[ホーム] [索引] [前項] [次項]                                           用語:45
< >  (ヘクト) : 10の2乗を表す接頭辞記号。
< > H.261 (エイチ・ニイ・ロク・ヨン)
    1990年12月にITU−Tにより勧告されたISDN用の動画像符号化方式。
    H.261搭載の機器同士であれば基本的に相互接続可能。
    人物像など絵柄がそれほど激しく動かないテレビ会議・電話を主な用途として想定している。
    伝送速度は64Kbit/s、128Kbit/s、384Kbit/s、1.5Mbit/sなどが用いられる。
    なお、映像信号を既存のディジタル回線にのせるための圧縮方式について記述してあり、
    リアルタイムでの映像伝送に主眼を置いている点が、蓄積を目的としたMPEGなどと異なる。
< > H.264 (エイチ・ニイ・ロク・ヨン)
    米国と欧州の標準団体の共同組織Joint Video Teamにより策定され、
    ITU−TISOで制定されているフォーマットで、ディジタルビデオ用のMPEG系映像圧縮形式で、
    MPEG4 AVC(Advanced Video Coding)とも呼ばれている。
    データ圧縮率は、MPEG2の2倍以上、MPEGの1.5倍以上とされている。
    理論上では現行のDVDディスクの画質を保ちつつ、同じ容量で2倍以上の時間の映像を保存できる。
    映画やコンサートなどの動画コンテンツや携帯機器向けのコーデックとして幅広い普及が期待されている。
    また、HD DVDや、携帯電話で地上デジタル放送を見るために応用されることが検討されている。
    対応した製品やサービスは、2004年中にも登場する見通しになっている。
    H.264はMPEG4のプロファイルである、Simple Profile(SP)やAdvanced Simple Profile(ASP)
    の改良版なので、DivXWindows Media Player等とは互換性がない。 参 : WMV
< > H.323 (エイチ・サン・ニイ・サン)
    テレビ電話などの実装に利用される、ネットワーク上で音声・動画を1対1で送受信するために
    音声・映像方式・データ圧縮伸長方式などを定めたプロトコルの一つ。
    1996年にITU−Tによる承認、勧告された。
    応用例が広く、VoIPからネットワーク上のテレビ会議に至るまで対応し得るような設計がなされている。
    H.323を用いたアプリケーションの代表例としては、
    Internet Explorerに添付している「Microsoft NetMeeting」などがある。 参 : SIP
<J> HAL9000 : 2001年に完成された?、IBMを一歩進めた人間的なコンピュータというのが定説。
< > HDD (Hard Disk Drive) = ハードディスク・ドライブ
< > HDD/DVDレコーダー (HDD/DVD recorder)
    ビデオテープの代わりにHDDや書き込み型のDVDに映像を保存する記録・再生装置のこと。
    HDDやDVDを使うため、テープメディアのデメリットである録画時の頭出しや、
    再生時の巻き戻しによる待ち時間などが不要になる。
    大容量のHDDを使って録画し、保存したい映像のみをDVDに記録するという使い方が主流。
    HDDだけに記録可能な製品や、ビデオテープレコーダー(VTR)との複合機も出ている。
< > HDD抹消ソフト : 通常の方法ではHDDのデータを完全消去できないので、
    これをセキュリティの面などから完全に消去できるようにしたユーティリティ。HDDのデータは、
    「ごみ箱」に捨てただけではその後「ごみ箱を空にする」を選んでも実際には消去されていない。
    消したデータの在りかをOSが認識できなくなるだけで、
    実はデータを格納しているファイル本体はHDD内に残っている。
    特殊なツールを使えば、これらのデータやフォーマットしたHDDからでもデータを復元できるので、
    HDDに無意味なデータを上書きすることで、
    消しきれなかったファイルの残がいを完全に消去できるようにしたのがHDD抹消ソフトである。
    リサイクルパソコンなどのパソコン再利用でのデータ漏えい防止のために、企業での利用が高まった。
    主に企業向けで数社の製品があるが、一般ユーザーでは 、
    「DataEraserパーソナル版」(ワイ・イー・データ社)が価格も3,600円と手ごろでよさそう。
    (連絡先:0120−413374) http://www.ontrack-japan.com/
< > HDDレコーダー (Hard Disk Drive recorder)
    ハードディスク(HDD)にテレビ番組などを録画するビデオレコーダー。
    TVチューナーやAV入力端子を備え、取り込んだ映像・音声をデジタル化してHDDに記録する。
    HDD容量は100GB近くもあり、映像データはMPEG2などの形式に圧縮して記録される。
    基本的な操作方法はテープを使うビデオデッキと同じで、
    DVDにも記録できるHDD/DVDレコーダーもある。
< > HD DVD (High Definition DVD)エイチディーディーブイディー
    DVDフォーラムが策定した、DVDの後継となる大容量光ディスクの規格。
    東芝とNECが共同提案した「AOD」(Advanced Optical Disk)仕様をベースとしており、
    2003年11月に再生のみが、2004年2月に承認された。
    同じハイビジョン記録が可能な光ディスクで、先行して製品が発売され、
    世界統一規格とされているブルーレイ陣営(ソニーなど)とは分裂することになった。
    読み取りにはブルーレイと同じ波長405nmの青紫色レーザーを使っているが、
    読み出し専用のHD DVD−ROM規格では片面1層で20GB、2層で40GBの記憶容量で、
    ブルーレイに比べてやや少ない点が弱みとなっている。
    HD DVDの最大の特徴はデイスクの構造で、同じ12cm径のディスクながら、
    ブルーレイでは保護層が0.1mmなのに対し、片面2層記録メディアの場合、
    DVD−ROMと同様に1層0.6mmの基板を2枚貼り合せることで1枚のディスクを構成しているので、
    現行のDVD規格との高い互換性がある。また、ピックアップの開口数(0.65)もDVD規格と同じである。
    現行のDVD規格との互換性をほとんど持たないブルーレイ規格とは対照的である。
    カートリッジレスを標準としており、これがPCユーザーに受け入れられるかどうかという点と、
    ブルーレイ陣営にどこまで食い込めるかが課題である。 参 : B5

    東芝撤退、HD買った人は?規格戦争で消費者置き去り
     新世代DVDの規格をめぐる主導権争いは、「HD DVD」を主導する東芝が再生機器類の製造を
    停止する方向となったことで、今後はソニーなどが推す「ブルーレイ・ディスク(BD)」に
    一本化される見通しとなった。ただ、「消費者置き去り」のまま続いた規格戦争は、
    すでにHD機を購入した消費者への対応など、重い禍根をメーカー側に残す。
     「まだ負けたわけではない。HDの技術的な優位は変わらない」
    2008年1月、ソフトの著作権を握る米映画大手ワーナー・ブラザーズがHD陣営からの離脱を
    発表した直後、東芝の米国法人幹部はこう強気の姿勢を強調したが、それも長くは続かなかった。
     国内外のメーカーで唯一、HDの録画再生機や再生機を製造してきた東芝。
    BDよりも低価格で売り出す戦略を推し進めたが、主戦場とにらんできた北米市場で、
    2008年2月15日に小売り最大手のウォルマート・ストアーズがBD支持を表明。
    外堀を埋められた格好の東芝は「万事休す」となったようだ。
     東芝は米国で、HDの再生機をウォルマートなどの小売店を中心に2万円を切るような
    「採算割れ覚悟」(幹部)の破格の値段に設定してきた。その効果もあり、米国でのHD機の販売台数は、
    米マイクロソフトのHD対応の家庭用ゲーム機を含めて100万台を超える。
     日本での販売台数は数万台にとどまるとみられているが、米国の消費者の中には
    「規格争いについてよく知らず、価格面でHDの再生機を購入した人も少なくない」(業界関係者)と
    みられる。今後、東芝にとっては、国内外を問わずHD機購入者への対応が重い課題になるのは
    間違いない。また、撤退にともなう費用や、これまでに投入してきた販売促進費などの
    関連費用は数百億円に上るとみられる。東芝は、デジタル家電を原子力や半導体と並ぶ
    主力事業と位置づけてきただけに、HD撤退による損失が経営に与える影響は小さくない。
    東芝、HD DVD撤退を正式発表、米ワーナー離反など大きく影響
     東芝は2008年2月19日午後、都内で記者会見を開き、HD DVD事業から撤退すると発表した。
    ハイビジョンを高画質で記録する次世代DVD規格として2006年に製品化、
    対抗のブルーレイディスク(BD)規格と激しく争ったが、2007年末商戦が不振だったこと、
    コンテンツを供給する米映画会社の離反、米大手小売りのHD DVD販売撤退などから、
    事業継続を断念した。これにより、次世代DVD規格はソニーなどが推進するBDに一本化される。
     HD DVDレコーダー、プレーヤーなど関連ハードウエアの開発・生産は打ち切り、出荷も縮小、
    3月末をもって事業を終了させる。これまでに販売されたHD DVD機器は、
    プレーヤー(ゲーム機用外付け装置を含む)が約100万台、レコーダーが約2万台、
    パソコン用ドライブが約200万台という。
     レコーダー、プレーヤー、パソコンを含むHD DVD機器のサポートは継続する。
    補修用部品の保有期間は、製造打ち切り後8年間となる。
     撤退の理由について、米映画大手・ワーナー・ブラザースが2008年1月、
    HD DVD陣営から離脱しBD支持を打ち出したことなどを挙げた。
     なお、従来のDVDプレーヤー/レコーダーについては事業を継続する。
    東芝、「HD DVD」撤退で1100億円損失
     東芝は2008年3月19日、「HD DVD」規格によるDVD事業からの撤退に伴い
    2008年3月期連結決算で1100億円の損失を計上する見通しと発表した。
    これに伴い2008年3月期の連結業績予想を下方修正し、
    純利益は当初予想の1800億円が1250億円になる見込みとした。
     HD DVD事業では撤退を決める前の価格競争の激化などで650億円の営業損失も計上する見通し。
    税引き前の段階で合わせて1100億円の損失となる。
< > HDLC (High level Data Link Control)ハイレベルデータコントロール
    拡張性や信頼性の高い伝送が行える制御手順で、
    情報をフレームと呼ぶ枠に収容し、コードに無関係に連続的に透過伝送を行う。
    その時、全てのフレームにCRCコード情報を付加して誤り制御を行うことで、信頼性の向上を図る。
< > HDMI端子 (High Difinition Multimedia interface) : 見た目にはUSB端子に似ていて、
    DVIというデジタル接続可能な規格をベースにして、家電向けにAV用の機能を追加した端子で、
    2002(平成14)年に半導体メーカーや家電メーカーが中心となり規格を策定し、
    世界標準規格になっている。DVIではコネクターも大きく、音声信号は別扱いだったが、
    HDMIでは音声信号の伝送も規格に入っており、コネクターも小さくなり、これ1本の接続で
    高品位な映像、音声信号をやりとりでき、デジタル信号をアナログ変換しないので映像がより鮮明である。
     実は、HDMIはDVIの上位規格で、両者の映像信号には互換性がある。
    変換アダプターも販売されており、これを使えばパソコンのDVI端子からテレビのHDMI端子に接続し、
    パソコンの映像をテレビに映し出すことも可能である。HDMIのもう1つの特徴として、
    「HDCP」という著作権保護技術に対応する点が挙げられ、デジタル放送のように、
    著作権で保護された動画コンテンツは、そのままの信号で出力しないよう規定されている。
    デジタル信号を“素”の状態で流すと、不正コピーされる恐れがあるからで、
    HDMIでは、機器同士で相互に認証を行い、信号を暗号化して不正コピーを防止する。
    これに対し、もともとのDVIは著作権で保護された動画コンテンツを取り扱うことができなかった。
    最近になってHDCPに対応するDVIが登場したが、これを搭載するのは、
    2006年以降に登場した製品が大半である。
    また、DVIは端子が大きく、ノートパソコンへの搭載には向かない。音声を出力する場合、
    映像ケーブルとは別に音声用のケーブルをつなぐ必要もある。このような点から、
    今後はパソコンでも、映像のデジタルインタフェースとしてDVIからHDMIへ移行が進むとみられている
    形状は下の通りで1.5cm×0.6cmの大きさの19ピンの端子で、従来のコンポジット、
    S端子D端子等がアナログ信号だったのに対してHDMIはデジタル信号で
    STB等とテレビの接続を行う事ができ、信号形式はRGBと色差もカバーする。
    
    現在、レコーダーやテレビで標準端子になっているデジタル映像・音声入出力端子
         
    PanasonicのRP−CDHG30−TというHDMIケーブル(3m)のプラグ部分の表裏
    金メッキにしても、4980円は高過ぎると思う。

    AV用途ということで、DVI端子のようなネジ式のロック機構はない。DVIとの変換もできる。
    まだ国内では採用した商品は少ないが今後放送のデジタル化が進めば
    HDMI端子を搭載したデジタル家電などの商品が増えて来るだろう。
    今のところHDMI端子のある機器が少なく、HDMIケーブルが高価である。
    下記のエラーが出てテレビ画面に切り替わらない場合の対処方法(ソニーVAIOでの例)
    「お使いのディスプレイが、コピー制御されている映像の表示には対応していない、
    または2画面以上のディスプレイを接続しているため映像の表示ができません

    HDMIケーブルでテレビに接続するとデイスプレイはテレビとパソコンの2画面となるため、
    キーボードの[Fn]と[F7]キーを同時に押して画面をテレビ側の「外部モニタ(HDMI)」に切り替える。
    元に戻すにはもう一度[Fn]+[F7]の操作をする。
    [Fn]+[F7]の操作で「現在の画面設定では使用できません」のエラーがでる場合の対処方法
     マイパソコンはNVIDIAのディスプレイ アダプタ用ドラィバーが搭載されていて、
    ウインドウ画面の何もないところで右クリック→「NVIDIAののコントロールパネル」→
    左側の表示より「複数のディスプレイの設定」→「使用するnViewディスプレイモードを選択します」で
    「両方のディスプレイで同じ(クローン)」にチェック→[適用]→[OK]→左側の表示の「解像度の変更」→
    変更するディスプレイで「ラップトップ」をクリック→「選択したディスプレイのディスプレイ設定を選択します」
    で画面解像度をスライダーで[Fn]+[F7]でエラーの出ない最高のポイントに調節する。
    マイパソコンの場合は最高の1920×1080の解像度とカラークォリティは
    最高(32ビットカラー)で画面設定はうまくいった。しかし、途中の解像度によっては、
    時計などの円が楕円になったりするし、まともなドライバーを提供してほしいね。
    テレビ側で映像は出るが音声が出ない場合の対処方法(ソニーVAIOでの例)
    左下の[スタート]→「コントロールパネル」→「ハードウェアとサウンド」→「サウンド」→
    「デジタル出力デバイス(HDMI)の上で右クリック」→「規定のデバイスとして設定」→[OK]でよい。
    HDMI端子を使用してテレビを見た後は左下の[スタート]→「コントロールパネル」→
    「ハードウェアとサウンド」→「サウンド」→「スピーカー/ヘッドホンの上で右クリック」→
    「規定のデバイスとして設定」→[OK]で音声をに戻しておかないとパソコンの音がでない。
    なお、「デジタル出力デバイス(HDMI)」のアイコンが表示されない場合は、
    枠内の何もないところで「無効なデバイスの表示」か「切断されているデバイスの表示」を
    クリックしてチェックを付けると表示される。
< > HDSL → XDSL
< > HDTV → デジタルハイビジョン
< > HDU (Hard Disk Unit)ハードディスク・ユニット = ハードディスク・ドライブ
< > HDV規格 (High Definition Video)
    キヤノン、シャープ、ソニー、日本ビクターの4社が基本仕様を策定した、
    家庭での高画質なデジタルハイディフィニション(HD)映像の記録再生する高画質デジタルビデオ規格。
    現在全世界で普及している民生用デジタルVCR規格「DV規格」をベースとしながら、
    MPEG2で圧縮されたHD信号のデータ記録仕様を新たに定めたHD VCR規格で、
    720p(プログレッシブ)方式と、1080i(インターレース)方式がある。
    720p方式は、日本ビクターが2003年3月に発売したデジタルハイビジョンビデオカメラ
    「GR−HD1」に採用されているものと同じ方式である。
    ただし、720P(24P)と1080P(24P)の記録はできない。メディアは、
    DV規格と同じDVまたはミニDVカセットテープやテープスピード、トラックピッチを採用しているため、
    ドラムやカセットコンパートメントなどの主要メカニズムは、DV規格のものをそのまま利用することができる。
    HDV規格では、映像と音声をMPEG方式で圧縮して記録する。
    映像は、BSデジタル放送などで採用されているMPEG2方式(フレーム間圧縮)によりデータ量を圧縮し、
    DV規格SD仕様(フレーム内圧縮)と同等のビットレートで、高精細なHD映像の記録再生が可能となる。
    音声はサンプリング周波数48KHz/量子化ビット数16ビットの信号を、
    MPEG1 Audio LayerII方式で384Kbpsに圧縮して記録する。
    同規格に対し、米アドビ システムズ、カノープス、KDDI研究所、米Sony Pictures Digital Networks、
    台湾Ulead Systemsが賛同を表明している。 参 : D端子
< > HelpDesk (ヘルプデスク)
    情報システムに関するエンドユーザからの問い合わせに対応する業務、もしくはそれを実施する組織。
< > Hibernation (ハイバネーション) = 休止状態
< > HID (Human Interface Device)
    ヒューマンインターフェースデバイス。キーボードや、マウスなどの、
    コンピュータと人間を直接結ぶデバイス。
< > Hiper Text = ハイパーテキスト
<F> HLPファイル (Help file) : Windowsヘルプファイルの拡張子。
    Windowsアプリケーションは、アプリケーションの操作方法などをこのヘルプファイルに記述し、
    アプリケーション本体と一緒にディスクにインストールする。
    そしてアプリケーションのメニューから「ヘルプ」が呼び出されると、
    その説明ファイルをウィンドウとして表示する。アプリケーションによっては、
    コンテクストセンシティブヘルプ(context sensitive help)と呼ばれる機能を持ったものがある。
    これは、アプリケーションを利用している途中、適当な場面で[F1]キーを押すことで、
    その場面(context)に合ったヘルプの説明を表示できるようにしたもの。
    ユーザーは操作が分からなくなったら[F1]キーを押すだけで、
    その操作に合った説明を見ることができる。
< > HN = ハンドル・ネーム
<K> HOME (ホーム) : カーソルをホームポジションや最初のページに移動する。
< > Home Page = ホームページ
< > HomePNA (Home Phoneline Networking Alliance)HPNA
    既存の電話線を利用した安価で高速な家庭内LANの標準規格を策定する
    MicrosoftやIntelなど11社を中心とするPC業界200社によって結成された業界団体。
    同団体の規格はTut Systems社の電話線LANシステムであるHomeRunを基礎に、
    屋内の電話線を利用して通話を妨げることなく10Mbpsクラスの高速なデータ通信を実現する。
    HomePNAのインターフェイスと家庭内のモジュラジャックとを結線することで、
    プリンタやファイル、インターネット接続などの共有が行なえる。
    最大25台のクライアントと通信が可能で、最大伝送距離は150mとなっている。
< > Hosts : DNSサーバーに問い合わせずに、
    名前解決ホスト名からIPアドレスを割り出す)ができるWindowsファイルの一つで、
    ホスツファイルと呼ばれ、URLの文字列とIPアドレスの関連付け情報が記述されている。
    各コンピュータにダウンロードさせていた。同じ働きをするものにDNSサーバーがあるが、
    Hostsファイルの記述はDNSサーバーよりも優先される。
    現在ではDNSを利用するのが一般的で、通常Hostsは使われない。
    悪意のある者に改ざんされると、ユーザーが正しいURLを入力しても、
    偽のWebサイトにアクセスするなどの操作をされてしまう。
< > Hotfix (ホットフィックス) : Windowsなどにセキュリティ・ホールなど、
    安全上の欠陥が見つかった場合に配布される重要なアップデートプログラム(修正モジュール)で、
    Hotfixの多くは、緊急時のセキュリティ対策や重要なパッチを修正するプログラムである。
    これは、「プログラムの追加と削除」の現在インストールされているプログラムの中に、
    知らぬ間に追加されているが、Windows Updateを自動更新に設定していると気付かないことが多い。
    そのプログラム名は次のように表示されている。
     Windows XP Hotfix−Q819696
     Windows XP Hotfix(SP2)Q817606
     Windows XP ホットフィックス−KB828035 など。
    先頭部分の英字(QやKB)を除いた末尾につく数字が「文書番号」と呼ばれ、これを
    サポートサイト(http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=fh;JA;KBHOWTO)の
    サポート技術情報検索で、「キーワードを入力してください」に「文書番号」を入力し、
    「検索の種類」は文書番号にチェックして[実行]ボタンを押すと、アッブデートの
    検索内容が表示され、主題をクリックすると詳細情報が表示される。
    ちなみに、Microsoft Network Security Hotfix Checkerは、
    Windows NT4.0/2000/XPのセキュリティパッチ適用状況をチェックし、
    インターネット上から取得した最新のセキュリティパッチ提供状況と照合して、
    不足しているものをリストアップするアプリケーションソフト
<P> HotJava (ホットジャバ)
    サンマイクロシステムズ社の開発した、Java実行環境を備えたWWWブラウザ
< > hotmall = ホットメール
<M> HP (Hewlett−Packard) : ヒューレットパッカード。アメリカに本社があるコンピュータメーカー。
< > HP (Home Page) : インターネットのホームページの略称。 = ホームページ
< > HPA (High Performance Addressing) : 従来のDSTN液晶の応答速度を約2倍に高め、
    動画やマウスカーソルの素早い動きに対応した改良型のDSTN液晶。
    低価格のポータブルパソコン用ディスプレイに採用されている。
< > HPC (Handheld Personal Computer)
    片手サイズのパソコン。ここでいう「PC」とは、AT互換機ではなく、大義の
    「パーソナル向けのコンピュータ」である。大きな意味ではHP 200LXなどもこれに該当するが、
    Microsoftでは、「WindowsCEを搭載したPDA」= HPCと呼ぶように言っているようである。
< > HP−PCL (Hewlett−Packard Printer Control Language)
    Hewlett−Packard社が採用するページ記述言語。
    True Typeフォントをプリンタ側で展開する機能や、
    HP−GL2のエミュレーション機能などを持つ。 参 : LIPS
< > HTML (Hyper Text Markup Language)エイチティーエムエル〔超文本標記語言〕
    インターネットホームページを作成するときに使われるWWWサーバーでの
    ドキュメント(ハイパーテキスト形式の文書)の記述方式(プログラミング言語)。
    マウスボタンのクリックで別のページへジャンプするリンク先などを記述することができる。
    文字の大きさや表示する位置を決めたり、色を付けることもできる。
    文字だけでなく画像、動画、音声なども配置できる。
    HTMLはSGMLの書式を踏襲したマークアップ言語の1つ。
    WWWサーバーのドキュメントでは、このHTMLにより文書の構造や
    体裁などの要素(SGMLやHTMLでは、これらエレメントと呼んでいる)を定義し、
    イメージやURLを貼り込んで、ハイパーテキストを実現している。
    文書中に埋め込む「タグ」と呼ぶ特殊な文字列で、文書の構造やレイアウトなどを表現する。
    W3Cが、仕様を決めており、最新のバージョンは3.2である。
    バージョン2.0から3.2では、いくつかのタグを新設している。主な新設タグは以下のものである。
     (1)文字の大きさや色などを指定するフォントタグ。
     (2)Javaアプレットを埋め込むAPPLETタグ。
     (3)文書中に表を記述するためのTABLEタグ。
    これらのタグはNetscape(1)、Sun(2)、HTML3.0(3)で公開されているものを
    取り込んだもので、すでにこれらのタグを使用しているHTML文書はたくさん公開されている。
    参 : httpCSSプロキシサーバーDymamic HTMLXMLXHTML
< > HTMLタグ → タグ
< > HTMLファイル
    ホームページの文字とレイアウト情報を記したファイルのこと。
    ページ上の画像は.htmlで指定された画像ファイルが指定された位置に表示される。 参 : HTML
< > HTMLメール (HTML mail) : 電子メール を形式から分けた1つのHTML形式のメールのことで、
    他にテキスト形式リッチテキスト形式がある。メッセージ部分がHTML形式で記述されているので、
    ホームページのようにテキスト(文字)や背景に色を付けたり、模様を貼り付けたり、
    写真やイラストなどの画像の挿入やJAVAの使用、音楽の添付などができ、
    文字だけのテキスト形式のメールと比べて、表現力が高くて大変読みやすいのが特徴のメールだが、
    この機能を使うには、送る側と受け取る側の双方がHTMLメールに対応した
    電子メールソフトを使っている必要がある。
    対応していない電子メールソフトでHTMLメールを受け取ると、
    通常の本文の後に意味不明の記号や文字がダラダラと続いた、とても迷惑な電子メールになる。
    あるいは、本文中に意味不明の記号が入っていることもある。
    特に、不特定多数の人が参加しているメーリングリストなどでは注意が必要である。
    また、この記号や画像が付く分、通常の電子メールより送受信するデータ量が多くなる。
    そうするとメールサーバー(電子メールを中継するコンピュータ)や通信回線の負担が
    大きくなるという問題もある。また、ウイルス混入の危険性も大きくなる。
    特に、アウトルック・エクスプレス(OE)はHTML形式が初期設定になっているので気をつけよう。
    知らずにそのまま使っている人が多いが、通常はテキスト形式に設定を変えておく方がいい。
    変更の操作は、OEの場合「ツール」メニュー→「オプション」→
    「送信」面の「メール送信の形式」を「テキスト形式」にする。
    逆に、HTMLメールの機能を利用して簡単に楽しい電子メールを作りたいときは、
    OEの「新しいメール」ボタンの脇の▼を押して、適当なひな型を選ぶ。
    OEでテキスト形式にしていたメールで、一時的にHTMLメールを送る方法
    「メールの作成」で新規メール作成画面を開く→「書式」→「リッチテキスト」を選択。
< > HTPC (Home Theater PC) : DVDを見るために特別にチューンナップされたパソコン。
    現行のDVD専用機やプログレッシブテレビでは、NTSCなどの制約を受けているので
    525p出力までとなっているが、HTPCはそれらの制約がないことから、より高画質にできる。
< > http (Hyper Text Transfer Protocol)エイチティーティーピー
    インターネットのホームページを見るときに使われるデータ転送方式(プロトコル:通信規約)。
    ブラウザーがHTMLファイル(Webページ)を表示するのに必要なデータやファイルをサーバーから
    転送するためのプロトコルで、データのやり取りや通信制御を80番という1つのポートを使用する。
    これに対しFTPは、特定のコンピューター間でファイルを転送するのが目的の
    ファイル転送方式(プロトコル:通信規約)。
    ホームページのアドレスの先頭(必ずhttp://の記号が使われる)であることを示し、
    ホームページを作成するプログラムを、
    インターネット上のコンピュータ間で読み取るための判読記号となる。
    インターネットのWorld Wide Webサービスにおいて、
    WWWサーバーからWWWクライアントに対してhtmlで記述された
    ドキュメントを送受信するための通信プロトコル。
    HTTPはリクエストとレスポンスからなる非常に単純なプロトコルで、
    それぞれリクエストとレスポンスが独立した通信の単位となる。
    まずWWWクライアントは、リクエストとして表示したいWWWページのURLのパス名を送信する。
    これに対しWWWサーバーは、自分が持つHTMLの文書をクライアントに送信する。たとえば、
    あるWWWサーバーにアクセスし、接続が完了したところで、クライアント側から「GET/」を送信すると、
    <HEAD><TITLE></TITLE> : </BODY> というように、サーバーからの応答として、
    HTMLのデータが返ってくる (今述べた「GET/」は、ホームページのHTMLデータを要求するもの)。
    こうしたWWWサーバーとWWWクライアントとの通信の様子は、
    Telnet (ネットワーク経由の仮想端末ソフトウェア)を使用して
    簡単に確認することができる(一般にHTTPのポート番号は80番を使用する)。
    ただしHTTPでは、この1回のデータ取得のたびにサーバへの接続を行ない、
    データの受信を終えると接続を切断することから(この1回の操作をセッションと呼ぶ)、
    1つの操作で複数のWebページを参照するような場合でも、
    あるページから他のページにわたる際のステータスが保持できないという欠点がある。
    このため典型的な例としては、データベース検索時の絞り込み処理(直前の検索結果を対象として、
    さらにデータの絞り込みを行なう処理)などを実現することが難しい。 参 : イントラネット
< > HTTPヘッダー (Hyper Text Transfer Protocol header)
    Webブラウザーサーバーが通信する際、データ本体に先立って送信される各種情報。
    WebではHTTPという規約にに従って通信が行われ、HTTPヘッダーの書式も決まっている。
    ブラウザーはその書式にのっとってサーバーにデータ要求を出す。それに対してサーバー側は、
    エラー番号やデータサイズ、データ形式などを記述したHTTPヘッダーに続けて、データ本体を返してくる。
< > https (Hyper Text Transfer Protocol Security)エイチティーティーピー・セキュリティ
    オンラインショッピングなどで個人情報を入力するWebページでは、通信途中で
    他人に情報が読まれないようにするために、データをSSLを使い暗号化して送るようにしている。
    こうしたWebページにアクセスすると、「http」ではなく「https」となる。
    同時にWebプラウザーの画面右下に鍵のマークが表示される。
< > HUB = ハブ
< > Hyper Threading = ハイパースレッディング
< > Hz (hertz)ヘルツ : 振動、音波、電磁波など周期現象の周波数の単位で、
    1秒間に繰り返す周期の数を表す。電波の存在を実験で証明したドイツの物理学者
    ハインリッヒ・ヘルツにちなんで付けられた名称だが、以前は「サイクル」と呼んでいた。
    気圧の「ミリバール」を「ヘクトパスカル」にしたり、どうして人の名前にこだわるのでしょう。
    パソコンでは、CPUの動作速度を示すクロック周波数の単位として使われる。
    1MHz(メガヘルツ)=1,000KHz(キロヘルツ)=1,000,000Hz
    1GHz(ギガヘルツ)=1,000MHz(メガヘルツ)=1,000,000,000Hz
     家庭用の100〜200Vの電気も交流で、電気の流れる方向が1秒間に何十回も変化している。
    この流れの変わる回数も周波数(Hz:ヘルツ)といい、
    日本では静岡県の富士川を抜けて群馬・長野県境と、富山・新潟県境の糸魚川あたりを境にして、
    東側は50Hz、西側は60Hzの電気が供給されている。
    このように日本の東と西とで周波数の違いができた理由は、1894(明治27)年に
    今の東京電力の前身である東京電灯が、ドイツから2台の発電機を輸入したのが50Hzで、
    一方、関西電力の前身である大阪電灯は、アメリカから60Hzの発電機を輸入したことから、
    そのまま定着してしまったからである。つまり、輸入した発電機の違いからだけのことである。
    電力会社でいうと、北海道電力、東北電力、東京電力が50Hz、
    中部電力、北陸電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力が60Hzである。
    参 : 電気の周波数
    特に扇風機や洗濯機など、モーターを使用している電気製品を、
    引っ越しなどで周波数の違う地域に持って行った場合に、回転数の違いが出る問題があるので、
    東側の50Hzはパワーの大きい西側の60Hzに統一すべきである。
    周波数の違いを確認せずに誤って使用すると、製品を傷めたり性能を低下させるばかりか、
    火災の原因にもなりかねないのである。



































inserted by FC2 system