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< > クアッドコア (Quad−Core) : 1つのパッケージ内に4つのCPUコアを搭載したCPUのことで、
    4つのプロセッサコアは基本的に独立しているため、それぞれのプロセッサコアは他のプロセッサコアに
    影響されることなく動作できることから、従来製品に比べ電力効率と並列処理性能などが向上した。
    IntelではCore 2 QuadやCore 2 Extremeが代表製品だが、
    これらのCPUは、実際にはデュアルコアのダイを1つのパッケージに2個実装している。
    従来、WindowsではXP ProfessionalやVista Business以上でデュアルプロセッサーまでを
    サポートするが、実際にはXP Home Editionでも4コアが正しく認識されることが、
    2006年のIntelの開発者フォーラムで紹介されている。ただし、クアッドコアの性能を
    フルに引き出すには、処理のマルチスレッド化など、ソフトウエアのクアッドコア対応が必要となる。
< > クイック起動バー : タスクバーの[スタート]ボタンの右に表示されるアプリケーションの起動ボタン。
    ウインドウがたくさん開いて隠れてしまったデスクトップをボタン一つで表示できるなど、
    意外に重宝していた機能で、Windows Meまでは標準装備されていたが、
    Windows XPでは初期設定で表示がオフになっているだけで、次の手順で表示できる。
    タスクバーを右クリックして「プロパティ」を選ぶ→「タスクバーと[スタート]メニューのプロパティ」→
    「タスクバー」タブ→「クイック起動を表示する」にチェック→[OK]ボタンで、クイック起動バーが現れる。
    なお、タスクバーを右クリックして「ツールバー」→「クイック起動」でも表示される。
    クイック起動バーにアイコンを登録する方法
    デスクトップにアイコン(あるいはショートカット・アイコン)があれば、
    そのままドラッグ&ドロップでクイック起動バーに重ねるだけでよい。
    デスクトップにない場合は、マイコンピュータやエクスプローラを開いて目的のアイコンを探し、
    やはりドラッグ&ドロップで入れる。これらの操作を行っても、
    クイック起動用のショートカット・アイコンが作られるだけで、
    不要になったら、クイック起動バーからごみ箱にドラッグ&ドロップなどで移せばよい。
    この操作をしても、本体のソフトやファイルは消えない。
< > クイックビューア : Windows 98/SEで、ファイルを右クリックして「クイックビューア」を選ぶと、
    ファイルを開かずに詳細なファイル情報を見ることができる。
    〜.dllなどは表示されるが、〜.vxdのように表示されないファイルもある。
    右クリックメニューに「クイックビューア」がない場合には、コントロールパネルの
    「アプリケーションの追加と削除」の「Windowsファイル」タブで追加インストールができる。
    Windows Me/2000から「クイックビューア」がなくなったが、
    ファイルの入ったフォルダの「表示」から「縮小版」を選ぶと、
    ファイルの中身をサムネイル表示することができる。Windows XPも同じで、
    メニューバーの「ツール」→「フォルダオプション」→「表示」タブの詳細設定で、表示方法の変更ができる。
< > クイックフォーマット : ディスクに対しての処理を必要最小限の範囲だけに行うことで、
    時間の短縮を図るディスクフォーマットの方法。
    ディスクの中身は、目次に相当する情報領域部分を「ファイルアロケーションテーブル」、
    本文に相当する本体部を「データ領域」と呼び、
    クイックフォーマットはファイルアロケーションテーブルだけを消去することと、
    ディスクの不良個所のチェックを省くことで、処理時間の短縮を図っている。
    データ領域は残っているが、目次部の情報がないためにデータは無いものとして扱われる。
    しかし、この状態ではデータ復活ソフトを使うと読み出し可能となるので、
    データ消去するには通常のフォーマットを行った方がよいが、
    完全なデータ消去には市販のデータ消去ソフトで痕跡を残らず消去する必要がある。
    特にハードディスクなどでは通常フォーマットを実行しても、
    管理情報が消えて目的のデータを探せない状態になっているだけで、実際のデータは残っているので、
    データ復活ソフトで消えたはずのデータを復活できることがあるので注意しよう。
    クイックフォーマットをする方法(Windows XP)
    [スタート]→「マイコンピュータ」→「ローカルディスク」などのアイコン上で右クリック→
    「フォーマット−(選んだディスク名)」画面が開くので「クイックフォーマット」にチェック→[開始]ボタン。
<M> グーグル = Google
< > グーグル・アース = Google Earth
< > クーラント : CPUやパソコン本体の冷却装置。ファン(扇風機)や放熱版。
< > クエリー (Query) : 保存されたデータを抽出・加工するための機能。どの項目から、
    どんなデータを、どんな条件で検索するか、という内容をコンピュータにわかる形式で記述したもので、
    「問い合わせ」や「照会文」と訳される。「アクセス」など最近のソフトでは、
    検索結果の表示フォーマットも含めてクエリーと呼ぶ。
アクセスで使える主なクエリーの種類
選択クエリー 1つまたは複数のテーブルから条件に合うデータを検索して表示する
クロス集計クエリー データを2次元の表の形式に集計し、その結果を表示する
アクションクエリー
(更新・削除・追加クエリー)
テーブルにデータを更新・削除・追加する。まったく新たにテーブルを
作る「テーブル作成クエリー」というものもある
データ定義クエリー テーブルを作ったり、テーブルの定義を変更することができる
< > 草の根BBS : パソコン通信の愛好家が個人で開局したり、
    同じ趣向を持つ少数のグループによって運営されたりするパソコン通信のホスト。掲示板(BBS)
    としての規模は小さいが、趣向が限定されているため密度の高い情報が得られる場合が多い。
    一般にこれらのBBSでは、VAN(付加価値情報網)を利用したアクセスポイントなどはないので、
    開局地から離れた場所からはアクセスしづらい。このため地域密着型になりやすい。 参 : 商用BBS
< >  (くし) : アングラ用語。自分のプロバイダ以外の場所にあるProxy(プロクシ)のこと。
    Proxyのアドレスのことを串と呼ぶこともある。串を刺す/串を通すとは、Proxyをブラウザに設定すること。
    「漏れ串」といって、プロクシサーバーを経由させてくれるが、
    相手サーバーに自分のIPアドレスを通知してしまうプロクシサーバーがあるので、
    串をつかってもIPアドレスの漏洩防止とならない場合があるので注意しよう。
< > クッキー (Cookie) : 一部のWWWブラウザが、サポートしている情報保存のシステム。
    パスワードの必要なホームページなどで、一度入力した名前や会員番号などの情報を
    ブラウザ側に保存しておき、次回からは自動的にパスワードやIDを入力してくれる機能。
    入力したドメイン名パス、有効期限などのデータ(情報ファイル)は、
    サイト側が記憶しているのではなく、自分のハードディスクの中に保存されている。
    サイト側からの操作で、自分のハードディスク内にデータが書き込まれるため、
    成りすましなどの悪用の可能性もあり、
    WWWブラウザ側でクッキーを受け入れない設定(下記参照)ができたり、
    パソコン内のクッキーを削除(下記参照)することもできるが、
    ログインの再手続きをする必要になるほか、Webの閲覧に支障がでたり、
    ショッピングサイトの「買い物かご」、ポータルサイトやスケジューラーなどが機能しなくなる。
    また、クッキーが増え過ぎたからといって安易に全てのクッキーを削除すると、
    会員登録などが消えて再登録しなければならないことがあるので注意が必要である。
    クッキーのフォルダパス
    Windows XPの場合:C:¥Documents and Settings¥ユーザ名¥Cookies
    Windows Vistaの場合:C:¥Users¥ユーザ名¥
     AppData¥Roaming¥Microsoft¥Windows¥Cookies
     ただし、[整理]メニュー→「フォルダと検索のオプション」→「表示」タブ→
     「ファイルとフォルダの表示」で「すべてのファイルとフォルダを表示する」にチェックと、
     一番下の「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない(推奨)」のチェックを外す→
     [適用]→[OK]をしておかないとCookiesを表示できない。
    クッキーの削除方法
    Windows 95/98の場合:「マイコンピュータ」→「コントロールパネル」→「インターネットオプション」→
    「全般」タブ→全てのCookieを削除する場合→インターネット一時ファイルの[Cookieの削除]→
    [OK])個別に削除の場合→インターネット一時ファイルの[設定]→「ファイルの表示」→
    「Temporary Internet Files」内のインターネットアドレス欄に「Cookie〜」と
    書かれているものを削除する。名前欄には自分の認証ID(ユーザー名)がある。
    Windows XPの場合:[スタート]→「コントロールパネル」→「ネットワークとインターネット接続」→
    「インターネットオプション」→「全般」タブ→全てのCookieを削除する場合
    インターネット一時ファイルの[Cookieの削除]→[OK])個別に削除の場合
    インターネット一時ファイルの[設定]→「ファイルの表示」→
    「Temporary Internet Files」内のインターネットアドレス欄に「Cookie〜」と
    書かれているものを削除する。名前欄には自分の認証ID(ユーザー名)がある。
    (注)Cookie内のクッキーを削除しなくても、¥Local Settings¥Temporary Internet Files内の
       同じクッキーを削除すると、クッキー機能はなくなる。また、一度クッキーを削除すると、
       掲示板などではその時点より以前の投稿の編集ができなくなる。
       クッキー機能の有効設定後に投稿したものより、編集・削除が可能となる。
       また、前回掲示板へ投稿を行った際のパソコンと、別のパソコンを利用の場合も、
       その際の投稿ログは表示されない。
    最初からクッキーを受け入れない設定方法は、前記の「インターネットオプション」から
    「セキュリティ」タブの[レベルのカスタマイズ]をクリックして、
    「Cookie」項目の中の2箇所ある使用許可項目を「無効にする」にチェックをしておく。
    IEのVer.6から「Cookie」項目がインターネットオプションの「プライバシー」タブで設定するようになり、
    [詳細設定]で2つのパーティのCookie共「ブロックする」にチェックしておくと、
    クッキーは一切記録されない。
    特定のサイトのクッキーを受け入れない方法
    [スタート]→「コントロールパネル」→「ネットワークとインターネット接続」→
    「インターネットオプション」→「プライバシー」タブ→Webサイトの[編集]ボタン→
    クッキーを残したくないWebサイトのアドレスをすべて入力→[ブロック]ボタン。
    クッキーを有効にする方法
    Internet Explorer(IE)でホームページを閲覧していると、
    「Cookieを有効にする必要がある」旨のメッセージが表示されることがあるが、
    このメッセージを回避するには、IE6でプライバシの設定レベルを「低」か
    「すべてのCookieを受け入れる」に設定する必要がある。
    プライバシを設定するには、下記の操作を行う。
    Internet Explorer(IE)の場合、「ツール」→「インターネットオプション」→「セキュリティ」→
    [レベルのカスタマイズ]→「Cookie」→「有効にする」。
    IE6.0の場合は、IEのメニューバーより、「ツール」または上記の「コントロールパネル」から→
    「インターネットオプション」→「プライバシー(中設定)」タブ→「詳細設定」→
    [自動でCookie処理を上書きする](チェックが入れる)、ファーストパーティのCookie(受け入れる)、
    サードパーティのCookie(受け入れる)に設定→[OK]。
    (注)プライバシーの設定を「低」または「全てのCookieを受け入れる」に設定にすると、
       セキュリティが下がるので、メッセージが表示されるサイト閲覧の時のみ設定を変更し、
       通常は元の設定で使用することをおすすめします。
       なお、特定のページのみクッキーを有効にするには、上記の「プライバシ」タブから→[編集]→
       Webサイトのアドレスに許可したいサイトのURLを入力→[許可]ボタン。
       「ブロック」ボタンをクリックすると、そのサイトに対してクッキーを使用できないように設定される。
    クッキーの保存方法(IEの保存するための専用機能を利用)
    「ファイル」メニュー→「インポートおよびエクスポート」→
    「インポート/エクスポート ウィザードへようこそ」画面で[次へ]→「Cookieのエクスポート」→[次へ]→
    ファイルにエクスポートするにチェックし、D:¥My Documents(¥cookies.txt)などのホルダーを
    指定→[次へ]→[完了]→[OK]でよい。保存したファイルをパソコンに戻すには、
    「ファイル」メニュー→「インポートおよびエクスポート」→「お気に入りのインポート」を選んで指示に従う。
    参 : スパイウェア
< > 句読点 (くとうてん) : 文につける句点(。など)と読点(、など) 。
    ひとまとまりの文の最後に句点を、また、文中に読みやすく正確な理解を助けるために読点をつける。
    現在は普通、句点に「。」、読点に「、」を用いる。横書きやローマ字文では「.」「,」などが使われる。
    なお、感嘆符「!」、疑問符「?」、中黒「・」、かっこの類など、
    表記上の補助符号をも含めていうこともある。
    ちなみに、結婚式の招待状のお祝い言葉には、終止を意味する句読点は使わない。
    行を変えるか、文字間に空白をとる。
    入力時の句読点の種類を変更する方法(Word)
    言語バーあるいはMS−IMEツールバーから「ツール」→「プロパティ」→「全般」タブ→
    「句読点」欄で句読点の種類を指定する。「。,」を選べば以降、この句読点で入力されるようになる。
    文書全体の句読点の種類を変更する方法(Word)
    句読点として「。,」を使うのなら、オプションの「文書のスタイル」欄で「公用文(校正用)」を選択する。
    この後、「ツール」→「文章校正」を選ぶか[F7]キーを押して→文章校正を実行すれば、
    句点が「。」読点が「,」になっていない個所を探し出して、修正するかどうか1カ所ずつ尋ねてくる。
    「文書のスタイル」欄で「公用文(校正用)」を選択した場合は句読点のほかに、
    常用漢字以外の漢字が使われていないかどうか、送り仮名が公用文スタイルになっているか、
    なども同時にチェックされる。それがうるさい場合には[詳細設定]ボタンをクリックして
    「文書校正の詳細設定」ダイアログを呼び出し、句読点の種類だけをチェックしておけばよい。
    新しい校正基準の設定後は[再チェック]ボタンをクリックしてから
    「文章校正」を実行しなければ、1件も検出されない。
    置換機能を使って句読点を一括訂正する方法
    Wordの場合、「検索と置換」ダイアログで検索対象を「,」、
    置換対象を「、」にして「すべて置換」にすれば、一斉に置き換わる。
    一太郎では1カ所ずつ確認しながら置換する設定が標準なので、
    「1つずつ確認しながら置換する」のチェックを外してから「文書頭から置換」をクリックすると、
    確認ダイアログの後に一斉に置き換わる。
    (注)句点を「,」から「、」に置き換える場合は、文中の1,000円が1、000円に換わってしまう。
    参 : かな漢字変換ソフト

    総務省及び関連行政組織は、横書き文書の読点に「、」を使っているが、
    明確な基準で統一されていないにしても、文化庁および関連機関のほとんどが「,」を使っている。
    雑誌などでも 「,」を用いるものもあるが、私は反対だ。
    それは「,」は横書き文化圏の英字などの区切りや、数字の区切りに用いるものであって、
    たとえ漢字文書を横書きにしたからといって縦書き文化圏の「、」を
    あえて「,」に替える必要はないからである。
    読点の代わりに空白を入れた文章があるが、これも賛成できない。
    でも、私の文章の読点はいいかげんなものである。1行に収まらない場合には削ることがあるし、
    平仮名が並んで読みにくい時は余分に挿入することもある。

< > 組み文字 (くみもじ) : Wordで、6文字までの文字列を1文字分の大きさにして表示すること。
    アクセントが付き、文書が見やすくなることがある。
    Wordで組み文字を入力する方法
    「書式」メニュー→「拡張書式」→「組み文字」→「対象文字列」欄に、組み文字として表示したい文字列を
    6文字以内で入力し、必要であれば、「フォント」「サイズ」項目の設定も変更する→[OK]ボタン。
    既に入力している6文字以内の文字列を選択している状態で、
    上記の操作を行うことによっても、組み文字を入力できる。
    Word 98では、組み文字として表示したい文字列を先に入力しておき、
    入力した文字列をドラッグして選択後、してください。「書式」メニュー→「組み文字」から行う。
    組み文字を解除する方法 : 入力した組み文字をクリックして選択している状態で、
    「書式」メニュー→「拡張書式」→「組み文字」→「解除」でよい。
< > クライアント (client) : 顧客、依頼人の意。クライアント・サーバーシステムのことで、
    コンピュータ関連では、サービスの提供を受ける側のパソコンを「クライアント」といい、
    これに対し一般に何らかの情報やサービスを提供する側を「サーバー」と呼ぶ。
< > クライアント (client)
    構内のネットワーク(LAN)に接続された、サービスを利用する立場のコンピュータ。
    ほとんどの人の机の上にあるパソコンはクライアントということになる。 反 : サーバー
< > クライアントサーバネットワーク (client−server network)
    共有ディレクトリや共有プリンタなどのハードウェア、あるいはデータベースなどの情報資源を
    集中的に管理するサーバーと、それを利用するクライアントから構成されるネットワークの形態。
    クライアントサーバー型ネットワークでは、ネットワークで使用されるさまざまな資源を
    サーバーで集中的に管理できるため、中規模から大規模なネットワークに向いている。
    ただし、クライアントサーバー型では、サーバー専用のシステムを用意しなければならないなど、
    ワークグループネットワークに比べるとコストが高い。
< > クラウド(cloud) = クラウド(YSミニ辞典に別掲)
< > クラス = Class
< > クラスタ (cluster) : 元の意味は、固まり。
    @ウィンドウズやMS−DOSのファイルシステムであるFATファイルシステムの概念である。
     セクタ単位でディスクアクセスするとセクタ数が多すぎてセクタの管理が大変になる。
     そのため、8セクタで1クラスタというふうに、複数のセクタをひとまとめにしてクラスタとし、
     ウィンドウズはクラスタ単位でディスクにアクセスする。ファイルの保存はクラスタ単位で行われるため、
     たとえば16KBのドライブでは、たとえ1バイトのファイルであっても16KBの容量が消費される。
     FAT16で2GBのハードディスクを利用すると、クラスタの最小サイズは32KBとなる。
     1KBの小さなファイルを保存しても32KB分使用してしまう。これに対して、
     FAT32を利用すればクラスタサイズは4KBにできるので、それだけ無駄が少なくなる。
    A障害対策や負荷分散のために、
     あたかも一つのサーバーに見えるようにされた複数のノード群。もとは葡萄の房の意味。
< > クラスタ・システム = ClusterSystem
< > クラスタリング (clustering)
    障害対策や負荷分散のために、複数のサーバーをあたかも一つのサーバーに見せかける技術。
< > クラス・ライブラリ (class library) : オブジェクト指向型言語において、
    あらかじめ設計されたクラスモデルを提供するライブラリ。一連のクラスの集合体のこと。
    ビジュアル開発ツールのソフト部品などとして利用される。 参 : C++言語
< > クラッカー → ハッカー
< > クラッキング = ハッキング
< > クラッシュ (crash) : システムに何らかの異常が発生して、システムの一部を破壊してしまうこと。
    クラッシュが発生しやすいデバイスメモリーファイルシステムで、メモリーが破壊された場合は
    リセットが、ファイルシステムが破壊された場合はファイルシステムの整合性の再構築が必要になる。
    ハードディスクの一部が壊れて、読み書き不能になることもいい、
    この場合は、ハードディスクを「初期化」せざるを得なくなり、すべてのデータは消えてなくなる。
< > クラッシュダンプ (crash dump) : Windows 2000やWindows XPにある機能で、
    アプリケーションソフトクラッシュした際に、デバッガーというプログラムが起動して
    その時のメモリー状態をファイルに保存する。このファイルは、開発者が解析して
    クラッシュの原因を突き止めるために使うのだが、一般のユーザーには必要はない。
    クラッシュダンプの機能を無効にする方法(Windows XPでの例)
    [スタート]メニュー→「マイコンピュータ」を右クリック→「プロパティ」を→
    「システムのプロパティ」ダイアログの「詳細設定」タブ→「起動と回復」の[設定]ボタン→
    「デバッグ情報の書き込み」のプルダウンリストを開き、この内容をメモしてから「(なし)」を選択→
    [OK]ボタンをクリックしてすべてのダイアログを閉じれば、クラッシュダンプファイルは作成されなくなる。
    元に戻すには、同様な操作でプルダウンリストを開いてメモしておいた内容を選び直す。
< > グラデーション (gradation) : グラフィックソフトに備わっている機能。または表現効果のこと。
    ある色から他の色に滑らかに色や濃度が変化すること。グラデーションを使うと、
    絵に揺れ動くような活気を与えることができ、フワフワと漂うような奥行き感が出る。
< > グラデーションペーパー (gradation paper) : 写真撮影用背景紙。
    室内で小物を撮影するときの背景に使う壁紙(バックペーパー)の一つで、
    濃いめのグレーなどが滑らかに明るくなる紙のこと。市販されているものには多くの種類の
    カラーペーパーがあり、グラデーションペーパーのほかに前面同一色のユニカラーペーパーや、
    写真や絵入りのペーパーバックもあり、55×80cmの3色セットで8千円以上するものもある。
    家庭用インクジェットプリンターで印刷する際に使う用紙は、無光沢でやや厚手のものがベストで、
    写真用紙などの光沢のある紙を使うと、照明が用紙に反射してテカリが発生し、
    それを抑えるためのセッティングが難しくなってしまう。背景にはグラデーションに限らず、
    風景などの写真を印刷し、これを垂らして撮影すれば、一風変わった写真に仕上げることができる。
< > グラフ (graph) : データを視覚的に表すために描かれる図表のこと。
    表現方法により、棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフ、ヒストグラム、相関グラフなど
    さまざまなものがある。表計算ソフトウェアなどでは、立体的なグラフを生成できるものも多い。
    Excelのグラフ作成方法(Excel 2003まで)
    データが入っているセルのどれかを選択→
    標準ツールバーの[グラフウィザード]ボタン→各種設定後、[完了]。
    Excelのグラフ作成方法(Excel 2007)
    Excel 2007ではグラフウィザードがなくなり、グラフの作成は、
    「挿入」タブ→「グラフ」グループで行う。
    Excelのグラフ一発作成方法
    データが入っているセルのどれかを選択→[F11]キー→縦棒グラフが作成される。
    (注)データ量を瞬時に比較するには便利な方法だが、表の形式やグラフの種類によっては
       設定変えのほうに手間がかかるので、通常の方法で作成した方がよい場合がある。
    これを他のグラフの種類に変更するには、作成したグラフを選択→「グラフ」→
    「グラフの種類」で変更するグラフ○○○を選択→「グラフの形式」を選択→[標準グラフに設定]ボタン→
    「新しいグラフを作成するときに標準のグラフとして○○○を使用してもよろしいですか?」という
    メッセージが表示される→[はい]ボタン→[OK]ボタン。
    (注)この変更の設定後は、[F11]キーを押すと設定したグラフの種類・形式でグラフが
       作成される。また、[標準]ツールバーの[グラフウィザード]ボタンのクリックから
       グラフを作成する場合にも、設定したグラフの種類・形式が選択された状態になる。
    これをグラフの詳細設定変更するには、グラフを選択→各種設定をよく使用するものに変更→
    「グラフ」メニュー→「グラフの種類」→「ユーザー設定」タブの「選択元」で「ユーザー定義」に
    チェック→[追加]ボタン→「名前」に例えばGraph−1などと入力→[説明]を適宜入力→
    [OK]ボタン→[グラフの種類]のところで、Graph−1が選択されている状態で
    [標準グラフに設定]ボタン→「Graph−1を、新しいグラフを作成するときの標準のグラフの
    種類として設定してもよろしいですか?」というメッセージ→[はい]ボタン→[OK]ボタン。
    Excelで埋め込みグラフ作成方法
    元データがあるワークシートに埋め込みグラフ(ワークシート上にあるグラフ)を作成するには、
    データが入っているセルのどれかを選択→[F11]キー→「グラフ」メニュー→「場所」→
    「オブジェクト」の右のテキストボックスで元データがあるワークシートを選択→[OK]ボタン。
    これをさらに一発で埋め込みグラフを作成するには
    「ツール」メニュー→「ユーザー設定」→「コマンド」タブの「分類」で
    「グラフ作成」を選択→「コマンド」の[標準グラフ]ボタンをドラッグして、
    「標準ツールバー」上の[グラフウィザード]ボタンの右あたりにドロップ→[閉じる]ボタン。
    で事前に[標準グラフ]ボタンを「標準ツールバー」に追加しておく。
    データが入っているセルのどれかを選択→[標準グラフ]ボタンだけで作成できる。
    Excelで作成したグラフをWordへ貼り付ける方法
    Excelで作成したグラフをコピーしてWord文書に貼り付ける場合、以下の3つの方法がある。
     @Word上でExcelとして編集可能なグラフを貼り付ける方法
      Word文書上でExcelのような操作でグラフを編集できる。
     A元となるファイル(Excel)とリンクするグラフを貼り付ける方法
      元となるファイル(Excel)上でデータ(グラフ)を修正すると、
      Word文書上のグラフに修正箇所が反映される。
     Bグラフを画像として貼り付ける方法
      貼り付けたグラフは画像として扱われるため、貼り付けた後にWord上でグラフの編集はできない。
    Excelで貼り付けるグラフのグラフエリア内をクリック→ツールバーの「コピー」ボタン→Wordを開き、
    貼り付ける場所を決めた後に、ツールバーの「貼り付け」ボタン。で、グラフが貼り付けられる。
    Wordの「編集」メニュー→「形式を選択して貼り付け」からでもよい。
    グラフの大きさは、グラフをクリックすると見える黒い点をドラッグすると変えられる。
    グラフをWord文書に貼り付ける形式により、以下の操作を行う。
     @Word上でExcelとして編集可能なグラフを貼り付ける場合
      「貼り付け」「Microsoft Excelグラフオブジェクト」をクリックし、[OK]をクリック。
     A元となるファイル(Excel))とリンクするグラフを貼り付ける場合
      「リンク貼り付け」をクリックし、「Microsoft Excelグラフ オブジェクト」が
      選択されていることを確認し、[OK]をクリック。
     Bグラフを画像として貼り付ける場合
      「貼り付け」「図(拡張メタファイル)」をクリックし、[OK]をクリック。
    (注)Wordに貼り付けたグラフがドラッグで移動できない場合は、以下の操作を行うとよい。
       貼り付けたグラフを右クリックして表示されるメニューから「オブジェクトの書式設定」または
       「図の書式設定」をクリック→「レイアウト」タブ→「前面」→[OK]をクリック。
       これで、グラフをドラッグして、Word文書内の好きな箇所に移動できるようになる。
    Excel 2007で作成したグラフをWordへ貼り付ける方法
    Exelのグラフを右クリック→「コピー」→Wordを起動し、「編集」メニュー→「形式を選択して貼り付け」→
    貼り付けるグラフ形式を選択(●Word上でExcelとして編集可能なグラフを貼り付ける場合は、
    「貼り付け」と「Microsoft Excelグラフ オブジェクト」を選択●元となるファイル(Excel)とリンクする
    グラフを貼り付ける場合は、「リンク貼り付け」と「Microsoft Excelグラフ オブジェクト」を選択
    ●グラフを画像として貼り付ける場合は、「貼り付け」と「図(拡張メタファイル)」を選択)→[OK]ボタン。
    (注)Wordに貼り付けたグラフがドラッグで移動できない場合は、貼り付けたグラフを右クリックし、
       「オブジェクトの書式設定」→「レイアウト」タブ→「折り返しの種類と配置」欄から「前面」を選択→
       [OK]ボタンでよい。
    Excelでセルの枠にグラフエリアの外枠をピッタリ合わせる方法
    [Shift]+[Alt]キーを押しながらグラフエリアをドラッグすると右辺がセル枠に合う。[Alt]キーを押し
    ながらグラフエリアの左下隅の黒点をドラッグすると、グラフエリアの左辺と下辺がセルの枠線にそろう。
    Excel 2007で簡単にグラフのサイズをセルに合わせる方法
    セルに合わせるには、グラフをクリックし、
    [Alt]キーを押しながらグラフの枠線をドラッグしてサイズ変更を行う。
    Excelでグラフのすぐ下に具体的な数値の表をぴったり置く方法(データテーブル)
    棒グラフなどでは、棒ごとに対応する具体的な数字を明記したほうがわかりやすい場合もある。
    そんなときは「データテーブル」という機能を使い、グラフに密着するかたちで対応する表をが表示させる。
    そのほか、同じ設定画面にある、「データラベル」タブの画面には、
    棒のすぐ上に数字を置くという指定ができるようになっている。
    グラフの何もない個所(グラフエリア)で右クリック→「グラフオプション」→
    「データテーブル」タブで「データテーブルを表示する」にチェック→[OK]ボタンで完了。
    グラフの見栄えが崩れたら、サイズなどを再調整する。
    Excelでグラフを作成した後で、参照するデータ範囲を変更する方法
    通常のグラフなら、グラフエリアをクリックして選択すれば、
    グラフの絵になったデータの範囲が青色の枠で表示される。この青枠の右下にマウスポインターを当て、
    「+」の状態でドラッグすると、グラフ化する範囲を変更できる。
    Excelでグラフの行と列を切り替える方法
    データを入力して表内のどこかをクリック→ツールバーより「グラフウィザード」→「標準」タブ→
    「グラフの種類」欄より「縦棒」を選択および「形式」欄より「集合縦棒」を選択→[完了]ボタン→
    グラフのいずれかを右クリックし「元のデータ」をクリック→「データ範囲」タブ→
    「系列」で現在選択中の項目とは別の項目を選択→[OK]ボタン(例として、「列」を選択)→
    グラフの行と列が切り替わったことを確認して操作完了。
    Excel 2007でグラフの行と列を切り替える方法
    データを入力して表内のどこかをクリック→「リボン」より「挿入」タブ→「グラフ」の「縦棒」→
    一覧より「2−D縦棒」の「集合縦棒」を選択→グラフのいずれかを右クリックし「データの選択」→
    「データ ソースの選択」画面より、[行/列の切り替え]ボタン→[OK]ボタン→
    グラフの行と列が切り替わったことを確認して操作完了。
    Excelで表の離れた場所にあるデータからグラフを作る方法
    グラフにしたい部分が表中で連続していない場合は、[Ctrl]キーを押しながらドラッグして
    選択する→グラフウィザードの指示にしたがって必要項目を指定していく→グラフ完成。
    (注)連続しない範囲を選択した場合は、グラフを選択しても表中の対応個所が青枠で
       表示されないことがある。
    ドラグ・アンド・ドロップの操作でグラフに新しいデータを追加することもできる。
    表中で追加したいデータの範囲を選択してから、選択範囲の太枠部分をつかむようにしてドラッグし、
    グラフの中でマウスのボタンから指を離してドロップすればよい。
    Excelの円グラフで注目個所をわかりやすく強調する方法
    扇形の一部をパイのように切り出すことによって、
    特定の要素だけを特に強調するという「円グラフの切り出し」は、以下の方法で行う。
    円グラフを1回クリックすると、扇形の各要素がすべて選択された状態になる→再度クリックすると、
    一つの要素だけが選択されるので、それをドラグして外周方向へ移動させて特定の要素だけを切り出す。
    Excelの棒グラフで注目する個所をわかりやすく強調する方法
    強調したい棒グラフを1回クリックすると、”棒”の各要素がすべて選択された状態になる→
    再度クリックすると、一つの要素だけが選択された状態になる→
    ツールバーの「塗りつぶしの色」パレットで目立つ色を選択する。
    Excelで棒グラフや折れ線グラフを一つにまとめて表示する方法(二軸グラフ)
    一般的に、棒グラフは量の比較を、折れ線グラフは量の変化を、それぞれ直感的に把握するのに向くが、
    2種類のデータを組み合わせ、それらの関連性を調べたいときなどは、
    棒グラフと折れ線グラフを組み合わせた「二軸グラフ」を用いる場合がある。
    二軸グラフは、グラフウィザードで作ろうとすると、かえってわかりにくいので、いったん折れ線グラフを作り、
    その中の一つを棒グラフに変更するという手順の方が簡単である。
    その方法は、折れ線グラフ上で右クリック→「グラフの種類」→「棒グラフ」→グラフは“棒”になったが、
    “折れ線”と目盛りが一緒のままなので見づらいので、“棒”を右クリック→「データ系列の書式設定」→
    現れた画面で「軸」タブを開く→「使用する軸」を「第2軸」に設定→[OK]ボタンで完成。
    Excelの棒グラフで、表示する棒の間隔を調整する方法(Excel2003での例)
    棒グラフの棒上で右クリックし、「データ系列の書式設定」を選択→
    「オプション」タブをクリックし、「棒の重なり」で値を指定→[OK]。
    「棒の重なり」でプラスの値を指定すると、棒が重なり、マイナスの値を指定すると、棒の間隔が開く。
    Excel 2007で、棒グラフの棒の重なりを調整する方法
    棒グラフの棒上で右クリックし、「データ系列の書式設定」を選択→
    「系列のオプション」から、「系列の重なり」欄のスライダを左右に動かし「閉じる」ボタン→
    プラスの値を指定すると棒が重なり、マイナスの値を指定すると棒が離れる。
    Excelで折れ線グラフの線を滑らかにする方法(Excel2003での例)
    グラフ化したい表で、データ入力済みセルのどこかをクリック→「グラフウィザード」メニュー→
    「グラフの種類」より「折れ線」を選択し、目的と好みに合った形式を選択→[次へ]→
    案内にしたがって[次へ]・・・→[完了]→表示されたグラフの折れ線の上にマウスポインタを合わせ、
    ダブルクリック→「データ系列の書式設定」で「パターン」タブを選択→「スムージング」にチェック→
    →[OK]→折れ線グラフが滑らかに表示される。表示された折れ線グラフの表示領域を
    広げるなどすると、より折れ線グラフが滑らかに判りやすく表示される。
    Excelで折れ線グラフの線を太くして見やすくする方法
    折れ線グラフで線が細すぎる場合は、線を右クリック→「データ系列の書式設定」→「パターン」タブで、
    色や太さを変更することができる。なお、「マーカー」は折れ線上にある値を示す点のこと。
    Excelの折れ線グラフでデータの欠落個所を自動的に補う方法
    グラフを選択→「ツール」メニュー→「オプション」→「グラフ」タブ→
    「空白セルのプロット」欄→「補間してプロットする」にチェック→[OK]。
    Excelで棒グラフを図で表示する方法(Excel2003での例)
    棒グラフのうち、要素のどれかをクリックして選択→「挿入」メニュー→「図」→「ファイルから」→
    挿入したい画像が保存されている場所を選択し、画像をクリックして選択→「挿入」→
    棒グラフに画像が表示される。画像の代りにクリップアートも表示できるが、
    Excel 2000/97では、この操作を行うことはできない。
< > グラフィカルユーザーインターフェイス (Graphical User Interface) = GUI
< > グラフィックカード = ビデオカード
< > グラフィックス・アクセラレータ (graphics accelerator)
    PCで画像を高速に表示するための機構、ICチップ。直線やbitbltなどのグラフィックス描画機能。
    カーソルの表示機能などをハードウェアで行なえるようにしたグラフィックスチップ。
    初期のグラフィックスカードでは、フレームバッファタイプのものが主流だった。
    このフレームバッファタイプのディスプレイカードでは、たとえば直線の描画なら、
    直線のピクセルパターンをCPUが算出し、その結果をグラフィックスメモリに描き込む。
    CPUから見ると、グラフィックスメモリがバッファのように見えるためにこの名前 がついている。
    フレームバッファタイプの代表的なグラフィックスチップとしては、
    高速なVGA性能で一般に普及したTseng社のET4000がある。これに対し、描画処理をCPUではなく、
    グラフィックスチップで処理できるようにしたのがグラフィックスアクセラレータである。
    CPUから送られた命令をグラフィックスチップがピクセルパターンとして展開し、
    グラフィックスメモリに描画する。このほかグラフィックスアクセラレータは、
    グラフィックスメモリ間での高速なbitblt機能を持つ。
    これは、Windowsのようなマルチウィンドウ環境において、
    ウィンドウの移動などを高速に行なえるようにする。
    またオフスクリーンメモリをキャッシュとして使用できるようにしたものも多い。
    このようにグラフィックスアクセラレータを使えば、
    CPUからグラフィックスデバイスに送られるデータが減少し、バスの負担を軽減させることができる。
    例 : mach64ViRGENVDIA
< > グラフィックス・ボード (graphics board) : デスクトップパソコン拡張スロット
    取り付けて使う周辺機器で、ディスプレイに画像を表示するための拡張ボードのこと。
    グラフィックチップと呼ばれる描画専用の半導体が使われる。 参 : PCI Express
< > グラフィックス・メモリー (graphics memory)
    画面に表示するイメージを記憶するメモリー。ビデオメモリー。
< > グラフィック・ソフトウェア (graphics software) : グラフィックソフト。画像処理ソフト。
    図形や画像を扱う「お絵かきソフト」のこと。描画方法により、ペイント系(ドット単位で描く)、
    ドロー系(線や面の集合で描く)がある。用途により、ドロー系を高機能化した「CADソフトウェア」や、
    写真などのドットパターンを加工する「レタッチソフトウェア」、立体を扱う「3Dソフトウェア」などがある。
< > グリーティングメール (Greetings Mail)
    センターのアドレスだけを知らせしてメッセージを見る形式の電子メールのことで、
    送信相手の方にメールで専用のURLを知らせ、
    そのURLをクリックしアクセスしてもらうことで内容を見てもらう。
< > グリーンIT = グリーンIT(YSミニ辞典に別掲)
< > クリーンインストール (clean install)
    いままで使ってきたハードディスクフォーマットとして消去、
    あるいは購入したばかりの新しいハードディスクにOSインストールすること。
    不要なファイルがない環境を構築できるので安定性が高い反面、
    インストール後に周辺機器ソフトの再設定やバックアップデータの取り込みが必要となる。
< > クリッカブルメールアドレス
    電子メール本文中にメールアドレスが書かれていると色違いで表示し、
    そこをクリックすると、電子メールソフトの作成画面が起動する機能のこと。
< > クリック (click) : 〔単撃〕。画面に表示されているアイコンの選択や、動作の決定をするときなどに、
    マウストラックボール)のボタンを短く1回押してすぐ離す操作のこと。
    英語のclick、つまり「カチッ」という音を表す擬音語から来た単語である。
    単にクリックという場合は、左ボタンでの操作を指し、
    特殊な機能を呼び出すときに使う右ボタンを押す場合は、右クリックと呼んで区別する。
    クリックは「選択」、ダブルクリックは「決定」「起動」の意味で使われることが多い。
    ダブルクリックに対してシングルクリック(single click)とも言う。
    キーボードのキーをたたく場合は「押す」といい、クリックと区別している。 参 : トリプルクリック
< > グリッド (grid)
    図形を正確に描きやすいように、碁盤目状態に並べられた格子点。 参 : スナップ
< > グリッド線 : ワードの文面に表示される便箋にあるような薄い色の線で、
    1ページあたりの行数を示すためと、文字入力を補助する意味合いで引かれる線なので、
    印刷しても用紙には表示されない。この線が気になれば、表示されないようにできる。
    その方法は、メニューの「表示」→「グリッド線」をクリックし、チェックマークを外す。
    ちなみに、グリッド表示は、ワード全体の表示方法が「オンラインレイアウト」
    「ページレイアウト」の時だけである。また、図形の描画では、「図形の調整」→
    「グリッド線」をクリックして現れた窓で「描画オブジェクトをグリッド線に合わせる」に
    チェックが入っている場合、図形の描画や移動はグリッド線の間隔で行われる。
    Wordで文面中に図形を描くために方眼紙を表示させる方法
    「文字グリッド線」と呼ばれる「縦のグリッド線」を表示させるために、
    ツールバーの[図形描画]ボタン→[図形の調整]ボタン→「グリッド」を選択→
    「グリッド線を表示する」「文字グリッド線を表示する間隔」をそれぞれチェック。
    間隔(本)の値をそれぞれ2とするとちょうど方眼紙のようになる。ちなみに方眼紙は印刷されない。
    チェックをいれたままでグリッド線による制約を一時的に解除したい場合は、
    [Alt]キーを押しながらマウスの操作を行う。逆に(「…グリッド線に合わせる」に
    チェックが入っていない場合は、一時的にグリッド線に合わせる操作となる)。
< > グリッド・コンピューティング (grid computing) : 「グリッド技術」とも言われ、
    多数のパソコンやサーバーなどをネットでつないで、あたかも一つのコンピューターのように動かし、
    大型コンピューターを越える大量の計算処理ができる技術。
    これは常時接続されたパソコンの空き時間を利用するもので、
    処理量が大きい時は自動的に余裕のあるコンピューターを探して計算を分散するので、
    ダウン防止にもなり、トラブルを恐れて必要以上に大きなコンピューターを持つ必要もなくなり、
    投資コストが少なくてすむ。しかし家庭など、
    不特定多数のコンピューターを結ぶだけに、データ漏れを防ぐセキュリティ問題があり、
    当面は社内システムなどの企業での有効活用に利用されることでしょう。
< > クリップ (clip) : 音声、ビデオ、静止画、テキストなど、個々の素材のこと。
< > クリップアート (clip art) : 切り抜いた(クリップした)絵(アート)という意味の造語で、
    元は新聞や雑誌の挿し絵のこと。イラストや写真をアルバム化しておき、いつでも簡単に
    文書に挿入できる機能で、さまざまなアプリケーション・ソフトで文書に貼り付けて使う。
    ファイル形式はさまざまで、線画はEPSWMF、画像はJPEGBMPが多い。
    Wordでクリップアートを挿入方法(オフィスソフト)
    オフィスソフトでは共通に使えるイラスト集で、クリップギャラリーから挿入できる。
    ワードでは、メニューバーの[挿入]→[図]→[クリップアート]または、「図形描画」ツールバーの
    「クリップアートの挿入」ボタンより選択、Word 2000では「クリップアートの挿入」のウインドウが開くが、
    Word 2002では画面の右側に作業ウインドウが現れるので、
    下の方の参照の中の「クリップオンライン」をクリックすると、
    マイクロソフトの「クリップアートとメディア」というWebページに接続する。
    必要な画像や写真のアートの下にチェックすると、上のバーに「アイテムのダウンロード」が
    表示されるのでクリック(または、アートにマウスを置き右側のドロップダウンからコピーを選ぶ)→
    [今すぐダウンロード]→[開く]でクリップオーガナイザ(Word 2000では、Clip Galleryに保存)が
    現れ、「マイコレクション」の「ダウンロード済みクリップ」のアートホルダーに保存される。
    あとは、Wordへドラッグするかコピー&ペーストを行う。
    Wordで作業ウィンドウを利用してクリップアートを挿入方法(Word 2002以降)
    作業ウィンドウ→「新しい文書」のリストを開く→「クリップアートの挿入」→
    「検索文字列」に“ハート”などのキーワードを入力→それに関連するイラストが表示される→
    マウスのドラッグ操作で簡単に取り込める。
    Excel97/2000でクリップアートを挿入する方法(Excel2000での例)
    「挿入」メニュー→「図」→「クリップアート」→クリップアートの分類一覧が表示されるので、
    いずれかの分類をクリック→挿入したいクリップアートをクリック→「クリップの挿入」→
    選択したクリップアートがシートに挿入される。
    挿入したクリップアートは、ドラッグ&ドロップすることで、移動したり大きさを変更したりすることができる。
    Excel2000/2003でクリップアートを挿入する方法(Excel2003での例)
    「挿入」メニュー→「図」→「クリップアート」→画面右側に表示される「検索」欄に、挿入したい
    クリップアートに関連するキーワード(仕事など)を入力→「検索」(インターネットに接続している状態で
    「検索」をクリックすると、入力したキーワードに関連するより多くの図や写真が候補として表示される)→
    クリップアートの一覧が表示されるので、挿入したいクリップアートをクリック→
    択したクリップアートがシートに挿入される。
    挿入したクリップアートは、ドラッグ&ドロップすることで移動したり、
    画像の4角のどこかをドラッグして大きさを変更したりすることができる。
    用意されているクリップアートを確認する方法
    「挿入」メニュー→「図」→「クリップアート」→画面右側下部の「クリップの整理」(クリップオーガナイザ)→
    「Officeコレクション」左側の「+」をクリックし、さらに表示される各項目をクリックすることで、
    その項目に応じたクリップアートを見ることができる。
    インターネットに接続している状態で「Webコレクション」左側の「+」をクリックすると、
    インターネットからクリップアートをダウンロードして表示することができる。
    
    2004年12月3日のデイリーリサーチの記事で、インターネットコムKKとKKインフォプラントが行った
    クリップアートに関する調査によると、有料のクリップアートを使用しているユーザーはわずか
    4.2%であることがわかった。クリップアートは無料で使うのが主流のようで、
    有料ダウンロードはまったく利用されていない。
    はがきソフトの付属やインターネットなどでフリーの素材が多数提供されているので、
    お金をだしてまで利用するのは、かなり凝った高品質の素材くらいでしょう。
< > クリップボード (clip board) : 複数のアプリケーション(以下アプリ)がデータを交換するために
    空いているメモリー(一種の共有メモリー)を利用してデータを一時的に格納する場所。
    このクリップボードにより、カット&ペーストが実現されることから、
    「カットバッファ」とも呼ばれている。あるアプリでデータを選択し、
    これを「切り取り」(カット)または「コピー」すると、そのデータがクリップボードに転送される。
    次にそのデータをコピーしたいアプリをアクティブにして、そちらで「貼り付け」(ペースト)を行なう。
    するとクリップボードのデータがそのアプリにコピーされる。
    一度クリップボードに転送されたデータは、再度「切り取り」または「コピー」を行い、
    異なるデータがクリップボードに転送されるまで残ったままになるので、
    連続して何度でも同じ内容を貼り付けられる。ワードなどのアプリ終了時に
    「クリップボードに大きなデータがあります。〜このデータを他のアプリで利用しますか?」と
    聞いてきた場合、次回または他のアプリで利用しないのなら「いいえ」を選ぶが、
    コピーした内容は消去され、貼り付けできなくなる。
    使用したアプリを終了してもクリップボードには内容が残ったままになり、
    メモリーの無駄な消費となるので、Windows 98では、
    ごみ箱の右クリックで「貼り付け」を実行すると、クリップボードの内容がクリアされるようになっている。
    異なるアプリ間では、一般に扱えるデータのフォーマットは異なっていることが多い。
    そこでクリップボードにデータを転送するアプリは、ネイティブなフォーマットだけでなく、
    いくつかの汎用フォーマットでもデータをクリップボードに転送しておく。
    基本的にクリップボードを経由したデータ転送はスタティック(静的)なものだが、
    Microsoftが提供するOLEでは、このクリップボードを経由させて、
    アプリ間のダイナミックなデータリンクを行なえるようにした。
    クリップボードを開く方法 → クリップボードビューアを参照
    Wordでクリップボードの写真を貼り付ける方法(Word 2002) → Word
< > クリップボードツールバー (clip board tool var)
    WordやExcelでは文章や図をコピーすると、共通のクリップボードというところに記憶される。
    このクリップボードには最大で12個までのアイテムを記憶しておくことができるが、
    あまり大きな容量の画像などを貼り付けると12個未満となる。
    クリップボードツールバーは2つ以上のアイテムが貼り付けられるか、
    2回続けて同じものをコピーした場合などに表示される。
    アイテムの部分にポインタを合わせるとその先頭の50文字までが表示される。
    アイテムが図である場合は、コピーされた順に「図1」と表示される。
    貼り付けたい場所に移動しておいてから目的のアイテムをクリックするとそのアイテムが貼り付けられる。
< > クリップボードビューア (clip board viewer)
    クリップボードに積み込まれたデータを確認することができる機能。
    Windows 95/98ではクリップボードの中身を確認するには、
    Windowsの標準ツールである「クリップボードビューア」が便利だったが、
    Windows XPにも「クリップブック」という名前でクリップボードビューアは存在し、これを起動するには、
    [スタート]メニュー→「ファイル名を指定して実行」→「clipbrd」と入力→「クリックブック」
    ウインドウが表示され、いま現在クリップボードに記憶されている情報がの中身が表示される。
    (注)左下に縮小表示がある場合は、拡大ボタンをクリックする。
    「ファイル」→「名前を付けて保存」を選べば、クリップブックの内容を専用ファイル形式で
    保存可能なので、あとから過去のクリップボードの内容を再利用できる。
< > グループウェア = groupware
< > グループ化 : @選択した複数のオブジェクト(図形、文字、画像など)を1つの
     オブジェクト(グループにまとめる)にする機能。グループ化することで、移動、サイズ変更、
     コピーなどをグループ単位で行うことができるようになる。グループ化の解除は、
     グループ化したオブジェクトを選択して、「グループ解除」を実行する。
    A仕事のプロジェクトや同窓会など、ある決まったメンバーの間で、メールを使って情報を共有したい。
     こんな時に便利なのが、メールアドレスのグループ化で、Outlook Expressの「アドレス帳」では、
     複数のメールアドレスを1つのグループにまとめ、グループメンバー全員にメールを送ることができる。
     Outlook Expressで一斉送信したい複数のアドレスを「グループ化」する方法
     グループを作成するには、まず「アドレス帳」を開く→「ファイル」メニュー→「新しいグループ」→
     グループ作成画面で、「グループ名」欄に自分が分かりやすい名前を入力→[選択]ボタン→
     メンバー登録画面で、リストからグループに加えたいメールアドレスを選択し、
     そのつど[選択]ボタンをクリックして全員を登録→グループ作成画面に戻るので、
     リストにメンバー全員の名前があることを確認[OK]ボタンで画面を閉じる。
     登録したグループは「連絡先」にも表示される。グループ名をダブルクリックすれば、
     「宛先」欄にグループ名が入力されたメール作成画面が開く。あとはいつもどおりにメールを
     完成させて送信すればよい。送信したメールが受信側でどう見えるかは、
     送信後、「送信済みアイテム」フォルダに保管されたメールを見てみるとわかる。
     送られたメールでは、グループ名でなはく、グループに登録したアドレスの表示名で表示される。
     (注)お互いにメールアドレスを知らない人をグループにする場合は要注意で、
        グループ登録してメールを作成した場合、受信者側に登録者のメールアドレスが丸見えになる。
        知らない人に自分のアドレスが伝わるわけで、怒られかねない。この場合は、新規メールの
        作成画面で「BCC」の部分をクリックし、開いた「アドレス帳」からグループを選べば、
        本人のアドレスしか表示されない。なお「BCC」欄がない場合は、
        「表示」メニューから「すべてのヘッダー」を選択する。
< > グループリスト : 共通のグループで何かの作業をすすめていて、
    そのグループのメンバー全員に同じメールを同時に送りたいという場合に使うリスト。
    グループリストの作成手順
    @「アドレス帳」をクリックし、「新規グループ」を選択、
      まず適当なグループ名「デジカメでデバガメ」などを入力する。
    Aグループのメンバーをアドレス帳から「選択」する。
      集められたメンバーは、すべてのグループの画面に表示される。
      メンバーが決定したら「OK」をクリック.これで登録が完了。
    Bアドレス帳の画面では、グループ名は太字で表示される。あとは送信時に、
      このグループ名「デジカメでデバガメ」を選択すれば、メールがメンバー全員に届けられる。
< > グレア対策 (prevention of glare) : ディスプレイ 画面に反射して
    目に入るぎらぎらした光、まぶしい光を防ぐこと。
< > グレイスケール (gray scale)
    モノクロディスプイレイで表現できる中間色の階調。色の濃さの段階。
< > クローズアップ (close up) : 被写体の一部だけを大きく画面内におさめること。
    人物の場合は、肩から頭までを入れたサイズを指す。
    モノクロディスプイレイで表現できる中間色の階調。色の濃さの段階。
    ちなみに、事件の真相などの、対象となる事柄を大きくとり上げることもクローズアップという。
< > クローズアップレンズ (close up lens) : 接写用フィルター。マクロコンバーター。
    撮影レンズの前にフィルターのように取り付けて使う接写用アタッチメントレンズのことで、
    最も簡単に近接撮影が行なえるものである。一見するとフィルターやプロテクターのような形状の製品で、
    手持ちのレンズの先端にねじ込んで装着するだけで、最短撮影距離を短くしてくれるというものである。
    基本的にどのメーカーのレンズとも組み合わせて使用できる。
    実売価格は2000〜1万円前後と、比較的手頃な点も魅力である。
    すでにレンズにプロテクターやフィルターを装着している人は、それを外してからクローズアップレンズを
    取り付けしないと、予期せぬ画質劣化と画面周辺部のケラレが発生する場合がある。
    また、クローズアップレンズを装着すると、近距離にはピントが合うものの、
    遠くには合わなくなってしまうため、接写を終えて通常撮影に戻る際は、必ず外す必要がある。
    クローズアップレンズの最大利点 : マクロ付きズームレンズでは撮影距離、倍率が限定されるが、
     クローズアップレンズの場合はズーム域の全域で使え、同じ撮影距離でもズーミングすることにより、
     思いの倍率で撮影することができる。
    デメリット : 望遠レンズと違いカメラを被写体に接近させねばならず、手の届かない場所にある
     被写体には無理で、また警戒心の強い動物・昆虫の撮影には細心の注意が必要になる。
     クローズアップレンズは、多くのレンズに組み合わせられる汎用性を備える代わりに、
     描写性能に関してはやや劣る。例えば、画面の中心部はシャープであるのに、
     周辺部では画像が流れるようににじんだり、被写体の輪郭に赤や青の色ズレ状の
     収差が出ることもある。そのため、花などの立体物撮影であれば大きな問題とならないものの、
     切手などの複写などには適さないケースもある。
< > グローバルアドレス → IPアドレス
< > グローバル着信 : INSネット64において、ダイヤルイン番号サービスを利用する場合に、
    契約番号側への電話番号情報通知を省略する指定。契約時にグローバル着信を指定して、
    ローバル着信機能を持つTAを利用すれば、電話番号付加のための基本料金を半分に抑えながら、
    2つの番号に接続された電話機を鳴らし分けるようになる。
< > クローリング (crawling) : Googleなどロボット型検索エンジンで、クローラーやスパイダーと
    呼ばれるプログラムを動かしてホームページを自動巡回しながら情報を収集する行為を指す。
    フレッシュ・クロールとメイン・クロールの2種類がある。クローラーが巡回するWebページ
    そして巡回の頻度などは、検索エンジンの性能を大きく左右する。
    クローラーが収集したWebページの情報は、検索エンジンのデータベースに蓄積され、
    各ページに含まれる言語やリンクの解析を通じて、Webページの重要度が順位付けされる。
< > クロスケーブル : リバースケーブルとも呼ばれ、
    パソコン同士を1本のケーブルで直結して相互にデータのやりとりを行う場合に利用するケーブルで、
    呼び名の通り、信号を入力するピンと出力するピンが交差(クロス)するように入れ替えられている。
    すべてのピンがクロスしているのではなくて、8ピンのうち、1〜2ピンと4〜5ピンがクロスしている。
    通常、エンハンスドCAT.5規格でRJ−45の8Pプラグを使用する。2台のパソコンのシリアル、
    パラレル、10BASE−Tインターフェイス同士を1本のケーブルで接続する場合には、
    必ずクロスケーブルを利用する。これに対し、プリンターやモデム、
    ハブなどの周辺機器に接続するケーブルをストレートケーブルと呼ぶ。
    参 : モデムケーブルペリフェラルケーブルLANツイストペアケーブル
< > クロスズーム : 前の画像が拡大して消えると同時に、次の画像が拡大から縮小して現れること。
< > クロスディゾルブ = オーバーラップ
< > クロック (clock) : コンピュータを構成するデジタル回路は、
    周期的に発生されるタイミングパルスに合わせてすべての処理を行なうようになっている。
    このための信号を発生するのがクロックである。
    このクロックは、水晶発振器を持つ回路によって発生される。
    たとえばCPUは、このクロックが発生するパルスに合わせてメモリからの読み込み/書き出しなど
    すべての処理を行なう。したがってパルスの間隔が短いほど(単位時間内の信号変化が多いほど)
    プロセッサは高速処理が可能になる。
    このパルスの速度はクロック周波数またはクロックレート(clock rate)と呼ばれる。
    1秒間にクロックが1000個あれば、動作周波数は1KHzで、このとき1クロックは1000分の1秒になる。
    コンピュータのマザーボードは現在100〜133MHz、CPUは最速で3GHzを超える。
    参 : 倍クロック技術外部クロック内部クロック
< > クロック周波数 : パソコンの核にあたる、CPUの動作スピードを示すことから動作周波数とも言い、
    クロックが発生するパルス信号の1秒間あたりの周波数で、MHzやGHzという単位で表される。
    パルスが100MHzや1GHzとかいうのがこれで、CPU処理速度の大まかな目安になり、
    この値が大きいほど高速・優秀で価格も高くなる。
    クロック周波数が向上するに連れて動作電圧が低くなり、
    例えば2GHzで1.2〜1.5Vが、10GHzでは0.5〜0.6Vの電圧駆動でよいとのことである。
    100MHzとは、1秒間にパルスが1億回発生するということ。
    パソコンでは、電子機器が、内部で、同時にタイミングを計って、同期する事により、正常に動作している。
    このタイミングがはずれると、コンピューターは、正常に動作しない。
    1997年に購入したNECのPC−9821V200M7FのCPUはMMXペンティアムの
    200MHzという当時は日本で最高速のクロック周波数を誇っていたが、
    翌年には400MHzクラスのパソコンが主流となった。
    2001年11月に発売されてすぐに購入したソニーVAIOのPCV−RX73L6が現在使用のパソコンで、
    クロックはPentium4の2GHzという最高速のCPUだったが、
    半年も経たないのにペンティアム4の2.2GHzでメモリーが512MBのPCV−RX75L7が
    2002年2月に発売された。2011年には10GHzを超えると予想されている。
    参 : オーバークロック
< > クロマキー (chroma key) : ビデオ編集の効果の一つで、映像にタイトルを入れたり、
    人物と別の背景を合成するなど、映像の一部に別の映像を電子的に合成するための手法。
    画像の電子的な合成の特定の色(Key Color)を背景に画像を撮影しておき、
    その色に別な画像を重ねることで合成を行なうというもので、切り抜く色には青がよく用いられる。
    どの信号を基準信号として抜き合わせするかで、
    色信号(クロマ)なら、クロマキー、輝度信号(ルミナンス)なら、ルミナンスキーとなる。



































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