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< > ツイストペアケーブル (twisted−pair cable)
    電線を2本ずつより合わせて対にしたケーブルのこと。
    通常、これを2〜4組をペアにして1つにまとめ、イーサネットや電話などの配線に使用する。
    より合わせることにより、単なる平行線の場合よりも、環境ノイズ(他の信号線などから
    発せられるランダムな信号や電界、磁界などに起因するノイズ)による信号への干渉などの
    影響を低く抑えることができる。同軸ケーブルよりも周波数特性などは劣るが、
    安価で取り扱いが簡単なため、LANのケーブルとして広く普及している。
    参 : モデムケーブルペリフェラルケーブルクロスケーブルストレートケーブル
< > ツイッター (Twitter) : 個々のユーザーが「キーワードを含んだつぶやき」を投稿することで、
    キーワード検索によりコミュニティが自然発生するコミュニケーション・サービス。
    米国のObvious社(現在のTwitter社)が開発し、2006年7月にサービスを始めた。
    日本語版「Twitter Japan」は2008年4月から開始されている。
     「Twitter」とは、「さえずり」や「(ぺちゃくちゃ)しゃべる」という意味の英単語で、
    文の短さから、書き込みを「つぶやき」と呼ぶ。
     とくに誰かと会話をするわけでもなく、なんとなく人の輪の中に加わって自分の存在をアピールしたり、
    ほかのユーザーの発言に耳を傾けたりする。というような従来にないユーザー同士を
    ゆるい関係でつなぐタイプのコミュニケーションを実現するサービスである。
    誰が何をつぶやいたか検索でき、引用も簡単なため、知らない人同士もつながりやすく、
    登場以来にわかにインターネット・ユーザーの注目を集めている。
     Twitterはブログチャットを足して2で割ったようなシステムだが、
    一度に書き込めるのは140字までなので「ミニブログ」とも呼ばれ、
    読者として登録した相手(フォロワー)の「つぶやき」もリアルタイムで自分のページに届く。
    つぶやきの投稿や閲覧はサイト上で行うほか、便利な機能を備えた各種のクライアントソフト、
    クライアントウェブサービスが公開されており、それらを利用して行うことも出来る。
    2009年8月現在、利用者は世界で4千万人を超すとも言われている。
    日本での利用者数は月100万人以上のペースで増えており、
    2010年夏には1千万人を超えたとされる。
    ツイッターの利用方法
    Twitterは無料のサービスで、これを使うには、公式Webページ(http://twitter.com/)にアクセスし、
    [今すぐ登録]ボタンを押し、名前、ユーザー名、パスワード、メールアドレスを登録するだけで、
    すぐに誰でも利用できる。登録したユーザー・アカウントでログインすると、
    自分専用のサイト(ユーザー・ホームページ)が表示される。
    ページ上部には「What are you doing?(いまなにしてる?)」と書かれたテキスト入力欄がある。
    ここに140文字以内のつぶやき(コメント)を書き込んで[Update]ボタンをクリックすると、
    自分のコメントが投稿され、ページ下部に投稿時刻順に表示される。
    つぶやき一つ一つはブログのエントリに相当し、つぶやきごとに固有のURLが割り当てられる。
    ホームには自分のつぶやき以外に、あらかじめ登録した知人など他者のつぶやきも
    ほぼリアルタイムに表示される。このつぶやきの一覧を「タイムライン」と呼ぶ。
    例えば「ビールが飲みたい」というつぶやきに対し、それを見て賛同した知人が応答することで、
    メールIMに比べて「ゆるい」コミュニケーションが生まれる。
     Twitterが面白いのは、このコメント表示欄にほかのユーザーのコメントを自由に取り込んで
    表示できるという点で、気になるユーザーがいたら、知り合いだろうが赤の他人だろうが、
    とにかくどんどん「友達」として登録する。すると、以後それらのユーザーが書き込んだコメントが
    自分のページに次々と表示されるようになる。
     Twitterでは、このように自分から見てコメントを取り込む対象となるユーザーを「Friends」(友人)、
    逆に自分のコメントを取り込んでいるユーザーを「Followers」(追跡者)と呼ぶ。
    ポイントは、Friendsが実際の友達関係ではなく、一方的な観察状態を示しているという点である。
    こうしたしくみによって、人間関係が希薄な「ゆるいコミュニケーション」を実現しているわけである。
    にもかかわらず、実際に使ってみると、他人のコメントを読んでいるうちに
    なぜか不思議と連帯感のようなものが生まれるという。    
ツイッター・ブログ・チャット・メールの違い
  ツイッター
(マイクロブログ)
ブログ チャット メール
書ける文字数 少ない(140字まで) 多い 少ない(数十文字) 多い 
リアルタイム性 多少ある  あまりない ほぼリアルタイム 多少ある
双方向性 多少ある  低い  高い 高い 
人同士のつながり ゆるい 多種多様 密接 密接
    ツイッター、興味ありますか?(2010.4.24、朝日新聞be−betweenより)
    
< > 通信事業者 : 電話会社など、顧客に通信サービスを提供する事業者のこと。
    1985年に通信事業の民営化、2000年には外資規制の緩和などが行われた。
< > 通信速度 (transmission rate)
    インターネットやメール通信などの際に、1秒間に送ることができるデータ量で、bpsの単位が用いられる。
    文字の欠落や文字化けなどの通信ひずみが出ない限りできるだけ高速な通信速度が望ましい。
    ADSLの通信速度
    通信速度は、下図のように実効速度とリンク速度がある。
    
    実効速度とは、インターネット上のWebサイトから自宅のパソコンまでを考慮した通信速度である。
    一般的な速度測定サイトなどで出てくる通信速度は、これを指す。
    この実効速度は、さまざまな影響を受け、
    相手のWebサーバーの性能やインターネットの混み具合に左右されるのはもちろん、
    NTTビル(電話局)から自宅までの距離や線の引き回し、そのうえ自宅のパソコンの性能も影響する。
    同じ速度測定サイトでも、時間帯などで結果が違うのはこのためである。
    一方、リンク速度はTTビルと自宅のADSLモデム間の通信速度である。
    NTTビルから出たADSLの信号が、
    自宅に届くまでにどの程度減衰してしまうかを表した伝送損失の大きさによって決まる。
    このリンク速度は、ルータータイプのADSLモデムなら設定画面から確認できる。
    実行速度の計測サイト
    基本的な速度測定方法は、あらかじめ決められたデータ量のファイルをダウンロードし、
    かかった秒数で割るというもので、正確とはいえない。同じ時間に計測する人が集中すると
    速度は低下するし、加入するプロバイダーと計測サーバーの間のネットワーク構成や混雑状況によっても
    速度が低下するためである。速度測定サイトはこうした影響を軽減する工夫をしていて、
    例えば、「RBB TODAYの速度測定サイト」では、同時に計測するユーザー数を3人に制限し、
    それ以上のユーザーが計測しようとすると順番待ちになる仕組みを導入している。
    計測サーバーもインターネット上の相互接続ポイント、IX(インターネット・エクスチェンジ)に直結し、
    加入するプロバイダーによって受ける影響をできるだけ平準化している。
    速度を遅くする要素が多いので「何回か計測し、速い数値を信用してよい」そうである。
    「RBB TODAYの速度測定サイト」 → http://speed.rbbtoday.com/
    「SPEEDTEST」 → http://homepage2.nifty.com/oso/speedtest/
     アクセス手段の速度によってデータサイズをクリックするだけでよい。
     ダウンロードするデータファイルの容量を変えたり、2つのファイルを同時にダウンロードするなど、
     さまざまなケースの速度を計測できる。また、結果は数値とグラフで表示してくれる。
    「ブロードバンドスピードテスト」 → アダルト広告主体になっているので紹介を止めました。
                            「SPEEDTEST」をご利用ください。
     該当する項目を選択して[測定開始]ボタンを押すだけでよい。
     NTTビル(収容電話局)からの線路長はNTT東西サイトへリンクして
     電話番号を入力するだけで測定できるようになっている。
     私のADSLの実測値朱色は8Mプランに変更時のデータ)
     測定サイト http://www.bspeedtest.com/ v2.0.8 / http://www.bspeedtest.jp/ v2.3.3
     測定時刻 2002/9/11 10:03:53 / 2004/10/08 10:40:00
     回線種類/線路長 ADSL/2.0Km
     キャリア/ISP NTT flet’s ADSL 1.5Mbps/ocn / NTTフレッツADSL 8Mbps/ocn
     ホスト1 WebArena(NTTPC)1.25Mbps(758kB,5.5秒) / 2.9Mbps(1441kB,3.9秒)
     ホスト2 at−link(C&W IDC)1.23Mbps(539kB,3.7秒) / 3.6Mbps(1441kB,3.2秒)
     推定最大スループット 1.25Mbps(156kB/s) / 3.6Mbps
     コメント NTT flet’s ADSL 1.5Mbpsとしてはかなり速いです!おめでとうございます。
          NTTフレッツADSL 8Mbpsの平均速度は2.9Mbpsなので少し速い方ですが、
          光ファイバなら現在の6倍速くなります。(下位から70%tile)

< > 通信プロトコル (communication protocol) → プロトコル
< > ツーフェーズ・コミット (two phase commit) : 分散した複数のデータベースの更新を行うときに、
    すべてのリクエスト(トランザクション内の個々の処理)が更新可能であることを確認してから
    更新を指示するという方法。データベースの整合性を保つことができる。
< > ツール (tool) : 直訳は「道具」。ソフトやファイルに簡単な作業をする機能のこと。
    現在使用しているソフトを、助ける働きをするものが多い。ファイルの圧縮・解凍用ツール、
    インターネットの接続時間監視ツール、パソコン画面のコピーを取るツールなどがある。
< > ツールバー (tool bar)
    ●Windows
      アプリケーションウインドウで、よく使う機能を素早く呼び出すためのボタンを並べた棒状のメニュー。
      さまざまなコマンドの実行を1回のマウスのクリックで行なえるように、アイコンボタンを配置した
      コントロールで、通常は画面上部、メニューバーの直下、もしくは画面左端に配置される。
      ちなみに、同じ機能のものをロータスでは「スマートアイコン」、ボーランドでは「スピードバー」と呼ぶ。
      当初はMicrosoft社のアプリケーションで採用され、
      Windows 95から標準シェルとして採用されるようになった。
      Excelなどでは、使用者の使用パターンにより、自動的にカスタマイズされ、
      使用頻度の低いものは(その他のボタン)に納められている。
      Wordのツールバーは、メニューバーにあるコマンドの中で、
      特によく使用される機能を、ボタンで表示していて、
      初期状態では「標準ツールバー」と「書式設定ツールバー」(ウインドウ上側)、
      「ファンクションキーの表示ツールバー」(ウインドウ下側)が表示されている。
      
      その他、直線、四角、円といった図形を描いたり、文字に様々な効果をつけた「ワードアート」や
      既に描いた線の設定を変更する時に用いる「図形描画のツールバー」など多くのツールバーがある。
      ExcelやWordで画面の左端や右端に移動してしまったツールバーを元の位置に戻す方法
      
画面左端に移動したツールバーを画面上部に移動したり、
      画面右端や画面下部でも同様の操作で元の位置に戻すことができる。
      また、図形描画ツールバーなど各種ツールバーも同様の操作で移動することができる。
      画面左端に表示されているツールバーの[……]にマウスポインタを合わせる→
      マウスポインタの形状がになるので、その状態でマウスの左ボタンを押したまま
      マウスポインタをメニューバー辺りに移動する→
      ツールバーが移動したら、マウスの左ボタンから指を離して操作完了。
      ツールバーをウインドウにして切り離す方法(Word、Excel 2007での例)
      ワードやエクセルにあるツールバーは、ツールバーの左端にある縦棒にポインターを合わせ、
      形がのように変わったら移動したい場所にドラッグして 移動することができる。
      順序を入れ替えることもできるし、切り離して小さなウインドウとして表示することもできる。
      切り離すとツールバーの上にタイトルバーが付くので、
      元に戻したいときは、タイトルバーを元の位置へドラッグすればよい。
      Office XPでツールバーのアイコンを画像として挿入する方法
      ツール バーを右クリックし、[ユーザー設定] ダイアログ ボックスを開く→
      再度ツールバー アイコンを右クリックし、[ボタン イメージのコピー] をクリック→
      開いている [ユーザー設定]ダイアログ ボックスを[閉じる]ボタンで閉じる→
      アイコンを貼り付けたい場所で、右クリックし、[貼り付け]をクリックすると、
      ツール バー アイコンの画像が貼り付けられる。
      (注)アイコンによっては、この操作で貼り付けできないものもある。
      Wordでよく使う機能をツールバーに登録する方法
      「ツール」メニュー→「ユーザー設定」→「コマンド」タブ→
      「コマンド」欄から目的のコマンドをツールバーにドラグ・アンド・ドロップする。
      これだけでいちいちメニューを開かなくても、
      登録したボタンを押すだけでコマンドを実行できるようになる。
      Office 2007で「新規作成」や「印刷」のボタンを追加する方法
      画面上端の「クイックアクセスツールバー」の初期状態では「上書き保存」「元に戻す」「やり直し」という
      3つのボタンだけが並んでいるが、ここに好みのボタンを追加できる。
      手順は簡単で、バーの右端にある▼をクリックすると、「新規作成」「開く」「印刷プレビューと印刷」
      などの項目が並んだメニューが開く。これを選んでチェックを付ければ、それらのボタンを表示できる。
      さらに「その他のコマンド」を選べば、あらゆる機能をクイックアクセスツールバーに表示可能である。
      左欄で機能を選択し、中央の[追加]ボタンを押して右欄に移動すると、ボタンを表示できる。
      画面右端の「▲」「▼」ボタンで表示する順番も変えられる。
      さらにOffice 2010では、リボンのタブ自体をカスタマイズ可能になった。
      「ホーム」など標準のタブは、表示/非表示を切り替えられるだけだが、
      よく使うボタンをまとめた独自のタブを追加するなど、自分好みに改良できる。
      オプション画面の左で「リボンのユーザー設定」を選ぶと、標準のタブを非表示にしたり、
      新規のタブを作成し、好みのボタンを配置したりできる。
      参 : 画面コピークリップボードツールバー
    ●インターネット
      ツールバーはほとんどのサイトから無料でダウンロードができ、インストールすると、
      IE(Internet Explorer)のツールバーの下にに自動的に表示される。
      「ブラウザに常駐」するというツールバーの性格上、
      利用頻度の高いサイトが提供するツールバーほど、より利用されている。
      インストール後にIEの「表示」メニューの一番上にある「ツールバー」を選択し、
      表示されるメニュー内の「インストールしたツールバー」を選択し、
      そこでマウスから手を離すだけでよい。
      インフォシーク(http://toolbar.www.infoseek.co.jp/Tbar?pg=tbar_top.html)、
      エキサイト(http://www.excite.co.jp/toolbar/)などのツールバーからは、英和辞書、
      和英辞書、国語辞書の各種辞書やショッピングなどの検索のほか、英語サイトをその場で翻訳できる。
      参 : ティッカー
<S> ツクモ電気 : 大手パソコン・ショップ。秋葉原をはじめ全国に店舗がある。



































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