[ホーム] [
季語索引] [
二十四節気]
時候の挨拶(月別の手紙用語)
1月 (
睦月:むつき)January
正月:しょうがつ、
霞初月:かすみそめつき、
暮新月:くれしづき、
太郎月:たろうづき、
年端月/
年初月:としはづき、
子日月:ねのひづき、
初春月:はつはるづき、
初空月:はつそらづき、
早緑月:さみどりづき、
祝月:いわいづき、
元月:げんげつ、
端月:たんげつ、
孟春:もうしゅん
「寒中見舞い」は1月5日頃の「寒の入り」から2月4日頃の「立春」までの
30日間に出し、それ以降は「余寒見舞い」となる。
前文で使う用語 : (慣例句)厳寒の候,厳冬の候,極寒の候,新春の候,初春の候,頌春の候,
新年,新春,初春,大寒,烈寒,厳寒,酷寒,仲冬,厳冬,烈寒,甚寒,寒風,寒冷,さっ風、
木枯らし,寒威烈々,朔寒凛々,寒さ厳しき折,寒気きびしい折柄,初春のみぎり,一方ならぬ寒さ,
新年の御慶めでたく申し納めます,うららかな初日の光を仰ぎ,新玉の年の始めの御ことほぎ,
お早々と御賀状を嬉しく拝受,冬来たりなば春遠からじと申しますが,寒気ことのほか厳しく,
寒気ことのほか厳しき折柄,寒月も凍るばかりに冴えわたり,野山は白く冬将軍の訪れですが,
寒さの厳しい毎日が続いていますが
末文で使う用語 : 今年も皆様にとり幸多い年でありますように,
ますますお寒くなることと存じます。どうぞ御身大切に
2月 (
如月:きさらぎ)February
梅見月:うめみづき、
初花月:はるはなづき、
梅月:うめづき、
梅つ月:うめつつき、
雪消月:ゆきぎえづき、
小草生月:おぐさおいづき、
令月:れいげつ、
仲春:ちゅうしゅん、
仲陽:ちゅうよう
前文で使う用語 : (慣例句)晩冬の候,余寒の候,春寒の候,晩春の候,残雪の候,解氷の候,
残寒,余寒,上春,晩冬,節分,立春,余寒,春寒,寒明け,きびしき折柄,晩冬のみぎり,
立春とは名ばかりの昨今,立春とは名ばかりで,暦の上では立春とは申しながら,
立春とは名ばかりで、また冬にあと戻りしたようなきびしい寒さ,春立つとは申せ,
まだまだ寒さが続きますが,寒さもようやくゆるみましたが,余寒なお去りやらず,余寒膚を刺し,
梅の蕾もようやくふくらみ初め,梅一輪一輪ずつの暖かさと申しますが,鶯の初音もさわやかに,
雪解けの庭に南天の紅も一しお鮮やかに,寒さなお厳しき折り,余寒きびしい折柄,
雪解けのしずくにも春の近づく足音が聞かれ,遠山の雪の色もやわらぎ,
末文で使う用語 : 余寒厳しき折、皆様の健康をお祈り申し上げます,
二月は朝夕の寒さごとに厳しい時、くれぐれもおからだを大切になさってください,
気候不順の折柄ご健勝切にお祈りいたします,
3月 (
弥生:やよい)March
桜月:さくらづき、
花見月:はなみづき、
夢見月:ゆめみづき、
晩春:くれのはる、ばんしゅん、
早花咲月:さはなさづき、
染色月:しめいろづき、
春惜月:はるおしみづき、
雛月:ひいなづき、
夢見月:ゆめみづき、
季春:きしゅん、
暮春:ぼしゅん
前文で使う用語 : (慣例句)早春の候,向春の候,軽暖の候,暖寒不同の候,浅春の候,
春雨の候,春色の候,春風の侯,若草の候,(春寒の候:2月主?),(春暖の候:4月主?),
早春,孟春,初春,春暖,浅春,春雪,麗日,彼岸,陽花の節,日増しに暖かく,
日増しに暖かさを加え,春とはまだ名ばかりの寒さ,朝夕はまだ冷えますが,桃の節句も過ぎ,
日ごとに春めいてきた今日この頃,ようやく春めいて参りました(が),暖かくなりましたが,
花の便りもちらほら聞こえはじめ,花便りもほどなく聞かれる頃になり,春光揺らぎ初める好季節,
水ぬるむ小川に水草の芽もふく頃,柳の芽も柔らかに吹き出しました,
彼岸桜も色づいてまいりました,一雨ごとに暖かく,一雨ごとに春めいてまいりましたが,
雪の中から、若草が顔を出すうれしい春がやって来ました,暑さ寒さも彼岸までと申しますが,
待ち遠しかった春の訪れに心はずむこの頃,日増しに暖かみが増してまいりましたが,
末文で使う用語 : 春寒はまたひとしお,お体には十分お気をつけください,
春光の中、ご発展を祈っております
4月 (
卯月:うづき)April
卯花月:うのはなづき、
得鳥羽月:えとりはづき、
夏初月:なつはづき、
首夏:しゅか、
花残月:はなのこりづき、
孟夏:もうか、
麦秋:ばくしゅう、
初夏: しょか
前文で使う用語 : (慣例句)陽春の候,桜花爛漫の候,春風駘蕩の候,仲春の候,春暖の候,
(軽暖の候:3月主?),鳥月,仲春,温暖,春陽,春和,春粧,花信,花の四月,春風駘蕩,
春暖のみぎり,春たけなわ,いつか葉桜のころとなり,一雨毎に暖気加わり,
春宵一刻直千金の好季節,春雨けぶる昨日今日,雪かとまどう落花,春光うららかな好季節,
陽ざしもやわらかく,春眠暁を覚えぬ今日この頃、春眠暁を覚えずとか申しますが、
すっきり春めいてまいりましたが、落葉折りしいて春も別れを告げ,
野も山も春霞のよそおいも細やかに,小鳥も唄い花も笑う気候となりました,
あげ雲雀若葉の光もさわやかに,花々の咲きそろう美しい季節,
花咲き春たけなわのこの頃ですが,桜もまさに満開の好季に,
末文で使う用語 : 花冷えの季節,どうぞお体は大切に,
好季節でございます。お暇な折にはお立ち寄り下さい
5月 (
皐月:さつき)May
五月:さつき、
早月:さつき、
草月:さつき、、
星月:せいげつ、
早苗月:さなえづき、
菖蒲月:あやめづき、
五色月:いろいろづき、
狭雲月:さくもづき、
田草月:たぐさづき、
橘月:たちばなづき、
雨月:うづき、
仲夏:ちゅうか、
鶉月:じゅんげつ、
早稲月:わせづき
前文で使う用語 : (慣例句)新緑の候,薫風の候,向暑の候,若葉の候,晩春の候,
晩春,暮春,惜春,老春,軽暑,微暑,向暑,更衣,新緑,薫風,更衣の節,落花啼鳥,
新樹の色もあざやかに,風薫る(きょうこの)頃,ゆく春の惜しまれる頃,
風薫る五月,惜春のみぎり,緑深青葉のころ,緑も深い青葉の頃となりました,
若葉青葉を渡る風もすがすがしく,新緑目にしみる今日この頃,新緑の色もすがすがしい,
目に青葉山ほととぎす初鰹,葉桜の美しい頃となり,五月晴れの空に鯉のぼりが躍り,
青葉のかげもなつかしく,風渡る水田に蛙の声もにぎわしく,目に青葉がしみる頃となりました,
すがすがしい初夏の季節となり,さわやかな五月となりました,うっすらと肌の汗ばむこの頃,
勇ましく鯉のぼりが泳ぐ日,ここちのよい初夏の季節になりました,
末文で使う用語 : 季節の変わり目ゆえ,どうぞお体は大切に,
暑い季節に向かいますゆえ、なにとぞご自愛ください
6月 (
水無月:みなづき)June
風待月:かぜまちづき、
弥涼暮月:いすずくれづき、
涼暮月:すずくれづき、
蝉羽月:せみのはつき、
常夏月:とこなつづき、
鳴神月:なるかみつき、
松風月:まつかぜつき、
季夏:きか、
晩夏:ばんか、
林鐘: りんしょう、
溽暑:じょくしょ
前文で使う用語 : (慣例句)立夏の候,初夏の候,梅雨の候,薄暑の候,青葉若葉の候,向夏の候,
初夏,孟夏,小夏,立夏,短夜,五月雨,入梅,霖雨,田植,麦秋,首夏,長雨,梅雨空,
梅雨晴れ,短夜向暑のみぎり,うっとうしい日が続きます,うっとうしい五月雨の季節となり,
うっとうしい梅雨の候となりましたが,連日の雨,明けても暮れても雨,梅雨あけも間近く,
憂うつな毎日、心も滅入っています,雨後の緑が目に鮮やかな季節,
早乙女の田植の歌ものどかに,梅雨明けの空もすがすがしく,雨後の晴天はまことにさわやかに,
梅雨の晴れ間が恋しいこの頃ですが,新しいセルの肌ざわりも心地よく,
野も山も緑一色塗られた初夏,さわやかな初夏となりました,さわやかな六月の空はまっさおです,
すっかり夏めいてまいりましたが,だんだん暑さが加わってまいりましたが,
空には白い夏雲が浮かんでいます,軒端には燕が巣を作っていました,
末文で使う用語 : うっとうしい毎日が続きますが,ご自愛のほどお祈り申し上げます,
梅雨晴れの青空を待つばかりですね。では、お元気で
7月 (
文月:ふみづき、ふづき)July
秋初月:あきそめつき、
婦月・親月:ふづき、
七夕月:たなばたづき、
初秋:はつあき、
文披月:ふみひらきづき、
書披月:ふみひろげづき、
愛合月:めであいづき、
女郎花月:おみなえしづき、
初秋:はつあき(しょしゅう)
孟秋: もうしゅう、
新秋:しんしゅう
「暑中見舞い」は7月初旬の梅雨明けから8月8日頃の「立秋」までに出し、
それ以降は「残暑見舞い」となる。
前文で使う用語 : (慣例句)盛夏の候,炎暑の候,三伏の候,酷暑の候,猛暑の候,酷夏の候,
盛夏,真夏,酷暑,炎暑,大暑,甚署,仲夏,猛暑,星祭,旱天,夕立,三伏の暑さ,梅雨明け,
土用の丑の日,土用入り,しゅう雨,炎暑堪え難く,まことにお暑いことで,何十年来の暑さ,
猛暑のみぎり,暑さ厳しき折,海や山が恋しい季節となりましたが,夜も眠られぬ殊の外の暑さ,
土用(または本年)の暑さは格別,日ごとに暑さが厳しくなりました,一雨ざっと欲しいものです,
猛暑のなか一雨欲しいきょうこの頃,夕風の涼味もうれしく幼い日もなつかしい七夕祭が近づき,
暑中おうかがい申し上げます,(例年になく)厳しい暑さが続いておりますが,
緑蔭に蝉しぐれの声もかまびすしい頃,蝉しぐれ日毎にかまびすしく,
田の草取りにお忙しいことと思います,梅雨も明け夏空がまぶしいこの頃ですが,
梅雨も明け夏の太陽が照りつけます,海や山の恋しい季節です,夜も寝られぬほどの暑さ,
末文で使う用語 : 暑さ厳しき折、皆様のご無事をお祈りいたします,
暑さにもめげぬようお元気でお過ごしください
8月 (
葉月:はづき)August
初月:はづき、
弓張月:ゆみきりづき、
萩月:はぎづき、
月見月:つきみづき、
秋風月:あきかぜつき、
草津月:くさつづき、
木染月:こぞめづき、
紅染月:こうそめづき、
仲秋:ちゅうしゅう、
清秋:せいしゅう
前文で使う用語 : (慣例句)晩夏の候,残暑の候,晩暑の候,秋暑の候,
晩夏,暮夏,残夏,残暑,秋暑,季夏,立秋,残暑きびしく,残暑きびしい折柄,きびしい残暑,
残暑が続きますが,土用波立ちそめて秋も近く,暦の上ではもう秋,立秋とは名のみです,
立秋とは名ばかりの(酷い)暑さですが,朝夕はいくらか凌ぎよくなりました,
立秋の声を聞いてからは朝夕凌ぎやすくなり,日中の暑さは耐えがたいほどですが,
盆踊りの太鼓の音もなつかしい頃、夜空にしのび寄る秋の気配が感じられ、
夕風の涼しさは昼の暑さを忘れさせます,空の色もいつしか秋めいてまいりました,
朝夕にはかすかに秋の気配を感じますが,土用明けの暑さはまた格別,
毎日厳しい暑さの続くこの頃、虫の音もめっきりとはげしくなりました,
末文で使う用語 : 実り多き季節に向かって、いっそうのご活躍をお祈り申し上げます,
季節の変わりめ、お体を大切に
9月 (
長月:ながつき)September
玄月:げんげつ、
菊月:きくづき、
夜長月:よながつき、
紅葉月:もみじづき、
色取月:いろどりづき、
菊咲月:きくさづき、
菊開月:きくさきづき、
寝覚月:ねざめつき、
晩秋:くれのあき、ぼしゅう、
ばんしゅう、
季秋:きしゅう
前文で使う用語 : (慣例句)初秋の候,新秋の候,秋冷の候,新涼の候,名月の候,
初秋,孟秋,新秋,早秋,新涼, 秋気,野分,台風,白露の節,読書の秋,味覚の秋,
灯火親しむの季節,灯火親しむの秋,二百十日も事なくすみ,朝夕めっきり涼しくなり(ました),
朝夕は日ごとに涼しさの増すこの頃,朝夕めっきりしのぎやすくなりました,
虫の音美しく,虫の音もいよいよしげく,冴えかえる月の光も涼しい好季,
行水の捨てどころもない虫の声,天高く馬肥ゆるの候,天高く風も涼しい秋が来ました,
暑さ寒さも彼岸までと申しますが,さわやかな初秋の季節となりました,野辺の千草も咲乱れて,
涼風一過、野も山もめっきり秋めいてきました,一雨ごとに秋が深くなりました,
日中の暑さはまだまだ衰えていません,
末文で使う用語 : さわやかな秋を過ごされますよう,季節の変わりめ、お体を大切に
10月(
神無月:かんなづき)October
神去月:かみさりつき、
神有月:かみありづき(出雲地方)、
小春:こはる、
時雨月:しぐれづき、
初霜月:はつしもづき、
孟冬:もうとう、
初冬:しょとう
前文で使う用語 : (慣例句)秋冷の候,錦秋の候,秋涼の候,灯火親しむの候,朝寒の候,紅葉の候,
仲秋,夜長,実りの秋,小春日和,行楽の節,秋たけなわ,秋涼清爽のみぎり,
秋色いよいよ濃く,木々の梢も色増し,菊薫る今日この頃,黄菊白菊のかおりもゆかしく,
菊薫る好季節となりましたが,小春日和のうららかな季節です,大空も高く澄み切っています,
空行く雲の影にも秋の涼しさが見え,山の紅葉も色さえて,秋草の葉末におく露も色増し,
鎮守の森に響く太鼓の音にも,秋もたけなわとなりました,だんだん日が短くなって,
秋の気配が日に日に深まってまいりました,日に日に秋は深まって行きます,
日ごとに秋の深まりを覚えるこの頃,稲も豊かにみのり,裏山の樹々も色づいています,
末文で使う用語 : 深まりゆく秋、皆様お元気でお過ごしください,
どうぞお元気で行く秋をお楽しみください
11月(
霜月:しもつき)November
霜降月:しもふりづき、
神楽月:かぐらづき、
神帰月:かみきづき、
雪待月:ゆきまちづき、
露ごもりの葉月:つゆごもりのはづき、
子月:ねづき、
朔月:さくげつ、
仲冬:ちゅうとう
前文で使う用語 : (慣例句)向寒の候,晩秋の候,涼冷の候,霜冷えの候,秋冷の候,落葉の候,
暮秋,晩秋,季秋,初雪,落葉,向寒の砌(みぎり),日増しに寒冷加わり,日増しに寒さ相加わり,
紅葉の目も覚えるような美しさ,秋も更け,今朝霜の色に驚き,こおろぎの声も夜ごとに細り行き,
落葉の音も日毎にしげく,朝夕は冷気が身にしむ頃となりました,朝夕寒冷を覚える季節です,
木枯しのひとしお身にしむころ,そろそろ火鉢が恋しく,お寒くなりました,野分立つ日のわびしさ,
秋の夜長をしみじみ感じるきょうこの頃,紅葉の美しい季節となりました,肌寒い日が続きますが,
晩秋の折から,降り続く秋雨のわびしさ,今朝、初霜がおりました,霜降る月となりました,
ゆく秋の感慨はまた一入です,冬の息吹を身近に感じます,
末文で使う用語 : これから日一日と寒さに向かいます。お体には十分お気をつけください,
寒さに向かう折柄、風邪などひかぬようがんばってください
12月(
師走:しわす)December
弟月:おとづき、
弟子月:おとごづき、
親子月:おやこづき、
春待月:はるまちづき、
暮来月:くれこつき、
年積月:としつみつき、
梅初月:うめはつづき、
蝋月(臘月):ろうげつ、
限月:かぎりのつき、
極月:ごくげつ、
除月:じょげつ、
季冬:きとう、
晩冬:ばんとう
前文で使う用語 : (慣例句)寒冷の候,師走の候,初冬の候,初氷の候,
初冬,孟冬,立冬,初霜,短日,霜夜,初雪,歳末,歳暮,歳の市,年内も残り少なくなり,
年の瀬も迫り,年末ご多忙の折,一年は夢のように過ぎ,街は売出しでにぎわい,
今年もまたサンタクロースの訪れる頃となり,道行く人の足音もせわしく,
何となく心せわしい日を送っています,師走の慌ただしい季節となりました,
師走の寒さ耐えがたき折柄,歳の暮れも押し迫りましたが,寒気いよいよつのり,
寒さもいっそう身にしむきょうこの頃,今年もあとわずかになりました,
早いものでもう年の暮れとなりましたが,思いでの多かった今年もあと数日,
迎春のお支度にお忙しいことと思います,真白い霜柱が立っています,
いよいよ冬将軍の到来です,雪もようの低く垂れた空に,ちらちらと粉雪の降る日
末文で使う用語 : どうぞ皆様お元気で、よいお正月をお迎えください,
新春のお支度にお忙しい折から、ご自愛のほどを
参 :
あいさつ文(パソコン用語)