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< > メアド =
電子メールアドレス
< > メイクファイル (makefile) : ソースプログラムの依存関係など、
プログラムを
コンパイルする場合に必要な情報を記述したテキストファイル。
コマンドラインから
コンパイラーを実行していた時代には、
このメイクファイルを利用するのが一般的だった。 参 :
プロジェクト
< > 迷惑メール : 「この
メールをなるべく多くの人に転送してください」などという文句で、
ねずみ算式に受信者が増えていく
チェーンメール、頼みもしないのに送られてくる広告や宣伝などの
メール版ダイレクトメールの
スパムメールや「デマメール」、「ウィルス付きメール」など、
受信者にとっては迷惑な送ってほしくないメールのこと。迷惑という点では、文字化けしたメール、
HTML対応メールソフトを使用していない人に送る
HTMLメールなども迷惑メールといえる。
メールボムなどはともかく、発信者が必ずしも悪意を持っているわけではないので、防ぐのは難しい。
そのぶん利用者個人が、そういったメールを送らないようにする自覚が必要である。
また、受け取ったメールをむやみに転送するようなことはマナー違反行為である。
情報セキュリティー会社「ソフォス」によると、世界の迷惑メールのうち日本発は約2%、
米中からの発信が約40%を占め、総数は増え続けている。
なぜ迷惑メールは届くのか?
迷惑メールの送り主が、ランダムにメールアドレスを生成している場合が考えられる。
通常メールアドレスは、○○○○@kaisha.co.jpや××××@yahoo.co.jpなどの形なので、
これを予想して送りつける場合と、ホームページ上に公開されているアドレスを収集したり、
懸賞サイトなどで入力したアドレスが外部に漏れた場合などが考えられる。
悪質なサイトの中には、ただメールアドレスを収集するための目的で懸賞サイトを
オープンしているものがあるようで、こういうサイトでは何度応募しても、何かが当たることはない。
排除すべき迷惑メールの原因
●
むやみにメールアドレスを公開しない : 必要な場合は公開用・非公開用と複数のアドレスを
使い分ける。会員登録や懸賞応募など、メールアドレスの入力が求められる場合があるが、
その際には注意が必要で、入力されたデータが外部に漏れたり、そもそもメールアドレスを
収集する目的のみのサイトもある。信頼できる組織かどうかの目安として、個人情報の取り扱いに
ついて明記されているかどうか、
SSLに対応しているかどうかなどを参考にするとよい。
●
不用意にリンクをたどらない : クリックすることで業者にアドレスが筒抜けになる。
●
あまりにもうまい話は信じない : 指示に従って入力した情報でひどいめにあうことがある。
●
信頼できるサイト以外でのネットショッピングは控える
偽装ショッピングサイトだったり、個人情報を転売する業者もいる。
●
怪しいメールには返信しない : 業者に「生きているアドレス」としてリスト化されてしまう。
インターネットコム(株)と(株)インフォプラントが実施した、
パソコンから電子メールを利用しているユーザー300人へ向けた調査において、
7割近くの人が身に覚えのない相手から、
宣伝やいたずらなどの迷惑メールを受け取った経験があると回答した。
迷惑メールの内容は、「アダルトサイトの宣伝」「日本語以外で書かれた宣伝」
「出会い系サイトの宣伝」の順で多く、「その他」として、「マルチ商法」などの回答があがった。
また、迷惑メールを受け取った経験があるユーザーに、
週に受け取っている迷惑メールの数を聞いたところ、「1〜5通」との回答が65%を占めた他、
約2割は週に10通以上の迷惑メールを受け取っていることがわかった。
迷惑メールに対し、防衛手段をとっているユーザーは全体の2割であり、迷惑メールに対しては、
71%が不快に感じているが、「ウイルスでない限り、
無視すればいい」「携帯と違って不利益は少ない」などの理由から29%はあまり気にしていない。
マイクロソフト社の無料メールサービス「
Hotmail」には、1日80億の迷惑メールが届くが、
20億以上の迷惑メール送信者のアドレスがブラックリストに登録され、
該当するアドレスからのメールが届いても、
一切ユーザーの目に触れずにサーバーで自動的に排除している。
それでも1日10通近くの英語のみのメールが来るので、「受信拒否」処理をしているが、
ドメインでの拒否数には制限があり、現在アドレスごとに拒否処理をしているが、数百件にもなっている。
一番困るのは
タスクバーに取り付き、ポップアップで現れる「
Privacy ALERT」のような広告である。
(財)日本データ通信協会、
日本産業協会、プロバイダー各社などでは
迷惑メールに関する情報提供を受け付けている。あまりに悪質な迷惑メールに困ったら、
ヘッダーから割り出した送信元の
プロバイダーに連絡するといいでしょう。
参 :
特定電子メール法、
特定商取引法、
バルクメール、
ジャンクメール、
架空請求メール、
スパムメールアドレス一覧、
改正迷惑メール対策法に関するQ&A(
財団法人インターネット協会HP)
正しい宛先に送ったまともな内容の電子メールが、迷惑メール対策のために
必要なメールまでが排除されて、どうしても相手に届かないという困った現象が起きている。
私はOutlookでの「アクション」→「ルールの作成」→処理を、削除する(復元できません)を
削除するだけにして、削除済みアイテムで受信メールのすべてを確認することにしている。
迷惑メールの件名に、お詫びやお礼をされる必要もないのに「お詫び」「お礼」、
言われることは全くないのに「ありがとうございました」、会ったこともないのに「ご無沙汰しております」や
「お久しぶりです」、アダルトのお知らせはお断りなのに「お知らせ」、聞き入れないことは分かって
いるのに「よろしくお願いします」、読むのは勝手なのに「未読メッセージ1件」、
いつも失礼しているのに「失礼します」など、使われそうな言葉を件名にしているので、
これらを設定しているとまともなメールまで拒否されてしまうのである。
しかし、Outlook ExpressのHotmailの方は、「ツール」→「メーセージルール」→[新規作成]の
ルールのアクションを「サーバーから削除する」にして、全てが英文のメールは
受信トレイにも入らないような設定にしている。Yahooメールの迷惑メールは時々確認するだけで、
ほったらかしにしている。1カ月で古いメールは自動的に削除されるが、
いつも1500〜2000通くらいが残っている。受信箱に入った迷惑メールは、
「迷惑メール報告」をして受信拒否することにしている。
最近は、受信トレイの上位に表示されるように「日付」や「時刻」まで改ざんしているのである。
このような発信者には送りつけた件数により、罰金1000万円以下、
払わなければ懲役5年以下のような罰則を与えなければ、ふとどきな迷惑メールは減ることはない。
< > メイン・メモリー →
メモリー
< > メインルーチン (main routine) :
プログラムの中心となる
ルーチン。たとえば
C言語では、
OSがプログラムを起動するための
メモリーにロードを完了すると、
最初にmain( )というルーチン(関数)が実行されるようになっている。 参 :
サブルーチン
< > メーラー (Mailer) =
電子メールソフト
< > メーリングリスト (Mailing List)ML
電子メールを使って特定の話題や情報(ビジネス関連や娯楽、
スポーツなど)を特定の
ユーザーに送付するための会員制のメール配送システム。
あるメーリングリスト宛て(特定のアドレス)に出したメールは、
そのメーリングリストの登録メンバー全員に自動配信される。
同報電子メールと違い、配信先のリストは
メールサーバー上に設定されているので、
管理人を含めて大勢の人達と、同じ話題を共有してコミュニケーションを楽しむことができる。
自分の所在を明確にし、全員が対等な立場で話し合え、
お互いが責任ある行動をとるようにしているのがメーリングリストの長所なので、
掲示板のような匿名での投稿は基本的にはできない。
ハンドルネームでの参加が一般的で、
匿名のように思われるが、発言をすれば必ず
メールアドレスが全員の目に触れるし、
プロフィールを管理人などに公表しているので、違反行為などには強制退会などの対処ができる。
小規模なグループに匿名投稿の可能なメーリングリストもあるが、
対等な立場でのコミュニケーションとはいえず、
主旨に反するのでホームページを開設して掲示板などに移行すべきである。
メーリングリストの作成はシステム管理者やそれを担当する権限を持つユーザーによって行われる。
(注)MSNのホットメールはアクセスが遅いことが多いのでヤフーメールに変えてMLに送信したら、
あなたの以下の投稿は、承認が必要です。というメールが「com被害者かも?の会」から届いた。
これはMLで承認しているアドレスと、メールソフトの送信者アドレスが異なることが原因なので、
MLグループにアドレスの変更を通知しておきましょう。
私の場合は、会からオーナーに通知してオーナーが承認したので、
しばらくして送信メールを確認できた。
投稿時のネチケット
@本文中で
ハンドルネーム(ニックネーム)は必ず名乗り、初投稿の場合は、
性別や何県に住んでいるかくらいの自己紹介をしたほうがよい。
ネチケットの項に理由を
載せているが、MLでは、本名、住所、電話番号などの個人情報は明かさない方が無難。
Aどんな内容のメールなのかの
件名(題名:Subject)を簡潔に分かりやすく記入する。
件名には「○○さんへ」などの特定の人への呼びかけはしない。
B
返信時には、返信内容に関係ないものは全て削除しておく。
ほかの人のメールの引用は、必要最小限にする。
C個人宛のメールではないので、特定の人への呼びかけはなるべく控える。
メンバーの一人を特定して(他のメンバーに読まれたくない)個人的なメッセージを
送信するには「投稿」や「返信」でなく、個人メールアドレスへ
DM送信する。
個人の電子メールアドレスは、「送信者:」の名前をダブルクリックすればわかる。
D質問する場合は、できる限り具体的に記述して、答えてくれる相手に分かりやすくする。
E広告・宣伝・勧誘等などは、ほとんどのグループで禁止しているので、
メル友の募集や他のグループへの勧誘でも控えたほうがよい。
F「初心者なので教えてください」「やっほー!」「何が聞きたいの」「よく分かった」「よろしくぅぅ☆」
「はじめてです。よろしく・・・」のみのような、内容(@A)のないメールはGと同じく、
グループ全員に削除する手間をかけるだけなので、絶対に投稿しないこと。
G「送信テスト」とか「テスト送信」のことだが、グルーブによっては何千人、何万人の
大所帯もあるので、それらすべてに不要なメールが送られることになる。これらの送信テストは、
自分宛てか複数のアドレスを持っていれば、その別アドレス宛に送信または転送すべきで、
どうしてもMLでなければ確認できない場合には、そのテスト理由の説明を添えて行う。
H
HTMLメールを禁止しているグループは、メールの送信は、
テキスト形式にする。
Iあまりサイズの大きい
添付ファイルは、受け取る人によっては負担をかけるので、
添付ファイルは1MB以内に収めよう。グループによっては200〜400KB以内というルールもある。
J「このことを教えてください」などと頼んでおいて、親切に意見や回答を返されても返事一つしない
こともマナー違反で、依頼した数日間はその問題に対し、頻繁にチェックすることが大切で、
相手の好意に対して解決出来ても出来なくても、早めの返信をすることがネチケットである。
Kウィルスに感染してしまうと、自分のパソコンに被害が及ぶばかりか、メール転送などで、
気づかぬうちに多くの人に迷惑をかけてしまうので、
ワクチンソフトを購入してウイルス対策に万全を期しておきましょう。
メーリングリストについては、佐藤 厚さんの「
メーリングリスト開設の手引き」をお勧めします。
Yahoo!グループ(旧Yahoo!eグループ)の「e−wakaba」には2800人を超える登録者がいるが、
いつも参加している人は20〜30人程度である。私も多くのメーリングリストに登録しているが、
ほとんど
ロムの状態になっている。同じくYahoo!グループの「from−50v」に登録していたが、
1ヶ月以上の未送信の場合は強制登録解除されるし、過去ログが非公開という約束事があり、
2003年8月初めに登録解除された時点で「from−50」とともに退会した。
何でも心おきなく話し合おうというグループなのに、人間性に欠ける文章はダメだとか、
失言のメールなどがあるので過去ログの公開はしないというのもどうか(問題メールがあれば
管理人権限で削除すればよいこと)と思うし、1ヶ月以上ロムなら強制退会というのは私にはなじめない。
長いこと家を空けることもあるし、仕事や体調によってはメール送信する気になれないこともあるのだ。
強制退会されるからしかたなしに1ヶ月に一度メールを送るというのは全くナンセンス。
全てのメールを読むことや、画像・楽曲をダウンロードして楽しんでいる人のほうがはるかに多いのである。
(注)各プロバイダーは利用規約(wakwakの例)を設けていて、
契約者の義務等で以下の違反行為を行うと退会および参加禁止処理されることがある。
●無限連鎖講(ネズミ講)を開設し、またはこれを勧誘する行為。
●第三者に対し、不特定多数にばらまく広告・宣伝・勧誘等や、
詐欺まがいの情報、嫌悪感を抱く、もしくはそのおそれのある電子メール
(嫌がらせメール)を送信する行為。
●第三者に対しメール受信を妨害する行為。
●「不幸の手紙」や善意を装ったデマといった連鎖的なメール転送を依頼する行為
および当該依頼に応じて転送する行為。
●上記のいずれかに該当する行為(当該行為を第三者が行っている場合を含む)
が見られるサイトへリンクを張る等、当該行為を助長する行為。
●公序良俗に反する(猥褻、売春、暴力、残虐、虐待等)行為、もしくはそのおそれがあると
当社が判断する行為、または公序良俗に反する情報を第三者に提供する行為。
●犯罪的行為、もしくは犯罪的行為に結び付く行為、またはそれらのおそれのある行為。
●選挙期間中であるか否かを問わず、選挙運動またはこれに類する行為。
●性風俗、宗教布教活動に関する行為。 など。
参 :
フレーム・ウォー
< > メール =
電子メール
< > メールアドレス =
電子メールアドレス
< > メールサーバー (mail server) :
電子メールの発信、配信、貯蔵を行う
サーバー。
メールサーバソフトの例 :
POP3、
SMTP、
Exchange、
Notes
< > メールマガジン (mail magazine) : 電子メールを媒体としたインターネット上の雑誌で、
略してメルマガと呼ばれる。メールのメッセージ欄にニュースや特記記事を掲載し、会員宛に
定期的に同報送信する。発行部数の多いサービスは、
メーリングリストの一方向の送信機能を
利用している場合もある。ビジネスニュース、趣味の情報、メールフレンド紹介など、さまざまな
分野のメールマガジンが出版されている。郵便の
DMと比較して即時性があること、
コストを抑えることができることから、企業広告にも利用され、有料と無料のサービスがある。
登録者数が210万以上の小泉内閣メールマガジンが有名で、私も利用している。
< > メールヘッダー : 送信日付、
宛先、件名など、その
電子メールに必ず付いてくる情報で、
これを読めば、そのメールが、どのパソコンから送信されたものか、
どのような
サーバー(Received:)を経由して届けられたのか、
どんな文字コード(Content−Type:)で書かれているか、
どんなメールソフト(X−Mailer:)で作成されたのか、
重要度のレベルはいくつなのか、といったことなどがわかる。わけのわからないメールが届いたら、
このヘッダーを解読して、差出人が特定できなかったら直ちに削除しておこう。
また、文字化けメールを受け取ったときにはその原因を探す手がかりとなる。
メールヘッダーの解読方法
受信トレイの中のメールヘッダーを見たいメールをクリックして選択(反転表示になる)する→
「ファイル」メニューから「プロパティ」を選び、
「詳細」(
Windows95は「インターネット」タブ)をクリックする→メールヘッダー内容が表示される。
完全なヘッダー情報を表示する方法
★
OutlookExpressまたはOutlookを使用する場合
1.メッセージを開いていない状態で、
表示するメールの上にカーソルを置いてマウスの右ボタンでクリックし、[オプション]をクリックする。
2.[インターネット ヘッダー] に完全なメッセージが表示される。
★
MSNのHotmailを使用する場合
1.[アドレス帳] タブの右にある [オプション] をクリックする。[オプション]ページが表示される。
2.[追加オプション] セクションにある[メールの表示設定]をクリックする。
[メールの表示設定] ページが表示される。
3.[メッセージ ヘッダー] で [完全] をクリックし、[OK] をクリックする。
★
MSN Explorerを使用する場合
1.メッセージを開いた状態で、画面の右上隅に表示される [その他] をクリックする。
2.[メッセージのソースを表示] をクリックしする。すべてのヘッダー情報が表示された状態で、
別ウィンドウに問題のメッセージが表示される。
< > メールボム : 爆弾メールとも呼ばれ、NetNewsやWebコンテンツ上の意見を逆恨みした読者が、
悪意を持って作者に大量のメールを送り付けることをいう。
主に巨大な(ユーザのマシンのハードディスクがパンクするくらいの)データファイルを圧縮したもので、
受信者が圧縮を解くと、ハードディスクがパンクする仕組みとなっている。
基本的に送り手側の
メールアドレスを知らせずに相手に送りつけられるため、
被害を受けた側は対処できない。
< > メガバイト =
MB
< > メガピクセル →
ピクセル
< > メタノール燃料電池 →
燃料電池
< > メタル (metal) : IC上のトランジスタ間を接続するために使われる金属の層。
設計によっては多くのメタル層が必要になる。 参 :
製造プロセス
< > メッセージ : 文字や画像・音声など、
電子メールの内容のこと。
または電子メールそのもののことをこう呼ぶ場合もある。電子メールは手紙と違って、
時候の挨拶などはせずに簡単な挨拶のあとにいきなり用件を続け、
最後に自分の名前やメールアドレスを記載した署名を付けておくのが普通である。
< > メッセージID :
ニュースグループに投稿されたメッセージにつけられるID番号のこと。
< > メッセージボックス (message box) : メッセージBOX。
@ユーザーに対して、確認や注意を促すために
アプリケーションが表示する
メッセージを含む小さな
ウィンドウのこと。通常は他のウィンドウよりも最も手前に表示され、
通知内容を示す文字列と、いくつかのボタンが表示される。ワープロソフトなどで、
ファイルを変更した状態のままアプリケーションを終了させようとしたときに、
保存するかどうかを問い合わせるウィンドウや、
印刷時に用紙切れのために印刷できないことを伝えるためのウィンドウなどで、
基本的には1行または複数行のメッセージと、「はい」「いいえ」や「OK」、
「CANCEL」などのボタンだけが表示される。
同じようなウィンドウに
ダイアログボックスがあるが、ダイアログボックスは、
ユーザに対して何らかの入力を求めるためのコントロールが配置されている点が異なる。
Aメールアドレス非公開で個人間のメッセージのやり取りが出来るサービスで、
Tea Cupなどが無料サービスを行っている。
< > メッセンジャー (Messenger) : インスタント・メッセンジャー(instant messenger:IM)の略称。
インターネットに接続しているパソコンの利用者同士がリアルタイムで、文字や記号、音声、
動画によるメッセージをやり取りしたり、ファイルを交換したりできる「しくみ」やサービスをいう。
メールは1通ごとに送受信しなければならないが、メッセンジャーでは、
複数の相手と一斉に「会話」することもでき、自分と会話の相手が一つの画面で表示される。
瞬時にメッセージをやり取りできる秘密は「P2P(Peer to Peer)」技術にある。
P2Pは、情報漏えいで話題となる
Winnyなどにも使われている技術だが、
大量のデータを送受信するのに適した方法でもある。
ネット上のサーバーを介さずに利用者同士が相互に情報を交換・共有しあう P2P技術では、
特定のサーバーに負担がかかることがないので素早い情報のやり取りが可能となる。
今後インターネット常時接続の相手が増えてくると、
チャットのような複数相手だけではないだけに
利用価値が高まることになる。これらのメッセージを送付する
ソフトウェアを総称して
「インスタント・メッセンジャー」といい、現在、日本で提供されているメッセンジャーのサービスで
主要なものは、マイクロソフトの「MSN Messenger Service」から名称変更した
「
ウィンドウズ・ライブ・メッセンジャー」と「
Yahoo!メッセンジャー」で、ほかに「
スカイプ」などがある。
いずれも専用ページからソフトをダウンロードして、パソコンにインストールして利用する。
メッセージのほか、ファイルや画像送信機能を備えたものも多く、両方が
PCカメラを設置すれば、
互いの顔を見ながらテレビ電話のようにメッセージをやり取りすることができる。
また、メールはファイル添付のサイズの上限があり、大きなものは送受信できないが、
メッセンジャーなら動画ファイルなどの大きなものも時間がかかる場合もあるが、相手に送ることができる。
インスタントメッセンジャーの種類
●
Windows Live メッセンジャー =
Windows Live Messenger
●
Yahoo!メッセンジャー =
Yahoo!メッセンジャー
●
Google Talk : インスタントメッセンジャーの新興勢力で、
Googleもインスタントメッセンジャー事業に乗り出している。
主な機能
★デフォルトの状態なら直近30通の未読メールを表示
★任意で保存できる会話履歴はGmailのアカウントに格納
★iPhone 対応版も登場
★ブラウザ上でも利用できる
●
Skype = :
スカイプ
参 :
ウィンドウズ・ライブ・メッセンジャー(HP)、
Yahoo!メッセンジャー(HP)、
スピム
< > メッセンジャ・サービス (messenger service) : インターネットに接続中、
突然タイトルバーに「メッセンジャ サービス」と書かれた画面が現れる、インターネット経由での広告。
この画面は、システム管理者が利用する、Windows標準の「netコマンド」の送信機能を利用し、
無差別に送り付けられる。画面右上の「×」ボタンで閉じることができるが、
類似の不正プログラムの場合があるかもしれないので、[OK]ボタンはクリックしない方が安全で、
ファイアウォール機能を利用することにより侵入できないようにできるそうである。
< > メディア : 媒体。パソコンの世界では広く「メディア」といえば、1枚のフロッピーディスクそのものや、
MO、CD、DVD、MD、カセットテープなどの記録媒体の総称のことをいう。
マルチメディアは複数媒体の集まりではない。
< > メディアコンバート(media conversion)メディアコンバージョン : メディア変換。媒体変換。
手持ちの記録媒体(メディア)に記録されているデータを別のメディアに移し換えること。
「メディアコンバート(媒体変換)」の「メディア(媒体)」とは、
コンピューター周辺機器記憶装置の媒体を指し、「コンバート」は「変換する」といった意味で、
例えば、フロッピーディスクに入っているデータを、ハードディスクにコピーしたり、
磁気テープに入っているデータをMOディスクに移し換える、といったことを言う。
メディアコンバート機能とは、アナログ信号をDV信号に変換することをいい、
これは同機能を初採用した機器が「メディアコンバーター」という名称だったことによる。
< > メディアバー :
Internet Explorerのバージョン6から加わった新機能で、
Windows Media Player(WMP)を立ち上げずに動画を再生することができる。
しかし動画の本来のサイズより小さく表示されるので、WMPなどで大きなサイズで必ず再生するには、
以下の方法でメディアバーの再生機能を無効にする必要がある。
メディアバーの解除方法
ツールバーの[メディア]ボタン→メディアバーの再生ボタンの上部にある「メディアオプション」→
「設定」→「Webメディアをバーで再生する」をクリックしてチェックをはずす。
< > メニュー (menu) : 元はフランス語で、料理品目を表にした献立表のこと。
パソコンでディスプレー画面上に表示する操作手順の一覧表や機能の選択画面のことで、
ユーザーは、その中から
マウスや
キーボードで機能を選択入力し、必要な処理ができる。
「
スタートメニュー」、「
プルダウンメニュー」、「
ポップアップメニュー」、「
モーションメニュー」などがある。
< > メニューバー (munubar) : ファイル名が表示されているバーの下にある、
すべての機能や命令(コマンド)が分類して登録されているバー。各機能名をクリックすると
関連する操作の一覧が
プルダウンメニューで表示され、その中から機能を選択する。
字で書かれているものがメニューバーで、アイコンで表示されているものが
ツールバーである。
メニューバーやツールバーの表示がオンになっているのに画面上に表示されない。
また、「ユーザー設定」の「ツールバー」のメニューが一部欠落する場合の対処法
原因はWordのユーザー設定情報レジストリが破損してしまったため
(「差し込み印刷ヘルパー」が原因の可能性あり)で、対応策は、
すべてのプログラムを閉じる→[スタート]→「ファイル名を指定して実行」→
winword /a と入力(
(注)dと/の間にスペースを1つ入れる)→[Enter]→
Wordが起動し、ツールバーやメニューバーが正しく表示される。
IEのメニューバーが移動したときに元に戻す方法
メニューバーの「表示」→「ツーバー」→「ツールバーを固定する」のチェックを外す。
移動しているメニューバーの左端にマウスポインタを移動し白い矢印(
)の形に変わったら、
マウスの左ボタンを押したまま状態で ( ポインタの形は
に変わる) 一番上の左端までドラッグする。
目的の位置に移動できたら、メニューバーの「表示」→「ツーバー」→
「ツールバーを固定する」のチェックをを入れておく。
ツールバーやアドレスバーが移動した場合も同様に操作できます。
< > メモ帳 : 簡単な
ドキュメントを作成するための基本的なテキストエディタ。
Windowsに標準で付属していて、[スタート]→「(すべての)プログラム」→「アクセサリ」→
「メモ張」で起動する。メモ帳の最も一般的な用途は
テキスト形式(.txt)の表示と編集なので、
文字情報しか使用できないが、ファイルのデータ容量が少なくてすむほか、ワードなどのワープロも含め、
あらゆるソフトウェアでデータを正しく開いて読むことができるメリットがある。
また、メモ帳はWebページを作成のための簡易ツールとしても利用できる。
メモ帳ファイルはUnicode、ANSI、UTF−8、またはビッグエンディアンUnicode形式で保存できる。
Windows 7にはメモ帳もあるが、付箋
(ふせん)機能を標準搭載しているので、
スタートメニューの「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「付箋」で起動する。
今日中に処理すべきことや、頻繁に連絡する相手先の電話番号などを
付箋に書いてデスクトップに貼っておけば忘れなくてすむ。
「メモ帳」に書いたものをコピーする方法
「メモ帳」を起動→「書式」→「右端で折り返す」→文章を入力→「編集」→「すべて選択」→
「編集」→「コピー」→反転表示部分がクリップボードにコピーされる→
電子メールなどの「本文」欄でマウスの右クリック→ポップアップメニューから[貼り付け]を選択→
「メモ帳」で入力した文章全体が貼り付けられる。
「メモ帳」に日付を挿入する方法
編集中に[F5]キーを押せばその時点の日付がカーソル位置に入力される。
読めない漢字を「メモ帳」で知る方法
読めない文字列をマウスで範囲指定してメモ帳にコピー・アンド・ペーストする。次に、文字列を
再び選択して右クリックし「再変換」をクリックしよう。すると、漢字の読みの候補が一覧表示される。
< > メモリー (memory) :
データや
プログラムを一時的に記憶する、
中核となる記憶素子のことで、通常はメインメモリー(main memory:主記憶装置)のことを指す。
ハードディスクや
フロッピーディスクなどの外部記憶装置に対して、内部記憶装置である。
コンピューターの主な作業場所(一時記憶)で、電子部品で、
状態を保持しているもの(ただし、電源が切断されたら、保持している内容は消えてなくなる)。
文字や、絵、
ソフトウエアも、全て、これに読み込まれて、ここで、プログラムの実行、
文書や、絵や、その他、パソコンで扱う全ての情報は、必ずここで編集される。
(内容は
補助記憶装置へ保存する必要が ある。)
RAM,
DRAM、
EDO-RAM、
SRAMなども、
大きく分類するとこれのこと。メモリーが大きいパソコンほど、
CPUの処理スピードが速い。
単位は
Byte(バイト)で、一般的にMB(メガバイト)〜GB(ギガバイト)で表す。
メモリーサイズが小さいパソコンも、増設することで大きくできるが、パソコンにより上限がある。
現在のパソコンでは、最低64MBは欲しいが、
大きな画像などを頻繁に扱うなら128MB以上の搭載を薦めたい。
メモリが不足しているかどうかを判断する方法 (Windows 2000/Windows XP)
パソコンは、常駐プログラムを含めプログラムを複数同時に起動すると、その分メモリが必要になる。
Windows 2000やWindows XPではメモリやハードディスクの空き容量をうまく活用することで、
パソコンに実装しているメモリ容量を超えてもリソース不足にならないようになっている。
しかし、メモリ容量を超えて動作する場合にはパフォーマンスが落ちてしまう。
自分が普段よく使う状態や、パソコンが遅いなと感じた場合のメモリ使用量が
どれくらいなのかを確認する方法はタスクマネージャのパフォーマンスで確認できる。
タスクマネージャの起動を[Ctrl]+[Alt]+[Del]キーを同時に押して行う。
(Windows 2000ではさらに[タスクマネージャ]ボタンをクリック)→「パフォーマンス」タブ→
目安として、コミットチャージの合計が物理メモリの合計を上回っているかどうかで判断できる。
物理メモリ: ●合計:パソコンに実装されているメモリのサイズ。
●利用可能:空きメモリサイズ。つまり、プログラムやデータ、
ディスクキャッシュに使われていない物理メモリのサイズ。
●システムキャッシュ:ディスクキャッシュに使われているメモリのサイズ。
コミットチャージ: ●合計:プログラムおよびシステムに割り当てられている仮想メモリの合計。
仮想メモリを使用しているため、物理メモリの上限を越える場合がある。
●制限値:システムやすべてのプログラムに対して提供できる仮想メモリの量。
●最大値:仮想メモリの量の最大値。
仮想メモリが拡大されれば「制限値」を
越えることがある。
物理メモリの合計がコミットチャージの合計を上回っている場合→
メモリの範囲内で動作しており、快適に動作している。
コミットチャージの合計が物理メモリの合計を上回っている場合→
余分なハードディスクへのアクセスが発生し、パフォーマンスが悪くなっている。
参 :
キャッシュメモリ、
USBフラッシュメモリー、
SSD
< > メモリーICの分類
ROM |
マスクROM
(Mask programmed ROM) |
|
|
ヒューズROM |
|
|
PROM
(Programmable ROM) |
書換不可 |
OTPROM
(One Time Programmable ROM) |
書換可能 |
EPROM
(Erasable Programmable ROM) |
EEPROM (Electricaly Erasable ROM) |
RAM |
DRAM (DynamicRAM) |
|
|
SRAM (Static RAM) |
< > メモリーカード =
ICメモリーカード
< > メモリー効果
ニッカド電池などで、完全に使い切らない状態で充電すると電力が残っていても電圧が下がったり、
利用するうちに蓄電できる電気容量が減少してしまう現象。
リチウムイオンのバッテリーは、
ニッケル水素などに比べるとメモリー効果の影響は少ないと言われているが、
バッテリーを使い切り、使用直前に完全充電することで、メモリー効果を起こさないようにでき、
かつバッテリーの性能もフルに発揮される。
<P> メモリースティック (memory stick) : ソニーが1997年7月に開発発表し、
デジタルカメラなどのために開発・製造している小型の
ICメモリーカード。
電源を切った状態でも記録内容を保持する「
フラッシュ・メモリー」を内蔵し、
画像や音声、文字データなどを自由に保存できる。
サイズは縦21.5×横50×厚さ2.8mmの棒状で、各種記録メディアとして利用されている。
4MBから128MBの記憶容量のものが発売されており、
128MBのカード、および128MBメモリーチップを2枚搭載し、
背面のスイッチを切り替えて使う「メモリーセレクト機能付」の大容量タイプもあり、
MagicGate(マジック・ゲイト)、OpenMG(オープンエムジー)と呼ばれる
著作権保護技術を盛り込んだメディアも、発売されている。
サイズをより小型・軽量にした「メモリースティックデュオ」や、最大容量を2GBまで高め
転送速度を高速化した上位規格の「メモリースティックPRO」などもある。
256MB以上のものにPROが付く。メモリースティックマイクロはアダプターを使うことで、
より大きな形状のメモリースティックとして使える。現在は32GBのものが発売されている。
メモリースティックの用途は、パソコン本体、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、AV機器、
カーナビ、フォトプリンター、ウォークマン、携帯音楽端末、携帯端末(CLIE)、携帯電話、
ペットロボット(AIBO)など幅広い。モリースティック使用のウォークマンやMP3プレーヤーは、
ディスクと違って駆動部分がないため、音飛びしない利点がある。
メモリースティックの種類
|
MS系 |
MS−PRO系 |
MS−PRO−HG系 |
フルサイズ規格 |
メモリースティック |
メモリースティックPRO |
なし |
形状 |
|
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Duoサイズ規格 |
メモリースティックDuo |
メモリースティック
PRO Duo |
メモリースティック
PRO−HG Duo |
形状 |
|
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マイクロサイズ
規格 |
なし |
メモリースティック
マイクロ |
メモリースティック
HGマイクロ |
形状 |
|
|
|
MagicGate対応 |
一部非対応 |
全モデル対応 |
全モデル対応 |
規格上最大容量 |
128MB×2 |
32GB |
32GB |
高容量向け拡張
フォーマット(仮)
規格上最大容量 |
なし |
2TB |
2TB |
規格上
最大転送速度 |
160Mbps
(20MB/s) |
160Mbps
(20MB/s) |
480Mbps
(60MB/s) |
最低速度保証 |
なし |
15Mbps
(1.875MB/s) |
120Mbps
(15MB/s) |
参 :
SDメモリーカード
手持ちのデジタルスチルカメラのパナソニック「DMC−TZ3」は、小型ながら光学10倍ズームが
搭載されているが、ホームページに載せる花などのマクロ撮影がいまいちなので、
ソニーのデジタルスチルカメラ「DSC−S75」を併用するつもりで、長期の旅行にも1本で済む
6GBのメモリースティックを購入することにしたが、128MBまでしか使えないことが分かった。
現在のサイバーショットは16GBまで使用できる。
<P> メモリースティックDuo =
ICメモリーカード
< > メモリースワップ →
スワップ
< > メモリーバンク (memory bank)
メモリーコントローラが
メモリーを管理するときの単位となるブロック(集合)。
メモリーの増設単位を指すことが多い。
パソコンが内蔵するメモリはある程度の容量ごとにまとめて管理され、
アクセス要求が発生すると対象となる領域を選択し、
その領域に対してだけアクセスを行なうことで効率を上げる。
この管理単位をメモリバンク、あるいは単にバンクと呼ぶ。
メインメモリーを例にとると、
Pentiumの場合64bitデータバスなので、
30ピン
SIMMが8枚、72ピンSIMMが2枚で1バンクとなる。
< > メモリー不足の速度低下 : Windowsはメモリーが不足すると、
動作が休止している
プログラムの情報を
ハードディスクに書き出して空きメモリーを確保する。
この機能によって実際のメモリー容量以上の容量を扱うことができる。
しかし、メモリー容量を越える単一のデータファイルを開こうとすると、
延々と
スワップを繰り返して極端に処理速度が低下する。
この状態になるとハードディスクに忙しく
アクセスして止まらなくなる現象が起きる。
< > メモリー・マップ (memory map)
メモリーのどの部分(アドレス)を何に使っているかを表す一覧表。
< > メモリー・リーク
プログラムが利用したメモリー領域を利用後に解放しないために、利用不可能な領域が増えること。
Windowsではリークが顕著なため、定期的にシステムをリセットすることが必須。
< > メルアド =
電子メールアドレス
<M> メルコ (MELCO) →
バッファロー