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[次項] 用語:37
< > V.25bis
シリアル・インターフェースによる自動発呼/着呼(手動も含む)の手順に関する
ITU−Tの勧告をいう。
ER,DR,CS,CIの各信号線の状態と手順全体の状態が厳密に定義されており、手順通りに状態を
遷移させなければない。最近はもっと簡単な
ATコマンドが普及し、あまり使われなくなっている。
< > V.34 : 一般の電話回線で28Kbpsの速度でデータ通信をおこなうための
モデムの規格。
< > V.42 :
モデムのエラー訂正(エラーコレクション)の規格。
< > V.42bis : モデムのデータ圧縮の規格。
< > V.90 : 1998年2月に
ITU−Tが定めた56Kbps
モデムの標準規格。
この規格が定められるまでは、56Kbpsのモデムは、米 U.S.Roboticsのx2と、
米RockwellのK56flexという2つの規格が並立していた。1998年になり、
双方の規格を統一したものがV.90である。なお、V.90で56kbpsでの通信が可能なのは、
ダウンリンク(
アクセスポイント → モデム)側だけであり、
アップリンク(モデム → アクセスポイント)側は最大で33.6kbpsである。
< > VAFC (VESA Advanced Feature Connector)
グラフィックスアクセラレータにビデオ信号を入力するための標準インターフェース。
一般的な8bitのフィーチャーコネクタを、16ないし32bit に拡張したもの。
参 :
AFC、
AGP、
VESA、
ZVport
< > VAN (Value Added Network)バン : 直訳は「付加価値通信網」。
技術的には、異なった機種のコンピューターの間で情報のやりとりができるように、
大容量の回線を持つ業者が行う仲介通信サービスで、1970年代の半ばに米国で生まれた。
日本では、1985年に施行された電気通信事業法によって自由化された。
仲介の役目は大型コンピューターが果たす。
多くのコンピューターが通信回線を通じて直接対話し合うシステムともいえる。
通常は、大企業が本支店間などで行なう大容量のデータ転送に使用するが、
一部のVAN会社ではこの回線をエンドユーザーに開放しており、
これを利用してパソコン通信のホストに接続することができる(ただしこのためには、
ホスト側が利用するVANに対応している必要がある)。
このようなVANサービスでは、全国各地に
アクセスポイントがあり、
ユーザーはそこに接続することでパソコン通信のホストへアクセスできるようになる。
そのため、電話料金が市内通話料金程度に安くなるというメリットがある
(ただしVANの回線使用料を別途支払う必要がある)。この例でいう代表的なVANとしては、
NIFTY−Serveのアクセスに使用できるFENICS(FENICSのVAN回線使用料は、
NIFTY−Serveのアクセス料金に含まれる)、Tri−P,TYMPASS,DDX−TPなどがある。
参 :
ホストコンピュータ、
商用BBS
<P> VB (Microsoft Visual Basic for Windows)ビジュアル・ベーシック
マイクロソフト社のWindows用BASIC(プログラミング言語)。
<P> VBA (Visual Basic for applications)ビジュアル・ベーシック・フォー・アプリケーションズ
マイクロソフト社のOfficeソフトで共通して利用できる簡易BASIC(プログラミング言語)。
Officeソフトにおける処理の自動化が目的で開発され、
基本的な言語仕様は同社の開発言語
Visual Basicがベースになっている。
ユーザーは「Visual Basic Editor」という付属ツールを使い、VBAの文法ルールに従って
プログラムを記述する。ExcelやWordなどにさまざまな命令を与えることができ、
作成したプログラムを実行すると、その通りにソフトが動作する。
日本版のMicrosoft Excel Ver.5.0はVBAに対応している。
< > VBR →
ビットレート
<P> VBS (Visual Basic Scripting Edition、VBScript)ビジュアル・ベーシック・スクリプト
Windows上で動く
プログラムを簡単に作ることができる言語である
Visual Basicをベースに、
ホームページなどでも機能するようにした言語や書式。
WWWサーバーからWWWクライアントに対してプログラムコードを送信し、
これを
クライアント側で実行できるようにしたWWW拡張言語の1つで、
米マイクロソフト社によって開発された。
Windows XPは同言語で記述したプログラムの
実行環境(Windows Scripting Host)を標準で備えており、特別な
ソフトを追加しなくても自由に
プログラムを書いて実行できる。プログラム(スクリプトともいう)は
メモ帳や
エディターソフトなどで
テキストとして記述し、拡張子.vbsで保存する。言語仕様で比較すると、
独立したパッケージとして販売されるVisual Basicは開発環境を伴なうフルセットバージョン、
VBAはOfficeを中心とするアプリケーションプログラミング用の
VBのサブセット、そしてここでのVBSは、
WWWブラウザや
サーバーでの使用に最適化したVBAのサブセットとして位置づけられる。
< > VBX : Visual Basic向けのカスタムコントロール。
最近ではVB以外にもVBXを使用できるというか、最近リリースされた開発用のツールのほとんどが
VBXを利用できるようになっているため、汎用のソフトウェア部品となりつつある。 参 :
OCX
< > VCCI (Voluntary Control Council for Inerference by Information Technology Equipment)
住宅地域での電波障害防止を目的とした、情報処理装置等電波障害自主規制協議会の基準。
電子機器から発生する妨害電波を抑制する目的で、1985年に設立された日本における
コンピュータ関連(今の家電にはほとんどコンピュータが内蔵されている)の法規制で、母体は
通信機械工業会と日本事務機械工業会、日本電子機械工業会、日本電子工業振興協会である。
VCCIでは、外部に悪影響を及ぼす妨害電波の放出を国が規定した基準以下に抑えるよう
自主規制を定めており、これに合格した製品には、VCCIマークのシールを
貼ることができるようにしている。また、地域別に規格を定めており、工業地域向けの第1種と、
住宅地域向けの第2種がある。このうち第2種のほうが、規定のレベルが厳しくなっている。
参 :
電磁波
< > VDSL →
XDSL
< > VDT症候群 =
VDT症候群(ミニ辞典)
< > VESA (Video Electoronics Standard Association)ベサ
パソコンのグラフィックスに関する標準化団体。
VGAを拡張した
SVGAをVESAで規格統一したディスプレイ解像度の規格がVESA SVGAである。
< > VFD (Vacuum Fluorescent Display) : 陽極、陰極、グリッドから成る3極真空管の一種で、
蛍光表示管のこと。ガラス基板上に表示単位ごとに分割した陽極と蛍光体を形成しておき、
離れた位置にある陰極フィラメントから熱電子を飛ばす。
この熱電子を中間にあるグリッドで加速し、求める表示単位にぶつけて光らせる。
特徴としては、動作電圧が低く、市販のパソコンで直接駆動が可能。7色の蛍光体が開発されており
多色化が可能であるが、一般に視感度が良い、また目の疲れの少ない緑色が用いられている。
自発光素子のため、他の表示素子と比べて、視野角が広く鮮明な表示が得られる。
蛍光表示管は真空管であり、信頼性が高く長寿命であり又、動作温度範囲も広い。
主な用途は、置時計表示、車載用各種メーター表示、オーディオ・レベルメーター、工業計側表示など。
< > VGA (Video Graphics Array)
IBM製パソコンPS/2に採用されたディスプレイの表現力の規格。
OSが
MS−DOS時代の標準的な画面サイズで、
640×480ドットで表現可能な色は16色が正式な規格である。
その後、
VESAによって、
SVGA、
XGA、
SXGA、
UXGAなどが規定された。 参 :
QVGA
< > Video CD (ビデオCD) : 映画などの動画をMPEG1方式で圧縮し、CDに収めたタイトル、
またはそのフォーマット(CD−ROM XAモード2のブリッジディスク規格 :
ISO9660準拠、
White Bookにより規定される)、専用のVideo CDプレイヤーが販売されているが、
32bitゲーム機のセガ サターンにVideo CD再生用モジュールを組み込むことでも再生が可能。
ハードウェア/ソフトウェアによる
MPEGデコーダを用意すれば、
パソコン上でVideo CDを再生することもできる。
このVideo CDタイトルとしては、映画以外にもカラオケのデータを収めたものが多い。
現在は、プレイバックコントロールなど、より一層
インタラクティブ要素を拡張した
Video CD Ver.2.0フォーマットで収録されたメディアも普及している。
Video CDの規格
|
|
Video CD |
Super Video CD |
ビデオ |
画像サイズ(ピクセル) |
352×240 |
480×480 |
フレームレート(フレーム/秒) |
24または29.97 |
24または29.97 |
ビットレート(kbps) |
1,152以下 |
2,600以下 |
圧縮形式 |
MPEG1 |
MPEG2 |
オ
l
ディオ |
サンプリング周波数(KHz) |
44.1 |
44.1 |
ビットレート(kbps) |
224以下 |
64〜384 |
モード |
ステレオ |
ステレオ×2 |
圧縮形式 |
MPEG1オーディオ
Layer2 |
MPEG1オーディオ
Layer2 |
< > Viiv (ヴィーブ) : 2005年にインテル社が提唱した家庭用向けパソコンのブランド名である。
同社製のデュアルコアプロセッサや対応するチップセットを内蔵し、
OSに
Microsoft社の
Windows XP Media Center Editionを採用するなど、特定の製品の組み合わせによって構成される。
条件を満たしたパソコン製品にはViiv対応ロゴシールが貼られている。
家庭の居間で映画や音楽、テレビ、ゲーム、
デジタルカメラで撮影した画像などのコンテンツを
インターネット経由で視聴したり加工したりすることを主な用途としており、
「高品質な映像や音楽コンテンツの再生」「コンテンツを家庭内で配信」
「リモコン操作による家電並みの使いやすさ」の3点が、Viiv対応パソコンの必須条件とされている。
また、
インターネットに接続してこれらの
コンテンツを送受信したり、
オンラインゲームのようなネットを利用した双方向性のあるコンテンツやサービスを楽しむことができる。
オーディオ機器メーカーのオンキヨーは2006年4月7日、音楽の再生品質を向上させた
パソコン「HDC−7」を発表した。インテルの家庭向けパソコンのプラットフォーム「Viiv」に対応する。
独自の
サウンドボードを搭載、本体を制振・静音構造として音声のノイズを防ぐ。
同社がパソコン本体を投入するのは初めてで、発売は2006年5月25日。実勢価格は25万円前後。
2チャンネルの音源を
5.1チャンネルに変換するDolby Master Studio規格に対応。
7.1チャンネルのオーディオ出力端子を備える。
< > ViRGE (バージ) : S3社のグラフィックス・チップ。
1997年現在、低価格オンマザーチップの主流。 競合 : Cirrus CLDG、Trident TGUi
<P> Visual Basic =
VB
<P> Visual Basic for applications =
VBA
<P> Visual Basic Script =
VBS
<P> Visual J++ : マイクロソフト社のWindows用Javaプログラム開発ツール。
< > VL−Bus (VESA Local−Bus) : VESAが策定した
ローカルバスの標準規格。
486の外部バスと非常に似た仕様になっているため、
486のシステムには低コストでVL−Busを実装できる。
VL−Busは32bitのアドレスバス/データバスを備え、バスクロックは最大50MHzである。
一般的にVL−Busのバスクロックは
CPUの外部バスクロックと同じタイミングになっている。
最大データ転送レートは132MBで、16bytesまでのバースト転送やバスマスタ機能も
サポートされている。VL−Busは
ISAや
EISA、MCAと共存できる仕様になっている。
VL−Busのコネクタは、ISAなどの拡張スロットに対して直列に並んでおり、
VL−Bus対応カードを装着しない場合は、ISAなど従来のバスのカードを装着できる。
しかし、このような仕様のためVL−Bus用カードは短くても全長25cmという大きさになってしまい、
スロットへの装着はかなりの力を要する。
VL−Busの欠点としては、まず拡張スロットの数が少ないことが挙げられる。
バスクロック33MHzの場合は3スロットまで、50MHzの場合は1スロットまでが推奨されている。
しかし実際には、33MHzの場合でも2枚以上カードを装着すると誤動作することがよくある。
もともとペリフェラルをいくつも接続するような形態が考えられていないCPUの外部バスを、
VL−Busではそのまま拡張バスとして利用しているため、
ほかのバスに比べると動作が不安定になりやすい傾向にある。
VL−Busは1993年にVersion2.0が発表され、64bitデータバスやバスクロック66MHz、
消費電力の低減などに対応している。しかし、これに対応した製品はそれほど多くなく、
Version1対応のVL−Bus製品が広く普及した。
< > VLIW (Very Long Instruction Word) : 64bit長の命令。
< > VMC (VESA Media Channe)
グラフィックスカードとビデオキャプチャカードなどを接続するための専用ポート(コネクタ)。
このVMCを利用することで、システムバス(PCIバスなど)を経由せずに、
ビデオのオーバーレイ表示などが可能となる。 参 :
AFC
< > VMS
DEC社のミニコン用
OS。この技術者がMicrosoftへ移籍して
Windows NTを作ったことは有名。
< > VOD (Video On Demand) =
ビデオ・オン・デマンド
< > VoIP (Voice over IP)ブイ・オー・アイ・ピー/ヴォイップ
デジタル化した音声通話を実現するIPネットワークのことや、それらの技術を指す。
VoIPネットワーク、IP電話基盤などとも呼ばれる。
IP電話はVoIPを使ったサービスで、多くのIP電話サービスは専用のIPネットワークを用意している。
電話網の
インフラをデータネットワークと統合することで、回線の稼働率を上げ、
通信コストを下げるのが本来の目的である。音声データを送信する際は、専用のアダプターを使って、
まずアナログ音声をデジタル化し、それをIPパケットに入れてIPネットワークに送り出す。
受け取った側は、逆の処理をしてアナログ音声に戻す。サーバーで電話の呼制御や電話番号の
管理を行い、VoIPアダプターやVoIPゲートウエイなどがデジタル/アナログ変換を行う。
IPネットワーク上のサーバーを呼び出すときの制御方法の違いにより、
「SIP」「H.323」「MGCP」の三つのプロトコルに分類できるが、
現在はH.323が標準仕様として採用されているが、SIP方式が主流になりつつある。
< > VPN (Virtual Private Network)
仮想プライベート・ネットワークとも呼ばれ、
暗号化技術を用いることによって、
あたかも専用回線を使った独自ネットワークのように
インターネットを利用する技術のこと。
専用線や電話回線を使う場合に比べ、拠点間通信のコストを安くできるのがメリット。
FireWallや
PPTPなどの認証システムや暗号技術を使用することで、
外部からのアクセス制限をガードして、
セキュリティを強化することにより、データを保護している。
< > VPM (Video Port Manager)
米Cirrus Logicが規定した
ZV Portを利用してディジタル化した動画データを取り込むシステム仕様。
アプリケーションや、
デバイスドライバーとグラフィックコントローラLSI間の
インターフェイスを規定する。
これまで、2次元グラフィックスに関する仕様は、DirectDrawがあるが、動画取り込みの標準仕様は
なかった。米Microsoftは、VPM 1.1をDirectDrawの拡張機能として採用する計画である。
< > VR =
バーチャルリアリティ
< > VRAM (Video RAM)ブイラム : 読み書きが同時にできる高速な
ビデオメモリーの一種で、
画面に表示される内容を記憶し、画面への表示を制御する。
グラフィックス描き込みとディスプレイ表示を同時に行なえるように、
2つ(もしくはそれ以上の)のチャネルを持たせたメモリ。
グラフィックスメモリは、ディスプレイ出力のために常にスキャンされている。
入出力チャネルが1つしかない
DRAMでは、このスキャニングとグラフィックス描画を
同時に行なえないため、特にグラフィックスメモリのサイズが大きい場合(解像度が高く、
同時発色数が多い場合)のオーバーヘッドが大きくなる。
この点VRAMでは、DRAMと同じ入出力チャネルに加え、
ディスプレイスキャン専用の読み出しチャネルを追加することで、この問題を解決している。
VRAM容量が多いほど、より高い解像度でフルカラー表示をすることができるし、
表示速度も速くなる場合が多い、
< > VRML (Virtual Reality Modeling Language)バーチャルリアリティモデリングランゲージ
3次元仮想空間をインターネット上で表現するための記述言語。HTML同様に
他のファイル同士をリンクさせることができるので、広大な仮想空間を作り出すことができる。
3Dチャットなどがその例で、Silicon Graphic社、IBM社などが提唱、開発した。
< > V−TEXT :
SVGAなどの高解像度のグラフィック表示が可能なDOS/V機で、
標準よりも文字数や行数、フォントのドット数を増やすための規格。
< > VTR (Video Tape Recorder)ブイティーアール
磁気テープ用い、映像と音声を記録および再生するための装置。
家庭用のものでは、据置タイプではVHS方式が主流となっているが、
ビデオ・カメラとVTRが一体化されている「カムコーダー」では、8mm方式も使われている。