芝櫻(YSミニ辞典)
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芝櫻(Creeping phlox、Moss phlox:モス・フロックス)しばざくら
学名は「Phlox subulata L(フロックス・スプラータ)」で、「スプラータ」は、「針形の」という意味で
針状のがくを付けるところから来ている。北アメリカ東部原産で、ハナシノブ科の多年草。
4月20日の誕生花。花言葉は、「臆病な心」「合意」「一致」「忍耐」「燃える恋」「華やかな姿」「一筋」。
茎は低く5〜10cm、地面をはうようにして広がり、よく枝を密生し、
初めは軟毛をつけるが基部は木質化する。葉は常緑で堅く、披針
(ひしん)形または針状で
長さ約1cm。3〜5月、葉腋
(ようえき)または枝先に白、ピンク、藤色などのの桜に似た径約2cmの
5弁花が、茎葉を覆い隠すように咲く。シバザクラの名前は芝のように茎がほふくし、
桜のような花を咲かせるところに由来する。花弁は倒心臓形で深い欠刻がある。萼片
(がくへん)は針形。
白色花のリットル・ドット、濃桃色花のライラック・クイン、覆輪のニシキバなど多くの園芸品種がある。
花壇、石垣、ロッケリー、グリーンベルトなどに植栽、観賞する。繁殖は株分け、挿木による。
挿木の場合は10月に15cmくらいの挿穂をつくり、基部の3分の1を土中に埋める。
耐寒性は強く、寒冷地でもよく育つことから、涼しい環境の方を好む。
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季語]春−植物。
周南市大道理鹿野地(かのじ)地区の芝桜。
山口県の棚田20選にも選ばれた同地区の棚田に芝桜を植えて地域を活性化しようと、
地元グループの百笑倶楽部が中心となって取り組み、3年前から棚田に約10万株が植栽された。
2011年4月29、30日の両日に第一回の「かのじ芝桜祭り」が催され、
ピンク、紫、白の芝桜が綺麗に咲いている。写真は5月6日のもので、枯れ花と葉が混じっていた。
同上
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同上
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防府市大道にて