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[次項](印刷関連)
< > CPS (Character Par Second)
シリアルプリンターのスピードを表す言葉で1分間に何文字の文字を印刷できるかを表す。
< > LEDプリンター (Light Emitting Ddiode printer)
静電写真方式を用いた
ページプリンターの中でも、露光するヘッドに
LEDを用いた
プリンターのことを指す。
一般的なページプリンターは、光を当てることによって部分的に電荷を持つ感光ドラムに、
その静電気に誘引されるカーボントナーを付着させることにより、
光を当てた部分のみを黒く印字という出力方式を採用する。
感光ドラム表面の微細な部分に光を当てる仕組みとしては、
レーザー光線を用いるもの(
レーザー・プリンター)、
蛍光管の光を液晶シャッタで遮蔽するもの(液晶シャッタプリンター)、
直線状に並んだ小さな発光ダイオードを使うもの(LEDプリンター)がある。
プリンターは機構も比較的簡単で、レーザープリンターに比べて低コストという特徴を持つが、
個々の発光ダイオードのサイズを小さくできないために印字解像度を向上させにくいという短所もあり、
最近のページプリンターでは、あまり利用されなくなりつつある。
< > LED方式 (LED printer)
電子写真方式のプリンターにおいて、帯電ドラムにレーザーではなく、
LEDを用いてイメージを描画する方式。 参 :
LEDブリンター、
レーザー・プリンター
< > L判 : 大きさが89×127mmの
写真用紙のこと。「サービス判」とも呼ばれ、
日本国内では最も普及しているプリント写真のサイズで、DPEショップで「普通の写真サイズ」といえば、
L判のことである。
インクジェットプリンター用の写真用紙としても最も多く使われているサイズである。
L判用紙の縦横比は約3対4.2で、デジカメ画像の3対4とは異なるため、
デジカメ画像のプリントを通常のL判で注文すると画像の上下が多少カットされる。
縦横比を3対4に合わせたデジカメ専用のL判(89×119mm)もある。 参 :
印画紙
< > PictBridge =
ピクトブリッジ
< > 印画紙 : 写真を焼きつけるときに使われる感光紙。塩化銀・臭化銀などの感光剤を、
ゼラチンなどとまぜ、紙にぬって乾燥させてつくる。1839年にイギリスのタルボットがはじめてつくった。
最近の印画紙は、ベースとなる紙の両面がポリエチレンからなる「レジンコート(RC)層」で
挟まれており、RCペーパーともいう。その上に科学変化を起こして発色する「紫外線吸収層」と、
表面を保護する「保護層」が重なる。インクジェットプリンターで使われる写真用紙は、紫外線吸収層の
代わりにインクを染み込ませる「インク受容層」を重ねていて、「印画紙ベースの用紙」などと呼ばれる。
印画紙のサイズは、「半切:336(356)×412(432)mm」、「四切:240(254)×290(305)mm」、
「六切:190(203)×240(254)mm」、「八切:155(150、165)×205(200、216)mm」、
「LL判:127×190(178)mm」、「キャビネ:117(115、120)×168(165)mm」、
「
L判:89×127(132)mm」、「手札:79(80、83)×117(120、108)mm」など、印画紙特有の
サイズがあり、メーカーや現像所によっては( )内のように異なる場合もある。 参 :
写真用紙
< > インクカートリッジ (ink cartridge) :
インクジェットプリンターの印刷用インクを組み込んだ
容器(カートリッジ)のこと。印刷ヘッドがカートリッジと一体になっているもの、各色インクが
一体になっていて一度に交換するもの、無くなったインクから各色ごとに交換できるもの、など
対応プリンターごとにさまざまな種類がある。カートリッジの価格はランニングコストに大きく影響し、
切れた色だけを交換できるものと、ブラック以外の色を一括交換するタイプとがある。
色数はシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色が基本で、写真プリント並みの品質を求める
プリンターでは、これに同系統で濃度が薄いインクを組み合わせて、6色、7色を使うことが多い。
インクジェットプリンターの性能は、インクとインクヘッドに大きく依存するため、
同一メーカー製でも機種によって互換性がない場合が多い。
< > インクジェット式プリンター (inkjet printer)インクジェットプリンター
プリントヘッド内の
ノズルからインクを用紙に吹き付けて印刷する方式のプリンター。
専用のインクを細かいノズルの先端から微小な液滴として吹き出し、これを紙に付着させて記録する。
ノズルの加工技術、インク噴射の制御技術、使用するインクの品質が改善されたことなどにより、
1990年代前半から一気に普及し、最近のインクジェットプリンターは高品質の紙を使用することで、
ピコリットル(1兆分の1リットル)単位の微細なインク滴で印刷できるようになり、
「写真品質の印刷」まで可能となっている。
使用インクは、CMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)4色か、この4色に濃度の薄い
6〜8色のカラーインクを組み合わせることでフィルム写真に劣らない画質が得られる。
メーカーにはキャノン、エプソン、HPプリンタなどがある。
インクジェットプリンターのインクの種類
種 類 |
特 徴 |
原料 |
光沢感 |
耐水・
対光性 |
にじみ |
主な用途 |
染料系
インク |
インクが紙の繊維質に浸透する。
インクが溶媒に溶けていて紙に
染み込むので、画質や発色が良い。
普通紙で使うとにじみがでる。 |
石油 |
○ |
△ |
△ |
カラーインク |
顔料系
インク |
インクの粒子が紙の表面に残る。
細かい固体の色素を液体の中に
分散させたもので、
画質や発色が悪い。 |
鉱物 |
△ |
○ |
○ |
黒インク、
屋外のポスター |
プリンターメーカーは、インクの種類による欠点を補うような工夫をし、例えば、
セイコーエプソンの顔料インク搭載機は、写真印刷の際に無色インクを吹き付け、
染料インク並みの美しさに仕上がるようにしている。
一方キヤノンは、黒インクに顔料インク、カラーインクに染料インクを搭載し、はがき宛名などの
モノクロ印刷と写真などのカラー印刷で、インクの使い分けが可能な製品を発売している。
(注)ほとんどのプリンタは電源スイッチをOFFにすると、ヘッドにキャップをして乾燥による
インクの目詰まりが発生するのを防いでから電源が切れるようになっている。
そのため、いきなりコンセントから抜いてしまったり、テーブルタップのスイッチを切ってしまったり、
連動コンセントの効果で電源が切れてしまうと、正しくキャップがされないままになってしまうため、
ヘッドの乾燥、目詰まり発生の原因になる。
参 :
レーザー・プリンター、
バブルジェットプリンター、
シリアルプリンター、
写真用紙、
粒状感、
インクジェット複合機、
インクジェット用紙
JEITAは2006年8月22日、家庭用インクジェットプリンターの印刷コスト表示に関する
ガイドラインを発表し、A4判用紙の文書印刷にかかるインクコスト、
およびL判用紙の写真印刷にかかる印刷コスト(インクコストと用紙コスト)の算出基準を規定した。
このガイドラインに従って表示してある場合、ユーザーは異なるメーカーの製品間で、
印刷コストを比較できるようになる。JEITAでは、
2006年9月1日以降に発売になる製品に適用されるとしている。
< > インクジェット複合機(multifunction inkjet printer) :
インクジェットプリンター機能をベースとして、
コピー、
スキャナー、ファクスなどの各機能をまとめ、1台で多目的に使用できる製品のこと。
設置面積を削減でき、簡単にカラーコピーを取れることがメリット。
メモリーカードスロットや
デジタルカメラ用インターフェースを搭載し、写真を直接出力する製品もある。
この分野の製品は価格も1万円程度からと手ごろなことから国内で急成長し、
2001年に約25万台だった国内市場規模は、2003年には60万台を超える急成長が見込まれていて、
市場も2003年の21%から、2004年には34%を占めるようになった。 参 :
複合機
< > インクジェット用紙 : インクジェットプリント用紙のことで、
インクジェットプリンターで高品質な印刷ができるように表面処理が施されている印刷用紙。
インクジェット用紙の種類は「
普通紙」「
光沢紙」「
マット紙」「
写真用紙」「
特殊用紙」の5つに分けられる。
普通紙に印刷したのと光沢紙や写真用紙などの専用紙に印刷したのでは、
質感や色に明らかな違いが出るので、画像を最上級の品質で印刷するのであれば、
用紙にも気を配る必要がある。また最近では普通紙での印刷にも力を入れたプリンターが
登場してきている。普通紙に特殊な液体を用紙に吹き付けることで光沢紙のような印刷を可能にしたり、
プリンタドライバで画像処理を施し、普通紙でも写真画質を印刷できるよう工夫された機種も出てきている。
表面処理には多孔質シリカなどが用いられ、インクがにじまず、速やかに吸収され、
水にぬれても落ちにくい材料が表面にコーティングされている。年賀はがきに写真などを印刷する場合に、
インクジェット紙用を使ってきれいな色をだすのはいうまでもないが、
長期保存での色あせを防ぐためにもプリンターと同じメーカーの用紙を使うのがベターとされている。
インクジェット用紙は、インク受容層の違いによって大きく次の2種類に分けられる。
@
顔料系コート紙 : 小さな穴が無数に空いた構造(多孔質)の受容層を持つ速乾タイプの用紙で、
インクが速やかに浸透するので、用紙表面はすぐに乾き、連続印刷に向き、
にじみが少ないという利点があるが、高価である。写真画質の用紙は、大半がこのタイプである。
A
高分子系コート紙 : 吸水性を備えた高分子化合物の受容層を持つ膨潤タイプの用紙で、
インクの水分が受容層をいったん溶かし、インクの分子を取り込む形で乾燥する。
印刷後、しばらくは表面がべたついた感じになるほか、
インクがにじみやすい欠点はあるが価格は安く、色あせに関しても多孔質タイプより有利である。
(注)用紙の裏表の間違いがあるので、袋の中や外の説明を一読のこと。ツヤがある方が印刷面と
思って印刷すると、全く関係のない黒インクが棒状に出たり、全体が暗くなったりする。
説明書には
より白い方に印刷するようになっていた。プリンターによっては、
印刷面を上にしてセットする方式と下向きにセットする方式があるので、表裏とともに気をつけよう。
インクジェット用紙で印刷した写真がプリント写真に劣る点として「保存性」があり、
印刷直後はプリント写真並みの仕上がりに満足しても数カ月後には色あせてしまうこともある。
参 :
プリンター用紙
< > インクドット :
インクジェットプリンターなどで、噴射されたインクの粒のこと。
最新型では2ピコリットル(1兆分の2リットル)という微細なものまでできている。
< > インクの目詰まり : 目詰まりとはインクを吹き出す小さな
ノズルと呼ばれる穴に、
インクが乾燥してこびりついてしまう現象のことで、
インクジェットプリンターを使っていると、
たまに特定のインクが出なくなったり、文字がかすれたり、きれいな色で印刷できなくなる。
目詰まりは、「ノズルチェックパターン」を印刷することで判断でき、チェックパターンがきれいに
印刷できなかった場合は、目詰まりを起こしているので、クリーニングを行う必要がある。
クリーニングは、インクを少し吐き出してノズル内にこびりついたインクを取り除くが、
目詰まりがひどい場合は、クリーニング→チェックパターンの印刷→クリーニング、と繰り返してみる。
なかなか直らない場合は、インクを交換してみてもよい。ただ、クリーニングはインクを意外と
消費するので、印刷するたびに目詰まりするようになったら、ノズルが付いている印刷ヘッド
そのものを交換してみる手もある。交換費用は製品によって異なるが、数千円から1万円程度。
キヤノン製品は自分でもヘッドを交換できるが、セイコーエプソン製品はメーカーに
交換依頼する。日本ヒューレット・パッカードとレックスマーク インターナショナルの製品は、
ヘッド一体型インクなので、インクを交換することでヘッドも新しくなる。
目詰まりを減らす使い方があり、目詰まりはインクの乾燥が原因なので、
これを防ぐには、定期的に印刷することが最も効果的で、週に1回印刷してれば安心。
それが無理なら1カ月に1回はプリンターの電源を入れましょう。
起動時に簡単なクリーニングを行うので、目詰まりが減る。
それと、電源を入れたままコンセントを抜くのは御法度で、ヘッドが定位置に戻らず、
ノズルが空気に触れてインクが乾燥しやすい状態になるからである。
(注)クリーニングと目詰まりパターン印刷を1セットとして、4〜5回繰り返しても改善しない場合は、
電源を切った上で一晩おいておき、もう一度、クリーニングと目詰まりパターン印刷を行うと、
クリーニングによって新しいインクが流れ込むことにより、目詰まりが直ることがある。
< > インクリボン (ink ribbon) : インクを染み込ませた布製のリボンで、カートリッジから引き出して使う。
ドットインパクトプリンターで、ワイヤーや活字と紙の間にリボンを挟み、衝撃を与えることで印字する。
消耗品であり、一定の使用量ごとに交換する必要がある。
< > 印刷 (print) : パソコンで処理した結果を
プリンターに出力すること。
ワープロソフトのほか、利用者が何らかの編集作業ができるソフトには、この機能が備わっている。
ファイルを開かずにプリントアウトする方法
ファイルを選択後、右クリックして「印刷」を選べば、ファイルに関連付けられたアプリケーションが
起動して「通常使うプリンタ」で印刷が行われる。印刷が終了するとアプリケーションは自動的に
終了するので、いっさい操作しないで済む。ただし、印刷の設定ダイアログも表示されないので、
印刷書式などは事前に調整しておかなくてはならない。
複数のファイルを選択状態にしてこの操作を行えば、それらを一括して印刷することができる。
もちろん、ファイルを作成したアプリケーションは異なっていてもよい。
印刷に時間がかかると思ったら、この方法でまとめて印刷して離席するとよい。
デジタルカメラ画像の簡易印刷方法(WindowsXP) →
デジタルカメラ
地図の簡単印刷方法 →
地図ソフト
Excelでセル内の文字列の一部が印刷されない場合の対処方法
Excelを使って作成した一覧表やデータなどを印刷した時に、セル内のデータや
文字列の一部が欠けて印刷されてしまうことがあるのは、入力画面で表示されているイメージと、
印刷時のイメージが異なるためで、以下の操作を行う。
文字列がはみ出しているセルの端をドラッグして広げる(セルの端をダブルクリックして、
自動で幅を調節することもできる)→ツールバー上の[印刷プレビュー]ボタンをクリックして
印刷イメージを確認→セル内に文字列が収まっていれば印刷時も、
印刷プレビューで表示されているイメージどおりに印刷される。収まっていなければ、再度調整する。
プレビュー画面で[余白]ボタンをクリックして余白を調節してもよい。
点線上にマウスポインターを置いて広げる方向へドラックすると、余白が減り表全体を表示できる。
Excelで印刷時、拡大/縮小して1ページにおさめる方法(Excel2003で説明)
「印刷プレビュー」アイコン(「印刷プレビュー」アイコンが表示されていない場合は、
画面上部のメニューから「ファイル」→「印刷プレビュー」をクリック)→実際に印刷されるイメージで、
右端が途切れたり、一部の行が表示されていないかをチェック→[設定]ボタン→「ページ」→
「次のページ数に合わせて印刷」をクリックしてチェックを付ける→
項目右側の「横」「縦」の数値がそれぞれ「1」になっていることを確認→した[OK]ボタン。
「拡大/縮小」をクリックしてチェックを付け、数値右側の「▲」「▼」ボタンをクリックして数値(%)を変更し、
拡大率/縮小率を任意に指定することもできる。
ワークシート上では小さい表でも、「拡大/縮小」の数値を「100」より大きくすることで、
表そのものに手を加えることなく、印刷時のみ大きく見栄えよくすることもできる。
あまり大きな表だとフォントが小さくなりすぎて読みにくくなるので注意したい。
Excelで印刷イメージ(改ページプレビュー)を見ながら入力データを印刷用紙1枚に収める方法
1枚の用紙に収まらないデータが保存されているExcelファイルを開く→「表示」メニュー→
「改ページプレビュー」→「改ページプレビューへようこそ」と表示された場合は、[OK]をクリック→
改ページプレビューで、入力データがすべて収まるように、1ページ目と他のページを分割している
点線をドラッグして、1ページ目の範囲を広げる(この時、画面上では範囲内でも実際の印刷時には
印刷されずにはみ出してしまうことがあるため、入力データがぎりぎり収まる範囲ではなく、
少し余裕を持たせて範囲指定する)→画面上部のメニューから「ファイル」メニュー→
「印刷プレビュー」をクリックして、実際の印刷イメージを確認する→改ページプレビュー画面を
終了する(通常の画面に戻る)場合は、画面上部のメニューから「表示」→「標準」をクリックする。
Excelで表やグラフを1ページに収めて印刷する方法
@用紙の向き、セル幅や余白、セルの書式などを調整した上で印刷する方法。
Aツールバーの「ファイル」→「ページ設定」→「ページ」タブ→「拡大縮小印刷」で
「横1×縦1ページに印刷」項目にチェック→[OK]で自動縮小して印刷する方法。
※「横1×縦1」とは、表などを横・縦ともに1ページに収めるという意味で、
「横1×縦2」とすると、横方向で1ページ、縦方向に2ページ分で収まるサイズになる。
Excelでグラフのみ印刷する方法
Excelを起動し、データを入力しグラフを作成→グラフエリアをクリック→「ファイル」メニュー→「印刷」→
「印刷対象」欄の「選択したグラフ」にチェックが入っていることを確認→[OK]ボタン。
Excel 2007でグラフのみ印刷する方法
Excelを起動し、データを入力しグラフを作成→グラフエリアをクリック→[Office]ボタン→「印刷」→
「印刷対象」欄の「選択したグラフ」にチェックが入っていることを確認→[OK]ボタン。
Excelで別々の表を1枚の紙に印刷する方法
あまり大きくない2つの表を1枚の紙にまとめて印刷する方法で、
この操作では、それまでのシートとは別に、印刷用のシートをあらかじめ追加しておくとよい。
1つ目の表をドラッグして選択→[コピー]ボタン→印刷用に追加したシートへ移動し、
[Shift]キーを押しながら、「編集」メニュー→「図のリンク貼り付け」→
この操作によって、表は、表としてではなく、図としてコピーされるため、描かれている数値などの情報を、
直接変更することはできない。しかし「リンク貼り付け」の名の通り、リンク元の表に変更を加えることで、
リンク先である図にも反映される。同じ要領で、別シートにある表も図としてリンク貼り付けをしよう。
こうして作った印刷専用シートは、リンク元の表があるシートとは違う印刷設定が可能なので、
用紙のサイズや向きも自由自在で、他のシートと分けておいた効果が、ここで発揮される。
リンク貼り付けでは、図の周囲をドラッグすれば好きなサイズに変更できるし、
図の位置を変えるには、図そのものをドラッグすればよい。
つまり、図を操作すれば、元の表に手を加えることなく、見た目だけを簡単に整えられる。
シート上で横に並べた複数の表を印刷時のみ縦に並べたり、極端に横長の表を、
印刷時のみ適当な幅に分断して縦に並べたり、といったことも可能になる。
Excelで全ページに表の項目名を付けて印刷する方法
あらかじめ「ページ設定」画面で、印刷したい項目名の範囲を設定しておく。
「ファイル」メニュー→「ページ設定」→「シート」タブ→表の上端と左端にある“表のタイトル”範囲を
それぞれ指定する。それぞれの範囲は、「行番号」と「列番号」をクリックするだけで指定できる。
この設定を行っておくたけで、あとは通常の印刷を行えば、各ページに行のタイトルと列のタイトルが
自動的に印刷される。なお、「列のタイトル」だけや「行のタイトル」だけを全ページに印刷させたいときは、
先ほどの操作で、どちらか一方だけを設定すればよい。
Excelで大きな一覧表の項目名が入った見出し行をすべてのページに印刷する方法
「ファイル」メニューにある「ページ設定」画面で「印刷タイトル」を設定しておけばよい。
行のタイトルと列のタイトルの両方をいっぺんに指定しておくことも可能。
「ファイル」メニュー→「ページ設定」→「シート」タブ→「行のタイトル」欄の右端のボタンをクリック→
見出しとして各ページに印刷したい行をクリック→横長のウインドウにその行の設定が入るので、
右端のボタンをクリックして元に戻る→行のタイトル欄に1行目を意味する「$1:$1」を指定→
[OK]ボタンで設定完了。
Excelで印刷時の改ページ位置を自由に設定する方法
「表示」メニュー→「改ページプレビュー」→ページごとの印刷範囲が青線で示されるので、
この青線をドラッグするだけでページの区切り位置が変わる。1ページに収めるという目的だけでなく、
同じワークシートに作成した複数の表を適当な位置でページごとに切り分けたいといった場面でも
役立つ。ページを分割する場合は、行や列を選択した上で「挿入」メニューから「改ページ」を選ぶ。
なお、設定した改ページ位置を初期状態に戻すには、
どこかのセルを右クリックして「すべての改ページを解除」を選べばよい。
Excelのカラフルな表やグラフをモノクロで印刷する方法
印刷プレビュー画面か、「ファイル」→「ページ設定」で呼び出せる「ページ設定」ダイアログの
「印刷」グループで「白黒印刷」をオンにすると、文字色と罫線は黒、セルやオートシェイプの背景は
白で印刷され、その他の図やグラフは灰色の階調、つまりグレースケールで印刷される。
一方、「簡易印刷」をオンにした場合、文字色はやはり黒だが、
罫線やグラフといった大部分のグラフィック情報が省略される。
Excelでデータの印刷時に行番号や列番号を印刷する方法(Excel 2003での例)
「ファイル」メニュー→「ページ設定」→「シート」タブ→「印刷」欄の次項目にチェック→[OK]ボタン。
Excel 2007でデータの印刷時に行番号や列番号を印刷する方法
「リボン」より、「ページ レイアウト」タブ→「ページ設定」の「印刷タイトル」→
「シート」タブ→「印刷」欄の次項目にチェック→[OK]ボタン。
Excelのワークシートで「コメント」を付加および一緒に印刷する方法 →
コメント
Excelのセルに貼り付けた「コメント」も一緒に印刷する方法 →
コメント
往復ハガキの作成および印刷方法(例) →
「筆まめ」操作説明
Webページの背景の色や画像を印刷する方法 →
Internet Explorer
Excel、Webページ、メールなどの一部分を印刷方法
印刷したい範囲をドラッグして選択→「ファイル」メニュー→「印刷」→
「印刷対象」欄で「選択した部分」にチェックを入れる→[印刷]ボタン。
Wordで1〜2行はみ出した部分を1枚に収める方法
@
[1ページ分圧縮]ボタンを使う : 印刷プレビューを表示すると、
[1ページ分圧縮]ボタンがあるので、それをクリッリするだけでよい。
ただし、あふれた部分が多かったり、画像があると圧縮できないことがある。
A
余白を減らす : 左下の目盛りをドラッグしてページの余白を減らして文書を表示できる範囲を広げる。
左上にも同じ目盛りがあるのでそれを動かせばページ上側の余白も減らせる。
「ページの設定」の「余白」タブを使う方法もあり、これなら余白の量を具体的に調節できる。
Wordで複数のページから1ページのみ印刷方向を変更する方法(Word2003の例)
Wordは、印刷方向を変更したいページの前後にセクション区切りを挿入すると、
複数ページのうち特定のページのみ印刷方向を変更することができる。
※以下は複数ページの2ページ目のみ印刷方向を横向きに変更する場合の例。
2ページ目の先頭にカーソルを置く→「ファイル」メニュー→「ページ設定」→「余白」タブ→
「印刷の向き」で「横」を選択→「設定対象」ボックスの一覧から「これ以降」を選択
(Word 2000/Word 98の場合、「用紙サイズ」タブ→「印刷の向き」で「横」をマークする)→
「設定対象」ボックスの一覧から「これ以降」を選択→[OK]ボタン→「ページ設定」を閉じる。
3ページ目の先頭にカーソルを置く→「ファイル」メニュー→「ページ設定」→「余白」タブ→
「印刷の向き」で「縦」を選択→「印刷対象」ボックスの一覧から「これ以降」を選択→
「設定対象」ボックスの一覧から「これ以降」を選択→[OK]ボタン→「ページ設定」を閉じる。
Word 2007で複数ページのうち特定ページのみ印刷の向きを変更する方法
複数ページにまたがる文章を作成→横向きにするページの先頭にカーソルを置き、
「リボン」より「ページ レイアウト」タブ→「ページ設定」の右端のアイコンをクリック→
「余白」タブをクリックし、次の設定を行い[OK]ボタン→
●「印刷の向き」欄より「横」を選択する。
●「設定対象」の▼をクリックし、「これ以降」を選択する。
縦に戻すページの先頭にカーソルを置き、「リボン」より「ページ レイアウト」タブ→
「ページ設定」の右端のアイコンをクリック→「余白」タブをクリックし、次の設定を行い[OK]ボタン→
●「印刷の向き」欄より「縦」を選択する。
●「設定対象」の▼をクリックし、「これ以降」を選択する。
Word 2007で文書の一部に罫線の入ったノートを印刷する方法
口頭での補足が多い資料は、聞いている人が自分で書き込めるようメモ欄を用意するとよい。
スペースを空けておくだけも良いが、書類の一部にノートのような罫線を挿入すれば、
より親切だ。テストなどの回答欄にも利用できる。
まず[Ctrl]+[U]のショートカットキーで下線機能をオンにする。
その後、[Ctrl]+[Tab]のショートカットキーを利用すると、文書の一部へ簡単に下線を挿入できる。
[Ctrl]+[Tab]の操作を繰り返せば、目的の長さまで下線の範囲を広げられる。
Wordで印刷したいページだけを指定する方法
「ファイル」メニュー→「印刷」→「印刷範囲」で「ページ指定」の欄にチェックを付け、
右のボックスにページ番号を入力する。複数のページ番号を指定するときは、
カンマで区切って入力する。最後に[OK]を押して印刷を実行すればよい。
ちなみに、印刷範囲の欄には、現在カーソルを置いているページだけを印刷する項目や、
本文の選択している部分だけを印刷する項目なども用意されている。
WordでA4サイズの文書をB5サイズの用紙に印刷する方法(拡大/縮小印刷)
「ファイル」メニュー→「印刷」→「拡大/縮小」欄の「用紙サイズの指定」のリストを開き、
「B5 182×257」を選択→[OK]。同様の方法でB4サイズに拡大印刷することも可能。
また、「拡大/縮小」欄の「1枚あたりのページ数」のリストを開いて「2ページ」を選択すれば、
どんな用紙にも2ページ分の文書を1枚の用紙にまとめて印刷することもできる。
ちょうど縮小コピーをするような感じなので、文字などは実際の設定よりも小さくなるが、
ページ全体のイメージはそのまま保たれる。
WordでB5サイズの文書2枚をA4サイズの用紙に印刷する方法(拡大/縮小印刷)
右半分に印刷する2ページ目の文書を読み込み、文書全体をドラッグしてコピーする→
「ファイル」→「閉じる」→左半分に印刷する1ページ目の文書を読み込む→
文末にカーソルを持って行き[Enter]キーで改ページするまで行を挿入する
([挿入]→[改ページ]→[改ページ]にチェック→[OK]でもよいが行間隔などが違うと設定し直す
ことになる)→右側の文書の先頭にカーソルを持って行き[貼り付け]→「ファイル」→「印刷」→
右下の拡大/縮小で「1枚あたりのページ数」を2ページにし、「用紙サイズの指定」をA4にする→
右上の「プロパティ」→各種設定し、失敗しないためにも右下の「印刷プレビューを表示する」にチェック→
上部の「ページ設定」タブ→印刷方向→レイアウトは「用紙サイズ」をA4、
「出力用紙」は用紙サイズと同じに設定→[OK]→[OK]→印刷プレビュー画面で確認→[印刷]
A4でページ設定して作成したWordの文章4枚をA3用紙両面に印刷する方法(拡大/縮小印刷)
A3用紙を谷折とし、左外側から1・2・3・4ページと印刷する場合(1ページ分はA4縦置きの横書き例)
「ファイル」メニュー→「ページ設定」→「用紙」タブ→用紙サイズをA4→「余白」タブ→
左が30mmで上・下・右は20mm程度とし、印刷の向きは縦→「文字数と行数」タブ→
文字方向は横書にチェックし行数だけ指定するにチェック→[OK]で閉じ、
残りの3ページ分を作成しておく。最初に4ページを開く→最終行にカーソルを置き、
改ページするまで[Enter]で改行を入れる→1ページをコピーし、改ページした先頭に貼り付ける→
この2ページ分が外側の印刷となるので「外4−1.doc」などの名前を付けて保存しておく。
次に内側の印刷部分の2ページを開く→最終行にカーソルを置き、
改ページするまで[Enter]で改行を入れる→3ページをコピーし、改ページした先頭に貼り付ける→
「内2−3.doc」などの名前を付けて保存しておく。
外側の印刷 : 「外4−1.doc」を読み込む→形式は「標準」のままで、「ファイル」メニュー→「印刷」→
「拡大/縮小」で1枚あたりのページ数を「2」して、用紙サイズの指定をA3に設定→[OK]→
プレビュー画面を確認→[印刷]ボタンで印刷。
内側の印刷 : 同様に「内2−3.doc」を読み込み内側を印刷して完了。
A3用紙3枚に両面印刷する場合の
ページ印刷順序(谷折で左からページ付与)
印刷面 |
A3・1枚目 |
A3・2枚目 |
A3・3枚目 |
外側 |
4−1 |
8−5 |
12−9 |
内側 |
2−3 |
6−7 |
10−11 |
A4でページ設定して作成したWordの文章2枚をA3用紙に印刷する方法
本のような見開き印刷の場合、「ファイル」メニュー→「ページ設定」→「複数ページの印刷設定」→
「余白」→「印刷の形式」→本(縦方向に谷折)でよいが、4ページ1セットになるので、
ページ数を考慮しする。つまり、4の倍数に満たない場合は白紙ページができるので注意のこと。
ちなみに、「谷折」にすると、右とじ用(和文縦書き)となる。
ページの印刷順序(複数ページ印刷)
8ページ両面印刷の例 |
|
表 |
裏 |
記 事 |
左 |
右 |
左 |
右 |
山折(横書き)
(左側に開く) |
8 |
1 |
2 |
7 |
1が一番上になるように3に重ねて外側に折ると
1からの通し番号になり、折り目が山のようになる |
6 |
3 |
4 |
5 |
谷折(縦書き)
(右側に開く) |
1 |
8 |
7 |
2 |
山折の上下をひっくり返すと、右から開く通し番号に
変わり、折り目は手前側で谷になる。 |
3 |
6 |
5 |
4 |
※縦方向とは、折り目を用紙の縦にするというだけのこと |
2ページだけを左右に並べる場合、形式は「標準」のままで、「ファイル」メニュー→「印刷」→
「拡大/縮小」→1枚あたりのページ数を「2」して、用紙サイズをA3に設定するか、
A3を袋とじの設定にして、A4の文書をそれぞれコピー・貼り付けしてから印刷する。
Word作った1枚の文書を、1枚の紙に4分割で印刷する方法
「ファイル」メニュー→「印刷」→「プロパティ」→「レイアウト」タブ→割付にチェック→
4ページにチェック→[割り付け順設定]→順序を選択→[OK]。
Wordで複数のファイルをまとめて印刷する方法
「ファイル」メニュー→「開く」→ウインドウが表示されたら目的のフォルダを開く→
「Ctrl」キーを押しながら印刷したいすべてのファイルをクリックして選択→
右上の「ツール」メニュー→「印刷」を選択すれば、印刷がスタートする。
画像入りのWord文書で文字だけを印刷する方法
「印刷」ダイアログボックスで「オプション」→「同時に印刷する項目」で「オブジェクト」をオフにする。
あくまでも印刷時の一時的なオプションで、元の文書から画像が削除されることはない。
Wordの印刷で、見出し行の位置を調整する方法
ページの最下行が見出しになり、続く本文が次のページに送られて、
見た目も悪く読みづらい状態になる場合、見出しの文にカーソルを置き、右クリックで「段落」を選択→
「改ページと改行」タブ→「改ページ位置の自動修正」で「次の段落と分離しない」を選択する。
この方法では、目的の見出しと本文が常にセットで扱われ、
改ページ位置を自動調整してくれるので、他の部分を修正しても再調整の必要はない。
Wordで用紙の両面に印刷し、綴じて製本する方法
「ファイル」メニュー→「ページ設定」→「余白」タブ→「見開きページ」をチェックすると、
書籍の見開きのように紙の裏表に印刷する設定になる。
余白を設定するボックスの表示が自動で切り替わり、「左」「右」がそれぞれ「内側」「外側」となる。
まず、見開きページの内側と外側の余白サイズを指定する。
続いて、奇数ページの印刷で、「印刷」画面の「印刷指定」のリストを開き「奇数ページ」を選択し、
印刷を実行する。次に用紙の裏表を逆にし、上下の向きが奇数と同じになるようにプリンターにセットし、
今度は偶数ページを印刷する。用紙を綴じるときは、
見開きページの左側に偶数ページ、右側に奇数ページが来るように綴じる。
Wordで文書の一部の表示・印刷をオフにする方法 →
隠し文字
Webページで表示されている地図のみを印刷方法
地図にマウスポインタを合わせ右クリック→「画像を印刷する」でよい。また、
ホームページによっては印刷機能が用意されている場合があるので、この機能を利用しても印刷できる。
Webページの印刷で右端が欠ける場合の印刷方法
Internet Explorerで「ファイル」→「プレビュー」で画面を確認し、
右端が切れている場合は画面左上の[ページの設定]ボタンを押す→
「ページ設定」画面で「余白」を小さな値に変更することで印刷できる範囲が広がる。
これでも欠ける場合は、プリンターのプロパティ画面で、「用紙設定」タブの「用紙サイズ」から、
実際に印刷に使う用紙よりも大きなサイズを選択する。例としてA4対応のプリンターで「B4」を選ぶと、
「縮小印刷します」というメッセージが出る→[OK]ボタンを何度か押して、プレビュー画面に戻ると、
印刷面が大きくなり、文字や絵が収まっているが、それでも右端が欠けてしまう場合は、
「A3」などの大きなサイズに設定する。 この方法では、印刷面が大きく広がるため、
用紙の右側に余白が生じることがある。
これが気になる場合は「用紙サイズ」から「ユーザー定義」を選び、印刷の幅を少しだけ大きく設定する。
プリンターによってはユーザー定義でサイズを変更した場合などに、自動的に縮小印刷しない
ことがあるので、プロパティ画面で実際に使用する用紙に合うように縮小印刷の設定をする。
「レイアウト」タブから「拡大/縮小」にチェックを入れて「フィットページ」をクリックする。
縮小印刷の機能がないプリンターの場合は、
「ページの設定」の画面で「印刷の向き」を「横」とすることで印刷範囲の幅を広げる。
Webページが広告だけ印刷される場合の対処方法
Webページを開いた際にいきなり印刷を選ぶのではなく、一度テキスト部分をドラッグして選択してから
印刷する。もしくは、テキスト部分にマウスポインターを置いた状態で右クリックで印刷するか、
印刷プレビュー画面を出して印刷すれば、テキスト部分もきちんと印刷される。
Outlook Express(OE)でメールを印刷する方法
1通のメールをまるごと印刷するには、メール一覧から印刷したいメールを選択→[印刷]ボタン→
使用するプリンターを指定し、[詳細設定]ボタンをクリックして印刷用紙の種類やサイズなどを設定→
「印刷範囲」で「すべて」にチェック→[OK]ボタン。
(注)もし複数のメールを選択して印刷を実行しても、最後に選択したメールだけが印刷される。
OEでメールの一部分を印刷する方法
メール本文の一部分を印刷するには、印刷したい箇所をドラッグで範囲指定してから[印刷]ボタンを
クリックし、用紙サイズや印刷部数を指定して、「印刷範囲」で「選択した部分」にチェックを付けて
印刷する。ところがこれでは印刷できない場合がある。OEの設定で、すべてのメールをテキスト形式で
読むようにしていると、1通まるごと印刷されてしまう。うまく一部分だけを印刷するには、
以下のようにこの設定を解除してから印刷する。
印刷したい部分を範囲選択→ツールバーの[印刷]ボタン→「印刷」画面で、使用するプリンターを指定し、
「詳細設定」ボタンをクリックして印刷用紙の種類やサイズなどを設定する。
設定が終わったら「印刷範囲」で「選んだ範囲」をクリックして[OK]ボタンでよい。
(注)一部分ではなく1通まるごと印刷されてしまう場合は、以下のようにOEの設定を変更する。
「ツール」メニューの「オプション」→「オプション」画面を開き、「読み取り」タブにある
「メッセージはすべてのテキスト形式で読み取る」のチェックをはずす。
OEで文字を大きくして印刷する方法
Outlook Express(OE)で送受信したメールを印刷する際、文字を大きく印刷しようと
「表示」メニューの「文字のサイズ」で変更しても、表示は大きくなるものの印刷は小さいままである。
実は、OEの印刷時の文字の大きさはInternet Explorer(IE)で設定することになっている。
IE起動したら、OE同様に「表示」メニューの「文字のサイズ」から印刷したい文字サイズを選ぶことで、
「文字のサイズ」で設定した大きさで印刷される。
ホイール付きマウスを使っているなら、[Ctrl]キーを押しながらホイールを回転させる方法もある。
手前に1回まわすごとに1つずつ大きくなり、逆にまわすと1つずつ小さくなる。
(注)メール印刷後、IEの設定を元に戻すことを忘れないようにしよう。
設定したまま閉じると、次回起動したとき、変更した文字サイズで表示されてしまう。
OEでアドレス帳を印刷する方法 →
アドレス帳
参 :
縦書き、
ページ番号、
必要マージン、
差込み印刷
< > 印刷プレビュー (print pre-view)
文書作成時や印刷をする前に、文書の印刷イメージを確認するために画面に表示すること。
画面の解像度はそれほど高くないため、確定した用紙サイズ、上下左右端マージンの比率は
近似値で表示されるが、全体のレイアウトを見られる。印刷結果に近い状態を確認することができ、
細部の調整をするのに便利なことと、失敗したときの用紙やインクおよび時間の無駄を
なくすことができる。「ファイル」メニューの「印刷」の近くにあることが多い。
ちなみに、ホームページ作成ソフトの「プレビュー」は、
作成したページをサイトにアップロードしたときの状態を確認する場合に用いる。
印刷プレビュー画面で下端が切れる場合の調整方法
●不要な行を削除する。
「ファイル」メニュー→「ページ設定」→「余白」タブのプルダウンメニューから上下を調整。
●用紙サイズを変更する。
「ファイル」メニュー→「ページ設定」→「用紙」タブの「用紙サイズ」を大きくする。
●印刷可能領域を最大にする。
「ファイル」メニュー→「印刷」→[プロパティ]→「用紙設定」タブ→
印刷可能領域を「最大」にチェックする。(ブリンターによっては最大印刷ができない機種がある)
●行数を変更する。(用紙一枚あたりの行数を増やして1ページに収まるように設定)
「ファイル」メニュー→「ページ設定」→「文字数と行数」タブ→
「行数だけを指定する」にチェック→行数をドロップダウンの▲ボタンで増やす→[OK]ボタン。
●Wordでページ罫線を使用の場合の調整
「罫線」メニュー→「線種とページ罫線と網かけの設定」→「ページ罫線」タブ→
「オプション」→基準を「本文」⇔「ページの端」に変更して調整→[OK]ボタン。
Excelで印刷プレビュー中に列幅を調整する方法
印刷プレビュー画面で[拡大]ボタン→文字がすべて表示されていなかったり、
エラー値「####」に化けてしまっているケースでは列幅を調整しなければならないので、
[余白]ボタン→用紙最上部に表示された列幅を示す実線を、
ステータスバーに表示される数値を参考にしながらドラッグして調整。
(印刷プレビュー中に列幅を変更すると、ワークシート上の実際の列幅も同じ値に変更される。)
Excel 2007での印刷ブレビュー
左上の「オフィスボタン」→「印刷」→「印刷プレビュー」で行う。
Internet Explorerのツールバーに「印刷プレビュー」ボタンを追加する方法
ツールバーのボタンのないところを右クリック→「ユーザー設定(旧バージョンはカスタマイズ)」→
利用できるツールバーボタンの一覧から「印刷プレビュー」を選択→[追加]→[閉じる]
参 :
ベージレイアウト、
改ページプレビュー
< > 減法混色 (subtractive mixture)げんぽうこんしょく : 光の3原色(赤・緑・青)の
色を吸収する(減らす)ことで、色を表現する方法で、外光を反射して見る印刷物がその代表例である。
光の吸収にはインクを使う。減法混色の3原色はシアン(C)マゼンタ(M)イエロー(Y)であり、
これらは光の3原色の補色で、各々の色の波長の光を吸収し、色を表現する。
例えば赤を表現したいときはマゼンタとイエローのインクを重ねて印刷し、緑と青の光を吸収する。
減法混色の3原色を等量で重ねると、理論上は光の3原色を全部吸収するので黒になる。
ただし、実際には混合色で完全な黒を得るのは難しいため、
プリンターなどでは黒(K)を加えたCMYKの4色を用いる。
< > 光沢紙 (glossy paper)こうたくし
ベースは紙だが、表面に光沢感のあるコーティングが施されている
インクジェット用紙の一つ。
ある程度の光沢感があり、
写真用紙よりも安価なのが魅力で、写真並みの印刷結果を得たい場合に使う。
ほかにも、インクを適度に吸収させて粒状感を減らすと同時に、インクのにじみを防止するコート紙がある。
< > 差込み印刷 (print with insertion)さしこみいんさつ : 文書の一部に別のファイルの
データを差し込み、その部分だけを変えながら何枚も同じ内容で
印刷する機能のこと。
文面は同じで宛名だけが違う案内状を作成するようなときなどに利用する。
この場合、宛名のリストを別に作成しておき、案内状を印刷するときに差込み印刷を実行すれば、
宛名の部分だけが異なる案内状を必要枚数だけ印刷できる。
宛名ばかりでなく、数値データを差し込んで請求書や個人成績表の作成にも利用できる。
Wordでの差し込み印刷の方法
用語や操作はWordのバージョンによって若干違い、
2003では、「ツール」→「はがきと差し込み印刷」→「差し込み印刷」と選ぶ。
2002では最後に選択する項目名のみ「差し込み印刷ウィザード」と違うが、手順は2003と同じ。
一方、2000では「ツール」→「差し込み印刷ヘルパー」とメニューや用語が違う。
ベースになる文書の種類を選択する(1/6)→[次へ]→差し込み文書を新規文書として作るなら、
ひな形を選択する手順から「テンプレートの選択」へと進むが、手持ちの文書を差し込み用に
作り変えるなら、違う操作となる(2/6)→[OK]→文書の変更個所となる宛先を指定(3/6)に移り、
差込情報の入力画面で、入力前に不要な項目を削除するため「ユーザー設定」をクリック→
一覧で不要な項目を選択し「削除」→減った項目に差し込み情報を入力(追加は「新しいエントリ」)→
入力できたら[閉じる]→「名前を付けて保存」→保存されたアドレス帳の名前を確認し[次へ]→
文書のレイアウトや内容を編集できる手順(4/6)に移り、個々の情報を差し込む場所の変更や
削除した住所、電話番号の項目を文書上でも削除→(3/6)の差込情報の入力項目と同じ項目が
文書上に残し、文書が完成したら[次へ]→手順(5/6)のプレビューで、入力情報が文書に
実際に差し込まれた様子を確認する→「<<」や「>>」で他の情報へ移動→
(6/6)は作業ウインドウの完了画面で、実際に印刷するには[印刷]をクリック。
Wordの「差し込み印刷」で、Excelの表示通りに印刷する方法
Word2002以降の「差し込み印刷」機能を使い、Wordのデータを挿し込み印刷すると、
Excelでは「平成18年10月6日」などと表示している元データの日付欄が、
すべて「2006/10/6」のような書式に変わってしまう。
Excelと同じ書式でデータを差し込むには、Word2000以前と同じ方式でデータを読み込むよう、
オプション設定を変更する。具体的には、以下のように設定する。
「ツール」メニュー→「オプション」→「全般」タブにある「文書を開くときにファイル形式を確認する」に
チェック→[OK]ボタン。この設定が済んだら、通常の手順通り「差し込み印刷ウィザード」を
実行する。すると、「宛先の選択」画面で「参照」ボタンを押してエクセルファイルを選んだときに、
通常とは異なるダイアログが一部表示されるようになる。そこでは次のように操作する。
「データファイル形式の確認」→「Microsoft ExcelワークシートDDE(*.xls)」を選択→
[OK]ボタン→「範囲名またはセル範囲」→「ワークシート全体」を選択→[OK]ボタン。
すると、続いて「差し込み印刷の宛先」という一覧画面が開き、通常の差し込み印刷手順に戻る。
これで、元データと同じ書式でデータを読み込んで印刷できる。
(注)この手順でデータを差し込む場合、一番左端にあるワークシートからしか、
データを差し込むことができないので、Excel上であらかじめ、
目的のシートを左端に移動してから利用すること。
差し込み印刷で年賀状/はがきの宛名面(表面)を作成する方法(Word 2003の例)
差し込み印刷の設定 : Excel 2003で住所録を作成→「ツール」メニュー→「はがきと差し込み印刷」→
「はがき印刷」→[宛名面の作成]ボタン→「はがき宛て名印刷ウィザード」で[次へ]→
作成するはがきの種類は、「年賀/暑中見舞い」を選択→[次へ]→「縦書き」または「横書き」を指定→
[次へ]→▼をクリックして印刷したいフォントを一覧から選択→[次へ]→差出人の住所を入力→
はがきに印字する情報を入力→[次へ]→「他の住所録ファイルを差し込む」をチェック→[参照]ボタン→
住所録ファイルを指定→[開く]ボタン→宛て名の敬称の▼をクリックして一覧より選択→[次へ]→
[完了]ボタン→「テーブルの選択」画面で「住所録のテーブル」を選び、
「シートの先頭行はタイトル行として使用する」にチェック→[OK]ボタン→
「文書2」にイメージ画面が表示されるのでツールバーにある「
」や「
」をクリックし、
住所録が反映されているかを確認する。
はがきの表面の印刷 : 「ファイル」→「印刷」→「プリンタ名」欄に使用プリンターが
選択されていることを確認→[OK]ボタン→印刷開始。
差し込み印刷で年賀状/はがきの宛名面(表面)を作成する方法(Word 2007の例)
差し込み印刷の設定 : Excel 2007で住所録を作成→リボンより「差し込み文書」→「はがき印刷」→
[宛名面の作成]ボタン→「はがき宛て名印刷ウィザード」で[次へ]→作成するはがきの種類は、
「年賀/暑中見舞い」を選択→[次へ]→「縦書き」または「横書き」を指定→[次へ]→
▼をクリックして印刷したいフォントを一覧から選択→[次へ]→差出人の住所を入力→
はがきに印字する情報を入力→[次へ]→「他の住所録ファイルを差し込む」をチェック→[参照]ボタン→
住所録ファイルを指定→[開く]ボタン→宛て名の敬称の▼をクリックして一覧より選択→[次へ]→
[完了]ボタン→「テーブルの選択」画面で「住所録のテーブル」を選び、
「シートの先頭行はタイトル行として使用する」にチェック→[OK]ボタン→
「文書2」にイメージ画面が表示されるのでツールバーにある「
」や「
」をクリックし、
住所録が反映されているかを確認する。
はがきの表面の印刷 : [Office]ボタン→「印刷」→「印刷」→
「プリンタ名」欄に使用プリンターが選択されていることを確認→[OK]ボタン→印刷開始。
差込みメールを送信する方法(Word 2002からOutlook 2002への例)
Wordを起動→「ツール」→「はがきと差込み印刷」→「差込み印刷ウィザード」→文書の種類を
「電子メール メッセージ」にし、ひな型の選択は「現在の文書を使用」を選択→「宛先の選択」で
「Outlook 連絡先から選択」→「連絡先フォルダ」で、アドレス帳のデータが表示されるので、
送信しないあて先からチェックを外す→メール本文の作成(本文に受信者名を入れる場合は、
文書画面上で場所を指定し、ウィザード画面で「差込みフィールドの挿入」をクリック)→
名前に相当する「表題」を指定し、後ろに「様」などの敬称を付ける→
プレビューで内容確認→メールの件名を入力し、「メール形式」はHTMLメールなので、
「書式なし」を選択→[OK]でOutlookが起動され、簡単な確認のあとすぐに送信される。
(注)Outlook Expressの場合はWordtから直接アドレス帳を読み込めないので、
いったんCSVファイルに書き出した後に上記Outlookの手順で行う。
< > 写真高画質 :
プリンターでの
印刷が、写真に近づいたということをアピールするために、
業界から生まれた用語。写真高画質を実現するために、インクの種類を増やしたり、
インク色に濃淡をつけて増やしたり、
インクドットを細かくしたりと、各メーカーはしのぎをけずっている。
< > 写真用紙 : 「RC光沢紙」とも呼ばれ、
インクジェットプリンタなどで写真を印刷するための専用紙。
プリント写真用の用紙(
印画紙)として主流の「RCペーパー」をベースにして、プリンタ出力でも
プリント写真のような仕上がりになる。印画紙に合わせて、「四切:254×305mm」、
「六切:203×254mm」、「八切:165×216mm」、「キャビネ:120×165mm」、
「
L判:89×127mm」、「手札:83×108mm」などのサイズがある。
光沢のある用紙のほかに、表面に凹凸のある「絹目」の用紙も販売されている。
参 :
インクジェット用紙
< > 昇華型プリンター : 最近、
デジタルカメラの普及とともに人気が高まっているプリンター。
原則としてはインクリボンを熱によって用紙に転写する
熱転写プリンターと同じだが、
熱転写プリンターは転写するか、否か、という二値の制御しか行えないのに対し、
昇華型プリンターは加える熱を調整することにより、ドット単位で多諧調表現を行うことができ、
現在普及しているプリンターの中では、最も美しく、カラー写真(カラープリント)に近い印刷ができる。
ただし、A4など文書サイズに対応した昇華型プリンターは非常に高価で、個人では手が出ない。
個人向けに販売されている昇華型プリンターは、ハガキサイズまでしか印刷できない。
個人向けのハガキサイズ対応の昇華型プリンターの主な使い方は、
デジタルカメラで撮影した写真を印刷すること。普通のテレビに接続できるので、
パソコンがなくても使える。最近増えている100万画素クラスのデジタルカメラと組み合わせると、
普通のサービス版のカラー写真とほとんど同じ写真を自宅で手軽に印刷できる。
昇華型プリンターとテレビとビデオを使って、ビデオカメラで撮影した映像の中から気に入ったシーンを選び、
写真のように印刷することもできる。もちろんパソコンからも印刷できるので、
フォトレタッチソフトなんかを使って加工(合成)した画像を印刷することもできる。
なお昇華型プリンターは、正確には熱転写プリンターの一種に分類されている。インクを塗った
フィルムなどに熱を加えてインクを昇華させて、それを紙に写し取るという原理で印刷している。
< > シリアルプリンター (serial printer)
送られてきたプリンタコードに対して、1文字または、1ドットずつの印字を行なうプリンタの総称。
ドットマトリクスプリンターは、シリアルプリンタの代表的なものの1つ。
一般の個人ユーザーが使うカラー
インクジェットプリンタなどもこのタイプで、
小型のうえ値段も安い。これに対してページ毎に印刷するプリンタを
ページプリンターという。
参 :
CPS
< > 特殊用紙 : Tシャツ転写紙やシール用紙、CD−Rラベル用紙など、特別な用途に使用される用紙。
参 :
インクジェット用紙
< > ドットインパクトプリンター (dot−impact printer)
ドットマトリクスプリンタとも呼ばれ、印字ヘッドに細いワイヤをマトリクス状に配列し、
適当なワイヤを
インクリボンに叩きつけることで印刷を行なうタイプのプリンター。
ドットインパクトプリンターの長所は、紙に物理的な圧力を加えて印刷を行なうため、
カーボンコピー紙等の主に複写式の伝票に対する印刷が行なえること。
短所は、その構造上印字音が大きく、高解像度化や高速化が困難という点である。
参 :
シリアルプリンタ
< > ドットマトリクスプリンター (dot−matrix printer) =
ドットインパクトプリンター
< > トナー (toner) : コピー機や電子写真方式のプリンタで用いられる炭素の粉末。
これを紙に転写し、定着させることで印刷を行なう。 参 :
LED方式、
レーザー・プリンター
< > 熱転写プリンター (thermal Printer)
プリントヘッドの熱でインクリボンのインクを溶かして印刷する方式の
プリンター。
溶熱インクが塗布されたリボンを利用することで、普通紙に印字を行なうこともできる。
熱転写プリンタの長所は印字音が非常に小さいこと、
構造が比較的単純なため小型化が容易で製造コストが低いことである。
一方の短所は、印字の高速化を行なうのが困難なこと、
印字に感熱紙や専用のリボンを必要とするためランニングコストが高いことである。
小型化が容易なことから、ワープロ専用機などではこのタイプのプリンタが利用されることが多い。
< > ノズル (nozzle) : 気体や液体を噴き出させるための筒状の装置。噴射管。
インクジェットプリンターでは、インクを放出する部分のことをいう。
縦一列に並んだ、1mm当たり14〜30本の微細ノズルの先からインクの小粒を、
タイミングをとりながらインクの微粒子(霧状)を噴出させ、
その流れを電気的に制御することにより用紙に印字する。
一般的な家庭用プリンターは数百から数千のノズルを備えており、
この部品のことを「印字ヘッド(単にヘッドとも言う)」と呼ぶ。
解像度600dpi程度のプリンターの場合、ノズルの穴径は10数ミクロン。 参 :
インクの目詰まり
< > バブルジェットプリンター (bubble−jet printer)
バブルジェットと呼ばれる方式を採用した
インクジェットプリンター。
バブルジェット方式はキヤノンが開発したもので、インクを満たした細い金属製の管の一部に
熱を加えると、内部で泡が発生し、インクが噴出する性質を利用して印刷を行なう。
< > ピクトブリッジ (PictBridge) : メーカーや機種に関係なく、パソコンを介さずに直接接続された
デジタルカメラ/
デジタルビデオと
プリンターによるダイレクトプリントが可能な標準規格のこと。
印刷する画像や枚数は、デジタルカメラのディスプレイを見ながら指定する。
2003年3月にCIPA(カメラ映像機器工業会)が制定し、2003年7月には対応製品が登場している。
この規格に対応したプリンターであれば、カメラをUSBケーブルでプリンターに直接接続し、
パソコンを介することなく手軽にプリントアウトできる。「デジタルカメラは使いたいけど、
パソコンはちょっと…」という人には朗報だが、パソコン用語集としては複雑。
この規格以外にセイコーエプソンの独自規格である「USB DIRECT−PRINT」とキヤノンの
独自規格「DIRECT PRINT」があるが、自社の製品や一部の製品にしか利用できない。
< > 袋とじ印刷(ふくろとじいんさつ) : 1枚の用紙に2ページ分を印刷し、
印刷された面が表になるように2つ折りにしてとじる方法で、簡単に冊子にすることができる。
Wordで袋とじ印刷を行う方法(Woed2003での例)
A31枚の用紙にA4が2ページ分印刷され、横でとじる袋とじの方法例で、
印刷対象となる文書はA4縦で構成され、複数のページがあるものとする。
Wordを起動し、複数ページにまたがる文章を作成→「ファイル」メニュー→「ページ設定」→
「用紙」タブ→「用紙サイズ」の▼をクリックして「A3」を選択(クリック)→「余白」タブ→
「印刷の向き」欄より、「横」を選択→「印刷の形式」の▼をクリックし、「袋とじ」を選択→[OK]ボタン→
以上で操作完了で、印刷を行い、袋とじ印刷を行われることを確認する。
Word2007で袋とじ印刷を行う方法
A31枚の用紙にA4が2ページ分印刷され、横でとじる袋とじの方法例で、
印刷対象となる文書はA4縦で構成され、複数のページがあるものとする。
Wordを起動し、複数ページにまたがる文章を作成→「リボン」より、「ページレイアウト」タブ→
「ページ設定」→「用紙」タブ→「用紙サイズ」の▼をクリックして「A3」を選択(クリック)→「余白」タブ→
「印刷の向き」欄より、「横」を選択→「印刷の形式」の▼をクリックし、「袋とじ」を選択→[OK]ボタン→
以上で操作完了で、印刷を行い、袋とじ印刷を行われることを確認する。
< > 普通紙(ふつうし) : 書類の大量印刷やWebページの印刷に適した用紙。
インクジェットプリンターの特性に合わせ、文字のにじみを抑えた設計になっている。
参 :
インクジェット用紙
< > プリンター (printer)プリンター
コンピュータで作られる文章・文字や図形を紙に
印刷する周辺機器。
プリンターには、印刷方式の違いで以下のような種類がある。
インクジェットプリンタ、
ドットインパクトプリンター、
ドットマトリクスプリンター、
昇華型プリンター、
熱転写プリンター、
バブルジェットプリンター、
ページプリンター、
レーザー・プリンター
現在、オフィスではレーザープリンターが、家庭ではインクジェット式プリンターが広く使われている。
ページプリンターは、レザープリンターとほぼ同じ意味で使われることが多い。ドットインパクトは、
複写紙への印刷で威力を発揮していたが、コピーが容易にできることになり、あまり使われなくなった。
参 :
DPI、
シリアルプリンター、
インクジェット複合機、
CMYK
< > プリンタ・エンジン (printer engine) :
レーザー・プリンターなどで、実際に印刷を行う機構のこと。
給紙からドラムへの帯電、レーザー照射、トナーの塗布、用紙への転写、定着など、
機械的な作業を伴う一連の印刷工程を行う。
パソコンから受け取ったデータをプリンタ側で生成する機構をコントローラーと呼ぶ。
主にコピー機の技術を持つメーカーがエンジン開発にあたるが、
自社でエンジンの開発をしないで、OEM供給を受けて製品開発するプリンターメーカーも多い。
< > プリンタ・ドライバ (printer driver) : プリンタ用の
デバイスドライバーで、
アプリケーションソフトウェアの命令をプリンタを動かす命令に変換するソフトウェア。
プリンタ・ドライバのインストール時の注意事項(私の失敗例)
◎年賀状を印刷時に横印刷で右端が1.5cmも空くのでメーカに問い合わせたら、
エプソンのMJ−900Cの印刷領域が決まっていてどうにもならないとのことで、
全領域印刷可能なPM−3500Cを購入してドライバーをインストールしたところ、
ドライバーに続いてプリンタウィンドウ!3のインストール終了時に“しばらくお待ちください”の
メッセージのままフリーズしてしまった。フリーズ後から1時間以上待ったり、
ホームページのQ&AからWindowsシステム内のファイルを削除したりして何10回試みても
パソコンを強制終了するのみで終わった。
全国のインフォメーションセンターに何10回も電話したが通話中ばかりであきらめ、
2日目には運良く数回電話して広島のセンターがでたので聞くと、
NECの9821シリーズのWindows 95ではプリンタ付属のドライバーではフリーズするので
ホームページから最新版のドライバーとユーティリティソフトをダウンロードしてくれとのことで、
やっとインストールが完了した。インストールを始めて、まる2日もかかった上に
1時間近くのダウンロード時間のことをメーカは考えているのだろうか。
12月に買ったばかりのCD−ROMがだめなのだからメーカは販売店等に情報を早めに流してほしい。
またホームページのFAQだけでは解決できないものもあるし、
12月とか月曜日の電話はほとんど通じないので、メールでの受付・回答の門戸を開くべきである。
◎ドライバのインストールは完了したものの、電源かケーブル断のメッセージが出て印刷できないので、
ケーブルを調べたら変換ソケットを使用していたためプリンター・ケーブルを購入して付け替えたら
印刷OKとなった。変換ソケットは
双方向プリンタコネクタの36Pinハーフから単方向の14Pinに
変換していたために、プリンタからのフィードバックデータがパソコンに転送されなかったためである。
同じメーカのプリンタでも旧タイプのプリンタコネクタを使うと、正しい情報交換ができません。
< > プリンターの共有 (printer sharing)
LANなどのネットワーク環境で、複数のパソコン間でプリンターを共有することで、
プリンターが直接つながっていないパソコンからも印刷できる。ただし、
プリンターがつながったパソコン経由で印刷するので、そのパソコンの電源をいれておく必要がある。
プリンタの共有方法(Windows XP)
[スタート]→「コントロールパネル」→「プリンタとその他のハードウェア」→「プリンタとFAX」→
プリンタのアイコンをマウスの右ボタンでクリックし、表示されるメニューの「共有」をクリック→
「このプリンタを共有する」にチェックし、わかりやすい共有名を半角英数字または
半角カタカナで入力する。(私の例 : PM−3500C)設定が終了すると
プリンタのアイコンには共有を意味する”ちょうだい”のような「手」のマークが付く→
「マイコンピュータ」を右クリックし、「プロパティ」を選択→「コンピュータ名」タブで
コンピュータ名を確認→「マイコンピュータ」を開き、アドレスバーに「¥¥<コンピュータ名>」を入力→
共有されているプリンターが表示されるので、ダブルクリック。別途ドライバーが必要なこともある。
他のパソコンから共有プリンターを利用する方法(私の例 : ・・・\\YS1939\PM-3500C)
(Windows XPでの例)[スタート]→「コントロールパネル」→「プリンタとその他のハードウェア」→
「プリンタとFAX」→プリンタのタスク内の「プリンタのインストール」を使ってプリンタをインストールする。
プリンタの接続方法では、「ネットワークプリンタ」を選択し、プリンタのネットワークパスを入力する。
(Windows 98での例)ネットで使う共有プリンタの追加の前に
Windows 98用のローカルプリンタを追加しておき、
プリンタウィンドウのユーティリティがあればドライバーのインストール後にインストールしておくこと。
アイコンを右クリックでの共有設定はしないこと。[スタート]→「設定」→「プリンタ」→
ローカルプリンタとして追加したプリンタの上で右クリック→「プロパティ」→[詳細]タブ→
印刷先のポートで[ポートの追加]→プリンタへのネットワークパスで[参照]を押し、
プリンタのあるパソコン名をダブルクリック後に該当のプリンタを選択し[OK]→
プリンタのアイコンの下部に共有プリンタであることの横棒が付加されている。
プリンタの共有方法(Windows Vista)
「コントロールパネル」→「プリンタ」→共有したいプリンターを右クリックし、「プロパティ」を選択→
「共有」タブを開き「このプリンタを共有する」にチェックし、わかりやすい共有名を半角英数字または
半角カタカナで入力する→「コンピュータ」を右クリックし、「プロパティ」を選択→「コンピュータ名」タブで
コンピュータ名を確認→「マイコンピュータ」を開き、アドレスバーに「¥¥<コンピュータ名>」を入力→
共有されているプリンターが表示されるので、ダブルクリック。別途ドライバーが必要なこともある。
(注)「プリンター共有」が無効になっていることもあるので、「ファイル共有設定」で、
「共有の詳細設定の変更」をクリックし、設定画面で「プリンター共有」を有効にし、
必要に応じて「パスワード保護共有」を無効にする。
プリンタの共有方法(Windows 7)
[スタート]→「デバイスとプリンター」→共有したいプリンターを右クリックし、
「プリンターのプロパティ」を選択→「共有」タブを開き「このプリンタを共有する」にチェックし、
わかりやすい共有名を半角英数字または半角カタカナで入力する→「コンピューター」を右クリックし、
「プロパティ」を選択→「コンピュータ名」タブでコンピュータ名を確認→「マイコンピュータ」を開き、
アドレスバーに「¥¥<コンピュータ名>」を入力→共有されているプリンターが表示されるので、
ダブルクリック。別途ドライバーが必要なこともある。
(注)「プリンター共有」が無効になっていることもあるので、「コントロールパネル」で、
「ホームグループと共有に関するオプションの選択」をクリックし、
設定画面で「プリンター共有」を有効にし、必要に応じて「パスワード保護共有」を無効にする。
< > プリンター用紙 (printer paper) : プリンターの印刷に使用する用紙。
文書を印刷する場合は普通紙や再生紙が使われることが一般的である。
用紙の種類
カット紙 : L判からA3判までそれぞれの大きさにカットされた用紙。
紙質は普通紙から光沢、マットなどがあり、厚みも違う。
ラベル用紙 : 用紙の裏をはがせばシールのように貼り付けられるもの。
名前ラベルや瓶ラベルなど種類が豊富。
特殊用紙 : Tシャツに転写できるアイロンプリント用紙や、
用紙の裏がマグネットになっているような特殊な使い方をするもの。
用紙の素材も特殊で、布生地やプラスチック素材の用紙もある。
手作りキット : 用紙付きの手作りセット。
卓上カレンダーキットや製本キット、うちわ作成キットなどがある。
形態による分類
単票用紙 : 1枚ずつ断裁されたカット紙
ファンフォールド紙 : 連続した用紙がミシン目で折り畳まれている連続用紙
ロール紙 : 長い紙を巻いた用紙
そのほかの用途に向けて裏面に糊が付いていて貼り付けられるシール状のラベル用紙、
表が専用紙で裏が磁石のマグネットペーパー、透明シートのOHPフィルム、
不識布や和紙などさまざまな素材の用紙がある。 参 :
インクジェット用紙
< > プリント =
印刷
< > プリント・スプーラ (print spooler) : プリントジョブを記憶しておき、
順次プリントアウトできるようにするためのソフトウェア/ハードウェアで、
プリンタに印刷データを送るために中間的にデータを蓄える記憶装置。
高速の
スプーラでいったんデータを転送してしまうと、プリンタの処理の終了を待たずに次の処理に移れる。
ネットワーク環境下などで複数のユーザー間で1つのプリンタを共有する場合には、
プリントスプーラが必須である。 参 :
プリントキュー、
スプール、
バッファ
< > プリントアウト (print out) : プリンターで印刷すること。
< > プリントキュー (print queue)
プリントスプーラにおいて、発生したプリントジョブを記憶しておくソフトウェアシステム。
通常はプリントジョブを発生順に順次プリントアウトすることから、「キュー」という名前がついている。
参 :
プリントスプーラ、
スプーラ、
スプール
< > プリントサーバ (print server) : 構内ネットワーク(LAN)につなぎ、
大勢で共有するプリンタをコントロールするコンピュータや装置(サーバ)
< > プリントプレビュー (print preview) =
印刷プレビュー
< > プリントヘッド (printer head) : プリンタで用紙にインクを吹き付けたりして印字する部分。
< > プリントマネージャ (print manager) : 印刷環境の各種設定や
プリントキューの
検査などを行なうために標準で提供されるWindowsのユーティリティ。
Windowsのプリントマネージャでは、プリンタドライバの設定、接続ポートの設定、
用紙サイズ/印字方向の設定など、印刷にかかわる各種の設定を行なえる。
さらに、現在プリンタにキューイングされている印刷ジョブ一覧を表示したり、
印刷ジョブを中断したりできる。 参 : ポートレイトモード、ランドスケープモード
< > ページプリンター (page printer)
1ページ分のデータを作成したのち、まとめて印刷する方式をとるプリンタの総称。
レーザーや
LEDなどの電子写真方式を採用したプリンタを指す場合が多いが、
インクジェット式のページプリンタもある。オフィスなどで使われている
レーザー・プリンターがその代表で、
シリアルプリンターなどに比べ、高速で高品質な印刷が可能である。
ページプリンタの中には、プリンタ制御コードを拡張した
ページ記述言語を持ち、
図形や文字の変形などをプリンタ側で行なえるようにしたものもある。
現在主流の印刷機構は電子写真方式で、複写機と同じ原理で印刷する。
感光体ドラム上に文字や図形をレーザー光やLEDで露光する。
粉末状のトナーを擦りつけた状態で紙をローラーで押し付けて定着させる。
最近はカラー印刷が可能なの使用が増えてきた。
< > マット紙 : プレゼンテーション資料やつやのない写真などを印刷するときに利用する。
厚紙や両面対応用紙などバリエーションが豊富。 参 :
インクジェット用紙
< > 粒状感 (granular quality)りゅうじょうかん : ざらつき。
主に
インクジェットプリンターの印刷物の質を表す言葉で、
ザラつきが少なく品質が高い場合に「粒状感がなく美しい」などと言う。
微小なインク滴を打ち込んで画像を構成していくインクジェット方式で、
紙面上に着弾した「インクのつぶつぶ」がざらつき感として現れること。
最近では、「粒状感ゼロの画質」、「粒状感低減機能」、
「粒状感補正」などをうたっているメーカーが多くなった。
< > レーザープリンター (laser printer) : コピー機などと同様の電子写真を用いた印刷方式のうち、
レーザーにより帯電ドラムにイメージを描画する方式のプリンタ。高速、高解像度
ページプリンターの主流。
帯電ドラムには光を当てることで電荷が変化する素材を使用し、
この帯電ドラムにあらかじめ電荷を与えておいて、レーザーでドラム上に印字イメージを描画する。
これにより帯電ドラム上には、マイナスに帯電した部分と、
レーザーで描画されたことによりプラスに帯電した部分とに分かれる。
これに、
トナーと呼ばれる細かい炭素の粉末を、マイナスに帯電させることで付着させ、
紙に転写、熱と圧力を加えて紙に定着させることで印刷を行なう。
逆に、最初にトナーをドラム全体に付着させておき、
不必要な部分にレーザーを当ててトナーを付けないようにする方式もある。
それぞれ白と黒の発色特性がよくなるという特徴がある。
1ページ分のイメージをメモリ上に展開して印刷を行なうことから、ページプリンターとも呼ばれる。
レーザープリンターはモノクロ印刷だけなら、圧倒的に印刷が早い、文字のにじみが少ない、
印刷コストが安い、と言われているが、数年前までは、きょう体が大きい、消費電力が大きい、
ウオームアップに時間がかかる、本体の価格が高いといった欠点があり、
個人ユーザー向けの製品ではなかった。しかし、ここ最近発売されたA4レザープリンターは、
これらの欠点を解消しつつある。特に、価格の低下は顕著で、
中心価格帯はここ2年で4万〜5万円から2万円半ばまで下がっている。 参 :
LED方式