城関連(YSミニ辞典別掲)

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小倉城(こくらじょう) : 福岡県北九州市小倉北区城内2−1にある城で、
    勝山城、勝野城、指月城、湧金城、鯉ノ城などの別名がある。
    1602(慶長7)年に細川忠興が築城を開始した梯郭式平城で、
    城郭の中心に天守のあった本丸と松丸、北の丸があり、
    それらを囲い込むように二の丸、三の丸が配され、城の南側の虎口には稜保式の出張りを作った。
    建物は、野面積みの石垣の上に大天守と平の小天守1基、平櫓117、二重櫓16、櫓門12、
    狭間3271を配していた。城下は、城の東を流れる紫川を天然の堀として活用し城内に町を取り込んだ
    総構えを採っていた。小倉城の五層天守は、南蛮造りと言われる様式の天守で有名である。
    美作の森忠政が津山城築城の折り、この小倉城天守を参考にするため家臣を派遣し たと言われている。
     小倉城には天守閣は確かにあったが、外観の詳細図が残っていなく、推定を交えて復元し、
    屋根の上にある装飾板や破風は、城の見栄えを良くするために付けたとされる。
     現在、一部の石垣・堀が残り、1959(昭和34)年に天守・櫓・庭園と大名屋敷が再建されている。
    小倉城の周辺は勝山公園となっており小倉城、小倉城庭園、市民会館、松本清張記念館などがあり、
    大勢の市民憩いの場所になっている。
    
    小倉城。張り出した最上階の黒いはちまきが特徴
    
    左の建物は、櫓上にて沖からの通航船を監視した「着見櫓」
    
    お堀に建つ小倉城
    

    
    桜の名所としても有名
    
    天守閣としだれ桜
    
    城内入り口側
    

    
    場内展示の山車
    
    写真撮影OKの展示物。先客万来の迎え虎(雄虎)
    
    別の階にある写真撮影OKの展示物。麗虎招福の送り虎(雌虎)
    小倉城庭園 : 小倉城の城主、小笠原氏の別邸であった下屋敷(したやしき)跡に、
     江戸時代の大名屋敷を再現した施設。
    
    天守閣よ望んだ小倉城庭園。大名の庭園と典型的な江戸時代の武家の書院を再現
    
    小倉城庭園
    

    
    
    
    縮小画像(原寸は148×65mm)
    
    
    
    原寸は180×42mm
    
    原寸は137×42mm
    参 : 小倉城庭園(HP)

    2008年4月8日、全国一周マイカー独り旅の途中、700円の3施設共通入場券を買って
    小倉城内見物のほか庭園と松本清張記念館を見物し、館内の軽食喫茶でビーフカレーをとった。
    小倉城に隣接する八坂神社にも参拝した。






















































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