込みができる。
周辺機器の接続方法を変更すると、CD−ROMドライブ名が変わり、
MS−Officeをアンインストールする時などに、以前のCD−DOMドライブ゜にインストールCDを
入れるようにメッセージが出て、メッセージどおりにしないとアンインストールができなくなる。
こういうトラブルが起きないようにするめにWindowsのインストール直後に、
CD−ROMドライブ名を元の「Q:」や「Z:」に統一しておこう。
CD−ROMのドライブ名の変更方法
システムのプロパティの「デバイスマネージャー」タブを開き、CD−ROMドライブの
デバイスマネージャーをダブルクリックするとプロパティのダイアログが開く。
「設定」タブの「予約ドライブ文字」にある「開始ドライブ」と「終了ドライブ」の2つの欄に
「Q:」(ドライブが2つの場合は終了ドライブは「R:」などとなる)などと希望するドライブ名を
入力して、[OK]をクリックし、Windowsを再起動すれば、CD−ROMのドライブ名が
変更されている。
< > CD−RW (Compact Disc−Rewritable)シーディーアールダブル、
CDリライタブル約1000回まで書き換え可能なCD−Rディスクのこと。
以前はCD−E(CD−Eraseable)と呼ばれていた。
技術的には現行の
CD−ROM(および、CD−DA、CD−R)よりも松下電器の「
PD」に非常に近い。
(PDもCD−RWも「相変化光ディスク」である。)追記だけのCD−Rより、
書き換えのできるCD−RWの方が良さそうに感じるが、
CD−RWに対応していないCD−ROMドライブでは読むことができない、という重大な欠点を持つ他、
CD−Rに比べて単価が高いし、音楽CDプレーヤーで利用できない欠点もある。
※CD−RWも読めるCD−ROMドライブは、「マルチリードCD−ROMドライブ」と呼ばれる。
CD−RWディスクは記録層に相変化金属を用い、データ書き込み用のレーザー光の
照射パターンを変化させ、温度を制御して結晶または非結晶(アモルファス)の状態を作る。
結晶、非結晶の状態は双方向に変化させることが可能なので、
CD−RWはCD−Rと異なりFDやMOのように書き換えができる。
Windows VistaでCD−RWをフォーマットする方法 →
DVD−RW
Windows VistaでCD−RWに書き込んだデータを削除する方法 →
DVD−RW
参 :
ファイナライズ
< > cdma2000 (シーディーエムエー2000)
米国クァルコム社の開発による
第3世代携帯電話の通信形式。現在のcdmaOneの上位規格。
KDDIもいったんドコモと同じ「
W−CDMA」を採用しかけたが、既存の「cdmaOne」の設備を流用して
1/10程度の投資額で高速化が実現できる「cdma2000」方式の採用に踏み切り、
2002年4月からサービス開始した。
クァルコム社の高速データ通信技術「HDR」を採用することで2.4Mbpsの高速通信が可能になり、
ドコモが利用する「W−CDMA」の最大通信速度2Mbpsを上回ることになる。
< > CDエクストラ (CD extra) =
Enhanced CD
< > CDデータベース =
CD−DB
< > CDプレーヤー
CD−ROMドライブで音楽CDを再生するためのプログラム。
< > CE : ヨーロッパの電磁波規制規格。
<P> Celeron(セレロン) : 1998年に登場したPentiumVから枝分かれした廉価版
CPU。
2次キャッシュ容量が少なかったり、CPUとチップセット間を結ぶ「FSB(フロントサイド・バス)」の
周波数が低かったり、「SpeedStep」という省電力機能を持たなかったりと、
一部の機能を省略して低コスト化している。
Pentium 4とほぼ同じ設計のCeleronが「Celeron D」、
Pentium Mとほぼ同じ設計のものが「Celeron M」。
< > Centrino =
セントリーノ
< > CFカード (コンパクトフラッシュカード)
薄くて小型のメモリーでデジカメで使われる記憶メディアである。記憶容量は8〜64MBが一般的だが、
128MBや192MBの大容量タイプもある。ソニーのデジカメにはメモリースティックが使われている。
同じ容量でも、画面サイズと画質モードによって記録できる枚数が違う。
CFカードの記録枚数
|
(640X480) |
(1600X1200) |
CFカード |
Fine |
Fine |
SuperFine |
8MB |
46枚 |
12枚 |
4枚 |
16MB |
92枚 |
25枚 |
9枚 |
30MB |
192枚 |
52枚 |
20枚 |
48MB |
289枚 |
79枚 |
31枚 |
参 :
スマートメディア
< > CFP (Certfied Financial Planner) →
FP
< > CG (Computer Graphics)コンピュータ・グラフィックス
コンピュータを利用して描かれた画像(静止画像,動画像)、またはこうした画像を作成すること。
広い意味では、純粋に計算のみで描かれたグラフのような画像もCGといえるし、
マウスやペン入力機器(
タブレットなど)を用いて手作業でコンピュータ上に描かれた画像もCGである。
コンピュータに図形の形状や色彩など原図を形成させるデータを入力し、
その原図を縮小、拡大、回転、平行移動などデータの一部の変数(パラメータ)を変えて
三次元(立体)を含む図形を作成する建築設計、地図作成、医薬品開発、測量、アニメーション、
CF(コマーシャルフィルム)、衣服デザインなどさまざまな分野で実用化されている。
最近では、3次元CGの作成も容易に行なえるようになり、
CGを多用した映画やアニメーションも登場している。 参 :
3次元グラフィックス
< > CGI (Common Gateway Interface) :
WWWサーバーが、外部プログラムを
起動するための標準インターフェイスで、
クライアントがサーバー上にあるプログラムを起動し、
そのプログラムが実行した結果をブラウザに表示させる仕組みのことをいう。
このサーバー上のプログラムを「CGIプログラム」と呼ぶ。
CGIプログラムは、
アクセスカウンターや
データベースの照会、掲示板システムなどで使用され、
ページの入力欄などから入力する内容から、さまざまな処理を行える。
UNIX環境を前提にNCSAが開発したもので、perl(パール)や
C言語で記述されていて、
標準入出力の
リダイレクションによって通信を行う。Windows用のWindowsCGIというものもあるが、
こちらはファイル入出力を伴うため、非常に低速である。 参 :
SSI、
ASP
< > Chip Set =
チップセット
< > CIFS (Common Internet File System)
Microsoftが提唱する異なるOSやファイルシステムのコンピュータ同士で資源を共有するための規格。
< > CIM (Computer Integrated Manufacturing)シム : コンピュータによる統合生産のことで、
製品の企画・設計・開発・生産・製品管理・流通などのあらゆる分野をコンピュータ・ネットワークで結び、
生産性の向上と企業競争力の強化を図ろうというもの。消費者ニーズの多様化による少量多品種化、
労働不足の解消および労働時間の短縮化という観点からも、究極の生産管理方式と考えられている。
< > CIR (Committed information Rate) : 認定情報速度。軽ふくそう時には端末は、
あらかじめ決められたCIRの通信速度までフレーム送出数を落とす事を求められる。
それ以上の送出があったときは、ネットワーク側でフレームを廃棄することもある。
< > CIS →
読み取り素子
< > CIX (Commercial Internet Exchange Association Inc) : キックス。
インターネットの商業利用を推進する目的で設立された非営利団体。
< > Class (クラス) :
オブジェクトの持つデータや処理を規定するテンプレート。
たとえば、自動車のエンジンというモノ(オブジェクト)に対しては、
その設計図や仕様書がクラスに当たると考えられる。
< > Class library =
クラス・ライブラリ
< > ClusterSystem (クラスタ・システム) : 複数台の安価なサーバで構成する疎結合システムを
1台の高性能・高可用性サーバに見立てるシステム。
< > CMI (Computer Managed Instruction) : コンピュータによる教育運営。
コンピュータを利用して教育行政、教育財務計画、教職員の人事管理、事務処理、学習記録、
生徒指導情報、成績処理などを行なうこと。 参 :
CAI
< > CMS (Contact Management System)
PIMのビジネスや会社に関わる部分、特に顧客管理に関わる部分を抽出化してデジタル化したソフト。
< > CMS (Content Management System) :
データベースに蓄積した
コンテンツを基に、
Webページを自動生成するシステムのこと。Webページ作成を効率化し、
サイトの
ユーザビリティを向上できる手段として、導入する企業や自治体が増えている。
CMSを利用すれば、デザインや使い勝手を統一したWebページを簡単に作成できる。
また、コンテンツをデータベースで一元管理するので、
一般のWebページ用、印刷ページ用、目的別のページも自動で作成できる。
< > CMYK (Cyan−Magenta−Yellow−blacK)シーエムワイケー : CMYK color model。
プリンターなどでのカラー印刷に使われる色の合成方式の一つ。藍色(Cyan)、深紅色(Magenta)、
黄色(Yellow)、黒(blacK)の配合比率を変化させて、すべての色を表現する。
理論的にはCMYの3原色ですべての色を表現できるが、黒を美しく印刷するために黒のインクや
トナーも原色に加えられている。コンピュータの世界では、カラー印刷での利用が想定される
アプリケーションソフトがこの形式をサポートしていることがある。
< > COARA : コアラネット
いち早くインターネット接続を果たした大分県の地域ネットワーク。
< > COBOL (COmmon Business Oriented Language)コボル
1960年に米国のデータシステム言語協議会によって仕様が定められたプログラミング言語。
会計処理用の大型計算機のソフトウエア開発などに使用されている。
< > CODEC =
コーデック
< > Coding =
コーディング
< > Collision (コリジョン)
LAN内を流れるデータの衝突。NICや、MPTなどには、これが発生していないかを示す
コリジョン・ランプが付いていることも多い。ブロードキャスト・ストームなどの時に発生する。
< > COMMAND.COM :
MS−DOSのコマンドプロセッサ。
ユーザーの入力したコマンドを解釈して実行する。内部コマンドとしてDIR,COPY,MKDIRなどの
DOSの操作上必要最低限のコマンドが組み込まれているとともに、
設定されているパスを検索して、外部コマンドの実行も行なう。
また、
リダイレクトパイプのサポートも行なう。内部的には常駐部と非常駐部に分かれており、
プログラムの実行時に必要なメモリ容量が大きい場合には、
非常駐部は解放され、プログラムの終了時にディスクから再ロードされる。
< > Compiler =
コンパイラー
<F> COMファイル (COM file)コムファイル
MS−DOSにおいて、COMモデルでプログラミングされた
実行ファイルを格納しておくためのファイル形式。ファイルの拡張子がCOMとなっている。
最大64Kbytes(〜256Kbytes)までのプログラムを格納、実行することができる。
ファイルの内容はオフセット0100hから始まる、単なるx86のプログラムコードやデータの集まりであり、
特別なヘッダなどは何も付いていない。
電子メールにCOMファイルが添付されていた場合、ウイルスの可能性がある。
< > COMポート : RS−232Cインターフェイスを介して、
コンピュータと周辺機器の間で情報をやりとりするときに利用されるポート。
<F> CONFIG.SYS (コンフィグ・シス)
MS−DOSの起動時に、MS−DOS自体のシステム構成を決定するためのファイル。
CONFIG.SYSは
テキストファイルであり、MS−DOSをコンフィギュレートするいくつかの
パラメータ(ディスクバッファ、スタック、一度にオープンできるファイルの数など)とともに、
各マシンに接続された周辺装置用の
デバイスドライバーの組み込みを指定する。
MS−DOSは、デバイスから独立した構成になっているため、標準的なデバイス以外は、
起動時に各デバイス用のドライバを別に組み込むようになっている。 参 :
AUTOEXEC.BAT
< > Conventional Memory =
コンベンショナル・メモリ
< > Cookie =
クッキー
< > copy =
コピー
< > CPI (CLock cycle per instruction) :
CPUが1命令あたりに要するクロック数。
1クロックに複数の命令を可能にするスーパースケーラ技術を採用したCPUでは、この値が1以下になる。
< > CPRM (Content Protection for Recordable Media)
コンテントプロテクションフォーレコーダブルメディア
一回だけ録画を許された番組に対して、スクランブルをかけて録画し、
音楽のオンライン配信に適した
著作権保護機能のこと。
BSデジタル放送の例では、当初「1回だけ録画可能」などのコピー防止信号は入っていなかったが、
2004年4月から著作権保護のために放送局がデジタル録画を1回に制御する「
コピーワンス」信号を
放送に混ぜるようになり、
地上デジタル放送やBSデジタル放送の番組には、複製を防ぐための
コピー制御信号が含まれ、コピー制御にはこの「CPRM」という仕組みが使われている。
そのため、
DVDレコーダーの場合、地上/BS/110度CSデジタルなどの「1回だけ録画可能」な
番組をDVDに画するためにはCPRM対応のDVDが必要で、それらCPRM対応のDVDに録画された
番組を再生するためにはCPRM対応のDVDレコーダー/プレーヤーが必要になる。
CPRM対応のDVDディスクには「MKB(Media Key Block)」という鍵と、
「メディアID」という固有の識別情報が記録されている。
MKBは同じものを所有しているディスクが数多く存在するが、メディアIDはそれぞれのディスクで違う。
記録する機器側には「デバイスキー」という鍵があり、これとMKBで生成する「メディアキー」、
さらにメディアIDによってコンテンツを暗号化する。
復号化はこの逆で、ディスク上の暗号化されたコンテンツをメディアキーとメディアIDで解読する。
ディスク上のコンテンツは物理的にコピーできるが、再生はできない。
コピー先のディスクのメディアIDがもともとのディスクのそれとは異なるからである。
なお、コンテンツをディスクに一度記録すると、その時点でコピーを一回したことになるので、
それ以上コピーできない。CPRMに対応したディスクは2006年11月現在、
DVD−R、
DVD−RAMと
DVD−RWの3種類で、DVD+RWなどには対応していない。
パッケージに「デジタル放送録画対応」や「『1回だけ録画可能』に対応」などと表記してあるので、
区別できる。DVD−RWやDVD−Rでデジタル放送を録画する場合は、レコーダーの録画フォーマットは
「VRモード」を選択する。DVD−RAMはVRモードのみ対応なので、選択の必要はない。
DVD−RのVRモード対応モデルは2004年に登場したばかりで、古い機種では使えない。
また、DVD+HDDレコーダーの
HDDに録画したコピーワンス番組は、
CORM対応ディスクにダビング(複製)ではなくムーブ(移動)しかできない。
したがって、DVDに番組データを書き込むと、HDD側の番組データは自動的に消去される。
参 :
CCCD、
SCMS、
ルート、
CPS技術、
DVD規格
< > CPS =
CPS(印刷関連に別掲)
< > CPS技術 (Copy Protection System)コピー・プロテクション・システム
デジタル放送の「1回だけ録画可」信号が入った番組を
ブルーレイディスクで録画できるようにするための著作権保護技術のこと。
DVD−RWや
DVD−RAMでは
CPRMという著作権保護技術が採用され、
DVDレコーダーではCPRMに対応したメディアを使用しないと、デジタル放送の録画ができないが、
それと同じ技術で、暗号キーを持ったブルーレイディスクに、
暗号化されたコンテンツを記録し、
再生する時も暗号キーを検出することで、暗号化された信号を再生できる。
< > CPU (Central Processing Unit)セントラルプロセッシングユニット
プロセッサ(processor)とはCPUのことを指す。コンピュータの中枢である
中央演算処理装置で、
プログラム命令を解釈し、実行することのできる演算・制御機能の頭脳部分。
パソコン使用者の命令により、
メモリーから必要なデータを取り出し、それを解釈し適切な処理を実行する。
内部でのデータ処理の単位となるビット数に応じて、16ビットCPU、32ビットCPU、64ビットCPUなどの
区別がある。基本的にはMHzという単位で示される「
クロック周波数」が大きいほど、
動作速度が速く、操作性が高くなる。同一構造のCPUならデータを受け取るバスの幅や動作周波数の
値が大きいほど性能は高くなる。現在のCPUは1チップ化された
マイクロプロセッサであるが、
初期のミニコンピュータなどでは、CPUが1つのボードとして構成されていた時代もあった。
i486(486DX)などは過去のプロセッサ。
CPUを高速化する方法 : @動作周波数を高めるA演算コアの個数を増やす
BCPUの内部構造を改良し、演算効率を高める、などがある。
現在の主流CPU
★コア2クアッド(クアッドコア) : 2007年3月までに発売予定の4つのコアを搭載した
インテル社のデスクトップパソコン向けのCPUで、「コア2デュオ」の上位版に相当する。
(1.06〜3.3GHz)
★コア2エクストリームQX6700(クアッドコア) : 2006年11月に発売され、世界で初めて
4つのコアを搭載したインテル社のゲームユーザー高級機向けに開発されたCPUで、
周波数は2.66GHzだが、X6800と比べると処理能力は最大7割も向上している。
★コア2エクストリームX6800(デュアルコア) : 2006年7月に発売された、
2つのコアを搭載したインテル社のゲームユーザー向けに開発されたCPUで、周波数は2.93GHz。
★
Pentium4 : インテル社のハイエンドデスクトップ向けCPU(1.4〜3.8GHz)
★
PentiumV : インテル社の一般向けCPU(450MHz〜1.4GHz)
★新PentiumV : インテル社の一般向け新型CPUで、カタログには新と書いていないが、
クロック数の前後に「
E」と表記されていることが多いが、650MHz以上なら新型とのこと。
★
Celeron(セレロン) : PentiumVの廉価版
★K6−2 : AMD社の一般向けCPU(Celeronのライバル)
★Duron(デュロン) : 米AMD社の一般向け新型CPU(Celeronのライバル)
★
Athlon(アスロン) : 米AMD社の高速CPU(新PentiumVのライバル)Celeronより安価
★PowerPC(パワーPC) : IBMとモトローラ社が共同開発したマックOSが動かせるCPU。
ペンティアムより小型、低消費電力で高速なCPU。初代は1993年登場の601。
その後改良版が続き、1995年に登場した750より第三世代を表すG3と呼ばれるようになった。
1999年にはG4によりマルチメディアを高速に処理する機能が内蔵された。
★Crusoe(クルーソー) : 2000年に発表した米トランスメタ社の
インターネット家電やノートパソコン向けのCPU。
★IA CyrixV : 台湾VIAテクノロジーズのCeleron対抗のCPU。
★Timna(ティムナ) : グラフィック機能やメモリーコントローラーなどが
CPU内に統合される低価格パソコン向けのCPU。
主なインテル製CPU
|
CPU
製品種別 |
プロセッサ
・ナンバ |
動作
周波数 |
FSB |
2次
キャッシュ |
製造
プロセス |
Hyper
Threading |
Speed
Step |
デ
ス
ク
ト
ッ
プ
|
Pentium 4 |
560 |
3.6GHz |
800MHz |
1MB |
90nm |
○ |
× |
540 |
3.2GHz |
520 |
2.8GHz |
Celeron D |
335 |
2.8GHz |
533MHz |
256KB |
90nm |
× |
× |
320 |
2.4GHz |
ノ
l
ト
|
Pentium M |
755 |
2GHz |
400MHz |
2MB |
90nm |
× |
○ |
738(※2) |
1.4GHz |
735 |
1.7GHz |
733(※2) |
1.1GHz |
718(※2) |
1.3GHz |
1MB |
130nm |
715 |
1.5GHz |
2MB |
90nm |
713(※1) |
1.1GHz |
1MB |
130nm |
モバイル Pentium 4 |
538 |
3.2GHz |
533MHz |
1MB |
90nm |
○ |
○ |
518 |
2.8GHz |
Celeron M |
360 |
1.4GHz |
400MHz |
1MB |
90nm |
× |
× |
353(※2) |
0.9GHz |
512KB |
310 |
1.2GHz |
512KB |
130nm |
(※1)低電圧版、(※2)超低電圧版。 参 :
MPU
インテル、高性能デスクトップ向けCPU新製品「Intel Core i7プロセッサー」を発表
インテル株式会社は、2008年11月18日、高性能デスクトップ PC 向けのハイエンドCPU製品
「インテル Core i7 プロセッサー」を発表した。Core i7は、
新しいNehalem(開発コード名)プロセッサーファミリー最初の製品である。
Core i7プロセッサーは、プロセッサーの動作速度を計測するベンチマーク
「SPECint_base_rate2006」において、世界最高記録となる117を達成している。
単一のプロセッサーが100を越える数値を記録したのは、初めてのこととされる。
新マイクロアーキテクチャー採用のCore i7の大きな注目ポイントは、
ターボ・ブースト・テクノロジー、QuickPathインターコネクト、ハイパー・スレッディング・テクノロジーなど。
< > CPUアクセラレーター (CPU accelerator)
パソコンの速度・機能を向上させるために既存のCPUと置き換えることを目的とした装置(CPUキット)。
パソコンに最初から搭載されているCPUよりも高速なものを後から搭載する。
動作クロック周波数を向上させたCPUのを搭載する場合や、次世代のCPUを搭載する場合などがある。
「
オーバー・ドライブ・プロセッサ(ODP)」とほぼ同義で使用される。
最近のデスクトップ用CPUは取り外し可能な
ソケット/
スロットで装着されており、容易に交換できる。
ただし、こうしたキットを使わずにCPUだけを交換した場合は通常、
BIOSの設定変更が必要になる。
< > CR (Cell Relay) : より高速化を実現するために改良されたパケット交換方式で、
セルと呼ばれるデータブロック毎に伝送する。 参 :
FR
< > CRTディスプレイ (Cathode Ray Tube) = ブラウン管
画像がきれいで、動きのある画像にも強い
ディスプレイ。そのうえ値段も比較的安いことから、
長年パソコン用の表示機器として普及してきた。最近では、より高画質で薄型の、
液晶ディスプレイも増えている。 参 :
フラットスクウェア、
インチ、
型、
SED
< > CSS (Cascading Style Sheets) :
htmlファイルに含まれる文字装飾や
レイアウト情報のみを抜き出したもの。HTMLよりも細かい指定ができる。
このCSSファイルの内容は
スクリプトに近い。最近のブラウザはこれに対応している。
< > CSV (Constant Angler Velocity) : 角速度一定 →
CAV
< > CSV形式 (comma separated value) : データベースソフトや表計算ソフトのデータを、
テキストファイルとして保存する場合の標準的なファイル形式の一つで、
カンマ区切りテキスト形式とも呼ばれる。ワークシートの列を「,(カンマ)」行を改行して表した
テキストファイルで、拡張子はcsvである。項目やセルごとにカンマで区切って並べる。
ほとんどのデータベースや表計算ソフトがこの形式を読み書きできるので、
CSV形式のファイルを介せば、異なるソフト間でのデータの受け渡しが可能になる。
表計算ソフト、ワープロソフト、エディターなどのほかメモ帳でも開くことができる。
CSV形式のファイルにはふりがなの情報は保存されないので、
これを「エクセル」で開いて「並べ替え」を行っても
JISコード順に並べ替えられてしまう。
しかし、「エクセル2000」からは、「書式」メニューから「ふりがな」「編集」を選択すれば、
ふりがなのないデータに自動的にふりがなを付けられるようになった。
1つのセルに対してしか行えないが、手入力するよりは楽である。
<K> CTRLキー =
コントロール・キー
< > CUG (Closed User Group)
ネットワーク内のアクセス可能なユーザを限定した部分のこと。
< > CU−SeeMe (シーユーシーミー)
インターネットを利用した電子会議システム。「リフレクタ」と呼ぶネットワーク上の
下層電子会議室に接続することで互いの顔を見ながら音声で会議を行うことができる。
< > C言語 (C language) = C
1970年代後半に米国のベル研究所で開発された高級言語で、
現在パソコンで最も利用されている開発言語。
もともと
UNIX(OS)を開発するためにAT&Tで作られたが、現在ではUNIXに限らず
数多くの
OS上で一般に普及している、現在では
MS−DOSや
Windows、
OS/2など、
ほとんどのOSで動くパッケージソフトウェアがこの言語で開発されている。
参 :
コンパイラ型言語、
C++言語、
演算子