笹川流れ(YSミニ辞典)
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笹川流れ(ささがわながれ) : 新潟県北端から村上市のにかけての海岸のうち、
「狐崎」から「鳥越山」までの延長約11kmにわたり見事な景観を誇る海岸線の呼び名である。
その間に日本海の荒波によって削られた無数の奇岩、絶壁、洞穴が連続する。
眼鏡岩、びょうぶ岩、ニタリ岩、恐竜岩、蓬莱山などの奇勝があり、観光船で探勝できる。
1927(昭和2)年に「笹川流」として国の名勝および天然記念物に指定されている地域で、
日本百景にも選定された県下有数の海岸景勝地でもあり、
瀬波笹川流れ粟島県立自然公園の一部である。
その名は、岩の間を盛り上がるように流れる潮流が沖合いの岩場まで見られたことから、
中心地「笹川集落」の名にちなんで付けられたといわれる。
国道345号(日本海夕日ライン)とJR羽越本線が海岸に並行して走っている。
JR羽越本線桑川駅と併設されている「道の駅・笹川流れ」から日没時にはきれいな夕日が眺められる。
参 :
「道の駅・笹川流れ」夕日会館(HP)