親族関連(YSミニ辞典)

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親族(a relative、a relation)しんぞく : @血縁や婚姻関係によってつながりを有する者を言う。
     血族と姻族の人々の総称。広義には、養子縁組や擬制的親子の関係にある人々も含まれるなど、
     その範囲は民族や文化によって異なる。
    A日本の法律上は民法(親族法)において定義がなされ、6親等内の血族と配偶者及び
     3親等内の姻族をいう(第725条 )。一般には、親戚とほぼ同じ意義で使われているが、
     自分の両親と配偶者の両親同士は親族ではない。また、又いとこ(はとこ)の子孫や
     いとこの曾孫など血がつながっている親戚であっても、民法上は親族に該当しない。
     血族(けつぞく) : 血すじのつながりのある者〔父母・子・孫など〕をという。
      自然血族(しぜんけつぞく) : 実の親子のように自然の血のつながりのある血族をという。
      法定血族(ほうていけつぞく) : 養子縁組によって親子となった血族をいう。
      直系血族(ちょっけいけつぞく) : 血族の関係で祖父母・父母、子・孫などをという。
      傍系血族(ぼうけいけつぞく) : 血族の関係で兄弟などをいう。
     姻族(いんぞく) : 配偶者の血族、血族の配偶者をいう。    
親族表内は親等)
傍系 直系 傍系
六世の祖
五世の祖
高祖父母の
兄弟姉妹
高祖父母
(こうそふぼ)
従祖
伯叔父母
曽祖
伯叔父母
曽祖父母
(ひいおじおば)
曽祖父母
再従兄弟姉妹(はとこ)
伯叔父母
伯叔
祖父母
祖父母
(おじおば)
祖父母
従兄弟
姉妹の孫
従兄弟
姉妹の子
従兄弟
姉妹
伯叔
父母
伯父
伯母
E D C B A 父母 父母 A B
玄孫
(やしゃご)
曽孫
(ひまご)
その孫 甥・姪 兄弟
姉妹
@ 兄弟
姉妹
甥・姪
自己 配偶者
(妻/夫)
↑↓

(むすこ、むすめ)
配偶者
孫(まご) 配偶者
甥・姪 曽孫(ひまご) 配偶者
玄孫(やしゃご)
五世の孫
来孫(らいそん)
玄孫 六世の孫
昆孫(こんそん)
血族 姻族
    私につながる周りの全てに感謝
    (朝日新聞2010.12.26「声」、福岡市早良区の高校生・森園 知子さん(18歳)さんの投稿文紹介)
     私は最近、なぜ私がいるのかとよく考える。そうすると一番に頭に浮かぶのは親の顔だ。
    人の一番身近な関係を考えると、やはり親子関係だと思う。親がいるからこそ私がここにいる。
    そこから兄弟や友達という風に関係が広がっていく。
    そして今、こうして私はたくさんの友達と笑ったり泣いたりできる。だから親にはとても感謝している。
     中学校の時にソフトボールを始めてから、チームの大切さを知り、
    人の気持ちをたくさん考えるようになった。そして自分の気持ちを伝える大切さも分かるようになった。
    それを教えてくれたのはコーチだったり先生だったりした。
    コーチや先生に出会うことができたのも、私が今ここにいるからだ。だから一番に親に感謝している。
     そして私が今ここにいるのは、たくさんの周りの支えがあったからだ。
    だからこそ私は自分の存在につながる周りの全てに感謝し、その気持ちを大切にしていきたい。
     先祖があり両親があって自分がある。その家族の集大成が社会だと思います。
    親に感謝し、周りの人たちに感謝する気持ちをいつまでも大切にしてください。

    奇跡のような出会い大切にしたい
    (朝日新聞2010.12.26「声」、長崎県佐世保市の中学生・山口 まゆさん(13歳)さんの投稿文紹介)
     私は時々、なぜこのお母さんとお父さんのところに生まれてきたのかなあと思う時があります。
    お母さんは私が生まれる前に、自分でお母さんとお父さんを選んで生まれてきたと言っていました。
     でも私は、そんなことできるのかなあと思います。生まれてくる前に
    お母さんとお父さんになる人を選んだり、いろんなことを考えたりするのは難しいと思ったからです。
    私は、神様がお母さんとお父さんを決めて、そこに生まれさせたのではないかと思います。
     もしそうだったら、私は神様に「ありがとう」と言いたいです。
    私を私のお母さんとお父さんのところに送ってくれて、感謝しているということを伝えたいからです。
    この世界中にたくさんいる女の人と男の人の中から、
    私のお母さんとお父さんが選ばれて本当によかったなあと思います。
     だから私は、この奇跡のような出会いを、これからもずっと大切にしていきたいです。
     こんな純粋な気持ちを持っているまゆさんは、お母さんのようなとてもよいお母さんになれるでしょう。
親族相盗(しんぞくそうとう) : 親族間で窃盗を行うこと。直系血族・配偶者および同居の親族間で、
    窃盗罪(刑法第235条)・不動産侵奪罪(刑法第235条の2)及びこれらの罪の未遂罪を犯したときは
    刑を免除し、その他の親族の間で行われたときは親告罪となるという刑法第244条の規定。
嫡出子(a legitimate child)ちゃくしゅつし
    法律上の婚姻関係にある男女(正式な夫婦)を父母として生まれた子。
    この「生来の嫡出子」に対して、婚姻中でない男女の間に生まれた子供は「準正による嫡出子」として
    「嫡出でない子」あるいは「非嫡出子(婚外子または庶子)」といい、
    原則として母親の戸籍に入り、父親の名は記載されない。
    将来、法定相続分が嫡出子の半分となるなど不利益を被る可能性がある。子が懐胎されてから
    生まれるまでの間(妊娠期間)その父母(夫婦)の間にしばらくでも婚姻関係があればよいことから、
     @妻が婚姻後に懐胎しその婚姻中に生んだ子
     A妻が婚姻前に懐胎し、やがて婚姻し、その婚姻中に生んだ子
     B妻が婚姻後懐胎し、その後、夫の死亡、
      夫との離婚によって婚姻が解消しまたは婚姻が取り消されたのちに生んだ子
     C妻が婚姻前に懐胎し、やがて婚姻し、ついでその婚姻が解消しまたは取り消されたのちに生んだ子
    などもすべて嫡出子であると考えてよく、戸籍には夫婦の子として記載される。
    このような嫡出子のうち、婚姻後200日後、または婚姻が解消しあるいは取り消された日の翌日から数えて
    300日以内に妻が生んだ子は、妻が婚姻中に懐胎したものと推定され(民法772条2項)、
    そのような子は夫の子と推定されるから(同法772条1項)、これを「推定された嫡出子」といい、
    これに該当しない子を「推定されない嫡出子」という。また、離婚後300日以内に再婚した場合、
    「前婚者との間に生まれた嫡出子」となるが、離婚後の妊娠であるという医師の証明書を添えて
    出生届を提出すれば現在の配偶者との間に生まれた子として取り扱われる。
    この区別は父子関係を否認する手続において大きな意味をもつ。
    もっとも、形式的には以上の要件を満たしていても、実質上夫の子でないことが明らかな場合は、
    例外的に、推定されない嫡出子(推定の及ばない嫡出子)とみるべきである。
    準正による嫡出子には、嫡出でない子(婚外子)を認知して親子関係が確定されたのち父母が婚姻する場合と、
    父母が婚姻したのちに認知する場合とがある(同法789条1・2項)。
特定扶養親族(とくていふようしんぞく) : 扶養親族のうち、16歳以上22歳以下の人をいう。
    納税者が特定扶養親族を持つ場合、所定の扶養控除が受けられる。
    控除額は、通常の場合は63万円、同居していて重度の障害がある場合は98万円となる。
扶養親族(ふようしんぞく) : 税制上の定義で、扶養の対象となる親族のことであり、
    納税者に扶養親族がいると、それぞれの扶養親族の区分ごとに定められている扶養控除が受けられる。
    その年の12月31日現在において、次の4つの要件のすべてに当てはまる人をいう。
    @配偶者以外の親族などであること。
     親族とは6親等内の血族及び3親等内の姻族を指す。または、都道府県知事から
     養育を委託された児童(いわゆる里子)や市町村長から養護を委託された老人であること。
      6親等の血族とは自分を1として、両親子供は2親等、兄弟は3親等、
     その兄弟の子供は4親等、その孫が6親等になる。
     姻族とは血は繋がっていないけれど結婚養子縁組などで親族となった場合で、
     例えば妻の兄弟までが3親等である。
    A納税者と生計を一にしていること。
     生計を一にするとは、その扶養親族の生活に関する一切の費用を負担しているということで、
     一般的には同居が前提となっていると考えがちだが、
     必ずしも同一の家屋に起居していることが要件とはならない。
     勤務、修学、療養等の都合上別居している場合であっても、常に生活費、学資金、医療費等を
     仕送りしている場合には「生計を一にする」として取り扱われる。
     別居している両親を扶養控除の対象とする場合も、生計を一にしていれば扶養親族として認められるが、
     生活費を定期的に送っているなどの証明が必要となる場合がある。
     一方、親族が同一の家屋に起居していても、
     明らかに互いに独立した生活を営んでいると認められる場合は「生計を一にする」とはわない。
    B年間の合計所得金額が38万円以下であること。
     合計所得とは、収入からコストを引いた純収入のこと。
     給与所得者の場合は各種控除があるので年収103万円以下であること。
     年金受給者の場合は「遺族年金・障害年金は非課税のため対象外」として108万円以下であること。
     失業保険給付金,休業補償給付金等も所得の対象外になる。
    C青色申告者の事業専従者や白色申告者の事業専従者として給与を受けていないこと。
     及び白色申告者の事業専従者でないこと。
老人扶養親族(ろうじんふようしんぞく) : 70歳以上の扶養親族のことで、2つの区分がある。
    それは、同居老親等の老人扶養親族(70歳以上で同居している、本人または配偶者の父母や祖父母)
    と、同居老親等以外の老人扶養親族(70歳以上で同居していない)。
    老人扶養親族を持つ納税者は、ぞれぞれの区分ごとに定められた扶養控除が受けられる。
    その控除額は、通常の場合、同居老親等の老人扶養親族は58万円、
    同居老親等以外の老人扶養親族は48万円。なお、その扶養親族に重度の障害がある場合の
    控除額は、それぞれの額に35万円上乗せされたものとなる。


















































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