東尋坊(YSミニ辞典)
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東尋坊
(とうじんぼう) : 福井県の北部、九頭竜
(くずりゅう)
川河口北方の坂井市三国町安島に位置する
日本海の侵食(海食)によってできた輝石安山岩の柱状節理の絶壁のある景勝地。
海食によって海岸の岩肌が削られ、高さ25m程度の絶壁が続いている。
地名の由来は、乱暴で恨みを買って此処から突き落とされた平泉寺(勝山市)の僧の名前による。
越前加賀海岸国定公園に属し、国指定の天然記念物及び名勝にも指定されている。
マグマが冷却固結する時に生じる柱状の割れ目を柱状節理というが、
東尋坊のように約1kmも続く規模のものは、朝鮮半島の金剛山、
ノルウェーの西海岸しかなく「世界三大奇勝」の一つに数えられている。
東尋坊の石碑
柱状節理の断崖(
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より)
柱状節理とは、熱い溶岩流が冷えるときに、冷やされる面に垂直にできる規則的な割れ目のこと
沖に東尋坊の遊覧船が見える
東尋坊のローソク岩
有名画家の描いたローソク岩(三国観光ホテル所蔵)
朱塗りの雄島橋の左側の島は、東尋坊の景観の一部をなす北に浮かぶ
周囲2km、標高27mの雄島(無人島)