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< > ネームサーバー (Name Server) : 名前解決サービスを提供しているサーバーや、
    コンピュータ名からIPアドレスに変換するためのサーバーで、
    DNSサーバー、NISサーバー、WINSサーバーなどがある。
< > ネゴシエーション (negotiation)
    「交渉する」の意。コンピュータ関連では、2つのハードウェアデバイスが通信に先立って、
    通信条件などを相互に情報を交換しながら事前に決定すること。SCSIバスにおいては、
    イニシエータターゲットの間で同期転送の転送レートを決定する際に、
    SDTRメッセージを交換しながら転送レートを決めていく過程をネゴシエーションと呼ぶ。
    参 : ネゴシエーター
< > ネスケ (Netscape)
    ネットスケープ社あるいは同社のWWWブラウザNetscape Navigatorの略称
< > ネチケット : ネット上のエチケット。Network(ットワーク)とEtiquette(エチケット)からの造語で、
    ネットワーク上で電子メール掲示板SNSなどを利用するときのエチケット(道徳や礼儀)のこと。
    インターネットでは、利用者の匿名性が高いことから、傍若無人な者も多い。
    不特定多数が利用しているので、価値観や意見の多様性を認めるのがマナー

    電子メールにおいても、売り込み・勧誘、他人を不快にさせる言葉使いや無責任な内容などの迷惑な
    メールを送信しない、相手の設定状態を確認してから送るなどの、エチケットを守りたい。
    また、返信の場合は、相手からの受信文までそのまま送信すると、それだけ情報量が多くなるので、
    相手の受信分は必要最低限に削除してから返信するのがマナーとされている。
    犯罪に発展することもあり、インターネット上での禁止事項も、ネチケットの一種。例えば、
    著作権・肖像権・プライバシーの侵害、商標の無断使用、猥褻な情報の発信、鼠講行為、誹謗中傷など、
    内容の程度によるが、著作権、特定電子メール法特定商取引法などで摘発された場合、
    懲役・罰金の罪に問われる。
    
    掲示板やメーリングリスト(以下ML)では、「そんなことを口に出すのはやめましょう」や
    「そんな意見は撤回しなさい」「あなたは最低です」などの否定・誹謗や命令的な言葉は避けましょう。
    「○○さん、つまらないことを「ほざいて」いると袋叩きに会いますよ、世間から。」には驚いた。
    一人の意見が違うからといって、世間の人がすべて同調しているとは考えられないでしょう。
    反対意見でも、「あなたの意見には賛成できません」「私ならこうします」くらいにしておきましょう。
    メーリングリストでよく見られる「送信テスト」とか「テスト送信」のことだが、
    グルーブによっては何千人、何万人の大所帯もあるので、
    それらすべてに不要なメールが送られることになる。これらの送信テストは、
    自分宛て(送信も受信も同じメールアドレス)か複数のアドレスを持っていれば、
    その別アドレス宛に送信または転送すべきで、どうしてもMLでなければ確認できない場合には、
    そのテスト理由の説明を添えて行うのがネチケットである。
    また、不愉快なものに、自分を名乗らず要件だけしか書いていないメールがある。
    どこの誰かもわからない人に好意的に返事を出す人はいない。返信をもらうメールを出すのであれば、
    ハンドルネームでもかまわないが必ず自分を名乗るべきで、
    特にMLでは大勢の人が読んでいるので大切なことである。個人同士の一般メールでは、
    本名を名乗ることの方が互いの信頼度も増し、コミュニケーションが図れるが、
    MLや掲示板では、本名、住所、電話番号などの個人情報は明かさないのが無難で、
    何千人もいるグループ内にはダイレクトメール(DM)などの個人情報に利用する人もいて、
    実際、個人メールや電話、郵便物が山のように来て困っている人や、
    無言電話など、イタズラや嫌がらせの電話がかかってくることもある。
    が、ML内の個人宛のDMの場合はこの限りではない。
    私が一番腹立たしいネチケット違反者は、
    掲示板やMLで「ホームページを見た感想をお願いします」や「このことを教えてください」などと
    頼んでおいて、親切に意見や回答を返しても返事一つしない人のことである。
    ネットで依頼をした場合は、数日間はその問題に対して、頻繁にチェックすることが大切で、
    相手の好意に対して早めのお礼をするのがネチケットである。
    私は、意見などを載せた後に3日経って何も返らない場合は、こちらから削除している。
    2つめは個人のホームページの1ページに同じ広告を複数個載せることである。
    それが動きのあるものだと直ちに終了させることにしている。
    ホームページに立ち寄った人は記事がメインで、広告はチラリと見るくらいなのに、
    広告のエリアの方が多いのではイライラがつのるばかりである。
    無料提供のホームページが規定容量を超えると有料になるが、
    1件載せるくらいで十分に採算はとれるので、欲張り過ぎると見る人に不愉快な思いをさせるだけで、
    誰も見なくなる。相手がいやがることは極力少なくすることもネチケットである。
    公告掲載依頼が時々入るが、私は閲覧の邪魔になる広告は今後とも掲載するつもりはありません。
    3つめは、他人のメール内容をそのまま送信することで、
    自分のメール内容も第三者に見られていると思うと、メールでのやり取りも遠慮がちになる。
     最近は掲示板、ブログ、SNSなどで、同好の人同士のサークルやコミュニティが多くなった。
    しかし、相手から好みや主張が違うからなどと、個人的な交流を断られた場合、
    「無礼なメッセージはお許しください、了解しました。」くらいで済むものを、
    「このサイトから出て行って欲しい」「あなたは最低人間だ!」などと
    相手を誹謗・中傷するのは非常識で、その人の人間性を疑われる。
    とにかくネットでも、ストーカーのような陰湿でしつこい行為はご法度で、
    気の合う人達とワイワイ、ガヤガヤ、楽しくサークルに溶け込まなくてはならない。
< > ネッキ (NEC) : 日本電気株式会社の愛称。NEC
< > 熱転写プリンタ = 熱転写プリンタ(印刷関連に別掲)
< > ネット (net) = ネットワーク
< > ネットアイコラ : ネット・アイドルコラージュの略称で、
    アイドルタレントの顔写真と他の女性のヌード写真を合成した写真など、
    2人以上の人物をCGなどで合成した写真をインターネット上で公開すること。
    別所直哉・ヤフー法務部長は、「アイコラには3つの問題点がある。一つ目は、肖像権、
    パブリシティ権を侵害していること。二つ目は、著作権、人格権、複製権を侵害していること。
    三つ目は、名誉毀損だ。人の感情を害し、侮辱していること。
    これら3つの点をクリアしているようなアイコラなどありえないだろう」としており、それぞれの立場から、
    アイコラを否定されているし、現実に逮捕者も出ているので違法なことはやめましょう。
    ホリプロの堀社長も「アイコラそのものは、個人で楽しむ分にはしかたないかなとも思う。
    だが、それがネット上で公開されるとなると話は別。アイコラは性的な興味をそそるものばかりで、
    (ホリプロには)未成年のタレントも多いことから非常に問題だと考えている。
    タレントの場合、通常はパブリシティ権が重要になる。
    (ネット上で勝手に写真が出回ると)CM契約やモデル契約の価値がなくなる。
    ただ、単に画像が出回るだけでなくアイコラとなって流通した場合には、
    人格権としての肖像権のほうが重要かもしれない。
    (アイコラ職人には)モラルを持ってほしい」とアイコラ討論会で訴えている。
< > ネットオークション (online auctions、internet auction)
    インターネット上で行われる一般参加型の競売取引ことで、「インターネットオークション」とも呼ばれる。
    企業などの出品もあるが、主に一般の消費者同士が直接取引を行うのが特徴で、
    出品者はオークション会社のWebサイトに商品の写真や特徴、希望価格などを掲載する。
    これに対し購入希望者が入札し、最も高値を提示した入札者が商品を落札し、
    出品者と電子メールなどを使って連絡を取り合い、商品と代金をやり取りする。
    自分が入札や落札するだけでなく、不用品などをオークションにかけることも可能である。
    新古のパソコンや中古車、宝飾品など、様々な商品が扱われており、
    今後注目の市場として、大手プロバイダの多くが、オークション業者との提携に乗り出している。
    しかし、落札商品の配送や、返品問題など、解決すべき点も残っている。
    主なサイトには、ヤフーの「Yahoo!オークション」、イー・エヌ・エーの「ビッダーズ(BIDDERS)」、
    楽天市場の「楽天フリマ」などがある。
    現在価格が非公開となっているのは、現在価格、現在の権利者、
     入札履歴が表示されないタイプのオークションで、出品時に出品者が設定する。
     「通常オークション」の場合は、締切時間までに受け付けた
     全入札の中で1番高い額で入札していた人が落札する。「複数オークション」の場合は、
     締切時間までに受け付けた全入札の中で高い額で入札していた人から順に落札が決定する。
    即決価格とは、出品者がこの価格でならすぐ落札決定としたいという意味で設定した額のことで、
     出品者の任意で設定される。即決価格が設定された複数オークションに即決価格で入札すると
     その時点で落札が確定する。即決価格が設定された通常オークションに即決価格で入札する場合は、
     入札方法によって異なる動きとなる。通常入札の場合は、
     その時点で即決価格での落札が確定するが、自動入札の場合は、すぐに落札決定しない事がある。
     現在価格で最小上乗せ額を足した額で価格を更新したことになり、
     あとは他の入札に応じて自動入札していく。
    もしほかに即決価格で自動入札していた人がいた場合には、
      最初に入札していた人に落札が決定する。
    「非公開」の場合は即決価格はない。               
ネットオークションでのトラブルを防止するための対策
チェックポイント 被害想定など


商品の状態(商品の写真はあるか、他からの流用か)。
送料の負担、返品・確認に関する条件など。
手元に現物がない可能性
納期がかなり先に設定されている。 手元に現物がない、あるいは
自転車操業詐欺の恐れ
評価欄を鵜呑みにしない。他の落札者が出品者を
どのように評価したかを参考にする。
自作自演で評価を
吊り上げるケースも


出品者の氏名、住所、電話番号を確認。出品者の方から
連絡してくることもあるが、できるだけ自分から連絡する。
出品者のメールアドレス宛にメールを送り、
下記の4点を必ず確認する。
 ●取引方法(振込口座、書留送付先など)
 ●商品の配送先(住所・氏名など)
 ●支払金額(消費税・送料・支払いの手数料など)
 ●入金期日・配送予定日(いつ入金し、いつ頃届くか)
出品者が実在するかどうか
入金口座がトラブル口座リストにないか。
ヤフーオークションなど、以前に問題を起こしたユーザーの
銀行口座をリスト化して公開している。
前科がある相手とは取り引きしない
代金の前払いはできるだけ避ける、若しくは支払い方法に
エクスローサービス事業者を利用する。
商品が届かない事態を避ける
出品者から届いたメールや口座振込みの控え、
落札時のパソコンの画面表示をデータとして保存しておく。
万一の場合に備える
    落札後の取引の流れは、出品者が取引ナビを設定している場合と、していない場合で異なる。
     出品者からのメールを確認後、取引の詳細が決まれば、落札者は取り決めた約束に従って、
     速やかに入金しましょう。取引の条件や支払い方法は、出品者が出品時にあらかじめ指定している。
     商品画面の各条件をよく確認しておく。また商品説明に記載があることもあるので、よく読む。
     詳細について記載がない場合には、出品者に質問をしてみましょう。
     商品が到着したら取引完了になる。その他、オークション運営会社の利用案内や被害状況について
     まとめたサイトをよく読み、上手に利用しよう。
    (注)オークションの運営者は場の提供をしているだけで、
       トラブルは利用者自身で解決することになっているし、
       個人間売買には特定商取引法の適用がない上に、
       商品が壊れていたときの責任が曖昧といったトラブルを生じやすい。
    主なオークション詐欺の手口
     自転車操業詐欺
      オークションの利用者評価制度を逆手に取った詐欺で、納期を数週間以上先に設定したうえ、
      手元に商品がない状態で出品、落札者の入金後に商品を購入する。これを繰り返して評価を高め、
      最終的には扱う金額がある程度大きくなった段階で行方をくらますか、自己破産する。
      入金してから何度も催促しないと、一向に品物が送られてこないこともあり、
      落札者があきらめるのを待つような詐欺でもある。
     落札次点詐欺
      惜しくも落札できなかったユーザーに、振り込んではいけない口座を公開して
      信用度を高めるメールや、悪質な「落札次点詐欺」に注意というようなメールを送りつけ、
      「落札者からキャンセルが出た」として、出品者を偽って次点落札者からお金をだまし取る。
      うっかりそれにだまされ、入金したが最後、待てど暮らせど品物は一生届かない。
     空出品詐欺
      実際に手元に品物はないのに、あたかもあるように見せかけて、お金を騙し取る詐欺。
      手元に実物がないので、メーカーの製品写真を流用していたり、やたらと凝ったデザインに
      なっていたりする。自転車操業詐欺と似ていて、評価が高くなってから実行に移ることが多い。
     取り込み詐欺
      最初のうちは、まじめに取引をして入札者からの評判を良くする。
      これで評価が高くなったら行動を開始する。頃合をみて、高額な商品を大量に出品する。
      安心して入札したが最後、連絡が途絶え、詐欺師は既にお金だけ取って逃げている。
    詐欺被害遭った場合
    前払いで代金を支払ったのに商品が届かず、個人名の相手に電子メールで催促しても
    返事がないなどの場合には、相手の氏名、代金の振込先口座番号および電子メールでの
    やりとりを添えて、警察に被害届を出し、合わせてオークションの運営者に
    被害の内容や被害届を出したことを連絡しておこう。
    万一被害に遭った場合、1ユーザー当たりヤフーであれば最大50万円、
    ビッダーズであれば最大10万円の補償金を支払うシステムが用意されている。ただし、
    申請には必要な書類を準備するほか、警察への届け出、取引画面の保存など手間がかかる。
    さらに、「1ユーザーにつき年に1回しか補償しない」(ヤフー)など補償条件が厳しく、
    実際に補償額が支払われるまで数カ月単位の時間がかかる。

    警察庁の発表によれば、ネットオークションでの詐欺が急増している。
    2004年に都道府県警察のサイバー犯罪窓口などへ寄せられた相談件数は前年比2.3倍で、
    1万件を超えている。特に、代金を振り込んでも、品物が送られてこない事例が多い。

    インターネット検索最大手のヤフーが、同社のネットオークション(競売)を利用した組織的な
    フィッシング詐欺事件で起訴された14人の被告全員を相手取り、詐取された金額を同社が
    補てんした分に相当する約3000万円の損害賠償を求め東京地裁に提訴する方針を固めたことが
    2006年9月30日、分かった。同社によると、偽ホームページ画面に個人情報を入力するよう
    仕向けて現金などをだまし取るフィッシング詐欺に絡んで、ネットオークションの運営会社が
    損害賠償提訴するのは初めて。国内最大の運営会社として、詐欺行為で不当に得た金銭を
    返還させる厳しい姿勢を打ち出し、ネットを舞台にした犯罪の抑制につなげたい考えだ。
    ヤフーによると、被告の1人の財産について仮差し押さえを東京地裁に申し立て、
    同地裁は29日に仮差し押さえ命令を出した。これを受け、同社は早ければ10月中にも提訴する方針。
    起訴状などによると、14人はヤフーのネットオークションからの送信を装った偽の
    電子メールで入手した一般利用者のIDとパスワードを使い腕時計や音響機器を架空出品、
    落札した人から金銭をだまし取る行為を繰り返していた。
    参 : エスクローアラートウォッチリストカテゴリー自動延長入札単位早期終了
        マイ・オークションノークレーム・ノーリターン希望落札価格最低落札価格
        ネットショッピング禁止出品物オークションサイトビッダーズアウトビッド
< > ネットカフェ(internet cafe:和) = ネットカフェ(YSミニ辞典に別掲)
< > ネット検索 = サーチエンジン
< > ネット広告 : インターネットを使った広告(コマーシャル)。
    広告を載せる Webサイトに、広告主のサイトへリンク を設定した画像を掲載する「バナー広告」や、
    メールマガジンに広告主のWebサイトの宣伝を掲載する「メール広告」、「テキスト広告」、
    国内の主要検索サイトで検索結果画面に「スポンサーサイト」「おすすめサイト」などと
    表示される「キーワード広告」などがある。インターネットの普及に伴い、広告市場は急成長しているが、
    反面、「ポップアップ広告」のようにWebサイトにアクセスしたとたん、
    何もしていないのに新しいブラウザーのウインドウが開いて広告の画面が登場し、
    見たくもないのにいちいちウィンドウを閉じなくてはならないし、とても邪魔と言われる広告や、
    サイト上を動き回って目障りな「モーション広告」に遭遇した時に、
    悪印象を抱くというユーザーが多いことが明らかになっている。
    しかし、広告を見て実際に品物を購入したという人が、アンケートでは10%近くもあり、
    メディアとしての価値は高いことがわかる。2003年4月4日付のデイリーリサーチによると、
    「クリック保証型広告プログラム」や「アフィリエイト型広告プログラム」を「個人ホームページ」で
    利用しているユーザーは18%で、知名度はあるものの、
    広告掲載自体に抵抗感のあるユーザーが多い実態が明らかとなっている。
    「広告を掲載したくない」といった理由に、「重くなるから」「HPを閲覧してくれる人にとって目障り」のほか、
    「個人ホームページへの企業広告掲載そのものに違和感がある」などがある。
    アンケートでは、月間平均収入は「500円以下」が60%を占めているとのことだが、
    このことには関係なく、私は閲覧の邪魔になる広告は今後とも掲載するつもりはありません。
    ちなみに、報酬を得るためにホームページに載せるネット広告の種類は次のようなものがある。
    ●表示回数型 : 広告の表示回数に応じた報酬が発生する。
    ●クリック保証型 : ホームページの訪問者がバナー広告をクリックする度に報酬が発生する。
     1クリックにつき少ないものでは数円、多いもので20〜30円程度の報酬が得られる。
     アクセス数が少ければそう多くの収入は得られないが、
     アクセス数に応じた安定した収入を得られるのはそれなりに魅力。ただ審査が厳しい場合が少なくない。
    ●成功報酬型(≒アフィリエイト・プログラム) : ホームページの訪問者が広告をクリックし、
     その先のサイトで何らかのサービスを利用すると報酬が発生する。報酬はサービス利用額の
     ○○パーセントといったものや、定額で最低数十円から最高数万円といったまでまで多種多様。
     アクセス数がそう多いサイトでなくてもサイトにマッチした広告であれば思ったより収入が得られそう。
    参 : 未承諾広告※
< > ネットサーフィン (net surfing) : 〔衝浪〕。世界中のインターネットの情報を
    次々に表示させて楽しむこと。WWWホームページブラウザを使って見て歩くこと。
    ホームページには、リンクと呼ばれる機能があって、リンク機能を設定した文章や画像をクリックすると、
    関連した他のページに一瞬で飛ぶことができる。
    このリンクをたどって自在に情報の海を乗り越えていくイメージからサーフィンと呼ばれている。
    ネットサーフィンを速くするには、ISDNに加入して、通信回線の太いプロバイダーと契約するとよい。
< > ネット自殺 (net suicide)
    インターネットの「心中掲示板」などで知り合った自殺願望者・自殺志願者たちが、
    実際に会って共に自殺すること。インターネットには特殊な趣味についてのコミュニティーがたくさんあるが、
    「自殺」についても、そのやり方などを解説した「自殺系サイト」が数多く存在する。
    そのサイトの掲示板などで自殺願望のある人が「一緒に死にませんか?」などと呼びかけたり、
    自殺の可能な劇薬などの売買などが行われたケースもあり、社会問題となった。
    自殺系サイトに対して「自殺を予防するサイト」もいくつか存在し、自殺願望を持つ人たちに対して、
    生きるように励ましのメッセージを送っているので、「いのちの電話」、「自殺と自殺予防の心理」、
    「自殺防止の電話相談」などのサイトにアクセスして自殺を思いとどまりましょう。
    「ネット掲示板でおきたから規制するのは、インターネットの自由性などに反する、
    もっと考えるべき事が別にあるのではないか」という意見もあるが、
    私はネットのみならず、私は自殺はひとりよがりで最もわがままな最低な行為であり、
    自殺におけるネット心中の割合は自殺者全体の0.1%と言えども、
    自殺願望者の背中を押すような「自殺サイトは規制すべき」の一人である。
    社会は人々が支えあって成り立っていて、仙人でもなければ1人では生きていけないし、
    自殺者も家族や社会からの愛情と助けによって、それまで生きてこられたのである。
    思いを遂げた本人は良かったかもしれないが、「独りだと寂しいので、一緒に死んでください」の
    誘いにのって亡くなった心の弱い人や、その人たちの家族、親戚、友人、
    知人や自殺した場所の関係者など、迷惑のかかる人間がまわりにたくさんいるのを忘れた行為である。
    もしも、家族、親戚が一人もいない天涯孤独の人がいて、
    死にたければ誰も誘わず、迷惑もかけずに埋葬費を置いて黙って死にましょう。

< > ネット質屋 : インターネット上に出店する質屋(2004年4月現在全国40店)のことで、
    ブランド商品を質屋から直接オークション形式で購入でき、また質屋に買取依頼を出すこともできる。
    株式会社ディー・エヌ・エーは2004年3月10日、同社が運営するオークション/ショッピングサイト
    「ビッダーズ」で、質屋コーナーを開始している。同社ではこのコーナーを常設とすることで、
    今後もビジネスパートナーとして質屋業界を全面的にバックアップするそうである。
    「ネット経由で質屋を利用できると便利だと思うかどうか」というアンケートで73%が「はい」と
    回答したということだが、実際に利用したいのか、あれば便利ということか、
    また、売りか買いのどちらに利用したいのかがはっきりしない。
< > ネット常時接続 = インターネット常時接続
< > ネットショッピング = オンラインショッピング
<M> ネットスケープ = Netscape
< > ネットスケープコミュニケータ = Netscape Communicator
< > ネットスケープナビゲーター = NetscapeNavigator
< > ネットストーキング
    ハイテク犯罪の1つで、インターネットの掲示板などに不用意に公開された個人情報や、
    悪意を持って流された個人情報を元に、執拗に付きまとったり、いやがらせをすること。
< > ネット体操 : 人間が同じ姿勢を保てるのは30分間だけで、
    それ以上になると姿勢が保てなくて背中が丸まったり、ダラっとした姿勢になり、
    そんな悪い姿勢を長く続けることで、体が疲れてしまうということから、
    ”パソコンの疲れはパソコンで取ろう!”から始まったインターネットを利用した短時間の体操のこと。
    「So−netウェルネス」 http://www.so-net.ne.jp/wellness/ の、
    長時間に渡るパソコン業務などによる体への負担を軽減させることで
    健康な体を維持することを目的とした「ネット3分体操」は休止中で、
    現在は、「体」「頭」「心」の3つの観点から、年齢を測定し、
    “若さを保つ秘訣”を伝えるサービスなどに替わっている。
    なお、「かんぽ」のホームページにラジオ体操第一、第二の分解動画がある。
< > ネット中傷 : インターネットのホームページや掲示板などで根拠のない悪口を言い、
    他人の名誉を傷つけること。名誉棄損として親告され名誉棄損罪が成立すると、
    1年以上の懲役に服すことがあるので、インターネットだからといって個人への誹謗・中傷はやめましょう。
    参 : プロバイダー責任制限法

    ブログへの中傷書き込みは名誉毀損、18人を書類送検する方針
     お笑いタレントのブログに悪意のある書き込みをしたとして、
    警視庁が17〜45歳の男女18人を名誉毀損容疑で書類送検する方針を固めた。
     このお笑いタレントのブログには中傷コメントが消した先から書き込まれる状態だったとのことで、
    名誉毀損として中野署に被害届を提出。警視庁がログを調べたところ、書き込みを行っていたのは
    数十人で、その中から悪質な書き込みを繰り返していた18人を特定したとのことだ。
     また、2009年2月3日には解雇された会社の元上司を中傷するブログを100本以上立ち上げ、
    また2ちゃんねるにも中傷書き込みを繰り返したインターネット関連会社経営者が
    逮捕される事件が明らかになっている。
     ネットでは匿名で中傷が行えてしまうため、気軽に中傷を行う人も増えているようだが、
    中傷を行う際は逮捕される可能性もあることも頭に入れ、そのリスクを考えながら行ってほしいものだ。
< > ネットニュース
    インターネットで利用できるサービスの1つで、パソコン通信の電子会議室のようなもの。
< > ネット配信 (Internet Distribution) : 「インターネット配信」の略称で、
    「Web配信」とも言われている。元々は単に広域ネットワーク(インターネットなど)を経由して
    価値のあるデータを求めるユーザーの元に送信するサービス(ネットワーク配信)を言う。
    しかし近年ではマルチメディア関連のコンテンツのデジタル化が急速に進み、
    またネットワーク通信・メディア再生ともに機器の性能やインフラの整備が格段に向上したことから、
    高音質高画質の映像コンテンツデータをネットワークを通じて配信することが可能になった。
    こうした流れの中で、ネットを通じた映画の配信も行われるようになった。ただし、現在のところ、
    ネット配信されている映画の多くは、ネット配信を前提に製作された作品である。
    また、最近では昔のテレビアニメや韓国ドラマを有料配信するウェブサイトが増えてきている。
    映画のネット配信は、製作者側の立場から課題としてよく挙げられているのが、
    著作権をどう守っていくかということと、課金システムをどう整備していくか、である。
    著作権保護の観点からいうと、ユーザビリティを高めつつ、違法コピーを
    防止する技術・法整備等(プライバシーの保護との兼ね合いが難しいが)の確立が急務であり、
    課金システムについては、いまだ模索段階である。 参 : ブロ・ドラ族    
ネット配信と放送での著作権処理の違い
著作権の種類 権利者 ネット配信 放  送
著作権 脚本家
作曲・作詞家
著作隣接権 俳優(実演)
レコード会社 ×
歌手・演奏家 ×
    ○ : 事前に個別に許諾を得ることが必要。
    △ : 事前の許諾が必要だが、権利者で作る団体が手続きを代行しており、個別許諾は不要。
    × : 事前に個別に許諾を得る必要はない。
< > ネット・バンキング (net banking)
    インターネットバンキング、インターネット・モバイルバンキングやオンラインバンキングともいい、
    インターネットや電話回線を利用しての銀行取引のことで、銀行の窓口に出向くこともなく、
    パソコンのブラウザ上から残高照会や振替、入出金明細照会、
    振込手続きなど、銀行などの金融機関のサービスを利用すること。
    最近では、「iモード」などの携帯電話のインターネット接続機能を使ってネット・バンキングが
    利用できる「モバイルバンキング」サービスも登場している。
    (注)インターネット喫茶でネットバンキング用のパスワードを盗んで、顧客口座から
       1600万円を引き出して、不正アクセス禁止法違反で逮捕された事件が発生しているので、
       ネット預金といえどもパスワードの漏洩には万全を期さなければならない。
    2006年7月末現在、インターネットバンキングの利用者が知らないうちにパスワードを盗まれ、
    預金口座から現金を引き出される被害が相次いでいる。2006年2月に施行された預金者保護法では、
    偽造、盗難キャッシュカードによる預金引き出し被害は銀行から補償されるが、
    ネット上での不正引き出しは対象外。表面化していない被害が多いとみられ、
    被害者が泣き寝入りしているのが現状となっている。
    参 : ホームバンキング
< > ネット・パスポート = Net Passport
< > ネットビジネス : インターネットを利用した電子商取引で、
    消費者が商品やサービスを購入するオンラインショッピングが代表的なビジネスである。
    企業だけでなく個人も売り手になれる反面、送金したのに商品が届かないといった
    ネット上の取引のトラブルもあるので、より以上の安全対策が急がれる。
< > ネットブック (Netbook、UMPC) : HTMLで記述された文章や画像(静止画)を主体とする
    ウェブサイト上のコンテンツ閲覧や電子メール・チャット程度の簡単かつ基本的なインターネット上の
    サービスを利用することを目的とし、一般的なノートパソコンと比べ、機能が限られている代わりに、
    4〜5万円からの低価格で画面サイズ10インチ程度の簡易的な小型ノートパソコン、
    およびそれが属するカテゴリーのことである。インターネットやメールなどが出来れば十分だという人や、
    簡単にパソコンを持ち歩きたい人に人気を博し、各社から発売されている。
    多くの場合、インターネットに関連性の高い無線LANWebカメラなどを搭載しているが、
    それ以外の付加価値的な機能や性能は削ぎ落とされている。
    ネットブックのコンセプトは、2008年3月、IntelがモバイルPC向けのマイクロプロセッサ「Intel Atom」を
    発表した際に初めて登場したといわれている。Intel Atomは、モバイルPCに特化した
    独自のアーキテクチャを持つマイクロプロセッサで、省サイズ、省電力であることを特徴とする。
    ネットブックでは、Intel Atomを搭載していることが半ば前提とされている。
    インターネット、メールがメインで、持ち運べてワイヤレスで使えるので、
    リビングや寝室などの部屋を持ち運び移動して利用するときや、外出先や旅行時などに利用されている。
< > ネットワーク (network) : 複数のコンピュータ間でデータのやり取りができるようにした通信網。
    建物内のLANから世界中を結ぶインターネットまで、多種多様のネットワークがある。
    「ネット」は「ネットワーク」を省略した言い方。
    さらに「ネットワーク」は「コンピューターネットワーク」だと考えていい。
    したがって「ネット上で・・・」という記述があったら、
    それは「コンピューターネットワークの上で・・・」という意味になる。
    では「コンピューターネットワーク」とは何だろう? 基本的には、2台以上のコンピューターや情報機器が、
    何らかのカタチで相互につながれているということだ。というと簡単だけど、実際には非常に種類が多い。
    もっとも代表的なコンピューターネットワークとして、会社や大学などに導入されているLANがある。
    LANとLANを相互接続したWANもコンピューターネットワークのひとつ。インターネットパソコン通信も、
    身近なコンピューターネットワークだ。コンピューターを接続する方法もいろいろある。
    LANでは専用ケーブルを使うし、WANやインターネットでは専用の通信回線を使うことが多い。
    個人でインターネットにつなぐ場合は、普通の電話回線(アナログ回線)やISDN
    最近ではADSLを使うことが多い。このほかに、公衆電話や携帯電話、
    PHSを使って会社のコンピューターやインターネットに接続することもできる。
    また赤外線を使って、無線でデータを交換したり、LANを組むこともできる。接続する方法は何でもいい。
    とにかく複数の機器で情報交換できる状態になっていれば、それは「ネットワーク」ということだ。
    パソコンを単体で使うのは、もう過去のこと。今は、何らかのカタチでネットワークに接続して、
    電子メールやデータを交換するのが当たり前の時代になっている。
    ネットワーク設定の方法
    OSが一番新しいWindows XPまたはWindows Meのパソコンでネットワークセットアップウィザードを
    実行して行い、他のパソコンにはそのセットアップディスクを使用して設定する。
    2台目以降のパソコンがWindowsXPまたはWindows Meの場合もそれぞれ
    ネットワークセットアップウィザードを起動するが、セットアップディスクは作成する必要はない。

    Windows XP(Windows Me)の場合
    [スタート](デスクトップの[マイネットワーク]アイコンをダブルクリック)→「コントロールパネル」→
    「ネットワークとインターネット接続」→「ホームネットワークまたは小規模オフィスのネットワークを
    セットアップまたは変更する」(→「ホームネットワーク」アイコンをダブルクリック)
    ネットワークセットアップウィザード(ホームネットワークウィザードへようこそ)の開始画面→
    [次へ]→[次へ]→[次へ]→「接続方法を選択してください」で「ネットワークの別のコンピュータ経由
    または住宅用ゲートウェイ経由でインターネットに接続している」にチェック→
    「このコンピュータの説明と名前を入力してください」でコンピュータの説明に(鈴木ファミリィ)、
    コンピュータ名に他のパソコンと重複しない半角英数字で(YS1234)などを入力→
    「ネットワークの名前を付けてください」でワークグループ名を(MYHOME)などの半角英数字を入力
    (→コンピュータ名とワークグループ名を入力→ファイルとプリンタの共有で
    共有する場合は該当をチェックする)
→ネットワークの設定を適用する準備ができました」
    で内容を確認し[次へ]→「もう少しで完了です」(→ホームネットワークセットアップディスクで)
    「ネットワークセットアップディスクを作成する」にチェック(「ホームネットワークセットアップディスクを
    作成する」にチェック)
。ただし、上記赤字の場合は「ほかのコンピュータでウィザードを実行する
    必要はない」→「使用するディスクを挿入してください」で3.5インチFDを入れる
    (フォーマットしていない場合は[ディスクのフォーマット]をクリック)→[次へ]→[完了](→完了)
    Windows XPまたはWindows Meのパソコンの場合は、
    作成したネットワークセットアップディスクから「netsetup」をダブルクリックして起動する。
ネットワークの種類
種類 単位 故障時の影響度 用途
くもの巣型
ネットワーク
世界 どのサーバーが故障しても
代替経路が設定でき、
全体への影響は少ない。
インターネットのシステム
ピア・トゥ・ピア
ネットワーク
グル
ープ
基本的にどの端末
(クライアント)が故障しても
全体には影響は少ない。
10BASE−Tや
10BASE−2などを
利用した共有システム
クライアント・
サーバー型

ネットワーク
会社 サーバーが故障すると
全体が運用できなくなる。
端末が故障しても
全体への影響は少ない。
社内用LANシステム
商用ネットワークシステム
プロバイダーへの
アクセスシステム
    Windows XP SP2でネットワーク接続のアイコンに「!」が表示される、または
    接続状態が「限定または接続なし」と表示される場合の対処方法

    T.メッセージが表示されているが接続に問題はない場合
      「スタート」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「通信」→「ネットワーク接続」→
      「!」マークが付いているネットワーク接続アイコンを右クリック→「プロパティ」→
      「接続が限られているか利用不可能な場合に通知する」のチェックを外す→[OK]。
    U.メッセージが表示されネットワークに接続できない場合
     (1)有線でネットワークに接続している場合
       この場合、次のような原因が考えられる。
       ●ケーブルの接続ミス/断線、LANカードルーターハブなどの故障
       ●Windows標準のファイアウォール、または、ファイアウォールソフトが、
        接続する側/接続される側のどちらか一方あるいは双方で通信を遮断している
       ●ワークグループ名、コンピュータ名、IPアドレスの設定が正しくない
       ●接続先のパソコンで共有フォルダの設定が正しくない
       ●LANに関する設定がすべて正しい場合でも、
        LAN上の他のコンピュータ/共有フォルダアイコンが
        「マイネットワーク(ネットワークコンピュータ)」に表示されるまで時間がかかることがある
     (2)無線でネットワークに接続している場合
       無線LANによる通信ができない場合、親機(無線LANアクセスポイント)と子機(パソコン)にて、
       マニュアルなどを参考にしながら以下の項目をチェックしてみる。
       ●IPアドレスを確認する手順●親機の電源を確認する ●親機の状態(ランプ類)を確認する
       ●親機と子機の暗号化キーを確認する ●親機の動作モードを確認する
    フォルダの共有でエラーが発生する場合の対処方法
    「エラーが発生しました。サーバーサービスが開始されていません。今回は共有リソースは
    作成されませんでした」とエラーが出る場合、「ファイルとプリンタの共有」が正常に設定されていて
    問題がなければ、サーバーサービスが停止していると思われるので以下の手順で再開する。
    [スタート]メニュー→「マイコンピュータ」を右クリック→「管理」→「サービスとアプリケーション」→
    「サービス」→右ペインから「Server」を探し、ダブルクリックしてプロパティを開く→
    「サービスの状態」の「開始」をクリックでサーバーサービスが開始される。
    それでもだめな場合は、システムファイルの破損が原因でエラーが表示されることがあるので、
    この場合は、面倒でもOSの再インストールをする必要がある。
< > ネットワークアドレス (network address)
    LANに接続されたコンピュータにつけられたネットワーク(サブネット)上の識別番号。
    ネットワーク・アドレスには、MACアドレス(Ethernet、トークンリングなど)、
    IPアドレス(IPプロトコル)などがある。ネットワークアドレスはIPアドレスの
    管理組織(日本ではJPNICなど)によって個々の組織に割り当てられているが、ホストアドレスは
    特に登録などは必要なく、割り当てられたネットワークアドレスの範囲内で組織内で自由に利用できる。
< > ネットワークインターフェイス (network interface )
    ネットワークの機能を使うための電気的/ソフトウェア的な呼び出し方法などの仕様。
    プロトコルという用語に対比して使うときは、そのプロトコルで実現/実装されている機能を
    呼び出すための仕様のこと。2つのプロトコル間でのデータやパラメータの受け渡し、
    結果の受け取りのための規約がインターフェイスである。これに対してプロトコルは
    通信するための手順/規約である。 参 : ネットワークプロトコルOSI階層モデル
< > ネットワークOS (Network Operating System)NOS
    LANの通信機能やサーバ機能を持つOSのこと。
    パソコン用としては、米国Novell社の「NetWare(ネットウェア)」が有名。
< > ネットワークカード = LANボード
< > ネットワーク・サービスプロバイダー (Network Service Provider)NSP
    インターネットに接続するサービスを提供する専門業者。
< > ネットワークステーション = ホームサーバー
< > ネットワークドライブ : LANで共有しているネットワーク上にある
    自分のパソコンとは別のパソコン上のハードディスクやCD−ROMドライブのこと。
    マイネットワーク(Windows95/98ではネットワークコンピュータ)から、
    それぞれのパソコンのハードディスクをネットワークドライブとして利用でき、
    自分のパソコンのハードディスクと同じように読み書きができる。
< > ネットワークプリンタ (network printer) : リモートプリンタ(remote printer)や
    共有プリンタ(shared printer)とも呼ばれ、LANなどのネットワークに接続され、
    ネットワーク上の複数のユーザが利用できるように共有されたプリンタ。
    プリンタを直接パソコンに接続してそのパソコンをネットワークに接続する場合と、
    「プリンタサーバ」などの名前で呼ばれる専用の装置を介して接続する場合がある。
    また、プリンタ内部にプリンタサーバの機能を持たせておき、
    直接ネットワークに接続できるようになっているプリンタも存在する。
    ネットワークプリンタでは、複数のユーザから同時に印刷命令が出された場合には、一旦プリンタサーバに
    そのデータを格納しておいてから順番に印刷を実行していく仕組みになっているため、
    競合しても混乱せず順序よく印刷を実行できる。Windowsにはプリンタを共有する機能があるので、
    これを使って簡単にネットワークプリンタを実現することができる。共有プリンタに対し、
    ワークステーションのローカルに接続されているプリンタはローカルプリンタと呼ばれる。
    WindowsXPでのネットワークプリンタの登録方法
    [スタート]→「コントロール パネル」→「プリンタとその他のハードウエア」→「プリンタとFAX」→
    プリンタのタスクメニューの「プリンタのインストール」→プリンタの追加ウィザード画面で
    [次へ]→「ネッワークプリンタ、またはほかのコンピュータに接続されているプリンタ」にチェック→
    [次へ]→「プリンタを参照する」にチェックが入っていることを確認して[次へ]→共有プリンタの
    一覧の中から「ワークグループ名」→「コンピュータ名」→「プリンタの共有名」を選択して[次へ]→
    [はい]でネットワークプリンタのインストールが完了。
    Windows98/Meでのネットワークプリンタの登録方法
    [スタート]→「設定」→「プリンタ」→プリンタの設定画面から[プリンタの追加]をダブルクリック→
    「ネッワークプリンタ」を選択→[参照]ボタンをクリック→ネットワーク上のプリンタを指定。
    参 : プリンターの共有(印刷関連に別掲)
< > ネットワークプロトコル (network protocol) : ネットワーク上でデータを受け渡しするための規約。
    プロトコルとは、通信のための手順を表わす。たとえば、2つのノードが通信したい場合、最初にどちらの
    ノードが要求を出してね他方がそれにどう応え、送信するデータの形式やパケットの構造はどうするか、
    エラーが起こった場合はどうするかなど、事前に細かな取り決めが必要となる。これがプロトコルである。
    参 : ネットワークインターフェイス▲、OSI階層モデル
< > ネットワークメディアプレーヤー = NMP
< > 熱暴走
    高熱により、コンピュータ回路が誤動作すること。コンピュータに使用されている半導体は一般に熱に弱く、
    温度変化により抵抗値やタイミング変化などが起こり、誤動作することがある。
    参 : ハングアップ暴走
< > 年賀状ソフト = はがき作成ソフト
< > 燃料電池 (Fuel Cell)FC
    燃料の水素と空気中の酸素を科学反応させて、水になるときに生じる電気を取り出す次世代の電池
    二酸化炭素(CO)を排出しない究極のクリーンエネルギーと言われる。
    「電池」という語が付いているが、身の回りにある乾電池のようなものではなく、
    大きいものは発電施設として活用できるほか、オフィスビルや家庭用の電気・熱供給システム、
    自動車や船舶の動力などへの利用が考えられ、現在技術開発が進められている。
    水に電気を通して水素と酸素を取り出す「水の電気分解」の逆反応を利用するシンプルな原理だが、
    電気と水ができるときに熱も発生するので、この熱を利用して家庭用の
    コージェネレーション(熱電併給)による「電気もつくれる給湯器」が2004年にも登場する。
    CO削減策の一つとして国も2010年からの普及を目標に掲げる。2008年現在、
    1台当たりコストは数百万円だが、メーカー側は15年までに販売価格50万円程度を目指している。
    コスト高などが壁になり普及しなかっただけで、英国の物理学者が1839年に発電実験に成功していて、
    米国のアポロやスペースシャトルに使われ、1973年のオイルショック時など
    何度かのブームを経て近年、地球温暖化対策の切り札として期待されている。
    ノートパソコンや携帯電話などへの搭載は2005年に実用化が見込まれているが、
    ノートパソコン用については、東芝がメタノール燃料電池を開発し、2004年度中の発売を目指していると、
    2003年3月5日に発表している。一般に、燃料のメタノールから水素を取り出し、
    その水素と空気中の酸素と結合して水になる反応を利用して、電気を作り出している。
    100ccの燃料で約10時間持ち、詰め替え用の燃料カートリッジを入れ替えれば、電源がない場所で
    さらに長時間パソコンが使える。開発品の出力は平均12W、最大20Wで、電圧は11V。
    サイズは横275×奥行き75×高さ40mmで、重量は900g。    
燃料電池の種類
種類 固体高分子型
(PEFC)
リン酸型
(PAFC)
溶融炭酸塩型
(MCFC)
固体酸化物型
(SOFC)
電解質 フッ素樹脂系の
高分子膜
リン酸水溶液 リチウム−
ナトリウム系炭酸塩、
リチウム−
カリウム系炭酸塩
酸化ジルコニウム系
セラミックス
電解質を
移動する
イオン 
水素イオン(H 水素イオン(H 炭酸イオン(CO32− 酸素イオン(O2−
燃料 水素、天然ガス、
メタノールなど
天然ガス、
メタノールなど
天然ガス、
石炭ガス化ガスなど
天然ガス、
石炭ガス化ガスなど
作動温度 70〜90℃ 200℃ 600〜700℃ 600〜1000℃
発電効率 35〜45% 35〜42% 40〜60% 45〜65%
特徴 比較的低い温度で
運転できるので、
小型で頻繁に起動・
停止する用途に向く。
自動車、家庭用
コージェネレーション・
システム、
携帯電子機器向け
電源など用途が
有望視されている
業務用コージェネレー
ション・システムなどで
商品化10年以上。
保証寿命4万時間、
最長6万時間超の
運転実績もある。
下水処理場で
発生する消化ガスを
使った発電などにも
利用される
希少金属を使わず、
材料コストの面で
有利。材料の資源
枯渇の心配もない。
米国や欧州など
各国で実用化の
開発競争が
活発だが、日本では
実用化に向けた
開発は進んでいない
作動温度が高いので
発電効率が高い。
高温の排熱を使った
ガスタービン発電、
さらに蒸気タービン
発電まで
組み合わせれば、
総合的な発電効率は
85%程度にまで
達する可能性がある
    燃料電池は充電はできないが、使い切ったら、
    100円ライターより一回り大きい程度の燃料カートリッジを交換すればよい。
    また、従来のリチウム電池のように充電する必要がないのも特徴ではあるが、
    長所・短所として、次のようなものがある。
    燃料電池の長所
    @環境に優しく、発電部は低振動・低騒音で、大気汚染物質(NOx、SOx、CO等)を
      殆ど発生しないクリーンエネルギーである。
      燃料の水素によっては排出物は水のみであることから、温室効果ガス削減に効果がある。
    A小型・高効率で機械伝達部が無いため、小型化が可能であり、
      また、途中の熱変換や機械的変換が無いため、高いエネルギー効率が実現できる。
      ガソリンエンジンの最高効率が40%程度なので、
      水素の持つエネルギーの83%を理論的には電気エネルギーに変えることから、
      水素が燃料として、とても効率的であることがわかる。
    B排熱利用(コージェネレイション)燃料電池の作動温度(排熱)が有効に活用できるため、
      総合エネルギー効率を高くすることが可能になる。
    燃料電池の短所
    @水素は爆発性があるうえに、漏れやすい。
    A水素を石油や天然ガスなどの化石燃料から取り出すと、
     二酸化炭素が出て、環境にやさしいエネルギーとならない。
    B自然界には単独でほとんど存在しない水素を多量に生産した場合、
     予想もしなかったような新たな環境問題を引き起こす可能性がある。
    C自動車などへの活用を目指して各社が開発中だが、
     材料に貴金属(プラチナ)が必要なことが量産化の障害となっている。
    家庭用燃料電池は、都市ガスやLPガスから水素を取り出し、空気中の酸素と化学反応を起こす。
    この反応による発電で電気を供給し、発電の際に出る熱を利用して60度程度の給湯をする。
    エネルギー効率は従来に比べ、ほぼ倍増する省エネが見込まれ、
    温暖化要因の二酸化炭素排出量も3割程度の削減が可能とみられている。
    経済産業省資源エネルギー庁は、2005年度、量産体制づくりと耐久性の検討を兼ね、
    大規模実証試験を始めていて、全国のガス、石油関連の計7社が、
    希望する個人住宅に400台設置する計画で、すでに半数が導入されている。
    現在1台800〜1千万円程度のシステムを、各社の部品を共通化するなどして量産体制を整えることで、
    給湯器などと対抗できる50万円程度まで引き下げることを目標としている。
    燃料電池車は、すでにトヨタ自動車とホンダが世界に先駆け、実用化に成功していて、
    2002年12月に限定的に販売を始めているが、1台数億円ともいわれる価格がネックになって、
    利用しているのは国の施設とメーカーのテスト用の数十台のみである。
    アルコール(メタノール)を燃料に使うメタノール燃料電池の場合、
    空気中の酸素と化学反応して電気を作り出すと同時に、水と二酸化炭素を排出する。
    現在のリチウムイオン電池と比べてエネルギー密度を4倍以上も高くでき、低価格化も実現できる。
    燃料カートリッジの規格化や燃料の補給方法、二酸化炭素の処理などが課題となっていて、
    実用化は2006年頃といわれている。
    携帯電話端末用では、「燃料」になる水素を取り出すためメタノール水溶液を使う方式が開発されている。























































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