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<P> Windows 7 (ウィンドウズ・セブン) : 2007年1月に発表された「Windows Vista」の
    後続バージョンとなる米国マイクロソフト社OSで、2009年9月1日にWindows 7の
    ボリュームライセンス提供が始まり、2009年10月22日に一般発売を開始した。
    前のバージョンながら今も利用者の多い「Windows XP」の
    置き換え需要なども期待されるマイクロソフトの主力製品の一つである。
    初期の開発コードネームは「Blackcomb」と呼ばれていたが、
    のちに「Vienna」となり、さらに「Windows 7」を正式名称として採用することが発表された。
    サーバー バージョンのWindows 7は「Windows Server 2008 R2」としてリリースされる予定である。
    機能の詳細について現段階では明らかになっていないが、
    画面を触って操作する「マルチタッチ」が搭載される予定だという。なお、「Windows 7」という名称は、
    初代の「Windows 95」から数えて7代目に当たるためと言われている。
     Windows 7には32ビット版と64ビット版があり、多くのモデルが32ビット版を搭載するが、
    ソニーはほとんどのモデルには64ビット版を搭載している。
    また、東芝や富士通では両方を搭載して、どちらかを選んで使用できるモデルを用意する。
    64ビット版の最大のメリットは扱えるメモリーが増えることで、32ビット版では3GBまでしか
    扱えなかったが、64ビット版ではそれ以上にメモリーを搭載したときにも性能をフルに発揮できる。    
Windowsの名称とコードバージョンの関係  (○内は7番目の数え方)
名称 コードバージョン 発売年(米国) 備考
@Windows 1.0 1.0 1985 バージョン番号
AWindows 2.0 2.0 1987 バージョン番号
BWindows 3.0 3.0 1990 バージョン番号
BWindows NT 3.1 1993 ニューテクノロジー
CWindows 95 4.0 1995 年号
CWindows 98 4.0.1998 1998 年号
CWindows 98SE 4.10.2222 1999 98のアップグレード版
CWindows Me 4.90.3000 2000 98のマイナーチェンジ
DWindows 2000 5.0 2000  年号
DWindows XP 5.1 2001 eXPerience(体験)
EWindows Vista 6.0 2007 Vista(眺望) 
FWindows 7 6.1 2009 95から7番目
Windows 7の製品比較
エディション 特徴 アップグレード対象製品 
Windows 7
Home Premium
(ホームプレミアム)
最新のデジタルライフを実現する、
ホームPCユーザーに最適なエディション。
メーカー製パソコンの大半にインストール
され、中心的な存在になりそう
Windows Vista
Home Premium 
Windows 7
Professional
(プロフェッショナル)
仕事と家庭のどちらでもPCを活用する
ユーザーに最適なエディション。
モバイルノートやビジネス向けモデルの
一部にインストールされている。
Windows Vista
Business 
Windows 7
Uitimate
(アルティメット)
あらゆるニーズに応える全ての
機能を搭載した最上位エディション 
Windows Vista
Uitimate 
Windows 7
Starter
(スターター)
主にネットブック向けの廉価版で
32ビット版のプリインストールのみで
パッケージ販売はされない
Windows 7
Enterprise
(エンタープライズ)
大企業の一括導入用エディション。
ボリュームライセンスで提供され、
パッケージ販売はされない。
機能はUitimateと同じ
Windows 7
Home Basic
(ホームベーシック)
主に新興市場の個人向け廉価版。
日本では販売されない
    日本で購入できるのは「Home Basic」を除く5種類。
    我々が目にするのはそこから「Enterprise」を除いた4種類になる。
    店頭で購入できるのは「Uitimate」「Professional」「Home Premium」の3種類である。
     ライセンス条件による「通常版」と「アップグレード版」の違いもある。
    アップグレード版は通常版より価格が安いが、既にWindows XPやWindows Vistaの
    ライセンスを持っていることが利用条件になる。ライセンスを持っていない場合は通常版を利用する。
     このほか、販売形態とサポート条件の違いで、パッケージ版と何らかのパーツと同時購入できる
    DSP版がある。DSP版は、価格が安くて、主に自作パソコンユーザーに利用されている。
    なお、パッケージ版のWindows 7では32ビット版と64ビット版の両方のディスクが入っていて、
    どちらかを選んでインストールできる。DSP版はどちらかを選択して購入する。

    2009年1月9日に評価用のベータ版が公開され、
    米国マイクロソフト社のWindows 7特設ページからのダウンロードが可能である。
    日本法人のウェブページからも、2009年1月13日に配布が開始された。
    また、ダウンロードにはWindows Live IDが必要だが、
    登録後のWindows 7 Betaは日本語版もあり、2009年8月1日まで利用できる。
    2008年11月にWindows 7のハードウェア部分、デバイス制御に関する新技術がいくつか発表された。
    インストール方法 : ソフトや各種設定、ユーザーファイルをそのまま引き継ぐ
     アップグレードインストールと、新規インストールとがある。アップグレード インストールで
     Windows 7に移行できるのはWindoes Vistaだけで、Windows XPは新規インストールしかできない。
    Windows 7のシステム設定
     ●「はじめに」画面を表示する
      Windows 7の「はじめに」画面は、Windows Vistaの「ようこそ」に当たる。
      様々な情報を確認できるだけでなく、「Windows Live」の各種ソフトウエアをダウンロードしたり、
      ほかのパソコンからファイルを転送したりできる。バックアップやユーザーアカウントの追加などもできる。
       はじめに画面は、スタートメニューを開いて「アクセサリ」→「はじめに」を選ぶと表示できる。
     ●コントロールパネルのアイコンをすべて表示する : コントロールパネルには、
      マウスやキーボードの設定、ネットワーク接続など利用頻度の高い設定項目がまとまっている。
      Windows 7のコントロールパネルは、初期状態でカテゴリ別に分類されている。
      すべて表示されているわけではないので、設定したい項目が見つけにくい。全項目を表示するには、
      「表示方法」で「大きいアイコン」や「小さいアイコン」を選択→すべての項目が一覧できる。
     ●パソコン本体の電源ボタンを押したときの動作を設定する
      パソコン本体に付いている電源ボタンを押したときに、シャットダウンするかスリープするかは設定できる。
      シャットダウンするように設定するとパソコンの電源が自動的に切れる。
      コントロールパネルで「システムとセキュリティ」→「電源オプション」→
      「電源ボタンの動作を選択する」を選ぶ。「電源ボタンを押したときの動作」で
      「シャットダウン」「休止状態」「スリープ状態」「何もしない」の中から選ぶ。
     ●ディスプレイが消える/スリープ状態に移行する時間を設定する
      Windows 7では、何も操作をしない状態が一定時間続くと、自動的にディスプレイが消えたり、
      スリープ状態に移行したりする。少し席を外しただけでこうした状態になるのがわずらわしい場合は、
      待ち時間の設定を変更しよう。コントロールパネルで「システムとセキュリティ」→「電源オプション」を選び、
      「プラン設定の変更」をクリックする。プルダウンメニューで待ち時間を設定し、「変更の保存」で終了。
     ●スリープから休止状態に移行する時間を変更する
      Windows 7では、何も操作をしない状態が一定時間続くと、スリープ状態に移行する。
      さらに一定時間が経過すると、データをHDDに退避させて電源を落とす休止状態に移行する。
      省エネやデータ保護、情報漏洩(ろうえい)防止のための機能である。
      スリープから休止状態に移行するまでの時間は変更できる。
      休止状態からいちいち立ち上げるのが面倒な場合は長めに設定するとよい。
      短く設定すれば消費電力がおさえられる。ノートパソコンの場合は短めに設定するなど使い方を工夫しよう。
      [スタートメニュー]→「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「電源オプション」→
      電源プランの「プラン設定の変更」→「詳細な電源設定の変更」→
      「電源オプション」で「スリープ」を選択して時間を指定する。
     ●「自動再生」機能をオフにする : 光学ドライブに音楽CDやDVDを挿入したり、
      USBポートに携帯音楽プレーヤーやUSBメモリーを取り付けたりすると「自動再生」が表示される。
      これを表示したくない場合は、「自動再生」画面で「コントロールパネルで自動再生の詳細を表示します」を
      クリックする。「すべてのメディアとデバイスで自動再生を使う」のチェックを外せば表示されなくなる。
      周辺機器を頻繁に抜き差しする人は、自動再生機能をオフにしておくとよい。
      メディアごとに設定したい場合は、それぞれの動作をプルダウンメニューから選ぶ。
      例えば音楽CDだけを自動再生することもできる。
     ●Windows ReadyBoostで高速化する : 「Windows ReadyBoost」は、
      高速なフラッシュメモリー(USBフラッシュメモリーなど)をキャッシュファイルの置き場所として使い、
      OSを高速化する機能で、Windows Vistaからあるが、Windows 7でも一部機能を強化して搭載する。
      フラッシュメモリーを取り付けて「自動再生」が表示されたら「システムの高速化」を選ぶ。
      「自動再生」が表示されない場合はスタートメニューから「コンピューター」を開き、
      フラッシュメモリー(リムーバブルドライブ)を右クリックして「プロパティ」を選ぶ。
      次に「ReadyBoost」タブを開いて「このデバイスを使用する」にチェックを入れ、
      ReadyBoostに使うメモリー容量を指定する。。「このデバイスをReadyBoost専用にする」を選べば
      すべてのメモリー容量をReadyBoostに利用できる
      Windows 7では複数のフラッシュメモリーを同時に利用できるようになった。
     ●マウスカーソルのデザインを変える : マウスカーソルのデザインは変更できる。
      コントロールパネルで「デスクトップのカスタマイズ」を開くか、
      デスクトップを右クリックして、「個人設定」を選ぶ。
      ウインドウの左側の「マウスポインターの変更」を選び、
      「マウスのプロパティ」で「ポインター」タブの中の「デザイン」で好みのものを選ぶ。
     ●マウスホイールを回したときのスクロール量を変更する : マウスのホイールを回したときに
      スクロールする量を変更しよう。好みのスクロール量に変更すれば作業効率が高まる。
      コントロールパネルで「デスクトップのカスタマイズ」を開くか、
      デスクトップを右クリックして「個人設定」を選ぶ。
      「個人設定」ウインドウの左側の「マウスポインターの変更」を選ぶ。
      「マウスのプロパティ」が表示されるので「ホイール」タブを開き、「垂直スクロール」で
      縦スクロールの行数を指定する。「水平スクロール」では横スクロールの行数を指定できる。
     ●画面の解像度を変更する : Windows 7でデスクトップの解像度を変更するには、
      デスクトップを右クリックして「画面の解像度」を選ぶ。
      「画面の解像度」が表示されたら「解像度」のプルダウンメニューを開いて、
      解像度を選択して[適用]ボタン。
     ●「ユーザーアカウント制御」のレベルを変える
      「ユーザーアカウント制御」(UAC)は、システムに重大な影響のある操作をしようとすると、
      ダイアログを表示して実行の許可を求める機能で、不正なプログラムの実行を防ぐ役割がある。
      親切な機能だが、パソコンの初期設定時や多くのソフトをインストールする際には
      頻繁にダイアログが表示されて煩わしい。Wswodni 7では制御のレベルが変更できる。
      コントロールパネルで「ユーザーアカウントまたはシステムとセキュリティー」→
      「ユーザーアカウント制御設定の変更」を選び、表示される画面で4段階の中から設定する。
      初期状態は上から2番目に設定されている。通常利用時は2番目の高さに設定しておき、
      設定変更や複数のソフトのインストール作業時にレベルを下げるなど使い分けよう。
      一番高く設定すると一世代前のWindows Vistaのユーザーアカウント制御と同レベルになる。
      子供が使うパソコンなどは一番高く設定しておくとよい。
     ●ユーザーパスワードを設定する
      セキュリティーのために、ログオン時のパスワードを忘れずに設定しておこう。
      パスワードを設定しておかないと、誰でもデスクトップやユーザーフォルダーにアクセスできてしまう。
      コントロールパネルで「ユーザーアカウントと家族のための安全設定」→
      「Windowsパスワードの変更」を選ぶか、スタートメニューでユーザー名の上にある画像をクリックする。
      表示されるウインドウで「アカウントのパスワードの作成」をクリックし、次の画面でパスワードを設定する。
      「パスワードのヒント」を入力しておくと、パスワードを忘れたときに役立つ。
     ●ユーザーごとにアイコンを変える
      スタートメニューを開くと、ユーザー名の上にアイコンが表示されている。
      この画像は自由に変更できる。スタートメニューでその画像をクリックして、表示されるウインドウで
      「画像の変更」をクリックする。次のウインドウで好みの画像を選んで「画像の変更」を押す。
      「他の画像を参照する」をクリックして画像を指定すれば、自分で撮影したデジカメ写真も設定できる。
     ●ユーザーアカウントを追加する
      パソコンを家族で共有して使う場合、ユーザーごとにユーザーアカウントを作成して使い分けるとよい。
      ユーザーごとにデスクトップやユーザーフォルダーが作成されるので、個人のデータやプライバシーを
      守りやすくなる。ユーザーアカウントには「管理者」と「標準ユーザー」の2種類ある。
      管理者はすべての操作を実行できるため、親を管理者、子供を標準ユーザーに設定するのが望ましい。
      後述する「保護者による制限」を使う場合は、親は管理者、子供を標準ユーザーに設定する必要がある。
      [スタートメニュー]→「ユーザーアカウント画像」→コントロールパネルで
      「ユーザーアカウントと家族のための安全設定」→「ユーザーアカウント」を選んでもよい→
      「別のアカウントの管理」→「アカウントの管理」画面で「新しいアカウントの作成」→
      アカウント名を入力してユーザーアカウントの種類を指定したら、「アカウントの作成」をクリックする。
      設定したユーザーアカウントは、ログオン時に選択できるようになる。
      スタートメニューの「ユーザーの切り替え」から切り替えられる。
     ●パスワードリセットディスクを作成する :  ログオンパスワードを忘れてしまっても、
      パスワードリセットディスクがあればパスワードを作り直してログオンできる。ディスクの作成画面は、
      コントロールパネルで「ユーザーアカウントと家族のための安全設定」→「ユーザーアカウント」を選ぶ。
      表示される「ユーザーアカウント」画面で、「パスワードリセットディスクの作成」をクリックする。
      スタートメニューからコントロールパネルを開いて、「ユーザーアカウントと家族のための安全設定」→
      「ユーザーアカウント」→「パスワードリセットディスクの作成」→画面の指示に従ってディスクを作成する。
      USBフラッシュメモリーなどが必要である。
     ●「保護者による制限」を利用する : 「保護者による制限」を使うと、
      標準ユーザー(子供)が使えるソフトやパソコンの使用時間などを制限できる。
      コントロールパネルで「保護者による制限の設定」をクリックして制限するユーザーを選び、
      設定を「有効」にする。子供を標準ユーザー、親を管理者に設定しておかなければならない。
      [スタートメニュー]→「コントロールパネル」→「保護者による制限の設定」→
      制限を加えたいユーザー(標準ユーザー)名をクリック→「有効、現在の設定を強制します」をクリックして
      チェックを入れ、「時間制限」「ゲーム」などをクリックして制限する内容を設定する。
     ●スパイウエア対策ソフトを手動で実行する : スパイウエア対策ソフトの「Windows Defenger」は、
      コントロールパネルですべての項目を表示させ、「Windows Defenger」をクリックすると起動できる。
      初期状態では定期的に自動実行されるが、自動実行の時刻を変更したり、手動で実行したりできる。
      コントロールパネルの表示方法を「大きいアイコン」や「小さいアイコン」に切り替え、
      「Windows Defenger」をクリック→「ツール」→設定画面で「オプション」→「スキャン」→
      スケジュールを設定して[保存]ボタン。
     ●Windows Updateのインストール方法を変える : 「Windows Update」は、
      不具合の修正や機能追加をする機能で、Windows 7の初期状態では自動実行されるようになっている。
      しかし、実行中はアップデートファイルのダウンロードやインストール作業が裏側で実行されるため、
      Windows 7の動作が重くなる。これを避けたい場合は、自動実行のスケジュールを変更するか
      更新の確認だけして、空いている時間に手動で実行すればよい。
      [スタートメニュー]→「コントロールパネル」→「システムとセキュリティー」→「Windows Update」→
      「設定の変更」→「重要な更新プログラム」で、更新の確認やダウンロードとインスト―ル方法を指定して
      [OK]ボタン。ダウンロードとインストールを手動で実行したい場合は「更新プログラムを確認するが、
      ダウンロードとインストールを行うかどうかは選択する」を選ぶ。
     ●「アクションセンター」のメッセージを非表示にする : Windows 7のタスクバーの右端には、
      システムやセキュリティーの問題をユーザーに知らせる「アクションセンター」がある。
      何か問題があるとポップアップでメッセージを表示する。
      このメッセージは項目別に表示・非表示を設定できる。不要な項目があれば、非表示にしておこう。
      [スタートメニュー]→「コントロールパネル」→「システムとセキュリティー」→「アクションセンター」→
      「アクションセンター」→表示される画面で表示したくない項目のチェックを外して[OK]ボタン。
     ●ファイルからプロパティや個人情報を削除する : 写真や書類などのファイルには、
      作成者、作成日時、コメントなどの様々な情報が付いている。ファイルをほかの人にわたすときは、
      セキュリティーの面からこうした情報を削除しておいた方が好ましい。
      こうした情報は、ファイルのプロパティから削除できる。
      「可能なすべてのプロパティを削除してコピーを作成」を選んで[OK]をクリックすると、
      情報を削除したファイルの複製が作成できる。
      コピーを作らずに情報をすべて削除したい場合や、一部の情報のみを削除したい場合は、
      「このファイルから次のプロパティを削除」を選び、削除したい項目にチェックを入れる。
    32ビットと64ビットの違い
     32ビット版と64ビット版の大きな違いは、認識して利用できる最大メモリー容量で、
    32ビット版は最大4GB、実際には3.3GB前後までしか認識できない。
    これはWindows固有の問題ではなく、ほかのOSでも同様となる。
     これに対して64ビット版は4GB以上のメモリーが利用できる。
    メモリーを多く消費するソフトウエアを使うのなら、64ビット版と4BG以上のメモリーをセットで使うとよい。
     64ビット版を利用する際には注意点もある。ソフトウエアの多くは64ビット版でも問題なく動作するが、
    周辺機器はドライバーが64ビット版に対応していないと動作しない。
    64ビット版の導入を検討している人は、まず周辺機器メーカーのWebサイトなどをチェックして、
    64ビット版のWindows 7で動作するかを確認しよう。
    古い周辺機器を多く利用している人は32ビット版を選ぶのが無難である。
    Windoes Vistaとの違い : Windows 7はVistaをベースに作られているが、
    数多くの改良を施し、動作が軽くなり、操作性も改善されている。
     一番の違いは動作が大幅に軽くなっている点だ。メモリーを1GBしか搭載しないネットブックでも
    実用的な速度で利用できる。Windoes Vistaは動作が重すぎてイライラするという人は、
    Windows 7をインストールすればかなり改善されるだろう。
     操作面では、タスクバーがWindoes Vistaから大きく変わっている。
    ウインドウを透明化してデスクトップを見る「Aeroプレビュー」、ウインドウを左右に整列させる
    「Aeroスナップ」など、Windows Aeroを上手く生かすことで操作性を高めている。
     Windoes Vistaに比べて付属ソフトは減っている。
    Windoes Vistaには付属していたメールソフトやフォトギャラリー、ムービーメーカーなどが付属しない。
    これらのソフトは、同社のオンラインサービス「Windows Live」経由で、無料で入手できる。
    メーカー製パソコンでは、最初からこうしたWindows Liveのソフトを
    プリインストールして販売しているものもある。
    「XPモード」とは : 仮想化機能を利用して、Windows 7の上でWindows XPそのものを
    動かす機能のことだ。Windows 7で動作しないWindows XP用ソフトを動かせるのが特徴である。
     XPモードを利用するには、CPUとOSがXPモードをサポートしていなければならない。CPUは
    「Intel VT」や「AMD−V」といった仮想化機能を備え、BIOSでそれが有効になっている必要がある。
    OSは、Windows 7 Professional以上のエディションであることが条件で、
    Windows XPのライセンスは必要ない。これらの条件を満たしていれば、マイクロソフトのWebサイトから
    XPモード用のモジュールをダウンロードしてインストールすれば利用できる。
     XPモードは仮想化機能で動作しているため、動作は重い。
    スムーズに利用しようと思ったら、ある程度処理性能の高いCPUと大容量のメモリーが必要になる。
    Windows 7の新機能 : 「XPモード」のほかにも「リモートメディアストリーミング」
    「ライブラリ」「Windowsタッチ」などが代表的なものである。
     リモートメディアストリーミングは、自宅のパソコンの音楽や動画ファイルを外出先のパソコンで再生できる、
    「Windows Media Player 12」とインターネットを活用した遠隔操作機能である。
    Windows 7を搭載したパソコン同士でないと利用できないので注意しよう。
     ライブラリは、Windows 7で新しく登場した概念だ。複数のフォルダーの内容を一括管理できる、
    いわゆる仮想フォルダー機能である。複数のフォルダーに保存されているファイルをまとめて
    管理できるのが特徴で、例えば、デジカメで撮影した写真をいくつものフォルダーに分けて
    保存している場合、それらのフォルダーを1つのライブラリに登録しておけば、
    そのライブラリを使ってまとめて整理できる。
    そのほかには、次のようなものがある。
    ★Device and Printers : Windowsに接続されたデバイスを集中管理する機能である。
    ★Device Stage : 携帯電話やデジタルカメラなどの高機能デバイスのそれぞれの機能を、
                 統一的インターフェースで管理・操作できる。
    ★Mobile Broadband : モバイル ブロードバンドへの接続をより容易にする機能。
    ★Windows Touch : タッチコントロール(画面タッチ操作)をサポートする機能である。
     主に、Windowsのタスクバーやスタートメニューや、Windows Explorerなどにおいて、
     タッチスクリーンでの操作を実現する。マルチタッチにも対応するとされる。
    マイクロソフトでは派手な新機能をアピールするのではなく、動作の高速性や安定性といった、
    OSとしての基本的な部分に立ち返り、Windows 7の魅力を訴えている。
    キャッチフレーズは「あなたとPCに、シンプルな毎日を(Your PC,Simplified)」。
    Vistaユーザーからの膨大なフィードバックを基に、やりたいことが思いのままにでき、
    日々の作業を簡単にシンプルに実現できるパソコンを目指したと言う。
    「Godmode」とは : Windows 7の隠し機能として話題になったもので、
    フォルダーを新規に作成して名前を特定の文字列にすると、コントロールパネルの機能に
    アクセスできるようになる。フォルダーを新規に作成して、名前を以下のように変更すると作成できる。
     GodMode.{ED7BA470−8E54−465E−825C−99712043E01C}
    この文字列のうち、「GodMode」の部分はただの名前なので自由に変更可能。
    たとえば「トレンディネットモード」にしてもよい。
    GodModeという名前は、文字列の発見者がつけたものでマイクロソフトがつけた名前ではない。
    このほかにも、同様に機能を呼び出す文字列が発見され、インターネット上で報告されている。
    表示される機能はすべてコントロールパネルから呼び出せる機能で、
    特別な隠し機能が出てくるわけではない。ただし、本来なら対応周辺機器を接続しないと
    表示されない設定画面を表示できるものもある。何か設定を変えたいときに、
    いちいちコントロールパネルを開いて機能を探す必要がない分だけ便利である。
    Windows 7で、間違って移動や削除したファイルやフォルダーを簡単に戻す方法
    通常はゴミ箱から「この項目を元に戻す」や「すべての項目を元にもどす」方法で行うが、
    直前に操作したファイルやフォルダーを簡単に元に戻すには、キーボードの[Alt]キーを押して、
    「編集」メニュー→「元に戻す−削除」をクリックするだけでよい。
    移動したファイルを戻す場合は、[Alt]キーを押して、「元に戻す−移動」でよい。
    Windows 7で、「最近使った項目」に表示されるファイルのフォルダーを開く方法
    「スタート」→「最近使った項目」→表示された項目から、目的のファイルを右クリックして
    「ファイルの場所を開く」をクリックすればよい。
    Windows 7で、ファイルやフォルダーを圧縮する方法
    例として、「ドキュメント」フォルダー内のファイルを圧縮するには、「スタート」→「ドキュメント」→
    圧縮したいファイルなどを右クリックし、「送る」→「圧縮(zip形式)フォルダー」→
    圧縮するファイルを選択すると、ファイル名が反転し変更できるようになる。
    ファイル名を変更しない場合は[Enter]キーを押し、
    変更する場合は好みのファイル名を入力し[Enter]キーを押す。
    頭にくるマイクロソフト
    最近のWindows 7のUpdate後、マイホームページをアップロードしても日付カウンターが
    数時間後に反映されるようになったり、ページによっては内容が反映されなくなった。
    2011年7月29日にアップロードしたマイホームページの「YSミニ辞典」の「は」→
    「パイカル湖」で、メートルをmに変えて写真を挿入したのに全く反映されなくなった。
    また、友人のWindows 7パソコンで「よ」→「養生訓」の途中以下から表示されなくなった。
    私のWindows 7パソコンでは、「よ」の方はなぜか問題なく表示される。
    Internet Explorer 8を9に変えた時にも、ページの部分が反映されなくなったので8に戻したが、
    パソコンを立ち上げるたびに「重要なUpdateが1件ある」が表示されるので、また9をインストールした。
    Windows Updateに直接関係のないIE9のインストールを強要しているとしか思えない。
    Windows Vistaのパソコンからは問題なく表示できるので、Windows 7のUpdateの中に
    バグがあると思われる。原因は、Windows 7のUpdateでInternet Explorer 9を
    インストールしたことで、パソコン内にInternet Explorer 8などの古い情報が残っている場合、
    Internet Explorer 9では[F5]キーを押してページを再読み込み(互換表示)するか、
    [Ctrl]キーと[F5]キーを同時に押し、キャッシュを削除すると表示可能となるのだが、閲覧ページに
    Internet Explorer 8の古い情報が残っているかどうかはユーザーには分からないではないか。
    また、[F5]キーを押してもキャッシュを削除しても、そのページが新たに追加・変更されると
    その都度[F5]キーで再読み込みをしなければならないのだ。
    Internet Explorer 8以下の古いデータだけでなく、Internet Explorer 9の追加・訂正後でも
    再読み込みをする必要があるのだ。こんな欠陥プログラムを許していいのか!
    マイクロソフトに問い合わせると、技術的なことは4000円の有料になるという。
    パソコンの不具合や操作方法ではなく、マイクロソフト側のバグの問い合わせになぜ有料なのだ。
    また、「プリインストールパソコンの場合は購入のメーカーに問い合わせて下さい」とのことなので、
    富士通に問い合わせると、保証期間が過ぎているので有料になるとのこと。
    では、ユーザー側に問題のないMSN側のバグを無料で知らせるにはどのような方法があるのだ。
    一件の問い合わせに4000円前後の高額な問い合わせ料を取る、
    ソニーと富士通のパソコンは今後一切購入しないことに決めているので、
    Windows 95から6台めのパソコンはどこのメーカーになるのやら……













































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