滝関連(YSミニ辞典)

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秋保大滝(あきうおおたき) : 宮城県仙台市太白区秋保町の名取川にかかる高さ55m、幅6mの滝。
    四季を通じて水量が多く、名取川の全流が大瀑布(ばくふ)となって落下する。
    日本の滝百選の一つで、東北一の名瀑として国の名勝に指定されている。
    那智の滝、華厳の滝に次ぐ日本三名瀑に挙げられることもある。
    秋保温泉に近く、観光客の来訪も多い。また付近に遊歩道もあり、滝壺近くまで歩いていける。
    付近には秋保大滝植物公園がある。冬場の秋保大滝周辺は凍っている。
    2009年8月23日現在、滝壺までの遊歩道は通行止めとなっており、多くの観光客の期待を
    裏切っている。遊歩道の通行止め情報は、仙台市の観光案内では非公開となっており、
    県外からこの滝の鑑賞を目的に訪れた人々の中には「騙された」と口に出す者もいるという。
    展望台からの滝は、雑木がはびこって下の方は見えず、観光目的としての滝ではなさそうだ。
    
    秋保大滝(2007.9.14撮影)
    
    秋保大滝(大阪のK.Kさん提供)。展望台からはこのように滝壺まで見えるようにしてほしい
雨滝(あめだき) : 鳥取市国府町にある滝。日本の滝百選に選定されている。
    千代川の支流で扇ノ山(おおぎのせん)を源流とする袋川の更に支流、雨滝川の
    標高500m地点にある。玄武岩の岩肌を飛沫を上げて落下し、水量が多く迫力がある。
    周囲の原生林はトチ・ケヤキ・ブナなどの落葉樹が多く秋には紅葉の名所となる。
    古来より霊場として修行・信仰の場となっていた。かつて旧暦8月1日(八朔)には
    「お滝まいり」が行われていた。現在は毎年6月第1土・日曜日に「滝開き祭」が開催され、
    傘踊りなどの地域伝統行事や神事などが行われる。
    周囲には筥滝(はこだき)、布引滝、とよ滝など大小48の滝が存在する。
    
    落差40メートルの雨滝(鳥取の錦織梨園・錦 織さん写真提供)
オシンコシンの滝(The Oshinkoshin falls)おしんこしんのたき : 北海道斜里郡斜里町の
    チャラッセナイ川の河口付近にある滝で、途中から流れが2つに分かれていることから
    「双美の滝」とも呼ばれ、日本の滝百選にも選ばれている。
    源流は、知床半島の中央部に位置する遠音別岳(標高1331m)の西側斜面である。
    名前の由来はアイヌ語で「川下にエゾマツが群生するところ」を意味する
    「オ・シュンク・ウシ・イ」から転じた。ちなみに滝がかかる川「チャラッセナイ」の由来は、
    同じくアイヌ語で「チャラチャラ流れ下る川(崖を滑り落ちる川)」からという。
    落差があることもさることながら、岩盤の節理面に大きく2つに広がって流れる滝を正面から
    間近で見ることができるロケーションは相乗効果を生み、訪れる者に感動を与える。
    国道334号沿いにあること、滝と駐車場の位置関係が近いことから、観光バスが立ち寄ることも多い。
    滝の中ほどの高さまで階段で上がることができる。また、滝の上にある展望台からはオホーツク海や
    知床連山を遠望することができ、特に流氷の季節は絶好、見渡す限りの白い海原は見応えがある。
    
    知床八景の一つ「オシンコシンの滝」(2007.9.6撮影)
    
    同上
    
    「オシンコシンの滝」(2005.5.25撮影)
華厳の滝(けごんのたき) : 栃木県日光市にある滝。発見者は勝道上人と伝えられ、
    仏教経典の一つである華厳経から名付けられたといわれている。
    男体山の噴火により堰き止められた中禅寺湖からの地表を流れる唯一の流出口大谷川にある滝。
    落差97mの滝を一気に流れ落ちる様は壮観で、日本三名瀑のひとつに数えられている。
    
    日光の華厳の滝(ゆんフリー写真素材集より借用)
古閑の滝(こがのたき) : 熊本県阿蘇市一の宮町坂梨の阿蘇カルデラの東の外輪山斜面にあり、
    男滝(80m)、女滝(100m)の2つの滝に分かれている。
    
    氷がない時期の古閑の滝(女滝)
    
    凍った女滝
    厳冬期には流れ落ちる水が、冬の北風に吹き上げるられて霧状になり、
    霧氷となって凍りついてしまうので有名な滝で、
    1月上旬から2月下旬の毎週土日午後6〜9時まで夜間ライトアップが行われ、
    幻想的な世界を楽しめる。寒さがゆるむと、一帯に「カーン」「ドーン」という音がとどろく。
    岩壁の氷が解けて落ち、下の氷にぶつかって砕ける音で、
    大きい氷が落ちると、1キロ離れた場所でも地響きがするという。
    氷が解けて滝に落ちる音は、春を告げる音と親しまれている。
    問い合わせは古閑の滝観光組合 090−1518−3530 へ。
    参 : 阿蘇市(HP)
称名滝(しょうみょうだき、しょうみょうのたき)
    富山県東部、中新川(なかにいかわ)郡立山(たてやま)町を流れる称名川にかかる日本一の
    落差を誇る4段構成の瀑布で、1973(昭和48)5月29日に国指定名勝・天然記念物に指定される。
    立山の雄山(おやま)直下から流れ出た称名川は弥陀ケ原(みだがはら)の溶結凝灰岩の台地を
    V字状に侵食して350m落下する。滝は上部から40、58、92、126mの4段から成り、
    いちばん下の滝は126mに達する。それらが連続して1条の巨瀑となっている。
    雪解け水が流れ込む春など、上流部の水量の多いときには称名滝の右側の断崖に落差497mの
    「ハンノキ滝」があらわれる。落差が350mの称名滝よりも落差が大きく、事実上は日本一の
    落差の滝なのだが、いつも現れる滝ではないので、日本一の落差の滝としては認められないという。
    立山の信仰と密接な関係をもって古くから知られて来た名瀑であり、
    豪壮雄大な景観は、他に類例をみない。また浸食地形としても独自の特色をもっている。
    雨天には一大水柱となって落下するが、水量が毎秒2〜3トンのときがもっとも美しい。
    
    称名滝。昔の登拝者たちの耳に、滝音が「南無阿弥陀仏」の称名念仏に聞こえたという。
    右側の滝は、雪解けの時期や大雨の後に現れる「ハンノキ滝」

    観瀑(かんばく)には八郎坂の旧登山道がもっともよい。
    1982(昭和57)年に県道称名道路が改修され、称名遊歩道も完成した。
    アクセス : 富山地方鉄道立山駅から「称名滝探勝バス」に乗り、20分で称名滝下車、徒歩25分。
      車で立山ICから称名平駐車場まで約30km、駐車場から滝見園地まで徒歩1km。
浄蓮の滝(じょうれんのたき) : 河津七滝静岡県伊豆市湯ケ島にある伊豆最大級の名瀑で、
    玄武岩の岩肌を幅7m、高さ25mに渡り流れ落ち、「日本の滝百選」にもその名を列ねている。
    滝は狩野川の上流部、天城山の北西麓を流れる本谷川にかかり、
    1万7千年前に鉢窪山スコリア丘が噴火した際に流出した柱状節理を伴う
    玄武岩溶岩流の岩肌を流れ落ちる直瀑である。また、滝には女郎蜘蛛伝説が残り、
    滝の周囲に生い茂る昔ながらの原生林が醸し 出す静寂な雰囲気の中、
    激しい音を立てて流れ落ちる姿はとても迫力があり、この滝をよりいっそう神秘的にしている。
    かつて滝の付近に「浄蓮寺」という寺院があったことから「浄蓮の滝」という名称がついたと伝わる。
    滝の周りや滝壺の岩肌には日本では伊豆半島と熊本県にのみ自生が確認されている
    県指定天然記念物の「ハイコモチシダ(ジョウレンシダとも)」の群生地がある。
    滝の脇には演歌歌手である石川さゆりが、1986年にリリースしたヒット曲、「天城越え」の歌碑がある。
    
    浄蓮の滝
    アクセス : 東名自動車沼津ICを降りて、国道136号、414号を経て約1時間。
     伊豆箱根鉄道修善寺駅を降りて東海バス「河津・下田行き」にのり、「浄蓮の滝」で下車、徒歩5分
白糸の滝(しらいとのたき) : @静岡県富士宮市北部、富士山南西麓、芝川上流にある滝。
     上流に川が存在せず、富士山の雪解け水が岩盤から湧き出て滝となっている。
     水量は毎秒1.5トン。幅200m、高さ20mの崖から絹糸を垂らしたように流れる様子から
     この名がある。1936(昭和11)年に国の名勝及び天然記念物に指定され、
     1990(平成2)年に「日本の滝百選」に選定される。
     
     富士宮の白糸の滝(大阪のK.Kさん提供)
     
     富士宮の白糸の滝
     
     同上(大阪のK.Kさん提供)
    A長野県東部、北佐久郡軽井沢町を流れる湯川(千曲川の支流のひとつ)にある
     高さ3m、幅70mの滝。上流に川が存在せず、浅間山の伏流水が岩盤の間から湧き出して
     滝となっている。そのため、雨の後でも水が濁らない。
     
     軽井沢の白糸の滝(ゆんフリー写真素材集より)
    B山形県北部、戸沢村大字古口草薙の最上川峡谷にかかる滝。
     最上川に流れ落ちる48滝中最大で、高さ120m。日本の滝百選のひとつ。
     
     戸沢村の白糸の滝
大山滝(だいせんたき) : 鳥取県東伯郡琴浦町野井倉にある滝。日本の滝百選に選定されている。
    中国地方一の高峰である大山の東斜面、烏ケ山と三鈷峰の中間にある地獄谷に位置し、
    加勢蛇川(かせいちがわ)上流にある。滝は2段で構成され総落差42m、それぞれの落差は上段28m、
    下段14mである。滝はかつて3段であったが、1934(昭和9)年の室戸台風による洪水で2段になった。
    一向平(いっこうがなる)野営場までは車での乗り入れが可能だが、
    そこから先は遊歩道を30分程度歩くこととなる。遊歩道に滝見台がある。
    遊歩道の100m下にある滝壺まで降りることは可能だが、急斜面でロープ・鎖を伝わなければならない。
    遊歩道途中には鮎返りの滝、また、大山滝の上流には大休滝、野田ケ滝などが点在する。
    アクセス : JR山陰本線浦安駅から車で約20分の一向平野営場で下車、徒歩30分
           車の場合は一向平野営場駐車場(無料)より徒歩30分
    
    大山滝(鳥取の錦織梨園、錦織さん提供)
(a waterfall、falls)たき : @瀑布(ばくふ)
     懸崖(けんがい:高いがけの上)からドドドッと、ほぼ垂直方向に水しぶきをあげて落下する水の流れで、
     水はいったん川底からはなれ、空中をおちている。[季語]夏−地理。
     地図上の滝 : ふつうは高さが5メートル以上で、
      いつも水が流れている有名な滝や好目標となる滝を表示している。
      滝のはばが20メートル未満のものは滝(小)、はばが20メートル以上のものは滝(大)で表示する。
       参 : 地図
     日本三大瀑布(三名瀑
      那智の滝(和歌山県)、華厳の滝(栃木県)、袋田の滝(茨城県)または養老の滝(岐阜県)
日本の滝ベスト10
順位 名称(道県)
称名滝(富山県)
安の滝(秋田県)
那智の滝(和歌山県)
羽衣の滝(北海道)
天滝(兵庫県)
松見の滝(青森県)
華厳の滝(栃木県)
滑川大滝(山形県)
真名井の滝(宮崎県)
10 根尾の滝(岐阜県)
週刊文春2009年4月30日号より
    A早瀬(はやせ)。急流。奔流。川の流れの急な所。
     傾斜の急な所を激しい勢いで水しぶきをあげてはしり下る水流で、水が川底からはなれることはない。
     ちなみに、同じ日光の滝でも「華厳の滝」は瀑布で、「竜頭の滝」は早瀬である。
田代の七ツ釜(たしろのななつがま) : 国指定名勝及び天然記念物に指定されている七ツ釜は、
    魚沼・東頸城地区中里村にあり、苗場山系から流れでる釜川の渓流に点在する7つの滝壺からなり、
    釜川を挟んで両岸の安山岩の絶壁が柱状節理の渓谷美を形づくり、
    右岸が断面層、左岸が切り立った縦層という学術的にも大変珍しい神秘的な景観となっている。
    
    田代の七ツ釜
    
    2009.7.18、朝日新聞より
    その昔、男が弁天様との約束を破り「投網」を打ったため
    滝つぼの主である大蛇の怒りをかい命を失ったという「七ツ釜の伝説」がある。
    1995(平成7)年の土砂災害により滝全体が崩壊したため復旧がなされ、
    1997(平成9)年秋に全国初の擬岩による砂防ダムが完成し、崩壊前の滝に近い型で復元された。
    関越道、石打塩沢ICで降り358号線を清津峡方面へ、清津峡入り口の先で標識に沿って県道へ入ると
    10台分位の駐車場があり、ここから遊歩道を降りると徒歩約10分で竜神の伝説をもつ
    七ツ釜の1番滝に着く。七ツ釜キャンプ場から1番滝の遊歩道は徒歩往復35分。
    越後田沢駅からバス30分、徒歩35分。
    問い合せ : 0257−63−3111(中里村開発課)
    参 : 十日町市観光協会(HP)
千代の滝(ちよのたき) : 山口県長門市俵山小原にある長門市で最も大きい滝(高さ約15m)で、
    「木津の滝」や「大滝」とも呼ばれている。一枚板の岩面を豪快に流れ落ち滝で、
    規模は小さいものの、このあたりの滝としては正統派な滝である。
    
    千代の滝(2009.11.24撮影)
    
    同上
    この滝は、大昔木津川に棲んでいた一匹の龍が、
    日本海側の兄弟川である三谷川へ行ってみたいと思い、大雨の日に、
    石の下にいた龍は大寧寺近くまでひとはねし、龍が飛び立った跡に出来たと言われている。
    周辺はゲンジボタル発生地としても有名で、6月中旬頃のシーズンになると
    この滝の下流や上流に多くの蛍が飛び交う。
    
    滝のそばの県道にある案内板
    長門湯本温泉から俵山温泉方面に約5kmくらい進んだ県道34号線沿いにあるが、
    看板が小さいので見過ごすことがあり、谷側の駐車スペースを目印にした方がよい。
    路肩に数台停める駐車スペースがあり、そこから遊歩道を下りればすぐなので、気軽に立ち寄れる。
    参 : 「ななび」(長門市経済振興部商工観光課HP)[YouTube
天滝(てんだき) : 兵庫県養父市大屋町筏にある日本の滝100選に選ばれた名瀑で、
    県内最大98mの落差を誇り、その名の通り天から水が落ちてくるような雄大な滝である。
    天滝口から天滝に至る登山道(遊歩道)には、
    美しい滝が連続しており、滝を見ながらゆっくりと散策できる。
    大屋市場から県道48号線を西に行き約4.5kmで右折、そのまま進むと天滝駐車場がある。
    そこから、急な滝見道を約1.2km(約30分)上ると、この天滝を見ることが出来る。
    天滝への滝見道には下から、しのびの滝、岩間の滝、糸滝、連理の滝、
    久遠の滝、夫婦滝、鼓ケ滝等多くの滝を眺めることができる。
    
    天滝(大阪のK.Kさん提供)
那智滝(なちのたき)
    和歌山県東牟婁郡那智勝浦町の那智川にかかる直下133mの日本一落差のある滝。
    滝の落口の岩盤に3つの切れ目があり三筋に分かれて流れ落ちるため「三筋の滝」ともいい、
    また那智48滝の代表するということから「那智の大滝」とも呼ばれる。
    幅13mの滝の落ち口には注連縄が張られているが、この注連縄は毎年2回、
    7月9日と12月27日に神職の手によって張り替えられている。
    
    那智の大滝(2007.3.9撮影)
    
    およそ50年前の那智の大滝
    
    同上、遠景
七つ滝(ななつたき) : 青森県北津軽郡中泊町小泊小泊山にある滝。
    津軽国定公園の中にあり、津軽半島の先端部に近く日本海の激浪により造りだされた海岸滝である。
    竜飛崎から津軽半島の西海岸沿いに南下する龍泊ライン(国道339号)の道沿いにある。
    落差約21mの滝で、山からの清流が七段の滝となって落下し、そのまま日本海に注いでいる。
    無名なわりには見ごたえのある滝で、小泊十二景に選ばれている。
    滝の両側には、1965(昭和40)年頃まで使われていた森林軌道の
    トンネルと石垣の土留めが残っていて、歴史の一端をうかがうことができる。
    海側の路肩がすこし広がっているので車2〜3台は置ける。
    正規の駐車場は、滝から数百メートル北の道路内陸側にある。
    
    七つ滝(2007.9.11撮影)
羽衣の滝(はごろものたき) : 北海道上川郡東川町天人峡にある忠別川支流の水が7段になって
    落下する落差約270mの巨大な滝で、滝の途中でアイシホップ沢と双見沢の2沢が合流している。
    天人峡は大雪山の主峰旭岳の南西側に位置しており、天人峡温泉街から600m程奥にあり、
    落差が270mとまるで天女が羽衣を翻して舞う様に豪快で美しく流れる「羽衣の滝」は、
    見る人を幻想の世界にいざなう。「日本の滝百選」のひとつ。
    大雪山への登山口には、主に、北側の層雲峡、南側の天人峡とがあるが、羽衣の滝は、
    天人峡に注ぐ滝である(層雲峡にも日本の滝百選に数えられている銀河の滝・流星の滝がある)。
    1900年ごろに発見され、当初は「夫婦滝」と呼ばれていたが、
    1918年に大町桂月が「羽衣の滝」と命名したといわれている。
    
    羽衣の滝(大阪のK.Kさん提供)
    羽衣の滝より700m上流に幅50m高さ15mと、羽衣の滝とは対照的な「敷島の滝」があり、
    忠別川本流に掛かる滝であるため水量が多く、
    「東洋のナイアガラ」「北海道のナイアガラ」と呼ばれている。
    アクセス : JR函館本線旭川駅からいで湯号で1時間35分、天人峡温泉下車、徒歩20分
吹き割りの滝(ふきわりのたき) : 「吹割の滝」。「吹き割れの滝」。
    1936(昭和11)年12月16日に旧文部省より天然記念物に指定された吹割の滝は、
    群馬県北部(沼田市利根町)に位置し、高さ7m、巾30m余りに及び、約1.5kmに渡る
    片品渓谷を流れきた清流が、豪快に落下、飛散する様から、「東洋のナイヤガラ」と言われている。
    「吹割」の由来は、凝灰岩、花崗岩の川床上を流れる片品川の清流が、岩質の軟らかい部分を浸蝕し、
    多数の割れ目を生じ、あたかも巨大な岩を吹き割ったように見えるところから付いたという。
    
    吹き割りの滝(大阪のK.Kさん提供)
袋田の滝(ふくろだのたき) : 茨城県久慈郡大子町袋田にある滝で、日本三名瀑の一つ。
    位置は、久慈川支流の滝川上流にあたり、長さ120m、幅73m。四段の大岸壁を流れることから、
    「四度(よど)の滝」とも呼ばれる。冬は、凍結したりして四季折々に楽しめることからも
    そう呼ばれるが、最近は温暖化の影響で全面凍結することはなくなっている。
    2008年9月13日、新しい観瀑(かんばく)台が完成した。元の観瀑台が迫りくるような
    滝の豪快さが味わえるのに対し、新観瀑台は最上段までの全景が見られるように整備され、
    3つのデッキのうち、最上のデッキは現在の観瀑台よりも約50メートル高い。
    元の観瀑台とはエレベーターで結ばれている。滝の観覧の入場料は大人300円。
    参 : 大子町観光協会(HP)
    
    袋田の滝
    
    袋田の滝(大阪のK.Kさん提供)

不動七重の滝(ふどうななえのたき) : 奈良県吉野郡下北山村大字前鬼にある
    「日本の滝100選」にも選ばれた総落差約100m、滝幅10mの七段に連なった名爆。
    大峯山(八経ケ岳)と並ぶ大峯山系の主峰の一つ釈迦ケ岳の登山口として、
    また奥駈修行の宿坊として有名な前鬼の入り口に不動七重の滝はある。
    前鬼川を下ってきた大量の水は、100m超える落差を七段に折れながら次々に滝壺に流れ落ち、
    池原ダムに流れ込む。池原ダムの前鬼橋を渡り橋詰で右折し道なりに7km程曲折した
    ダム湖畔の林道を行くと、大きな看板と滝遊歩道標識(森林浴歩道)があり更に進むと
    谷底に滝最下段が見え更に登ると不動七重滝展望エリアに至る。
    滝遊歩道標識の傍には、2〜3台の駐車スペースがあり2段目の大滝の展望台に
    行くことができる階段がある。谷の吊り橋で対岸に渡り、岩の川岸を200mくらい川上に行き、
    右手の金属急階段900段以上を登ると大滝横から至近距離で滝を見ることができる。
    往復1〜1時間半くらいの遊歩道である。
    
    不動七重の滝(大阪のK.Kさん提供)
    参 : [YouTube]、[YouTube]、[YouTube
真名井の滝(まないのたき) : 宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井御塩井にある「日本の滝100選」に
    選定された名瀑。落差17m、幅12mの直瀑型の滝で、昼なお暗い渓谷の崖上から、
    五ケ瀬川の水深平均10mと言われている深渕をめがけて一直線に落下している。
    流身そのものは、わずか数条の細い流れであるが、それが周りの景観に見事に溶け込んでいる。
    天孫降臨の折り天村雲命という神様が、水種をこの地に移された天真名井から地下水となって
    この滝に湧水しているといわれ、高千穂峡の碧水に白蛇を思わせる数条の飛瀑は、見応え十分である。
    国道218号線から案内標識や係員の誘導に従って行けば、迷わず駐車場まで行ける。
    有名な観光地なので人出が多いときには、遠くの駐車場から15分近く歩くことになる。
    川面はボートで溢れ、団体客も多く観光滝となっている。
    
    真名井の滝(大阪のK.Kさん提供)
    参 : [YouTube]、[YouTube]、[YouTube]、[YouTube]
安の滝(やすのたき) : 秋田県阿仁町にある落差90mの滝。高さ90mの2段構造で、
    日本の滝百選にも選ばれた東北屈指の名瀑である。昔、身投げをした美しい娘が、
    中秋の名月の夜、髪を梳くという伝説が残り、訪れたカップルは恋が叶うといわれている。
    滝へのアプローチは、国道105号を道の駅阿仁の近くから県道に入り、打当温泉を目指す。
    さらに進むと、道標があるので林道へ入り、未舗装の林道を登っていくと、駐車場に着く。
    林道および駐車場は、土日は車でいっぱいになり、渋滞する。すれ違いに困難な林道なので、
    土日は早朝以外は避けた方が無難で、平日でもそこそこ混む。駐車場から30分程度登山道を
    行くと滝前にでる。滝は前座の滝を下に従え、横に副瀑として白糸の滝をも従えて、
    堂々たる姿で鎮座している。滝下は深い滝壷のあと、あちこちにポットホールのあるナメが続いていて、
    浅瀬になっているので渡ることもできる。滝は晴れた日の午後には虹が出るという。
    
    安の滝(大阪のK.Kさん提供)
養老の滝(ようろうのたき) : 岐阜県養老郡養老町に岐阜県により設置された養老公園内の
    断層崖にかかる落差32m、幅4mの滝。揖斐関ケ原養老国定公園に属する。
    華厳の滝那智の滝と並ぶ日本三大名瀑の一つ。昔、源丞内(げんじょうない)が湧き出る泉を見つけ、
    酒であったので老父を養い喜ばせることができたという伝説の地で、元正天皇が行幸して命名し、
    年号を養老と改めたという。養老山地から湧き出るミネラルを含む水は、世の中をくくり結び、
    病に効く菊水泉と名付けられ、日本の名水百選に指定されている。
    
    養老の滝
    参 : 養老町観光協会(HP)養老公園(HP)[YouTube
流星・銀河の滝(りゅうせい・ぎんがのたき) : 北海道上川郡上川町の層雲峡(そううんきょう)にある滝で、
    「日本の滝100選」にも選ばれている。落差90mの「流星の滝」は、直瀑状で水量も多く
    男性的なことから、雄滝とも呼ばれる。「銀河の滝」は、120mもの落差を右に左にと曲線を描いて
    幾重にも分かれて落ちてくる女性的な滝で、雌滝とも呼ばれている。
    旧国道沿いの駐車場からそれぞれの滝を同時に一望することは出来ないため、
    ちょっと急な山道を20分ほど登ったところにある双瀑台からは2つの滝を同時に眺めることが出来る。
    双瀑台への山道の中間点からも2つの滝を眺めることが出来るが、
    中間点からでは流星の滝の下部は見えない。
    層雲峡はアイヌ語で「滝ある川」という意味で、流星・銀河の滝は層雲峡を代表する滝である。
    
    銀河の滝(左)、流星の滝(右)(大阪のK.Kさん提供)
龍門の滝(りゅうもんのたき) : @栃木県那須烏山市にある滝。
     烏山線の滝駅から約200mほど南に行った、那珂川の支流・江川(えがわ)にかかる落差約20m、
     幅約65mに渡って流れ落ちる幅広の大きな滝。滝の中程には、女釜・男釜と呼ばれる2つの
     深い縦穴があり、そこに昔から巨大な怪物が住むといわれていた。
     その怪物の姿を確かめたいと思った滝近くの太平寺の53代住職が、
     21日間一心不乱に祈り続けたところ雷雨になり、滝壺の中から巨大な龍が現れたという。
     これが滝の名前の由来となった伝説である。近くには、大平寺、蛇姫様の墓、位牌堂などがあり、
     四季折々の風情が楽しめる龍門の滝近辺は、那須烏山市の観光の名所となっている。
     参 : [YouTube
     
     龍門の滝(栃木県)
     
     豪快な龍門の滝と電車を撮影できる全国でも珍しい場所
     (ジパング倶楽部2011年5月号より、中井精也さん撮影)

     アクセス : 烏山線滝駅から徒歩5分。北関東道宇都宮上三川IC国道4号、県道10号30km45分
     問合せ先 : 0287−84−1977(那須烏山市観光協会)
              028−623−2164(県庁舎本館3階広報課)
    A奈良県吉野郡吉野町にある滝。
    B広島県三段峡にある滝。
    C竜門の滝。大分県玖珠郡九重町にある滝。
     幅40m、落差20mある2段になった滝すべりで有名な竜で、
     下の段から長さ50mあるなだらかな岩床を滝すべりして遊ぶ事ができる。
     滝すべり : 2段目の滝は滑らかな形状で、岩の表面には水苔が生え、
      そこに水が流れているためとても滑りやすくなっている。
      滝すべりには、丈夫そうな肥料等の袋に藁を入れ、お尻に引いて滑る。滝開きは7月の第3日曜日。
     参 : 龍門の滝観光協会(HP)、[YouTube](滝すべり)
    
    龍門の滝(大分県)
    アクセス : JR久大本線豊後森駅から日田バス田代行きで約30分、龍門の滝下車すぐ。
            大分自動車道九重ICより車で約30分。
    問合せ先 : 0973−76−3866(九重町役場商工観光課)、0973−76−3150
    D龍門滝。鹿児島県姶良市加治木町にある滝。
     鹿児島県下でも有名な名滝の一つとされ、落差46m、滝幅43mの2段落としになった滝で、
     日本の滝百選に選ばれている。1段目の滝は深い滝壷に流れ、
     滝壷に溜まった水が流れ出し、2段目の滝を作っている。
     網掛川の下流で、丸みを帯びた巨大な岸壁を巾広の流身が這うように下っている。
     この滝の名の由来は、中国の「龍門滝」を彷彿とさせることから、この名がついたと言われている。
    
    龍門滝(鹿児島県)
     アクセス : JR日豊本線加治木駅より車で5分。駐車場からすぐ。P120台。
     問合せ先 : 0995−62−2111(加治木町役場・経済課)


















































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