YSミニ辞典(S)

[ホーム] [索引] [前項] [次項]                                          用語:24
S波(S−wave、Secondary wave)えすは : @元はラテン語のundae secundae(第二の波)からで、
     弾性波のうち、ずれの弾性によっておこる横波のことで、「ねじれ波」とも言われる。
     物の中に生じたねじれの状態(形の変化)が移動していくもので、波の進行方向に直行する面内に
     振動しながら伝わる。S波の伝わり方は、ちょうど電磁波の伝わり方と似ている。
     波の進行方向に直角の方向に振動する。通常、地震波で用いられる用語で、地震の際、
     地球内部を伝わる横波のことをいう。P波より伝播速度が小さい(約3の平方根の逆数)が、
     近い地震では主要動となり、ユサユサという感じで大きな揺れを引き起こす。
     S波は、固体中だけしか伝わらなく、波の進行方向と直角方向に振動する横波で、
     地表付近の岩石中を伝わる早さは3〜4km/sである。
    A量子力学で軌道角運動量がゼロの波動関数が表す波のこと。
SACO(Special Action Committee on Okinawa) : 沖縄に関する日米特別行動委員会
    沖縄県に所在する米軍施設・区域にかかわる諸課題に関し協議することを目的として
    設置された日米間の委員会のことで、1995(平成7)年11月に、
    日本国政府及び米国政府によって設置された。
    両国政府は、沖縄県民の負担を軽減し、それにより日米同盟関係を強化するために、
    SACOのプロセスに着手した。日米双方は、日米安全保障条約及び関連取極の下における
    それぞれの義務との両立を図りつつ、沖縄県における米軍の施設及び区域を整理、統合、縮小し、
    また、沖縄県における米軍の運用の方法を調整する方策について、
    SACOが日米安全保障協議委員会(SCC)に対し勧告を作成することを決定した。
    SACO関連経費はSACO合意による沖縄の米軍基地の整理・縮小を進めるために
    1996年度に新設された。大分県の日出生台など演習が移転された本土5カ所の
    周辺自治体などに交付金や防音工事費、道路整備費として計2千億円が投入された。
    山口県岩国市は空中給油機部隊受け入れを決め、5年間限定の交付金10億円と
    新庁舎建設事業への補助金を得ているが、SACO経費で、
    市町村庁舎への補助金が支出された例はそれまではなかった。 参 : 米軍普天間飛行場

    日米安保条約・地位協定上当然、米側が負担すべき費用を日本政府が「思いやり」と称して
    支出しているが、SACO関連経費も、思いやり予算と同じように日本がなんら負担する義務のない
    経費であり、第二の思いやり予算というべき性格のものとされている。
SARS(サーズ) = SARS(医療関連に別掲)
SAS(サス) = SAS(医療関連に別掲)
SAT(Special Assault Team)サット : 特殊急襲部隊。日本警察の対テロ部隊。
    警察庁の機動隊内部に編成され、主に日本国内で活動する対テロ専門の特殊急襲部隊。
    要請があれば一般の刑事犯罪にも出動するが警備犯罪に対応するのがその第一の任務である。
    警察内では「第6特科中隊」と呼ばれている。隊員は25歳以下の独身男性に限られ、
    結婚すると除隊させられる。また、隊員になると警察官名簿から名前が抹消され、
    同期でも所在が分からなくなる。除隊後も自分はSAT隊員であった事を一切口外してはならない。
     現在、北海道、警視庁、千葉、神奈川、愛知、大阪、福岡、沖縄の8都道府県に配置され、
    隊員数は計約300人。ライフル銃や自動小銃、特殊閃光(せんこう)弾などを保有し、
    ハイジャックや重要施設占拠事件などの重大テロ、武器使用事件などの事態を鎮圧、
    容疑者を検挙するのが主な任務となっている。
    1995年6月に函館空港で起きたハイジャック事件で初めて世間に日本の警察にも特殊部隊の
    存在を明らかにしたが、この部隊は秘密主義で構成、装備などが一般に公開されていない。
    近年では、2000(平成12)年5月3日の西鉄高速バス乗っ取り事件で、大阪府警と福岡県警に
    属するSAT部隊が広島県警に派遣され、広島県警の機動隊員の突入を支援した。
    この他、湾岸戦争では邦人救助のため民間機に同乗、サウジアラビアへ派遣された。
    ペルーの日本大使公邸人質事件ではペルー警察オブザーバーとして派遣されている.
    SATの前身である組織SPAが1977(昭和52)年の日本赤軍による「ダッカ・ハイジャック事件」を機に、
    後藤田正晴(元衆議院議員・警視庁長官)らの助言をうけて極秘裏に設立された時も、
    その存在は警察内でも限られたごく一部の幹部しか知られていなかったという。
    日本ではほかに、SIT(各都道府県警特殊捜査班)、特別警備隊(海上保安庁)、
    SST(海上保安庁特殊警備隊)、SBU(海上自衛隊の特殊部隊)などが存在する。
    各国ではアメリカのSWAT・デルタフォース・ SEALチーム6、イギリスのSAS、
    ドイツのGSG−9あたりが有名である。

    SAT支援チーム(3S)設置へ、経験者ら10人程度(警察庁)
    2007年5月17日の夜に起きた愛知県長久手町の立てこもり事件で、
    県警警備部機動隊所属の特殊部隊SAT隊員・林一歩(かずほ)警部(23)が殉職したことを受け、
    警察庁は2007年6月11日までに、全国8都道府県警に配置されたSATが現場に出動する際、
    隊員の態勢などについて現地で本部長に助言したり、
    刑事部や本庁との連絡調整をしたりする専門チームの設置を決めた。
     SATの効果的な運用と受傷事故の防止が目的で、週内にも発足する。
     チームは「3S」(SAT・サポート・スタッフ、仮称)で、
    警察庁のほか、警視庁、大阪府警のSAT経験者、現役隊員ら10人程度で構成。
    SATが出動した際、このうち2、3人が現地に赴き、警察本部や現場の指揮所などでSATの態勢や
    活用方法について助言するほか、刑事部との連携、本庁警備局などとの連絡調整を支援する。
SBS制度 = SBS制度(米に別掲)
SDR(Special Drawing Right) : 「IMF(国際通貨基金)の特別引出権」の略称。
    IMFへの出資額に応じて、加盟各国に割り当てられる準備資産のことで、金、ドルに次ぐ
    第三の世界貨幣を目ざすもの。急激な資本流出などで外貨準備不足を来した加盟国は、
    SDRと交換することで他の加盟国から広く世界で流通しているドルやユーロ
    円といった交換可能通貨を融通してもらえる。国際流動性の不足に対応するため、
    金、ドルなどの準備資産を補完する目的で1969(昭和44)年のIMF協定改正により創出された。
    SDRは出資額に応じて加盟国に配分され、その価値は当初、金を基準としていたが、
    1974(昭和49)74年からは主要16カ国の通貨の加重平均によるバスケット方式に改められ、
    また1981(昭和56)年からは、米ドル、旧西独マルク、円、仏フラン、英ポンドの5大通貨を
    内容とするバスケット方式に変更された(1999年1月のユーロ誕生以降、
    独マルクと仏フランはユーロに収束)。SDRの構成通貨及び構成割合は5年ごとに見直され、
    金利はバスケット構成通貨国の市場金利の加重平均によって決められている。
SF映画(science fiction film:サイエンス・フィクション・フィルム) : サイエンス・フィクション映画の通称。
    映画のひとつのジャンル。主に科学的な空想から近未来を描く作品。
    宇宙人の襲来、宇宙旅行、宇宙戦争、海底探険、タイムマシンなどの題材がよく扱われる。
    概念としてのSF映画は文学の一ジャンルであるSF(空想科学小説)に基づくところが大きく、
    実際面でもSF小説の映画化ないしSF作家がシナリオに参加する場合が多い。
    SF映画は、宇宙、ロストワールド(失われた世界)、未来世界などの舞台あるいは
    異星人の地球飛来という状況設定を借りて、あるテーマを語ろうとする傾向と、
    宇宙空間や異生物のもつ幻想的光景や怪異性に託して作家が想像力を展開させる傾向との間で
    作品が生まれてきた。そこでは視覚的な効果がつねに重要な要素となる。
    実写作品の場合はSFXを駆使して作られることが多い。そのためSF映画の多くは
    SFXによる特殊映像を売り物にする特撮映画の形をとっている。なお、SFXは映像における
    特殊効果・特殊撮影のことであり、SF映画に限らず戦争映画などの一般映画でも用いられる。
    参 : 映画の日            
もう一度見たい!!傑作SF映画ランキング    
順位 曲   名 記    事 票数
猿の惑星 宇宙船が不時着した未知の惑星では
猿が人類を支配していた
960
スターウォーズ 最終兵器デス・スターを建造した銀河帝国に
共和国軍が反撃
831
バック・ツゥ・ザ・フューチャー 1985年の高校生がタイムスリップ。
30年前の両親に出会う
770
E.T. 地球に取り残された宇宙人と少年が心を通い合わせる 748
ターミネーター ある女性を殺害するため
未来から殺りく兵器が送りこまれる
604
ミクロの決死圏 脳内出血で倒れた科学者を治療するため、脳外科医を
乗せてミクロ化した潜航艇が体内に注入される
491
エイリアン 宇宙船ノストロモ号がある惑星で発見した謎の生命体が
幼生から不気味に成長、乗組員を血祭りにあげる
458
2001年宇宙の旅 宇宙船ディスカバリー号は謎の物体モノリスの探査の
ため木星へ。船長はスターチャイルドへ進化をとげる
446
日本沈没 巨大な地殻変動で日本列島全土が海中に沈む運命に。
政府は国民を海外へ脱出させる計画を発動する
418
10 未知との遭遇 アメリカにUFOの巨大な母船が飛来、人類はついに
地球外生命体とのファーストコンタクトを果たす
411
11 ジュラシック・パーク 338
12 インデペンデンス・デイ 335
13 ターミネーター2 314
14 スターアォーズ 帝国の逆襲 311
15 海底二万哩(マイル) 308
16 スターアォーズ ジェダイの復讐 288
17 バットゥ・ザ・フューチャーPART2 261
18 スーパーマン 251
19 アルマゲドン 244
20 バットゥ・ザ・フューチャーPART3 243
21 マトリックス  
22 時をかける少女(1983年版)    
23 キングコング(1933年版)    
24 アバター    
25 戦国自衛隊    
2011.10.1、朝日新聞「beランキング」掲載。アスパラクラブ会員によるアンケートで、
2136人の回答を得た。調査の方法は、編集部が選んだ主なSF映画(怪獣映画を除く)191本を
選択肢とし、最大10本を選んでもらった(16位の副題は公開当時。後に「ジェダイの帰還」へ改題)
SGマーク(Safety goods mark)エスジー・マーク : Safety Goods(安全な製品)の略号で、    
 生活用品が消費者生活用製品安全法の基準に合格したことを示すマーク。
 経済産業省の指導のもとに、財団法人製品安全協会
 安全な商品と認めた製品にのみ表示する。
 消費者が日常使用する製品の安全性を確保し、
安心して使うことができる製品を市場に提供する制度である。
SGマーク付きの製品の欠陥が原因で、消費者の生命または身体に損害が生じた場合、
製品安全協会が、事故原因、事故の程度に応じて、被害者一人につき、
1億円の範囲内で賠償措置を実施するようになっている。
製品に、人身事故に対する対人賠償責任保険が付いている。
SIDS = 乳幼児突然死症候群
SIMカード(Subscriber Identity Module Card)しむかーど
    携帯電話会社が発行する、契約者情報(利用者の電話番号、通信会社の識別情報など)を記録した
    ICカードのことで、携帯電話機に差し込んで利用者の識別に使う。本来はSIMの差し替えにより、
    1台の端末で複数の携帯電話会社端末を同じ契約者扱いで利用することができるが、
    日本では、携帯電話やタブレット型端末を別の通信会社で使えないように、
    端末にロック(SIMロック)をかけているため、他社の通信サービスは使えない。
    ただ、現行の第3世代で解除を実施した場合、通信方式が共通しているNTTドコモと
    ソフトバンクは相互に乗り換えできるが、一部のサービスは使えないという。
    またKDDIは通信方式が異なるため乗り換えできないという。
    次世代の標準規格であるIMT−2000では、異なる携帯電話方式間でも
    共通のSIMを利用できるようになる。これを従来のSIMと区別してUSIM、あるいはUIMなどと呼ぶ。
    第3世代(3G)携帯電話用のSIMカードは機能が拡張されており、
    W−CDMA(UMTS)に利用するものをUIMカードないしUSIMカード、
    CDMA2000に利用するものをR−UIMカードと言うが、
    基本的に互換性があるため、特に区別せずにSIMカードと呼ぶことが多い。
     NTTドコモは、SIMロックを解除できる機能を、
    2011年6月から順次発売する「夏モデル」約20機種すべてに導入する方針を固めた。
    国内の携帯大手3社でSIMフリー対応の携帯電話を発売するのは初めてとなる。
    ドコモショップでロック解除の手続きを取ると、手持ちの携帯電話のまま、
    他の通信会社と契約して使えるようになる。ただし、大手3社でドコモから乗り換えることができるのは、
    通信方式が同じソフトバンクモバイルのみで、KDDI(au)と契約しても使えない。
    海外で、通信規格などが同じ現地の通信会社のSIMを差して使うことは可能になる。
Skype = スカイプ
SL(Steam Locomotive)エスエル : 蒸気機関車の略称。蒸気機関(ボイラー)を原動力とする機関車。
    
    SLの仕組み(2010.7、朝日新聞より、グラフィック:白岩淳さん)
    明治5年から、100年間もの間日本国中を走りつづけ、多くの人たちに親しまれてきた。
    蒸気機関車、または蒸気機関車が牽引する列車のことを汽車とも言う。
    しかし、地域や世代によっては、電気で動く物も含めて全ての列車のことを「汽車」と呼んだり、
    旧国鉄 ・JRを「汽車」、路面電車 や私鉄 を「電車 」と呼んで区別したりする習慣が、今でも残っている。
    1955(昭和30)年代後半頃から鉄道関係者やレールファンの間で使われていたが、
    1965(昭和40)年代の中頃、国鉄の近代化・合理化により、
    急速に姿を消していく蒸気機関車を惜しむブームで社会的に広く使われるようにな った。
    
    博多駅前1丁目の出来町公園にある碑(2009.7.13撮影)
    下工弁慶号(くだこうべんけいごう)
     1907(明治40)年、米国のボールドウイン小型機関車をモデルにして、
     東京の旧石川島造船所(現IHI)で製造されたB型サドルタンク式の軽便蒸気機関車のうちの1両で、
     走行可能な状態で保存されている軽便鉄道用蒸気機関車としては日本で最古の存在である。
     車両は長さ4.05m、幅1.53m、高さ2.40m、重量5.5トン、馬力約80HP。
     1934(昭和9)年まで旧徳山海軍燃料廠(しょう)で石炭運搬に使われた後、
     旧下松工業学校(現・下松工業高校)に実習教材として譲渡された。
     その後は原動機の教材として使用され、文化祭などで走行することもあったが、後に静態保存となった。
     SL「山口」号の運転開始と2年後の同校創立60周年を記念して、1979(昭和54)年から2年かけて、
     修復を実施し、1981(昭和56)年と、10年後の91年に、それぞれ公開運転された。
     その後は下津井電鉄(四国にあった軽便鉄道路線。現在はバス会社に)でのイベント走行や、
     各地のイベントに貸し出されることが多かった。1991(平成3)年からは所有者の下松工業高校から
     同窓会へ変更され、1996(平成8)年10月、下松工高同窓会が下松市に寄贈した。
     2004(平成16)年から3年間の期限と、その間の修繕費を全額負担することを条件に、
     三岐鉄道北勢線90周年記念事業の一環として、北勢線対策推進協議会に貸し出された。
     貸し出し後は市民グループの「北勢線とまち育む会」が整備・管理を委託され、
     約1年かけて走行が可能な状態にまで修復した。2006(平成18)年3月には、
     三重県いなべ市の三岐鉄道北勢線の阿下喜(あげき)駅まで運ばれて走行し、人気を集めた。
     下松市帰還後は元の保管庫に保存されたが、2007(平成19)年7月10日から、9月9日まで、
     東京・両国にある江戸東京博物館の「大鉄道博」にて展示された。
     2007年(平成19年)9月19日からは再び下松市役所前庭のグリーンプラザ展示格納庫で
     展示されている。
    
    SL下工弁慶号(北勢線の阿下喜駅にて)
    
    江戸東京博物館「大鉄道博覧会」の公開前に搬入された「下工弁慶号」(2007.6.26)
    参 : [YouTube](在りし日の下工弁慶号。現在は山口県下松市役所前ガラスケースの中に展示)    
主なSLの緒元比較
C56 C57 C62 D51
全長(mm) 14325 20280 21475 19730
重量(t) 64.6 115.5 145.2 78.37
動輪径(mm) 1400 1750 1750 1400
石炭積載量(t) 12
水積載量(t) 10 17 9.87 20
最大出力(馬力) 592 1290 1620 1573
最高時速(km) 75 110 129 75
製造両数(両) 160 201 49 1115
製造初年 昭和10年 昭和12年 昭和23 昭和11
製造場所 鉄道省
浜松工場、
川崎車両など
三菱重工など 日立製作所、
川崎車両、
汽車会社など
鉄道省
浜松工場など
    C10型蒸気機関車 : 1930(昭和5)年に製造された、日本国有鉄道(国鉄・製造時は鉄道省)の
     タンク式蒸気機関車である。都市近郊旅客列車用として製造された。軸重がやや大きく、
     地方線区での使用に難があったため、以後の増備は軽量化を施したC11形に移行している。
    
    大井川鉄道のC10形8号(列島宝物舘より)
    C11型蒸気機関車 : 機関車と炭水車が一体となったかたちのタンク機関車で、
     簡易的なローカル線に多く投入され、ターンテーブル等の施設が無い路線にも
     バック運転が容易に行える等の特徴をもっている。
     現代、大井川鉄道に於いて同形式が復活・運転されている。
     SL函館大沼号(函館本線) : C11形171号機は、1999(平成11)年に復元された。
    
    真岡鉄道のC11形180号(列島宝物舘より)
    
    北海道のSLニセコ号(フリー写真素材集「旅Photo」より)
    C12型蒸気機関車 : 機関車と炭水車が一体となったかたちのタンク機関車で、
     C11形式を一回り小さくしたような形態をしている。
     入換使用されることが多かったためデフレクターは標準装備していない。
     SL運行と体験運転(若桜鉄道) : 1930(昭和5)年に若桜線として開業し、
     1987(昭和62)年10月14日(鉄道記念日)にJR西日本より引き継いで開業した
     鳥取県南東部を走る若桜鉄道は、本社のある若桜駅でSL運行と体験運転を行っている。
     若桜駅には蒸気機関車の方向転換させる手動の「転車台(ターンテーブル)」、水を補給する「給水塔」、
     石炭を積む「給炭台」、燃え殻を捨てる「排炭ピット(アッシュピット)」等、
     蒸気機関車が活躍していた旧国鉄時代の設備がそのまま残されている。
     蒸気機関車はC12形167号機で、1944(昭和19)年8月から1946(昭和21)年11月の約2年間、
     鳥取機関区に在籍し、若桜鉄道の前身である旧国鉄若桜線にも入線していた。
    
    真岡鉄道鉄道のC12形66号(列島宝物舘より)
    
    転車台に入る前のC12形167号(錦織梨園 錦織さん写真提供)
    
    給水塔の手前が転車台(錦織梨園 錦織さん写真提供)
     手動転車台(錦織梨園 錦織さん写真提供)
    C51型蒸気機関車 : 
     大正中期、輸送力増強を狙って、もっと強力な蒸気機関車を造る必要が生じた。
     18900型後にC51型と改称された急行用機関車がそれである。ボイラー、シリンダー、
     動輪とも、狭軌では当時世界最大のものを使い、スピードや引張力が飛躍的にアップした。
     2C1のパシフィック型として国産第1号であり、1750mmの大動輪も画期的。
     ちなみにその直径は、最大の大型機C62まで全然変わらなかった。
     1919年から1928年までに281両造られ、1930年10月には、特急「燕」を牽引し、
     東京−大阪間を8時間20分というスピードで走った。1965年に最後の1両も引退。
     今は京都梅小路蒸気機関車館と青梅鉄道公園に2両あるのみ。
    
    青梅鉄道公園に展示のC51形
    C56型蒸気機関車 : C57が「貴婦人」と呼ばれているのに対して、この一回り小振りな
     C56は「ポニー」の愛称がついている。戦時中、タイとビルマを結ぶ泰緬(たいめん)鉄道の
     主力SLとして使用されていたものもある。C57が甲高い汽笛音であるのに対して、
     この小さなC56の方の汽笛音が低くて力強い。
    C57型蒸気機関車 : 戦争を挟んだ1937(昭和12)年からの10年間に201両が製造された
     亜幹線旅客用蒸気機関車で、「C57=シゴナナ」と呼ばれる。C55形を改良して誕生した機関車で、
     ボックスセンター動輪の採用、使用圧力の増圧など近代化されているのが特徴。
     全国各地の主要路線で活躍したC57は、その優美な容姿から「貴婦人」と称されている。
    
    JR東日本のC57形180号(列島宝物舘より)
     SLやまぐち号(JR山口線) : その優美なスタイルから「貴婦人」の愛称で親しまれる
     C57型1号SLやまぐち号は、1979(昭和54)年に登場して以来、鉄道ファンのみならず
     数多くの人たちを魅了してきた。客車は明治風、大正風、昭和風、ヨーロッパ風の4タイプに別れている。
     JR山口線新山口駅(山口市)から津和野駅(島根県津和野町)までをおよそ2時間かけて走る。
     
     山口線の貴婦人(周南市の二家本さん提供)
     
     重連(津田大作さん撮影)山口鉄道部より
     
     SLやまぐち号俯瞰(淀屋橋心理療法センターHP「フリー写真素材」より)
     
     SL山口線のテレホンカード
           
     SL山口線のテレホンカード

     SL「やまぐち」号、200万人達成記念切手シート
     SL「やまぐち」号運行
      「貴婦人」の愛称で親しまれる「C57−1」SL「やまぐち」号。「新山口駅」を出発し「湯田温泉駅」、
     「山口駅」、「長門峡駅」等の駅を通り、終点「津和野駅」まで62.9kmを約2時間かけて走る。
     車内では、展望車風、欧風、明治風、大正風、昭和風などの趣向が凝らされた客室も楽しめる。
     交通アクセス : JR山陽本線「新山口駅」〜JR山口線「津和野駅」
     開催期間 : 2010年3月20日〜11月21日の土日祝中心
              ※都合により運転計画の変更が生じる場合もある
     イベント料金 : 乗車券と指定席券が必要(全席指定)
     問合せ先 : イベントについて…083−933−3170(山口線SL運行対策協議会)
              チケットについて…全国のJRの主な駅のみどりの窓口
     参 : SL「やまぐち号」と沿線の旅(HP)

     SLやまぐち号「闇に浮かぶ“貴婦人”」JR津和野駅でライトアップ
      JR山口線の新山口〜津和野間を走るSL「やまぐち号」の運転復活30周年を記念した
     「SLプレミアムナイト」が2009年7月27日、津和野町のJR津和野駅周 辺で開かれた。
     この日は、運転再開以来、初めてやまぐち号が津和野駅で一晩とどまり、
     ライトアップと撮影会が開かれ、家族連れや鉄道ファンら約500人でにぎわった。
      午後7時半過ぎ、点灯式の後、「貴婦人」の愛称で親しまれるやまぐち号が闇の中に照らし出されると、
     歓声が上がり、あちこちで、優雅な姿をカメラに収めようとするファンの姿が見られた。
      8月1日には、山口市の新山口駅などで復活記念セレモニーが開かれ、
     30年前と同じ車両編成(客車12系5両)で運転する。
     SL北びわこ号(JR北陸本線) : 四季を通じて運転されるJR西日本のイベント列車で、
     梅小路所属のC56やC57が北陸本線・米原〜木ノ本間を走る。
     SLばんえつ物語号(JR磐越西線) : 「SLl貴婦人C57」が、新潟県新津駅と
     福島県会津若松駅間を3時間50分で結ぶ森とロマンの「SLばんえつ物語号」として復活した。
     磐越西線を走るSLということから「ばんえつ」を、豊かな森と水に育まれた自然と人が
     触れ合うことで生まれる「物語」と組み合わせて「SLばんえつ物語」号と命名された。
    C58型蒸気機関車 : 日本国有鉄道(国鉄)の前身である鉄道省が製造したローカル線用の
     客貨兼用過熱式テンダー式蒸気機関車で、8620形と9600形の共通の後継機として設計され、
     1938(昭和13)年から1947(昭和22)年にかけて、427両が製造された。
     
     秩父鉄道のC58形363号(列島宝物舘より)
    C61型蒸気機関車 : 1947(昭和22)〜49年に33両製造された日本国有鉄道(国鉄)の
     急行旅客列車用テンダー式蒸気機関車である。D51形のボイラーを流用して誕生した。
     「C61」は東北線最初の特急列車「はつかり」をけん引した名機関車で、
     自動給炭装置を備えた近代的なSL で、力強さとスマートな足回りが特徴である。
     長さ20メートル、幅約3メートル、重さ78トンで、動輪の直径は1.75メートルもある。
     最高速度は時速100キ ロ。
     ブルートレイン(寝台特急)「はやぶさ」などもけん引し、東北、奥羽、鹿児島各線などを走った。
     1974(昭和49)年、日豊線の延岡〜南宮崎間を最後に姿を消し、翌年廃車になった。
     
     C61型2号(梅小路蒸気機関車館で動態保存中)

     展示のC61復活、37年ぶり運行へ<JR東日本>
      SLの再生計画を進めているJR東日本は、群馬県伊勢崎市の公園に展示されている
     「C61」を復活させる方針を決め、近く本格的な点検作業を始める。
     イベント用や季節列車としての活用を検討しており、
     2011年春には37年ぶりの汽笛が聞けそうだという。
      SLの復活は1999年に磐越西線(新潟、福島県)で「C57」が
     季節列車「ばんえつ物語号」として運行を始めて以来、12年ぶりである。
      同社が譲渡し、伊勢崎市が管理する「C61−20号機」の復活が可能と判断した。
     20号機は部分解体してトラックでJR東日本大宮総合車両センター(さいたま市大宮区)に運び、
     修復する。作業は約1年かかり、メンテナンス専用の施設建設費を含め、費用は約3億円と見込む。
     同社の担当者は「家族連れに楽しんでもらえるよう、万全を期したい」と話している。
     C62形蒸気機関車 : 通称シロクニ。日本国有鉄道の旅客用テンダー式蒸気機関車である。
      1948(昭和23)年から翌年にかけてD52形蒸気機関車の改造名義で
      49両(日立製作所21両・川崎車輛(現・川崎重工業)15両・汽車製造13両)が製造され、
      東海道本線、山陽本線など主要幹線の優等列車牽引に使用された。
      日本最大最強の旅客用蒸気機関車である。
    
    C62型2号(梅小路蒸気機関車館で動態保存中)
    
    三重連で走る伯備線のC62
    D51型蒸気機関車 : 日本国有鉄道(国鉄)の前身である鉄道省が設計した
     テンダー式蒸気機関車である。重量や全長を小さくし、使いやすいようにボイラー圧をあげ、
     D50と同じ性能にしてある。主に貨物輸送のために用いられ、
     戦時中に大量生産されたこともあってその生産両数は総数1115両に達しており、
     ディーゼル機関車や電気機関車などを含めた日本の機関車1形式の両数では最大を記録した。
     「デゴイチ」の愛称は有名で、蒸気機関車の代名詞にもなった。
     戦後、このD51のボイラーを利用してC61やD61に改造された。
     1976(昭和51)年早々に夕張線で最後の煙を落としたのが、D51の終わりである。
    
    JR東日本のD51形498号(列島宝物舘より)
    
    北上線を走るD51形498号(壁紙村より)
    
    同上

    
    山口県周南市「徳山動物園」前に展示してある1940年製造のD51形395号
    毎年「鉄道の日」には旧国鉄関係者らが、はげたペンキを塗り直したり、
    周囲の草刈りなどの清掃奉仕をしているが、会員の高齢化で参加者が減っているのが悩みという。

    8620形蒸気機関車 : 日本国有鉄道(国鉄)前身である鉄道院が製造した、
     日本で初めて本格的に量産された国産旅客列車牽引用テンダー式蒸気機関車。
     「ハチロク」と愛称され、国鉄蒸気機関車の末期まで全国で使用された。
     明治末期に急行列車用として各国から輸入された8700形・8800形・8850形などを参考に、
     日本の蒸気機関車国産化技術の確立を目的として設計、製造された。
     当時としても、あえて最高の性能を狙わずに、汎用性を追求し、
     将来輸送量が増加した際には地方線区に転用することを考慮して設計された。
     車軸配置は2−6−0(1C)型で、本来は先台車をボギー式にして軌道に対する追随性を良くするのが
     設計の常道であるが、本形式では先輪と第1動輪を心向キ棒で一体化した特殊な台車に置き換え、
     第1動輪に32mmの横動を与えて曲線通過性能を良くしている。
     その半径は80mで、後年開発されたローカル線用タンク式機関車であるC12形並みであった。
     
     青梅鉄道公園の8620
      SL人吉エスエルひとよし:JR肥薩線) : 九州旅客鉄道(JR九州)が鹿児島本線・肥薩線の
      熊本駅〜 人吉駅間で運転する、蒸気機関車牽引による臨時快速列車である。
      1988(昭和63)年、58654(8620形)が復元されたのち、「SLあそBOY」と同時期に
      運転開始された。機関車・客車とも「SLあそBOY」用の車両を使用し、毎年3月から11月の間、
      数日程度「SL人吉号」として運転された。蒸気機関車の老朽化により2005(平成17)年8月限りで
      SL列車としての運転が終了となった後、同年内の残りの運転日はDE10形ディーゼル機関車が
      「SLあそBOY」用客車を牽引する「ディーゼル人吉号」として運転された。
      2005年限りで「ディーゼル人吉号」は「あそBOY」とともに運転終了となったが、
      58654は小倉工場で修復され、肥薩線が開業100周年を迎える2009年4月25日から
      58654とリニューアルした客車による蒸気機関車牽引列車が運転開始され、
      熊本駅〜人吉駅間の87.5kmを約2時間半かけて走る。11月29日までの
      金土日曜日と祝日を中心に1日1往復する。復活以来、毎回ほぼ満席が続いている。
      愛称名は旧来の愛称名から「号」を省いた「SL人吉」とされた。
      1922(大正11)年製造のSL人吉は、現役で正規の鉄道を走る蒸気機関車では日本最古となった。
    
    SL人吉
    参 : 新幹線記念入場券SLNET「時の旅人」蒸気機関車写真集(HP)、鉄ちゃん
SLA(Service Level Agreement)サービス・レベル・アグリーメント
    通信サービスの事業者が、利用者に企業システムやネットワークなどの品質を保証する契約のこと。
    アメリカの大手通信事業者が導入した制度で、
    日本ではIIJが1999年6月に「サービス品質保証制度」として導入したのが最初である。
    もともとSLAはISPなど通信サービス事業者が、自社の顧客に対して
    サービスの品質(最低通信速度や、利用不可の時間の上限など)を保証する制度を指していたが、
    最近では企業システムの品質に対して使うのがむしろ主流になってきている。
    SLAの主な目的は、システムの品質について、「サービス提供者、ユーザー企業の双方に、
    共通のガイドラインを与えること」だといえ、例えばできあがったシステムについて、
    ユーザー側は「あれだけのコストを投資したのに、なぜこんなに頻繁にトラブルが発生するんだ!」と
    思う一方で、サービス提供側は「そこまでの要求を満足させるためには、
    別の仕組みを設ける必要がある」と言うかもしれない。
    つまりSLAを設定することで、お互いが納得する形でシステムやサービスの品質を評価することが
    可能となり、さらには現在および将来の投資効果までをも把握することが可能となる。
SM = SM(性関連用語に別掲)
SM3ブロック2A :  ミサイル防衛(MD)の海上配備型迎撃ミサイル。
    日米が2006年から共同開発し、計画によると2014年の完成、2018年の配備開始を予定している。
    性能は極秘だが、従来の迎撃ミサイルが射程5千キロの短・中距離弾道ミサイルを対象と
    していたのに対し、SM3ブロック2Aは1万キロの長距離弾道ミサイルまで想定しているといわれる。
    MDの迎撃ミサイルは、地上配備型の短距離迎撃用PAC−3と洋上配備型のSM−3が配備されている。
    SM3ブロック1Aは短距離や順中距離ミサイル迎撃用だが、北朝鮮や中国の
    長距離弾道ミサイルやICBMには射程が届かず迎撃が不可能であり、それを改良して
    何とか中距離弾道ミサイルを迎撃可能にしたものである。米国はイランの弾道ミサイルに対処するため、
    欧州への輸出・配備を計画しており、日本側に第三国移転を認めるように求めていた。
    日米両政府は2011年6月21日の外務・防衛担当閣僚会合(2プラス2)で、
    「SM3ブロック2A」について、一定の条件で第三国移転を認めることで合意した。
    北沢俊美防衛相は2011年6月3日、シンガポールで開かれた米国のゲーツ国防長官との
    日米防衛相会談で、米国による第三国移転について、
    (1)我が国の安全保障や国際の平和と安定に資する場合
    (2)第三国がさらなる移転を防ぐための十分な政策を有している場合
    を容認の条件とする考えを表明していた。
    「同盟」関係では、安保環境の変化に対応するため、共通戦略目標を改定。
    中国に対し、国際的な行動規範の順守や軍事情報の透明化も求めた。
    再編の一環として、米軍の陸上での空母艦載機離着陸訓練(FCLP)のため、
    鹿児島県西之表市の馬毛島に自衛隊施設の整備を検討することも盛り込んだ。

    ミサイル輸出、国是なし崩しにするな(2011.6.14、中日新聞社説)
     北沢俊美防衛相はシンガポールでゲーツ米国防長官と会談し、日米で共同開発を進めている
    ミサイルの第三国への輸出を認める方針を伝えた。武器の禁輸方針になぜ風穴を開けようとするのか。
     このミサイルは、飛来する弾道ミサイルを迎撃するミサイル防衛(MD)システムに含まれる
    海上発射型迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」で、1999年から日米で共同技術研究を進めてきた。
    米国と日本が保有するイージス艦から発射するため、第三国への輸出は想定する必要がなかった。
     風向きが怪しくなったのは、2006年6月、日米交換公文で事前同意のない第三国への供与を
    禁じた時点である。事前同意さえあれば、武器禁輸の例外扱いとなっている米国を経由して、
    日本の技術で製造されたミサイルを第三国へ輸出できる余地が生まれた。
     米国はSM3ブロック2Aを地上発射型とする改造を進めている。オバマ米政権は核開発疑惑のある
    イランの弾道ミサイルを迎撃するため、東欧にレーダー、ミサイルなどのMDシステムを置き、
    地上発射型のSM3ブロック2Aを2018年にポーランドへ配備する計画を明らかにしている。
     MDシステムの東欧配備は米軍が武器類を持ち込み、運用する。第三国への輸出は含まれないのに、
    日本に輸出容認を迫るのは、将来、SM3ブロック2Aを他国に売却する狙いと推測できる。
     一方、日本側の狙いは、かなりはっきりしている。
    6月21日、日米安全保障協議委員会(2プラス2)の開催が見込まれているが、確定していない。
    沖縄の普天間飛行場移設など日米が合意した案件が軒並み足踏みしているからである。せめて米国が
    求めるミサイルの第三国移転で正式合意できるならば、2プラス2の開催が確実になるというハラだろう。
     菅直人政権は、2010年12月閣議決定した「防衛計画の大綱」に
    武器輸出三原則の緩和を含めようとした。連携を想定していた社民党の反対で先送りされたが、
    北沢防衛相に至っては2010年1月、防衛産業が集まった賀詞交歓会で見直しをぶち上げている。
     ミサイルの第三国移転を認めれば、なし崩しのうちに武器輸出が解禁されかねない。
    ましてや菅政権は末期状態にある。日本は武器輸出三原則を堅持し、
    一発の弾丸も一丁の銃も輸出してこなかった。その国是を議論らしい議論もないまま転換してはならない。
SNS = ソーシャルネットワーキングサービス(パソコン用語)
SP(Security Police)セキュリティー・ポリス : 警察や警備会社の護衛・警備員や
    要人身辺警護者(ボディーガード)のこと。
SPコード : 2次元バーコード。紙に掲載された情報をデジタルに変えるコード(2次元シンボル)のことで、
    2002(平成14)年4月に実用化された。切手サイズの18mm角の中に、マイクロソフトの
    ワード(Word)で作成された日本語で約800文字のテキスト(仮名・漢字・英数字)を記録できる。
    誰もが簡単に、そして大量の情報を紙に記録・掲載できるため、
    ビジネスや日常生活など様々なシーンで活用できる。一方向だけのバーコードより情報密度が高く、
    QRコードと同種の原理だが、音声を再生するところが特徴である。
    「スピーチオ」は高齢者や視覚障害者に向けて開発され、手のひらより少し大きめ、
    ヤシの実形の視覚障害者用「活字文書読上げ装置」で、2003(平成15)年4月より厚生労働省の
    日常生活用具対象品目に指定されているSPコード専用読み取り装置のこと。
    SPコードを読み取ることで、記録されている情報を合成音声で再生、また点字プリンタと接続すれば
    点字で、パソコンに接続すればテキストで出力することができる。手で触って判るよう、
    SPコードの横には“切込み”が入っていて、それを確認して用紙をスピーチオの差込み口にセットする。
    ワードに対応した、SPコード作成用のソフトが廣済堂のホームページで無償でダウンロードでき、
    ワードで入力した文章に簡単に付けられる。
    スピーチオを日常生活用具として補助が受けられるのは、1・2級の視覚障害者で、
    申請については各市、障害福祉担当課へ問い合わせてください。
SPC = 特定目的会社(特定に別掲)
SPI検査(Synthetic Personality Inventory) : 新入社員の適性検査。
    企業の人事選考などにおいて、能力面と性格面の2つの側面から総合的に人材の資質を
    測定・評価するために利用される総合適性検査のこと。
    米ミネソタ大学の心理テストMMPI(Minnesota Multiphasic Personality Inventory)などを
    原型として、1974(昭和49)年に日本リクルートセンター(現リクルート)の人事測定事業部が開発した。
    現在は、SPI2としてリクルートマネジメントソリューションズが扱っている。
    多くの企業の採用試験で使われている試験で、性格適性検査と能力適性検査に分かれる。
    「能力検査」は小・中・高校レベルの国語の問題と算数・数学・理科の問題を多数解かせることで、
    被検査者の言語能力および非言語能力を検査する。
    性格的性検査は、性格に関する質問をすることで、被検査者の性格的な特徴を検査する。
    応募者多数の場合の1次選考用テストのほか、面接時の基礎資料作り、
    面接と併せた総合評価のための客観データ・比較データを得るためのテストとしても利用される。
    また、配置配属、昇進昇格、育成など企業人事のさまざまな場面でも活用可能になっている。
START1(STrategic Arms Reduction Treaty I、) : @START T 。
     第一次戦略兵器削減条約(だいいちじせんりゃくへいきさくげんじょうやく)
     1991(平成3)年7月にアメリカ合衆国とソビエト連邦(現ロシア)との間に結ばれた軍縮条約の一つで、
     米ソ間で1982年にSTART(START(STrategic Arms Reduction Talks:戦略兵器削減交渉)として
     はじめられた交渉の中で結ばれ、1994年12月に発効した。
     なお、1987年には同様の軍縮条約として中距離核戦力全廃条約が調印されている。
     条約の交渉は、ソ連のアフガニスタン侵攻(1979年)に伴って、再び過熱した新冷戦が、
     1985年頃緩和したことに伴って促進、1991年7月31日に調印された。
     米ソは1990年当時でそれぞれ1万発以上を保有していた戦略核弾頭数の上限を6000発、
     大陸間弾道ミサイル(ICBM)、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)や
     爆撃機など戦略核の運搬手段の総計を1600機に削減されることとなった。
     さらに、弾道ミサイルへ装着した核弾頭数も4900発に制限された。
     条約履行の確認のために査察・監視も条約に盛り込まれている。
     これらは条約発効後7年で達成されるとした。
      ソ連の崩壊に伴い、条約の継承国はロシア、ベラルーシ、カザフスタン、ウクライナと
     アメリカ合衆国になった。条約の批准は、ソ連の崩壊により1994年まで遅延した。
     旧ソ連の核弾頭については、ベラルーシなどからロシアに移送され、ロシアが解体を行った。
     米ロ両国は2001年12月、弾頭数の削減義務を完全に履行したと宣言した。
     1994年12月に発効したSTARTTは15年間有効であり、
     遅くとも失効する前年までに延長するかどうかの会合を行うこととなっている。
     2007年7月、米ロ両国は2009年以降の核軍縮について交渉を始めると発表した。
    AStart−1。スタールト1.@条約を契機として開発されたロシアのロケット。
STD = 性行為感染症(性関連用語に別掲)
Suica(Super Urban Intelligent CArd)スイカ : 東日本旅客鉄道(JR東日本)が発行し、
    2001(平成13)年11月18日より本格利用が始まった、乗車券や電子マネーなどとして利用できる
    プリペイドカードの名称で、混雑の中でも「スイスイ行けるICカード」という意味も込められている。
    これに準ずるものとして、東京モノレールが発行する「モノレールSuica」、
    東京臨海高速鉄道が発行する「りんかいSuica」がある。
    ソニーの非接触型ICカード「FeliCa:フェリカ」の技術を用いた非接触型ICカードの名称、
    および、これを利用した自動改札システムのことで、Suicaには「Suica定期券」と
    「Suicaイオカード」の2種類があり、「Suica定期券」は両方の機能を持っている。
    「Suica定期券」は券面の端に1段の切り欠き、「Suicaイオカード」には2段の切り欠きがあり、
    各種機器に挿入するときの向きは、切り欠きが手前左側になるようにする。
    Suicaは端末にカードを差し込まず、カードと無線で通信する方式を採用しているため、
    改札機のセンサーにSuicaを近づければ(およそ10cm以内)、
    Suicaをセンサーに接触させなくても処理は正常に行われる「タッチ・アンド・ゴー」方式で、
    財布や定期券ケースなどからカードを取り出す必要はない。
    Suicaは、定期券、イオカード、対応ショップでの支払い機能をもち、
    あらかじめ金額をチャージして決済するプリペイド式が基本的な利用スタイルとなっている。
    残金から自動的に乗車賃が差し引かれ決済されるため、切符購入の手間が不要となる。
    乗り越し清算も自動で行われる。また、非接触式であるため、カードケースなどから取り出す必要もなく、
    迅速に改札を通ることができる。さらに使いきりの切符の紙資源を節約できるという効果もある。
    首都圏の私鉄・バス事業者の「パスネットカード」「バス共通カード」の共通ICカード「PASMO」、
    JR北海道(札幌圏)の「Kitaca」、JR東海の「TOICA」、JR西日本の「ICOCA(イコカ)」、
    JR九州の「SUGOCA」、西日本鉄道の「nimoca」、関西の私鉄で使える「PiTaPa」、
    福岡市交通局の「はやかけん」と相互利用が可能で、
    首都圏のみならず日本全国の主要都市で利用できる。また、チャージ(入金)してあれば、
    駅構内の自動販売機やKIOSK(キオスク)、NEWDAYS、専門店で電子マネーとして利用できる。
    カード裏面に記載の番号のはじめのJEは、「JR EAST」(JR東)という意味である。
    東京モノレールはモノレールSuica、東京臨海高速鉄道はりんかいSuicaの名称でカードを発行している。
    伊豆急行では、「Suicaカード」(無記名)の発売をしている。
    2007年2月末現在の発行枚数は約1911万枚。また、JR東日本の登録商標でもある。
    ちなみに、西日本旅客鉄道(JR西日本)の非接触型ICカード方式による乗車カードの名称は
    ICOCA(イコカ)で、JR西日本の登録商標でもある。
    Suicaの初回購入時には預り金(デポジット)500円が含まれ、カード返却時に返金される。
    「Suicaイオカード」には小児用はなく、小児用定期券・各種割引定期券にもイオカードの機能はない。
    Suicaは定期券の有効期限やプリペイドカードの残額などをICチップに電気信号として
     記録しているため、定期券の更新やプリペイド金額の追加の際にも同じカードを使いつづけることが
     できるが、最後に利用した日から10年間利用がない場合、失効となる。
    カードと改札機が無線で通信するというシステムの性格上、端末の近くに2枚以上のカードがあると、
     利用者がどのカードを使うつもりか確認できない。このため、例えば2枚のSuicaが入った財布を
     改札機のセンサーに接触させた場合、改札機を通過することができないよう設計されている。
    使用方法 : 自動改札機で使用する際は、機械上方に取り付けられている読み取り部分に
     Suicaをかざすと、残金から自動的に乗車賃が差し引かれ決済される。
     首都圏の普通列車グリーン車では、Suicaにグリーン券情報を書き込んで
     紙のグリーン券の代わりに使える「グリーン車Suicaシステム」が導入されている。
     各席に設けられたカードリーダーにSuicaを触れることで車内改札を受けずに済む。
     また、2006年10月1日からView Suicaならば、オートチャージが利用でき、設定した残高を切ると
     自動改札機を通って入場する際に自動的にクレジット決済でSuicaにチャージが出来るようになった。
     駅のATMコーナー「VIEW ALTTE」で登録ができ即日利用可能、1000円以上10000円以下、
     1000円単位の設定および変更も可能。2007年3月18日からは定期用のSuicaと
     一般のSuicaが共通のMy Suicaカードになり、定期をあとから追加することもできる。
     2008年3月以降、連絡定期の提携が拡大され、基本的に定期券は連続した3社までの
     運営会社のものとバス定期を1枚にまとめることができるようになった。従来は一部を除き2社まで。
    通用範囲 : 関東圏のJR東日本のほか、東京モノレールや東京臨海高速鉄道りんかい線でも使える。
     また、2003年秋からは仙台近郊、2006年1月21日から新潟圏でも使える。
     2004年8月1日からはICOCAと共通化され、関西圏にも使用範囲が広がった。
     2007年3月18日から開始された「PASMO」との相互利用も同日から可能になっている。
     2008年3月29日からは「TOICA」との相互利用が可能になった。
     2009年から「PiTaPa」、「Kitaca」とも相互利用ができるようになった。
     「SUGOCA」、「nimoca」、「はやかけん」とも2010年から相互利用ができる。
     但し、それぞれのエリアをまたいで使用することはできない。
    Suicaカード(無記名式) : 氏名などの個人情報は登録しないで、鉄道乗車時の運賃精算や
     Suicaショッピングサービス加盟店舗での商品代金の支払いに利用できる。大人用のみ発売している。
     小児も利用することができるが、運賃が全て大人用として扱われるため、
     小児用My Suicaが別に設けられている。なお、デザイン面が通常と異なる
     記念カードについてはSuica・PASMO相互利用記念Suicaカードを除いて、
     リライト機能のない無記名専用カードで発行している。
    My Suica(記名式) : 購入時に氏名(カタカナ)、生年月日、電話番号などの個人情報を
     登録するSuicaで、Suicaカードの表面に氏名がカタカナで印字されており、
     その本人以外は使用できない。個人情報を登録することにより、
     万一の紛失時に使用停止措置と残高を保証した再発行が有償で受けられる。
     大人用のほか、小児運賃を差し引くこども用My Suicaがある。
     既に小児用の他社発行のSuicaやPASMOを所持している場合は購入できない。
    Suicaイオカード : プリペイドカードタイプ。最大の特徴は、カードにチャージができることである。
     カード残額が少なくなった場合には、チャージすることで、繰り返し使用することができる。
     Suicaカード(無記名式)は2007年3月17日までJR東日本ではSuicaイオカードと呼称していたが、
     翌18日からのサービス変更を機に発売終了となった。
     なお、同日まで東京モノレール・東京臨海高速鉄道が発行していたSF専用カードは、
     元々「モノレールSuicaカード」「りんかいSuicaカード」という名称であった。
     これらのカードは、識別用の切り欠きが2カ所あった(当時からの定期券及び現行のSuicaカードは
     記名式Suicaとカードを共用しているため切り欠きが1カ所となっている)。
     切り欠きが2カ所ある旧タイプのSF専用カードは、
     その後もSuicaカード(無記名式)とほぼ同様に使用できるが、リライト機能がないため、
     これをそのまま流用してMy Suica(記名式)やSuica定期券にはできない。
     電子マネー非対応のSuicaでは、バス(ジェイアールバス関東を含む)では使用できない。
     いずれの場合も、無料で現行カードに交換できる。ただし、バス車内での手続はできない。
     右下にSuicaのロゴが入ってるカードは、ショッピングサービス対応である。
     
     上が切り欠き1つの現行カードで、最近のものは下部にカタカナで使用者の名前が入る。
     下は旧タイプのSuicaイオカードだが、使用できないことはないが、
     リライト機能のある現行カードに交換しておきましょう。(両者とも原寸は86×44mm)

     
     上が現行カード、下は旧タイプのSuicaイオカードの裏面
    Suica定期券 : 定期券タイプ。、定期券とイオカード両方の機能を備えている。
     こちらもチャージすることができる。My Suicaに加えて、定期券情報を持つもの。
     大人用と小児用があり、大人用には通勤定期券のほか、中・高・大学生別の通学定期券もある。
     発行時点ではSFがない。定期券としての有効期間を過ぎても自動精算機能は利用できる。
     逆に、定期券の有効期間終了と同時に自動精算機能を停止させる機能を付けることもできる。
     他のJR各社には見られない、ICカードによる新幹線定期券であるSuica FREX定期券及び
     Suica FREXパル定期券も発行されている。
     現行サービス以前に定期券専用カードとして発売されたSuica定期券は、
     定期券情報を消去することで現サービスで提供している「My Suica」(記名カード)として使用できる。
     また、新たな定期券情報を付加することもできる。
    モバイルSuica : 携帯電話に専用のアプリケーションを追加して
     携帯電話でのSuicaの機能を実現したもので、2000年代中頃より提供されている。
    参 : Suica(JR東日本旅客鉄道HP)

    「IC乗車券の相互利用サービス」を2007年3月18日(日)より開始
     東日本旅客鉄道(以下「JR東日本」)、東京モノレール、東京臨海高速鉄道が発行する
     Suicaとパスモが発行するPASMOで、お互いのエリア内の交通機関が利用可能となる。
     また、同日より「電子マネーの相互利用サービス」も開始される。
     首都圏を一枚のカードで、ほとんどの交通機関を「シームレス」に利用できるとともに、
     多くの加盟店でのショッピングも楽しめるようになる。
      2007年3月29日(木)以降順次、日本交通・国際自動車のタクシー 約200台へ
     Suicaを導入し、首都圏において、鉄道・バス・タクシーといったほぼ全ての陸上交通機関で、
     Suicaが利用できるようになる。
SWAT(Special Wepons And Tactics)スワット : アメリカの特殊機動部隊。
    FBI所属のレーンジャー部隊。直訳は特殊火器戦術部隊。
    人質救出訓練などを経て特殊任務につくアメリカの警察特殊作戦部隊。
    人質救出、武装犯の逮捕、ハイジャック、薬物押収など、
    一般の警察レベルでは対応が難しい凶悪犯罪に対処するべく1960(昭和35)年頃に設立された。
    日本のSATと異なりこちらは対テロ専門部隊ではなく、
    アメリカの特に銃器犯罪への対応という意味合いが大きい。
    警察組織であり犯人の逮捕が目的であるため、
    安易に犯人を射殺などはしないのが軍隊との違いである。

























































inserted by FC2 system