[ホーム]
[索引]
[前項]
[次項] 用語:31
< > モアレ (moire) : 干渉縞。格子模様の透過する物体(レースのカーテンなど)が重なったときなどに、
本来の模様とは異なる大きな周期的なパターンをもつ模様が観察される現象のこと。
このように2つ以上の規則的な模様を重ねる場合などに見える、大きな周期の模様を「モアレ縞」と言う。
下記のような場合がある。
@印刷時の欠陥で、ハーフトーンスクリーンの干渉縞が見えてしまうこと。
通常スクリーンの角度合わせがうまくいかないときに起こる。
A
イメージスキャナーで印刷物などの網模様がある画像や網点原稿をスキャンした場合に
網点と画素が干渉して起こり、画質を低下させることがある。
Bディスプレイのドットピッチと表示画像信号の干渉で、画面上に現われる淡い縞模様。
Cデジタルカメラやビデオカメラで、ビルの格子窓列やカーテンレースの網目などの
細かい繰り返し模様を撮影したとき、ビートのようなものが現われる場合(上記B同様の理由)がある。
写真を撮ったときは目立ったモアレはなかったのに、Web用に小さくリサイズするとモアレが出る場合の
モアレにならない縮小方法
最近の市販されているレタッチソフトの場合、リサイズするときの方法として、
PhotoShop Elementsの場合、二アレストネイバー法(Paint Shop Proではピクセルサイズ)、
バイリニア法、バイキュービック法の3つが用意されている。写真を縮小するようなときは、
多くの場合バイキュービック法がきれいなので、これがデフォルトになっているが、
モアレの出やすい場合については、バイリニア法のほうが、きれいにリサイズできる。
これはバイリニア法ではリサイズした後の画像が少しボケた感じになるため。
デジカメでピンボケぎみに撮ったほうが、モアレが出にくくなるのと同じ理屈である。
< > モーションJPEG (motion JPEG) :
JPEG方式で圧縮した
静止画像を、
連続して表示することで、動画を表示する方式のこと。JPEGは静止画を符号化する規格で、
動画の規格である
MPEGよりもデータ量は増加する。 参 :
動画データ
< > モーションメニュー (motion menu) : 動画メニュー。
市販のDVD−Videoタイトルのような動きのあるメニューのことで、サムネイル部分の画像を
指定した秒数だけ動画映像にしたもの。メニュー表示時に指定した秒数の映像を繰り返し再生する。
< > モード (mode) :
アプリケーションなどにおける動作状態を指し、
プログラムが
ユーザーの特定の操作だけを受け付ける状態になっていること。またその状態をいう。
元々は様式や方式といった意味で、例えば
日本語入力ソフトでは、「どの変換方式を使っているか」を
示すために「モード」という言葉を使う。実際には「かな漢字変換モード」「逐次変換モード」
「連文節変換モード」などと呼ぶ。また、
Acsessでは、新規のデータをすぐに追加できる状態を
「追加モード」、登録されているデータを編集できる状態を「編集モード」と呼んでいる。
アプリケーションの設計ではユーザーに自由度を与えながら、かつ誤操作を防がなければならない。
このためモードの支配を
ユーザーインターフェースのどの部分に
どの程度働かせるかがが重要な課題になる。
< > モーフィング : 画像処理に用いられるもので、画像の上に格子状に並んだ制御点を用意し、
その位置を動かすと、それに応じて画像が歪む効果を得る方法を言う。
それぞれの対応する制御点を定めておけば、2つの画像をなめらかに変形させるという映像が得られる。
< > 目次 (contents)もくじ : @書物の内容を示した見出しを順序立てて書いたもの(見出し書き)。
文書の見出しなどを順番に配列したもの。
Wordで目次を作成する方法(Word2003での例)
★
目次の対象となる項目にスタイルを設定する : 見出しの先頭文字列をクリックして選択し、
ツールバー上の「標準」右側の「▼」をクリックして「見出し1」を選択→
先頭の文字列が見出しに合った書式に変更される→続いて、2番目の文字列をクリックして選択し、
ツールバー上の「標準」右側の「▼」をクリックして「見出し2」を選択→
このように最後の「見出し…」まで選択すると、各見出しにスタイルが設定される。
★
目次を作成する : 目次を挿入したい箇所をクリックして選択し、「挿入」メニュー→「参照」→
「索引と目次」→「目次」→「書式」欄をクリックし、好きな書式を選択→例として「フォーマル」を選択→
目次の出来上がり具合が「印刷イメージ」に表示される→[OK]ボタンで目次が作成される。
★
目次を更新する : 目次を作成した後で、見出しを新たに削除/追加した場合、
目次を更新する必要があるので以下の手順で、目次を更新する。
いずれかの見出しを削除/追加した後、目次のいずれかの箇所をクリックして選択→
右クリックして「フィールド更新」→削除/追加した見出しに応じて、目次が更新される。
A項目・題目または箇条の順序。
< > 潜る =
フリーズ
< > モザイク (Mosaic)
●かつて最も利用されていたWWWブラウザ・ソフトウェア。現在ではほとんど用いられていない。
参 :
Internet Explorer
●映像効果の一種。画像の一部または全部の解像度を落とし、荒いブロックの集まりに置き換える。
主に、被写体の詳細を隠したい場合などに用いられることが多い。
< > 文字 (character) : 「一定の約束に基づいた要素の集合の構成単位であって、
データの構成、制御または表現に用いられるもの」と定義されている。情報処理の分野では、
文字は、「図形文字(graphic character)」と「制御文字(control character)」に分けられている。
パソコンの文字を大きく表示する方法
デスクトップ上の文字(フォント)や項目を大きくする方法
デスクトップ上で右クリック→「プロパティ」→「画面のプロパティ」で「デザイン」タブ→
「フォントサイズ」のプルダウンメニューから「大きいフォント」もしくは「特大フォント」を選択。
これでデスクトップ上の文字やタイトルバーの文字などの文字フォントのみが大きくなる。
「設定」タブでは文字フォントのみではなく、様々な表示項目を大きくすることができる。
デスクトップ上のタスクバーの表示サイズやダイアログボックスの大きさ、
スタートメニューの大きさなども大きくすることができる。
[詳細設定]ボタン→「全般」タブにある「DPI設定」で「大きなサイズ(1200dpi)」を選択。
DPI設定では「カスタム設定」もできるので、
さらに大きくしたい場合はここで任意の数値を入力することも可能である。
Webページ内の文字フォントを大きくする方法
Internet Explorer(LE)などのブラウザーの場合、メニューバーにある「表示」メニューから
「文字のサイズ」を選択すると「最大」から「最小」まで5つの大きさを選べるようになっている。
通常は「中」に設定してあるので、これを「大」もしくは「最大」に変更する。
ただ、これでは大きくならない場合は、IEの「ツール」メニューにある「インターネットオプション」を選び、
「全般」タブ画面の右下にある「ユーザー補助」をクリックし、「書式設定」項目の中にある
「Webページで指定されたフォントサイズを使用しない」というチェックボックスをオンにする。
ただし、この設定をするとWebページのレイアウトが崩れてしまう場合がある。
「拡大鏡」を利用してマウスポインターを虫めがねのように使う方法
「スタート」メニュー→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「ユーザー補助」→「拡大鏡」を
選択すると、デスクトップの上側にできるウインドウ内に、マウスポインター周辺が拡大表示される。
「々」や「…」などの文字を一発で入力する方法
「々」という文字を表示したいとき、いったん「人々」や「度々」などと入力してから
先頭の文字を消している人が少なからずいる。
そんな手間をかけなくても「おなじ」と入力して仮名漢字変換すれば一発で表示できる。
同様に、「…」という記号は「あまり」で、「〃」は「くりかえし」で表示可能だ。
なお、計算の表記に使う「≒」「≠」「≦」「≧」などの記号は「けいさん」で変換すると候補が表示される。
文字 |
読み
(入力仮名) |
|
文字 |
読み
(入力仮名) |
|
文字 |
読み
(入力仮名) |
々 |
おなじ |
|
○ |
まる |
|
『』 |
かっこ |
〃 |
おなじ・くりかえし |
|
◎ |
まる |
|
【】 |
かっこ |
… |
さんてん・あまり |
|
● |
くろまる |
|
〈〉 |
かっこ |
∵ |
なぜならば |
|
□ |
しかく |
|
“” |
かっこ |
∴ |
ゆえに |
|
■ |
しかく |
|
‘’ |
かっこ |
@ |
まる+テンキーの1 |
|
◇ |
しかく |
|
± |
けいさん |
I |
まる+テンキーの1と0 |
|
◆ |
しかく |
|
× |
かける・けいさん |
W |
だぶる |
|
△ |
さんかく |
|
÷ |
わる・けいさん |
♭ |
ふらっと |
|
▼ |
さんかく |
|
< |
けいさん |
Excelで文字列の1文字目を大文字に、2文字目以降を小文字に変換する方法
(
Excel2003での例)例としてA1セルの大文字をC1セルに2文字以降を小文字で表示するには、
大文字に変換した文字列を表示したいセル(C1)をクリック→次のように入力 =PROPER(A1) →
セルC1に指定した文字列が表示される→セルC1の内容をセルC2以下ににコピーする。
(注)カタカナなどには大文字小文字の区別はないので変換されない。
Excelで簡単に文字の修正をする方法
@文字を修正したいセルを選択→セルをダブルクリック→カーソルが点滅してセルの文字が
編集可能な状態になるので、あとはカーソルを自由に移動して文字を修正すればよい。
A矢印キーで該当セルを選択→[F2]キー→末尾にカーソルが点滅するので、
必要な部分だけを修正できる。冒頭に文字を加えたいときは、
[Home]キーを押すと、先頭にカーソルが移動する。
Wordで文書内の文字数をカウントする方法 →
文字数
特殊文字 (とくしゅもじ) : 通常では使用できない特殊な文字や記号のことで、
アルファベットと漢字、数字を除いた文字や記号をいう。
キーボードで入力できない文字・記号、また「&」「<」「>」など
キーボードで入力できても
タグの記述に使用される記号などがある。
Wordで記号や特殊文字を入力する方法(Woed 2003での例)
「挿入」→「記号と特殊文字」→「記号と特殊文字」画面で入力したい記号を選択
(入力したい記号をダブルクリックしても入力できる)→[挿入]ボタン→
文章に選択した記号や特殊文字が挿入される。
Word 2007で記号や特殊文字を入力する方法
リボンより「挿入」→「記号と特殊文字」→一般的な「記号と特殊文字」が表示されるが、
一覧に目的の記号などがない場合は、「その他の記号」をクリック→
「記号と特殊文字」画面で入力したい記号を選択
(入力したい記号をダブルクリックしても入力できる)→[挿入]ボタン→
文章に選択した記号や特殊文字が挿入される。
参 :
大文字、
小文字、
囲い文字、
透かし文字、
隠し文字、
絵文字、
記号の入力
< > 文字絵 =
絵文字
< > 文字コード : 文字をコンピュータが扱うデータに変換する(または、その逆の)際の約束事。
日本のパソコンでは、
シフトJIS、
JIS、
EUCという文字コードがよく使われている。
各文字にコード番号を割り当て、文字を数値として扱うしくみで、
例えばWindowsの場合、「学」は8A77という16進数4桁の数値で扱われる。
通常の日本語フォント製品では、JISで定められたJIS第一水準漢字表(2,965字)、
JIS第二水準漢字表(3,390字)、の漢字を収録している。
中には、第一水準、第二水準漢字表には収録されていない漢字5.801字を収録した、
JIS補助漢字表対応製品もある。ホームページを閲覧中に、文字が意味不明で表示される
文字化けは、
ブラウザ(閲覧ソフト)の文字コードが誤って設定されている証拠で、
この場合は、「
エンコード」という機能で正しい文字コードを設定する必要がある。
「メモ帳」や「ワードパット」および「ホームページ・ビルダー」、「フロント・ページ」、
「ページ・ミル」などのホームページ作成ソフトは基本的に、文字コードはシフトJISで作られるので、
HTMLソースページの<head>から</head>の間に「charset=Shift_JIS」の
タグが入っている。
参 :
JISコード
< > 文字数 : 文字列の長さを表し、1バイト文字及びダブルバイト文字を1文字と認識して数えた
値のことで、文字列にダブルバイト文字が含まれる場合には文字列のサイズと異なることになる。
Wordで1行の文字数を増やす方法
「ファイル」→「ページ設定」→「文字数/行数」タブ→
「文字数と行数を指定する」を選択し、文字数を増やすか、フォントサイズを小さくする。
Wordで文書内の文字数をカウントする方法
「ツール」メニュー→「文字カウント」→文字カウント情報が表示される→[閉じる]ボタン。
「文字カウント」ダイアログボックスでは、文字数だけでなく、
ページ数、行数、段落数なども確認できる。なお、一部分の文章の文字数を知りたいときは、
その部分を範囲指定して「ツール」メニュー→「文字カウント」を実行する。
※通常の日本語の場合は、「文字数(スペースを含めない)」の部分が文字数に当たる。
[ツールバーを表示」ボタン→「文字カウント」ツールバーが表示される。
「文字カウントの統計」で、単語数、文字数、行数などが確認できる。
※文書を修正した場合は[再計算]をクリックする。
< > 文字装飾 : 文字修飾のことで、文字に模様や飾りを付け、文章を効果的に表現すること。
文字修飾のなかには太字(ボールド)や斜体(イタリック)、影付き文字(シャドウ)、
中抜き/白抜き文字、下線(アンダーバー)、網掛、立体文字、組み文字、打ち消し/取消線、縁取り、
上/下付き、などやネット/アニメーションでよく使用する文字の点滅、反転など、
アプリケーションによってはさまざまなものを使用することができる。「太字」や「斜体」などは、
文字修飾のほかに、「書体」として区別されることもある。
それは欧文フォントの太字や斜体のように
フォント自体にそれらの処理がなされているからである。
< > 文字化け
メッセージを
ネットワークで転送したときなど、解読不可能な文字や記号に置き換わってしまう現象。
通信時のエラー、
データの破損、
ソフトの設定ミス、仕様の違い、
バグなどによって起こる。
電子メールをやりとりするときに用いる「ターミナルソフト」と呼ばれる
プログラムで
漢字コードをきちんと設定していない場合や、
異体字や
外字、半角カタカナの使用などにも、
文字化け現象が生じる。こちらの場合はデータ破壊が原因ではない。
文字化けは、メールだけでなく
Webブラウザ上でも起きることがあり、
原因はいずれも同じで、
文字コードの認識に失敗した際に生じる。
文字化けの原因となる文字コードの違い
規格 |
概要 |
文字コード(例) |
あ |
い |
う |
JIS |
ウェブページやメールで最も標準的に
使用されている日本語用の文字コード |
2422 |
2424 |
2426 |
シフトJIS |
ウインドウズやマッキントッシュなどで
使用されている日本語用の文字コード |
82a0 |
82a2 |
82a4 |
EUC |
UNIXの日本語環境で使われている 日本語用の文字コード |
A4A2 |
A4A4 |
A4A6 |
ユニコード |
世界中の主要な言語に対応した文字コード。
各国の文字コードを統一して作られている。 |
3042 |
3044 |
3046 |
インターネットで日本語を表示するためにJIS、シフトJIS、EUC の3種類の文字コードが使われている。
通常は[自動選択]に設定されてあり、正常に表示されるが、ページによっては
勝手にこのコード設定を変更することがあるので、下記の対処方法を参考にしてください。
Outlookで送ったメールが文字化けする場合の対処方法
どの宛先に対しても送信したメールが頻繁に文字化けが発生する場合、
送信者側のメール形式およびエンコード方法を変更することによって、問題を解決できる可能性がある。
その方法は、「ツール」→「オプション」→「メール形式」タブ→
「このメッセージ形式で作成する」ボックスの一覧から「テキスト形式」をクリック→
「電子メールの編集にMicrosoft Wordを使用する」チェックボックスにチェックが入っている場合は、
クリックしてチェックを外す。これでメール形式(メッセージ形式)が変更。
[文字設定オプション]→「送信メッセージのエンコード方法を自動選択する」チェックボックスに
チェックが入っている場合は、クリックしてチェックを外す→
「送信メッセージで優先使用するエンコード方法」ボックスの一覧から「日本語(シフトJIS)」をクリック→
[OK]→[OK]でエンコード方法の変更。
Outlook Expressでメールが文字化けする場合の対処方法
「受信トレイ」で文字化けしているメールを選択し、「表示」メニュー→「エンコード」→
「自動認識」を選ぶ。これで文字化けは解消するはずです。
なお、送信時に使う文字コードは「メッセージの作成」画面で「書式」→「エンコード」で確認できる。
「日本語(JIS)」が選ばれているはずで、通常はこのままで問題なく送受信できる。
もう一つ文字化けのように見えることがあるのが、HTML形式のメールで、
正確には文字化けではないが、データがうまく処理されずにHTMLファイル内に書かれている
本文以外の文字列(タグなど)も表示されたことで、通常のテキストとは違う形に見えることがある。
この場合は、送信側でメールをテキスト形式にすれば問題の発生を防げる。
Outlook Expressはメール作成時の初期設定がHTML形式になっているので、
テキスト形式を標準に設定しておきましょう。
インターネットで文字化けする場合の対処方法
IE5以降 : メニューの「表示」→「
エンコード」→一番上の項目にある「自動選択」のチェックを
外した後でその下にある[日本語(自動選択)]を選択。これでも解消されない場合は、
[自動選択]に戻したり、違うコードにチェックを替えることでほとんど解決される。
(注)掲示板などで文字化けする場合、新規に作成したメッセージ内に
JISの規格に含まれない文字を使用した場合に起きることが分かった。
例えば中国語で「こんにちは」のニィーハオのニィー(なんじ)の漢字を
Wordの文章からコピーして掲示板に張り付けると全ての文章が文字化けする。
Wordで表示されてもネットでは使用不可文字なので文字化けとなるのである。
Netscape6以降 : メニューの「表示」→「文字コード」の「自動判別」で「日本語」にチェック。
ウインドウのボタンやメニューが文字化けする場合の対処方法 →
フォントキャッシュ
< > モジュール (module) : 「規格化された構成単位」という意味。
コンピュータ分野では、一般に論理的に分離可能なハードウェア/ソフトウェアの部品を指す。
< > モジュラーケーブル : 電話機と
モデム、コンセントを接続するケーブル。
< > モジュラージャック (modular jack)
電話線や
イーサネットの
10BASE−Tケーブル(ツイストペア・ケーブル)を接続するコネクタ。
取り扱いが簡単かつ安価で、結合時に適度なクリック感もあるため、電話やネットワークなどの
屋内配線用コネクタとして広く普及している。 参 :
ハブ
< > モスキートノイズ :
ブロックノイズと同様に、デジタル映像独特の
ノイズであり、
MPEG2のように大幅なデータ圧縮を導入しているものに
発生する画像の輪郭部等にまとわり付くノイズのことで、
その様子がまるでモスキート(蚊)のようにちらついて見えることからこう呼ばれている。
出現する原因は、主に
エンコード時に粗く量子化した時に出る場合が多く、
このノイズが出るかどうかは
エンコーダーの能力の差ちいえる。
また記録時のビットレートを十分にとることで現象する。
< > モデム (modem) :
パソコン通信やインターネット接続をするときに使う、
デジタル信号をアナログ信号に変換し(またはこの逆の変換を行ない)、
電話回線を経由してコンピュータ同士が通信できるようにするためのデータを変換する装置。
一般的なつなぎ方はパソコンの
RS−232Cポート→RC232Cケーブル→
モデム→
モジュラーケーブル→
モジュラージャック。
電話回線は、本来、人間の声を送るために作られたアナログ回線網であるため、
コンピュータから出力されるデジタル信号はそのままでは送信(受信)できない。
このためのデジタル信号からアナログ信号への変換(送信時)、
アナログ信号からデジタル信号への変換(受信時)を行なうのがモデムである。
パソコン・システムの
シリアルポートからモデムに送られたシリアルなデジタル情報は、
アナログ信号に変換されて送信される。この信号変換は、
変調 というプロセスを使って実現される。
この変調プロセスでは、まず
キャリアと呼ばれる連続した基準信号を作り、
このキャリアに対して別の信号を重ねて振幅や周波数、
位相などを変化させることで(波形を変化させることで)送信する情報をコード化し、送信先に転送する。
一方、変調されたアナログ信号を受け取った受信側では、キャリア信号を取り除き、
変調波からコード化された情報を取り出す。このプロセスは復調(de−modulation)と呼ばれる。
モデムは、このmodulationとde−modulationを双方向に対して行なうことからこう呼ばれる。
モデムの
通信速度はデータのやりとりするスピードのことで、56K
bpsなどと表され、
数値の大きいものほど高い速度に対応する。
ISDNでは
TAを使う場合、モデムは不要となる。
(注)モデムが動作不良になり、ドライバーを再インストールする場合は、元のドライバーを
アンインストール後に行うこと。上書きインストールはモデムを認識しないことがある。
モデムの取扱説明書に注意書きがあると思うが、ガスなどの遠隔検針
(ノーリンギング通信サービス)や警備保障、回線自動選択装置(ACR)等の電話回線を利用した
サービスを利用している場合、それらのサービスに支障をきたす場合があり、またそのために
モデムを認識しない場合があるので、設置した会社に連絡しておいたほうがよい。
参 :
シリアルインターフェイス、
キャリア波、
振幅変調、
位相変調、
周波数変調、
フォールバック機能、
アンサーモード、
オリジネートモード、
ADSLモデム
< > モデムカード : インターネットにダイヤルアップ接続するときなどに必要な拡張カード。
現在、56Kbpsの製品が一般的。
ISDN回線で
TAを使う場合はモデムカードは必要ない。
< > モデムケーブル (modem cable) :
RS−232Cの
ストレートケーブル。
モデムとパソコンを接続するのに使う。 参 :
ペリフェラルケーブル、
クロスケーブル
< > モデムの種類 : 速度 : 14400bps、28800bps、33600bps、56Kbpsなど。
形態 : 外付け型(
RS−232Cで接続)、内蔵型(デスクトップのISAスロットに挿入)、
PCカード(ノートパソコンのPCカードスロットに挿入)。
機能 : FAXモデム(FAX送受信機能付き)、ボイスモデム(電話機能付き)
< > モデムのセッティング : スタート→設定→コントロールパネル→モデム→追加
< > モデレータ (moderator) :
インターネットで、配布される電子メールの内容が適切かどうかを
判断する人のこと。
メーリングリストやニュース・グループなどでは、
電子メールが投稿され、
配布されるが、このときチェックを行う人のことをいう。必ずしもモデレータがいるとは限らない。
元 : 調停者、司会者、議長
< > モデレート (moderate) :
メーリングリストのメールを内容を確認してから登録者に配信する方式。
確認をする人をモデレータといい、管理人のほか管理人が任命した監査人が担当することもある。
< > [戻る]ボタン(もどるぼたん) : 一つ前のリンク元のページやトップページなどに
戻るための左向き[←]のボタン(機能)のこと。ブラウザーの[戻る]ボタンは、
AというページからBというページに飛んで中身を確認し、もう一度Aを読みたい、というときに使う。
[戻る]ボタンを押しても現在のページが表示され続ける現象は、
ページ間のリンクの関係がリダイレクトなどの特殊なものになっていて、
例えばユーザーが、ページAの中にあるリンクをクリックしてページBに移動した場合、
ユーザーの目にはAとBが連続しているように見えるが、実は間に“第3のページ”が挟まっている。
Aの中のリンクをクリックするとBではなくB’に移動し、その後自動的にBへと切り替わっているわけで、
このような場合は「戻る」ボタンの横にある、「▼」マークをクリックすると、
過去に表示したページの履歴が表示されるため、任意のページに戻ることができる。
「戻る」ボタンを素早く2度クリックしてもAに戻れる可能性がある。
ブラウザの[戻る]・[進む]ボタンを押すと、「ページの有効期限切れ」と表示される場合は、
画面内にある[戻る]ボタンや、リンクを用いる。
< > モニター (monitor) =
ディスプレイ
< > モバイル (mobile) : 持ち歩ける、移動できるの意で移動可能・携帯可能。和製英語だとモービル。
携帯電話や小型のコンピュータの通信端末を使い、外出先や屋外からインターネットにアクセスしたり、
電子メールを送受信したりする携帯用情報機器の総称。携帯電話やPHSの普及と、
ノート・パソコンの軽量化、
PDA(携帯型情報端末)などのモバイル機器の登場により、
急速に広まった。それらを持ち歩く行動形態を「モバイルライフ」と言う。
< > モバイルWiMAX(モバイル・ワイマックス) : 電波を使った移動アクセス向けのWiMAX仕様である。
WiMAXは、World Interoperability for Microwave Accessの略で、
IEEE(米国電気電子技術者協会)が標準化を進めている無線技術である。
この技術準拠の相互接続を評価したりする業界団体WiMAXフォーラムを意味することもある。
固定無線アクセス向けの技術を、移動アクセス向けに適用しようと仕様を加えたもので、
携帯電話のように屋外や移動中でも利用できる、
無線LANの延長線上の技術として
開発された高速な移動無線通信方式である。インテルが中心となって立ち上げ、
国内企業ではKDDIや富士通も深くかかわる「WiMAXフォーラム」が普及推進を行っている。
既存のW−CDMA系やCDMA2000系といった3G〜3.5Gの通信方式と大きく異なるのは、
MIMO対応やより効率的な多重化方式、より広い周波数帯域幅を利用しての高速通信と、
回線交換方式での通話をサポートしないIPベースの技術である点である。
これらの仕様は2010年以降に商用化が予定される3.9GのLTEとも似通っており、
サービス面において競争関係になるのではという見方もある。
モバイルWiMAX、LTE、W−CDMA/HSPAの比較
|
モバイルWiMAX |
LTE |
W−CDMA/
HSPA |
利用周波数帯 |
2.5GHz/
2.3GHz帯など |
2GHz/
800MHz帯など |
2GHz/
800MHz帯など |
周波数帯域幅 |
最大20MHz
(TDD) |
最大20MHz
(FDD) |
5MHz
(FDD) |
最大通信速度 |
最大80Mbps |
最大300Mbps |
7.2Mbps |
多重化方式 |
OFDMA |
OFDMA/
SC−FDMA |
DS−CDMA |
MIMO |
対応 |
対応 |
|
商用化時期 |
商用化済み |
2010年以降 |
商用化済み |
備考 |
現時点では
10MHz幅での
運用のため、
最大通信速度は
40Mbpsとなる。 |
当初は10MHzまたは
5MHz幅の2×2
MIMOで運用され、
最大通信速度は
30〜60Mbps
辺りになる見通し。 |
今後、より高速な
改良方式
HSPA+が
登場する見通し。 |
< > モバイルコンピューティング
コンピュータの性能と携帯性の向上に伴って広がりはじめた情報処理環境の1つ。
ノート型パソコンや
PDAと呼ばれる携帯型情報端末を用いて、
自宅や仕事場以外の外出先でも使い慣れたコンピュータ環境を実現しようというもので、
携帯するコンピュータや端末の通信機能を使って
ネットワークとやりとりすれば、
物理的な場所の制約を受けずに仕事をすることも可能になる。
< > モバイルノート (mobile note) : 「サブノート」や「モバイルPC」ともいい、
ポータブルPCの中で、
A5〜B5サイズ、1〜2kgくらいまでの小型のもので、持ち運ぶことを重視した設計がされている。
つまり、小型化・軽量化を図るために、機能を制限しているものがほとんどである。
携帯性に優れたモバイルノートは、外出先から気軽にモデム、LAN端子を通じて
インターネットやオフイスのネットワークにアクセスできるメリットがある。
外出先には
ホットスポットが急増しているので、購入時には無線LAN機能のある製品も魅力で、
2003年3月に米インテル社が発表した「Centrino:セントリーノ」ブランドのパソコンは、
無線LAN機能を内蔵しているのが特徴で、バッテリーの持ち時間が長く、
高度な処理機能も期待できるハイスペックなマシンである。
さらに最近ではCD−RやDVD−ROMドライブを内蔵しながら重量が1kg前後の
オールインワンとモバイルノートのメリットを併せ持った機種も登場している。
B5サイズ以下の機種は、
携帯ノートと呼ばれる。 参 :
ノートパソコン、
ネットブック