温泉・銭湯関連(YSミニ辞典)

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芦野温泉(あしのおんせん) : 栃木県那須郡那須町(旧国下野国)1461にある温泉
    旧奥州街道の宿場町芦野本陣の近くに位置する。
    那須高原、那須温泉郷の喧騒から離れた穴場的な新しい温泉である。
    芦野の里の丘陵に建つ一軒宿ホテルで湯治客多く専らの評判で、
    足腰悪い病人が湯治後宿を出る際使っていた杖を忘れて帰るといわれている。
    泉質 : ●アルカリ性単純泉●ph : 9.85●源泉温度 : 28.6℃(加熱)
     ●湧出量 : 217リットル/分(動力揚湯)●源泉掛け流し
    効能 : 美肌効果・疲労回復・神経痛・関節痛・筋肉痛・皮膚病・婦人病・冷え症・健康増進
    温泉の種類
     @天然温泉(芦の湯・ホテル内の湯) : アルカリ性単純泉ph9.85の自家専用の源泉で、
      つるつるの掛け流し温泉。ホテル内の湯は、エントランスホール横にあり、地元の芦野石を使った、
      宿泊者のための天然温泉の内風呂で、入浴時間は朝5時から夜11時30分まで。
      なお10時から正午までは、清掃のため芦の湯を利用する。
     A薬草の湯 : 実症用(那岐の湯)と虚症用(那美の湯)の2つがある。刺激性の強い那岐の湯は、
      入って5分ぐらいたつと体のあちこちに痛みを感じる。男性は急所がピリピリしてくる。
      5分ほどで上がり、休息をはさんで2〜3回繰り返す。体質の弱い方は、那美の湯から入るとよい。
     B薬草霧吹きサウナ : 鼻の粘膜から吸収された精油は、中枢神経を興奮させ、
      体をシャキッとさせる。喉に作用し咳を鎮める。また皮膚から吸収された精油は、
      筋肉をほぐし、末梢血管を拡張させ血流をよする。
    参 : 芦野温泉(HP)
足湯(あしゆ) : 足浴(そくよく)。脚湯(きゃくとう)。のぼせを防ぎ、発汗を促し、足の疲れや凝りをとるため、
    両足のひざから下または足のくるぶしより少し上までを湯に浸して温めること。
    足を温めるだけで全身の血行がよくなり、リラックスやデトックスの効果があるといわれている。
    また、血液循環を良くすることで、様々な病気の予防にもつながる。
    服を脱がなくても入れる温泉で、体が弱っている人で全身浴が困難な方も疲労や衰弱を招いたり、
    体力を消耗しないで出来る最適な方法である。単に足を暖めるだけでなく優れた全身効果がある。
    まず、全身の血行を良くすることで体内の老廃物代謝を高め、発汗作用により体内不純物が排泄される。
    足湯を行うと免疫力も高まり、自律神経を癒し、疲労回復やリラックス効果がある。
    膝下しかお湯に浸けないので、のぼせにくく、心臓にかかる負担が少ないこと、
    服の脱ぎ着が不要で気軽にできる点など良いことばかりだが、効果を期待して浸かりすぎると
    かえって体は疲れてしまうので、足が温まり少し汗ばむ程度が効果的である。
    最近は、温泉地だけでなく、ドライブや観光の小休憩に「ちょっと一息」できるよう
    足湯を設けるところが増え、道の駅や空港にも登場している。ちなみに、厚生労働省によると、
    足湯は公衆浴場法の対象にならないため、水質基準や清掃などの管理基準はない。
    
    あつみ温泉(山形県)の足湯
    
    山口県周南市の湯野温泉にある小さな足湯。左手に山田家本屋がある
    足湯の良いところ
     ★足湯は服をぬぐことなく簡単に入浴できる
     ★足湯は温泉に浸かったのと同じ効果が期待できる
     ★足湯は男女関係なく気軽に利用できる
     ★足湯は心臓などの内臓に負担が少ない
    足湯の健康効果
     ★肩こり・むくみ・疲労などの改善
     ★美容や老化防止などにも効果あり
有福温泉(ありふくおんせん) : 島根県江津市有福温泉町にあるアルカリ性単純温泉。
    開湯は1350年前で、法道という僧侶によって発見されたとされる。
    古来より名湯が湧く福ありの里として有福温泉の地名がついたといわれている。
    9軒の旅館、ホテルが存在する。山峡の斜面に雛壇の如く旅館や民家が建ち並び、
    石段が入り組んでいるその景観から「山陰の伊香保」の異名を取る。
    共同浴場は「御前湯」、「やよい湯」、「さつき湯」の3カ所ある。1928(昭和3)年に作られた、
    タイル張りの外観の御前湯が有名である。
    
    御前湯
    
    やよい湯
    
    さつき湯
    山間にあるが、山陰有数の浜田漁港があり、そこから新鮮な魚介類が運ばれる。
    効能 : 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、
     慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進などの他、
     特に美肌の湯として知られる。
    参 : 江津市観光協会(HP)
有馬温泉(ありまおんせん) : ありまのゆ。兵庫県神戸市の北区(旧:摂津国)有馬にある
    畿内最古の温泉で、631年に舒明天皇が約3カ月滞在したことが日本書紀に見られる。
    道後温泉下呂温泉とともに日本三古湯の一つ。江戸時代、林羅山(はやしらざん)
    下呂温泉・草津温泉とともに日本三名泉と称した。また枕草子の三名泉にも数えられる、
    泉質は、含鉄強塩泉の「金泉」と呼ばれる赤褐色の湯と、無色で炭酸泉の「銀泉」の2つあり、
    交互に浸かれば相乗効果ありと言われる。
    太閤秀吉が愛した温泉地としても有名で、近年秀吉の湯殿跡も発見された。
    大阪より1時間、神戸三宮より30分とアクセスも良く、関西の奥座敷として親しまれる。
    1950(昭和25)年から毎年秋に「有馬大茶会」が開催されている。
    
    兵衛向陽閣より有馬温泉ホテル街を望む
    参 : (社)有馬温泉観光協会(HP)
伊香保温泉(いかほおんせん) : 群馬県渋川市伊香保町(旧国上野国)にある温泉
    泉質は、硫酸塩泉(黄金の湯)と、メタけい酸単純泉(白銀の湯)の2種類がある。
    効能は、神経痛、リウマチ、婦人病などで、飲泉としては、慢性アレルギー、肥満によいといわれる。
    草津温泉と並んで県を代表する古くからの名湯で、上毛かるたでは「伊香保温泉日本の名湯」と
    歌われた。発見は1900年前とも1300年前とも言われ、万葉集の歌に詠まれるほどの歴史がある。
    群馬県の名峰、榛名山(はるなさん)の中腹にあって「子宝の湯」として有名である。
    現在の温泉街が形成されたのは戦国時代で、長篠の合戦で負傷した武田兵の療養場所として
    整備された。温泉街のシンボルである石段もこのときにできた。
     石段を中心に50軒以上の温泉旅館をはじめ、土産店、まんじゅう屋、喫茶店、遊技場などが密集、
    一大温泉街を形成している。
    観光協会直営「伊香保露天風呂」 : 伊香保神社から徒歩約10分。4月〜9月は午前9時〜午後7時、
     10月〜3月は10時〜6時。第1、3(木)休み。大人450円、小学生以下200円。
     石段の途中に市営「石段の湯」も。問い合わせは伊香保温泉観光協会(0279−72−3151)。
    伊香保おかめ堂本舗 : 「伊香保にもっとにぎわいを」と温泉旅館や民芸品店の仲良し若女将4人が
     2005年4月に有限会社として設立した。石鹸の商品化のほか、日帰り湯を特集した「春栞(しおり)」、
     ウオーキングマップ入りの「夏栞」などの無料リーフレットを発行し、温泉街の歩き方などを提案した。
     名所巡り、風水開運、ダイエットの3コースがあり、
     例えば、ダイエットコースだと、約45分で4583歩、消費カロリー97キロカロリーとある。
     徳冨蘆花記念文学館をスタート、石段約360段を上って伊香保神社にたどり着き、
     さらに長い坂を下り、胸突きの「心臓破りの坂」を上るという、きつ〜いコースのようだ。
     だから宿に帰り、温泉に入って汗を流すのが効果の良い健康ダイエットになるのかもしれない。
     問い合わせは民芸の山白屋内(0279−72−2242)。
    アクセス : 東京からの場合、新宿駅新南口より出ている関越道高速バス「上州ゆめぐり号」が便利で、
     新宿から伊香保温泉まで乗り換えなしで2時間40分で行ける。
     料金は、大人片道2,300円だが、往復では4,100円である。 参 : JR高速バス(HP)
    参 : 伊香保づくし(伊香保温泉旅館協同組合HP)
石船温泉(いしぶねおんせん) = 石船温泉(別掲)
西表島温泉(いりおもてじまおんせん) : 沖縄県八重山郡竹富町高那西平川243にある温泉。
    八重山諸島唯一の温泉で、日本最南端であると同時に日本最西端でもある。
    リゾートホテル「ネイチャーホテルパイヌマヤリゾート」の施設の一部であるが、
    宿泊客以外も利用可能である。ホテル内には2つのプールやサウナもあり、
    屋内と屋外のそれぞれ浴場を楽しむことができる。屋内の浴場は露天風呂と内風呂があるが、
    どちらもお湯は薄茶色で、沖縄の土地を反映してかぬるめ。
    屋外の露天風呂は混浴で、水着着用でないと入浴できない。
    ホテルには26人乗りのマイクロバスがあり、10名くらいまとまれば、送迎してくれるという。
    泉質 : ナトリウム・カルシウム−硫酸塩泉(低張性中性温泉)
    営業時間 : 11:00〜21:00。日帰り入浴は正午〜[後]10時。
    料金 : 1500円、子供750円。宿泊は1泊2食付き1万4320円から。電話0980−85−5700
    参 : 西表島
飲泉(いんせん) : 一般的に飲泉療法のことを言い、温泉療法の一つである。
    温泉に含まれる化学物質を薬剤と同様に扱い、温泉を飲用して療法とするもの。
    わが国における飲泉の歴史は古く、持統天皇の御代に飲泉によって多くの病者を治療したという
    記述が日本書紀に書かれている。江戸時代中期以降では、わが国における温泉医学の
    原点と言われている「一本堂薬選續」(1738年)をはじめ、いくつかの文献に温泉飲用についての
    効果や注意事項が記載されている。また、明治時代になると、わが国の温泉医学の父と言われる
    ドイツ人医師ベルツの指導によって群馬県の伊香保温泉などで飲泉が開始され、
    明治13年に発行されたベルツ著「日本鉱泉論」には、飲泉の適応症や飲泉量、
    飲泉施設などについて詳細な記述がある。この書はわが国の近代温泉医学の原点とも言われている。
    現在、日本では各都道府県の判断で温泉の飲用許可を出すことになっていて、
    飲用許可を得てはじめて飲泉が可能になる。
    飲用上の注意事項
    @飲用の許可のあることを必ず確認し、できる限り温泉療法医の指導を受ける。
    A飲用には温泉湧出口の新鮮なものを用い、1回量は一般にコップで一杯程度。
     1日の量はおおむね200〜1000mLまでとする。
     ただし、酸性泉やナトリウム塩化物泉などは、泉質濃度によって減量や希釈する。
    B一般に飲泉は食前30分〜1時間前または空腹時がよく、夕食後から就寝前はなるべく避ける。
    C鉄泉、放射能泉、ヒ素、沃素、臭素を含有する温泉は、必ず飲用の許可を確認すること。
     また、これらの飲用直後には、お茶、コーヒーは飲まないようにする。
    
    温海(あつみ)温泉(山形県)の飲泉
    
    城崎温泉(兵庫県)の飲泉
打当温泉(うっとうおんせん) : 秋田県のほぼ中央に位置する北秋田市阿仁打当字仙北渡道上ミ67の
    阿仁マタギ駅近くにある「マタギの湯」と呼ばれる温泉。山間に住み、古い伝統を持つ狩人集団の
    マタギについて、独自の文化や狩猟道具を解説した「マタギ資料館」がある一軒宿で、
    地域の観光促進を目指して2000(平成12)年3月18日に現施設がオープンした。
    大浴場、露天風呂、ジェットバス、サウナなどいろいろな温泉を楽しめる。
    料理も熊鍋をはじめ、山菜、川魚など自然の味が楽しめる。
    周辺は深い山々に囲まれ、昔からマタギの里と呼ばれるほど狩猟文化を色濃く残している土地柄である。
    宿が主催する「マタギ学校」では、打当集落のマタギ継承者と、かんじき歩きや鍋の体験ができる。
    (電話:0186−84−2612)
    
    露天風呂
    泉質 : ナトリウム、カルシウム−塩化物泉(含塩化土類−弱食塩泉) 泉温 : 56.5℃
    効能 : きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、リウマチ、運動機能障害、創傷など
    宿泊 : 1泊食2付8550円〜
    参 : 北秋田市(HP)
嬉野温泉(うれしのおんせん) : 佐賀県南西部、嬉野市嬉野町(旧国肥前国)にある温泉
    武雄温泉と並び県を代表する温泉である。
    当地の温泉記録は早くも8世紀の「肥前国風土記(ひぜんのくにふどき)」にみえる。
    江戸時代、長崎街道筋の当嬉野宿を通過したケンペルやシーボルトもこの温泉について記している。
    療養泉として古くから知られたが、現在は九州有数の歓楽温泉として有名。
    嬉野川沿いを中心に約40軒の旅館があり、収容力も大きく、共同浴場や露天風呂、
    嬉野温泉病院もある。とろりとした感触の温泉は美人湯として知られ、
    入れば肌がツルツルになると評判で、「日本三大美肌の湯・嬉野温泉」、
    「佐賀・嬉野温泉」の名称は嬉野市により商標登録されている。
    嬉野は緑茶の産地としても有名で、山の裾野には茶畑が広がる。
    温泉水で豆腐を煮た「温泉湯どうふ」が名物。
    泉質 : ナトリウム−炭酸水素塩・塩化物泉。 泉温 : 85〜90度。
    効能 : 神経痛、リウマチ、皮膚病、婦人病、胃腸病(飲用)、貧血症、切り傷、呼吸器疾患など。
    湯遊チケット : 日帰り入浴が可能な26カ所の入浴施設で使える
     「湯遊チケット」(10枚綴り1200円)利用すると、お得に美肌の湯を堪能できる。
     観光案内所、商店街筋交流センターで購入できる。清掃、混雑時は断られる場合がある。
    参 : 嬉野温泉観光協会(HP)、嬉野温泉旅館組合(HP)、嬉野市役所(HP)
大鰐温泉(おおわにおんせん) : 青森県南津軽郡大鰐町(旧国陸奥国)にある温泉
    駅周辺から東へ向かって、平川(ひらかわ)両岸に湧出(ゆうしゅつ)する。
    競技用のコースを備えた大鰐温泉スキー場も近く、南岸に大鰐、北岸に蔵館の温泉街が広がっている。
    温泉街には旅館や民宿など29軒のほか、9つの日帰り温泉施設(共同浴場)が存在する。
    共同浴場とは別に、大鰐温泉駅前には大鰐町地域交流センター(愛称「鰐Come)が存在し、
    その中には日帰り入浴施設も存在する。「温泉もやし」が温泉街の名物である。
    約800年前の建久(けんきゅう)年間(1190〜99)に
    円智上人(えんちしょうにん)が発見し病を癒したと伝えられる。
    江戸時代には津軽藩の湯治場として御仮屋が置かれ、歴代藩主も入湯に訪れた。
    江戸時代に発行された「諸国温泉功能鑑」(多数作られた温泉番付のうちの一つ)にも、
    大関、関脇などの番付とは別の行司として熱海温泉とともに掲載されている。
    泉質 : 含石膏(せっこう)ナトリウム・カルシウム−塩化物・硫酸塩泉
    温泉もやし : 11月下旬から3月末ごろまで温泉熱を利用してもやしを栽培。
     秘伝の「小八豆」から作る「豆モヤシ」と、県産のソバを使う「ソバモヤシ」の2種類ある。
     町内のスーパーなどで購入できるほか、大鰐温泉駅前の山崎食堂(TEL:0172−48−2134)で
     「温泉もやし」がたっぷり入り、魚のだしが利いたしょうゆ味のラーメンやいため物が食べられる。
     津軽三代藩士が大鰐に湯治するときには必ず献上されたとされ、少なくとも300年以上の歴史がある。
     新鮮な野菜を手に入れにくい冬場の栄養源として重宝されてきた。
     いまは町の伝統野菜として、7戸の農家が昔ながらの手作業で作る。
     1日の出荷量はわずか700束で、町外にはほとんど出回らないため、
     珍しがってわざわざ遠方から買いに来る人も多い。
    鰐come(わにかむ) : 「大鰐町地域交流センター」の通称。
     2004年に駅前にオープンした日帰り温泉施設で、観光情報やお土産のコーナーがあり、
     朝10時ごろから温泉モヤシも販売する(1束190円、約350グラム)。
     入浴料500円、小学生250円。未就学児は無料。第3木曜休み。問い合わせは0172−49−1126。
    参 : 大鰐温泉卿(大鰐温泉旅館協同組合HP)、大鰐町役場(HP)、
        大鰐温泉卿(ほかほか湯めぐりHP)、鰐come(HP)
奥津温泉(おくつおんせん) : 岡山県北部、苫田郡鏡野(かがみの)町(旧国美作国)奥津にある温泉
    湯原、湯郷(ゆのごう)とともに「美作(みまさか)三湯」といわれ、美人の湯として知られる。
    吉井川上流の奥津橋を中心に温泉街が広がり、国民保養温泉に指定されている。
    河原に露天風呂が2つあり、片方は「洗濯湯」と呼ばれ、そこで行われる足踏み洗濯が有名である。
    この足踏み洗濯は、付近の山々には野生の熊や狼が棲息していたため、
    それを見張りながら家事をこなすという生活の知恵の下に編み出されたものとして知られ、
    今日では観光客のための実演が行われている。温泉街では湯巡手形(木製1300円、紙製1100円)を
    発行していて、3施設の温泉が巡れる。各旅館が保有する源泉は微妙にことなるため、
    これを利用して奥津温泉の複数の源泉を楽しむことができる。現在は旅館・民宿をあわせて9軒。
    江戸時代中期に津山の森藩が湯治場(とうじば)として開発し、昭和に入り旅館街が形成された。
    直木賞作家・藤原審爾(しんじ)の小説『秋津温泉』(1947年)の映画化で広く知られるようになった。
    国道179号沿いには道の駅「奥津温泉」がつくられていて、近くには景勝地の奥津渓がある。
    JR津山線津山駅からバスで約1時間。車で中国道院庄インターから約35分。
    泉質 : 弱アルカリ性単純泉 源泉温度 : 35〜44℃ 湧出量 : 毎分1000L
    参 : 奥津温泉観光協会(HP)、道の駅「奥津温泉」(ふるさと物産館HP)、かがみの観光ナビ(HP)
温泉(a hot spring)おんせん
    温泉は、温泉を保護しその利用の適正を図り、公共の福祉の増進に寄与するためとして、
    温泉法という法律により制定されているが、このほか温泉法施行例(昭和59.3.9政令25号)や
    各地自治体の温泉法施行細則まであり、温泉とはいえ法律や政令、細則などで管理されている。
     温泉マークまたは温泉記号  天然温泉表示マーク
    三大温泉 : 熱海温泉(静岡県)、別府温泉(大分県)、白浜温泉(和歌山県)。
    三大温泉場 : 別府温泉(大分県)、熱海温泉(静岡県)、伊東温泉(静岡県)。
    三名湯 : 有馬温泉(兵庫県)、下呂温泉(岐阜県)、草津温泉(群馬県)
    三古湯 : 有馬温泉(神戸・六甲)、下呂温泉(岐阜県益田郡)、道後温泉(愛媛県松山市)。
    三大秘湯 : ニセコ薬師温泉(北海道)、谷地温泉(青森県)、祖谷温泉(徳島県)。
    三大美人の湯 : 川中温泉(群馬県)、龍神温泉(和歌山県)、湯の川温泉(島根県)
    人気温泉地ランキング(Yahoo!トラベルと旅行情報誌「じゃらん」が実施した2007年のアンケート)
     @箱根温泉(神奈川)A由布院・湯平温泉(大分)B草津温泉(群馬)C登別温泉(北海道)
     D別府温泉郷(大分)E指宿温泉(鹿児島)F道後温泉(愛媛)G黒川温泉(熊本)H下呂温泉(岐阜)
     I城崎温泉(兵庫)J奥飛騨温泉郷(岐阜)K有馬温泉(兵庫)L熱海温泉(静岡)
     M鬼怒川温泉(栃木)N層雲峡温泉・天人峡温泉(北海道)O和倉温泉(石川)P白浜温泉(和歌山)
     Q洞爺湖温泉・壮瞥温泉(北海道)R定山渓温泉(北海道)S野沢温泉(長野)
     ちなみに中国地方は、最高位が玉造温泉(島根)の48位で、三朝温泉(鳥取)が54位、
     湯原温泉郷(岡山)の84位でした。広島、山口の温泉は100位までに入りませんでした。
     朱色は私が行ったことのある温泉で、元気なうちに20位までは朱色にしたいと思っています。
     2007年3月8日に行く予定の3度目の勝浦・串本・すさみの温泉(和歌山)は46位に入っていました。

    『みんなで選ぶ 温泉大賞2009』の温泉地大賞BIGLOBE温泉
     @草津温泉(群馬県)A湯布院温泉(大分県)B有馬温泉(兵庫県)C登別温泉(北海道)
     D箱根湯本温泉(神奈川県)E城崎温泉(兵庫県)F別府温泉(大分県)
     G下呂温泉(岐阜県)H黒川温泉(熊本県)I伊香保温泉(群馬県)
      第1位の「草津温泉」は、7割近くの人が投票理由に「風呂・泉質」をあげており、
     湯畑、硫黄の匂いが人気の理由となっている。第2位「湯布院温泉」では、
     5割近くの人が「雰囲気」を重視しており、フリーコメントでも街全体の雰囲気が高く評価されている。
     第3位「有馬温泉」では6割の人が「風呂・泉質」を理由にあげており、
     金泉、銀泉が人気の理由となっている。
    どうしても入りたい!日本の温泉ベスト10(TBS日曜ビッグバラエティより:2009年)
     @草津温泉(群馬県)A伊東温泉(静岡県)B銀山温泉(山形県)C箱根温泉郷(神奈川県)
     D乳頭温泉(秋田県)E黒川温泉(熊本県)F加賀温泉郷・山代温泉(石川県)
     G下呂温泉(岐阜県)H不老ふ死温泉(青森県)I那須温泉(栃木県)
    温泉の泉質 : 含有成分により、「二酸化炭素泉(炭酸泉)」「炭酸水素塩泉(重曹泉、重炭酸土類泉)」
     「硫酸塩泉」「塩化物泉(食塩泉)」「鉄泉(含鉄・銅泉)」「硫黄泉(硫化水素泉)」
     「酸性泉(明ばん泉)」「放射能泉」「単純泉」などに分けられていて、それぞれに違った効能がある。
    温泉療法(温泉の効能)★印は、「温泉法」で分類されている9つの泉質。
    ★単純温泉(アルカリ性単純泉、旧単純泉) : 温泉水1kg中にこん含有成分が1000mgに満たない
     成分の薄い温泉。薄いから効能がないのではなく、刺激が少なく・肌ざわりが柔らかいのが特徴で、
     利用範囲が広いく、肌に優しいので高齢者にも向いている。
     俗に「中風の湯」「神経痛の湯」とも呼ばれる無色透明・無味無臭の湯で、リウマチや神経痛、
     胃腸病、脳卒中、動脈硬化、高血圧、糖尿病、骨折などの病後回復期に効果的である。
     また、入浴すると肌がツルツル、スベスベすることからも「美肌の湯」とも言われている。
     代表的な温泉 : 北海道の阿寒湖温泉、岐阜県の下呂温泉、愛媛県の道後温泉などがあり、
      強アリカリ温泉には神奈川県の飯山温泉、大分県の由布院温泉、
      長野県の白馬八方温泉、島根県の美又温泉などがある。
     アルカリ泉の正しい入浴法
      @1回の入浴時間は5分程度
      Aあがり湯はしないB石鹸は不要
    ★二酸化炭素泉 : 炭酸泉は旧泉質名。温泉水1リットル中に遊離炭酸を1000mg以上含有する
     文字通り二酸化炭素を含む温泉で、泉温が高くなると炭酸が気化、遊離するため、
     一般に泉温は低くほとんど冷泉である。二酸化炭素が溶け込んでいるので、
     入浴すると小さな気泡が身体に付着するため「泡の湯」ともいわれている。
     炭酸ガスの無数の泡が、皮膚に直接刺激を与え、皮膚から吸収され、毛細血管や細小動脈を
     拡大させる性質があるため、血液の循環を促進させ血圧を下げる効果がある。
     血液の循環をよくするため泉温が低くても入浴後は温まる。
     また、心臓の拍動を増加させなくても血液の循環が良くなるため、血圧を下げる特徴もある。
     保温効果があり、飲用すると爽やかなのどごしがある。
     高血圧や心臓弁膜症などの心臓病に効くのはこのためで「心臓の湯」とも呼ばれる。
     ほかに、動脈硬化、神経痛、胃腸、便秘、利尿、切り傷、火傷、運動麻痺、筋・関節痛、
     打撲、冷え性更年期障害、不妊症などに効能がある。
     二酸化炭素泉は飲用すると若干の酸味と清涼感があり胃腸の粘膜の働きを促進させるため、
     鎮静作用、慢性消化器病、慢性便秘、食欲増進、疲労回復に効果がある。また、
     利尿作用があるため尿路疾患・腎臓病などに効果がある。下痢の時は、飲泉はしてはいけない。
     なお、二酸化炭素泉は空気に触れたり、時間がたったりすると効能成分が失われやすいので、
     温泉が浴槽の下から注がれている風呂が理想的である。
     代表的な温泉 : 日本一の「炭酸泉」で知られる大分県の長湯温泉などがある。
     炭酸泉の正しい入浴法
      @1回の入浴時間は15〜20分程度(ただし、途中水分補給をする)
      Aあがり湯はしないB石鹸は不要
    ★炭酸水素塩泉(旧・重曹泉 : 「重炭酸土類泉」と「重曹泉」は旧分類である。
     陰イオンの主成分が炭酸水素イオンで、温泉水1リットル中に含有成分が1000mg以上の温泉。
     重曹を多く含んでいるので、皮脂などを乳化して肌を柔らかくし、
     滑らかな肌にすることから「美人の湯」「化粧の湯」とも呼ばれる。
     皮膚病、切り傷などのほか、飲用して慢性胃炎、胃酸過多などにも適する。
     ☆重炭酸土類泉(カルシウム炭酸水素塩泉・マグネシウム炭酸水素塩泉)
      カルシウム及びマグネシウムイオンには鎮静効果がある。また、痙攣、炎症を抑える作用があり、
      アレルギー疾患、リウマチ、慢性皮膚病、じんましん等に効果がある。
      飲用することにより利尿作用とともに、尿酸の排泄作用も活発化し、痛風、尿路結石、
      膀胱炎等に効果がある。さらに、高血糖値を安定させるため、糖尿病にも効果がある。
      そして、胃酸や異常醗酵によって、胃中に生じた酸を中和すると同時にカルシウムが
      胃腸を鎮静させるため、慢性胃腸障害にも効果がある。
      無色透明だがアルカリ土類で濁ることある。鉄分や炭酸分を多く含み、
      湯口や湯船に白淡褐色の付着物がつく特徴がある。石鹸は泡立たない。
      代表的な温泉 : 湯治場としての「ラムネ温泉館」や、
       湯治客の宿泊施設だけの「天風庵」などのある大分県の長湯温泉郷、
       宮城県の鳴子温泉、宮崎県の湯穴温泉、鹿児島県の米丸温泉などがある。
     ☆ナトリウム炭酸水素塩泉(旧・重曹泉) : 含重曹食塩泉は旧泉質名。
      浴用においては皮膚の表面を軟化させる作用があり、皮膚病や火傷、切り傷によいと言われ、
      皮膚の脂肪や分泌物を乳化して洗い流すため、石鹸のように皮膚を洗浄する。
      そこで、皮膚表面から水分の発散が盛んになり、
      体温が放散され清涼を感じるため、「冷えの湯」「清涼の湯」と言われる。
      また、皮膚を滑らかにするため、「美人の湯」とも言われている。
      飲用することにより、「胃酸薬」のように胃酸を中和します。胃中では炭酸ガスを発生させ、
      粘液を溶解し幽門の痙攣を鎮める作用があるとともに、胃内の排泄を促進する。
      また、胃粘膜の充血を促し、胃の運動を高めるため、慢性胃炎にも良い。
      「肝臓の湯」といわれるくらい肝臓膵臓によく、糖尿病、皮膚疾患、便秘、痛風などにもよい。
      このほか、吸入やうがいで利用することにより、気管支炎にも良いとされる。
      無色透明が多く石鹸の効きはよい。
      代表的な温泉 : 青森県の長寿温泉・南田温泉、宮城県の鳴子温泉、
       和歌山県の竜神温泉・鮎川温泉、岡山県の鷺ノ巣温泉、島根県の南山温泉、
       佐賀県の嬉野温泉、鹿児島県のゆたか温泉などがある。
    ★塩化物泉(旧・食塩泉) : 陰イオンの主成分が塩素イオンで、温泉水1リットル中の含有成分が
     1000mg以上の温泉。更年期障害、リウマチ、神経痛、創傷、婦人病などによい。
     高血圧、腎臓病心臓病の人は避けたほうがいい。
     ☆ナトリウム塩化物泉 : 食塩泉は旧泉質名。皮膚に付着した塩分が発汗を押さえ、
      体温を逃がしにくくするので、保温効果に優れることから「熱の湯」とも呼ばれ、
      胃腸病、リュウマチ、冷え性、打ち身などに効果的である。高齢者向きのやや熱めの湯。
      代表的な温泉 : 北海道のニセコ温泉郷、熊本県の黒川温泉などがある。
     ☆含土類・弱食塩泉 : 刺激がもっとも穏やかな温泉で高齢者や虚弱体質、子供に適し、
      病後の回復にも効果的である。代表的な温泉に、熊本県の杖立温泉などがある。
    ★硫酸塩泉(苦味泉) : 含食塩正苦味泉は旧泉質名。陰イオンの主成分が硫酸イオンで、
     温泉水1リットル中に含有成分が1000mg以上の温泉。外国ではほとんどが飲用として
     用いられているが、日本では傷や中風に聞く温泉として主に浴用として用いられている。
     無色透明で苦みがあるのが特徴。「傷の湯」「中風の湯」とも呼ばれている
     ☆ナトリウム硫酸塩泉(旧・芒硝泉) : 浴用で動脈硬化や高血圧、外傷、慢性関節炎などに
      良いとされ、飲用では肝臓症や糖尿病、痛風、胆嚢炎、胆石症、便秘、肥満症などに効くとされている。
      代表的な温泉 : 青森県の蔦温泉、山形県の滑川温泉、宮城県の鳴子温泉、北陸の名湯山中温泉、
       群馬県の法師温泉、山梨県の西山温泉・橋倉温泉、熊本県の栃木温泉などがある。
     ☆カルシウム硫酸塩泉(旧・石膏泉) : 浴用で高血圧やリウマチ、動脈硬化、
      それに脳卒中にも良いとされている。また、切り傷や打ち身、痔ろう、
      捻挫、慢性湿疹、それにニキビなどにも効くとされている。 カルシウムには鎮静・消炎作用が
      あるため、飲用すると、肝臓、胆道疾患、ジンマ疹、慢性の湿しんなどに良いとされている。
      代表的な温泉 : 青森県の浅虫(あさむし)温泉、山形県の赤倉温泉・天童温泉、
       群馬県の伊香保温泉・法師温泉・川中温泉、鳥取県の岩井温泉・東郷温泉などがある。
     ☆マグネシウム硫酸塩泉(旧・正苦味泉) : 「脳卒中の湯」と
      呼ばれて浴用とされていることからも、特に高血圧症や動脈硬化の予防に特に良く、
      後遺症の改善にも良いとされている。飲用で便秘、高血圧、動脈硬化、肥満症によい。
      代表的な温泉 : 長野県の霊泉寺温泉、岐阜県の濁河(にごりご)温泉などがある。
     ☆アルミニウム硫酸塩泉(旧・明ばん泉) : 水虫、慢性湿疹などの皮膚病によい。
     ☆含食塩芒硝泉 : 慢性疾患、リウマチ性疾患、慢性湿疹、切り傷、更年期障害、
      高血圧症、美肌や婦人病、冷え性などによい。
     ☆含食塩石膏泉 : 慢性関節リウマチ、慢性筋肉リウマチ(特に腰痛)、痛風、
      神経痛(特に坐骨神経痛)、神経炎、火傷、創傷、慢性皮膚病、じんましん、高血圧症、
      にょう酸素質などに効果がある。禁忌症として、すべての急性疾患、殊に急性熱性疾患、
      憔悴状態(結核及び悪性腫瘍等)、高度の心臓病および病勢進行中の疾患などがある。
      代表的な温泉 : 北海道の蟠渓温泉、青森県の唐竹温泉・熊の湯温泉、
       鳥取県の浜村温泉などがある。
    ★含アルミニウム泉 : アルミニウムが主成分。火山活動の多い地域に多い。
     アルミニウムイオンと硫酸イオンを含む「明ばん温泉」は昔から眼病などに用いられている。
     慢性皮膚病、慢性消化器病などによい。
    ★含鉄泉(旧・鉄泉) : 温泉水1リットル中に鉄イオンを10mg以上含有する温泉。
     その名のとおり鉄分が主成分で、湧出時は無色透明で酸味があるが、
     加熱や時間の経過で空気に触れると酸化し茶褐色に変化する。貧血症によい。
     ☆炭酸鉄泉 : 重炭酸第一鉄が主体で、その名のとおり鉄分が含まれ、赤褐色で濁っている。
      効能と効果には、鉄分は貧血に特に良いとされ、飲用でも効果的とされている。
      浴用では良く温まるので、更年期障害やリウマチ性疾患、
      子宮発育不全、慢性湿疹などに良いとされている。
      代表的な温泉 : 青森県の黄金崎不老不死温泉・八甲田温泉、
       群馬県の伊香保温泉、宮崎県の湯之元温泉などがある。
     ☆酸性緑ばん泉 : 硫酸鉄が主体で、造血作用が高く、また、強い酸性を示すのが多く、
      やはり鉄分が含まれ、若干緑がかって見える。効能と効果は、炭酸鉄泉とほぼ同じだが、
      酸性が強いので飲用は避けたほうがいいかもしれない。
      代表的な温泉 : 山形県の火打崎温泉、福島県の微温湯温泉、熊本県の地獄温泉などがある。
    ★酸性泉(酸性硫黄泉) : 温泉水1リットル中に水素イオンを1mg以上含有する温泉。
     硫酸・塩酸・ホウ酸を多く含む。殺菌力が強く、湯ただれを起こすこともあるので、
     肌の弱い人は入浴後、淡水で流した方がよい。
     ☆酸性明ばん緑ばん泉(緊張性低張冷鉱泉) : 貧血水虫、リウマチ、
       慢性湿疹、胃腸病、糖尿病によい。
      代表的な温泉 : 群馬県の草津温泉、北海道の恵山温泉、
       福島県の中ノ沢温泉・沼尻温泉などがある。
     ☆酸性明ばん泉 : 水虫、リウマチ、慢性湿疹、皮膚病、体質改善、胃腸病、美肌効果などによい。
      代表的な温泉 : 北海道の川湯温泉・十勝岳温泉、青森県の八甲田温泉、
      群馬県の草津温泉などがある。
    ★硫黄泉 : 温泉水1リットル中に硫黄分を1mg以上含有する温泉。
     独特の卵の腐ったような硫化水素ガスの匂いがするが、
     なかなか多角的な効果を示す温泉とされている。白濁しており、ぽかぽかと温まるが、
     刺激が強い泉質なので、皮膚の弱い人、過敏な人、特に光線過敏症の場合は避ける。
     硫化水素ガスを発生するので、金属、特に銅製品や錫、鉄などは黒ずんでしまう。
     しかし、効能は多種多彩で、末梢の毛細血管を拡張させたり、心臓の冠動脈や、
     脳動脈に働きかけて、これを広げる効果を発揮するといわれている。
     ただし、湯当りが起きやすいので、過剰な入浴は避けましょう。
     硫化水素を含まない硫黄泉と硫化水素を含む硫化水素泉があり、白濁しているのは硫化水素泉である。
     動脈硬化リウマチ高血圧、神経痛、便秘痛風糖尿病、慢性皮膚病などによい。
     ☆硫化水素泉 : 飲用に金属中毒症、糖尿病、浴用には創傷、打撲傷、かいせん、ひぜん、湿疹、
      疲労快復、健康増進、骨折、ケガ、打身、切傷、胃腸神経痛、リウマチ、
      ヘルニア、婦人病、ムチウチ、腰痛などの効用がある。
      代表的な温泉 : 秋田県の乳頭温泉郷、岩手県の滑川温泉・松川温泉、
       高知県の笹渓谷温泉などがある。
     ☆単純硫黄泉(硫化水素型、緊張性低張高温泉) : 単純硫化水素泉は旧泉質名。
      飲用で、金属中毒症、糖尿病など、浴用で、神経痛やリュウマチ、慢性皮膚炎、美肌、腰痛、創傷、
      打撲傷、かいせん、ひぜん、湿疹など幅広い効能が認められている。
      代表的な温泉 : 秋田県の乳頭温泉郷、山形県の筍沢温泉・及位(のぞき)温泉、
      岩手県の松川温泉、栃木県の日光湯本温泉、神奈川の小涌谷温泉、京都市のくらま温泉、
      香川県の白鳥温泉・美霞洞(みかどう)温泉、山口県の一の俣温泉などがある。
     ☆酸性硫化水素泉 : ・リウマチ、神経痛、糖尿病、心臓病、婦人病、凍傷、アトピー、水虫、
      慢性中毒症(水銀、亜鉛、砒素等)動脈硬化、ニキビ、高血圧、不妊症などの効能がある。
      代表的な温泉 : 秋田県の後生掛温泉、長野県の乗鞍高原温泉、長崎県の雲仙温泉などがある。
     ☆食塩硫化水素泉(含硫黄ナトリウム塩化物泉) : リウマチ、神経痛、胃腸病などに効用がある。
      代表的な温泉に、青森県の秋元温泉・湯の沢温泉、山形県の銀山温泉、
      和歌山県の勝浦温泉・串本温泉、熊本県の黒川温泉などがある。
    ★放射能泉(ラジウム泉) : 湧出時に1Lの泉中に100億分の30キュリー以上のラドンを含有する温泉。
     ラドンやトロンを多く含み、「ラジウム泉」とも呼ばれている。無色透明の湯でリラックス効果がある。
     消化器疾患、、糖尿病、痛風などによく、鎮痛・鎮静作用に優れ、
     神経痛、リュウマチ、高血圧、慢性婦人疾患、神経麻痺、自律神経過敏症などにもよい。
     代表的な温泉 : 新潟県の村杉温泉、鳥取県の三朝温泉・関金温泉、
      山口県の油谷温泉・呼鶴温泉・湯野温泉などがある。
温泉の泉質と効能一覧表
泉 質

(温泉法による
分類)
効能(○:浴用・◎:浴用と飲用)


















尿















冷え性

便
便

















単純温泉
炭酸泉
(二酸化炭素)
炭酸水
素塩泉
重炭酸
土類泉
重曹泉
塩化物泉
(食塩泉)
硫酸塩泉
鉄泉
硫黄泉
酸性泉
放射能泉
    一覧表資料は、植田理彦「とっぷり自然浴」・弘済出版社「旅の手帳」1998・12月号などより
    温泉や銭湯の入浴時のマナー
    「他の人に迷惑をかけない」「浴場の決まりごとを守る」ことがマナーの基本ですが、
    要は皆が、気持ちよく入浴できるようにすることで、下記のことに注意を払いましょう。
    ◎印はマナーの基本。はマナーと言うより、注意すべきことがら。
     食前食後・空腹時の入浴はさける。温泉の刺激により、血液が皮膚の表面に集まるため、
      胃に血液がいかず消化によくない。入浴後最低30分以上はあけて、食事をしましょう。
      また、食事後も30分以上あけて入浴するようにする。
     酒に酔って入浴しない。他人にも迷惑を及ぼすが、本人にも危険な行為である。
     ○脱いだ衣服は見苦しくならないようにしておく。衣服は軽くたたみ、乾いたタオルを上から
      かけておくのがマナーとされているが、私は下着や汚れた上着が見えなければよいと思う。
     ◎パンツや水着着用の施設以外では浴場にはパンツは脱いではいる
      お湯の中には何も持たずに裸で入るのが常識。
     ◎入浴前には体を洗う
      汚れた体でそのまま入浴するとお湯が不潔になるし、他の客もいやな思いをするので、
      最初に浴槽に入る前は必ず掛かり湯(かぶり湯、掛け湯)をする。浴槽から洗面器で、
      左の肩からジャー、そして右の肩からジャー、そして股間部分を入念に洗うのが基本だそうだが、
      寒いときもあり、身体のためには足先→下半身→両肩の順の方がよいそうです。
      関東では掛かり湯をする場合、洗面器で浴槽からではなくカランからするのが一般的のようです。
      休憩所で休んでから2度3度と入る時には洗わない人がいるが、他人が見ると気持ちが悪いので
      股間だけでも洗いましょう。子供は用便をすませ、よく汚れを流してから入浴させましょう。
      化粧したままの入浴は、せっかくの温泉成分が肌に浸透しないので、
      すっぴんで入浴して美容効果をあげましょう。上の湯、下の湯とある場合は下の湯から入りましょう。
      また、浴槽がひとつの場合は、湯の流れ出る場所(湯尻)から入るのが基本だそうですが、
      よほど温泉通の人でないかぎり、私を含めてここまでやる人はいないでしょう。
     ◎浴槽に飛び込まない
      浴槽には静かに入り、泳いだり手足をばたつかして他人にしぶきをかけないこと。
      また、湯船にもぐらないこと。子供が泳いだり騒いだりしているときに、
      「静かにしろ!」と叱っている親がいるが、その叱っている声の方がうるさい場合もあり、
      もっとひどいのは全く叱りもしない親である。何十年も前のことだが、頭を洗ったあとに薬湯に
      頭をつけて番台に通報されて叱られたことがある。他人はいやな思いをするのでしょうね。
     ◎タオルは浴槽に浸けない。浴槽に浸かったならば、タオルは頭の上か浴槽の縁にでも置いて
      おきましょう。また、浴槽内で、口、顔および頭、または身体などを洗わないこと。
      浴槽内でヒゲをそり、剃刀を湯船で洗っている人を見たが、非常識この上ない。
      髪の毛の長い人は、髪の毛を結ぶなどして、浴槽内に髪の毛が入らないようにしましょう。
     ◎他の人に湯水がかからないようにする。壁から出ている固定式シャワーと違い、ホースでつながった
      ハンドシャワーの場合は両サイドの人にかからないようにする。別室のボディーシャワーは別だが、
      カランのシャワーは隣に人がいる場合は立った状態で使用しないで、必ずしゃがむか腰掛けて使う。
     ○洗い場に私物を置いて場所取りをしない。特に混んでいるときには、
      常備の湯桶に私物を入れてカランの下に置いておくのも止めましょう。
     ○入浴中は、飲酒・飲食等はしない。桶や盆などを浮かべて飲酒サービスをしている場合を除き、
      浴槽にコップ酒や缶ビールなどは持ち込まないこと。
     ○夏以外の時期に、浴室の窓を開けない。浴場の入口のドアを開けたままで出入りする人がいるが、
      脱衣室に湿気が入り込むし、冬期には寒気が浴室に入ってくる。
     ○露天風呂で石鹸やシャンプーを使わない。水道やシャワーなど、
      洗える施設のない場所では髪、身体を洗わないこと。
     ○カランの湯水は使わない時には止めておく。頭を洗う場合はまだしも、
      タオルで身体を洗っている時まで湯水を流したままにしている人がいるが、
      カランの水は、水道水や井戸水を汲み上げている施設が多いので、
      節水や節電に協力して利用料金アップにつながらないようにしましょう。
     ○小さな湯船を数人で長時間占有しない
     ○浴室内で、洗濯をしない。「一人暮らしだから許して」は通用しない。
     ○公衆衛生上の不潔な行為は一切しない
      伝染性の病気(皮膚病や性病など)にかかっている人の入浴は止めましょう。
     ○汗をかいた後はシャワー等で汗を流す
      サウナの後に水風呂等の浴槽を利用する際は、汗を洗い流してから入浴しましょう。
      温泉の入浴後は温泉成分が落ちるのでシャワーを使わない方がよいと聞いていたが、
      温泉達人の野口悦男さんによると、温泉成分が皮膚の上で結晶となり浴衣とすれて傷つき、
      皮膚炎となる恐れがあるので、シャワーで洗い流した方が良いそうです。
     ○浴場から脱衣場などに湯桶を持ち出さない。浴室に常備の湯桶や椅子は元に戻しておきましょう。
      また使った湯桶の湯水は捨てて、さっと洗い流しておきましょう。
     ◎体が濡れたまま浴場から脱衣室に出ない
      上がり湯(清湯:きよゆ)にかかってから、浴室内でタオルで体を一度拭いておきましょう。
      温泉の効果を取り入れるには、上がり湯より湯船のお湯(温泉)で流した方が良いそうです。
      足拭きマットがビショビショでは、後の人に迷惑で、タオルも浴室でかたく絞ってから出ましょう。
     湯あがり後は水分の補給をしておく。入浴時は、自然と体が水分を失っているので水分を取って、
      血液の濃縮を抑えましょう。特にサウナの前後には必ず水分を補給しておきましょう。
      また、汗をかいたら湯冷めを避けるため、タオルでしっかりと拭き取りましょう。
      入浴は思った以上に体力を消耗するので、30分以上は休憩(できれば横になって)をしましょう。
     ○お年寄りと幼児には付き添いをつける。大小の「おもらし」をするようになったら、
      付き添いのもとに家族風呂を利用するなどして、大勢の人に迷惑をかけないようにしましょう。
      老婆が浴槽で大の方をもらし、プカプカ浮いているのに取り除いただけで
      湯の入れ替えをしなかったある温泉を、妻は二度と利用しなくなった。
     ○混浴を認めている施設以外では混浴しない
      東京都では「10歳以上の男女を混浴させないこと」となっている。
      混浴の場合、男女を意識しすぎることもマナー違反とのことだそうだが、
      私は意識しすぎるので混浴は利用しないことにしている。
     ○脱衣場・浴場では、先客に挨拶をする
      先に入っていた人に対し「失礼します」「こんにちは」などの声をかけるか、会釈するのがマナー。
     ロッカーや下駄箱の鍵を持ち帰らない。誤って持ち帰った場合は、早めに返しておくこと。
     ○温泉地では浴衣(ゆかた)に着替える
      外湯を何軒もはしごをするときなど、洋服では脱いだり着たりがかえって面倒になる。
     マッサージは入浴後に受ける。マッサージを受けた直後は、
      体の血行が良くなり血圧が上がりやすくなっているのですぐ入浴するのは避けた方が無難で、
      入浴後の方が、体の緊張が取れているので、マッサージを受けるのに効果的です。
    鹿児島県の吹上温泉では、毎年2月の第一日曜日を「いいふろの日」として温泉を無料開放している。
    山形県の蔵王温泉では、月によるが「風呂の日」の26日を無料開放している。
    参 : 入湯税銭湯風呂露天風呂飲泉足湯秘湯スパ日本温泉協会(HP)
        芦野温泉有福温泉有馬温泉伊香保温泉石船温泉西表島温泉打当温泉
        嬉野温泉大鰐温泉奥津温泉貝掛温泉上関温泉川湯温泉願成就温泉鬼怒川温泉
        城崎温泉草津温泉黒川温泉黒薙温泉下呂温泉甲府草津温泉塩原11湯
        塩浸温泉新穂高温泉酸ケ湯温泉筋湯温泉武雄温泉玉川温泉玉造温泉俵山温泉
        杖立温泉道後温泉十津川温泉郷長湯温泉鳴子温泉郷野沢温泉登別温泉
        箱根小涌園ユネッサン光室積温泉広河原温泉平内海中温泉福地温泉二岐温泉
        二日市温泉不老ふ死温泉別府八湯松島温泉松之山温泉三朝温泉山里温泉
        湯野温泉柚木慈生温泉温泉津温泉湯の峰温泉湯原温泉由布院温泉湯村温泉
        ローソク温泉和倉温泉

    温泉の効用、適応症基準を科学的に見直し(25年ぶり)
    伝承や温泉療養などの経験則を基にした温泉の効用(適応症)決定基準が見直されることになった。
     根強い温泉ブームの中、正確な表示を求める利用者のニーズに応えるため、環境省が
    科学的に検証し直すことにした。2007年度中に検証を終え、2008年度にも新基準を策定する。
    温泉を巡っては、2004年に長野県で入浴剤使用が発覚したのをきっかけに、
    水道水を沸かしただけなのに「温泉」と称するなど不祥事が続出。環
    境省は同年10月、中央環境審議会自然環境部会に「温泉小委員会」を設け、
    信頼回復への対策を検討してきた。この中で「医学的な研究が年々進んでいる。
    正しい情報をきちんと発信すべきだ」との声が高まった。
     環境庁(現環境省)が1982(昭和57)年に都道府県に通知した
    「温泉の適応症決定基準」では、成分によって温泉を11種の泉質に分類し、
    それぞれにつき入浴と飲泉によって改善が見込まれる病気や症状を示している。
   
    浴室での飲酒、浴槽で泳ぐ、大声を出すなど、ロシア人船員たちによる入浴マナーの悪さが原因で、
    日本人客が減少したことに、小樽市内の大型施設や銭湯の一部が「外国人の入浴お断り」を
    打ち出したことに対し、こうした対応に批判の声が出たそうだが、その国に行けばその国の
    ルールやマナーに従うのが当然で、外国人全体を拒否するようになってもしかたがない。
    互いの文化を理解し、認めあっていくことが大切で、自国の文化?をさらけ出すことはない。
    外国人が、日本人か中国人、韓国人を見分けられないように、ロシア人やスウェーデン人、
    デンマーク人、ノルウェー人、フィンランド人などの北欧の国の人やチェコやハンガリー、
    ルーマニアやブルガリア、ギリシャなどの人たちを見分けられる日本人はいないでしょう。
    もしもマナーが悪いとされるロシア人だけを排除するのなら、
    すべての外人を免許証やパスポートで確認しなければならないからね。


    1948(昭和23)年の温泉法が施行される以前から「温泉」として利用していれば、温泉法の定義に
    あてはまらない水質の温水を使って「温泉」と名乗っても温泉法上は問題とならないとしていることが、
    入浴剤や水道水を使用したインチキ温泉の騒ぎになった一因と思われるので、

    特例は廃止すべきである。しかも、水道水や地下水をわかして鉱石にさらしただけの湯を
    「天然アルカリ温泉」や「ラジウム温泉」などと称して宣伝や表現をしているケースは、景品表示法上の
    不当表示の恐れがあり、公正取引委員会が警告などの取り締まりに乗り出しているそうだが、
    不当表示をしていた施設は直ちに公表してほしい。元々源泉の成分表示のみでよいという
    温泉法に問題があり、湯船の成分表示に変えなければ、1%の温泉成分さえあれば、
    99%は水道水でも問題はないことになる。同じ水道水なら近くの銭湯でも良いわけで、
    私たちは温泉だから、わざわざ遠くまで出かけているのだからね。
    
    先日、山口県で唯一の強い炭酸泉である「柚木慈生温泉」に行って来た。
    3〜4年前の回数券が通用したのは嬉しかったが、気分はよくなかった。それは、頭や身体を洗う間、
    カランの水を最強にして10分以上も出しっぱなしにしている中年を見たからである。
    身体を洗うときくらいは蛇口を止めればよいものを、自宅でもやっているのだろうか。
    しかし、温泉施設の方も、少し奮発して個々の蛇口を混合水栓に換えれば、
    その都度湯と水の温度調節をしなくてもよいので節水につながると思う。
    風呂からあがり脱衣所にいた時に、前に上がった老人が何を思ったのか、
    しばらく浴室を覗いてガラス引き戸をいっぱいに開けたまま出て行った。
    脱衣所で涼んでいたのに暖かい湯気が入ってきて部屋が湿っぽくなった。
    この二つの行為で、くつろぎの温泉にストレスが加わった。

    山口県のある温泉で妻が入浴していた時に、ウンコ(大便)が浮かんできたが、
    従業員がそれを取り除いただけで浴槽の湯を抜かなかったことから、
    妻はその温泉に二度と行かないと言うので、その後妻と2人で行けなくなくなった。
    循環式の温泉はそのような場合には湯を入れ替えるべきだね。
    また、その近くの温泉に行った時のことだが、老人が脱衣場でウンコを垂れ流し、
    臭いがひどくて2度めの入浴を止めて帰ったが、そこも行く気がしなくなった。
     私は紙オムツをするようになったら、公共の温泉は利用しないことにしているが、
    その時になると、もはや脳の理性は働かず、おかまいなしになるのかもしれない。

    このようらことから、年を取って粗相をすることが分かったら、
    家族風呂を利用するなり家族が協力してお年寄りのケアをする必要がある。

温泉法(おんせんほう) : 温泉の定義、掘削や利用などに関して規定した法律
    (公布:昭和23.7.10法律125号、最終改正:平成19.11.30法律第121号)。
    この法律で「温泉」とは、地中からゆう出する温水、鉱水及び
    水蒸気その他のガス(炭化水素を主成分とする天然ガスを除く)で、
    別表に掲げる温度又は物質を有するものをいう。
    以上の定義では、下記★の条件の一つに該当すれば「温泉」ということになる。
     ★温泉源に特定の成分を一定量含有していること。温泉の成分に関しては
      各都道府県知事の登録を受けた「登録分析機関」の分析を受け、成分表と禁忌症や
      入浴・飲用の注意事項を見やすい場所に掲示することが「温泉法」で定められている。
      昔の法律では、温泉源から採取されるときの温度が25℃以上であることが条件の一つで、
      25℃未満のものを「冷鉱泉」や「冷泉」と区分けされていた。
     ★ガス性のものを除いた溶存物質総量が1000mg/kg以上のほか、重炭酸ソーダ、
      遊離炭酸、メタけい酸、リチウムイオン、水素イオン、ラドン、ラヂウム塩などの
      指定された19種類の物質のうち、一つでも基準以上を満たしていること。
    不正表示問題を受け、環境省は2005年、法律の施行規則を改正し、加水、加温、
    循環濾過(じゅんかんろか)、入浴剤などの使用の有無などの掲示も義務付けた。
    掲示しなかったり、偽ったりすると罰金が科せられる。
    自分が所有している土地でも、温泉を湧出する目的で掘削する場合には都道府県知事の許可が
    必要で、湧出量、温度、成分に影響がないように保護する目的がある。
    温泉の成分等の掲示関係(新第6条関係)
    温泉法第14条第1項の規定による温泉の成分等の掲示について、
    従来の掲示項目に加え、温泉成分に影響を与える項目を追加して掲示することを定める。
     @温泉に水を加えて公共の浴用に供する場合は、その旨及びその理由
     A温泉を加温して公共の浴用に供する場合は、その旨及びその理由
     B温泉を循環させて公共の浴用に供する場合は、
      その旨(ろ過を実施している場合は、その旨を含む。)及びその理由
     C温泉に入浴剤を加え、又は温泉を消毒して公共の浴用に供する場合は、
      当該入浴剤の名称又は消毒の方法及びその理由
    源泉掛け流しについて : 昨今「源泉掛け流し」こそ本物と云われているが、次の場合もある。
     @源泉温度が高く、かつ浴槽が近い場合はそのまま入浴できないので加水する場合
     A冷鉱泉または低温泉で加熱しないと入れない場合
     B硫黄泉等で「湯の花成分」が多く、掛け流しにすると浴場の床が滑りやすくなり、危険な場合
    参 : 温泉法(法律)、温泉法施行規則(法律)
貝掛温泉(かいかけおんせん) : 新潟県魚沼郡湯沢町大字三俣686の上信越国立公園内にある
    山の中の一軒宿(貝掛温泉館)の温泉で、上杉謙信が隠れ湯にしていた開湯700年の歴史があり、
    眼病の治療に効果があり、といわれる珍しい湯で、通称「目の温泉」として知られ、
    狭いがけ道と一本橋の奥にある。この宿の風呂は、男女別の大浴場と露天風呂がひとつずつ、
    というシンプルな構成である。泉温が約37度であり、ぬる湯としても知られるが、
    露天風呂は源泉掛け流し風呂と加温した風呂がある。
    24時間入浴でき、温泉水の持ち帰りも可。1泊1万3800円から。
    泉質 : ナトリウム・カルシウム塩化物泉、弱アルカリ性低張性泉(炭酸ガス、ホウ酸が豊富)
    効能 : 眼病、一般的適応症、やけど・切り傷、慢性皮膚病、慢性婦人病、神経痛など
    日帰り入浴 : 午前11時〜午後3時(受付は2時まで)
    入浴料 : 1000円(土日祝は1200円) 問合せ : 025−788−9911    

貝掛温泉露天風呂(男)
 「目の湯治」は源泉が注がれる湯口で行う。
 気泡が立つ湯に前かがみになって顔を埋める。
 パチパチとまばたきを10回。しみない。
 ホウ酸や炭酸を豊富に含む湯は目薬を
 2倍に薄めたのと同じ成分だという。
 仰ぐと頭上に不動明王の石像がある。
 (画像は、朝日マリオン・コムより)

















 



 源泉で目を洗う

外湯めぐり : 下湯沢共同浴場「駒子の湯」、二居共同浴場「宿場の湯」、三居共同浴場「街道の湯」、
          湯元共同浴場「山の湯」、銀山平温泉「白銀の湯」の町営浴場5カ所の
          外湯めぐりができる1500円の共通券がある。
参 : 貝掛温泉(HP)、湯沢町観光協会(HP)
掛け流し = 掛け流し(別掲)
上関温泉(かみのせきおんせん) : 山口県熊毛郡平生町尾国にある県道23号線沿いの海辺に湧く温泉。
    
    建物のすぐ前が県道で、左に急カーブしているので、柳井方面からの右折には注意しましょう。
    
    左側の方が展望風呂になっている。以前に数回入浴したが、工事のせいか男女の日替わりか、
    今回は右側だったので、大きなガラス窓からの素晴らしい景色を見ることができなかった。

    「シーサイドホテル上関」の内湯で、入浴のみの場合はタオルのみは持参となる。
    玄関の前には「万葉の泉」という名水があり、魚の形をしたシッポをひねると水が出てくる蛇口がある。
    この名水は、「蒸発残留物」「硬度」「臭気度」など7項目について
    厚生省の条件をクリアした「おいしい水」なので、浴室内のサウナで汗をかいた後は、
    脱衣所の冷水機にもある「万葉の泉」の名水をいただき、水分の補充をしておきましょう。
    気をつけたいのは入浴時間で、11時40分〜15時と、16時〜20時30分に分かれていて、
    11時半まで入館できないことで、早く着いたら上関大橋や石仏の御汁観音、
    県指定有形文化財の四階楼などの観光ポイントでも散策しましょう。
    泉質 : ナトリウム・カルシウム・マグネシウム塩化物泉
    効能 : 神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性、皮膚病、きりきず、やけど、うちみ、くじき、
          五十肩、運動麻痺、疲労回復、関節のこわばり、冷え性、痔疾など。
    入浴時間 : 11:40〜15:00 入浴料 : 600円
    休日 : 毎月第2、第4水曜日(8、12、1月は、別途問い合わせ)
    参 : シーサイドホテル上関(HP)

    館内の和風レストラン「皇座山」で1000円以上の食事をすると割引券がもらえ、
    入浴料600円が半額の300円になる。私は1150円の「回天定食」を食べたが、
    じゃがいもの釜飯、3品刺身などのほか「だご汁」まで付いて食べきれないほどだった。

    
    釜めしが炊けるまで15〜20分待たなければならない。
    手前の板は「風よけ」で、冬は窓から風は入らないのになぜだろう。後ろにもある。

    
    この「回天定食」は安くておいしく、私には多すぎる量だった。おこげも、またいい。
川湯温泉(かわゆおんせん) : @北海道東部、川上郡弟子屈(てしかが)町にある温泉。
     屈斜路湖と摩周湖の中間に位置する。川湯の名は、アイヌ語の「セセキ(熱い)ペツ(川)」を
     意訳したものである。温泉街のなかをアトサヌプリから高温の温泉川が流れている。
     川湯温泉駅の付近にも1軒温泉宿があるが、温泉街は駅からバスで10分程度離れた場所にあり、
     川沿い(熱水の流れる温泉川)・道道沿いに20軒程度のホテル・旅館・土産物店・飲食店等が並ぶ。
     川湯温泉駅に足湯があるほか、温泉街の中にも無料で利用出来る足湯が4カ所ある。
     公衆浴場も1軒ある。湯量が豊富なことと源泉の酸性度が高いため、
     循環器に不適なことから温泉街のお湯は全てかけ流し。
     泉質 : 酸性硫黄泉、酸性明礬泉など
     参 : 摩周湖観光協会(HP)
    A和歌山県東牟婁(ひがしむろ)郡本宮町にある温泉。熊野川の支流大塔(おおとう)川の河原に湧出。
     静かな山間の清流沿いに11軒のホテル・旅館が立ち並ぶ。川原を掘ると温泉が湧き出すという
     全国でも珍しい温泉で、体が浸かる大きさまで掘れば、自分だけの露天風呂が出来上がるが、
     宿泊以外の場合はスコップなどの道具を持参する必要がある。
     冬は、毎年11月から翌年2月にかけて川をせき止め、仙人風呂と呼ばれる広大な露天風呂が
     出現することから、個人が掘る必要はない。野趣あふれる冬の風物詩として親しまれている。
     何度を42度に保つために湯守もいる。手間も費用もかかるが、それでも入湯料はタダだが、
     入湯時間は午前6時半〜午後10時までであり、荒天時には利用できないので、問い合わせを。
     泉質 : 含食塩重曹泉・単純泉など 泉温 : 73℃
     飲用効果 : 胃腸病、糖尿病、痛風など 浴用効果 : 神経痛、糖尿病など
     駐車場 : 無料で約50台収容(200mほど下流)。利用時間は午前9時〜午後5時まで。
     参 : 熊野本宮観光協会(HP)
願成就温泉(がんじょうじゅおんせん) = 願成就温泉(別掲)
鬼怒川温泉(きぬがわおんせん) = 鬼怒川温泉(別掲)
城崎温泉(きのさきおんせん) = 城崎温泉(別掲)
草津温泉(くさつおんせん) : 吾妻郡草津町(群馬県の北西部)、白根山の中腹に位置する温泉
    自噴泉としては日本一の湧出量を誇り、源泉は100カ所を越え、街のいたるところで湧きあがっている。
    日本武尊が発見したとも、奈良時代に僧、行基が発見したともいわれ、有馬温泉下呂温泉と並び
    日本三名泉と呼ばれている。明治時代には温泉医学の権威でドイツ人のベルツ博士が
    たびたび訪れて絶賛、理想的な保養地として世界に紹介された。
    温泉街の中心にある「湯畑」は湯の花を採取する源泉のひとつで草津の象徴とされる。
    
    約150の宿泊施設があり、昔ながらの湯もみの様子が見られる「熱の湯」や
    18カ所もの無料共同浴場などもある。湯畑前には足湯もある。
    泉質 : 硫黄泉、酸性泉 泉温 : 50〜95度
    効能 : 高血圧症、動脈硬化賞、切り傷、慢性皮膚病、慢性婦人病、
          糖尿病、神経痛、疲労回復、健康増進など
    参 : 草津温泉観光協会(HP)、草津町役場(HP)、甲府草津温泉
黒川温泉(くろかわおんせん) : 大分との県境に近い熊本県北東部の小国町、阿蘇の外輪山と
    九重山西麓のすそ野に位置し、筑後川源流の田の原川沿いにある硫黄泉(温泉参)で、
    川沿いに約4キロにわたって旅館24軒が並んでいる。
     その昔、病の父に瓜を食べさせようと畑に盗みに入った男が
    地主に首をはねられそうになり、その身代りに地蔵の首がはねられた。
    村人がその地蔵を岩場に奉祀したところ、岩の裂け目から湯が湧き出したという伝説が残っている。
    そのためか、昔から疵湯(きずゆ)と呼ばれ、切り傷に特効があると言われている。
    ここの特徴は温泉街にあるすべての温泉宿に個性的な露天風呂があることで、
    しかも、1200円の「入湯手形」を買うと6カ月有効で3カ所まで自由にはしご(湯巡り)ができ、
    立ち寄り客でも利用できる。ちなみに、1回あたり250円が旅館、150円が
    黒川温泉観光旅館協同組合の収入になる。地蔵湯と穴湯(各100円)の2軒の共同浴場もある。
    また近辺に田の原温泉、小田温泉、満願寺温泉などの温泉もあり、
    温泉街自体のはしごもできると、まさに温泉好きにはたまらないエリアとなっている。
    2005年度の宿泊数は38万人で、年間約100万人が訪れる。最古の旅館の開業は江戸時代
     近くに鉄道駅はなく、熊本市からバスで約2時間半かかるが、2006年から
    福岡〜黒川温泉間を直行バスが走るようになり、約2時間40分で黒川温泉バス停に到着する。
    参 : 黒川温泉観光旅館協同組合(HP)
黒薙温泉(くろなぎおんせん) : 富山県黒部(くろべ)市宇奈月町黒薙(うなづきまちくろなぎ)にある温泉。
    黒部川の支流黒薙川との合流点を1kmさかのぼった所にあり、
    最後の秘境といわれる富山県の黒部峡谷に涌く素朴な山の湯で、
    1645(正保2)年に発見され、開湯は1868(慶応4)年と言われている。
    黒部川支流の黒薙川の河原は至る所で高温の温泉が涌いている。混浴露天風呂の
    すぐ手前に湯量豊富の源泉があり、ここから下流8km左岸沿いの宇奈月温泉に送湯している。
    湯治客を主とする木造二階建ての1軒宿の浴場は、旅館併設の男女別の内湯と、
    宿から3分ほど上流に歩いた所に、天然石で岩組みされた広さ約28畳の
    混浴の大露天風呂「源泉(いずみ)」がある。
    また、近年つり橋を架けた向かいに女性専用露天風呂「天女の湯」が新設された。
    露天風呂にはテントの更衣室が併設されている。
    
    黒薙温泉の混浴露天風呂
    黒薙温泉には車では行けないので、黒部峡谷鉄道トロッコ列車を利用し、
    黒薙駅で下車して約600m(5〜20分ほど)の山道を歩くことになる。
    年中無休だが、11月から4月上旬の雪のある期間は鉄道が動かないので休業となる。
    営業時間は、夜明けから21時(日帰りは16時)までだが、事実上外来入浴はトロッコ列車の
    終了時刻までとなる。1軒宿の黒薙温泉旅館の日帰り入湯料金は500円で、
    1泊2食だと9450円〜10500円だが、自炊なら4200円となる(問合せ 0765−62−1820)。
    泉質 : アルカリ性単純温泉 泉温 : 約96.7℃
    効能 : リウマチ、神経痛、筋肉痛、関節痛、胃腸病など
    (注)7月の下旬から8月の昼間は、清流にのみに生息する血を吸うアブ
     (イヨシロオビアブ・方言でオロロ)が多く、明るい時間帯の露天風呂入浴は注意を要する。
    参 : 黒薙温泉旅館(公式HP)
下呂温泉(げろおんせん) : 岐阜県下呂市にある温泉で、「健康の湯」「美人の湯」と言われ、
    早くから 温泉を利用した病院や医学研究所も設けられている。泉質は硫化水素泉。
    江戸時代の儒学者・林羅山(はやしらざん)らが有馬温泉草津温泉とともに日本三名泉と称した。
    傷ついた白鷺が舞い降りね傷を癒して飛び立った、そのあとから発見されたそうだ。
    足湯は、下呂温泉博物館(400円)と下呂温泉合掌村(800円)内の2カ所のほか、
    無料の鷺の足湯、ビーナスの足湯、ゆあみ屋の足湯、雅の足湯の4カ所ある。
    日帰り入浴施設
    白鷺の湯 : ヒノキの香る湯船から飛騨川を一望。10:00〜22:00。水曜が休み。300円。
    幸の湯 : 昔ながらの銭湯感覚で懐かしさ満喫。10:00〜23:00。火曜が休み。350円。
    クアガーデン露天風呂 : 自然の景観と多彩な湯を楽しむ露天風呂。
     8:00〜21:00。木曜が休み。600円。
    参 : 下呂市観光サイト(HP)
鉱泉浴場(こうせんよくじょう) : 原則として温泉法に定める
    「地中から湧出する摂氏25度以上の温水又は一定の温泉成分が含まれる冷泉」を利用する浴場を言う。
    ただし、鉱泉と認められるものを利用する浴場も含まれる。 参 : 温泉
甲府草津温泉(こうふくさつおんせん) : 住所は山梨県甲府市上石田1−10−12。
    富士山を臨むJR甲府駅から車で10分ほどの住宅地の中に、戦前から続く温泉銭湯で、
    「草津」の名前は、創業者が群馬県草津町の出身だったことから付けられた。
    表側は麻雀荘で裏側が温泉銭湯なので、表通りから入って小さな看板をみつける必要がある。
    温泉が湧いたのは30年前で、以来、近所の人にとって毎日のお風呂代わりとなっている。
    加熱・循環をせず48度のそのままの源泉が、水晶原石の岩間から3つある浴槽に豪快に流れ込む。
    いつも最初に訪れるのは、一番風呂を楽しむ「草津温泉朝湯会」の人たちである。
    メンバーの多くは、飲食店や商店の経営者たち。互いにたわしで背中を流し合って、親交を深めている。
    浴槽 : 内湯(微温風呂、高温風呂、水風呂)、露天(2007年の建替えで露天が設けられた)
          浴槽の内側が緑色なので緑色の湯に見えるが、無色透明の湯である。
    泉質 : ナトリウム−塩化物泉 湧出温度 : 47.2 度 pH : 8.3 湧出量 : 毎分200リットル
    効能 : 神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え症、慢性皮膚病、リウマチ、運動器障害、更年期障害など
          飲用として、消化器疾患、慢性便秘、糖尿病、痛風、じんましんなど
    入浴料金 : 大人380円、小学生170円、幼児70円
    営業時間 : 朝6時〜夜10時(元日以外、年中無休)。休憩は10時〜17時
    参 : 甲府市観光ガイド(HP)
塩原11湯 = 塩原11湯(別掲)
塩浸温泉(しおひたしおんせん) : 鹿児島県霧島市牧園町(旧国大隅国)の新川渓谷一帯に
    点在する隼人・新川渓谷温泉郷(はやと・しんかわけいこくおんせんきょう)の中の一つで、
    新川渓谷温泉郷でも上流にある「塩浸温泉」は古い温泉で1800年頃に発見されたといわれる。
    ここには坂本竜馬と妻のお龍(りょう)さんが日本で初めてとされる新婚旅行で訪れたことでも有名で、
    二人が逗留したという銅像が立てられている。
    しかし、その湯船は川のそばにそのまま残っているが、そこまで降りる道がなくて利用できない。
    毎年2月には二人の足跡を訪ねる「竜馬ハネムーンウォーク大会」も催される。
     ここには温泉館が2カ所あり、下流にある温泉館は新しくて、きれいだが、
    泉温が52度あり加水しており、昔からあるセンター裏の温泉「鶴の湯」は泉温は44度で
    加水していない100%生の温泉だが建物はボロボロで、主に地元の人が利用している。
    この温泉は夏は18時以降、冬は17時以降は地元の集落の温泉になり部外者は入浴できない。
    「鶴の湯」には小さ目の湯船が2つあり、高い位置にあるのが純重炭酸土類泉のお湯で
    少しぬるめでお湯が柔らかな感じで、奥の低い位置にあるのが熱い湯で金気の多い湯である。
     伏見寺田屋事件で九死に一生を得た坂本龍馬は、1966(慶応2)年3月、
    西郷隆盛らのすすめで、妻のお龍とともに、塩浸温泉(現鹿児島県牧園町)で
    傷をいやしながら霧島に遊んだ。二人は、山頂にある「天の逆鉾(あまのさかほこ)」を見に
    高千穂峰(たかちほのみね)にも登り、龍馬はその登山の様子を
    絵入りの書簡にしたためて姉の乙女(おとめ)に送っている。
    その書簡によると、天の逆鉾の彫り込みが天狗に似ていると言って二人で笑ったり、
    霧島神宮にお参りしたりしたという。鹿児島への旅88日間は、
    二人の生涯で最も楽しいひと時で、日本最初の新婚旅行と言われている。
    龍馬は、翌年11月、京都近江屋で刺客の凶刃により33歳の若さで没した。
    龍馬ゆかりの塩浸温泉の市営施設が廃止<鹿児島・霧島>
     坂本龍馬が日本で初めてと言われる新婚旅行で訪れた鹿児島県霧島市の「塩浸温泉」の
    市営温泉「福祉の里」が老朽化のため2009年3月末で廃止される。
     「寺田屋事件」で負傷した龍馬が1866年3月、西郷隆盛や小松帯刀(たてわき)らに
    湯治の名所として紹介され、半月ほど滞在。妻お龍(りょう)と高千穂峰登山などを楽しんだ。
     夫妻が使ったという浴槽跡が一角に残り、「坂本龍馬 お龍新婚湯治碑」もある観光名所。
    今年は「篤姫」ブームで沸いたが、湯煙は間もなく静かに消える。
白子温泉(しらこおんせん) : 千葉県長生郡白子町(旧国上総国)の中里地区を中心に広がるにある温泉。
    温泉の開湯は1989(平成元)年で、2000mボーリングして源泉を開発した。
    但し、砂風呂は、この地で採掘される天然ガスを利用して古くから存在し、
    約40年の歴史があり、源泉にヨウ素を多く含むのが特徴である。
    九十九里浜の南端付近の海岸近くに温泉地が広がる。旅館、ホテルなどの宿泊施設37軒のうち、
    20軒が温泉を持っている。日帰り入浴可の施設もあり、日帰り入浴専用施設の
    町営「白子町アクア健康センター」もある。砂風呂を名物としてるところもある。
    白子町にはテニスコートが約340面あり、宿泊施設の併設は25施設もある。
    泉質 : ナトリウム−塩化物強塩泉
    源泉温度 : 29℃(天然ガスと一緒に湧き出る茶色の生ぬるい水)
    効能 : きりきず、やけど、慢性皮膚病、冷え性、虚弱児童、慢性婦人病、経痛、筋肉痛、五十肩、
     運動麻痺関節のこわばりうちみ、くじき、慢性消化病、痔病、関節病、病後回復期、疲労回復、健康増進
    参 : SPA SHIRAKO(HP)、国民宿舎 白子荘(ゆこゆこネットHP)
白鳥温泉(しらとりおんせん) : @宮崎県えびの市末永1470にある温泉。
    白鳥温泉上湯(第一白鳥温泉)うえゆ : かの西郷隆盛も心身を癒しに訪れたという、ゆかりある温泉で、
     情緒豊かな木製の天然蒸し風呂や木の香漂う風呂の数々は昔懐かしい風情を醸し出す。
     えびの市内が一望できる展望露天風呂や蒸し風呂がある。
     江戸時代には寺院の僧侶たちが入浴していたといわれる。
     毎年11月上旬にえびの白鳥観光祭が開催される。
     
     白鳥温泉上湯(写真満載九州観光より)
     西郷隆盛は 1874(明治7)年に征韓論が通らずに下野して湯治や狩猟や生年達との談義に
     明け暮れていた期間にこの白鳥上湯 (白鳥茶屋)に、7月から10月の3カ月も滞在したと言われている。
     この時の気持ちを3編の漢詩に表した石碑が白鳥茶屋の下の駐車場の脇に建っている。
     泉質 : 単純温泉(低張性弱酸性高温泉)・単純酸性温泉 源泉温度 : 64.8℃
     効能 : 真菌症、慢性脳腫症、慢性湿疹およびタムシ、リューマチ性疾患、
           トリコモナス膣炎、糖尿病、体質改善、難治性潰瘍
     日帰り入浴 : 300円(午前7時〜午後8時)
    白鳥温泉下湯(第2白鳥温泉)したゆ : えびの市営白鳥森林公園内にあり、
     自然の中に遊び心をふんだんに取り入れた魅力の湯で、大浴場や露天風呂、蒸し風呂などがある。
     レストランのあるログハウスを中心にして周辺にはアスレチックや林間広場、
     遊歩道など気楽にアウトドアが楽しめる設備が整っており、
     アウトドア感覚いっぱいのケビンなど宿泊施設も充実している。
     
     白鳥温泉下湯
     泉質 : 単純温泉(低張性弱酸性高温泉) 源泉温度 : 63.7℃
     効能 : 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、
           慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、皮膚病
     日帰り入浴 : 300円(午前7時〜午後8時)
    参 : えびの市役所(HP)、宮崎県えびの市観光協会(HP)
    A福島県いわき市常磐白鳥町勝丘118〜119にある温泉。
     大同2年頃に徳一大師により発見されたと伝えられ、
     いわき湯本温泉の南に位置した丘陵地の中に湧き出ている閑静な温泉である。
     白鳥温泉には春木屋と隣の喜楽苑の2軒だけで、500mほど放れた場所には
     「馬の温泉」と呼ばれる競馬のための広大な温泉施設(中央競馬会温泉療養所)がある。
     泉質 : 含塩化土類食塩泉 効能 : 神経痛、リウマチ、外傷、皮膚病、胃腸病、婦人病など
     参 : いわき湯本温泉観光協会(HP)
    B(しろとりおんせん)香川県東かがわ市入野山465番地にある温泉で、
     徳島県との県境近くにある白鳥町福祉センターの中の温泉施設。
     鮮やかに染まる自然に、清流のせせらぎにつつまれた東讃唯一の湯治場で、
     猿が水たまりで傷を癒していたことが起源とされる温泉。
     展望風呂、全身浴、スチームサウナ、水風呂あり。
     川を挟んで向かいには、黒川温泉がある。また、近くに四国霊場88番大窪寺がある。
     同じ香川県でも綾歌郡国分寺町にある「白鳥温泉」はそのまま「はくちょうおんせん」と読む。
     泉質 : 単純硫黄冷鉱泉 泉温 : 18.5℃
     効能 : 糖尿病、関節の神経痛、高血圧、筋肉痛、慢性消化器病、冷症、慢性婦人病
     入浴料 : 一般400円、子ども・70歳以上200円
     営業時間 : 午前10時〜午後9時 休館日 : 毎週木曜日・年末年始(12月31日・1月1日)
     アクセス : JR高徳線三本松駅から大川バス白鳥福祉センター行きで30分、終点下車すぐ。
             白鳥大内IC・引田ICから車で。
    参 : 東かがわ市(HP)
新穂高温泉(しんほたかおんせん) : 春の高山祭りでにぎわった飛騨の小京都、高山の中心部から
    東へ車で約90分。穂高連峰の西側を流れる蒲田川の川沿いにある温泉の総称で、
    穂高連峰の登山客に昔から親しまれてきた温泉である。
    湯触りが柔らかいのが特徴で、川沿いには様々な泉質の源泉が湧出している。
    自家源泉を保有する宿が多く、湯量も豊富で、足湯や飲湯、
    温泉卵の販売所など気軽な湯あそびスポットもある。
    新穂高の湯 : 槍見温泉のすぐそばの共同露天風呂である。
     混浴になっているが、脱衣用の小屋が男女別にある。
     営業時間 : 8:0〜21:00(4月25日〜10月25日)
      料金 : 無料任意で清掃協力金を募金。200円程度) 参 : 新穂高の湯(HP)
    槍見舘(やりみかん) : 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂。
     JR高山線高山駅下車、新穂高温泉行きバス約90分。
     車は長野道松本ICから国道158号、471号で約90分。
     標準宿泊料金は大人1万6950円〜2万9550円(1泊2食、消費税・入湯税込み)。
     問い合わせは0578−89−2808へ。
     かつては槍見温泉と呼ばれた。登山客や湯治客に親しまれた宿は
     新しくなった今も、以前の山宿の雰囲気を漂わせている。蒲田川沿いの露天風呂に身を浸し、
     せせらぎを聞きながら荘厳な槍ケ岳と穂高連峰を見上げる湯あみが、この宿のだいご味である。
     宿近くの新穂高温泉駅からロープウエーで約30分。標高2156メートルの西穂高口に降り立つと、
     笠ケ岳や槍ケ岳など北アルプスの絶景が、まるで手にとるようである。 参 : 槍見舘(HP)
    参 : 新穂高温泉観光協会(HP)
スーパー銭湯(スーパーせんとう) : 通常の銭湯とは違って、施設を増やしよりくつろげるようにしたもの。
    さらに、健康ランドのように風呂以外の施設ではなく特に風呂を楽しむためにより安価な価格で
    風呂を充実させた銭湯のこと。スーパー銭湯と言っても、従来からあるタイプの大型一般公衆浴場から
    特殊公衆浴場である温泉や健康ランドに近いものまでいろいろあるので、
    「かなり大きな銭湯」といった意味で使われていることが多い。
    従来の銭湯には、湯(普通の湯・薬湯・電気風呂など)と体重計、マッサージ機、
    ドライヤーがあるくらいだが、スーパー銭湯には、健康ランド並みの設備が整っている。
    定番の湯は勿論、ジャグジー、ジェットバス、サウナ(塩と蒸気も含む)、水風呂、打たせ湯、
    露天風呂などのほかに、垢擦りマッサージやエステ、と数えきれない施設、
    地域独特のものまで様々であり、まさに現代のニーズに応えている。
    また、最近は複合効果を得るためにレストランやゲームセンター、パチンコ店に至るまで
    設置したところもある。 その他のものとしては番台の代わりにカウンターになり、
    下駄箱や脱衣ロッカーは返却型のコインロッカーになり、籠類はほとんど見かけない。
    また、入り口には買い物帰りでも寄ることができるようにコイン冷蔵庫がある店もある。
     名古屋の設計事務所、玉岡設計という会社のホームページでは、事業面から、
    スーパー銭湯とは、「健康ランドは高すぎる。町の銭湯では物足りない。」と思っている一般大衆を
    ターゲットに、健康・美容・リラクゼーション指向を捉え長期安定型事業として企画されたのが
    スーパー銭湯事業です。この事業は、東海地方を中心に発展をして来ましたが、
    今日では上場企業クラスの参入も相次ぎ、全国的な広がりを見せています。
    平成10年頃からは、非日常感を高めた新しいタイプのスーパー銭湯も登場し、
    従来型を遥かにしのぐ驚くべき集客や売上げを達成する事で、
    各方面から更なる注目を集めています。」と説明されている。
    2008年11月現在、スーパー銭湯は全国に約500カ所あり、東京と大阪に最も多い。
    スーパー銭湯の利用例
     @靴をコインロッカーに入れる(お金は帰る時に返却される)
     A券売機で入浴券を買う(@と逆になる場合もある)
     B受付で券を渡す(場合によってはココでアニメティを購入)
     C脱衣場(ロッカー室)へ。
     D衣類を脱ぎロッカーへ(これもコインで、後で返却される事が多い)
     E浴室に入る。あとは下記のマナー守って楽しく利用しましょう。
    スーパー銭湯のマナー
     @煩わしくとも、履物は入り口に放置しないでコインロッカーに入れる。
     A浴槽に入る前には掛け湯をして、特に下半身はよく洗う。
     B浴槽内にはタオルをつけない。
     C他の人に湯水がかからないようにする。特にシャワーは上から下へとかけ、
      左右につい立があっても、前後左右に飛ばさない。また、別室のボディーシャワーは別だが、
      カランのシャワーは隣に人がいる場合は立った状態で使用しないで、必ずしゃがむか腰掛けて使う。
     D石鹸・ボディーシャンプーやシャンプー類を使った後は、定位置に戻しておく。
     E安全剃刀の使用後は元のホルダーにしまって備え付けの容器に入れる。
     Fサウナ室や休憩ベンチなどでは横たわらない。
     Gあとは、温泉の項で、「温泉や銭湯の入浴時のマナー」を参照してください。
    スーパー銭湯の特徴(主に経営面から)
     ★低料金大型温浴施設 : 数種類のサウナや健康ランド並の温浴アイテムを、
                      銭湯並の低料金で利用できる温浴施設である。
     ★長期安定かつ地域密着型事業 : 日常の温浴習慣をビジネスとしている為、
                            景気に左右されず、地域住民に喜ばれる。
     ★社会貢献度の高い事業 : 健康・美容・リラクゼーションを促進し、コミュニティの場を提供できる。
     ★少人数で運営 : 責任者1人、社員2〜3人、パート3〜6人(交代制)程度で運営する事が可能。
     ★現金管理が明瞭 : 券売機、自動販売機などの活用により、従業員が現金を扱う事がない。
     ★24時間営業は不要 : 法規制が無い為、各々の地域にあった時間帯で営業する事が可能。
    スーパー銭湯人気ランキングMBS−チェック!ザ・NO.1より)2008年11月現在
     (料金など、変更の場合があるので、ご利用の際はホームページで確認して下さい)
    関東
     @天然温泉いこいの湯・多摩堺店(東京都)平日700円(HP
      東京都町田市小山ケ丘1−11−5 Tel.042−797−4126
     A極楽湯・和光店(埼玉県)平日800円(HP
     B湯快爽快・茅ケ崎店(神奈川県)平日900円(HP
     C湯楽の里(ゆらのさと)・昭島店(東京都)平日680円(HP
     Dおふろの王様・花小金井店(東京都)平日800円(HP
    関西
     @上方温泉一休(大阪府)平日700円(HP
      大阪市此花区酉島5−9−31 Tel.06−6467−1519
     A堺浜楽天温泉祥福(大阪府)平日700円(HP
     B虹の湯・西大和店(奈良県)平日600円(HP
     Cくつろぎの郷湯楽(ゆらく)(大阪府)平日700円(HP
     D伏見力の湯(京都府)平日600円(HP
酸ケ湯温泉(すかゆおんせん) : 青森市荒川南荒川山国有林酸ケ湯沢にある温泉。
    十和田八幡平国立公園の北部にある大岳の西麓、標高約900mに位置する「千人風呂」で
    有名な一軒宿で、日帰り入浴もできる。国民保養温泉の指定第1号を受けた温泉で、
    大自然と効能あらたかな湯を合わせて楽しめる温泉地として、東北屈指の人気を誇っている。
    八甲田大岳、井戸岳などの北八甲田や、毛無岳、田茂萢など湿原への登山口にもなっている。
    開湯は1684(貞享元)年と伝えられ、江戸時代より多くの湯治客を迎えてきた。
    
    酸ケ湯温泉
    総ヒバ造りの大浴場は約80坪の広さで混浴(女性専用時間有り)の「ヒバ千人風呂」として知られ、
    熱の湯、冷えの湯、四分六分の湯、湯滝など5つの浴槽が有り、
    また、子宝の湯、若返りの湯とも言われている。
    ここには独特の入浴方法があって、冷え性の場合には、原則としてまず入口の「熱の湯」に5分ほど入り、
    次に一番奥にある「四分六分の湯」にやはり5分ほど、「冷の湯」を頭からかぶり、
    「鹿の湯」を3分、そして再び「熱の湯」に3分ほど入ってあがると効き目が大きいという。
    ここのお湯の注ぎ口では、飲泉することができ、軟便の場合、お猪口一杯、
    硬便の場合、お猪口二杯が目安だとか。
    ユニークな名の由来は手負いの鹿が傷を癒している姿を地元住民が発見したことから「鹿湯」と呼ばれ、
    酸度が高いため酸の湯、次第に発音が変化して、「酢ケ湯」から「酸ケ湯」になったといわれている。
    車で5分程の地に同経営のスタイリッシュな八甲田ホテルもあり、
    こちらに宿泊しても千人風呂まで送迎してくれる。
    泉質 : 酸性硫黄泉。酸性・含二酸化炭素・鉄・硫黄−アルミニウム−硫酸・塩化物泉(硫化水素型)
    源泉 : 52.3度 泉温 : 42〜43度
    効能 : 高血圧症、動脈硬化症、慢性便秘症、慢性皮膚病、慢性婦人病、月経障害、冷え性、
          痛風、神経痛、リウマチ、胃腸病、外傷など
          (注)高度の動脈硬化症、ガン、重症の脚気など入浴してはいけない病気もある。
    参 : 酸ケ湯温泉(HP)、秘湯
    
    全国一周マイカー独り旅の2007年9月11日、竜飛岬から一気に大湊までの282kmを走った途中、
    初めての酸ケ湯温泉に入る。入り口は男女別だが、中に入ると混浴で、
    浴槽の中程に立て札があって男女の入る場所は半分ずつに分かれているが、
    仕切り等はないので男女の境界線は無く、双方が丸見えなのである。
    石鹸・シャンプー類の使用は禁止されているので、短時間入浴としてはすっきりしなかった。
    「どうしても混浴はダメ!」や、シャワーを使いたい人には、旅館部の「玉の湯」がある。

筋湯温泉(すじゆおんせん) : 大分県玖珠郡九重町(旧国豊後国)にある温泉。
    標高約1000mに位置し、九重の山々に囲まれた玖珠川沿いに湧く高原温泉で、
    九重九湯の一つである。958(天徳2)年に発見されたという古湯で、
    湯治場として古くから栄え、27軒のホテル・旅館のなかには今でも自炊宿が残る。
    また、筋湯にはホテルや旅館とは別にコインで入れる共同の温泉がある。
    コインは各ホテル・旅館、またはうたせ大浴場の自販機で購入できる。
    共同浴場は4カ所あり、なかでも10数本のパイプから湯が筋状に落ちてくる
    「うたせ大浴場」はあんまいらずの豪快さを誇る。他に「せんしゃく湯」があり、
    「薬師湯」と「岩ん湯」は、日替わりで男湯と女湯が入れ替わる。
    泉質 : 単純泉、弱食塩泉で、泉温は、58〜63度。
    効能 : リウマチ、運動器障害、創傷、神経症、神経痛、糖尿病など。
    名物は、地鶏を地獄蒸しにした郷土料理の「極楽温鶏」、山里の幸と一緒に味わいたい。
    参 : 九重町観光協会(HP)
スパ(Spa) : 温泉による治療を主とした施設。本来は、鉱泉、温泉浴のこと。 参 : 健康ランド
銭湯(public bath)せんとう : 金(昔は銭)を払って入浴する公衆浴場のこと。
    銭湯の誕生として、日蓮御書録という日蓮上人が書き残した文献に、
    文永3(1266)年の年号とともに「銭湯」の文字が見え、これが一番最初とされているので、
    少なくとも鎌倉時代末期には銭湯があったということになる。
    江戸の銭湯は当時の庶民の社交場であると同時に、公共マナーを学ぶ場でもあった。
    武士も刀を取るところで、「銭湯つきあい」は、文字通り裸のつき合いであり、
    「束の間つき合い」よりは一歩進んで、愚痴をこぼし合ったり、暮らし向きについて話し合ったりしていた。
    入口の布の暖簾(のれん)をくぐって下駄箱に靴を預け、
    番台で入浴料を払って脱衣場でロッカーまたはカゴに脱いだ衣服を入れ、裸で浴室に入る。
    風呂場には、シンプルな椅子と、洗面器(湯桶)だけが用意されており、
    石鹸やシャンプーは自分で用意しなければならない。
    洗い場には湯と水の2つの蛇口(混合栓もある)があり、適当な温度に自分で調節し、
    その湯を洗面器に取りさっと汗やほこりを落とし、股間は念入りに洗い流す。
    それから他人にしぶきがかからないようにゆっくり湯船に入る。
    関西ではほとんどの人が、湯船から洗面器にお湯を取って身体を洗って入る。
    関東のお湯の温度は45度前後と高く、関西は41度前後と低めのところが多い。
    ちなみに、番台に座る人が銭湯に限って、脱衣場のほうを向いているのは、
    お客の大事な貴重品や服が盗まれるのを監視するためである。昔は脱いだ服や貴重品は、
    籠の中に入れて置いたからで、現在は鍵のついたロッカーがあるので、
    最近の銭湯の番台は脱衣場のほうを向いていない方が多く、脱衣場の外にある番台もある。
    高いところにないので、番台とは言えないかもしれない。
    銭湯も温泉マナーと同じなので、皆が、気持ちよく入浴できるようにルールやマナーを守りましょう。
    家庭の風呂でも何人かの家族が入ることになるので、タオルなどを湯船につけないようにしましょう。
    参 : スーパー銭湯健康ランド銭湯の日全国生活衛生営業指導センター(HP)
        全国公衆浴場業生活衛生同業組合連合会(全浴連HP)
    
    熱すぎる銭湯
    東京の銭湯は何故あんなにお湯の温度を高めに設定しているのだろう。5カ所くらい利用したが、
    関西並みのお湯はどこにもなかった。特に麻布十番温泉の「越の湯」の3階の方は48度もあり、
    1分入れるのがやっとのことだった。後から来た2人の外人は全く入れずに、サウナだけ利用していた。
    あまりの熱さに水を入れると、「熱い湯に入るのが江戸っ子だ」とお年寄りに蛇口を閉められた。
    皆な顔を真っ赤に染め我慢して入っているが、私にはまねが出来ない。湯船が二つある銭湯は、
    「熱め」「ぬるめ」に分けられていることが多いそうだが、田町の駅前の銭湯にしても2つとも熱かった。
    本当に江戸っ子だけが熱めの風呂に入るのだろうか。東北や北海道はどうなんだろう。
    なお、大人用の都内共通入浴券の回数券(10枚)が都内各銭湯で3800円で発売されている。
    福島市の飯坂温泉にある共同浴場「鯖湖湯(さばこゆ)」の湯温が高過ぎると観光客から
    苦情が出ている。熱い湯を好む地元住民とリニューアルオープン以降増加した観光客の好みの
    温度差が原因のようだが、東北の人も熱い湯を好むのだろうか。市観光課によると、鯖湖湯は、
    湯量が豊富な割には浴槽が小さいため湯温が下がらず46度前後で、一般に比べると4度前後
    高いため、「熱くて入れなかった」「足だけ入れて帰ってきた」という苦情が電話やはがきで
    同課に寄せられるというが、私は麻布十番温泉と同じく、こんな高温度の温泉は利用しない。
    話は変わり、“女湯に入れる男の子は何歳までか”ということをデレビでやっていたが、
    これは都道府県の条例で決められていて東京都は9歳まで、他の道府県は11歳までが多いとの
    ことだが、そんな決まりは聞いたことがなく、私は小学5年まで女湯に入っていた記憶がある。
    住んでいる山口県と、隣の島根県はいまだに決まりがないということを知ったが、
    男子中学生が女湯に入ると注意されるのだろうか。


    サービスの悪い市営銭湯
    山口県下松市の「アクアピア こいじ」にあるサウナ付きの風呂は何というのだろう。
    健康ランドではないし、スーパー銭湯でもないし、お金を払うので銭湯でしょうね。
    2006年9月29日に初めて利用したが、浴室の設計がどうみても良くない。
    浴槽に入る部分には急勾配の大理石があるし、ジャグジーの泡で2段ある足踏みは全く見えない。
    ジャグジーは奥まった所に設置すべきである。いままでお年寄りなどの怪我がないのが
    不思議なくらいだ。ジェット水流は10箇所も必要はなく、それより足に当たる部分も2本にすべきだ。
    400円も取るのならボディーシャンプーくらい置いとけばよいと思うよ。
    平日ではあるが、1時間半くらいいて浴槽は貸切状態だった。
    市営で、しかもゴミ処理場から出る熱を利用しているのだから、もっとサービスしてほしい。
    利用するなら同じ400円で、ジャグジーや低温サウナのある「温水プール」の方をお勧めします。
    周南市の鹿野の石船温泉「憇いの家」は民間に委託しているとは言え、温泉ではあるし、
    サウナも露天風呂も付いて入浴料は600円で、石鹸やシャンプーまで備え付けているのだ。
    また市内の60歳以上の人は200円で利用できるし、更に市内で75歳以上のお年寄りや
    老人医療受給者または身体障害者手帳保持者は無料となっているのである。
     北九州市の市営の銭湯・温泉には高齢者用入浴券があり、70歳以上のお年寄りは半額で
    入浴できる制度があるが、83歳の母親を連れて行った娘さんが半額で利用しようとしたら、
    「証明になるものを提示しなければ、高齢者とは認められない」と言われ、通常の料金を払わされて
    立腹されていたが、68、69歳の方が70歳と偽って入浴する場合もたまにはあるかもしれないが、
    規則ばかり表にださなくても本人の良心を優先させても良いのではなかろうか。
    免許証の無い人は、温泉に行くのにも健康保険証などを持参しなければならないが、
    それとて写真がないので認めてくれるのだろうか。
    東京都の映画館をはじめ全国規模で、60歳以上は1000円という高齢者には有難い制度があり、
    60歳の時に免許証を出そうとしたら「60以上かどうかは顔を見ればすぐにわかる」と言われ、
    若く見えると思っていた私はがっかりしたくらいなので、
    83歳のおばあさんが70歳以上かどうかが分からないはずはない。
    北九州市は、半額制度を高齢者への福祉の一環としているのなら、
    もっと柔軟な対応で臨むように職員の応対方法を改善すべきである。
    生活保護の辞退を強要されて餓死者が出た北九州市は、生活保護の申請も受付けないほどの
    福祉行政が落ち込んでいる市なので、風呂まで厳しい規制を設けているのかもしれない。

銭湯お遍路(せんとうおへんろ)
    東京都公衆浴場組合が2007(平成19)年10月10日の「銭湯の日」から、
    銭湯の火を消すことなく、銭湯の楽しさを知ってもらおうと始めた。
    東京の銭湯マップを300円で買うと「東京銭湯お遍路巡礼スタンプノート」がおまけでついており、
    銭湯マップにある銭湯を廻り、スタンプを26(フロ)カ所集めると「認定書」、
    入浴した88カ所の銭湯のスタンプを集めるとマニア垂涎(すいぜん)
    「銭湯お遍路達成の認定証」と記念のバッジが貰え、その功績はウェブサイトで「永久に」たたえられる。
    ただし、同じ店のスタンプを複数押すことはできない。
    マップは平成19年11月15日より一部の書店でも販売されている。
    2007年10月10日の銭湯の日に5年ぶりに発刊された東京都公衆浴場組合の
    「東京銭湯お遍路MAP」によると2007年8月末現在営業中の銭湯は935軒と記載されていて、
    東京都浴場組合に加盟しているすべての銭湯にはお遍路さん用のスタンプが備えられている。
    2008年3月中旬で26浴場達成は800人を超し、88浴場は約110人。
     内湯も良いが入り口の暖簾、昔のまんまの下足箱、数少なくなったが今もある番台、天井の高い浴場、
    ペンキ絵やタイル絵の壁模様、ケロリンの桶、台秤等々懐かしいレトロの世界が街にあり、
    銭湯マップを片手に、東京散策がてら銭湯お遍路を始めてみましょう。
    富士山絵、ケロリン桶、フルーツ牛乳が東京銭湯の「三種の神器」だそうだ。
    銭湯探しも昔は煙突を探せば良かったが近年は煙突の無い銭湯も多い。
    不思議と銭湯の近くにはコインランドリーがあるそうだ。
    東京銭湯マップはPDFファイル(592K)をダウンロードすれば、プリントアウトして使える。
    参 : 東京都公衆浴場組合(HP)
銭湯の日(せんとうのひ) : スポーツで汗をかいた後に入浴することや、銭湯での入浴は
    健康に良いことが入浴実験でも証明され、スポーツと入浴は密接に関係していることから、
    体育の日の10月10日の語呂合わせから1010(セントウ)ともダブリ、
    銭湯の日として日本記念日協会に申請し、1996(平成8)年に同協会から正式に認定されている。
    しかし、体育の日は平成10年の法律改正により、平成12年より10月の第2月曜日に変更されたが、
    銭湯の日は10月10日のままで残している。その後、特別入浴デーとして全国に広まった。
    1991(平成3)年に東京江東区の公衆浴場商業協同組合が実施したのが銭湯の日の始まりと
    されている。東京都浴場組合では、10月10日の「銭湯の日」は「銭湯祭り」として都内の銭湯で
    ラベンダー湯を実施している。都合により実施日が前後する銭湯、構造上実施できない銭湯もある。
    この日は、ジュースをサービスしたりタオルを配ったりする銭湯もあり、日本全国の銭湯や
    ニュー銭湯でもレモン湯などを実施しているところが多い。 参 : 温泉ふろの日
銭湯ランナー(せんとうランナー) : 仕事帰りに銭湯に荷物を預けて、ランニングを楽しむ人のこと。
    ランナーが多いことで知られる皇居の近くにある銭湯が、
    ランニング中に荷物を預かるサービスを独自に始めたところ好評を博し、口コミで評判が広がった。
    2007年9月1日からは、港区スポーツふれあい文化健康財団と港区浴場組合が、
    区内にある協定を結んだ8カ所の銭湯で「銭湯ランナー制度」を開始した。
    銭湯へ寄って一般利用者と同じ入湯料(大人430円)を支払うだけで、
    銭湯を更衣室・ロッカー代わりに使うことができるようになった。
    銭湯に入場してランニング用ウエアに着替えたあと、荷物を預けてジョギングに出かけることができる。
    ジョギング時間は概ね1時間以内で、混雑状況によってはお断りする場合もあるとか。
    走行後は、銭湯で汗を流して帰路につく。おまけに、利用スタンプを押してもらい5個集めると、
    12月2日に開かれる「お台場海浜マラソン」の参加優先枠が得られるという特典もある。
    近年、都内の公衆浴場は急速な勢いで減少しているが、
    港区以外でもこのような利用形態に対応する銭湯が増えているそうである。
    「銭湯ランナー制度」を利用できる港区の銭湯(8カ所)
     ●万才湯(芝5丁目23番16号)
     ●玉菊湯(白金3丁目2番3号)
     ●三越湯(白金5丁目12番16号)
     ●竹の湯(南麻布1丁目15番12号)
     ●越の湯(麻布十番1丁目5番22号)
     ●清水湯(南青山3丁目12番3号)
     ●高輪浴場(高輪2丁目6番2号)
     ●ふれあいの湯(芝2丁目2番18号)
武雄温泉(たけおおんせん) : 佐賀県南西部の武雄市にある温泉。
    蓬莱山(ほうらいざん)南東麓に位置し、古くは柄崎(つかざき)温泉の名で知られる。
    内臓、神経系諸疾患などによいとされ、また肌を美しくする美人湯で親しまれる。
    温泉場入口にある、1914(大正3)に作られた朱塗りの楼門は当温泉のシンボルである。
    この楼門は東京駅を設計した辰野金吾博士の設計によるものである。また、
    門の内側には資料館となっている武雄温泉新館が2003(平成15)年3月に復原され、
    楼門とともに2005(平成17)年7月22日に国の重要文化財に指定された。
    『肥前国風土記(ひぜんのくにふどき)』の杵島(きしま)郡の条に記される温泉は
    当温泉とされ、また、近世に長崎街道を東上したケンペルやシーボルトも
    紀行文に記している。桜やツツジ、有田陶器市(ありたとうきいち)などの
    4、5月の季節に温泉客が多い。溝ノ上地区の保養村は、新しい泉源活用である。
    JR佐世保(させぼ)線武雄温泉駅下車、徒歩10分。
    共同浴場は「元湯」、「蓬莱湯」、「鷺乃湯」の3軒存在する。また、鍋島氏専用の
    浴場であった施設が存在し、シーボルトが愛した「殿様湯」(1時間3800円)、
    「家老湯」のほか「柄崎亭」が貸切風呂として入浴できる。
    旅館は現天皇・皇后両陛下がご宿泊された「竹林亭」や宮本武蔵が宿泊した
    「東洋館」など17軒存在する。温泉街では春と夏に祭りが開かれる。
    また、周辺には窯元も多いことから毎月陶器市が開催される。
     豊臣秀吉は朝鮮出兵の際に、負傷兵士の湯治場として利用したといわれる。
    江戸時代は街道の宿場町としても栄え、幕末には長崎を往来した勤皇志士や文人らが
    盛んにこの湯を訪れたという。著名な人物を挙げると、佐賀藩城主の鍋島氏、
    江戸時代初期には伊達政宗、宮本武蔵が、また幕末にはドイツ人医師・シーボルト、
    吉田松陰らが入湯したといわれる。
    泉質 : アルカリ性単純温泉、炭酸水素塩泉 源泉温度 : 45〜51℃
    参 : 武雄市観光協会(HP)
玉川温泉(たまがわおんせん) : @秋田県仙北市田沢湖玉川の標高740mの
     十和田湖八幡平国立公園の一角に位置する国民保養温泉地で、八幡平焼山山麓の地獄から
     湧出する「大噴(おおぶき)の湯」を源泉とする世界にも類を見ない「奇跡の温泉」とされる。
     
     特別天然記念物の北投石(列島宝物舘より)
     泉質は塩化物泉で、効用は神経痛、皮膚病など多岐にわたる。
     屈指の酸性泉で知られる湯治の地であり、日本で唯一の岩盤浴ができる温泉で、
     岩の上にゴザを引き、その上に横になり岩から出る放射能を身体に受けて岩盤浴を行う。
     「に効く」などと口伝えで広まり、医者に見離された方々が訪れる事でも知られ、
     年間約20万人が訪れる。
     (注)入浴中に顔をぬぐうと強酸性の湯が眼に入る。飲む温泉は糖尿病、
        胃腸病などに効能があり、10倍以上に水で薄めて飲むが、それでもかなり酸っぱい。
        後で清水で口をすすぐか、ストローを使用して歯に付着しないように飲む
        (でないと歯のエナメル質が溶ける恐れあり)など、注意書きには必ず従うこと。
     地元のマタギにより1680年に発見され、鹿が傷を癒していたことから、
     古くは「鹿の湯」、「鹿湯」と呼ばれていたが、1934(昭和9)年、
     それまでの鹿湯という名称から、朝日新聞記者・杉村楚人冠によって玉川温泉に改められた。
     奇跡の第一は、「大噴の湯」の温泉水の凄さ。泉質は、含二酸化炭素・鉄(U)・
     アルミニウム−塩化物泉の、塩酸を主成分としたpH1.2の超強酸性で泉源の温度が98℃という
     ほとんど沸騰に近い熱水が、毎分約8,500リットルという膨大な湯量で轟音とともに自噴する様は、
     まさに地球の営みの驚異を感じさせる。pH1.2という酸性度の高さも、
     毎分9,000リットルの湯量も日本一である。
     奇跡の第二は、「北投石」という、微量の放射線を持つ石を産出する温泉であること。
     この北投石はラジウムなどの放射性元素を含む温泉水の成分が長い間に層を成して石化したもので、
     1952(昭和27)年に国の特別天然記念物に指定され、現在その採取が厳禁となっている。
     日本では唯一玉川温泉だけで産出されるもので、世界中でもこれまで台湾の北投(ぺいとう)温泉、
     南米チリ、そして玉川温泉の3カ所でしか発見されていない。
     奇跡の第三は、「癒しの湯」として天下に名高いこと。皮膚病、動脈硬化高血圧症、神経病、
     消化器疾患、循環器疾患、リュウマチ腰痛、婦人病、喘息、
     交通事故の後遺症などに著効がある他、人間が生まれながらにもつ自然治癒力を高め、
     全身の細胞の働きを活性化して心身を若返させる効果があるといわれている。
     この玉川温泉の“癒しの力”は、玉川温泉関連の研究でこれまでに
     12名もの医学博士が誕生していることが如実に示している。
     (注)効能は万人に対してその効果を保障するものではなく、
        一般の温泉と同じで一応「悪性腫瘍」は禁忌症となっている。
     アクセスは、(公共交通機関)JR花輪線八幡平駅から玉川温泉行きバスで1時間終点下車。
     秋田新幹線田沢湖駅からバスで約1時間20分。
     花輪線鹿角花輪駅からバスで約1時間15分。
     秋田空港からあきたエアポートライナーで約2時間30分。
     大館能代空港から乗合いタクシー「愛☆のりくん」で1時間30分。
     (注)冬季は田沢湖駅側からのルートだけとなり、隣の新玉川温泉から雪上車での送迎となる。
     (自家用車)東北自動車道鹿角八幡平ICから国道282、341号線経由で約1時間40分(約32km)。
     東北自動車道・盛岡ICより、国道46、341号経由で約1時間30分。
     秋田自動車道・協和ICより、国道341、46号経由で約3時間。
     秋田空港から国道13、46、341号経由で約2時間30分。
     (注)国道341号は、11月23日頃〜翌年4月下旬まで冬季閉鎖になるため、
        田沢湖駅近くの指定駐車場に車を止め、最寄のバス停から乗車することになる。
     参 : 玉川温泉(HP)
    A福井県丹生郡越前町にある温泉(越前玉川温泉)。
     参 : 玉川温泉観光協会(HP)
    B埼玉県比企郡ときがわ町にある温泉。「玉川スプリングス温泉」とも呼ばれる。
     泉質は、アルカリ性単純温泉。源泉の温度は26℃。湧出量は毎分86リットル。
     効能は、疲労回復、冷え性、健康増進、美肌、関節痛、神経痛、打ち身、運動麻痺など。
     開湯は1991(平成3)年と新しく、源泉を1700メートルボーリングを実施して掘り当てた。
     アクセスは、関越自動車道東松山ICから約25分。
     参 : 玉川温泉保養所(HP)
    C山梨県中巨摩郡竜王町にある個人経営の銭湯的な温泉浴場で、
     たんぼの中の、褪せたピンクの鉄筋建物なので、遠くからでもよく分かる。
     泉質は、ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉で、泉温は41.5度。pHは、5.3。
     湧出量は、毎分244リットル(掘削動力揚湯)。
玉造温泉(たまつくりおんせん) : 奈良時代の文献、出雲国風土記に
    「万の病い悉(ことごとく)(のぞ)こる、この湯を神の湯と呼ぶ」と記された
    日本でも最古の歴史を持つ温泉で、島根県松江市玉湯町玉造にある。
    清少納言の「枕草子」でも、京の都での評判に触れられている。
    かつては良質の赤めのう、青めのうが産出し、古代“玉作りの里”としても知られる。
    宍道湖から山あいに少し入った玉湯川をはさんで近代的なホテルと昔ながらの純和風の旅館が調和し、
    宿ごとに橋のかかる独特の風情のある温泉街である。国道9号線から玉造温泉街入口までの
    玉湯川沿いに、約2kmのソメイヨシノの桜並木が続き、春には「花吹雪温泉祭り」が開催され
    大勢の花見客が訪れる人気スポットで、夜間はライトアップされる。
    泉質 : アルカリ性単純泉。泉温 : 45〜72度。効能 : 神経痛、筋肉痛、関節炎、胃腸病、
    冷え症、腰痛、美肌、打ち身、くじき、皮膚病、リウマチ、婦人病、慢性消化器病など。
    参 : 社団法人松江観光協会玉造温泉支部(HP)、島根県の観光案内(玉造温泉の保性館HP)、
        島根県 観光案内情報(西日本総合企画HP)
俵山温泉(たわらやまおんせん) : 山口県長門市の山あいにある西日本最大の湯治場(温泉)で、
    環境省指定の国民保健温泉である。平成16年12月、916年に白猿が湯浴みしたことにちなみ、
    露天風呂や足湯、飲み湯、ペット湯も備えるほか、レストランや総合案内所、
    地場産品の直売コーナーを併設した『白猿の湯』が開湯し、
    家族用の貸切風呂がある『町の湯』や、『川の湯』とともに3つの共同浴場がある。
    街中は下町の銭湯の風情で、カランコロンと下駄の音が懐かしい昭和の温泉風情を漂わせている。
    泉質 : メタ珪酸、無臭の強アルカリ(PH9.8)性単純泉。湯温は41〜42度、無色透明。
    効能 : リウマチ、神経痛などに効くとされる。
    36軒の旅館は部屋数10〜20室で、内湯があるのは3軒のみのため、
    ほとんどの宿泊客は3つある共同浴場を利用している。
    入浴料(大人)は『白猿の湯』が700円(7〜9時と19〜21時は200円引き)、
    『町の湯』『川の湯』の入浴料は各360円。
    泉屋旅館は一泊2食8000円からのお手ごろな値段で、枇杷の葉温圧サービスもある。
    内湯はなく入浴券をもらって外湯を利用する。
    問い合わせは俵山温泉(Tel:0837−29−0001)へ。
    
    近くの長門に3年間単身赴任していたこともあり、泉質もよいことから定年後も利用しているが、
    ここは無料駐車場が少ないことが唯一の欠点なので、日帰りより宿泊をお勧めします。

杖立温泉(つえたておんせん) : 熊本県北東部、阿蘇郡小国(おぐに)町(旧国肥後国)
    下城(しもじょう)にある間欠性の温泉。四季折々豊かな景観に富み、
    耶馬日田英彦山(やばひたひこさん)国定公園の南端に位置し、盛夏でも25℃以下と涼しい。
    筑後(ちくご)川の上流、杖立川沿いの谷間の狭地に大型旅館やこじんまりとした旅館、
    湯治客を対象とした旅館など様々なホテル・旅館があわせて約30軒あり、
    昔ながらの木造3階建ての旅館も旅情を盛り上げている。
    昔から湯治目的で長期滞在する人が多く、1泊2食付き5千円からと安めの宿もある。
    温泉街では湯巡り手帳を発行している。元湯、薬師湯、御前湯、流泉湯、第二自然湯の
    5軒の共同浴場がある。また、足湯のある公園も存在する。
     開湯伝説によると、応神天皇の産湯として使われたとされることから約1800年の歴史が
    あることになる。その際に使われた源泉が現在の共同浴場元湯の地から湧出していたと言われる。
    但し、現在の元湯は湯船の地での湧出ではなく、別の源泉からの引湯である。
     杖立の地名は、杖を突いてやってきた人が、湯治により健康を取り戻し、
    帰りには杖を立てて帰っていくほど効き目があるということから付いたと言われる。
    また、温泉に感銘を受けた空海(弘法大師)が持っていた竹の杖を立てると、
    節々から枝や葉が生えてきたという伝説もあり、以下の短歌が温泉名の由来となったとされる。
     湯に入りて 病なおれば すがりてし 杖立ておいて 帰る諸人
    江戸時代は熊本藩の御前湯が置かれていたが、現在は共同浴場御前湯となっている。
    明治時代以降は野口雨情などの文化人も訪れた。
    戦後は『九州の奥座敷』と呼ばれ、歓楽街温泉としても栄えたが、
    近傍の黒川温泉などが脚光を浴びるのは対照的に衰退は否めなかったが、
    近年、その温泉情緒や歴史的由来等を生かしたまちづくり的活動が盛んになりつつある。
    4月から5月にかけて開催される「鯉(こい)のぼりまつり」は、
    杖立川に泳ぐ3500匹もの色鮮やかな鯉のぼりが見事であり、
    ほかに「ドンドヤ火祭り」など、年間を通して様々なイベントが開催されている。
     泉質 : 弱食塩泉 泉温 : 80〜100度 効能 : 神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性、
      新陳代謝、美肌効果、運動麻痺、病後の回復、切り傷など
     アクセス : 大分自動車道〜日田IC〜杖立温泉約2時間、
      博多からバス3時間20分、熊本からバス2時間30分。
    共同浴場元湯 : 川沿いの岩をくりぬいた様なかたちで半露天風呂として存在。
     傍までは道が狭く車でいけないので、駐車場に車を止め杖立川に沿って300m程
     歩いて行くと到着。無料の混浴温泉ではあるが浴室はきれいである。
     入り口は開放されたままであるが中は薄暗く、
     人目につきにくいようになっており女性でも入浴可能である。
     効能 : 神経痛、リウマチ、関節痛、筋肉痛、美肌効果、外傷、虚弱体質など
     泉質 : 弱食塩泉  料金 : 無料 風呂 : 岩風呂の混浴
    薬師湯 : 杖立温泉の露天風呂元湯の右側にある、細い階段をのぼると御堂が見える。
     湯鶴薬師堂(東林瑠璃堂)と呼ばれる弘法大師ゆかりの薬師堂で、
     その床下部分が薬師湯として知られる共同湯となっている。
     御堂の入り口をくぐり、薄暗い空間のドアを開けると、共同浴場では珍しいく
     明るい色合いの空間に、脱衣所と湯船があり、男女湯は窓際で行き来できる。
     泉質は元湯と同じで、無色透明で独特の臭いと若干塩辛く、肌触りがよい泉質である。。
     薬師湯近くの龍頭水にある説明書き
      この道は龍の形をした地形で、口が元湯(龍の口)、背が白糸の滝(肥前屋横の谷)、
      尾が湯の見岳(五馬山)に連なる昔の日田〜杖立を結ぶ道でした、
      つまり当時は曲がりくねった龍の背骨を往来していたのです。
      又道中の所々には水場げ設けられ旅人の心を癒したものでした、
      私たちは龍の頭にあたるこの場所に水場(龍頭水)を復元し、
      昔の旅情を偲びつつ、皆様に一服の清涼の場としてご利用いただければ幸いです。
     効能 : (浴用)神経痛、リウマチ、虚弱体質、外傷、肥満体
           (飲用)慢性便秘、常習便秘、慢性消化器病、慢性婦人病
     料金 : 200円
    参 : 杖立温泉(HP)、杖立温泉旅館組合(HP)
道後温泉(どうごおんせん) = 道後温泉(別掲)
十津川温泉郷(とつかわおんせんきょう) : 奈良県の最南部にある今なお秘境と呼ばれる山奥の
    吉野郡十津川村に湧く「十津川(とつかわ)・上湯(かみゆ)・湯泉地(とうせんじ)温泉」と、
    泉質の異なる温泉の総称で、日本三大秘境の一つでもある。
    日本一広い村に湧く秘湯で、村は2004(平成16)年6月28日、
    すべての温泉施設での「源泉かけ流し」を宣言した。地元産の食材を使った料理、
    世界遺産熊野古道のウォーキングなどを打ち出し、「心身再生の郷(さと)」づくりに取り組んでいる。
    泉質 : ナトリウム-炭酸水素・塩化物(含食塩重曹泉)など
    効能 : 切り傷、火傷、リューマチ性疾患など

    上湯温泉 : 85度の高温泉を誇り、上湯温泉の露天風呂は、十津川支流の上湯川上流に
     位置している。石段を下り河原に作られた小さな茶屋とゴツゴツした岩肌の湯船、
     まさに秘境の風情があり大らかな気分に浸れる。
    十津川温泉 : 十津川村で最も多くの旅館や商店が集まり賑わっている所である。
     元禄年間に炭焼き人夫が発見したといわれる下湯、上湯を源泉としている二津野ダム湖畔の温泉郷で、
     遊覧船やスピードボートでダム周辺の大自然を楽しむこともできる。
    湯泉地温泉 : 十津川村のほぼ中央に位置し、歴史は古く1581年佐久間信盛が
     訪れたといわれている。源泉より十津川に沿って旅館・民宿が点在する静かで山峡の情緒が味わえる。
    参 : 十津川村観光協会(HP)
長湯温泉(ながゆおんせん) : 大分県竹田市直入町長湯にある温泉
    世界でも類を見ない炭酸濃度の高さとその効能(飲泉含む)で知られる。
    1978(昭和53)年3月31日に、国民保養温泉地に指定された。
    含重炭酸土類泉で、源泉温度は40〜45℃。源泉によって透明から黄白濁まで色が異なる。
    豊富な湧出量やその泉質の良さから「日本一の炭酸泉」と称され、
    全国的に見ても非常に貴重な温泉地である。肌に付く小さな気泡が、
    炭酸泉の効能高さを証明してくれる。また炭酸泉の湯はその性質から湯温は低めとなり、
    この温い湯に「長湯」するのが、長湯温泉の正しい楽しみ方という。
    主な公衆浴場・共同浴場
    ●ガニ湯(カニ湯とも言う) : 芹川の川原にある石組の露天風呂、無料・混浴。
     脱衣所は無く浴槽も周辺の道路や旅館から丸見えだが、黄白濁のぬるめの湯は
     のんびり浸かるのに丁度良い。夜は耳元でせせらぎを聞きながら星見の露天が楽しめる。
    ●直入町温泉療養文化館(御前湯) : 直入町は炭酸泉で有名なドイツのバートクロチンゲン市と
     姉妹都市提携をしており、それにちなんで作られた洋館風温泉館。休憩仮眠所もある。
    ●温泉交流館(長生湯) : 庶民的な値段(200円)で利用できる公衆浴場。
     ただし入口は回転扉となっていて、入るには少々コツがいる。
    ●天満湯 : ここも庶民的な値段で利用できる公衆浴場。長生湯の対岸に位置する。
    ●ラムネ温泉 : 芹川沿いに建つ木造小屋風の施設。
     湯は透明の炭酸泉で名の通り(砂糖の入っていない)ラムネである。
    ●お湯の駅(あすかの湯) : ここも同じく芹川沿いに建つ温泉で大船の湯、
     久住の湯、黒岳の湯、由布岳の湯、阿蘇の湯、祖母の湯、高崎山の湯、
     鶴見岳の湯と呼ばれる8つの露天風呂付き家族風呂があって、
     あすか川の湯と呼ばれる男女別々の共同浴場がある。夏季にはオートキャンプもできる。
    ●ながの湯
    効能 : 浸かれば、心臓病や神経痛、高血圧リュウマチ。味は苦渋だが、
     飲めば、内臓系の慢性消化器病・胃腸病・糖尿病肝臓病や、痛風・貧血などに効果が高いという。
    参 : 長湯温泉.com(HP)
鳴子温泉郷(なるこおんせんきょう) : 宮城県大崎市(旧陸奥国、明治以降は陸前国)にある
    鳴子温泉・東鳴子温泉・川渡(かわたび)温泉・中山平温泉・鬼首(おにこうべ)温泉の
    5つの温泉の総称(温泉郷)である。昔から東北の湯治場として栄え、
    日本百名湯にも選ばれ、こけしの産地としても知られている。
    鳴子・東鳴子・川渡・中山平の4温泉は、JR陸羽東線あるいは国道47号沿いにある。
    一方、鬼首温泉は他の4つとは離れ、鳴子ダム北側の鬼首カルデラに点在しているため、
    「鬼首温泉郷」と表記されることもある。源泉数が370以上あり、
    郷内には11種類に分類される温泉の掲示用旧泉質名のうち、
    二酸化炭酸泉と放射能泉などを除く7種類の泉質が存在する。
    湯めぐりチケットと下駄手形 : ともに陸羽東線・国道47号沿いにある鳴子温泉郷(宮城県)と
     山形県の最上温泉郷(赤倉温泉および瀬見温泉)を加えた72カ所の旅館および共同浴場の
     共通の湯めぐりチケット(6枚1セットで1200円)が発行されており、
     県境を越えた湯巡りを楽しむことが出来る。
    参 : 鳴子温泉郷観光協会(HP)、鳴子温泉旅館組合(HP)
入湯税 = 入湯税(税関連に別掲)
入浴(take a bath)にゅうよく : 入湯。風呂にはいること。ゆあみ。入浴とは「保健又は治療を目的として
    身体又は身体の一部分を、灌水、灌気、浸水、浸泥、浸砂すること」が入浴の定義のようで、
    浴法は、単独又は組合わせて行われる。入浴は身体の衛生管理のみならず、身体を温め、
    心身共にリフレッシュ出来るなくてはならない生活行動の1つであり、入浴が心地良いのは、
    ただ単に皮膚が清潔になるからだけではなく、次のような心と身体に良い3つの作用があるからで、
    この3つの作用により、私たちの身体は入浴することでいろいろな刺激を受け、
    ホルモンの分泌が促されて、体調が整えられる。
     38℃くらいの微温湯は、精神を緊張から解放、リラックスさせてくれる。休憩をとりながら、
    39℃のお湯に何度もつかる中温反復浴も、このリラックスを目的とした入浴法である。
     これに対し、42℃以上の高温浴は、交感神経系を緊張させ、血管収縮、
    心拍数増加、血圧上昇など、精神を緊張させ、興奮させる傾向があるという。
    入浴の三大作用
    @温熱作用 : 身体を温める。寒いと筋肉は収縮し、身体がこわばって疲れてしまう。そんな時も、
              お風呂に入ると体温が上昇し、毛細血管が拡張して筋肉の緊張も解きほぐされ、
              ほっとくつろいだ気分にしてくれる。しかし、熱すぎるお湯に入るのは逆効果で、
              熱の刺激で血行が急激に促進され、体の芯が暖まる前にのぼせて心臓などに
              負担をかけてしまう。入浴する時は、少しぬるめのお湯にゆっくりと入るのが理想的で、
              身体を休める副交感神経が働き、筋肉が弛緩して心身ともにリラックスできる。
    A水圧作用 : 身体に圧力がかかる。日常の生活で身体の血液やリンパ液は下半身にたまっていく。
     (静水圧作用) これがいわゆる「むくみ」になる。湯船に浸かると適度な水圧によって、
              むくんでいた部分の血液やリンパ液が心臓に向かって押し上げられる結果、
              血液やリンパ液の循環が良くなり、脚などのむくみや疲れが取れてすっきりする。
              一方、老廃物、二酸化炭素がより早く排出され、疲労回復を早める。
    B浮力作用 : 身体が軽くなる。湯船に浸かって浮力を受けると、体重は通常の約9分の1に
              減少する。軽くなった分、筋肉も重力から開放され、身体もだるさを感じなくなり、
              リラックス効果が得られる。浴槽のへりに頭をのせ、
              身体や手足をゆったり伸ばせば、浮力を最大限に生かすことができる。
    入浴時のポイント
    ●食事の直後の入浴はダメ。1時間半くらい休んでから
    ●飲酒の後の入浴は絶対避ける
    ●運動の後は1時間ゆっくり休んでから
    ●足のひどい疲れには、ぬるま湯(40℃以下)に足を10〜20分浸す
    ●寝つきをよくしたい時には、ぬるま湯(40℃以下)に10〜15分くらいの入浴を
    ●ストレス解消には、ぬるま湯(39℃)で15分
    ●肩こりには、ぬるま湯(39℃)で10分温め、肩の筋肉と関節をもみほぐす
    ●腰痛には、熱めの湯(42℃)に10分くらい腰以下の下半身浴を
    ●入浴したら、出てからすぐに30分くらい横になることが望ましい

    入浴前にコップ1杯半(約300mL)の人肌の水に、昆布を浸しておいた水を加えて飲むと、
    昆布のカルシウム・ヨードなど豊富なミネラルが溶け出していて、入浴時のミネラル補給には最高で、
    老化防止にもなる。【作り方】一晩(冷蔵庫に入れて12〜13時間)コンブを水に浸けておいて、
    飲む時は入浴の1時間前に出して常温にもどしてから人肌の温度の水に加えて飲むと良い。
    (2005年1月26日のNTVおもいッきりテレビより抜粋) 参 : 銭湯温泉岩盤浴沐浴
野沢温泉(のざわおんせん) = 野沢温泉(別掲)
登別温泉(のぼりべつおんせん) : 北海道南西部、登別市にある温泉で、
    支笏(しこつ)洞爺国立公園の一中心である。
    爆裂火口の地獄谷の他、いくつもある泉源の温度は45〜90℃といずれも高温で、
    1日1万トンの自然湧出量を誇る。さらに単純泉・明礬(みょうばん)泉・硫化水素泉など
    11種類もの北海道一多彩な泉質に恵まれ、そこから「温泉のデパート」とも呼ばれている。
     安政5年に開湯したといわれる登別温泉は、札幌や函館からの足回りもよく、
    知名度・内容ともに北海道でダントツと言える。登別温泉の名が全国に知られるようになったのは、
    1905(明治38)年に日露戦争の傷病兵の保養地に指定され、
    全国各地から傷病兵とその見舞いに家族が訪れ、別府や草津に劣らない名湯として、
    口コミで伝わったからだといわれる。
箱根小涌園ユネッサン(Hakone Kowakien Yunessun)はこね・こわきえん・ルネッサン
    「ON泉OFF呂」をテーマとし、14万mという広大な敷地に誕生した、
    多彩なお風呂をアクティブに楽しめる国内最大級の家族で楽しめる温泉テーマパークで、
    噴水、光、音響などを多用したプール感覚で楽しめる数十種類のお風呂があり、
    おとなも子どもも存分にリゾート気分を満喫できる。
    水着ゾーンの「ユネッサン」、裸入浴の「森の湯」や大人気の「岩盤浴」などで
    一日中温泉三昧を楽しめるほか、グルメやショッピングの施設も充実している。
    また、「箱根ホテル小涌園」をはじめとする3つの宿泊施設も隣接しており、
    宿泊・日帰り・立ち寄りと様々な行動パターンに対応できる充実したリゾートとなっている。
    さまざまな「変わり風呂」を提供していて、保湿・美肌の効果があるという「ビール風呂」、
    ラーメンどんぶりをかたどった直径2メートルの浴槽に、「麺」に見立てた入浴剤が投入される
    「ラーメン風呂」、バレンタインの特別企画「チョコレート風呂」、
    毎年11月のボジョレー・ヌーボーの解禁を祝う「ワイン風呂」もあり、
    そのほか、「本格コーヒー風呂」、「緑茶風呂」、「酒風呂」、「カレー風呂」なども楽しめるという。
    営業時間 : 10:00〜21:00(最終受付19:30)
    料金 : 一般利用1500円、ユネッサン入場者1200円(18歳未満の方は利用絵不可)
         ※完全予約制。1回80分利用(入浴60分着替え20分)
          料金の他に、ミネラルウォーター1本100円要。
    参 : 箱根小涌園ユネッサン(公式HP)
光室積温泉(ひかりむろづみおんせん) : 「かんぽの宿・光」(光簡易保険保養センター)。
    山口県光市室積東ノ床31−1にある温泉で、建物最上階に展望浴場があり、
    瀬戸内海や室積湾そして祝島や「周防の天の橋立」と呼ばれる象鼻ケ岬が一望でき、
    海に沈んでいく夕陽がすばらしい。大浴槽と小さなサウナ、浴室の外にはテラスもあり、
    湯上がりのほてった身体をさましながらの眺めも一興である。
    よく晴れていれば国後半島まで見えるという。
    泉質 : 単純温泉 PH :  7.86 泉温 : 27.6度
    成分・性状 : 無色透明、微硫化水素臭
    適応症 : 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、慢性消化器病、疲労回復など
    入浴料 : 大人(12才以上)600円、小人(6才以上12才未満)400円
    休憩料 : 入浴料で大広間の休憩ができる
    営業時間 : 大広間利用 10:00〜15:00、入浴 11:00〜20:00
    宿泊料金などの問い合わせ : Tel.0833−78−1515(代)
    参 : かんぽの宿かんぽの宿(HP)
秘湯(a secret hot spring)ひとう : 主に山奥などの交通の便が悪い辺鄙(へんぴ)な場所にあって、
    人にあまり知られていない温泉のこと。「神秘的な湯」&「秘境に沸く湯」と定義付ける人もいる。
    また、秘湯とは自然の息吹を間近に感じるそんな場所を言う、と言う旅館もある。
    「他人に知らせたくないような温泉のこと」はピントがずれていると思う。
    なぜなら、宣伝のために旅館や観光組合が使う常套語句の1つとされているからである。

    日本三大秘湯ニセコ薬師温泉(北海道)・谷地温泉(青森県)・祖谷温泉(徳島県)のほか、
    池湯・砂湯(北海道弟子屈町)、吹上温泉(北海道空知郡上富良野町)、
    不老不死温泉(青森県)、酸ケ湯温泉(青森県)、蟹場温泉・黒湯温泉(秋田県乳頭温泉郷)、
    川原毛湯滝(秋田県雄勝町)、後生掛温泉(秋田県)、大平温泉(山形県米沢市)、
    石抱温泉(山形県大蔵村)、姥湯温泉(山形県米沢市峠姥湯)、湯田川温泉(山形県酒田市)、
    古寺鉱泉(山形県の朝日岳の登山口)、広河原温泉(山形県西置賜郡飯豊町)、
    滑川温泉(山形県米沢市板谷)、松川温泉(岩手県八幡平市)、鉛温泉(岩手県)、国見温泉(岩手県)、
    かもしか温泉(宮城県川崎町)、甲子温泉(福島県西白河郡西郷村)、新野地温泉(福島県土湯峠)、
    奥岳温泉「くろがね小屋」(福島県北部の安達太良山中腹)、二岐温泉(福島県南部の山奥)、
    日中温泉(福島県耶麻郡熱塩加納村)、高湯温泉(福島県福島市町庭坂字高湯)、
    日光沢温泉(栃木県奥鬼怒温泉郷)、湯西川温泉(栃木県日光市湯西川)、
    三斗小屋温泉(栃木県那須町)、尻焼温泉(群馬県)、守門温泉(新潟県入広瀬村)、
    松之山温泉(十日町市)、赤湯(新潟県南魚沼郡湯沢町三国字三国山国有林道)、
    蓮華温泉(新潟県糸魚川市)、仙人湯(富山県)、五色の湯温泉(長野県上高井郡高山村)、
    白骨温泉(長野県松本市安曇)、白馬鑓温泉(長野県と富山県の白馬岳中腹)、
    平湯温泉(岐阜県高山市奥飛騨温泉郷)、湯村温泉(島根県奥出雲)、
    赤川温泉(大分県久住町)、鶴の湯(大分県別府市鶴見)、あきしげ湯(宮崎県えびの市)など、
    一部を紹介したが、秘湯の定義もあいまいであり、真の秘湯かどうかは定かではない。
    日本秘湯を守る会とは、1975(昭和50)年に日本の温泉旅館の伝統を守るために
    有志が設立したもので、会員になるには秘湯としての基準を満たす必要があり、
    会員宿は全国で185軒(2006年)にのぼっている。しかし、かつては秘湯だったところが、
    改築や自動車道路の開通等により秘湯とは言えなくなっても会員であったり、
    誰もが秘湯と認める温泉が会員になっていないという問題もあるそうだ。
    参 : 日本秘湯を守る会(HP)
平内海中温泉(ひらうちかいちゅうおんせん) : 鹿児島県熊毛郡屋久島町(旧国大隅国)にある温泉。
    屋久島の南端の磯の中から湧き出ている温泉。満潮時は海面下にあるため、
    1日2回の干潮前後の5時間しか姿をあらわない。そのため、この干潮時のみの前後2時間くらいしか
    入浴することができない。3種類の浴槽があり、潮の満ち加減により入る場所を変えることができる。
    海水が流入している浴槽はぬるめなので、好みの場所に入るとよい。
    入浴料金は無料。ただし、管理人が100円程度の清掃協力金を求めている。
    混浴で、特に脱衣所等は設けられていないために、岩陰で着替えることになる。
    水着の着用は不可だが、女性はバスタオルを巻ける。
    島内には海岸に掘られた露天風呂で、男女湯がパーテーションによって仕切られている「湯泊温泉」や
    玉石を敷いた浴槽の底から湯のわく「尾之間温泉」などもある。
    泉質 : 単純硫黄泉(低張性、アルカリ性、高温泉) 泉温 : 46.4℃
    効能 : 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、
          くじき、慢性消化器病、痔病、冷え症、病後回復期、疲労回復
    参 : 平内集落(HP)、屋久島町(HP)、屋久島観光協会(HP)
広河原温泉(ひろがわらおんせん) : 湯の沢間欠泉・湯の華(ゆのさわかんけつせん・ゆのはな)
    山形県西置賜郡飯豊町大字広河原字湯ノ沢にある温泉。
    山形県置賜地方、飯豊山の奥深くに潜む知る人ぞ知る秘湯で、
    全国でも珍しい入浴できる間欠泉を楽しめる。
    あまりに山深く、長らく脱衣場と休憩所をかねた小屋があるだけの野湯専門の温泉だったが、
    2005年10月に宿泊施設「湯ノ沢間欠泉 湯の華」としてオープンした。
    原生林の只中、渓流沿いの砂利道を延々約7km行けば、赤茶色の山小屋風の宿が見えてくる。
    宿の部屋にはあえてテレビを置かず、その代わりに窓の向こうにはライトアップされたブナの木々。
    地物のイワナ、山菜やキノコ、珍味・熊肉を使った食も見逃せない。
    周辺を散策すれば、自生する山ユリに山アジサイ、不思議な造形の巨木、ブナの木に実る果実などなど、
    たどり着くまでは大変だが、それだけの思いをして行く価値はある。11月末から5月末まで閉鎖される。
    泉質 : ナトリウム・カルシウム−炭酸水素塩・塩化物泉。 源泉 : 赤茶けた褐色。
    効能 : きりきず、やけど、慢性皮膚病、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、
         うちみ、くじき、慢性消化器病,痔病、冷え性,病後回復期、疲労回復、健康増進など。
    
    湯の沢間欠泉・湯の華
    
    待つこと15分から30分位、湯船から2〜3mの見事な湯柱が起ち上がる
    
    時には10m以上にも達することもある
    参 : 湯の沢間欠泉(湯の華HP)
福地温泉(ふくじおんせん) : 岐阜県高山市の平湯川沿いに湧く温泉で、
    奥飛騨温泉郷(平湯、福地、新平湯、栃尾、新穂高)のひとつで、
    標高1000mに位置する平家の落武者伝説を残す、山里の素朴ないで湯である。
    歴史は古く、平安時代には村上天皇がおしのびで療養に訪れていたといわれ
    「天皇泉」とも呼ばれている。また、福地温泉は古生代の化石の産地としても有名で、
    日本最古の化石が出土し学術的にも注目されている。
    泉質 : 炭酸水素塩泉・単純温泉。泉温 : 78度。効能 : リウマチ、筋肉痛、関節痛など。
    見どころ : 「昔ばなしの里」で、移築された奥飛騨の古民家、機織り体験、
     朝市など飛騨の生活を垣間見ることができる。
    福地温泉「青だる」 : 毎年厳冬期には、平湯川に沿って、閑静な温泉地から3km入った山中の
     福地壁と呼ばれる大岩には岩からしみでた水が凍り付き青く垂れ下がる「青垂」と言われる高さ40m
     にも及ぶ大きな氷柱が現れる。これは、自然水が徐々に凍り、見事な造形を作り出すものである。
     冬期間はライトアップされるが、温泉街に再現されるものは、オソブ谷の水を凍り付かせて造る
     高さ15m、幅100mほどのものである。
    アクセス : 列車旅行の場合は、JR高山本線「高山駅」から濃飛バス「新穂高温泉行」で1時間10分、
     「福地温泉上」・「福地温泉下」下車。松本バスターミナル〜福地温泉上・福地温泉口には
     濃飛バス、松本電鉄バスの運転もある。福地温泉上まで1時間40分。
    問い合わせ : 奥飛騨温泉郷観光協会(Tel.0578−89−2614) 参 : 奥飛騨温泉郷(HP)

    鍋囲んで話も弾む 福地温泉、住民や観光客に提供
     福地温泉観光協会が2009年3月までの「3」のつく3、13、23日を「アツナベの日」とし、
    ライトアップされた温泉街の氷壁「青だる」近くの空き店舗で夜、住民や観光客に鍋を振る舞っている。
     同温泉は2009年が開設40周年で、観光客と触れ合おうと企画した。
    休業中の喫茶店「辻茶屋」に旅館経営者らが毎回6人ずつ集合して接待する。
    鍋料理の中身は毎回変わる。1月23日夜も、観光客が次々に訪れ、鍋を囲んだ。
    振る舞いは午後7時半〜9時半で、日本酒のサービスもある。
二岐温泉(ふたまたおんせん) : 福島県岩瀬郡天栄村(旧国陸奥国、明治以降は岩代国)にある温泉
    開湯は969(安和2)年であると言われ、永い歴史を有し、平家の落人が隠れ住んでいたとも伝えられる。
    また江戸時代には隠し湯として一般の人の入浴が制限されていた。会津地方と中通り地方の
    境界に位置する標高1544.3mの二岐山の山麓、標高800mの二岐川の渓谷沿いにあり、
    湯は二岐川の川底や河原から自然湧出している。ホテル・旅館が7軒存在する。
    当地にある旅館、「大丸あすなろ荘」の佐藤 好億(よしやす)館主は一橋大学の元教員という
    変わった経歴の持ち主で、「日本秘湯を守る会」の会長を務めていることでも知られている。
    泉質 : 限りなく透明な単純泉。
    効能 : 動脈硬化症、切り傷、やけど、慢性皮膚病、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、
     関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進。
    参 : 天栄村(HP)、天栄村観光協会(HP)、大丸あすなろ荘(HP)、日本秘湯を守る会(HP)
二日市温泉(ふつかいちおんせん) = 二日市温泉(別掲)
風呂(bath)ふろ : @銭湯。風呂屋。A漆を乾かす室(むろ)
    B鋤(すき)や鍬(くわ)などの、柄の付け根と、先端の金具の間の木製部。
    C湯につかったり蒸気に蒸されたりして、体を温め、また洗って清潔にしたりするための場所。
     また、その浴槽や設備。日本では江戸時代の半ば頃まで蒸気を満たす蒸し風呂の形式であったが、
     のち浴槽で入浴するようになった。
    入浴剤による健康効果
    コンブ風呂 : 肌荒れ・ひび・あかぎれの改善。ダシをとった後のコンブ10cm角1枚を湯船に入れ、
             よくもむ(コンブは繰り返し3回使える)。
             39〜40度のぬるめのお湯で20分半身浴が効果的。
             コンブを使って、かかとからひざの裏へ、らせんを描くようにこすると、
             肌荒れ・ひび、あかぎれ改善効果が高まる。
    リンゴ風呂 : 呼吸機能を高めて、風邪・ぜんそくを予防する。リンゴの皮1個分を1〜2日陰干しし、
             ガーゼやストッキングに入れで湯船に浮かべる。5回くらいもむのがポイント。
             (リンゴの皮は繰り返し3回使える)。41〜42度のやや熱めのお湯で10分以内の
             全身浴が効果的。お風呂から上がる直前に腕を前から後ろへ回しながら大きく深呼吸を
             すると、効果がさらに高まる。風呂から上がったら「ハチミツ入りレモン」を摂るとよい。
    春菊風呂 : 冷え・肩こり・腰痛の改善。春菊1束の茎の部分のみ(約40g)をざく切りにし、
             1〜2日陰干しし、ガーゼやストッキングに入れで湯船に浮かべる。
             (春菊茎は繰り返し5回使える)。39〜40度のぬるめのお湯で20分半身浴が
             効果的。効果をさらに高まるには浴槽から手を出す。
    レモン風呂 : 自律神経のバランスを整え、不眠・いらいらを改善する。レモン1個分をスライスし、
              ガーゼやストッキングに入れで湯船に浮かべる。(レモンは繰り返し3回使える)。
              39〜40度のぬるめのお湯で20分半身浴が効果的。
              効果をさらに高まるには湯船の中で手の親指と人差し指の間を10秒間押す。
    以上の健康風呂は、NTVおもいッきりテレビで2005年2月7日に放送の、
    医学博士:姫野友美先生のオススメを紹介したが、
    注意事項として敏感肌やアレルギーのある方は入浴前に必ずパッチテストを行うことと、
    入浴中、肌に異常を感じたらすぐに使用を中止することを守ってください。
    参 : 露天風呂お風呂の歴史(HP)
不老ふ死温泉(ふろうふしおんせん) : @黄金崎不老ふ死温泉(こがねざきふろうふしおんせん)
     青森県西津軽郡深浦町(旧国陸奥国)大字舮作(へなし)字下清滝15に位置し、
     津軽国定公園の西端部、日本海に少しばかり突き出した黄金崎の突端に湧く温泉で、
     1963(昭和38)年に海岸にわずかに温泉が湧いていた場所を200mまでボーリングしたところ自噴した。
     美しい海岸線を持つ津軽西海岸の南方にある一軒宿(株式会社黄金崎不老不死温泉が経営)で、
     建物は、本館・新館・湯治棟から成る。宿泊旅館だが、日帰り入浴専用のフロントも設置している
     人気の温泉で、ひょうたん型の混浴浴槽のほかに、女性用の浴槽も近年設けられた。
     海岸を見下ろす小高い所に新館、左手に本館があって、立ち寄り湯(日帰り入浴)の場合は、
     本館のフロントで入浴料(600円)を支払う。その際に、海岸から無料で入ってしまう客を見分ける為、
     温泉名が書かれたオレンジ色のテープを手首につけてもらう。これを見せれば、
     日本海を望む近代的な設備が整った本館の温泉大浴場の内風呂にも入浴することが出来る。
     ただし、新館の露天風呂などは完全に宿泊客専用となっており、日帰り客は入れない。
     海辺の露天風呂は館内から階段を降り、海岸を約20mほど歩いて行く。
     洋服でそのまま行き、露天風呂にある脱衣場で裸になるのが良い。
     ただし、脱衣場には屋根もないので、沖合いに船が来ると女性の脱衣所でもまるみえという。
     この温泉の名物は、なんと言っても、波のかぶりそうなほど間近の岩場にある露天風呂である。
     舐めるとしょっぱい鉄分を含んだ茶褐色のお湯が、海に落ちる間際の陽の光を浴びて、
     まさに黄金色に染まる。潮風に吹かれながら、日本海に沈む夕日で黄金色に輝く日本海の景色が
     楽しめる。館内には日本食中心の食堂があり、約50畳の無料大広間が2階にある。
     駐車場は、日帰り客用と宿泊客用に分かれている。
     青森県の日本海伝いの地域である西海岸を、別名「夕陽海岸」と呼び、
     長い歳月のあいだ波風に洗われて風化し奇岩の続く海辺には、自然遊歩道がある。
     海沿いの露天風呂 : 温度は相当ぬるく、湯の花が少し浮いている。
      色は濃い黄茶色で濁って底は見えない。匂いは赤錆臭。
     新館の露天風呂 : 温度はまあまあぬるく、湯の花はほとんど浮いていない。
      色はそれほど濃くない黄茶色で濁っている。匂いは錆びていない鉄釘の匂い。
     新館の内湯 : 温度はそうとう熱く、湯の花はまったく浮いていない。
      色は黄色っぽいが透明で底がよく見える。
     泉質 : 含鉄ナトリウム・マグネシウム塩化物強塩泉 泉温 : 源泉49度 温度41?43.5度
     泉色 : 赤茶色 効能 : 神経痛、腰痛、リュウマチ、創痛、皮膚病
     営業時間(日帰り入浴) : 新館 11時〜20時、旧館 8時〜22時
      海辺の露天風呂 8時〜16時は日帰り客専用時間で、その他の時間は宿泊客専用時間となる。
     料金 : 新館 入浴600円、旧館 入浴300円
     駐車場 : 10台(無料)
     参 : 不老ふ死温泉(公式HP)、秘湯
    A平舘不老ふ死温泉(たいらだてふろうふしおんせん)
     青森県東津軽郡平舘村大字根岸字湯の沢132−1にある温泉。
     津軽半島の北東、平舘にある津軽半島最古の温泉で300年前からあった名湯という。
     秦の始皇帝の命令で日本に不老不死の仙薬を探しに来た徐福が発見したという伝説から名づけられた。
     渓流沿いにあり、山菜料理が名物で、陸奥湾も一望できる。
     同じ青森県にある有名な黄金崎不老ふ死温泉より、不老不死の名前はこちらが元祖とのこと。
     名内風呂の壁はヒバで造られており、香り豊かで、じっくりと名湯を楽しむことができる。
     客室10室のこじんまりとした建物で浴槽は内湯のみである。
     泉質 : ナトリウム・カルシウム硫酸塩泉 源泉温度 : 48.9度 泉温 : 40度
     効能 : リウマチ、通風、神経痛、切り傷、高血圧、動脈硬化症
     営業時間 : 10時〜20時 料金(日帰り入浴) : 350円
     駐車場 : 200台(無料)
     参 : 平舘不老ふ死温泉(公式HP)

     「不」の文字が2回続くのではよくないという理由で、「不老不死」を「不老ふ死」に改名したそうだが、
     老いず死なずで、昔のままの「不老不死」で何ら問題はないと思う。

ふろの日 : 風呂の日。「2(ふ)(ろ)」の語呂合わせから、毎月26日を「ふろの日」としている。
    風呂の日の始まりは、東京ガスが1985年の5月に「家族でお風呂に入って、親子の対話を」を
    コンセプトに宣伝活動を開始し、それが全国のお風呂屋さんに拡がったとされていて、
    元は家庭の風呂だったということになる。この日は、ラベンダーレモンリンゴバラユズ、ショウブ、
    ヨモギなどを入れるところが多く、抽選会などのイベント、割引、65歳以上・幼児・障害者の限定無料や、
    長野県公衆浴場業環境衛生同業組合上田支部の4軒の銭湯、鹿児島県指宿市内8公衆浴場など、
    各地で入浴料金無料で開放しているところもある。
    千葉県浴場組合柏支部加盟店では、柏市の「ふれあいおふろの日」として12日・22日は
    小学生までと60歳以上は無料、「ふろの日」の26日は65歳以上の方は無料で利用出来る。
    鹿児島県の吹上温泉では、毎年2月の第一日曜日を「いいふろの日」として温泉を無料開放している。
    大阪や鹿児島など2月6日を「ふろの日」としているところもある。
    岡山県真庭市湯原町の湯原温泉では、
    1987(昭和62)年から6月26日を語呂合わせで「露天風呂の日」と名付けてイベントを行っている。
    当日は旅館やホテルの内湯を無料で開放するほか、前日には温泉フォーラムも開催される。
    (注)ふろの日の割引や無料は、その区市町村に在住している人に限られることが多い。
    参 : 露天風呂の日銭湯の日
別所温泉(べっしょおんせん) : 長野県上田市別所、湯川沿いにある信州最古と言われる歴史ある温泉。
    付近に神社仏閣などの中世の文化財が多数残されているこの地域は、「信州の鎌倉」とも呼ばれている。
    鎌倉時代には北条氏の居館塩田城にも近いので北条一族が好んで来湯することも多かったと想像され、
    国宝八角三重塔のある名刹安楽禅寺は北条氏の開基によるところから、
    別所という地名は北条氏の別荘の意であるとも言われている。
    別所には温泉の原点ともいえる池波正太郎の小説「真田太平記」に登場する「石湯」、
    慈覚大師円仁ゆかりの「大師湯」、木曾義仲ゆかりの「大湯」(葵の湯)の
    昔から由緒のある3つの名湯は、共同浴場として今も土地の人々に親しまれている。
    泉質は単純硫黄泉で、効能は一般適応症、慢性皮膚病、慢性婦人病、きりきず、糖尿病など。
    参 : 別所温泉観光協会(公式HP)、上田市(HP)
別府八湯(べっぷはっとう) = 別府八湯(別掲)
松島温泉(まつしまおんせん) : @宮城県宮城郡松島町の日本三景・松島にある温泉。
     2008年に開湯。松島観光協会は、泉質の特徴から「太古天泉 松島温泉」とのキャッチコピーを
     用いている。また、著名な「松島の月」に因んで月見風呂をイメージ写真に用いている。
     泉質 : ●仙台急行「松島温泉1号泉」 : 泉質 : アルカリ性単純温泉 泉温 : 52.5℃
            pH : 8.6
          ●一の坊「太古天泉の湯」 : 泉質 : ナトリウム−塩化物泉  泉温 : 53.3℃
            pH : 8.1
          ●マルエイグループ「松島壮観の湯」 : 泉質 : ナトリウム−塩化物・硫酸塩泉
           泉温54.8℃、弱アルカリ性。)
     一般的に海岸地区の温泉の泉質は、海水と成分が近い塩化物泉が多い。しかし松島温泉は、
     最初に仙台急行によって開発された源泉「松島温泉1号泉」が無色透明の単純温泉であったため、
     浸透した天水が地下1500mにある古生代地層の地熱により温められた温泉と考えられた。
     このため、松島観光協会は「太古天泉 松島温泉」として売り出した。
     他方、2番目に一の坊により開発された源泉「太古天泉の湯」は、茶褐色の塩化物泉であり、
     3番目にマルエイグループにより開発された源泉「松島壮観の湯」は透明な塩化物泉であった。
     参 : 松島観光協会(HP)、湯元・松島一の坊(公式HP)、花ごころの湯・新富亭(HP)、
         ホテル絶景の館(HP)、かんぽの宿・松島(HP)、芭蕉の湯・いやしの館(HP)
    A栃木県さくら市松島900にある温泉
     泉質 : アルカリ性単純温泉(アルカリ性低張性温泉)
     泉温 : 39・7℃ pH値 : 9.2 湧出量 : 265.1リットル/分
     効能 : 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、関節のこわばり、打ち身、くじき、運動麻痺、
          慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、健康増進、疲労回復、切り傷、慢性皮膚病、
         慢性婦人病、糖尿病、慢性皮膚炎(アトピー性皮膚炎)
     参 : 乙女の湯(HP)、
    B熊本県天草郡松島町会津にある温泉。
      泉質 : 無色透明の弱食塩泉 泉温 : 35度(加熱)
     効能 : 婦人病、慢性便秘、月経障害など 宿泊施設 : 10軒     
     参 : 松島観光ホテル・岬亭(HP)、松島町役場観光課 電話:0969−56−1111
松之山温泉(まつのやまおんせん) : 新潟県南部、十日町(とおかまち)市松之山にある温泉。
    2月に開かれる「雪まつり」で知られる十日町の中心部から西へ車で40分ほどの越道川の上流にある。
    古くから越後(えちご)三名湯に数えられた山の湯治場で、
    鏡(かがみ)の湯、鷹(たか)の湯、庚申(こうしん)の湯の三泉からなる。
    
    松之山温泉センター「鷹の湯
    開湯伝説によれば、今から800年ほど前の南北朝時代
    1羽の鷹が温泉で傷を癒していたところに湧く熱泉を発見したとされる。
    温泉地にある源泉の1つはこの開湯伝説に因んで「鷹ノ湯」を名乗る。
    薬効の高さから、群馬の草津温泉、兵庫の有馬温泉とともに、「日本三大薬湯」に数えられた。
    現在は、スキー場や野鳥の宝庫として自然に親しめる近代温泉街になっている。
    日帰り入浴施設の「鷹ノ湯」の周辺に11軒の旅館が存在し、温泉街を形成している。
    土日の朝には朝市が開かれている。また、小正月のやぶ入りに初泊まりに来た、
    婿さんを温泉街の高台にある「薬師堂」にかつぎ上げ、村の娘を奪われた腹いせに、
    5メートルほどのがけ下めがげて投げ落とす、荒っぽい行事「婿投げ」や、
    600年前から伝わる祭りで「どんど焼」の灰と雪を手で混ぜ、墨をつくり、
    祭りに参加した人たちが、「おめでとう」と声をかけながら、お互いの顔に塗りあい、
    商売繁盛・無病息災などを祈願する「墨塗り」などの奇祭が行われることでも知られる。
    泉質 : ナトリュウム・カルシュウム・塩化物温泉(弱アルカリ性)。
          ホウ酸含有量日本一で、1Lあたりの含有量は349.5mg。
    源泉 : 「鷹の湯」「鏡の湯」「庚申の湯」「湯田の湯」「湯坂の湯」「じょうもんの湯」
    泉温 : 源泉95.7℃  湧出量 : 220リットル/分
    効能 : 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、
          慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進
    付近に謡曲『松山鏡』で有名な鏡ヶ池(かがみがいけ)、菅領塚(かんりょうづか)などがある。
    JR飯山(いいやま)線越後鹿渡(えちごしかわたり)駅からバスの便がある。
    
    松代町と大島村の境の「峠」付近の棚田
    
    1938(昭和13)年に建てられた、木造三階建てのレトロな建築の「凌雲閣」旧館。
    国の登録有形文化財で、宮大工が腕と意匠を凝らした客室が16室あり、
    それぞれに趣があり、懐かしい昭和の香りがただよっている。
    塩分濃度の高い薄緑色の「鏡の湯」の独自源泉を所有する旅館で、浴室は新館にあり、
    男女別の内湯大浴場が一つづつ、そして家族湯が一つある。

    参 : まつのやま.com(HP)、十日町市観光協会(HP)、十日町旅館組合(HP)、
        日本三大薬湯・松之山温泉(HP)、日本秘湯を守る会(HP)
三朝温泉(みささおんせん) : 鳥取県中部、東伯郡三朝町三朝にある日本一のラジウム含有量を
    誇る温泉で、中国山地に続く三徳山(みとくさん)の麓に湧き、発見されたのは約830年前といわれ、
    三徳山の参拝を終えた源義朝の家来が発見したという源氏ゆかりの伝説の古湯でもある。
    公衆浴場の「株湯」は三朝温泉発祥当時からの最古の湯である。
    泉質は食塩泉・放射能泉で、ラジウムが分解されて生じたラドンの含有量が多いことで有名である。
    山間に、昔ながらの27の旅館やホテルが建ち並ぶ。野口雨情や志賀直哉らの文豪も訪れた。
    創業が1932(昭和7)年という「旅館大橋」は、1本のくぎも使っていない純木造日本建築で、
    1997(平成9)年に、本館と二つの離れ、大広間、太鼓橋の5カ所が国の登録有形文化財に
    指定されている。川原には無料で入れる露天風呂もあるが、
    湯原温泉と比べると規模は小さいが、周りから丸見えとなるのは同じである。
    公衆浴場は、三朝橋のたもとにある「菩薩の湯」と、温泉街を少し離れた静かな住宅街の中にあり
    地元住民の利用が多い元湯の「株湯」で、45度前後と熱めの温泉である。
    公衆浴場、各宿泊施設の温泉が開放され、「湯めぐり」が楽しめる。
    熱い温泉は、手のひらを湯につけないのが常識だとか。
    温泉街から車で15分ほど行くと「三徳山三仏寺」がある。
    
    三朝橋の向こう側左下の川原に、無料の露天風呂(河原風呂)がある
    
    河原風呂。よしずの向こうに脱衣場と足湯「河原の湯」がある。私は夜利用したが、混浴だった。
    (何度か行ったのに、誰もいないこんな写真は採れず、ウィキペディアより借用)

    
    昭和の時代にタイムスリップしたような三朝の温泉本通り (錦織梨園 錦織さん提供)
    効能 : 疲労回復、糖尿病痛風、神経痛、皮膚病、慢性消化器疾患、慢性気管支炎、筋肉痛、
     胃腸病、婦人病などの効能のほか、細胞の増殖を抑える効果があると言われる。
    参 : 三朝温泉オフィシャルページ三朝町(HP)
山里温泉(やまざとおんせん) : @高知県須崎市上分乙1336にある100%源泉かけ流しの温泉。
     廃業した温泉施設の建物を活用した宿で2007年7月末にオープンした。
     風呂は新しく川のほとりに石をついて造り、温泉を沸かす釜も手作り。
     
     露天風呂(MAPPLE観光ガイドより)
     泉質 : pH8.4イオン系硫化水素泉 泉温 : 17.5℃の冷泉
     効能 : 疲労回復、神経痛、リュウマチ、美容、など
     入浴料 : 700円(浴後のコーヒー、菓子のサービス付き)
     営業時間 : 日帰り客入浴時間…午前11時〜午後5時
              宿泊客入浴時間……午後4時〜午後8時、午前8時〜午前9時
     定休日 : 水曜日(宿泊は定休日なし)
     参 : 山里温泉(j満天土佐HP)、山里温泉へのお問い合わせ(HP)、須崎市観光協会(HP)
    A(やまさとおんせん)大分県玖珠郡玖珠町大字山下字中の原1857−2にある温泉。
     大小の岩を織りまぜて配置された露天風呂。
     泉質 : 単純温泉 泉温 : 48.6℃
     入浴料 : 250円(家族湯1名500円) 営業時間 : 午後4時〜8時(月曜日休み)
湯野温泉(ゆのおんせん) = 湯野温泉(別掲)
柚木慈生温泉(ゆのきじしょうおんせん) = 柚木慈生温泉(別掲)
温泉津温泉(ゆのつおんせん) = 温泉津温泉(別掲)
湯の峰温泉(ゆのみねおんせん) = 湯の峰温泉(別掲)
湯原温泉(ゆばらおんせん) = 湯原温泉(別掲)
由布院温泉(ゆふいんおんせん) = 由布院温泉(別掲)
湯村温泉(ゆむらおんせん) = 湯村温泉(別掲)
ローソク温泉 = ローソク温泉(別掲)
露天風呂(ろてんぶろ) : 野外にあって、雨露をしのぐための屋根がある風呂のこと。
    屋根が風呂面積の5割以上あることが条件とも言われている。
    ちなみに「野天(のてん)風呂」は、屋根もなく、囲いもなく、一面自然の状態の風呂をいい、
    湧き出る温泉が熱いのでそれをさます意味も含めて、外気にさらすと言われている。
    参 : 温泉

    露天風呂は、屋外にあって、雨や雪に当たることなく入湯できる場所のある風呂ということでしょうか。
    ホテルの屋上にあるガラス張りの風呂は、屋外ではないので「展望風呂」でしょうね。

露天風呂の日 : 6月26日→6.26→「ろてんふろ」の語呂合わせから、岡山県湯原町の観光協会や
    旅館組合が中心となって1987(昭和62)年に、6月26日を「露天風呂の日」とし、全国に広がった。
    全国各地の温泉郷や温泉街でこの記念日を「町づくり」に活かしイベントを催したり、
    「温泉宿」では独自のサービスを行ったりしている。なお、毎月の26日はふろの日でもある。
    参 : 湯原温泉
脇田温泉(わきたおんせん) : 福岡県宮若(みやわか)市(旧国筑前国、旧若宮町)脇田に位置し、
    遠賀川の上流、犬鳴峠のふもとにある温泉・温泉地(温泉郷)である。
    宗像地方でも、特に有名な温泉で、「わいたおんせん」とも呼ばれる。
    犬鳴(いぬなき)山の東麓(とうろく)に位置し、大宰帥大伴旅人(だざいのそちおおとものたびと)
    宿泊したといわれる奈良時代からの歴史をもつ古い温泉で、犬鳴川に臨みカジカやホタルで知られる。
    犬鳴峠の直前、犬鳴川沿いに旅館・ホテルが6軒あり、川沿いには遊歩道もある。
    山間の静かなのんびりとした温泉地であり、歓楽的な要素はない。
    泉質 : 炭酸硫黄泉。
    アクセス : 筑豊本線直方(のおがた)からのバス便と、福岡交通センター3階33番乗り場から
     直方行きのバスが1〜2時間おき(平日)に毎日運行され、1時間ほどで到着する。
     博多〜脇田温泉往復割引券は1500円、ホテル楠水閣の湯乃禅入浴券付で2000円で、
     33番乗り場の5番券売機で購入できる。
     切符に付いている「集めてお得券」を4枚集めると入浴が1回無料となる。
    参 : ホテル楠水閣(HP)、脇田温泉(宮若市HP)
和倉温泉(わくらおんせん) : 石川県七尾(ななお)市にある温泉。
    能登(のと)半島の七尾湾に突出する小半島の先端に位置し、前面に能登島が浮かぶ景勝地。
    開湯1200年とされる歴史の古い温泉で、傷ついた白鷺が癒しているのを漁師が発見したと
    伝えられる。地名の和倉とは「涌浦(わくうら)」、つまり湯の湧く浦(入り江)であり、
    海の中から発見された。江戸時代には海中に泉源があり、涌浦と称し舟で入湯した。
    そのため、潮が退いている時でないと湯を利用することができなかったが、
    近世には七尾城主の畠山氏、加賀藩の前田氏によって温泉が整備され、共同浴場が置かれた。
    温泉地として本格的に開発されたのは明治時代になってからであり、
    戦後になって交通アクセスの向上に伴い、温泉街も大規模化した。
    1880(明治13)年ドイツで開催された万国温泉博覧会には効能が認められ、第3位になった。
    高度経済成長期になって能登半島方面に観光ブームが沸き起こり、
    その後北陸本線から特急が乗り入れ、急速に宿泊客が増加した。
    今や全国有数の高級温泉街として知られ、海を埋め立てて、
    七尾湾に面して近代旅館が建ち並び、能登観光の玄関口でもあり、舟遊びや釣りも楽しめる。
    28の宿泊施設の大半が2007(平成19)年3月25日の能登半島地震で被災し、
    一時的に営業停止の施設も出たが、現在は宿泊施設・観光施設とも、通常通り営業している。
    海のレジャーゾーンで知られる能登島は目と鼻の先にあり、能登島大橋で結ばれている。
    一番の見どころといえば、のとじま臨海公園の中心施設である「のとじま水族館」である。
    日本海側では最大級の施設で、頭上をイルカたちが泳ぎ回るトンネル水槽、
    回遊魚類を中心に約45種の魚が泳ぐ回遊水槽、アザラシ万華鏡、ラッコ館、
    イルカ・アシカショー、イルカとのふれあいビーチ、マリンガールの餌付けショーなどが人気で、
    全部で500種4万点が展示されているほか、海づりセンターなどもあるので
    一日中遊ぶことができる。七尾市街にもフィッシャーマンズワーフなど見所がある。
    毎年8月と1月などに花火の打ち上げも行われ、宿泊客や地元の人々でにぎわう。
     和倉温泉の「加賀屋」が、「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で
    2008年にも28年連続日本一に選ばれた。宿泊者が異口同音に「感動した」というほどの
    「加賀屋」の質の高いサービスはどのようにして生まれてきたのか。
    料理を調理場から各階に自動的に搬送するシステムによって、
    客室係はその時間の大半を接客サービスに割けるようになったり、
    企業内保育園付き母子寮の「カンガルーハウス」をつくり、
    従業員の子供たちにも喜びを与えられるようにしたことも挙げられるが、
    今でも労働集約型であることには変わりない「加賀屋」が違うのは、
    その労働力が作業にではなく、サービスの質向上に向けられているところにある。
    だからこそ、日本一の称号を手にすることができたと言われている。
    泉質 : ナトリウム・カルシウム塩化物泉。弱アルカリ性(泉源によっては中性)高張性高温泉。
          無色透明だが塩分は非常に強く、よく温まる。
    効能 : 神経痛、関節痛、腰痛など
    参 : 和倉温泉旅館協同組合(HP)、加賀屋(HP)


















































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