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< > (デシ) : 10の−1乗を表す接頭辞記号。
< > D−Sub (Subminiature−D)ディーサブ : D−Subコネクターのこと。
    パソコンと周辺機器をつなぐコネクターの形状の一種で、端子が台形でアルファベットの
    Dに似ているのが名前の由来である。D−sub15は、ピン端子が15あり、
    パソコン本体と表示用ディスプレイを接続するのに使われる標準的な端子で、
    アナログRGBの映像信号や、同期信号のみで、音声信号は取り扱われない。
    他に9、15、25、37、50ピンがある。最近の液晶ディスプレイでは、
    DVIというデジタル信号を扱うタイプが開発され、こちらのほうが主流になりつつある。
    例 : RS−232C、ディスプレイのコネクタ
< > D−VHS (ディーブイエッチエス) : 1995年に日本ビクターが開発したデジタル・ビデオ規格で、
    デジタル(ビットストリーム)データをストリーム記録するビデオデッキのこと。VHSが付いているように、
    カセットやデッキのメカ、ヘッドなどをVHSと共用していることが、特徴のひとつとなる。
    もうひとつの特徴は、映像と音声の記録方式に、
    国際規格のMPEG2(音声はMPEG1のレイヤーU)を採用したことで、
    各種放送形態に併せて、多彩な録画モードを備えている。
< > D端子 (ディータンシ) : D映像端子。コンポーネントの信号を簡単に扱えるようにと作られた端子で、
    デジタルのような名称だが、扱う信号はアナログである。3本のケーブルが必要な
    コンポーネント(色差)ビデオ信号と制御信号を一つにまとめている端子のことで、
    中身はぎっしりつまっている。3つの色差コンポーネント信号を1本のケーブルで、
    しかもワンタッチで着脱できる端子として日本で考案された規格で、
    色信号の干渉を避けるために、映像信号を輝度、赤系、青系の3つの信号に分け、
    それぞれの専用回路で信号処理し、画面に映すときに合成するので、
    より自然な映像を楽しむことができる。
    
    レコーダーやテレビの多くが搭載するD端子。D1はアナログ地上波放送相当の画質で、
    D3、D4はハイビジョン画質

    D端子の由来はデジタルということではなく、形がDの字に似ていることからつけられた。
    以下は、デジタル信号を扱うD1〜D5端子についてまとめたもので、
    すべての端子がデジタル放送時代に備えて、EIAJにより規格設定された端子の統一規格である。
    BSデジタルチューナーやDVDプレーヤーなどのAV機器と、ブラウン管テレビや液晶、
    プラズマテレビなどをY/Cb/Crの3映像信号を1本の複合ケーブル(D端子ケーブル)で
    簡単に接続するための端子で、BSデジタル放送で行われる高画質な「デジタルハイビジョン放送」や
    現行画質の「デジタル標準テレビ放送」を画面のアスペクト比を判別して、自動的に切り替える。
    現在実用化されているD1〜D4の端子の形状およびD端子ケーブル自体はまったく同じもので、
    違いはD端子を装備した機器が対応している映像信号の種類の違いのみである。
デジタル映像信号形式(表示フォーマット)
総走査
線数
(表示性能)
有効走査
線数
画素の数
(縦横の比率)
 標準フォーマット D1 D2 D3 D4 D5
525i 480i 720×480ドット
(4対3)
デジタル標準放送の
規格
525p 480p 720×480ドット
(4対3)
デジタル標準放送を
より高画質にした規格
750p 720p 1280×720ドット
(16対9)
データ放送の規格
1125i 1080i 1920×1080ドット
(16対9)
デジタルハイビジョン
の規格
1125p 1080p 1920×1080ドット
(16対9)
実用化未定
    iはインターレース(interlase:飛び越し走査)、pはプログレッシブ(progressive:順次走査)をあらわす。
    D1端子(走査線480本インターレース方式) : コンポーネントビデオ端子(Y/Cb/Cr)
                                   従来画質のインターレースのみ対応
    D2端子(走査線480本プログレッシブ方式) : デジタルプログレッシブ放送に対応、
                                   DVDレコーダー
    D3端子(走査線1080本インターレース方式) : コンポーネントビデオ入力端子(Y/Pb/Pr)
                                    デジタルハイビジョン放送(現行放送)にも対応
    D4端子(走査線720本プログレッシブ方式) : ブルーディスクレコーダー、HDVビデオカメラ、
                                   地上/BSデジタル放送チューナー
    D5端子(走査線1080本プログレッシブ方式) : 
    参 : DV端子DVI端子HDMI端子DV規格HDV規格
< > da (デカ) : 10の1乗を表す接頭辞記号。
< > DAO (Data Access Object)
    JETエンジンを利用したデータベースオブジェクト。JETエンジンは、もともとは、
    Microsoft AccessのMDBファイルをアクセスするためのデータベースエンジンであったが、
    後にExcelのスプレッドシートなどもアクセスできる、汎用のデータベースエンジンに拡張された。
< > DAO (Data Oriented Approach)
    データ中心アプローチ。データとその関連、振る舞いを中心にシステム設計する手法。
< > DAT (Didital Audio Tape(recorder)ダット : デジタル・オーディオ・テープ
    音楽用のものと同じ磁気テープカセット、あるいはそれを利用したコンピュータ用の記憶装置。
    従来のストリーミングテープに代わってデータ・バックアップ用に用いられる。
    2GBから24GBのデータを記憶できる。変調方式はPCMで、
    サンプリング周波数は最大48KHz、量子化ビット数は12ないしは16bitである。
    またDATには、回転ヘッド方式(R−DAT)と固定ヘッド方式(S−DAT)の2種類があるが、
    現在では前者の製品がほとんどである。DATのテープに記録されるデータは、
    量子化された音声データのほか、頭出しやトラッキングのための情報などがある。
    これにより、音声データ以外のデジタルデータも取り扱いが容易になっている。
    実際、民生用のDATをベースにコンピュータ用ストレージとして使えるようにしたDDSという規格がある。
< > data = データ
< > DAコンバータ (Digital−to−Analog converer) = DAC
    DA変換を行なうチップ、あるいは基板のこと。 参 : AD変換
< > DA変換 (Digital−to−Analog translation)
    デジタルデータをアナログデータに変換すること。 参 : AD変換DAコンバータ▲
<P> DB2 : IBM社のリレーショナル・データベース・マネジメント・システム(RDBMS
    汎用コンピュータ、UNIXマシン、パソコンなど幅広いプラットフォームで稼動する。
< > DBMS (DataBase Management System) = データベース・マネジメント・システム
< > DCE (Data Circuit Terminating Equipment)
    回線終端装置。モデムとパソコンをRS−232Cで接続したとき、通信回路側のモデムをさす。
< > DCF (Design rule for Camera File system)
    デジカメの画像をCFカードスマートメディアなどのメモリーカードに記録するときのファイル形式を

    定めた標準規格で、JEITAが1998年12月に制定した「DCF準拠の画像」の規格をいう。
    ファイル名の付け方やフォルダーの構成、ファイルフォーマットなどを規定しているので、
    異なった機種どうしで画像データの互換性を保つことができ、
    RAW画像などのカメラ固有の画像に対しても、撮影日時などの情報を標準的な方法で付加できる。
    DCFが規定しているExifは、サムネイルと呼ばれる縮小画面や、撮影日、シャッター速度、
    絞りなどの撮影情報を一緒に格納できるフォーマットで、画像形式はJPEGと決まっている。
    このため、画像編集ソフトなどでBPMやGIF形式に変換してしまうと、
    DCF準拠から外れてしまい、機器間で画像を認識できなくなる。
    また、ファイル名を日本語に変えたときも認識できなくなることがある。
    DCF対応のプリンターならば機種を問わず、パソコンを介さずダイレクトに印刷ができるが、
    画像が他のデジカメやプリンターで認識できない場合は、
    DCFの規定から外れていないかをチェックしてみる必要がある。 参 : DPOF
< > DCI (Display Control Interface)
    高速なグラフィックス表示をWindows上で、可能にするためのグラフィックインターフェース。
    ソフトウェア(Windowsのグラフィックドライバ)だけで対応する場合と、
    ハードウェアに機能を持つ場合とがある。
< > DCOM (Distributed Component Object Model)ディーコム
    クライアント・サーバまで拡張されたマイクロソフトのオブジェクト間連携機能。
    クライアントが自分のマシン上のDLLやEXEを使うのと同様に
    ネットワークを使って別のマシン上のCOMオブジェクトを利用できる。DCOMを使用すると、
    Clientのプログラムは、ネットワーク経由でサーバーのOLE部品を使用することができる。
< > DDC1/2B (Display Data Channel)
    ディスプレイの周波数などを自動設定(プラグ・アンド・プレイ)するための規格。
< > DDE (Dynamic Data Exchange) : Windowsのデータ交換の基本的機能の1つで、
    元のデータを変更すると、前回でコピーしていた先のデータも自動的に変更する機能。
< > DDK (Device driver Development Kit)
    デバイスドライバーを開発するためのライブラリなどが含まれる開発キット。
< > DDoS攻撃 (Distributed Denial of Service attack)
    「分散型サービス拒否」や「協調分散型Dos攻撃」の略。
    多数のパソコンから攻撃目標となるコンピュータに大量のIPパケットを送りつける不正行為のこと。
    コンピュータを停止させる攻撃を、一般的にDoS(Denial of Service)と呼ぶ。
    DoS攻撃では単独のパソコンを使って攻撃を行うが、
    DDoS攻撃では数10〜数100台といった多数のパソコンから一斉に攻撃する。DDoS攻撃の
    目標標となったコンピュータには過度の負荷がかかり、レスポンスが極度に悪化したりダウンする。
    DDoS攻撃を行うためには、多数のパソコンにDDoS攻撃用プログラムを仕掛ける必要がある。
    犯人が遠隔操作で指令を出して、目標のコンピュータに対して一斉にIPパケットを送りつける。
    IPパケットの内容は正当なアクセスのものと変わらないため、
    DDoS攻撃と正当なアクセスを区別しにくい。攻撃用プログラムはインターネット上で出回っている。
    ただし、DDoS攻撃は準備に手間がかかる割には、失敗に終わる可能性が高い。攻撃の威力を
    十分なものにするには、多数のパソコンに侵入して攻撃用プログラムを仕掛ける必要があり、
    攻撃を始める前に侵入を察知されたり、攻撃用プログラムを発見されてしまうことが多いからである。
    参 : ゾンビ・パソコン
< > DDR (Double Data Rate) : RAMのデータ転送速度を上げる仕組み。
    1クロックで2データを出力することで2倍のデータ転送速度を得る。
< > DDR SDRAM (Double Data Rate Synchronous DRAM)
    シンクロナスDRAMを高速化した改良版で、現在主流のデスクトップ向けメモリー
    クロックの立ち上がりと立ち下りの両方のタイミングを使うことで従来の2倍の転送速度を実現する。
    従来のDRAMが、1クロックで1つのデータを転送するのに対し、DDR SDRAMは2つ転送できる。
    RDRAMが高速化手法として、データバス幅は狭いが、データ転送周波数を早くするという方法を
    採用しているのに対し、DDR SDRAMは、DRAMモジュールでみた場合、RDRAMと比較して、
    バス幅は広いが、データ転送周波数は遅いという特徴がある。RDRAMは価格が高いために
    普及しなかったが、DDR SDRAMはSDRAM並みの安い価格で販売されたこともあり、
    インテルでも主流としている。DDR333やDDR266など、さまざまな速度があり、
    速度の呼び名も2通りある。例えばチップ名称の「DDR333」とモジュール名称の
    「PC2700」はほぼ同じものである。装着メモリスロットは184ピンDIMM。
< > DDR2 SDRAM (Double Data Rate 3 Synchronous DRAM)
    DDR SDRAMの内部構造を変更し、高速化に対応できるようにしたメモリー
    具体的にはDRAM内で、DDRは一度に2ビット分のデータにアクセスするのに対し、
    DDR2では4ビット分のデータにアクセスすることで高速化を図る。
    2003年秋に規格が決まり、2004年にはパソコンへの搭載も決まった。
    DDR2ではDDR2 4000/533/667に加え、今後は800などが登場する見込みである。
< > DDR3 SDRAM (Double Data Rate 3 Synchronous DRAM)
    DDR SDRAMの内部構造を変更し、高速化に対応できるようにしたメモリー
    具体的にはDRAM内で、DDRは1度に2ビット分、DDR2では4ビット分のデータに
    アクセスするのに対し、DDR3では8ビット分のデータにアクセスすることで高速化を図る。
    駆動電圧はDDRが2.5Vなのに対して、DDR2が1.8V、DDR3は1.5Vに下げている。
    2006年以降、DDR3 800以上で製品が登場すると見られる。
< > DDS (Digital Data Strage)
    ソニーと米ヒューレット・パッカード(HP)が開発した、DATを利用した記憶装置のテープカートリッジ規格。
    メディアが安価なため、ローエンドのサーバーを中心に使われている。テープ幅は4mmで、
    記録フォーマットはDDS−1/DDS−2DDS−3DDS−4の4種類、
    圧縮時の容量はそれぞれ4/8/24/40GB。HP単独で第五世代のDDS「DAT72」も発表しており、
    圧縮時の記録容量は72GB。60mのテープでは非圧縮時最大1.3GB、
    90mのテープでは非圧縮時最大2GBのデータを記憶できる。
< > DDS−2 (Digital Data Strage2)
    120mのテープで非圧縮時最大8GBが記憶できる、DATの記憶フォーマット規格。
< > DDS−3 (Digital Data Strage3)
    非圧縮時最大24GBが記憶できる、DATの記憶フォーマット規格。
< > DDS−4 (Digital Data Strage4)
    非圧縮時最大40GBが記憶できる、DATの記憶フォーマット規格。
< > DDX−P (第1種パケット交換サービス)ダイレクトアクセス
    交換機と端末の間をディジタル回線で直結した信頼性の高いパケット通信サービスで、
    速度メニューは200bit/s・48Kbit/s。
    また直接パケット交換機に収容されているので「他のトラヒックに影響を受けない」
    「豊富な付加サービスが提供される」「専用線と同様のセキュリティを確保できる」などのメリットがある。
    ■用途 : ホスト回線、重要回線に最適
      ★企業ネットワークの重要回線・ホスト回線。★高トラヒックの発生しやすいシステムの回線など。
    ■特徴
      ★ほかのトラヒックの影響を受けない。★回線の瞬断耐力に優れる。
      ★トラヒック処理能力が高い。★アクセスなどにかかる遅延時間が短い。
    ■基本料金29,990円 (9600bit/s)、49,990円 (48kbit/s)
      ※回線接続装置(DSU)までNTTが提供の場合で配線設備使用料、DSUの機器使用料を含む。
       パケット通信料0.4円 ・ 0.5円 /128オクテット
< > DDX−TP (第2種パケット交換サービス)テレホンアクセス
    電話網に収容されているユーザーの簡易なデータ端末等から
    パケット網に乗り入れることができるパケット通信サービスで、これにより、
    通信料の遠近格差の小さいパケット通信サービスを手軽に利用でき、経済的にデータ通信を利用できる。
    ■用途 : 簡易なデータ通信に最適
      ★ホームトレード、ホームバンキング。★一般端末を利用したパソコン通信など。
    ■特徴
      ★多機能電話など安価な端末が利用可能。★網ID方式で利用すれば、IDによるセキュリティを保証。
      ★パスワード方式で利用すれば、全国どの回線からでも移動利用が可能。
    ■料金
      基本料金(加入電話)+ 接続通信料(20円〜30円/3分)
      パケット通信料0.4円 ・ 0.5円 / 128オクテット
< > DES暗号方式 : 暗号の仕組みを公開しても、鍵さえ秘密にしておけばその安全が保てるような方式。
    DESの鍵長が56ビットで、64ビットの長さの平文を暗号化する。 参 : AES
<M> DEC (Digital Equipment Corporation)デック
    デジタル・エクイップメント。アメリカに本社があるコンピュータメーカー。
    ミニコン、EWSを得意とした。1998年COMPAQに買収された。
<K> DELキー (デリートキー) : 消去。指定した文字、絵、ファイルなどを削除するのに使うキー。
    誤って入力した言葉の文頭にカーソルを合せて操作する。
    同じく削除機能を持つBSキーは、文末にカーソルを合せて操作する。
<M> DELL (デル) : デルコンピュータ社。アメリカに本社があるパソコンメーカー。
    低価格パソコンのダイレクト販売でシェアを伸ばしている。 TEL:044−556−1192
< > DEP (Data Execution Prevention) : Windows XP SP2で実装された、セキュリティ機能。
    DEPは「バッファオーバーフロー」と呼ぶセキュリティホールを悪用するウイルス
    不正プログラムを防ぐ。DEPには「ハードウエアDEP」と「ソフトウエアDEP」がある。
    ハードウエアDEPは、NX機能を実装したCPUとの組み合わせで動く。
    NX機能とは、メモリー上にプログラムの実行許可/不許可の属性を付加し、
    不許可のメモリー領域からのプログラムを実行させないようにする機能。
    NX機構はインテルAMDの最新CPUが備えている。ソフトウエアDEPは、
    NX機能をソフトウエアで実現した機能。NX機能を備えていないパソコン上でも使える。
<P> Deschutes (デシューツ) : インテル社のCPUの開発コード。
    0.25μmルールのPentiumUで、1998年の主流。製品名のMobile PentiumU、
    PentiumUXeon、CeleronはDescutesファミリーに含まれる。
<P> DeskPro : COMPAQの高級デスクトップパソコンシリーズ名。
< > Device Driver = デバイスドライバー
< > DFP (Digital Flat Panel) : 双方向デジタルビデオ。米Compaq、米Apple、
    米ATIなどが提唱している液晶ディスプレイを接続するためのデジタルインターフェース規格。
    一般的なディスプレイを接続するめのアナログ式で液晶ディスプレイを接続した場合、
    その信号はPC内部のVRAM(デジタル)→D/A変換→ビデオケーブル(アナログ)→A・D変換→
    液晶(デジタル)のような経路をたどり、無駄にD/A、A/D変換する必要がある。
    この無駄な変換は、信号の劣化を生むだけであり、画質を落とすこととなるので、
    液晶ディスプレイには専用のデジタルインターフェースが必要とされている。
    このために考えられた規格の一つがDFPである。
    一般的なアナログディスプレイで使用されている15ピンのミニD−Subコネクタではなく、
    MDR(Miniature Delta Ribbon)と呼ばれる専用の20ピンのコネクタを使用する。
    液晶用のディジタルインターフェースにはこのDFPの他、1999年に米Intelが中心となって米IBM、
    NEC、富士通などが共同で提唱したDDWG(Digital Display Working Group)があり、
    こちらはFPDIで規格化されているDVI端子をコネクタとして使用する。
    MDRも、DVIもコネクタ形状は異なっているが信号のプロトコルは
    TMDS(Transaction Minimized Differential Segnaling)を使用するため、
    変換コネクタを介せば同じように使用できると思われる。
< > DHCP (Dynamic Host Configration Protocol)
    IPアドレス(インターネットで必要なコンピューターの背番号)をサーバーに接続したときに
    ネット接続に必要な基本設定を自動的に割り当てるしくみ。
    DHCP対応のサーバー上にはまとまったIPアドレスがストックされる。
    起動したコンピューターがIPアドレスなどの割り当てを要求すると、
    DHCPサーバーは、自分が管理しているIPアドレスなどをそのコンピューターに割り当てる。
    クライアント1台ごとにIPアドレスを設定する手間が省け、IPアドレスの不足にも対応できる。
    家庭内でインターネットを利用する場合、ルーターがパソコンや周辺機器に
    一つずつユニークなIPアドレスを割り当てる役割を果たす。
< > DHTML (Dynamic HTML)
    Webページに複雑な動きを加えたり、マウスやキーボードの操作に合わせてWWWブラウザ上に
    表示されるオブジェクトを変化させたりすることができるhtmlの仕様を拡張した言語。
    プラグインJavaアプレットを使用せず、 WWWブラウザだけで動きのあるホームページを作成できる。
    表のソート(並べ替え)などの機能もある。
    Dynamic HTMLを支える3本の柱として、「HTML」と「スクリプト」と「スタイルシート」がある。
< > DHWG (デジタルホーム・ワーキンググループ) : DLNAに名称変更された。
< > DIMM (Duai In-line Memory Module)ディム
    SIMMとともに多くのパソコンで使われている規格化されたメモリー・ユニット。
    SIMMが表面と裏面の両面で1つの接点を形成するのに対し、DIMMは両面の接点が独立している。
    もともとはノートパソコン用のメモリ規格だったが、デスクトップ用にも使われ始め、
    今では主流となっている。64bitのデータバス幅を持つ。
    一般にDIMMと言われているのは、デスクトップ用の168PinのモジュールのことでSDRAMが一般的。
    この他にノートパソコンなどで採用されているコンパクトな144PinのSO-DIMMもある。
    一部の機種ではより小型な「Micro DIMM」が使われている。メモリーは1枚ずつ増設できる。
    ノートパソコンで用いるコンパクトな「SO−DIMM」もある。
< > DIN (Deutsch Industrie Norm)
    キーボードの円形コネクタなどで利用されているドイツの工業規格。
< > DINコネクタ (DIN connrctor) : ドイツで規格化されたプラグ/ソケット。
    AT互換キーボードの接続などにも利用されている。 参 : DIN▲ATコネクタ
< > DIP (Dual Inline Package) : ICパッケージの1種。
    長方形のパッケージの双方の長辺に2列の足を配置したもの。
    ICパッケージングとしては伝統的な方法で、8bit/16bitマイクロプロセッサ(286など)や、
    DRAMなどで利用される。パッケージのコストが安いという特長がある反面、チップから
    出るピンの数に限界があり、多数の足が必要な32bitマイクロプロセッサなどでは利用できない。
<P> Director (ディレクター)
    マクロメディア社のプロフェッショナル向きオーサリング・ソフト。アニメーションの作成などに使う。
< > Directry Service = ディレクトリ・サービス
< > DirectX (ダイレクトエックス) : マイクロソフト社が開発し、
    Windows 95からサポートされた動画や音声、三次元画像などを高速処理するAPI群のことで、
    米マイクロソフトが開発した。主にゲームで利用されていたが、
    最近ではDVD用の再生ソフトやライティングソフトなど種類が増えている。
    サポートする機能ごとに、Direct Draw(2次元グラフィックス)、DirectSound(音声再生)、
    Direct Play(JoyStickなどの操作用デバイス)などに分かれている。
    DirectXを使っているゲームのCD−ROMにはゲームに必要なDirectXが収録されているので、
    ユーザーが調達を気にすることはないが、最新版が欲しいという人は、
    Windows Updateで入手できる。DirectX9.1bが最新バージョンで、
    9.1aより古いものはセキュリティに問題があるので、最新版にしていたほうがよい。
    DirectXのバージョン確認方法
    デスクトップ左下の「スタート」→「ファイル名を指定して実行」画面で、dxdiag と入力→「OK」→
    DirectX診断ツールのシステムタブが表示され、システム情報の最下部で確認できる。
    dxdiagの格納場所は、NEC98シリーズでは、A:¥Program Files¥directx¥setup¥DxDiag
    DOS/V機では、C:¥Program Files¥directx¥setup¥dxtool.exeなので、
    それぞれ最後のファイルをダブルクリックしてもDirectX診断ツールは起動できる。
    ここではパソコンのOSやメモリなどのソフトやディスプレイなどのハードの確認ができるので活用しよう。
    参 : ActiveX
< > Disk Array(ディスク・アレイ) = RAID
< > DivX (ディブエックス、ディビックス) : MPEG4がベースの動画圧縮・伸張形式のソフトウェア。
    MPEG2データをDVD並みの画質を維持したままファイルサイズを10分の1程度に圧縮でき、
    例えば1枚のDVDをCD−Rに記録できるほど圧縮が可能な映像圧縮コーデックの一つ。
    無償で利用でき、圧縮効率に優れ、動作速度も速く、
    動画ファイルの画質劣化を抑えて低容量化できるので、
    記録容量の少ないCDメディアにも長時間の映像を高画質で記録可能となった。
    米DivXNetworksから2004年7月22日に発表され日本語版も用意されたDivX 5.2は、
    Windows Media 9と比較し、画質で30%、圧縮速度で300%上回る結果が出ているという。
    「DivX」はDivX.com (http://www.divx.com/divx/) から無料ダウンロードでき、
    動画圧縮時の設定項目が豊富で、より高画質に圧縮できる有料の「DivX PRO」もあるが、
    ファイル再生だけなら、無料版でもよい。WMPでも再生可能である。 参 : エンコードAVIファイル
<F> DLL (Dynamic Link Library)ダイナミックリンクライブラリ、ディーエルエル
    ●ソフトウェア一般
      スタティックリンクライブラリとは異なり、プログラムと実行時にリンクされるライブラリ。
      複数のプログラムで同一のライブラリを実行時に共有することから、
      シェアードライブラリ(shared library)と呼ばれることもある。
    ●Windows
      Windowsアプリケーションを実行するときに、
     他のプログラムから呼び出して使うことを前提に作られた共有ファイルの一種。
     拡張子がDLLになっている。
     実際にはWindowsカーネルやデバイスドライバーもダイナミックリンクライブラリである。
     複数のプログラムで1つの.DLLファイルを共有できるので、
     ディスクサイズや実行時メモリを節約することができる。
    (注)複数のプログラムやアプリが共有して使用することが多いので、
       削除すると不具合が起きる可能性がある。 参 : DLLファイル▼
< > DLLファイル (〜.DLL) : ダイナミックリンクライブラリのファイル。
    アプリケーション(以下アプリ)は、プログラムの効率化を図るため、プログラム本体以外にも
    DLLという多くのプログラムで利用する機能をひとまとめにした共通ファイルを呼び出して使用する。
    DLLファイルは通常、様々なアプリで利用されるため、
    アプリを終了しても、しばらくの間メモリーに常駐する仕様になっている。
    しかし、たくさんのDLLファイルがメモリーに常駐すると、
    メモリーをムダに消費して、Windowsが鈍くなる原因にもなる。
< > DLNA (Digital Living Network Alliance)デジタル・リビング・ネットワーク・アライアンス
    AV機器とパソコンから構築されるホームAVネットワークの標準策定を行なっている業界団体で、
    家庭内LANで動画や静止画、音楽のデータをパソコンやテレビ、ステレオ、携帯電話などの
    異なる機器同士が、どのメーカーの製品間でも送受信できるための統一規格を策定する。
    2003年6月に設立されたデジタル・ホーム・ワーキング・グループ(DHWG)が名称を変更したもので、
    現在は14カ国で構成されていて、米インテル、欧フィリップスやソニー、マイクロソフト、松下電器産業、
    NECカスタムテクニカ、富士通、シャープ、ケンウッドなど国内外の256メーカーが加盟している。
    規格は公開し、どのメーカーでも採用すれば共通ロゴをつけて認証する。
    DLNAに対応していれば、簡単にデータ連携ができる。
    DLNAガイドラインは、コンテンツを提供するサーバーをDMS(digital media server)、
    再生するクライアントをDMP(digital media player)と呼び、
    DMSとDMPの間の接続条件を定めたものである。このガイドラインに準拠した機器同士なら、
    単に線をつなぐだけで特別な設定なしに相互接続してコンテンツを共用できるようになる。
    ただし、DLNAガイドラインは、新しいプロトコルを一から開発したものではない。
    すでにある標準規格や汎用のプロトコルを組み合わせて作られている。
    例えば,伝送規格はイーサネットかIEEE802.11無線LANを利用する。
    通信プロトコルはTCP/IP。制御メッセージの交換やファイル転送にはHTTPを使い、
    メッセージはXMLで記述する。動画のデータ形式はMPEG2で、静止画はJPEGに対応する。
    そのDLNAガイドラインで中核になっている技術が、UPnPである。
    DMSやDMPにアドレスを割り当てたり、自動認識する部分にはUPnP Device Architectureで
    規定されたプロトコルを使う。持っているファイルの一覧情報を提供し、
    データを送り出すDMSにはUPnP Media Serverの仕様を使うといった具合である。
    つまりDLNAガイドラインとは、UPnPを中核に据え、相互接続のために
    最低限サポートすべき仕様だけを整理して規定したものである。
    大手メーカー製のテレビ機能対応のパソコンはDLNAへの対応が進んでいて、
    各メーカーのソフトはDLNAに準拠した通信機能を備えている。
< > DLT : Quantum社のテープドライブのカートリッジテープに
    非圧縮時20GBの記録ができ、しかも転送速度が速い。
< > DM (Direct Mail)ダイレクトメール : 個々の顧客に直接に情報を郵送する媒体。
    二重登録の排除、引越しへの対応などDM送り先のリストが完全に整備されていることが条件で、
    マスコミ4媒体(TV、ラジオ、新聞、雑誌)や新聞折込広告を利用した場合とは異なり、
    ターゲットを詳細に絞り込んだ上で、個々の顧客への接触が可能となる。電子メールの場合は、
    大勢の人達と、同じ話題を共有してコミュニケーションを楽しむことがきるメーリングリストなどで使われ、
    グループ内の個人宛にメール送信することをDMといい、
    個人への話題でもグループへ送信するのがマナーとされている。
    ただし、共通の話題が全く無いような内容なら、グループには送信しないのがマナー。
    参 : メールマガジン
< > DMA (Direct Memory Access) : メインメモリーに対するデータの転送をCPUを介さずに
    ハードウェア的に直接制御して高速にメモリにアクセスする方式。
    処理の制御はすべてDMAコントローラが行うため、CPUの負荷を低減させることができる。
    SCSIボードなどで使われる。最新の規格では、ハードディスクのデータ転送モードは、
    このDMA方式の発展形であるウルトラDMA100(まもなく130も登場)となっており、
    このモードでは最大転送速度が100MB/sとなっている。 参 : PIO
< > DMAチャネル (Direct Memory Access Channel)
    デバイスがDMA転送をマザーボード上のDMAコントローラに要求する際に使用するチャネル。
    ISAシステムでは、8bit単位のDMA転送にチャネル0〜3が、
    また16bit単位の場合はチャネル5〜7が利用される(EISAでは、この仕様が拡張されている)。
    複数のデバイスが1つのDMAチャネルを共有することはできない。なお、PCIVL−BusMCAでは、
    マザーボード上に汎用のDMAコントローラがないため、DMAチャネルも存在しない。
< > DMA転送 (Direct Memory Acsess transfer) : システムのCPUを介すことなく、
    デバイスとシステムメモリの間で直接データのやり取りを行う転送方式をいう。 参 : PIO転送
< > DMI (Desktop Management Interface)
    DMTFが仕様を策定した、パソコンや周辺機器をネットワーク経由で管理するためのAPI
    C/S型のシステム管理ツールとMIFと呼ばれるデータベースにより管理を実現する。
    クライアントには、サービス・レイヤーと呼ばれるソフトが常駐し、
    このソフトはOSや周辺機器などの情報をMIFに格納する。
< > DMTF (Desktop Management Task Force)
    IBM、HP、Intel、Microsoftなどの米8社が設立したDMIなどの仕様を策定している業界団体。
< > DMZ (De−Militarized Zone) :  不正アクセスを防ぐファイアウォールの内側にあって、
    外部(インターネット)とも内部のLANとも切り離され際の、公開する領域のこと。
    Web、DNS、FTPなどの公開サーバをインターネット側からの不正な攻撃から守るため、
    ファイアウォールにより設けられたセグメント。
    ルーターのDMZホスト機能をオンにすると、WAN側に届いたデータのうち、
    宛先の分からないデータ(パケット)をすべて特定のIPアドレス(パソコン)に転送する。
    LAN内のパソコンでサーバーの運用やネットワークゲームを行うことが可能になる。
    ただし、ポートをすべて開けることになるため、このパソコンのセキュリティは著しく低下する。
    元 : 非武装地帯
< > DNS (Digital Nervous System) : マイクロソフトの提唱する、BackOfficeなどの
    サーバーアプリケーションを基本プラットフォームとした有機的な業務処理体系のコンセプト。
    企業の中枢神経系の実現をめざすもの。
< > DNS (Domain Name System)ドメイン・ネーム・システム
    サーバーがユーザーをインターネットにつなげる橋渡しをしてくれる
    インターネット上のコンピュータの住所にあたるドメイン名(www.infopepper.or.jbなど)を
    IPアドレスというコンピュータの背番号に変換するための仕組み。
    インターネットの通信プロトコルであるTCP/IPでは、
    各コンピューターに割り当てられたIPアドレスでコンピューターを識別する。
    逆にドメイン名は、「215.155.119.77」などの数字の羅列で人間には覚えにくいIPアドレスを、
    〜co.jpや〜comなどの分かりやすい名前に置き換えたものである。
    パソコン内のhostsというファイルに対応付けを記述することもできる。
< > DNSサーバー (ドメイン・ネーム・システム・サーバー) : ネームサーバーの一つ。
    インターネット上のコンピュータ名(www.infopepper.or.jbなどの
    ドメイン名)をIPアドレスというコンピュータの背番号に変換して
    アクセスを可能にしてくれるサーバーや名前解決サービスを提供しているサーバー。
    数字の羅列であるIPアドレスを使わずに、わかりやすい名称でインターネットが利用できる。
    ほかにNISサーバーやWINSサーバーなどがある。 参 : セカンダリDNSWWWサーバー
<F > DOC (ドック) : Microsoft Wordで作成されたワープロのドキュメント・ファイルあるいは
    テキスト・ファイルであることを表わす拡張子。文字と画像を文書に挿入できる。
< > DockingStation : ノートパソコンなどの本体を軽量化するために用いる拡張機器で、
    必要なときだけドッキング(合体)して使用する。
    ドッキングステーション > 拡張ポートリプリケータ > ポートリプリケータの順で拡張性が高い。
    (1)ポートリプリケータ
       ディスプレイやキーボード、シリアル、パラレルポートなどのコネクタをまとめる機器。
       これを使うことで、普段は外部機器を使用していても、ポートリプリケータをはずすだけで
       ノートパソコンを持ち運ぶことができる。ポートリプリケータ自体は機能を持たない。
    (2)拡張ポートリプリケータ
       何らかの機能を持ったポートリプリケータ。これで持つ機能としては、
       SCSIインターフェースや、10BASE−T、CD−ROMドライブなどがある。
    (3)ドッキングステーション
       ノートパソコンに内蔵しきれない機器を装着してシステムを拡張する機器。
       PCIや、ISAの拡張スロットやドライブベイを持つ場合が多い。
< > Documents and Settings : データや設定を保存するための特殊なフォルダ
    Windows 2000では、システムをインストールしたドライブルートディレクトリ
    「Documents and Settings」という名前のフォルダが作成される。
    この下に各ユーザーごとのフォルダ(ユーザー名のフォルダ)が作成され、ここにユーザーごとの
    「My Documents」フォルダや「お気に入り(Favorites)」フォルダが保存されるようになっている。
    Windows XPでは、スタートメニューにある「マイドキュメント」やデスクトップ上のファイル、
    Internet Explorerの「お気に入り」、Outlook Expressの送受信メール、各種の設定情報が格納される。
    ハードディスク内の位置や内容はWindows XPが管理しており、標準ではCドライブ内にある。
    内部にはユーザー名のフォルダが作られ、データや設定はユーザーごとに管理されている。
    参 : 共有ドキュメント
< > DOMAIN = ドメイン
<P> Domino (ドミノ)
    ロータス社の文書データベース管理を中心としたグループウェア。Notesサーバーと、
    WWWブラウザの間に位置し、Notesのデータをhtmlに自動変換して、ブラウザにhttpで送信する。
< > DOS = MS−DOS
<P> DOS/V (ドスブイ) : IBM PC/AT互換パソコン上で、
    日本語をソフトウェアで表示できるようにしたDOS(マイクロソフト社のOS)で、
    1990年に、日本IBM社がIBM−PCというパソコンを日本で普及させるために開発し、
    発売した日本語対応のOSのこと。一般にDOS/V機と呼ばれているのは、AT互換機のこと。
    DOS/V機にNTとかの非DOSのOSを載せたらそのマシンをDOS/V機と呼ぶのは誤りになる。
    単なるAT互換機である。でも、これだけDOS/V機という言い方が出回ってしまったせいか、
    非DOSのOSであるWindows 95搭載のマシンもDOS/V機と呼ばれている。
< > DOS/Vパソコン = DOS/Vマシン : IBM社の開発したPCシリーズやその互換機で、
    日本語をソフトウェアで表示できるようにした機種の総称。
< > DOS/Vパソコンメーカー : 日本IBM、富士通、東芝、日立、コンパック、
    Gateway2000、DELL、DECなど。アップルを除くほとんどのパソコン・メーカー。
<S> DOS/Vパラダイス : 秋葉原のパソコン・ショップ。小さな店だが、
    安い海外のパソコンが売り物で、DOS/Vパソコンの先駆け的なショップ。
< > DOSウィンドウ (ドスウィンドウ)
    Windows環境で実行されたDOSプログラム。スタート→プログラム→MS−DOSプロンプト。
< > DOSウィンドウの起動 : スタート→プログラム→MS−DOSプロンプト。
< > DoS攻撃 (Denial of Service attack) : 「サービス拒否攻撃」、「サービス停止攻撃」や、
    単に「Dos」とも言われ、インターネット経由での攻撃の一つで、
    標的のコンピューターの利用に支障が起こるようにするのが狙いである。
    標的とするWebサイトなどに対して、限度を超えた多量のアクセスを与えることで、回線容量や
    サーバーの処理能力をパンクさせ、本来のサービスをできなくするクラッカーの常套手段のこと。
    「land」「smurf」「teardrop」などが代表的で、大きく分けるとソフトウェアバグをねらう攻撃と、
    単純にサーバーに過剰な負荷をかける攻撃の2つに分けられる。
    特に後者の場合、一般の不正アクセスと異なり、
    送信されてくるパケットが不正には見えないので、根本的な解決手段はない。
    大勢がWebブラウザーでリロードを繰り返す「F5攻撃」はDDoS攻撃の一種で、
    最近では、多数のセキュリティの甘いサイトを踏み台にクラッキングツールを仕込み、
    一斉に1つのサイトを攻撃している。これまでにも、Yahoo!、eBAY、Amazon.com、
    CNNなどの大手のポータルサイトがDDoS攻撃を受け、サービス停止に追い込まれたことがある。
<S> DOSパラ (ドスパラ) = DOS/Vパラダイス▲
< > DOSプロンプト = MS−DOSプロンプト
< > DOS窓 (ドスまど) = DOSウィンドウ▲
< > DPE店 (Development Printing Enlargement shop)
    フィルムのプリントサービスをする店のこと。DPEは和製英語で、
    Dはフィルムの現像、Pは焼き付け、Eは引き伸ばしの意味を持つ。デジタルカメラが普及するにつれ、
    フィルムだけでなくデジカメ画像のプリントサービスを行う店が増えている。
< > DPI (Dot Per Inch)dpi、ディーピーアイ
    1インチ(2.54cm)の範囲に印字できるプリンタースキャナーのドット(点)数を表す解像度の単位
    大きいほど細かい表現ができる。スキャナーやコピー機などの認識率にも使用する。
    35mmフィルムは1コマ横36mm×縦24mmのスペースに写真を記録しする。
    この1コマの長さをインチに換算すると、横が約1.42インチ、縦が約0.94インチになる。
    プリンターの場合は、1インチあたり何個のドットで文字や画像を印刷できるかを表す。
    つまり1440dpiなら、1インチの長さに最大1440個の点が並ぶということ。
    もちろん、数字が大きいほど文字も画像も美しい。
    スキャナーの場合は、画像を1インチ当たり何ドットの点を読み取るかを示す。
    もちろん、数字が大きいほど精細に読みとれるが、高い解像度で読み込むと
    画像サイズが非常に大きくなり、読込み時間が長くなるので、むやみに高くするのは考えもの。
    ハガキに貼り付けるなら300dpi程度で十分で、目的に応じた適切な解像度を考えよう。
    参 : 光学解像度マルチスキャン
< > DPMS (Display Power Management Signaling)
    ディスプレイの省エネルギー規格。ディスプレイの動作状態をオン/スタンバイ/サスペンド/
    オフの4段階に分け、パソコンを使っていないときには自動的に省電力状態に切り替える。
< > DPOF (Digital Print Order Format)ディーポフ : デジカメ画像の印刷を自動化する
    統一規格で、印刷するフレームナンバーや印刷枚数、日付印刷の有無などを指定できる。
    頭でのプケント受け付けサービスにも、このDPOFが使われている。 参 : DCF
< > DRAM (DRDRAM)(Dynamic RAM) : ダイナミックRAM。
    記憶を保持するために周期的に電気を流す必要のある随時書き込み読み出しメモリー。
    容量を増やすのが簡単で安いため、パソコンなど多くのデジタル機器の一時記憶装置に使われている。
    bitの情報を記憶するメモリセルが、コンデンサとトランジスタ1つずつで構成されているRAMで、
    コンデンサに電荷が溜まっているかどうかで<"1"か"0"かを判別する。
    このDRAM内部のコンデンサは、放置しておくと自然に放電してデータを失ってしまうという特性がある。
    そのため、完全に放電してしまう前にコンデンサを再充電する必要がある。これをリフレッシュという。
    DRAMには必ず一定期間内にリフレッシュサイクルを必要なだけ与えなければならない。
    リフレッシュサイクル中はデータの読み書きができず、CPUからのアクセスも待たされるため、
    速度低下の一因となる。このような理由もあって、DRAMはSRAMより遅くなる傾向がある。
    しかし記録密度については、同程度の製造技術を用いた場合、
    DRAMはSRAMの約4倍の密度を実現できる。その分、単位容量あたりのコストもDRAMのほうが安い。
    PC互換機では、メインメモリに汎用のDRAMが用いられる。
    またグラフィックスカードの表示用メモリには、汎用のDRAMのほかグラフィックスに特化した
    マルチポートDRAM(VRAMと呼ばれることもある)も使われる。
    近年、DRAMのアクセス速度を向上させたRDRAMシンクロナスDRAMが登場しており、
    これらをPC互換機にも応用しようとする動きが見られる(現在メインメモリに使われている
    DRAMでも、高速ページモードを使ってアクセスタイムを縮めることは一般的に行なわれている。
    参 : EDO DRAMメモリーICの分類
< > DRAMの種類 : 形態 : SIMM、DIMM。方式 : FP、EDO、シンクロナス。
    速度 : 70ns、60nsなど。
< > DRM (Digital Rights Management)デジタルライツマネージメント : デジタル著作権管理。
    デジタルデータの著作権を保護する技術や機能のことで、音楽や映像などのファイルの複製を
    制限する技術が代表的である。デジタル化された音楽などの著作物は何度コピーしても音質が
    殆ど劣化しないことから、著作者の許諾を得ない違法コピーによる配布・交換を防止するため、
    コンテンツの流通・再生に制限を加える技術が代表的で、音楽配信サービスの楽曲には
    すべてDRMがかかっている。ただし、CD−Rなどへの書き込みが許可された楽曲の場合は、
    CD−Rへ書き込む際に、通常のCDプレーヤーで再生できるよう、DRMが解除される。
    企業などでビジネス文書などのデジタルデータが適切に利用されるように
    管理する技術・機能もDRMの一種で、印刷・コピー・転送などに制限が施されることがある。
    DRMの規制がかけられている音楽ファイルWebサイトから購入した場合、
    ほかのパソコンではその音楽ファイルを再生できないことがある。
< > DRVファイル : デバイスドライバーファイル、ディスクやグラフィックスデバイスなど、
    デバイスの物理的な違いを吸収し、上位のWindowsカーネルに対して
    共通のサービスインターフェイスを提供するのがデバイスドライバの役割である。
    Windowsでは、通信(シリアル)、マウス、プリンタ、キーボード、ネットワークなど、
    あらゆるデバイスに対応したドライバが用意されている。
< > DSL → xDSL
< > DSP (Digital Signal Processor) : デジタル信号を高速に処理するプロセッサ(専用チップ)。
    音声の録音再生機能VOICE/FAX/DATAモデム機能などを1チップで実現する。
    DSPは信号処理をリアルタイムに行うので、オーディオや映像信号なと、
    処理の遅れが許されない信号を処理するのに適したプロセッサである。
    音声の圧縮や伸張等をリアルタイムで処理する必要がある携帯電話にもDSPが活躍している。
    そのほか、DV機器やDVDプレーヤーなど、搭載例は意外に多い。 反 : NSP 参 : AVアンプ
< > DSTN (Dual Scan STN) : ディスプレイを2分割して同時にスキャンすることで、
    応答速度を向上させたSTNタイプの液晶ディスプレイ。このDSTNでは、
    製造コストが安いというSTNの長所を活かしながら、表示品質を高めることができる。
    現在ではTFT液晶の価格が下がったため、DSTN液晶は姿を消しつつある。
< > DSU (Digital Services Unit)
    ISDN回線や高速ディジタル回線を利用するときにターミナルアダプタ (TA)と
    回線の間に置く回線接続装置で、ターミナルアダプタに内蔵されているものもある。
    ユーザ端末からの信号を回線側の伝送に適した信号に変換する機能を持つ。
    局からの配線をこのDSUに接続し、デジタル電話機やデジタルFAX、
    ターミナルアダプタなどの通信用端末はこのDSUに接続する。
    したがってISDN網に接続するには、通信用端末機器とは別に、DSUを用意する必要がある。
    DSUの役割をOSI7階層に当てはめれば、最も低位の階層であるレイヤ1に相当する。
    具体的にDSUは、レイヤ1での保守機能、モニタリング、タイミング調整、電力転送、
    レイヤ1の多重化、インターフェイスの終端機能を実現するもの。ISDNを利用して
    コンピュータ通信を行なうにはDSUにターミナルアダプタを接続し、ターミナルアダプタとパソコンを
    シリアルケーブルで接続する(外付け型ターミナルアダプタを利用する場合)、
    パソコンに内蔵するタイプのISDNカードを利用する場合は、ISDNカードをパソコンに挿入し、
    ISDNカードとDSUを接続する。 参 : OSI階層モデルINS64
< > DSVD (Digital Simultaneous Voice and Data)
    1本のアナログ電話回線で音声とデータを多重通信するための規格。これを使うことにより、
    パソコン通信のダウンロードを行っている最中なども電話を使うことができる。
    音声をデジタル化、1/8程度に圧縮し、データと混在した形で送信する。現在は、
    この圧縮の方法に米Rockwell社の「DigiTalk」と米Robotics社の「True Speech」の
    2つの規格があり、どちらの規格が国際標準となるかは決まっていない。
< > DTCP (Digital Transmission Content Protection)
    IEEE−1394を使って接続した機器間で認証とデータの暗号化を行ない、
    不正コピーを防止するデジタルコンテンツの著作権保護技術。
    SCMSと同様、複製制御情報をやりとりする機能も備わっているので、
    コピーを禁止したり1世代のみ許可したりといった制御も可能になる。
< > DTE (Data Terminal Equipment)
    データ端末装置。モデムとパソコンをRS−232Cで接続したとき、
    御装置側であるパソコンをさす。
< > DTE通信速度 = 端末速度
< > DTM (Desk Top Music)ディーティーエム : コンピュータで音楽を創ることが元の意味で、
    文字通り、机の上にパソコンやMIDI音源など必要な機器を置いて音楽を創ったり聴いたりすることだが、
    広義に捉えてサウンド全般を扱うことをいう。
< > DTP (Desk Top Publishing(application))デスクトップ・パブリッシング : 机上出版。
    通常の印刷工程は「原稿 → 写植 → チェック → レイアウト → 印刷」を経て行なうが、
    パソコン上で専用のソフトを使用することにより、「ソフト上で作成 → 出力」といった編集をし、
    雑誌や本の作成を印刷工場の印刷に近いレベルのきれいな印刷を行うこと。
    普通ワープロなどよりハイレベルなDTPソフトと高品質のレーザープリンターを利用して、
    比較的少ない枚数の印刷に利用する。レーザープリンタを用いて、印刷をするのが一般的で、
    それらのプリンタなどを使いこなすためのソフトウェアとして、PDLというページ記述言語がある。
    語源自体は、DTPソフトの代表作アルダス社「ページ・メーカー」発表時に、
    当時の社長ポール・ブレナード氏が提唱したものだといわれている。
< > DTPR (Desk−Top Presentation)
    各種説明を行なう時に、従来のようにOHPなどを使用する代わりに、
    会場、クライアント先にパソコンなどを持ち込み画面を投射機でスクリーンに写して行なう行為をさす。
    メリットとしてはビジュアルで視覚的に訴えることができること、音声を用いることもできること、
    OHPに比べて作成が容易であること、などが挙げられる。
< > DTS (Digital Theater System)デジタル・シアター・システム
    米国DTS社が開発したデジタル音声圧縮技術による映画立体音響フォーマットの1つ。
    映画の立体音響は、1976年にドルビー研究所がアナログ方式によるドルビーステレオの
    開発に成功してから本格化した。その後ドルビー研究所は、1991年にAC−3という
    高能率な圧縮技術を用いた5.1チャンネルのディスクリート・フォーマット、
    SR−D(ドルビーSRデジタル)を開発した。DTS方式は、このSR−Dに対抗する形で1993年に誕生し、
    映画「ジュラシック・パーク」で初めて採用された立体音響フォーマットである。
    チャンネル構成はSR−Dと同じ5.1チャンネルで、圧縮音声技術に英国のAPT社が開発した
    圧縮比4対1、1.4Mbpsという高い転送レートのapt−X100方式を採用している。
    DVDではマルチチャンネル音声としてドルビーデジタルが標準フォーマットとして決まっているが、
    DTSもオプションとして認められている。DTSはドルビー・デジタルより音質が優れるといわれている。
< > DTV (Desk Top Video) : コンピュータでビデオを編集して制作すること。
<M> Duracell (デュラセル) : アメリカの電池メーカー。多くの携帯パソコンで採用されている。
< > DVカメラ = デジタルビデオカメラ
< > DV規格 (Digital Video) : 家庭用ビデオカメラなどで使われるビデオテープレコーダ(VTR)の
    規格の一つで、単にDVともいい、ビデオをデジタル方式で記録する方式の一種である「DV方式」のこと。
    1994年にHDデジタルVCR協議会が策定した。 従来のビデオカメラとは違い、
    テープに映像をデジタルデータとして記録するするため、編集や複製に伴う画質の劣化がほとんどない。
    データ形式には独自のものが使われており、画面サイズは720×480ピクセル、
    フレームレートは30fps、ビットレートは約25Mbps、圧縮率は約1/5だが、
    MPEG圧縮を使うDVD−Videoに比べデータ量が多いため高画質である。
    IEEE1394端子を使って映像データをパソコンに取り込め、連続するコマにわたって
    圧縮処理を行うMPEGとは異なり1コマ内で圧縮処理するので編集に向く。 参 : D端子HDV規格
< > DV端子 (Digital Video interface)
    IEEE1394インターフェースをベースにしたデジタルビデオ用入出力端子の規格で、
    IEEEのアイソクロナスモードを用い、転送速度は25Mbpsである。
    ソニー、松下、ビクター、キャノンなどのデジタルビデオカメラで採用している。パソコン側では、
    IEEE1394端子やi.LINK端子と呼ばれている。デジタルビデオ機器同士をDV端子で接続すれば、
    デジタル情報のままの劣化のないダビングが可能である。
    IEEE1394ボードを搭載しているパソコンと接続すれば、高品質な画像取り込みができる。
    現在のデジタルビデオカメラに用意されているDV端子はIEEE1394が定める6ピンではなく、
    小型化のため4ピンが使われている。 参 : D端子HDV規格
< > DVI (Digital Visual interface) : パソコンとディスプレイを接続するインタフェース規格の一つ。
    1999年に、米インテルや米IBM、NECや富士通などが共同で提案した。デジタルでデータを転送する
    ため、原理上、アナログ接続の場合に比べて画質の劣化が少ない。接続にはDVI端子を用いる。
< > DVI端子 (Digital Visual interface)
    元々、パソコンとプロジェクターをつないで楽しむシアターPCが、誕生のきっかけで、
    ネジ式のロック機構を持っている。コネクタの形状は2種類あり、
    デジタル信号とアナログ信号の両方を扱える29ピンのDVI−Iと、
    デジタル信号専用の24ピンのDVI−Dがある。規格としては3つあり、
    DVI−Dがデジタル信号専用(デジタルRBG)、DVI−Aはアナログ信号専用、
    DVI−Iはインテグレーテッドでデジ/アナ兼用になっている。
    DVI−Iは、DVIコネクタを使ってデジタル信号とアナログ信号を扱えるコネクタで、
    アナログRGBモニタも接続できる。AV用途ではDVI−D端子が使われているが、
    次第にHDMI端子に移っていくだろう。市販の液晶ディスプレイビデオカードでは、
    低価格製品を除き、大半がDVI端子を持っている。DVIを使えばデジタルのまま送出できるので、
    信号劣化もなく、画質が向上するので、アナログRGBに比べて、画面がくっきり鮮明に映る。
< > DVD (Digital Versatile Disk)デジタル・バーサタイル・ディスク。デジタル多用途ディスク。
    ビデオテープに比べて、データが劣化しない、画質がよいといった特徴を持ち、
    CDと同じ大きさのディスクで、4.7GB(CDの7倍)の映像データなどを記録できる。
    DVDプレイヤーやパソコンで使い、1枚のDVDで映画1本分を格納することができる。
    現在のCD技術をリードしてきたソニーとPhilipsは、CDを超える次世代の大容量光ストレージとして、
    MMCD(Multi Media Conpact Disc)の開発を進めていた。
    またこれと同時に、東芝や松下などの家電大手ベンダは、
    共同でSD(Super Density)と呼ばれる次世代光ストレージの開発を進めていた。
    しかしこれら2つのグループは、1995年9月、MMCDとSDを共通化し、
    統一規格として次世代の大容量CDを製品化することを発表した。
    これが現在のDVDである。DVDという名称は、
    Versatileの「用途が広い、多様な」という意味の略にすることが決定され、
    1995年12月のDVD規格の発表時に正式に公表されているので、
    映画業界からの依頼から生まれたメディアであることからのVideoの略とする文献は正しいとは言えない。
    LDの後継としての「デジタル・ビデオ・ディスク(Digital Video Disk)」の1つの
    メディアの役割を担っているにすぎず、現在では「DVD」という固有名詞(略語ではない)とされている。
    DVDドライブには、読み出し専用のDVD−ROM、ライトワンス機能を持つDVD−R
    書き換えが可能なDVD−RWDVD−RAMがある。これらは、CDドライブでいえば、
    それぞれCD−ROMCD−RCD−Eに対応すると考えてよい。DVDの規格には、
    再生専用のDVD−ROM、DVDビデオ、DVDオーディオと、記録型のDVD−R・RW・RAMがある。
    DVDでは、現行のCDドライブよりも記録密度を高めるために、トラックピッチやピットサイズを縮小し、
    ピックアップに対するトラック移動の線速度を1倍速CDの約3.3倍高速にしている。
    このように高密度化されたDVDのピット/ランドを正しく読み取るために、DVDでは、
    読み取り用ピックアップからCDよりも短波長(650nmまたはおよび635nm)のレーザーを照射する。
    この高密度化により、1枚のDVD−ROMメディアには、現在のCD−ROMの約7倍にあたる
    4.7GBのデータを記録できるようになっている(片面シングルレイヤの場合)。
    さらにDVDでは、半透明層を使用した2層記録、
    および盤の両面にデータを記録するという両面記録までが考慮されており、2層記録では8.5GB、
    両面記録では9.4GB(両面各1層)のデータを記録できる(いずれも12cmDVDの場合)、
    デュアルレイヤのメディアでは、ピックアップから見て手前側に半透明の記録層を配置し、
    手前側に焦点を合わせるか、奥側に焦点を合わせるかで、読み取る記録層を切り替える。
    ただしこの2層記録では、現在注目している記録面(焦点を合わせていない側の記録面)からの
    反射もピックアップがひろってしまい、S/N比(Signal to Noise ratio)が低下してしまう。
    この問題を回避するため、デュアルレイヤのDVD−ROMでは、シングルレイヤよりも
    最小ピットサイズを若干大きくし(0.4μm→0.44μm)、かつトラックの移動速度を少しだけ
    高速にすることで(3.49m/sec→3.84m/sec)、必要なS/N比を確保できるようにする。
    しかしS/N比が改善される代わりに、記録密度はシングルレイヤのそれよりも低下することになる。
    デュアルレイヤの記録容量が、シングルレイヤの2倍に満たないのはこのためである。
    DVDやCDの取扱注意事項
    掃除をする場合は、メガネ拭き等のようなやわらかい乾いた布で、DVDやCDの中心から
    外側に向かって真っ直ぐ横切るように拭く。必要であればDVDやCDのクリーナー等を利用する。
    禁1 DVDやCDを拭く場合、レコードのように円周方向に拭かないこと。
        円周方向に傷がつくと、記録されているデータにアクセスできなくなる可能性がある。
    禁2 DVDやCDは、一般にレーベル面を「表」、透明な面を「裏」として扱うが、ほとんどの人は
        「裏」面を大切に扱うのに、レーベル印刷のある「表」は粗雑に扱っている。実は、この「表」面に
        情報(ピット)が書き込まれていて、キズによって情報が失われると再生できなくなったり、
        音質を劣化させたりする。「裏」面のキズは、上手に研磨して透明な状態に戻せば、
        回復が可能だか、「表」面にキズやピットの剥離が生じた場合は修復不可能になるので、
        レーベル印刷のある面も大切にしよう。ボールペンなどの硬いもので書いたり、
       セロテープなどを貼るのも厳禁!剥がす時に、大切なピットも剥がれてしまう。
    参 : DVDリライタブルOSTAリッピング
< > DVD−Audio (ディー・ブイ・ディー・オーディオ) : DVDフォーラムによって策定された、
    DVDに音声(音楽)を記録するための技術仕様。また、同仕様に従って作成された音楽DVDのこと。
    音の信号をデジタル化する際のサンプリング周波数は、最大192KHzで音楽CDの約4倍。
    記録容量がCDの約7倍あるDVDを活用し、5.1チャンネルサラウンドによる記録や、
    超高音質での音楽収録が可能となっている。
    用途に応じてサンプリング周波数や量子化ビット数、チャンネル数を選択することが可能なため、
    音質や最大記録時間はそれらの組み合わせによって大きく異なる。
    最高音質では、量子化24ビットの192KHzサンプリングを2チャンネル、あるいは、
    量子化24ビットの96KHzサンプリングを6チャンネル、といった組み合わせが可能であり、
    いずれもCD以上の収録時間を持つ。映像記録用の仕様であるDVD−Videoと違って
    リージョンコードは設定されておらず、メディアやドライブは全世界で共通のものが使える。
    CDに代わる次世代の音楽記録メディアとしては、他にソニーなどによる「Super Audio CD」がある。
    一般的なDVDドライブなら再生できるが、
    パソコンではDVD−Audioに対応するソフトがなければ再生ではない。
< > DVD MULTI = DVDマルチ
< > DVD−R : パソコン用のデータを読み書きできるDVD。追記型で書き換えは不可。
    片面記憶容量3.5GBまたは4.7GB。DVDフォーラムで規格策定。
    DVD−ROMと全く同じフォーマットで互換性がある。
    DVD−Rは「データ用」と「録画用」に、用途ごとに分かれているが、品質にほとんど差はない。
    「録画用」のDVD−Rは、例えばDVDレコーダーやテレビ録画機能付きのパソコンで、
    テレビ番組などを録画するときに使うもので、テレビ番組などの著作物を録音・録画する場合は、
    私的利用であっても著作権者へ補償金を支払うという決まりがある(私的録音・録画補償金制度)。
    「録画用」では、この補償金が最初から含まれて販売されるため、「データ用」に比べて価格が
    少し高くなっていることがある。「データ用」は自分で撮ったデジカメ写真やワードやエクセルの
    ファイルなど、基本的には自分で作成したデータを保存するために使う。
    デジカメ写真を保存するのであれば「データ用」がよいでしょう。
    ちなみに「音楽用(または録音用)CD−R」も、「録画用」DVD−Rと同じく、
    補償金が含まれた価格で販売されている。
    参 : フォー・ジェネラルファイナライズCPRM
< > DVD−RAM : パソコン用のデータを読み書きできるDVDフォーラムが規格化した
    書き換え型DVDメディアの一つで、約10万回のデータ書き換えに対応したDVD規格。
    1997年8月に登場したバージョン1.0のディスクは片面記憶容量2.6GBで、
    4.7GBはDVD−RAM Ver2である。
    コンピュータの外部記憶メディアを目的にされているので、OSでドライバーをサポートしており、
    コンピュータにDVD−RAMドライブを接続してディスクを入れるだけで使えるようになる。
    特別な書き込みソフトも必要ない。しかし、こうした仕様を実現するために、
    DVD−RAMディスクはかなり複雑な構造になっている。
    ディスクの記録面には微細な溝がらせん状に走っており、
    これを「グループ」と言い、溝と溝との間を「ランド」と言う。DVD−RAMでは記録容量を稼ぐため、
    このランドとグループの両方に記録(ランド・グループ記録)する。
    さらにアクセスをスピーディーに行うために、予めアドレスが打ち込んである。
    ディスクの物理的精度はもちろん、データを読み書きするための精度も高度なものが要求される。
    DVD−RAMの特徴にカートリッジかあるが、TYPE2とTYPE4はディスクの取り出しができるが、
    TYPE1はディスクの取り出しができないので、一般のDVDプレーヤーでは再生できない。
    いずれにしてもカートリッジがあることで、大敵なほこりや傷、
    指紋からディスクを守れるし、取り扱いも簡単になる。欠点として、
    DVD−R/−RWを採用するグループと方式が異なるためにメディアとしての互換性が低く、
    通常のDVD−ROMドライブでは扱えないこともある。
    最近ではパソコンだけでなくDVDレコーダーの記録媒体としても使われている。
    Windows XPの標準機能でDVD−RAMをフォーマット/書き込み方法
    DVD−RAMメディアのフォーマット方法(主にデータ消去)
    DVD−RAMメディアをDVD−RAMドライブに挿入→[スタート] ボタン→「マイ コンピュータ」→
    DVD−RAMドライブのアイコンを右クリックし、「フォーマット」→「フォーマットCDドライブ」と表示されたら、
    「クイック フォーマット」にチェック→[開始]ボタン→「フォーマットが完了しました。」画面が表示されたら、
    [OK] ボタン。以上の操作で、DVD−RAMメディア内のデータがすべて消去され、フォーマットが完了する。
    DVD−RAMメディアへ書き込む方法
    事前準備でDVD−RAMへの書き込みを有効にする
    [スタート] ボタン→「マイ コンピュータ」→DVD−RAMドライブのアイコンを右クリックし、「プロパティ」→
    「書き込み」タブ→「このドライブでCD書き込みを有効にする」にチェック(Windows Vistaの場合は
    ドライブやディスクの選択)→[OK] ボタン。
    (注)以上の設定を行うことによって、DVD−Rメディア、およびDVD−RAMメディアへの書き込みが
       できなくなる。OS標準の機能を使用して、DVD−Rメディア、およびDVD−RAMメディアへ
       データの書き込みを行う際には、再度[このドライブでCD書き込みを有効にする] にチェックをつける。
    DVD−RAMへの書き込み
    DVD−RAMメディアをDVD−RAMドライブに挿入→[スタート] ボタン→「マイ コンピュータ」→
    DVD−RAMドライブのアイコンダブルクリック→DVD−RAMドライブの画面内に、
    書き込みを行いたいファイル、またはフォルダをドラッグ アンド ドロップ→以上でデータの書き込み終了。
    参 : DVD規格CPRM
< > DVD−RAM Ver2
    DVDフォーラムで規格策定されたDVD規格で、パソコン用のデータを読み書きでき、
    約10万回の書き換えが可能。記憶容量は片面で4.7GB、両面で9.4GBである。
< > DVD−ROM : パソコン用のデータを記録した、読み込み専用記録メディアとしてのDVD。
    片面記憶容量4.7GB。DVDフォーラムで規格策定。
    DVD−ROMやCD−ROMをセットした際にエラーが出て読みとれない場合の対処方法



 左図のようなエラーが出て
 データを読みとれない場合には、
 下記のような原因が考えられる。

●DVD−ROMやCD−ROMが正しくセットされていない。
 「さしこみ方式」や「トレー方式」ではなく「はめ込み方式」の場合は、
 ROMの真ん中の穴にカチッと最後まではめ込む。
●DVD−ROMやCD−ROMの媒体が読めなくなっている。
 記録面の傷や汚れのために媒体自体が読めなくなっている可能性があるので、
 他のROMをセットして試してみてる。
ドライバーに問題が起きている。
 Windows上で動作するドライバーに問題がある可能性がある。
 この場合はいったんドライバーを削除し、再起動することで
 正常なドライバーを組み込み直して正常に戻るかどうかの確認を行う。
●Windowsに問題が起きている。
 上記の手順でドライバーの組み込みを行っても改善されない場合、
 Windowsに問題がある可能性があるので、パソコン添付のガイドブックを参照して、
 Windowsを再セットアップすることをお勧めするが、これらの処置を実施しても
 現象が回避できない場合、パソコンに不具合が発生している可能性がある。
参 : DVD規格
< > DVD−RW (Digital Versatile Disk ReWritable)ディーブイディーアールダブル
    パソコン用のデータを読み書きできるDVDのこと。書き換えも可能だが、
    データの追記が出来ないために現在あるデータを消してまた書き込まなければならない。
    したがって、データのバックアップには向かず、敢えて民生用DVDプレーヤで編集したDVDが見たい、
    という場合などにお勧めである。ビデオ録画のように、映像・音声データを長時間連続して
    記録する用途には、DVD−RAMよりシンプルな記録方法が適している、という考えで作られた。
    これまでのCD−Rなどと同じく、グループだけに記録する方式をとっている。
    DVD−RWにはビデオモードとVRモードの2種類の録画方式があり、ビデオモードは、
    市販のDVDビデオと同じ記録方式で、ファイナライズ解除をすれば再編集は可能となる。
    VRモードは、DVD−RWの基本記録方式なので、録画や編集を繰り返し行うことができる。
    書き換えのできるDVD−RWを使う場合、ビデオモードを選択したほうが多くのプレーヤーで再生できる。
    パイオニア独自の規格は、片面記憶容量4.7GB。DVD−Rと全く同じフォーマットを採用。
    SONY独自の規格は、片面記憶容量3.0GB。DVD−RAMとは互換性がない。
    Windows VistaでCD−RWやDVD−RWディスクなどをフォーマットする方法
    (注)ディスクをフォーマットすると登録されているデータは全て削除される。
    パソコンにディスクを挿入(自動再生画面が表示された場合は「ファイルをディスクに書き込み」をクリック)
    「ディスクのタイトル」に目的にあった「DVD−DATA」などの名称を入力→[次へ]ボタン→
    「残り時間を計算しています」の画面が表示されるので、暫く待って完了。
    Windows VistaでCD−RWやDVD−RWなどに書き込んだデータを削除する方法
    データの一部を削除する方法 : DVD−RWディスクをパソコンに挿入
    (自動再生画面が表示された場合は「エクスプローラ」をクリックし、操作手順4以降の操作を行う)→
    「スタート」→「コンピュータ」→「リムーバブル記憶域があるデバイス」よりDVD−RWドライブをクリック→
    ディスク内のデータが表示されるので削除したいデータを右クリックし、「削除」をクリック
    (複数データを削除したい場合は、複数データを選択し同様の操作を行う)→ファイルの削除で[はい]→
    「残り時間を計算しています」の画面が表示されるので、暫く待って完了。
    ディスクの全データを削除する方法 : DVD−RWディスクをパソコンに挿入
    (自動再生画面が表示された場合は「エクスプローラ」をクリックし、操作手順4以降の操作を行う)→
    「スタート」→「コンピュータ」→「リムーバブル記憶域があるデバイス」よりDVD−RWドライブをクリック→
    ツールバーより「このディスクを消去する」→「ディスクへの書き込み」画面で
    「ディスクを消去する準備ができました」のメッセージが表示されるので、[次へ]→
    ディスクの書き込み画面で「消去は正しく完了しました」のメッセージが表示されれば、
    ディスクに新しいファイルを書き込めるようになる。
    参 : DVD規格CPRM
< > DVD+RW (Digital Versatile Disk ReWritable)ディーブイディープラスアールダブリュー
    DVD規格をベースとした光ディスク型記憶メディアの一つで、日本のソニー、
    オランダのPhillps Electronics、アメリカのHewlett−Packardの3社によって策定された
    DVD規格のことである。ソニーなど3社を中心として米Dellや米Microsoftなどが参加している
    DVD+RWアライアンスによって、普及促進活動が行われている。
     DVD+RWは相変化記録(Phase Change Recording)方式によって記録面を書き換える方式を
    採用しており、片面で4.7GB、両面で最大9.4GBのデータを記録することが可能になっている。
    高速記録が可能であることやランダムアクセスが可能であることなどから、コンピューターの
    記録媒体として優れているとされる。また、DVD−ROMDVD−Videoとの互換性も高い。
< > DVD−Video (DVD−Video)ディー・ブイ・ディー・ビデオ : Video CDを、
    より高画質・長時間録画可能とした次世代映像メディアとして開発され、動画圧縮にMPEG2を使い、
    133分の映像と音声が12cmCDサイズのメディアに収録されたビデオディスクで、
    一般的にDVDといった場合、これを指す。1996年にDVDフォーラムによって策定され、
    映画タイトルなどの一般的なDVDソフトはこの規格に準じて製作されている。
    この形式なら家庭にあるほとんどのDVDプレーヤーで映像を再生できる。
    対応メディアはDVD−RDVD−RW、DVD+R、DVD+RWである。
    画素数720ピクセル×480ピクセル、水平解像度約500本程度、
    輝度(Y)信号と色(C)信号を分けたコンポーネント記録が採用されている。
    音声はドルビーデジタル(AC−3)サラウンドとリニアPCMのどちらかで収録される。
    リニアPCMはダイナミックレンジに影響する量子化ビット数が16bit、20bitt、24bitの3種類があり、
    音の高低に影響するサンプリング周波数は48KHzと96KHzがある。 参 : リージョナルコード
DVD−VR形式との違い
DVD−Video DVD−VR
映像の追記・編集 不可(録画・再生のみ)
DVDプレーヤーとの
互換性
高い ほとんどのプレーヤーで
再生不可
DVD−RAMへの
書き込み
不可
< > DVD−VR (DVD−Video Recording)ディー・ブイ・ディー・ブイアール
    DVD−R/DVD−RWドライブにおける映像記録方式(ビデオレコーディングフォーマット)。
    テレビ番組をDVDメディアに録画する目的で規格化されたため、フレーム単位での編集が可能で、
    ディスク上での編集作業もできるのが特徴である。
    DVD+VRと同じく、保存後も追記・編集が可能だが、再生可能プレーヤーは少ない。
    対応メディアはDVD−R、DVD−RAM、DVD−RW。
    参 : DVDディスクの種類DVD規格CPRM
< > DVD+VR (ディー・ブイ・ディー・プラス・ブイアール)
    DVD+R/DVD+RWドライブにおける映像記録方式。「DVD−VR」とは互換性がない。
    DVD+VRでは、編集(追記、削除など)後のDVD+VRメディアでもDVDプレーヤーで再生でき、
    これはDVD−VRにはない特徴である。 参 : DVD規格
< > DVDカメラ : DVDカメラの利点とは、DVD記録メディア=保存メディアであり、
    DVカメラデジタルカメラのようにデータを移す必要がないことである。
    また、ディスク記録の良さはランダムアクセスが可能な点で、手軽に任意のシーンにアクセスでき、
    削除や並べ替えなどができるうえ、カメラが自動的に空いている領域に書き込むので
    間違って上書きする心配がない。さらに、テープにはできない夢のノンリニア編集がいとも簡単にでき、
    シーンのつなぎ目もほとんどとぎれず自然で、おまけにフェードなども超簡単編集ができる。
    半面、8cmディスクといってもDVテープに比べると大きいため、カメラのサイズが小さくならないことと、
    採用した8cmDVD−RAMメディアは未だほとんど普及していないためメディア単価が
    実売3千円(1000円/1.0GB)弱と非常に高いことである。
    だから、安くなるまでの経済的な使い方として、8cmのディスクに撮影したデータを、
    12cmにのディスクにまとめてコピーし、8cmのディスクのほうは、また消して再利用する方法がある。
< > DVD規格 = DVD規格(別掲)
< > DVD記録方式 : 現在、下記表の4つの記録方式が規定されている。
    2層は、片面に通常の記録層と半透明記録層を記録する。
記録方式 規格名 容量 最大再生時間
(DVD画質)
片面1層 DVD−5 4.7GB 133分
片面2層 DVD−9 8.5GB 240分
両面1層 DVD−10 9.4GB 266分
両面2層 DVD−18 17.0GB 480分
< > DVDディスクの種類 : DVDプレーヤで再生できるのは、ビデオモード録画したDVD−Rディスクと、
    ビデオモード録画したDVD−RW(Ver1.1)ディスクで、どちらも、パソコンショップだけではなく、
    家電量販店などのビデオコーナーでも売られている。
    一方、DVD−RWディスクにはVer1.0(ビデオレコーディングモード録画のみ)と、
    Ver1.1(ビデオレコーディングモード録画、ビデオモード録画どちらも可能)の2種類があり、
    DVD−RW Ver1.0ディスクとDVD−RW Ver1.1ディスクどちらも「DVD−RW VIDEO」と
    表記されているが、ビデオモード録画が行なえるのはDVD−RW Ver1.1ディスクだけで、
    DVD−RW Ver1.1ディスクには「Ver1.1」または「ビデオモード対応」と表記されているので、
    これで区別することができる。
    VR(DVDビデオレコーディング)モードは、DVD−RWディスクを使って、プログラム編集など、
     ビデオテープのようにリアルタイムで映像/音声データの書き込みや読み出しを行なう
     DVDビデオレコーディングフォーマットで記録するもので、
     VRモード対応のパソコンやプレーヤーでないと再生できない。
    +VR(DVD+RWビデオレコーディング)モードは、
     DVD+R、DVD+R DL、DVD+RW用の録画フォーマット。
     ビデオモードに近い規格のため再生互換性は高く、ディスク上での編集も可能。
     ただしデジタル放送のコピーワンス番組の録画はできない。
    ビデオモードは、
     映画コンテンツをDVD化(オーサリング)するために生まれたDVDビデオフォーマットで記録し、
     一般のDVDプレーヤーやカーDVDプレーヤー、DVDビデオ対応のパソコン、
     DVD再生機能付きゲーム機などでの再生が可能。    
ディスクの種類 フォーマットの種類 記録方式 機能
DVD−Video DVDビデオフォーマット 録画・再生のみ。編集不可。映画などの
市販DVDビデオと同じ規格のフォーマット
DVD−RW
(Ver.1.0)
DVD−RWビデオ
レコーディングフォーマット
VRモード
(ランダム記録)
再生・録画・フル編集
(プレイリスト/オリジナルの編集)
デジタル放送コピーワンス録画可。
DVD−RW
(Ver.1.1)
同上(初期状態) VRモード
(ランダム記録)
再生・録画・フル編集
(プレイリスト/オリジナルの編集)
デジタル放送コピーワンス録画可。
DVDビデオフォーマット ビデオモード
(直線記録)
再生・録画(一部除く)・一部編集
(ビデオモードでの編集)
DVD+RW DVD+RWビデオ
レコーディングフォーマット
VRモード
(ランダム記録)
再生・録画・フル編集。デジタル放送の
コピーワンス番組の録画はできない。
DVD+RAM DVD−RAMビデオ
レコーディングフォーマット
VRモード
(ランダム記録)
再生・録画・フル編集。
デジタル放送コピーワンス録画可。
DVD−R
(VIDEO)
DVDビデオフォーマット ビデオモード
(直線記録)
再生・録画(一部除く)・一部編集
(ビデオモードでの編集)
DVDビデオフォーマット
CPRM対応)
VRモード
(ランダム記録)
再生・録画
デジタル放送コピーワンス録画可。
< > DVDへの書き込み方法 : 対応したライティングソフトなら、CUEの目次にしたがって
    データ本体BINを焼く。CUEはテキストファイルなので、メモ帳などで開ける。
    Windows Vistaで、CDまたはDVDへデータ ファイルをコピーする方法
    UDF形式で書き込む方法(CD−R/RWおよびDVD−R/RWに対して
    ファイルを追加/削除できるようにするライブファイル形式
     空のCD−R/RWおよびDVD−R/RWを挿入→自動再生画面で「ファイルをディスクに書き込む」
     (自動再生画面を[閉じる]ボタンで閉じ、書き込みしたいファイルを右クリックし、
     表示されるメニューの「送る」→「DVD RWドライブ」を順番にクリックしてもよい
)→
     ディスクの書き込み画面で、「ディスクのタイトル」ボックスにDVDのタイトルを入力し、
     「フォーマットのオプションを表示する」にチェック→「ライブ ファイルシステム」
     (Windows XPより以前のOSで読み取りを行う場合、「バージョンの変更」をクリックし、
     適切なライブファイルシステムのバージョンを選択して[OK])→[次へ]→
     「ディスクのフォーマット」の画面が表示されるので、[はい]→ディスクがフォーマットされる→
     ディスクに書き込むファイルをドラック(朱色の操作の場合、フォーマットが終了すると
     書き込んだファイルが表示されていることを確認する
)→書き込みが完了→
     「ファイル」→「セッションを閉じる」で、書き込んだDVDディスクが他のパソコンで使用できるようにする。
      UDF形式での書き込みは、ドラッグアンドドロップで実行できるため、
     CDやDVDを他のリムーバブル メディアのように簡単に扱うことができる。
     必要な作業は、ディスクを挿入してファイルをドライブにコピーすることだけで、通常のハード ドライブや
     ボリュームへファイルをドラッグアンドドロップする場合と同じようにファイルが処理される。
     ただし互換性が低いため、家電製品のDVDプレイヤーやWindows XPなどでは利用できない。
    ISO形式で書き込む方法(古いコンピュータやディスクプレーヤと互換性を保てるマスター形式
     空のCD−R/RWおよびDVD−R/RWを挿入→自動再生画面で「ファイルをディスクに書き込む」→
     (自動再生画面を[閉じる]ボタンで閉じ、書き込みしたいファイルを右クリックし、
     表示されるメニューの「送る」→「DVD RWドライブ」を順番にクリックしてもよい。
     または、DVDに保存したいファイルを表示し、[Ctrl]キーを押しながらマウスでクリックして
     選択状態にする。[Ctrl]キーを押しながらマウスをドラッグし、複数のファイルを選択状態に
     追加することもできる→選択状態にしたら右上の[書き込む]ボタンをクリックする。
     フォルダを選択状態にして[書き込む]ボタンをクリックすれば、フォルダ単位で書き込みの
      準備を行うことができる。この場合、そのフォルダの中にあるファイルを全て書き込むことができる

     ディスクの書き込み画面で、「ディスクのタイトル」ボックスにDVDのタイトルを入力し、
     「フォーマットのオプションを表示する」にチェック→「マスター」→[次へ](朱色の操作の場合へ)→
     ディスクがフォーマットされる→「書き込み速度」を選択→[次へ]→ディスクに書き込むファイルをドラック→
     書き込みが完了→[完了]ボタンでウィザードを閉じる。
     書き込みたい全てのファイルが「ディスクに書き込む準備ができたファイル」に表示されたら、
      「ディスクに書き込む」→「このディスクへの書き込み」の画面で、「このディスクを準備します」で→
      [次へ]→
書き込みがスタート→書き込みが終了すると、「ディスクへの書き込み」の画面で、
      「ファイルはディスクへ正しく書き込まれました」が表示され、ディスクが排出される→
      同じファイルを使用して別のディスクを作成しない場合→[完了]ボタンでウィザードを閉じる。
    Windows DVDメーカーで、オリジナルDVDを作成する方法(Windows 7、Windows Vista)
     @[スタート]→[すべてのプログラム]→[Windows DVDメーカー]でソフトを起動。
     A[項目の追加]→DVDにする動画ファイルを選択し、[追加]をクリック。
     B複数の動画ファイルを追加して、まとめてシヒシにすることもできる。
      [シヒシタイトル]にタイトルを入力したら、[次へ]をクリック。
     CDVDのメニューを作成する画面が表示される。[メニューのスタイル]でデザインを選択できるほか、
      [メニューテキスト]、[メニューのカスタマイズ]で細かなカスタマイズも可能。
      メニューができあがったら[書き込み]をクリック。
     DDVDドライブにDVD−R/RWをセットすると、自動的に書き込みが始まる。
     E書き込みが完了したら[閉じる]をクリック。できあがったDVDは家庭用のDVDプレーヤーでも
      再生できるが、プレーヤーによっては再生できない場合もある。
     [オプション]でDVDの詳細な設定 : 動画を選択するときに右下の[オプション]をクリックすると、
      作成するDVDの細かな設定が可能で、主に利用するのは[DVD再生設定を選んでください]である。
      DVDプレーヤーにセットしたときに、まずDVDメニューを表示させるか(DVD メニューの開始)、
      ビデオを再生し、終了時に最後にDVDメニューを表示するか(ビデオの再生とDVDメニューの終了)、
      または、ビデオの再生を連続して行うか(ビデオの連続再生)を選択できる。
     DVDメーカープロジェクトの保存 : DVDの書き込みが完了したら[ファイル]→[保存]で、
      「DVDメーカープロジェクト」としてWindows DVDメーカー用のファイルを保存しておく。
      このプロジェクトは、後で同じDVDを作成したくなったときに利用する。
    参 : 動画編集
< > DVDのフォーマット (DVD Format) : 物理フォーマット、ファイルフォーマット、
    アプリケーションフォーマットに分類される。ファイルフォーマットはUDF(Universal Disk Format)で
    統一されている。パソコン(PCファイルデータ)では複数のOSがあるためISO9660にも対応している。
    記録型DVDメディアでも、フォーマットは必要である。しかし通常は、パソコンのライティングソフトや
    DVDレコーダーが自動的にフォーマットを行ってくれるので、ユーザーがいちいち自分で
    作業する必要はない。メディアのフォーマット形式を確認するには、Windowsの「マイコンピュータ」で
    ドライブを右クリックして「プロパティ」を選ぶ。新品のDVDメディアだと「未フォーマット」と表示されるが、
    ライティングソフトでデータの書き込み作業を行うと、「UDF」などのフォーマット形式が
    表示されるようになる。
    DVDの論理フォーマット
    ●FAT(File Allocation Table) : MS−DOSから使われてきたファイルシステムで、
     Windows Meまでのシステムでは、ハードディスクなどで使用されている標準論理フォーマットであり、
     クラスタと論理セクターという記録単位を持ったディスクを管理する方式である。
     FATには、いくつかの仕様があり、現在では16ビットのFAT16と大容量化に適した32ビットのFAT32
     が用いられている。ファイルサイズが小さいデータのやり取りに適しているファイルフォーマットである。
    ●HFS : MacOSでサポートされているファイルフォーマットで階層構造を用いている。
     16ビットのファイルシステムを採用し、最大65536個のアロケーションブロック(FATでいうクラスタに
     相当するもの)を使用できる。HFS+はその拡張仕様で、32ビットのファイルシステムを採用し、
     約42億9000万個のアロケーションブロックまで使用することができ、HFSに比べてより小さな
     アロケーションブロックを割り当てることができ、
     大容量のファイルを効率良く扱えるように設計されているものである。
    ●UDF(Universal Disk Format) : DVDの統一標準フォーマットとして規格に採用されたもので、
     異なるOS間でも読み書きができるのが特徴である。
     現在は規格が拡張され、最新のバージョンは2.0となっている。
     バージョンアップにより、DVD以外の大容量ディスクなどにも対応している。
     映像など、連続した大きなファイルサイズを得意とするファイルフォーマットである。
     DVDの場合は、主に扱うデータも動画や音楽といったマルチメディアデータなど、
     扱うファイルサイズが大きく、このような場合では、大きなファイルの読み書きでパフォーマンスの出せる
     UDFのほうが有利といえる。また、UDF2.0以降では、VRフォーマットによる録画が
     可能となっており、DVDビデオレコーダーとの互換性が取れるようになり、
     VRフォーマットで記録した各DVDメディアは対応したDVD−ROMドライブでも再生が可能である。
     4.7GB/9.4GB DVD−RAMディスクの場合のUDFフォーマット形式
     ★ユニバーサルディスクフォーマット(UDF1.5)
      DVD−RAMの標準フォーマットで、WindowsやMacintoshなどの異なるOS環境で
      データをやり取りできる。この型式でフォーマットしたDVD−RAMディスクには、
      「ビデオレコーディング規格」対応のDVDビデオレコーダーや同規格準拠のパソコン用の
      データ書き込みソフトを使って書き込みできない。
      パソコンのデータを書き込むときは、この型式が適している。
     ★ユニバーサルディスクフォーマット(UDF2.0)
      ビデオレコーディング規格(DVDフォーラム策定)に対応したDVDビデオレコーダーや
      パソコン用のデータ書き込みソフトで使用するためのフォーマット形式で、
      市販のDVDレコーダーなどで再生したい場合や、音楽データや映像データを書き込むときは、
      この型式が適している。
    DVD−RAMディスクのフォーマット方法
     DVD−RAMディスクをCD/DVDドライブに入れる→[スタート]→「マイコンピュータ」→
     CD/DVDドライブのアイコンを右クリックし、「フォーマット」→フォーマット種別を選択し、[開始]→
     パソコンのデータ用ならUDF1.5(またはFAT32)、音楽データや映像データならUDF2.0を選択→
     確認画面で[OK]→フォーマットが始まる→フォーマットが終わったら、[閉じる]で完了。
    CD−RWやDVD−RWのメディアは一般に、フォーマットして使うことはない。
    SonicDLAやDirectCDやB’s CLIPなどの、パケットライトという書き込み方式で行うソフトのみ、
    フォーマットをしてから使い始めるが、一般的ではないので、通常、これらのソフトを使うことはない。
    しかし、データをコピーする場合はコピーを参照してください。
< > DVDビデオ再生ソフト : DVDビデオを再生するソフト。市販されているDVDビデオはもちろん、
    オーサリングソフトを用いて製作したオリジナルの作品も再生できる。
    主な製品には、PowerDVD 5、WinDVD4などがある。
< > DVDマルチ (DVD Multi)
    DVD規格の策定団体「DVDフォーラム」が2002年6月に発表した仕様で、
    1台のドライブでDVD−R、DVD−RAM、DVD−RWの3方式に対応するDVDマルチ規格。
    勿論、CD規格のCD−R、CD−RWにも対応しているので、
    現在使われているDVD、CD系のバックアッブメディアのほとんどに対応している。
    これにより、DVD製品を購入するときに互換性を気にする必要がなくなったが、
    なぜか、DVD+RWはこの規格に入っていない。
    2002年9月からドライブの出荷が始まった。内蔵型ドライブの実売価格は3万5000円前後。
    DVD−R/RWもしくはDVD−RAM/Rにしか対応しないドライブと、
    ほとんど実売価格は変わらないので、DVD−Multi対応ドライブの方が賢明な選択といえる。
    しかし、すべてのディスクに対応するには、DVD±RW/RAMドライブを購入する必要がある。
    参 : スーパーマルチ
< > DVDリライタブル (DVD Re−writable) : 書き換え可能なDVD記憶装置の総称。
    統一規格のDVD−RAMに対し、ソニー・フィリップスが提唱するランダムライト、
    ランダムイレースが可能なDVD規格である「DVD+RW」と、
    パイオニアとビクターなどが提唱する「DVD−RW」と呼ばれる規格が存在する。
< > DVDレコーダー (DVD recorder) : 記録メディアにDVDを使う家庭用の録画・再生機器で、
    DVDビデオレコーダーとも呼ばれる。標準画質でDVD片面に約2時間の映像が録画できる。
    ハードディスク(HDD)を内臓する製品は、HDDに長時間の録画ができるし、
    編集時HDDからDVDには、映像をデジタルデータのままでダビングする。
    HDDを内臓していないDVDレコーダーをDVD単体レコーダーと呼んで区別することもある。
< > DVI →  DFP
< > DVI端子 (Digital Visual Interface)
    液晶ディスプレイ (LCD)やCRTディスプレイへのビデオ信号をディジタルのままで転送することで、
    画質の劣化を抑えることができる接続方式。1994年4月に規格が発表された。
    現在日本で販売されているパソコンでディジタル液晶インターフェースとして採用されているのは、
    そのほとんどがDVI端子で、コネクターには、アナログインターフェースも一緒に収めた29ピン端子の
    「DVI−I」と、24ピンの端子で、デジタルのみの「DVI−D」がある。 参 : D−sub
< > DVI−HDCP端子 (DVI−ハイバンドウィズ・デジタル・コンテンツ・プロテクション)
    プレゼン機器として使用されるプロジェクターなどに採用されていて、コンテンツ保護を施したDVI端子で、
    デジタル出力のデータを暗号化して転送することで、違法コピーができないようにした接続方式。
< > DVIポート : 液晶用などのデジタル表示機器用に用意された、デジタル映像出力端子。
< > DXF (Data eXchange Format)
    異なるCADシステム間で図面データを交換するための共通データ形式。
    Autodesk社のAutoCADなどで使われている。 参 : IGES
< > dynamic DNS = ダイナミックDNS
< > Dynamic HTML = DHTML











































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