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時候の挨拶(月別の手紙用語)
1月 (睦月:むつき)January
    正月:しょうがつ、霞初月:かすみそめつき、暮新月:くれしづき、太郎月:たろうづき、
    年端月年初月:としはづき、子日月:ねのひづき、初春月:はつはるづき、初空月:はつそらづき、
    早緑月:さみどりづき、祝月:いわいづき、元月:げんげつ、端月:たんげつ、孟春:もうしゅん

    「寒中見舞い」は1月5日頃の「寒の入り」から2月4日頃の「立春」までの
    30日間に出し、それ以降は「余寒見舞い」となる。
    前文で使う用語 : (慣例句)厳寒の候,厳冬の候,極寒の候,新春の候,初春の候,頌春の候,
     新年,新春,初春,大寒,烈寒,厳寒,酷寒,仲冬,厳冬,烈寒,甚寒,寒風,寒冷,さっ風、
     木枯らし,寒威烈々,朔寒凛々,寒さ厳しき折,寒気きびしい折柄,初春のみぎり,一方ならぬ寒さ,
     新年の御慶めでたく申し納めます,うららかな初日の光を仰ぎ,新玉の年の始めの御ことほぎ,
     お早々と御賀状を嬉しく拝受,冬来たりなば春遠からじと申しますが,寒気ことのほか厳しく,
     寒気ことのほか厳しき折柄,寒月も凍るばかりに冴えわたり,野山は白く冬将軍の訪れですが,
     寒さの厳しい毎日が続いていますが
    末文で使う用語 : 今年も皆様にとり幸多い年でありますように,
     ますますお寒くなることと存じます。どうぞ御身大切に
2月 (如月:きさらぎ)February
    梅見月:うめみづき、初花月:はるはなづき、梅月:うめづき、梅つ月:うめつつき、
    雪消月:ゆきぎえづき、小草生月:おぐさおいづき、令月:れいげつ、仲春:ちゅうしゅん、仲陽:ちゅうよう

    前文で使う用語 : (慣例句)晩冬の候,余寒の候,春寒の候,晩春の候,残雪の候,解氷の候,
     残寒,余寒,上春,晩冬,節分,立春,余寒,春寒,寒明け,きびしき折柄,晩冬のみぎり,
     立春とは名ばかりの昨今,立春とは名ばかりで,暦の上では立春とは申しながら,
     立春とは名ばかりで、また冬にあと戻りしたようなきびしい寒さ,春立つとは申せ,
     まだまだ寒さが続きますが,寒さもようやくゆるみましたが,余寒なお去りやらず,余寒膚を刺し,
     梅の蕾もようやくふくらみ初め,梅一輪一輪ずつの暖かさと申しますが,鶯の初音もさわやかに,
     雪解けの庭に南天の紅も一しお鮮やかに,寒さなお厳しき折り,余寒きびしい折柄,
     雪解けのしずくにも春の近づく足音が聞かれ,遠山の雪の色もやわらぎ,
    末文で使う用語 : 余寒厳しき折、皆様の健康をお祈り申し上げます,
     二月は朝夕の寒さごとに厳しい時、くれぐれもおからだを大切になさってください,
     気候不順の折柄ご健勝切にお祈りいたします,
3月 (弥生:やよい)March
    桜月:さくらづき、花見月:はなみづき、夢見月:ゆめみづき、晩春:くれのはる、ばんしゅん、
    早花咲月:さはなさづき、染色月:しめいろづき、春惜月:はるおしみづき、雛月:ひいなづき、
    夢見月:ゆめみづき、季春:きしゅん、暮春:ぼしゅん

    前文で使う用語 : (慣例句)早春の候,向春の候,軽暖の候,暖寒不同の候,浅春の候,
     春雨の候,春色の候,春風の侯,若草の候,(春寒の候:2月主?),(春暖の候:4月主?),
     早春,孟春,初春,春暖,浅春,春雪,麗日,彼岸,陽花の節,日増しに暖かく,
     日増しに暖かさを加え,春とはまだ名ばかりの寒さ,朝夕はまだ冷えますが,桃の節句も過ぎ,
     日ごとに春めいてきた今日この頃,ようやく春めいて参りました(が),暖かくなりましたが,
     花の便りもちらほら聞こえはじめ,花便りもほどなく聞かれる頃になり,春光揺らぎ初める好季節,
     水ぬるむ小川に水草の芽もふく頃,柳の芽も柔らかに吹き出しました,
     彼岸桜も色づいてまいりました,一雨ごとに暖かく,一雨ごとに春めいてまいりましたが,
     雪の中から、若草が顔を出すうれしい春がやって来ました,暑さ寒さも彼岸までと申しますが,
     待ち遠しかった春の訪れに心はずむこの頃,日増しに暖かみが増してまいりましたが,
    末文で使う用語 : 春寒はまたひとしお,お体には十分お気をつけください,
     春光の中、ご発展を祈っております
4月 (卯月:うづき)April
    卯花月:うのはなづき、得鳥羽月:えとりはづき、夏初月:なつはづき、首夏:しゅか、
    花残月:はなのこりづき、孟夏:もうか、麦秋:ばくしゅう、初夏: しょか

    前文で使う用語 : (慣例句)陽春の候,桜花爛漫の候,春風駘蕩の候,仲春の候,春暖の候,
     (軽暖の候:3月主?),鳥月,仲春,温暖,春陽,春和,春粧,花信,花の四月,春風駘蕩,
     春暖のみぎり,春たけなわ,いつか葉桜のころとなり,一雨毎に暖気加わり,
     春宵一刻直千金の好季節,春雨けぶる昨日今日,雪かとまどう落花,春光うららかな好季節,
     陽ざしもやわらかく,春眠暁を覚えぬ今日この頃、春眠暁を覚えずとか申しますが、
     すっきり春めいてまいりましたが、落葉折りしいて春も別れを告げ,
     野も山も春霞のよそおいも細やかに,小鳥も唄い花も笑う気候となりました,
     あげ雲雀若葉の光もさわやかに,花々の咲きそろう美しい季節,
     花咲き春たけなわのこの頃ですが,桜もまさに満開の好季に,
    末文で使う用語 : 花冷えの季節,どうぞお体は大切に,
     好季節でございます。お暇な折にはお立ち寄り下さい
5月 (皐月:さつき)May
    五月:さつき、早月:さつき、草月:さつき、、星月:せいげつ、早苗月:さなえづき、
    菖蒲月:あやめづき、五色月:いろいろづき、狭雲月:さくもづき、田草月:たぐさづき、
    橘月:たちばなづき、雨月:うづき、仲夏:ちゅうか、鶉月:じゅんげつ、早稲月:わせづき

    前文で使う用語 : (慣例句)新緑の候,薫風の候,向暑の候,若葉の候,晩春の候,
     晩春,暮春,惜春,老春,軽暑,微暑,向暑,更衣,新緑,薫風,更衣の節,落花啼鳥,
     新樹の色もあざやかに,風薫る(きょうこの)頃,ゆく春の惜しまれる頃,
     風薫る五月,惜春のみぎり,緑深青葉のころ,緑も深い青葉の頃となりました,
     若葉青葉を渡る風もすがすがしく,新緑目にしみる今日この頃,新緑の色もすがすがしい,
     目に青葉山ほととぎす初鰹,葉桜の美しい頃となり,五月晴れの空に鯉のぼりが躍り,
     青葉のかげもなつかしく,風渡る水田に蛙の声もにぎわしく,目に青葉がしみる頃となりました,
     すがすがしい初夏の季節となり,さわやかな五月となりました,うっすらと肌の汗ばむこの頃,
     勇ましく鯉のぼりが泳ぐ日,ここちのよい初夏の季節になりました,
    末文で使う用語 : 季節の変わり目ゆえ,どうぞお体は大切に,
     暑い季節に向かいますゆえ、なにとぞご自愛ください
6月 (水無月:みなづき)June
    風待月:かぜまちづき、弥涼暮月:いすずくれづき、涼暮月:すずくれづき、
    蝉羽月:せみのはつき、常夏月:とこなつづき、鳴神月:なるかみつき、
    松風月:まつかぜつき、季夏:きか、晩夏:ばんか、林鐘: りんしょう、溽暑:じょくしょ

    前文で使う用語 : (慣例句)立夏の候,初夏の候,梅雨の候,薄暑の候,青葉若葉の候,向夏の候,
     初夏,孟夏,小夏,立夏,短夜,五月雨,入梅,霖雨,田植,麦秋,首夏,長雨,梅雨空,
     梅雨晴れ,短夜向暑のみぎり,うっとうしい日が続きます,うっとうしい五月雨の季節となり,
     うっとうしい梅雨の候となりましたが,連日の雨,明けても暮れても雨,梅雨あけも間近く,
     憂うつな毎日、心も滅入っています,雨後の緑が目に鮮やかな季節,
     早乙女の田植の歌ものどかに,梅雨明けの空もすがすがしく,雨後の晴天はまことにさわやかに,
     梅雨の晴れ間が恋しいこの頃ですが,新しいセルの肌ざわりも心地よく,
     野も山も緑一色塗られた初夏,さわやかな初夏となりました,さわやかな六月の空はまっさおです,
     すっかり夏めいてまいりましたが,だんだん暑さが加わってまいりましたが,
     空には白い夏雲が浮かんでいます,軒端には燕が巣を作っていました,
    末文で使う用語 : うっとうしい毎日が続きますが,ご自愛のほどお祈り申し上げます,
     梅雨晴れの青空を待つばかりですね。では、お元気で
7月 (文月:ふみづき、ふづき)July
    秋初月:あきそめつき、婦月・親月:ふづき、七夕月:たなばたづき、
              初秋:はつあき、文披月:ふみひらきづき、書披月:ふみひろげづき、
              愛合月:めであいづき、女郎花月:おみなえしづき、初秋:はつあき(しょしゅう)
              孟秋: もうしゅう、新秋:しんしゅう
    「暑中見舞い」は7月初旬の梅雨明けから8月8日頃の「立秋」までに出し、
    それ以降は「残暑見舞い」となる。
    前文で使う用語 : (慣例句)盛夏の候,炎暑の候,三伏の候,酷暑の候,猛暑の候,酷夏の候,
     盛夏,真夏,酷暑,炎暑,大暑,甚署,仲夏,猛暑,星祭,旱天,夕立,三伏の暑さ,梅雨明け,
     土用の丑の日,土用入り,しゅう雨,炎暑堪え難く,まことにお暑いことで,何十年来の暑さ,
     猛暑のみぎり,暑さ厳しき折,海や山が恋しい季節となりましたが,夜も眠られぬ殊の外の暑さ,
     土用(または本年)の暑さは格別,日ごとに暑さが厳しくなりました,一雨ざっと欲しいものです,
     猛暑のなか一雨欲しいきょうこの頃,夕風の涼味もうれしく幼い日もなつかしい七夕祭が近づき,
     暑中おうかがい申し上げます,(例年になく)厳しい暑さが続いておりますが,
     緑蔭に蝉しぐれの声もかまびすしい頃,蝉しぐれ日毎にかまびすしく,
     田の草取りにお忙しいことと思います,梅雨も明け夏空がまぶしいこの頃ですが,
     梅雨も明け夏の太陽が照りつけます,海や山の恋しい季節です,夜も寝られぬほどの暑さ,
    末文で使う用語 : 暑さ厳しき折、皆様のご無事をお祈りいたします,
     暑さにもめげぬようお元気でお過ごしください
8月 (葉月:はづき)August
    初月:はづき、弓張月:ゆみきりづき、萩月:はぎづき、月見月:つきみづき、秋風月:あきかぜつき、
    草津月:くさつづき、木染月:こぞめづき、紅染月:こうそめづき、仲秋:ちゅうしゅう、清秋:せいしゅう

    前文で使う用語 : (慣例句)晩夏の候,残暑の候,晩暑の候,秋暑の候,
     晩夏,暮夏,残夏,残暑,秋暑,季夏,立秋,残暑きびしく,残暑きびしい折柄,きびしい残暑,
     残暑が続きますが,土用波立ちそめて秋も近く,暦の上ではもう秋,立秋とは名のみです,
     立秋とは名ばかりの(酷い)暑さですが,朝夕はいくらか凌ぎよくなりました,
     立秋の声を聞いてからは朝夕凌ぎやすくなり,日中の暑さは耐えがたいほどですが,
     盆踊りの太鼓の音もなつかしい頃、夜空にしのび寄る秋の気配が感じられ、
     夕風の涼しさは昼の暑さを忘れさせます,空の色もいつしか秋めいてまいりました,
     朝夕にはかすかに秋の気配を感じますが,土用明けの暑さはまた格別,
     毎日厳しい暑さの続くこの頃、虫の音もめっきりとはげしくなりました,
    末文で使う用語 : 実り多き季節に向かって、いっそうのご活躍をお祈り申し上げます,
     季節の変わりめ、お体を大切に
9月 (長月:ながつき)September
    玄月:げんげつ、菊月:きくづき、夜長月:よながつき、紅葉月:もみじづき、
    色取月:いろどりづき、菊咲月:きくさづき、菊開月:きくさきづき、寝覚月:ねざめつき、
    晩秋:くれのあき、ぼしゅう、ばんしゅう季秋:きしゅう

    前文で使う用語 : (慣例句)初秋の候,新秋の候,秋冷の候,新涼の候,名月の候,
     初秋,孟秋,新秋,早秋,新涼, 秋気,野分,台風,白露の節,読書の秋,味覚の秋,
     灯火親しむの季節,灯火親しむの秋,二百十日も事なくすみ,朝夕めっきり涼しくなり(ました),
     朝夕は日ごとに涼しさの増すこの頃,朝夕めっきりしのぎやすくなりました,
     虫の音美しく,虫の音もいよいよしげく,冴えかえる月の光も涼しい好季,
     行水の捨てどころもない虫の声,天高く馬肥ゆるの候,天高く風も涼しい秋が来ました,
     暑さ寒さも彼岸までと申しますが,さわやかな初秋の季節となりました,野辺の千草も咲乱れて,
     涼風一過、野も山もめっきり秋めいてきました,一雨ごとに秋が深くなりました,
     日中の暑さはまだまだ衰えていません,
    末文で使う用語 : さわやかな秋を過ごされますよう,季節の変わりめ、お体を大切に
10月神無月:かんなづき)October
    神去月:かみさりつき、神有月:かみありづき(出雲地方)、小春:こはる、
    時雨月:しぐれづき、初霜月:はつしもづき、孟冬:もうとう、初冬:しょとう

    前文で使う用語 : (慣例句)秋冷の候,錦秋の候,秋涼の候,灯火親しむの候,朝寒の候,紅葉の候,
     仲秋,夜長,実りの秋,小春日和,行楽の節,秋たけなわ,秋涼清爽のみぎり,
     秋色いよいよ濃く,木々の梢も色増し,菊薫る今日この頃,黄菊白菊のかおりもゆかしく,
     菊薫る好季節となりましたが,小春日和のうららかな季節です,大空も高く澄み切っています,
     空行く雲の影にも秋の涼しさが見え,山の紅葉も色さえて,秋草の葉末におく露も色増し,
     鎮守の森に響く太鼓の音にも,秋もたけなわとなりました,だんだん日が短くなって,
     秋の気配が日に日に深まってまいりました,日に日に秋は深まって行きます,
     日ごとに秋の深まりを覚えるこの頃,稲も豊かにみのり,裏山の樹々も色づいています,
    末文で使う用語 : 深まりゆく秋、皆様お元気でお過ごしください,
     どうぞお元気で行く秋をお楽しみください
11月霜月:しもつき)November
    霜降月:しもふりづき、神楽月:かぐらづき、神帰月:かみきづき、雪待月:ゆきまちづき、
    露ごもりの葉月:つゆごもりのはづき、子月:ねづき、朔月:さくげつ、仲冬:ちゅうとう

    前文で使う用語 : (慣例句)向寒の候,晩秋の候,涼冷の候,霜冷えの候,秋冷の候,落葉の候,
     暮秋,晩秋,季秋,初雪,落葉,向寒の砌(みぎり),日増しに寒冷加わり,日増しに寒さ相加わり,
     紅葉の目も覚えるような美しさ,秋も更け,今朝霜の色に驚き,こおろぎの声も夜ごとに細り行き,
     落葉の音も日毎にしげく,朝夕は冷気が身にしむ頃となりました,朝夕寒冷を覚える季節です,
     木枯しのひとしお身にしむころ,そろそろ火鉢が恋しく,お寒くなりました,野分立つ日のわびしさ,
     秋の夜長をしみじみ感じるきょうこの頃,紅葉の美しい季節となりました,肌寒い日が続きますが,
     晩秋の折から,降り続く秋雨のわびしさ,今朝、初霜がおりました,霜降る月となりました,
     ゆく秋の感慨はまた一入です,冬の息吹を身近に感じます,
    末文で使う用語 : これから日一日と寒さに向かいます。お体には十分お気をつけください,
     寒さに向かう折柄、風邪などひかぬようがんばってください
12月師走:しわす)December
    弟月:おとづき、弟子月:おとごづき、親子月:おやこづき、春待月:はるまちづき、
    暮来月:くれこつき、年積月:としつみつき、梅初月:うめはつづき、蝋月(臘月):ろうげつ、
    限月:かぎりのつき、極月:ごくげつ、除月:じょげつ、季冬:きとう、晩冬:ばんとう

    前文で使う用語 : (慣例句)寒冷の候,師走の候,初冬の候,初氷の候,
     初冬,孟冬,立冬,初霜,短日,霜夜,初雪,歳末,歳暮,歳の市,年内も残り少なくなり,
     年の瀬も迫り,年末ご多忙の折,一年は夢のように過ぎ,街は売出しでにぎわい,
     今年もまたサンタクロースの訪れる頃となり,道行く人の足音もせわしく,
     何となく心せわしい日を送っています,師走の慌ただしい季節となりました,
     師走の寒さ耐えがたき折柄,歳の暮れも押し迫りましたが,寒気いよいよつのり,
     寒さもいっそう身にしむきょうこの頃,今年もあとわずかになりました,
     早いものでもう年の暮れとなりましたが,思いでの多かった今年もあと数日,
     迎春のお支度にお忙しいことと思います,真白い霜柱が立っています,
     いよいよ冬将軍の到来です,雪もようの低く垂れた空に,ちらちらと粉雪の降る日
    末文で使う用語 : どうぞ皆様お元気で、よいお正月をお迎えください,
     新春のお支度にお忙しい折から、ご自愛のほどを
参 : あいさつ文(パソコン用語)































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