宵待草   【作詩:竹久 夢二 補作:西条 八十 作曲:多 忠亮(おおのただすけ)
                     唄:藤原 義江/高峰 三枝子ほか


       

(前奏)
  Am  Dm6    Am E7   Am     E7    Am
1.待てど暮らせど 来ぬひとを 宵待草の やるせなさ
       E7 Am   E7 Am
  今宵は月 も 出ぬそうな
  Am  Dm6   Am E7  Am     E7  Am
2.暮れて河原に 星 一つ 宵待草の 花の露
        E7 Am  E7 Am
  更けては風 も 泣くそうな

美人画で一世を風靡した竹久夢二が、大正2(1913)年に処女詩集の
絵入り小唄集「どんたく」で発表した。その詩集の中の「宵待草」を読んで感激した宮内省雅楽部の
ヴァイオリニストだった多 忠亮が、曲をつけ大正6年の第2回芸術座音楽会で発表した。
昭和3(1928)年7月に、藤原 義江の歌でレコード発売された。
2番は西条 八十が加えた歌詞である。すでに著作権は消滅している。
待宵草まつよいぐさ)を宵待草とすることで、不実な男を宵から朝まで待ちつづける
愁(うれ)い顔の麗人と待宵草とを重ねることに成功しているという。


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