(A)飲食物によるもの

染みのもとや
状態
応急手当や材料、
状態
染み抜き・汚れ落し

ソース
醤油

ティッシュや水で
絞ったハンカチ
等でつまみとる。
口で吸い取る。

★水で絞って布でたたく。それで取りきれない場合は
 微温湯を使って同じ要領で取る。
★石鹸液で取る。
★中性洗剤をつけた歯ブラシで叩いて染みを取り除いて処置する。
 白色のもので薄く色が残ったら素材に合った漂白剤を使用する。
★中性洗剤で取れない時は、アンミニア水滴加中性洗剤または
 アンモニア5パーセント液を使って、
 堅くしぼったタオルでたたいて取る。

味噌汁
水で絞ったハンカチ
等でつまみとる。
口で吸い取る。

★水で絞って布でたたく。
★石鹸液で取る。
★白物は漂白。

果汁
果物
ジャム

水で絞ったハンカチ
等でつまみとる。
口で吸い取る。
しみの部分に塩を
振っておく。

★水洗い。少し時間が経った程度ならば炭酸水をかけ、
 ペーパータオルで汚れを吸い取った後、水ですすぐ。
★歯ブラシに中性洗剤を付け叩き、水で洗剤分をきれいに洗い
 流がす。天然果汁は色素が残るので、シミのあとにアルコールを
 付けて叩く。落ちない場合は漂白剤で。
★酢酸または酢で取る。
★お湯を沸かし湯気の上に染みがくるように かざしてしばらく
 湯気を当てる。しみが浮き上がってきたらボウルの上に染みを
 広げて高めの位置からしみに向かって熱湯を注ぐ。

お茶 水で絞ったハンカチ
等でつまみとる。
口で吸い取る。

★水洗い。
★中性洗剤を歯ブラシに含ませて叩く。時間がたった
 ものは、先に水を含ませた歯ブラシで叩いてシミを
 取りやすくしそれから上のように中性洗剤で処理する。

★酢酸または酢で取る。
★水筒の中についた茶渋は、じゃがいもの皮1〜2個分を
 コップ1杯の水と一緒に入れ、フタをして振るときれいに落ちる。

コーヒー 水で絞ったハンカチ
等でつまみとる。
口で吸い取る。

★水洗い。
★中性洗剤を歯ブラシに含ませて叩く。時間がたったものは、
 先に水を含ませた歯ブラシで叩いてシミを取りやすくし
 それから上のように中性洗剤で処理する。
★酢酸または酢で取る。
★グリセリンを直接塗り込んで15分放置する。ボウルにしみの
 部分をを広げて高めの位置から熱湯をしみに向かって注ぐ。
★ミルクが入っていた場合は、薄めた洗剤液で揉み洗いする。

紅茶 水で濡らして、固く
絞ったタオルで
吸い取らせる。

★お湯を沸かし湯気の上に染みがくるようにかざして
 しばらく湯気を当てる。しみが浮き上がってきたらボウルの
 上に染みを広げて高めの位置からしみに向かって熱湯を注ぐ。
★ミルクが入っていた場合は、薄めた洗剤液で揉み洗いする。

ミルク 水で絞った布で
つまみとっておく。
★歯ブラシなどにベンジンを含ませて油成分をたたいて落とし、
 アンモニア水か石鹸液または蛋白質分解酵素入り洗剤で再度
 軽くたたく。お湯や熱は蛋白質成分が固まるので使わない。
バター ティッシュか
乾いた布で
つまみとっておく。
★ベンジンでとり、アンモニア水か石鹸液で繰り返したたき出す。
 吸取り紙や布をあてがってアイロンをかけても良い。
 すべて熱は禁物!
カレー ティシュペーパーで
摘み取っておく。

★ぬるま湯に溶かした中性洗剤を歯ブラシに付けて叩き出しておく。
 後に残った黄色の色素は、塩素系漂白剤か酸素系漂白剤で
 漂白する。ただし、ナイロンが含まれている衣類は
 塩素系漂白剤に触れると黄色く変色するので使用しないこと。
★市販のアルコール10〜20パーセント液を使う。
 なお取りきれない場合はシンナーで取る。


★塩を振り掛けポロポロに固めてとる。
 しみの部分をなるべく早くに塩水でもみ洗いする。
油汚れ
(ドレッシング等
 の料理油)

★ベンジンを付けた布で叩いて落とし、よく乾燥させた後、
 洗濯用洗剤液を歯ブラシに付けてよく叩き出しておく。
 衣類に付いた洗剤分も水で叩いて出す。

★油脂類は繊維に残ると半透明のシミが定着し、そこに汚れが引き
 寄せられて、ますます濃くなってしまうので確実に取り除くことが
 重要。まず、ペーパータオルで、できるだけ多くの油を吸い取る。
 次に重曹を振りかけ、15〜30分程置いて油を吸わせる。
 (1回で吸い切れなかったら繰り返し行なう。)
 これで落ちなかったら、台所用液体洗剤の原液を染み込ませて
 揉み洗いする。後はよくすすいで通常の洗濯をする。

★リムーバーをつけて部分洗いをした後、しみが取れていれば
 普通に洗濯。

台所まわりの
油汚れ

★重曹+塩で落とす
 《作り方》【1】50C程のお湯400CCに塩40gを溶かす。
 (食卓塩でもOK)【2】重曹50gを溶かし、スプレー容器に入れる。
 これを油汚れにまんべんなく吹き付ける。ティッシュをかぶせ、
 その上から再び液を吹き付ける。5分後、スポンジで磨く。
 塩が残る場合があるので、その時は布巾で拭く。
★市販の高温水スチーム機で蒸気を噴射後に拭き取る。
★換気扇の掃除は、ボロ布に灯油を付けてひとふきする。
 べとつき汚れのひどいときは不用になった歯ブラシに灯油を
 つけてこする。ゴム手袋を着用のこと。
 湯せん式つけ置き洗い(NTVおもいッきりテレビより)
 @換気扇やレンジの取り外せる部分にアリカリ性洗剤を
  直接スブレーする。
 Aゴミ袋(45g用)に入れて輪ゴムで口を留める。
 B40℃前後の風呂の残り湯にゴミ袋をつけて一晩おく。
  (重しなどを乗せて袋全体が浸かるようする)
 C翌日、袋から出してナイロンタオルや毛先を半分に
  切った歯ブラシで水洗いしながら洗剤と汚れを取る。
 換気扇は掃除をした後、ヘアトリートメント剤を塗って
   おくと脂汚れがつきにくくなる!
★ガスレンジについた油汚れは、ビールをフキンに
 染みこませて拭きとる。
 洗剤の力を引き出す湿布法(NTVおもいッきりテレビより)
 @アルカリ性洗剤を容器のまま40℃位のお湯につけておく。
 Aガスレンジの汚れた所にキッチンペーパーをつけて、
  上から洗剤を吹きかける。さらに、ラップをかぶせておく。
 B汚れが浮き出てきたら、毛先を半分に切った歯ブラシや
  ナイロンタオル、割りばしなどで軽くこすり古い布で拭き取る。

たれ(肉汁)
★ブラシにベンジンをつけて、シミの部分を軽くたたいて、
 まず脂肪分を取る。このベンジンが蒸発した後に、
 残っているたんぱく質を、洗剤または石鹸液を使って落す。
チョコレート
★ホウ砂大さじ4杯(60g)を1(200cc)カップのお湯に溶かし、
 溶けたら水2カップ(400cc)を加え混ぜる。これに15分〜30分
 つけ置きし、しみが取れたら普通に洗濯する。
チューインガム できるだけ
はがして取っておく

★ビニール袋に入れた氷を当てて冷やしてしまえば固まるので、
 後は爪で剥がす。カーディガンやセーターなどの毛糸類は、
 直接2時間くらい冷凍庫に入れてから爪で剥がしてもよい。

★四塩化炭素かシンナーか除光液でもみだす。
 シンナー、除光液はアセテート、テビロンには使用しないこと!

お酒 水で絞った
ハンカチでたたく。

★ぬるま湯で絞った布でたたく。
★中性洗剤で取る。
★歯ブラシに酢酸や消毒用アルコールか無水エタノールを含ませて
 軽く叩き、その後中性洗剤で再び軽く叩く。
★アルコール10%液をつくり、シミの部分をたたいて取ったあと、
 水で堅くしぼったタオルでたたいて仕上げる。さらに、裏表に
 乾布かチリ紙を敷き、重しをして乾かせば万全です。

ワイン
★お湯を沸かし湯気の上にしみがくるようにかざして
 しばらく湯気を当てる。しみが浮き上がってきたらボウルの上に
 染みを広げて高めの位置からしみに向かって熱湯を注ぐ。
★赤ワインがついたシミは、白ワインを染ませた布でこする。
ビール 水で絞った
ハンカチでたたく。

★付けてからまだ新しいうちなら、水で堅くしぼったタオルで
 たたいて下の乾布に移し取る。あと乾いたタオルで、シミが
 流れないように、よくたたいて乾かす。時間が経った古いシミは、
 霧吹きか、筆で、もう一度ビールをしみこませ、5分位そのままに
 しておく。そうすると古いシミが付きたての新しいシミに戻るので、
 前の方法で落す。それでも落ちない場合は、
 アンモニア5パーセント液を使って同じ方法で取る。
★ぬるま湯で絞った布でたたく。
★中性洗剤で取る。
★古いものは酢酸かアルコールでとる。

   
   

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