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ブーゲンビレア(Bougainvillea:ラテン)ぶうげんびれあ : ブーゲンビリア、筏
(いかだ)かずら、ともいう。
ブラジル原産で、オシロイバナ科の不耐冬性低木または半つる性の低木。
葉腋
(ようえき)につける花房に、白色の小花を包むように3枚の包葉があり、
紫桃、紫紅、赤、桃、橙、淡黄、白色などの花が枝先に集まってつく。真の花は目立たず
苞
(ほう)を観賞する。花のつかない葉腋には、鋭い刺
(とげ)があり、葉は卵形である。
生育適温は20〜25℃で温室で栽培されることが多いが、戸外でも5℃以上あれば越冬する。
よく栽培されるイカダカズラ(B.spectabilis Willd)は葉は丸みを帯びてやや大きく、
包葉も先端に丸みがあり、やや大きい。ミセスバットやサンディエゴなど大輪品種がある。
また、テリハイカダカズラ(B.glabra Choisy)は茎はやや細く、葉は小形で照り葉、
包葉は三角形でとがり、やや小さい。包葉数の多い八重咲き品種や、
葉に白い斑
(ふ)入の品種(バリエガータ)もある。[
季語]夏−植物。
管理方法 : 繁殖は挿木によるが、品種によっては発根しにくいものがあるので、
挿すときに「ルートン」などの発根ホルモンを切り口にまぶすとよい。
鉢植え用土は赤土に腐葉土を30%くらい混ぜた水はけのよいものを用いる。
茎は、そのままだと1本で伸びるので、ときおり枝先を切って株元から多数の枝が出るようにする。
8〜9月はやや乾きぎみを保ち、「Bナイン」などの矮化
(わいか)剤を散布すると、よく開花する。
栽培には十分日に当てることが必要である。
我が家のブーゲンビレア(2008.6.14撮影)
沖縄県の浜比嘉島(はまひがじま)のブーゲンビレア(2008.4.18撮影)
同上
沖縄県の琉球村のブーゲンビレア(2008.4.21撮影)
宮崎県立青島亜熱帯植物園大温室内のブーゲンビレア(2008.4.12撮影)
福岡市動植物園のブーゲンビレア(2009.5.31撮影)
同上
同上
同上
同上
同上
同上
参 :
ブーゲンビレアの品種(
ファームAiらんどHP)