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ンゴロンゴロ国立公園（Ｎｇｏｒｏｎｇｏｒｏ Ｎａｔｉｏｎａｌ Ｐａｒｋ）
アフリカのタンザニアにあるセレンゲティーとならぶ２大国立公園の一つで、
「ンゴロンゴロ自然保護区」（Ｎｇｏｒｏｎｇｏｒｏ Ｃｏｎｓｅｒｖａｔｉｏｎ Ａｒｅａ）と呼ばれることが多く、
両者ともユネスコ世界遺産に登録されている。
世界最大の完全なカルデラ休火山で、南北１６キロ、東西１９キロのクレーターの底にあって、
周囲を低い山に囲まれた盆地（クレーター内）にある絶景の国立公園である。
クレーター内ということで、動物の広範囲な移動がなく、名物のサイを見ることができる。
２万５千頭ほどの大型哺乳動物がいて、その約半数がシマウマとヌーで、ガゼル、バッファロー、
エランド、ハーテビースト、イボイノシシもいる。そうした動物を追って、ライオンやハイエナを始めチータ、
ヒョウなどもいる。また、セレンゲティ国立公園では見られない鳥が１００種類以上もいて、
数え切れないフラミンゴがソーダ湖上にピンクの毛布を広げている。
国立公園内のシマウマとヌーの群れ
国立公園内のフラミンゴたち
国立公園内のカンムリヅル