.【経済・産業・経営・労働に関すること】メーカーへの疑問・注文を含む
B1 欠陥建築による家屋の倒壊や破損の場合、何故、建築業者の公表ができないのか。
阪神大震災の場合でもA建築業者は何100件、Bの建築業者が何10件と言うように公共機関が一覧表で
公表すれば、新築をする人の指標になるとともに建築業者の質の向上になるはずである。
地盤の悪い所に建てた家が傾いたというニュースは見るが、どこが設計してどこの業者が建てたかと
いうことを聞いたことがない。あくまで欠陥住宅は手抜きが主なので法の下に裁かれると同時に
公表するのが当然である。欠陥住宅や手抜き工事などで、柱が途中までしかなかったとか、
床が傾斜していたとか、雨漏りがするとかの苦情をテレビで見ていると本当に腹が立つ。
私も鉄筋の車庫を建てて1年も経たない内に天井が垂れ下がりコンクリートのアクが車の上に
落ちてきたので、業者に修理依頼をしたが「文句があるのなら訴訟でもなんでも勝手にしろ。負けたら
刑務所に入る」とすごまれ、泣く泣く別の業者に補修依頼したが、なんと10cmに1本入れなければならない
鉄筋が50〜80cmに1本しか入ってなかった。この工事で100万円弱ですんだ工事が1年経たないのに
倍の工事費になった。後で聞いたが、最初の悪徳業者は砂利運搬業者で建築許可証のない業者だった。
しかし、近所の業者なので訴えることができなかった。また車庫とは別の、建て替えた鉄筋プレハブ部分の
手抜きの個所の補修を、何度言っても来てくれなかったので一旦あきらめ、退職金が入れば訴訟費用が
できるので、退職したら徹底的に争うつもりで何年もその日を待ち、何10項目にわたる自宅の欠陥部分を列
記して、撮った写真をパソコンで編集して建築会社の本社に送り付けた。なんと!すぐに本社命令で
建築した営業所の最高責任者が修理専門の所長とともに来宅し、ほとんどの個所をわずかの期間に無償で
手直ししてくれた。このように当時の責任者もいない10年以上前のことでも受けとめてくれる会社も
あるのである。私はだまっていなかったが、泣き寝入りすることのないように業者の比較検討できる
情報提供がほしい。どこのパンフレットを見ても「お客様の立場にたっての設計・施工、良心的な安心価格」
等がうたい文句だが、言うことと行うことの差が大きいことが多い。
B2 何故、21世紀にもなるのに、まともな便器が改良・開発されないのだろうか。
和式・洋式の大便器、小便器の前に素っ裸で立って用をたすと、下半身にかなりのしぶきがかかることは
ご存知でしょうか。知らず知らずにズボンは飛び散ったもので汚れていることになります。
手前が溝になっている共同便所のステンレス小便器は飛散度が少ないので、
便器の設計時に参考になるのではないかと思う。私は胃の手術をし、下痢になることが多いので、
いたれつくせりの温水・温風・リモコン式のTOTOウォシュレット一体型便器ZG(形式TCF930B)という
かなり程度の高い洋式便器に取り替えたが驚嘆した。なんと下痢便が便座の裏に付着し、
便器の蓋まで飛び散ることが、女房に文句を言われてわかったのだ。下痢のたびに、尻以外に
便器の掃除までしなくてはならなくなり、これなら前の和式の便器の方が煩わしくなくてよいくらいだ。
会社やホテルの洋式便器でも使用後に便座の裏などをチェックしていたが、こんなことは一度もなかった。
TOTOにもの申す、家庭用の便器はろくに試験・実験もしないで製造・販売しているのですか。下痢の人で
1回でもテストすれば分かることではありませんか。すべてのメーカーに言いたいが、便器の構造・材質などの
改良をし、大小便の飛散のない便器を造ってほしい。下痢の時にはエアーカーテンで速度を緩和するとか、
特殊ネットを出すとか、発想の転換も必要だと思う。これからの高齢者社会に、リクライニング式の
デラックス便器も考えてみたらどうでしょう。また和式でも、使用度の高い小便用には手前を円形に
大きくして奥のほうでまたがる様式にするとか、常用のレール式便器が必要時に介護用ベッドまで
往復するとかの便器もあっていいと思う。下痢便飛散の解決も出来ないのにトイレサミットはないでしょう。
参 : トイレ
B2A−1このことについて平成13年10月16日にTOTOに問い合わせたところ、メールで回答すると
のことだったが、メールが入らないので10月31日に再度問い合わせしたら、文書やメールでの回答はしない
ことに変わっていた。電話での内容では、「下痢便の量とスピードにより、どの機種でも飛散・付着はあり、
防止策として便座にペーパーを敷くとか、便器の後ろに詰めて座るという方法がある」ということでした。
たまたま他の便器では飛散がなかったことになるが、いまのところ改善策がないということです。
INAXのお客様相談センターからの回答でも、「おしりを洗うシャワーの飛散、便器に汚物が落ちる時の
飛散など、いくつか飛散する状況が考えられますが、今現在、当社の商品でも、起こらないと言える商品は
誠に申し訳ございませんがありません。」ということなので、改良商品に期待して待つことにしましょう。
消費生活センターへの問い合わせでも、全国で同様の相談は数件あるが、
メーカーや機種の特定はないそうです。(H16.11.22追加・訂正)
B3 何故、新商品なのにオープンプライスなのか。
オープンプライスとは、新商品発売から
何年も経った商品を販売店が適当な価格を決める制度と理解していたが、新商品までオープンプライスでは、
消費者は何を目安にすればよいのかわからない。メーカーのカタログにオープンプライスが設定されて
いるのだから、当初の販売店主導でなくなっている。これはメーカー間の裏取引きと言われてもしかたがない。
値崩れしないための策か何か知らないが、消費者を馬鹿にしないでほしい。同じような車や電気製品などの
新商品の価格が各メーカーでほとんど違いのないのを疑われるからかもしれない。

B4 何故、炊飯器・ジャーのタイマー予約は、炊き上がり時刻で設定してあるのか。
女房に炊飯ジャーのスイッチを11時に入れるように頼まれたのでタイマー予約をしたら、11時には
炊き上がっていた。何回予約しても早く炊けるので取扱説明書を見たら“食べたい時刻にタイマーをあわせる”
ことになっていた。今までのタイマーの知識では、全ての機器は自分がスイッチを入れたい時刻に
設定するものと思っていた。個人差で柔らかい飯が好きな場合や、米の量、水の温度等のあらゆる条件下で
炊き上がる時刻を決定するだけのマイコン能力があるのだろうか。私は、スイッチを入れる人が、
通常入れる時刻にタイマーのスイッチがONとなる方がベターだと思う。
B5 何故、ブルーレイ・ディスク規格の一本化ができないのだろうか。
2002年2月、日米欧のAV家電メーカー9社によってDVD録画再生機の世界統一規格が発表された
次世代大容量ディスクの規格となったブルーレイに反発するメーカーがあり、東芝方式、NEC方式、
パイオニア・TDKの追記型ディスクなどがそれである。規格統一された後の、このような新規格の乱立は
ユーザーの混乱を招くばかりである。各メーカーの開発費も相当なものになるし、それぞれに互換性がないのが
全くナンセンスである。反発各メーカーは、材質、製造方法などの違いがあっても、世界統一規格には
沿ったものにして完全互換にすべきである。いつまでもDOS機にこだわってきたNECの98シリーズも
DOS/V機に方向転換したし、ソニーのベーターもVHS陣営に負けて2002年には製造中止と
なるそうである。私はカセットが小型で設置性や性能のよいベーター方式が絶対優位だと思っていたが、
何故衰退してしまったのだろうか。それは、ベーター方式に参加するメーカーが少なかっただけの話である。
ビデオやソフトの利活用には、より多く出回る方に消費者が多くなるのは当然で、ソニーやNECが他の陣営に
負けたということはイコール客ばなれということになる。したがって統一規格に賛同しないメーカーの製品は
いずれは衰退していくことでしょう。私はDVD−RAM搭載製品を購入するつもりだったが、
ソニーのバイオを買ったためにDVD−RW党になってしまったが、2003年から登場予定の
ブルーディスク規格以外の製品は絶対購入しない。ハッカーのように自社の技術を自慢したいのだろうか、
どうして独自の方式にこだわるのか上記メーカーに理由を聞きたいものである。
私の推測通り、東芝のHD DVDは事業から完全撤退し、1100億円もの損失を計上する見込みになった。
世界の趨勢に逆らうとソニーのベーターの二の舞になると、6年前から忠告していたのに・・・
(H20.3.20追加・訂正)
B6 何故、90件もの耐震偽装が長きに渡り見逃されていたのか。
千葉県市川市の姉歯(あねは)建築設計事務所による構造計算書偽造問題で、
姉歯秀次・1級建築士(48)は2005年11月18日、千葉県市川市の自宅前で報道陣の取材に応じ
「仕事がたくさんあって複雑な工程を踏むので、簡略化したかった。仕事をこなすことだけしか考えていなかった。
最初に偽造したのは、2002年ごろ。(民間検査機関の)イーホームズの審査の段階で
はねられると思っていたが通ってしまい、驚いた。その後も仕事をこなすために改ざんを続けるしかなかった。
後悔している」と語ったが、「仕事を簡略化し、スピードを上げるためにやった」という理由は、
建築士として絶対守るべき建築基準法を無視し、人命に係わる耐震設計に関して言える言葉ではない!!
賠償請求の可能性に話が及ぶと、「私一人の力ではどうにもできない」と半ば他人ごとのように平気な顔で言い、
民間検査機関の検査の甘さを指摘したり、元凶は自分だということの責任と本心からの後悔は見えない。
このことの裏には、「大規模建築物の背骨ともいうべき根幹の構造計算がゆがめられた背景には、
コスト削減とスピード至上主義という建設業界の暗黙の“要請”が見え隠れし、
関係者らが黙認していたのかもしれない」と言われている。
仕事の量が増えたのは(偽装で)安く早く施工できるから発注が増えただけのことで、
法を遵守していれば納期に追われることもなく、スピードアップする必要はなかったはずである。
建築士の資格取り消しと、建築基準法上の設計者の告発をするのは当然のことで、
震度5以上の地震でマンション等が倒壊し、多数の死者が出る可能性があるような偽装工作を
するような建築士は、未必の故意の殺人未遂罪としても告発して10年以上の懲役刑にしてもらいたいね。
欠陥建造物を利用しているトータル人数からすると、何千人もの命を危険にさらすことになった罪は重い。
すでに耐震強度の偽装が明らかになった東京都中央区や五反田のホテルは「営業休止」に追い込まれ、
多数の予約客もキャンセルを余儀なくされ、建設中のマンションまで工事中止や解体に追い込まれている。
しかし、この偽造問題では、偽造物件21棟のうち20棟の建築確認を行った民間の
指定確認検査機関「イーホームズ」の責任も大きいと思う。
先ず、添付が義務付けられた書類がないにもかかわらず、通常の審査処理にとどめ、
計算過程のチェックを行っていなかったことも分かっているが、建築基準法に照らし合わせても、
鉄筋の量などは素人でも分かりそうなことを何故チェックできなかったかということである。
すでに、建築後1年以内なのに外壁にヒビが入ったり、一部のマンションは自重のみで自壊まであると
いう状況に陥ったことの重大性に鑑み、検査の手抜きや馴れ合いなど徹底して調べる必要がある。
不備を見逃したことについて、イーホームズ社の担当者は「計算方法によっては認定番号が
印字されないこともある」と釈明しているが、すべての検査書類に無くてもいいということになる。
認定書などの不備についても「認定書の代わりに(コンピューターソフト会社が利用者に発行する)
証明書が付いていたので実質的に事足りると判断した」としているが、
法には添付が義務づけられているのだから正規の手続きをすべきで、こんな言い訳は通じない。
また同社は「不添付を指摘しなかったのはミスでまずかったが、形式的なことで審査の本質は問題ない」と
主張しているが、形式的なことにも従うのが法というもので、
「運転免許証を携帯していなかったが、形式的なことで事故に関しては問題ない」ということと変わりはない。
道路交通法でも形式的なことだからといって従わなければ罰せられるのである。
自社でまともな検査をしていれば何でもなかったのに、参考人質疑などで責任を他社に転嫁するような
言い訳ばかりの答弁している藤田社長は見苦しいばかりだ。第一、国の代理審査機関である
「イーホームズ」の社長以下が、建築主、建築業者、建築士らと会合や会議を持つこと自体に違法性がある。
検査機関が建築主に「偽装を公表したい」と相談に行く必要なく、直ちに国土交通省に報告するだけで
よい話しである。イーホームズ社と木村建設は「偽造の責任は姉歯にある」とし、
建築主のヒューザーは「イーホームズの検査にある」、姉歯は「検査が素通りのイーホームズにある」など、
責任のなすり合いをしているが、私は、悪いことをしていることを見つけるべき検査機関の責任が大と思う。
国や自治体にも、このような重要な審査機関の業務を、民間に権限を与えたときから責任があり、
民間委託の結果、このような事件が起きたにもかかわらず、防災担当相の言うように民間のことで
国には責任がないと言うのなら、こんな重要な検査機関を民間に委託するのは廃止して
国で管轄すべきである。検査を受ける側が、検査をする機関を選択できるようにしている国もおかしい。
まさか検査機関に天下り組がいるのではないでしょうね。

11月29日の午後から耐震データ偽造問題で、衆院国土交通委員会の参考人質疑が行われたが、
肝心の姉歯建築士は、事務所に構造計算書を発注していた森田設計事務所の社長が自殺したことを挙げ
「怖くて外出できない」「精神的に不安定」として欠席したが、他の参考人も精神的に不安定であり、
本人、国ともに「主役不在」で進める参考人質疑は、時間と経費の無駄だけのことでしょう。
姉歯建築士は「死ぬまで外に出ないのか」ということになるし、自分は命に代えても被害者住民のことを
考えるべきで、怖いなどと言っている場合か! 建築基準法上の犯罪者であることがはっきりしている
姉歯建築士は直ちに拘束し、国土交通省もボデーガードをつけてでも参考人質疑に出席させるべきで、
いつ地震が起きるか分からないという大きな不安を抱いている被害者住民のことを思うと、
参考人質疑自体も遅いし、肝心の姉歯建築士が不在では、ベールに包まれたままでしょう!!
しかし、イーホームズ社長の答弁もひどい。何十件もの偽装を通過させたことは棚に上げ、
検査にヒューザーの社長から圧力があったことは偽造の検査とは関係ないことであるし、
「発見するのは難しい。当社だからこそ事件を公表できた。偽造には驚いた。」などと言うが、
その驚きの偽造を見破りすぐに公表する仕事が、国の代理検査機関であるイーホームズ社でしょう!!!
「今回のように構造計算書が偽造されたものをいちいち計算するようにという名文規定はない。
適法に業務を行った。偽造を見抜けなかったのは当社だけではない。
多くの行政、ほかの民間検査機関も同じだ。」との藤田社長の責任についての答弁は無責任極まりない。
また、姉歯建築士による強度偽装は、別の建築士が2004年4月の段階で指摘していて
民間の指定確認検査機関で最大手の「日本ERI」は情報を得ていたというが、それが分かっていて
1年半以上も公表しなかったから自社も偽装を早い段階で見つけられなかったと言いたいのかもしれないが、
責任を他社に転嫁する言い訳に過ぎず、平素よりまともな検査をしていればよいことである。
日本ERIの情報を元に内部監査をして10月20日に偽造が発覚したのだから、
たとえ小嶋社長の圧力があったとしても、権威のある検査機関なのだから10月中にも公表できたはずである。
1級建築士であれば誰でも偽装工作は見破ることは出来ると言われているのだから、
人命にもかかわる重要な検査機関が、それ未満のレベルであることは考えられないでしょう。
新聞の「かたえくぼ」にでも【「ワルイホームズ」に社名変更しました ― イイホームズ社】と載せたいくらいだね。
最重点である「何故プロなら誰でも見分けられる偽造工作が検査段階で通過できたのか」が問題なのに、
参考人からそのことについての質疑がほとんどなかったことは、自分にはねかえるからでしょうか。
ヒューザーの小嶋社長も、あんな恫喝のように声を荒げて不規則発言をすることはないし、
こんな声で圧力をかけたと思われかねない。ヒューザーも瑕疵担保責任のある被害者側として
同情していたが、被害者への救済が二転三転したり、あのような怒声を聞くと、それも崩れ去った。
イーホームズ社が事実だから公表すると言っているのに、一介の建築主が確認する時間をとる必要はない。
それに、すべての建築士が法の枠内で「コストダウンの努力と経済設計」を行うことは当たり前のことで、
建築主や建築業者が建築士に念を押す必要は全くない。
木村建設の篠塚支店長にしても、姉歯建築士に「鉄筋を減らせ」と言ったことは、
「法令遵守の範囲内でのことで、圧力をかけたという認識はまったくない」と述べているが、
構造計算を信頼していると言っているプロの1級建築士に対して言える言葉ではなく、圧力そのものである。
また、「会社への架空請求書を要求したことがあるが、リベートとしての感覚はない。」と言っているが、
その見返りとして姉歯から金をもらっていることをリペートといい、これこそが感覚麻痺なのだ。
証人喚問ではないので、嘘を言っても偽証罪にならないとはいえ、誰かが偽証しているのである。
建築基準法を熟知している姉歯建築士個人の考えで、危険な建物を設計するはずがなく、
誰かが偽装を指示していることは間違いない。
無駄な参考人質疑はやめ、早急に関係者全員を証人喚問すべきだ!!!!

12月7日の2回目の参考人質疑にも姉歯建築士は「精神的重圧がひどい」と出席を拒んだが、
精神的重圧は死ぬまでなくなることはないのに、何故こんなことを許すのか!!!!!
姉歯建築士は、12月1日に衆院国土交通委員会が出席要請した際、
「6日以降なら出席できる」と伝えたため、7日に参考人質疑を行うことが決まったのである。
また同じく参考人質疑に招致されていた、コンサルタント会社「総合経営研究所」の
内河健所長も「体調不良」を理由に欠席するが、こんなことを許せば誰も出なくなる。
誰が犯罪を犯しているのかを追求するのだから「招致」ではなくて「呼び出し」でなければならない。

姉歯秀次・1級建築士は建築士法に基づき、構造計算書を改ざんし、耐震強度不足の建物を建てさせた
建築士法違反などが理由による行政処分で、2005年12月8日付で国家資格が取り消された。

危険なホテルの建設にかかわったコンサルタント会社「総合経営研究所(総研)」の内河健所長が
建物の耐震強度偽装問題の組織的な関与の黒幕だと呼ばれているが、
12月8日の71歳にもなっての突然の熟年離婚は財産保全のためしか考えられず、疑惑が増すばかりだ。
12月2日の記者会見では「指導は技術より経営。構造計算までは考えてもいない」と主張していたが、
総研の会員企業向けの会報に内河所長の自筆で、鉄筋やコンクリートの量を具体的に示して、
安上がりな構造計算を勧めていたことがわかり、すでに大きな矛盾点が出ている。
森田設計事務所の社長が自殺したことで、姉歯建築士は「怖くて外出できない」と言っていることは、
社長が他殺されたとみていると思われ、内河所長も同じ思いで離婚したのだろうか。
困窮している被害者のためにも、無責任な自殺だけは絶対しないでほしいね。

2006年1月16日、証人喚問の前日になってヒューザーの小嶋社長は何故テレビの取材に応じたのだろうか。
自分に非がないのなら、証人喚問の場で堂々と正当性を主張すればよいことで、
マスコミを使ってのリハーサルのようで、かえって疑惑を呼ぶような気がするのは私だけなのだろうか。
参考人質疑の時に声を荒げたのは、怒りが収まらなかったからで、最近は冷静になったと言っているが、
被害にあった分譲マンションの住民が小嶋社長の言動は信用できないとして1月末をめどに、
販売元の開発会社「ヒューザー」の破産を申し立てることになったことなど、
マスコミで多くを語るほど不利になっているような気がする。
小嶋社長が自分も被害者といえども、それとは関係なしに瑕疵担保責任はヒューザー社に
あるのだから、被害マンション住民の救済を第一に考えるべきである。
(H17.11.19、11.20、11.22、11.29、11.30、12.7、12.8、12.13、12.14、
H18.1.4、1.17追加・訂正)
B7 何故、旧型家電製品がないのか。
2006年2月15日の朝日新聞「声」欄で、熊本県八代市在住の川上正英さん(78歳)の投稿を、
私も以前考えたことがあり同じ思いなので、以下に全文を紹介させていただいた。
 石油ストーブが故障したので、買い替えようと家電量販店に行った。
大規模店だが、石油ファンヒーターは山ほどあるのに、反射式石油ストーブは1種類しか置いてなかった。
ついでに電気アンカを探したが、これも同じように種類が限られていた。
 私は使いなれたものが好きである。10年以上前に買った電子手帳をまだ使っているが、
これも生産停止になっている。
 テレビも従来のもので満足しているが、やがてこの形式のテレビも生産停止になるらしい。
メーカーが売りつけたものがメーカーの都合で次々と生産停止になっている。
 私は運転免許もパソコンもデジカメも持たないし、携帯電話にも関心がない。
私だけ孤立しているのだろうか。同じ思いの人がほかにいるのではなかろうか。(以上投稿文)

反射式石油ストーブは、石油ファンヒーターのようなAC電源が不要なので停電時にも使用できるし、
湯沸しなどもできて便利なことも多く、長期の停電時にはかなりの台数が売れという。
また、椎茸の乾燥には反射式石油ストーブが最適だそうで、
家にあった2台のストーブをあげたこともあり、たんまり干し椎茸をいただきました。
電気アンカは50年も前の箱型をいまだに使うこともあり、まだ2台保有している。
現在は30年くらい前の高さのないカマボコ型の電気アンカを使用している。
このように旧型の家電製品は現在でも重宝されているのである。
家電メーカーさん、旧型家電製品の種類をもっと多く製造・販売してください。
 テレビはハイビジョン放送があるのだから、同等な画質の地デジまで必要ではなかったと思うし、
アメリカなど欧米でも旧方式のままが多い。年取った芸能人の小じわが見えない方がよいでしょう。
 私は運転免許もパソコンもデジカメも持ち、携帯電話は関心がないが持っている。
パソコンは年賀状も住所録から簡単に印刷できるし、多くの人たちと無料でテレビ電話として利用できるなど、
利用価値は高いと思うし、八代市の川上さん、パソコンをやってみたいのなら旅行を兼ねて
マンツーマンでお手伝いしに行きますよ(笑)。でも、IT講習での高齢者のパソコン習得手伝いでは、
70から80歳の人は今日習ったことを翌日には忘れることが多くありましたね。(H18.11.15)

                      



































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