青い目の人形
【作詞:野口 雨情 作曲:本居 長世、田村 虎蔵】
実在する「青い眼の人形」
(元)(短い前奏)
青い眼をしたお人形は アメリカ生まれのセルロイド
日本の港へついたとき 一杯涙をうかべてた
「わたしは言葉がわからない 迷い子
(まいご)
になったらなんとしょう」
やさしい日本の嬢ちゃんよ 仲よく遊んでやっとくれ 仲よく遊んでやっとくれ
これは昭和2年頃、日米親善のために日本とアメリカの間で
人形の交換が行われ、その時に作られた歌です。
その後太平洋戦争が始まり、両国の関係が悪化するにつれて、
これらの人形は廃棄処分されていきました。
しかし、ごくわずかの人形は善意の人々の手によって生き延び、
先頃その一つが新潟県で発見されました。民間の人に預けて
あったため難を逃れたもので柏崎市柏崎小学校で公開されました。(コメントX氏)
参 :
青い目の人形
[YouTube](岩崎 宏美)、[
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]、[
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](レコード版)、
[
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](長崎瓊子の写真みつかる)
★黒い眼をしたお人形は 新橋生まれの半玉よ 初めて水揚げした時にゃ 一杯涙をうかべてた
妾
(わたし)
は仕方が解らない 手切れになったら何としよう 恐いおひげの重役さん
静かに柔らかにやっとくれ
★黒い眼をしたお芸者さん 宗右衛門町の待合で 初めて水揚げされた時 一杯涙をためていた
私は仕方が解らない 毛切れのないようにしておくれ 黒いオヒゲの旦那さん ジロジロヤワヤワやっとくれ