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宝生院(ほうしょういん) : @東京都葛飾区柴又5−9−18にある真言宗の寺院。
    柴又七福神の一つで、宝生院に祀られる七福神の一つ「大黒天」は、将軍家にも信仰が深く、
    大きな袋と打ち出の小槌で、多くの人々を救済する「出世財福」や「五穀豊穣」の神様として有名である。
    また、宝生院の不動明王は葛飾区の文化財となっている。
    アクセス:北総鉄道新柴又駅から徒歩3分。
    
    宝生院境内の立て札
    
    宝生院の遠景
    
    
    
    
    
    
    
    宝生院境内の石碑
    
    宝生院境内の句碑
   A名古屋市中区大須2−21−47にある真言宗智山派の寺院(別格本山)。通称「大須観音」。
    山号は「北野山宝生院」で、なごや七福神の一つ「布袋尊」を祀る。1324(元亨4)年の南北朝時代
    後醍醐天皇が大須郷(現岐阜県羽島(はしま)市桑原町大須)に北野天満宮を創建した。
    鎌倉時代の1333(元弘3)年に北野天満宮の別当寺として能信上人が創建した真福寺が
    当寺の始まりで、北野山真福寺宝生院(きたのさんしんぷくじほうしょういん)の寺号を給わる。
    その後、1612(慶長17)年に徳川家康の命令で犬山城主の成瀬正茂によって現在地に移転され、
    明治25年の大須の大火と第二次世界大戦の空襲による2度の焼失を被り、
    1970(昭和45)年に再建し、現在に至る。大須の地名はこの大須観音の門前町が発祥の地である。
    本尊の聖観世音菩薩は、弘法大師の作といわれ、もと摂津の天王寺にあり、
    勅によりこの寺に移したものという。
    聖天堂の歓喜天金銀2体や心経二巻は大師の筆、壇剣一口も大師の作という。宗教法人としての
    公称は「宝生院」だが、日本三大観音の一つでもあり、一般には「大須の観音さん」として親しまれ、
    節分会や人形供養など年間通じて行われる催し物の際には、多くの人で賑わう。
    日本最古の古事記写本(国宝)や将門記(まさかどき)(重要文化財)をはじめ、
    和漢の古文書約1万5000点を収蔵する真福寺文庫(大須文庫)もある。
    境内は自由だが、真福寺文庫の利用は事前に申し込みが必要で、
    国宝・重要文化財の閲覧は1点3000円、その他は1点2000円の有料となる。
    休業日は6〜8月、12月〜2月(真福寺文庫)。問い合わせ先:052−231−6525。
    アクセス:名古屋市営地下鉄大須観音駅2番出口からすぐ。
    参 : [YouTube](大須観音)
   B香川県小豆郡土庄町北山412にある真言宗の寺院。
    山号は「皇踏山吉祥寺宝生院」で、本尊は地蔵菩薩である。
    小豆島には「島四国」と称される八十八巡拝霊場があり、その小豆島霊場54番札所であり、
    境内に特別天然記念物のシンパク(ヒノキ科ビャクシンのイブキの変種で
    「ミヤマビャクシン:深山柏槙」ともいう)があることで有名で、
    応神天皇が御手植えしたという伝説があり、樹齢1500年以上と推定されている。
    根元の周囲は16.6m、樹高20mあり、そこに立てば力強い生命力を感じることができる。
    小枝を収集し、つぎ木によって養成したクローン3本が関西育種場に保存され、
    2006(平成18)年11月現在で、樹高は1.1〜3.9mである。





























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