YSミニ辞典(や)

[ホーム] [索引] [前項] [次項]                                          用語:74

焼津港(やいづこう) : 昔から、カツオやマグロ漁の遠洋漁業の基地として名高い静岡県焼津の
    代表的な港は焼津港で、焼津市にある「焼津港」と「小川港」の2つを合わせて焼津漁港と呼んでいる。
    焼津港は遠洋漁業の基地として、小川港は沿岸・沖合漁業が主であるため、
    魚の種類も漁船も違っている。
     カツオやマグロ漁業の歴史は非常に古く、江戸時代には駿河湾で沿岸漁業が行われていたという
    記録が残っている。明治になってからは、カツオやマグロが沿岸に来なくなり、
    漁場は次第に遠洋漁場へと移っていくようになったために漁船は石油発動機付漁船が初めてつくられ、
    年と共に大型化し、1920(大正9)年には水産業界として初めてのディーゼルエンジンを備え付けた
    漁船も現れた。昭和になってからは、カツオとマグロ漁をするための「兼業船」が現れて、
    漁業の場は遠洋漁業へと発展していった。
    1952(昭和27)年以降は、遠洋漁業でもマグロが主流となり、ミッドウェイ島近海から南シナ海、
    赤道付近へと漁場が拡大し、焼津は全国一の遠洋漁業の地として有名になってきた。
    焼津の名を世界に高めたのは第五福竜丸ビキニ環礁被爆事件やマリアナ集団遭難などがある。
    現在、焼津港に水揚げする大型漁船は年間700隻を数えている。
    漁場も太平洋からインド洋、大西洋と世界の海域にわたっている。
     1984(昭和59)年には焼津に「焼津さかなセンター」が開設された。このセンターでは、
    新鮮なマグロやカツオをはじめ、ねり製品やかつお節、干物、のりなど豊富な海産物が揃っている。
    年末になると恒例の「海産物買い出しツアー」が開催される。
    
    遠洋一本釣りカツオなどが入港する「焼津新漁港」には停泊している漁船はなかった
    
    焼津の旧漁港
    

    新港から南へ3キロばかりの所にある小川漁港近くにある変わった建物「アクアスやいづ」
    焼津港での遠洋漁業の水揚げ量は、総水揚量の98.7%を占めている。
    カツオの水揚げ高(重量ベース)は全国シェアの4割を誇る焼津港が1位である。
    「焼津みなとまつり」は、毎年4月の日曜日に新旧焼津港周辺から焼津駅前等と広い範囲でマラソン、
    演芸や展示会、ライブやフリーマーケット、即売会等の一連の催しが開かれる焼津の一大行事である。
    参 : 焼津市(HP)、焼津市観光協会(HP)    
日本一の漁港 (回答総数1万7505人)
順位 漁港(所在地) 回答数(人)
1位 焼津港(静岡県焼津市) 3700
2位 函館港(北海道函館市) 3545
3位 銚子港(千葉県銚子市) 3280
4位 気仙沼港(宮城県気仙沼市) 2834
5位 小樽港(北海道小樽市) 2768
6位 境港(鳥取県境港市) 2755
7位 三崎港(神奈川県三浦市) 2423
8位 下関港(山口県下関市) 2346
9位 釧路港(北海道釧路市) 1879
10位 勝浦港(和歌山県那智勝浦町) 1875
朝日新聞の「アスパラクラブ」会員のアンケートより
2007.6.27「be」掲載
八重山鍾乳洞動植物園 = 八重山鍾乳洞動植物園(別掲)
八百長(a put−up jpb)やおちょう : @いんちき。相撲などの勝負事で、
     前もって勝敗を打ち合わせておき、うわべだけ真剣に勝負を争っているように見せ掛けること。
      明治時代の八百屋の店主「長兵衛(通称八百長)」という人が大相撲の年寄・伊勢ノ海五太夫と
     よく碁を打ち、囲碁の実力は長兵衛が勝っていたが、八百屋の商品を買ってもらう商売上の打算から、
     わざと負けたりして伊勢ノ海五太夫のご機嫌をとっていたことから出た語という。
     対戦者の一方のみ敗退行為を行う場合は「片八百長」と呼ばれることがある。
     現在では「ヤオ」と略して呼ばれることもある。大相撲では、「無気力相撲」との判定が難しいとされる。
      ちなみに、隠語での八百長は「注射」(大相撲)、「マーマレード」(格闘技)と言い、
     真剣勝負は「ガチンコ」(大相撲)、「セメント」(格闘技)と言う。【類語】●いんちき
    Aなれあい。前もって示し合わせておきながら、さりげなく装(よそお)うこと。【類語】●馴れ合い

    八百長行為をしたとしてプロ野球界から永久失格処分とされた「黒い霧事件」の元西鉄ライオンズ投手・
    池永正明氏は2005年に35年目にして復権したが、もっと早く処分解除申請を承認してほしかった。

矢面に立つ(become the target)やおもてにたつ : 敵の矢の飛んで来る正面に立ちはだかるという意味で、
    抗議・質問・非難・攻撃などが集中する立場に立つこと。
夜間発着訓練 = NLP
焼きが回る(やきがまわる)
    @鍛治が刃物を作るとき、火が行きわたり過ぎて、却(かえ)って切れ味が鈍(にぶ)る。
    A年を取ったりして、頭の働きや腕前などが衰える。【類語】●呆(ぼ)ける
    Bすっかり古惚(ふるぼ)けた状態になる。
焼きそば(chow mein、fried noodles)やきそば : 小麦粉から作った中華麺を炒めて
    ウスターソースなどで味付けをした日本の麺料理である。そばの名称を用いているが、
    蕎麦粉(そばこ)の麺は用いない。この「そば」とは中華そば同様に「麺」を意味している。
    生麺を蒸した麺と、豚肉やキャベツを油で炒め、調味料で味をつけた料理で、
    ウスターソースで味付けしたソース焼きそば、醤油焼きそば、塩焼きそばなどがよく知られている。
    日本の焼きそばのルーツは、中国から帰還した元入植者によって伝えられたものが
    アレンジされて出来た料理であるといわれ、中華料理の「炒麺」と呼ばれる、
    野菜と麺を炒め塩やスープで味付けした料理が焼きそばの原型であるという。    
日本一のご当地焼きそば
順位 焼きそば名(道府県) 回答者数(人)
富士宮やきそば(静岡) 5269
オホーツク北見塩やきそば(北海道) 4311
今里焼きそば(大阪) 3901
神戸ぼっかけ焼きそば(兵庫)  3753
横手やきそば(秋田) 2582
川越太麺焼きそば(埼玉) 1734
イタリアン(新潟) 1669
じゃがいも入り焼きそば(栃木) 1648
湯河原担々やきそば(神奈川) 1642
10 瀬戸焼きそば(愛知) 1612
朝日新聞「アスパラクラブ」会員によるアンケートより
候補は、タレント「山田 隆夫」さんと編集部で選定  
焼き鳥(berbecued chicken、roast chicken)やきとり : 一口大に切った鶏の肉や砂肝などを
    串(くし)に刺し、たれか塩をつけてあぶり焼いた料理。もとはツグミ・スズメなどを
    丸のまま焼いたものをいった。今では牛や豚のバラ肉や臓物を用いたものをもいい、
    筏(いかだ)と呼ばれるネギ(長ネギ)だけを串に刺したものや、ししとう、ぎんなん、ピーマン、
    シイタケ・エノキ・エリンギなどのキノコ類や厚揚げまでが「焼き鳥屋」の定番串とされている。
    焼き鳥長さ世界記録 : 近年、焼き鳥に関連したイベントとして、
     焼き鳥一本の長さを競うイベントが全国各地で開催されている。
     福島県川俣町が2000年に達成した10mの記録に和歌山県日高川町が挑戦した際、
     全国やきとり連絡協議会(本部・埼玉県東松山市)が「1本の竹串を用いる」
     「調理方法は炭火焼き」「競技は生肉を串に刺すところからスタート」
     「焼き上がった時点で串全体を持ち上げ、折れていない長さで測定する」などの
     公式ルール「セカチョウ(世界一長い焼き鳥)競技規則」を定めており、
     現在はこれに則ったものを“世界記録”として認定している。

    山口県長門市が焼き鳥世界一を奪還!
     2008年10月26日、人口1万人あたりの焼き鳥店数が8.7店と全国でトップクラスを誇り、
     焼き鳥を町おこしに掲げている長門市の青年会議所が「世界一長い焼き鳥」に3度目の挑戦をし、
     わずか2カ月前の8月30日に福島県川俣町が達成した記録22m7cmを
     大きく上回る23m42cmで世界記録を樹立した。山口県内では23m級の竹が見つからず、
     8月の福島県川俣町と同じく宮崎県の竹を調達し、同会議所のメンバーほか
     参加者約40人の手により、一本の竹串に地元産の鶏肉約25キロが次々と刺され、
     約40分間炭火にかけて念入りに焼かれた。長門市に焼き鳥店が多いのは、
     地元の養鶏専門農協の深川養鶏農協から新鮮な鶏肉が豊富に供給されていることが大きな理由で、
     競技は、「ながとふるさとまつり」の呼び物行事として、市役所本庁と中央公民館周辺で行われた。
     串刺しや焼く技術はどこの県でもほとんど同じことから、いかに長い竹を調達するかがミソという。
    参 : 全国やきとり連絡協議会(HP)、山口県長門市(HP)
焼き肉の日(やきにくのひ) : 8月29日。「やき(8)に(2)く(9)」の語呂合わせから、
    全国焼肉協会が1993(平成5)年から実施している。各地社会への貢献と販売促進を目的とし、
    全国各地の加盟店が、社会福祉施設などをお店に招待したり、出張バーベキューなどを実施している。
焼き餅を焼く(やきもちをやく) : 焼き餅焼き。焼き餅の「焼く」は、「妬(や)く」に通じ、
    餅は「気持ち」に掛けて「妬く気持ち」から、焼き餅は嫉妬(しっと)を意味し、
    嫉妬するとか、妬(ねた)むとかということ。
焼きを入れる(やきをいれる) : @鍛治(かじ)が刃物などを焼いたあと、水で冷やして鍛(きた)える。
     「焼入れ」ともいい、鋼(はがね)の硬さを増大させる目的で行われるが、
     靭性(じんせい)が低下するので、粘り強さを得るために、多くは焼入れ後には焼き戻しを行う。
    A人に苦しみなどを与えて鍛える。緩(ゆる)んだ気持ちを引き締めさせる。
     ぼんやりしている者に活(かつ)を入れる。【類語】●活を入れる
    Bきびしい制裁を加える。拷問する。
野球殿堂(the Baseball Hall of Fame)やきゅうでんどう
    @東京都文京区の野球場東京ドームにある野球体育博物館の通称。
     日本のプロ野などで、顕著な活躍をした選手や監督・コーチ、また野球界の発展に大きく寄与した
     人物に対して、その功績を称えるために創設され、殿堂ホールにレリーフを展示し、
     貢献した人の功績をたたえる記録が残されている。
     1959(昭和34)年から選出が始まり、初年度は巨人の創設者である正力松太郎氏、
     学生野球の父と呼ばれた安部磯雄氏ら9人が殿堂入りした。
     殿堂入り条件
     競技者表彰
      対象者 : 現役を引退した競技者(選手、監督、コーチ、審判)で引退後5年以上経過している者。
             ただし満65歳以上の者や故人は5年経過していなくてもよい。
      選出委員 : 野球報道に関して15年以上の経験を持つ者(約300人)。
      選出方法 : 選出委員1名につき10名以内の候補者が記入でき、
               有効投票の75%以上の得票を獲得した者が選出される。
     特別表彰
      対象者 : 競技者(選手、監督、コーチ、審判員)を引退して17年以上経過している者。
             組織または管理に関して野球の発展に顕著な貢献をした者、あるいはしている者。
      選出委員 : プロ野球役員および元役員、アマチュア野球役員、野球関係学識経験者、計14名。
      選出方法 : 選出委員1名につき3名以内の候補者が記入でき、
               有効投票の75%以上の得票を獲得した者が選出される。
     野球殿堂入り選手(選出年と選出者)
     競技者表彰
      ★1960年:ヴィクトル・スタルヒン★1962年:池田豊★1963年:中島治康★1964年:若林忠志
      ★1965年: 川上哲治、鶴岡一人★1969年:苅田久徳★1970年:天知俊一、二出川延明
      ★1972年:石本秀一★1974年:藤本定義、藤村富美男★1976年:中上英雄(藤本英雄)
      ★1977年:水原茂、西沢道夫★1978年:松木謙治郎、浜崎真二★1979年:別所毅彦
      ★1980年:大下弘、小鶴誠★1981年:飯田徳治★1983年:三原脩★1984年:桐原眞二
      ★1985年:杉下茂、白石勝巳、荒巻淳★1988年:長嶋茂雄、別当薫、西本幸雄、金田正一
      ★1989年:島秀之助、野村克也、野口二郎★1990年:真田重蔵、張本勲
      ★1991年:牧野茂、筒井修、島岡吉郎★1992年:広岡達朗、坪内道則、吉田義男
      ★1993年:稲尾和久、村山実★1994年:王貞治、与那嶺要★1995年:杉浦忠、石井藤吉郎
      ★1996年:藤田元司、衣笠祥雄★1997年:大杉勝男
      ★1999年:中西太、広瀬叔功、古葉竹識、近藤貞雄★2000年:米田哲也
      ★2001年:根本陸夫、小山正明★2002年:山内一弘、鈴木啓示、福本豊、田宮謙次郎
      ★2003年:上田利治、関根潤三★2004年:仰木彬★2005年:村田兆治、森祗晶
      ★2006年:門田博光、高木守道、山田久志★2007年:故・梶本隆夫
      ★2008年:山本浩二、堀内恒夫
     特別表彰
      ★1959年:正力松太郎、平岡ひろし、青井鉞男、橋戸信、押川清、久慈次郎、澤村榮治、
       安部磯雄、小野三千麿★1960年:飛田忠順、河野安通志、櫻井彌一郎★1962年:市岡忠男
      ★1964年:宮原清★1965年: 井上登、宮武三郎、景浦將守★1966年:山恒太郎
      ★1967年:腰本寿★1968年:鈴木惣太郎、田辺宗英、小林一三
      ★1969年:三宅大輔、田部武雄、森岡二朗、島田善介、有馬頼寧
      ★1970年:田村駒治郎、直木松太郎、中馬庚★1971年:水野利八
      ★1972年:中野武二、太田茂内★1973年:海弘蔵、天野貞祐、広瀬謙三★1974年:野田誠三
      ★1976年:小泉信三★1977年:森茂雄、西村幸生★1978年:伊丹安広、吉原正喜、岡田源三郎
      ★1979年:平沼亮三、谷口五郎★1980年:千葉茂★1981年:岩本義行、佐伯達夫、小川正太郎
      ★1982年:鈴木龍二、外岡茂十郎★1983年:内村祐之★1985年:田中勝雄、山内以九士
      ★1986年:中河美芳、松方正雄★1987年:藤田信男、山下実
      ★1988年:横沢三郎、芥田武夫、永田雅一★1989年:池田恒雄、伊達正男★1990年:佐伯勇
      ★1991年:中澤良夫★1992年:吉田正男★1994年:廣岡知男★1995年:呉昌征、村上實
      ★1996年:牧野直隆、保坂誠★1997年:山本英一郎★1998年:中尾碩志、井口新次郎
      ★1999年:吉國一郎★2000年:福島慎太郎★2001年:武田孟、長谷川良平
      ★2002年:中澤不二雄、生原昭宏★2003年:松田耕平★2004年:秋山登★2005年:志村正順
      ★2006年:豊田泰光、川島広守★2007年:松永怜一★2008年:故・嶋清一
     表彰者特典
      ●表彰者は、毎年サンヨーオールスターゲーム(2試合開催だが、そのうちの1試合=
       主に関東圏で行われる試合)に招待され、試合を中断して表彰式を開催する。
      ●表彰者には賞金100万円と、野球体育博物館に掲げられるレリーフのレプリカが贈呈される。
    Aアメリカの野球殿堂は1939年に創設され、ニューヨーク州クーパースタウンに野球博物館がある。
    
    本場の大リーグはすごいね。野球殿堂にしても第二次世界大戦が始まった昭和14年、
    つまり私の誕生とともに生まれたのに、戦争に負けたとはいえ、日本はそれから20年後だからね。

薬害C型肝炎集団訴訟(やくがいしーがたかんえんしゅうだんそしょう)
    2002年10月21日、旧ミドリ十字(現三菱ウェルファーマー、ベネシス)などが製造・販売していた
    血液凝固因子製剤(フィブリノゲン製剤などの止血剤)を、出産や手術時の止血剤などとして投与され、
    それが原因でC型肝炎ウィルスに感染した被害者らが、国と三菱ウェルファーマーなどの
    製薬会社を相手として、損害賠償を求めた訴訟のこと。東京と大阪で提起されたが、
    現在、東京・大阪に加えて、仙台・名古屋・福岡でも訴訟が行われている。
     名古屋や仙台など5地域と3高裁で、計172人が国と製薬会社を相手取り、
    総額約106億円の損害賠償を求めている。厚労省によると、薬害を含めた感染者は
    全国で200〜240万人と推計され、うち約50万人が慢性肝炎、肝硬変肝がんに進行した。
    製薬会社は1980年以降に血液製剤を投与された人は約28万人で、
    1万人以上が感染したと推計している。 参 : 薬害肝炎訴訟全国弁護団HP

    国と製薬会社の責任を一部認める、薬害C型肝炎東京訴訟
     止血剤として血液製剤を投与され、C型肝炎ウイルス(HCV)に感染させられたとして、
    患者と感染者21人が国と製造元の三菱ウェルファーマ(旧ミドリ十字)など3社に総額13億5300万円の
    損害賠償を求めた薬害C型肝炎東京訴訟の判決が2007年3月23日、東京地裁であった。
    永野厚郎裁判長は13人について国と製薬会社に計2億5960万円の支払いを命じた。
    患者は1人2200万円、感染者は1人1320万円の損害額が認められた。
薬害エイズ(やくがいえいず) : 1970(昭和45)〜1980(昭和55)年代にかけて、
    主に血友病患者らに対し、加熱処理等でウイルスを不活化しなかったエイズウイルス(HIV)に
    汚染された輸入非加熱血液製剤を治療に使用したことにより、
    厚生労働省によると、1431人が感染、うち590人がこれまでに死亡した事件のこと。
    血友病患者以外の肝臓病の治療に血液製剤を使用された人も感染していた。
    感染を知らされず、家族に感染させてしまった二次感染被害も起きている。
    また、妊婦が出産時に大量出血した場合などにも、血液製剤が使用されていたり、
    それら以外の用途にも血液製剤は使われていた。血液製剤によって感染したかどうか分からずに
    生活していたり、亡くなっている人もいるのではないかと思われる。
    そのため被害者の数は正確に数字で表すことは難しく、約2000人ということが言われてきた。
    HIVに感染した被害者本人の数が約2000人なのであって、家族(遺族)も含めるとその何倍にもなる。
     業務上過失致死罪で起訴された関係者のうち故安部英(あべ・たけし)・元帝京大副学長は、
    一審で無罪となり、検察側が控訴したが2005年に4月25日に病死した。
     松村明仁(まつむら・あきひと)・元厚生省生物製剤課長は、
    起訴事実の一部で無罪が確定し、有罪とされた部分について上告中である。
     製薬会社ミドリ十字(現在の三菱ウェルファーマ)の代表取締役だった松下廉蔵・
    須山忠和・川野武彦が業務上過失致死容疑で逮捕・起訴され、
    2000年に3被告人に実刑判決が出たが、2002年4月に和解した。
    被害者らが損害賠償を求めた民事訴訟は、1996年に国と製薬5社が謝罪し、第1次和解が成立した。
     1996年1月に厚生相(当時)に就任した菅直人氏(現民主党)は厚生省の対応をめぐる
    資料探しを指示し、それまで確認できないとされていた資料が省内から次々に発見されたほか、
    有効な対策を打たなかったことも判明し、同省の対応に批判が集まった。
    参 : エイズ川田龍平公式サイト
やくざ(a gambler:ばくちうち、a gangster:ギャング) : 素行の悪い人。また、役に立たない人。道楽者。
    やくざは、めくりカルタの一種である「三枚」というカブ賭博に由来する。
    「三枚」は、手札3枚の合計が10又は20になると無得点になる。「8・9・3」の組み合わせが、
    20で無得点になるため、無得点になる最悪の手の組み合わせを「ヤクザ(八九三)」と言ったのが
    始まりである。その意味が転じて、役に立たないものや価値のないものを意味するようになり、
    さらに遊び人や博徒など、まともでない者を「ヤクザ」と呼ぶようになった。
    現在はヤクザを暴力団、チンピラをその下っ端の使い走りのようにも使われる。

    ヤクザが素行が悪く役に立たない人のことを言うのなら、
    私も定年後の今となっては世の中に役立つことはしていないし、
    素行も良いとは言えないのでヤクザの一人でしょうか。

薬事法(やくじほう) : 医療及び公衆衛生に使用される医薬品、医薬部外品、化粧品、
    医療器具に関する事項を規制し、それらの品質・有効性・安全性を確保することを目的とした法律。
    1943(昭和18)年に公布され、その後数回改定され、1960(昭和35)年8月10日に
    法律第145号により制定され、施行は1961(昭和36)年2月1日。
    薬事法の最終改正は2005(平成17)年7月26日法律第87号。
    改正薬事法 : 2006年6月に国会で成立し、コンビニエンスストアや家電量販店などでも、
     一般医薬品の販売ができるようになるなど、医薬品販売の規制緩和を中心に改正された法律で、
     2009年6月1日から完全施行された。医薬品には、購入に医師の処方せんが必要な「医療用医薬品」、
     不要な「一般用医薬品」、販売規制のない「医薬部外品」の3種類ある。
     そのうち、一般用は大衆薬と呼ばれ、従来は薬剤師による販売が義務付けられていたが、改正法は、
     風邪薬や鎮痛剤など大衆薬の9割を、新設する「登録販売者」でも販売できるよう規制緩和した。
     この改正薬事法では、2007年4月に厚生労働省が定めた一般医薬品の3分類に基づいて
     一般医薬品を第一類医薬品、第二類医薬品、第三類医薬品の3つに分けられた。
     そのうち、第二類医薬品と第三類医薬品について、薬局・薬店の薬剤師でなくとも、
     実務経験1年以上で、都道府県が実施する試験に合格した「登録販売者」であれば販売することが
     できるようになった。情報提供についても、第一類医薬品では義務があるものの、
     第二類医薬品では、努力義務にとどまり、第三類医薬品では不要である。
     一方、インターネットで注文できた大半の大衆薬は一部を除いて宅配が
     禁止されたことからネット業界は反発し、ネット上で薬や健康用品を販売している
     「ケンコーコム」(東京都港区)と「ウェルネット」(横浜市)は2009年5月25日、
     同法施行規則の取り消しなどを求めて東京地裁に提訴している。
     市販薬は6月から、ビタミン剤など副作用の危険が低い「3類医薬品」以外のネット販売が
     できなくなるが、厚労省はネット業界の反発を受け、同じ薬の継続販売なら2年間に限り認める
     経過措置を決めている。両社は6月以降の販売について「裁判で不当性は主張するが、
     決められたルールには従う」としている。         
一般医薬品の分類(医師の処方せんが不要な大衆薬)
分類 分類内訳 販売薬品 販売資格 情報提供
第一類
医薬品
副作用等により日常生活に
支障を来す程度の健康被害が生ずる
おそれのある一般医薬品のうち、
特に注意が必要なもの 
一部の発毛剤、
H2ブロッカー
入り胃薬など
●薬局・薬店
 の薬剤師
義務がある
第二類
医薬品
副作用等により日常生活に
支障を来す程度の健康被害が生ずる
おそれのある一般医薬品
風邪薬、
解熱・鎮痛剤
など
●薬局・薬店
 の薬剤師
●登録販売者 
努力義務
第三類
医薬品
第一類医薬品、第二類医薬品以外の
一般医薬品
ビタミンC含有
保健薬、整腸薬、
消化薬など
●薬局・薬店
 の薬剤師
●登録販売者
●インターネット
 販売
不要
印は、相談があれば応答義務あり。
屋久島(やくしま) : 鹿児島県南部、佐多岬の南方約70kmの海上にある大隅諸島の一島で、
    鹿児島県熊毛郡屋久島町に属し、近隣の種子島や口永良部島などと共に大隅諸島を形成する。
    鹿児島県の島としては奄美大島に次いで2番目に大きい島(面積504.88km、周囲約130km)で、
    円形に近い五角形をしている。中央には九州の最高峰・宮之浦岳(海抜1935m)がそびえる。
    
    「洋上アルプス」と呼ばれるモッチョム岳を望む、左端の方は耳岳
    
    標高1230mにある樹高19.5m、胸高周囲8.1m、推定樹齢3000年の「紀元杉」
    
    樹高21.5m、胸高周囲8.0m、推定樹齢1800年の「仏陀杉」
    
    千尋(センピロ)の滝
    
    左に見える400m×200mの巨大な1枚の花崗岩が、
    千人が手を広げたほどの大きさがあるということで、「千尋の滝」と名付けられた。

    
    縄文杉
    そのほとんどが山岳地帯で、わずかな平野部に人口約13,600人が住んでいる。
    降水量が多く、高温多湿の温暖な気候を有する島で、屋久杉の原始林があり、林業が盛んである。
    花崗岩(かこうがん)が隆起してできた岩の島なので、土の層が薄く、下を向いて歩くと、
    ところ狭しと木の根が張って地面を陣取り、空を見上げると葉が生い茂り、光を奪い合っている。
    ヤマグルマなどの着生植物は、成長するにつれてを抱きかかえ、
    首を絞めるようにくい込み、やがては絞め枯らしてしまうこともある。
    「縄文杉」は屋久島に自生する屋久杉の中でも最大の大きさ(樹高25.3m、周囲16.4m)の杉で、
    樹齢7200年ともいわれ、根回りは42mにもなる。
    屋久島の杉は千年以上のものを屋久杉、それ以下は小杉と呼ばれる。
    「ウィルソン株」は豊臣秀吉が京都は方広寺の建立の際に切り倒したといわれている屋久杉で、
    切り株の中には水が湧いており、人が何人も入れるほどの空洞がぽっかりと空いている。
    そのほかにも「紀元杉」や「大王杉」、「夫婦杉」「翁杉」「大和杉」など、
    屋久島の人々が畏敬と愛着をもって名づけた屋久杉たちがそびえている。
    「ヤクシカ」は、ニホンジカの中で最も小型で、
    角はニホンジカの4枝に対して3枝になっているのが特徴になっている。
    1993(平成5)年、姫路城・法隆寺・白神山地とともに日本初の世界遺産に選ばれ、
    島の面積の約21%にあたる107.47kmがユネスコの世界自然遺産に登録されている。
    「ヤクタネゴヨウ」は、文字どおり屋久島と種子島だけに分布する日本固有の五葉松である。
    「ガジュツ」は、屋久島などで栽培されるショウガ科の多年草で、紫ウコン・夏ウコンともいう。
    屋久島の神秘は森ばかりではなく、ラムサール条約に登録された永田地区のいなか浜に、
    5月〜7月にかけて絶滅危惧種のアカウミガメ、アオウミガメが上陸し、生まれてから20〜30年、
    太平洋を往復してようやく故郷に戻って産卵し、60日後にはふ化した子ガメが海へと帰っていく。
    島内の温泉
    尾之間温泉(おのあいだ) : 単純硫黄泉。男女別で地元住民は無料の社交場的存在の温泉銭湯で、
     玉石を敷いた浴槽の底から湯が湧き出す。入浴料は300円。
    平内海中温泉(ひらうちかいちゅう) : 単純硫黄泉。脱衣所も岩陰もない混浴の露天風呂で、
     干潮の前後2時間しか入浴できない。足湯や水着、下着での入浴は不可で、
     女性でも水着禁止だがバスタオルは巻ける。入口付近の箱に100円程度の清掃協力金が入湯料。
    湯泊温泉(ゆどまり) : 単純硫黄泉。海岸に掘られた露天風呂で、脱衣所あり、常時入浴可能。
     「浜湯」と呼ばれる、混浴の小さな浴槽が隠れた場所に1つある。100円程度の協力金。
    大浦温泉(おおうら) : 泉質は不明。地元の人の利用が多い。浴室は男女とも(日替わり)で
     4名ぐらいでいっぱいになるという小さな温泉。タオル、石鹸は各自持ち込み。入浴料は300円。
    楠川温泉(くすかわ) : 男女別の小さな湯船。入浴料は300円。
    参 : 屋久島観光協会(HP)
役所改革の日(やくしょかいかくのひ) : 10月6日。1969(昭和44)年のこの日、
    千葉県松戸市役所に「すぐやる課」ができた。当時の松本清市長の発案で設置され、
    「すぐやらなければならないもので、すぐやり得るものは、すぐにやります」をモットーに、
    役所の縦割り行政では対応できない側溝の補修や道路の放置物の処理、蜂の巣の駆除などに、
    すぐ出動してすぐに処理をし、市民の好評を得て現在も続けられている。
    発案した松本清さんはドラッグストア「マツモトキヨシ」の創業者であり経営者である。

    10月6日に「すぐやる課」ができたのは分かるが、誰がいつ推薦し、いつ制定したのだろうか。
    このような改革が全国に広がったことはあまり聞かれない。
    全国レベルで改革されてこそ、真の役所改革ではなかろうか。
    課の名前というより、「最近窓口が良くなった」と言われるようになることも改革の一つでしょう。

薬膳(cooking using Chinese traditional medicines.)やくぜん
    中国で古くから行われてきた食事療法の一つだが、薬膳という言葉は日本で作られた造語で、
    もともとは中国にはなかった言葉である。1980(昭和55)年10月西安の会議の後
    「薬膳」と命名されたので、それ以前の中国の辞書にはない。
    自然観や全体観を背景にした中国医学の理論に基づいて、
    健康保持のために生薬や漢方薬を食事の中に取り入れた料理のこと。
    薬膳では、 病気の治療を目的とする「食療」と、
    病気の予防、健康維持を目的とした「食養」とに区別される。
    中国医学には「未病」(病気になる前に、身体のバランスの崩れを治療する)という考え方があり、
    食べ物の効能を理解して、上手に利用することによって、未病を治して病気を防ぐことが可能となる。
    薬膳には薬膳食、薬膳茶、薬酒などと称して健康を気遣う商品が出ている。 参 : 薬膳料理
薬膳酢 → 
薬膳料理 = 薬膳料理(料理に別掲)
薬草 = 薬草(薬草に別掲)
厄年(a bad year、a critical age)やくどし : @災厄の多い年。年忌み。
    A厄。陰陽道(おんみょうどう)で、災難や事故に遭うことが多いので気をつけるべきだといわれる年齢。
     男は数え年の25・42・61歳。女は19・33・37・(61)歳という。特に男の42(死に)歳と
     女の33(散々)歳を大厄(たいやく)、前後の年を前厄(まえやく)・後厄(あとやく)といい、
     計3年間は慎重に行動するほうが良いとされ、厄除祈願などの厄払いをする習慣がある。
     厄年の早見表は「富岡八幡宮」の「平成18年厄年表」をお勧めします。「門戸厄神」の
     「厄年判定プログラム」を利用すると、生年月日と性別を入力するだけで厄年かどうかが分かる。
役不足(やくぶそく) : @俳優などが与えられた役に満足しないこと。
    A荷が軽い。能力に対して、役目が軽すぎること。(注)荷が重い、力不足のことではない。
薬物指紋(やくぶつしもん) : 人の指紋から犯人を特定できる犯罪捜査手法になぞらえ、
    薬物の不純物や成分量の違いを鑑定し、ルーツ(生産地)を特定する捜査手法をいう。
    多くは覚醒剤の捜査で使用され、日本国内で出まわっている覚醒剤の成分分析を行なうことによって、
    製造された国、あるいは地方を特定する手法であり、薬物のプロファイリングを行えば、
    元素、不純物が1兆分の1の精度で分析され、産地、メーカーが特定できる。
    覚醒剤の原料となるエフェドリンの残留量を測定したり、結晶化させる段階での温度などから
    生産地の特色を掴んで登録し、新規に押収された覚醒剤と照らし合わせて生産地を限定する。
    ちなみに、韓国産の覚醒剤は純度が高くて品質が良く、1980(昭和55)年代前後が
    流入のピークだったが、現在ではより安価なフィリピンや台湾製などの他国産に取って代わられたという。
     覚醒剤捜査のほかで薬物指紋が決め手になった事件に、1998(平成10)に和歌山市で起きた
    カレー毒物混入事件があり、捜査当局は、複数の場所から検出された猛毒の砒素(亜ヒ酸)について、
    含有する微量の不純物から同一性を立証した。原子レベルで物質の性質を分析できる、
    世界でも最高水準の大型放射光施設「スプリング8」(兵庫県)で調べられた。
     中国製冷凍ギョーザによる中毒事件で、日本の警察当局は、薬物指紋による
    不純物の含有量の違いなどから、問題の殺虫剤メタミドホスは日本以外で精製されたとほぼ断定した。
薬物乱用(Drug abuse)やくぶつらんよう : 医薬品を遊びや快感を求めるために本来の医療目的から
    逸脱した用法や用量あるいは目的のもとに使用することや、医療目的にない薬物を
    不正に使用することをいう。使用とは、飲んだり、注射したり、鼻や口から吸入したり、
    皮膚に塗布(鼻の粘膜など)したりして体内に摂取することをいう。
    当然、使用、所持が禁止されている麻薬覚醒剤は、
    医師の指示がなければ一般の人が入手することはできず、
    指示を受けないでこれらの薬物を使用していれば違法となる。
    「スニッフ」とは、乱用者がよく用いる乱用薬物使用方法で、この方法で用いるということは、
    乱用であると考えらける。もともと医療目的の薬物は、治療や検査のために使われるものだが、
    それを遊びや快感を求めるために使用した場合は、たとえ一回使用しただけでも乱用にあたる。
    シンナーやトルエンや接着剤を吸引することも乱用にあたり、
    どちらの場合も正常な体と精神状態を取り戻すのに大変な苦労と努力を必要とする。
    さらに使用者本人のみならず、その家族、兄弟、友人、同僚を失ったり、大きな迷惑と損害を与えてしまう。
    乱用をひきおこしやすい薬物
     ●有機溶剤(シンナー、トルエン、接着剤など)●麻薬(ヘロイン・コカインなど)
     ●大麻(マリファナなど)●覚醒剤(メタンフェタミンなど)
    薬物乱用の害
     ●ヘロイン : の働きを抑制し、一時的に精神的苦痛や不安感がとりのぞくことができる。
              しかし、くりかえし使用しているうちに精神依存や身体依存による禁断症状がでてくる。
     ●大麻 : 一時的に陶酔感や幻覚、感情を不安定にする働きがある。
            乱用をつづけていると、判断力・記憶力・集中力の低下から無感動・無気力になる。
     ●覚醒剤 : 脳を興奮させ眠気をとり、壮快になる作用があるが、
              乱用をつづけていると幻覚や妄想がおき、
              発作的に他人に危害をくわえたり自殺したりすることもある。
     ●有機溶剤: 脳細胞を破壊し体内のホルモンを乱し骨はボロボロになり
              気が付いたら廃人寸前ということも多い。    
主な薬物とその作用など
  摂取法 作用 弊害
覚醒剤 ・水に溶いて注射
・あぶって気化させ吸引
・気分の高揚
・幻覚・幻聴など
・強い依存性
・幻覚・幻視・妄想の
 常態化など
大麻  ・乾燥した葉などを
 たばことして吸引 
・幸せな気分
・聴覚が鋭くなる感覚など
・幻覚や妄想の常態化
・無感動・無気力など 
MDMA
エクスタシー
・錠剤を飲む  ・幸せな気分
・見ているものがゆがむ
 視覚の変化など 
・依存性
・幻覚や妄想など 
    麻薬・大麻・覚せい剤・睡眠薬についての法律
     ●大麻取締法●毒物及び劇物取締法●覚せい剤取締法●麻薬及び向精神剤取締法●あへん法
     脳を刺激して快感を起こし弊害がある違法な薬物は200種類近くある。
     そのうち覚醒剤と大麻、アヘンはそれぞれ別の法律で規制され、
     他は、麻薬及び向精神剤取締法で使用や所持が禁じられている。
     検挙が最も多いのが覚醒剤で、2007年は1万2211人が検挙され、
     薬物犯罪の8割を占める。使用者は60万人とも言われる。
    参 : ダルク
(a tower)やぐら : @「矢倉」とも書き、非常に際し矢で応戦する建物のことで、
     や館の門の上、あるいは敷地内に設けた物見・防戦のための高楼をいう。
     門の上に設けるものと塁上に設けるものとがあり、前者の門を櫓門または楼門ともいった。
     櫓は通常、方位を冠して巽(たつみ)櫓・艮(うしとら)櫓などと称され、
     また用途などによって物見櫓・月見櫓・太鼓櫓などもあった。
     近世の城郭では通常二層櫓で、大きな城では三層櫓が用いられた。
     一層から四層の塗込造りの建物もあり、城内の要所、城壁や城門の上に設けられた。
    A木材などを高く組み上げて造った構造物。(例)火の見櫓。
    B歌舞伎・人形浄瑠璃・相撲・見世物などの興行場の入り口に高く組み上げた構築物。
     江戸時代には官許の興行権の証であった。
    Cこたつの、木で組んだ枠。中に熱源を置き、布団を支える。(例)櫓炬燵(やぐらごたつ)
    D大型和船の上部構造物の総称。本来、戦国時代に発達した軍船の上部構造物のことだったが、
     江戸時代では商船の上部構造物をも同様に呼んだ。
    E「櫓投げ」の略。相撲で、相手を十分に引きつけて、相手の一方の内股を自分の腿(もも)
     のせるようにして、つりぎみに振り回しながら投げる技。上手櫓投げ、下手櫓投げがある。
    F「櫓囲い(やぐらがこい)」の略。将棋の駒組の一つ。居飛車にして金・銀などで王を囲むもの。
     金銀の駒数や配置により、金櫓・銀櫓などがある。
    G矢など、武器を納めておく倉。また、物品を収納する倉庫のことで、櫓の原義とされる。
夜景(a night view)やけい : 夜の景色。夜の眺め。
    夜の都市景観で月明かりなどの自然光源によるものではなく、人工光源による景観である。
    とりわけ、建築物から漏れ出る光・サーチライト・広告照明などが、
    視野中に密集して見える景観を指して「夜景」ということが多い。(例)百万ドルの夜景。
    世界三大夜景 : ★ナポリ(イタリア)★函館市(日本)★香港(中国)
    日本三大夜景 : ★函館山から見る函館市の夜景
     ★六甲山(摩耶山)・掬星台から見る神戸市の夜景★稲佐山から見る長崎市の夜景    
日本一の行きたい夜景スポット    
順位 場所(都道府県) 回答数(人)
函館山(北海道)  11308
六甲ガーデンテラス(兵庫)  3660
東京タワー(東京)  3603
六本木ヒルズ・東京シティビュー(東京) 2182
レインボーブリッジ(東京)  2016
摩耶山・掬星台(きくせいだい)(兵庫)  1970
横浜ランドマークタワー(神奈川) 1841
小樽運河(北海道)  1430
稲佐山(長崎)  1293
10 神戸ポートタワー(兵庫)  1234
2008.9.3掲載、朝日新聞「アスパラクラブ」
会員によるアンケート
夜景評論家・丸々もとおさんと編集部で候補地を選択
    参 : 函館山ロープウェイ株式会社(HP)、高画質壁紙写真集無料壁紙(HP)、
        神戸観光壁紙写真集(HP)
焼け石に水(やけいしにみず) : 熱く焼けた石に少しばかりの水をかけても冷えないように、
    少しの量や苦労では、何の役にもたたないこと。わずかな助けや努力では、効果が上がらないこと。
    【類語】●杯水車薪二階から目薬
火傷(a burn、a scald:熱湯の)やけど、かしょう : 熱傷ともいい、
     熱によるほか、薬品・アルカリや酸などの化学物質、放射線が原因で皮膚が損傷することをいう。
     通常は皮膚に症状が出るが、火傷の範囲や深さによって症状は異なり、
     損傷面の広さ・深さにより4段階に分類される。
     皮膚は表皮、真皮、皮下脂肪の3層に分けられ、表皮のレベルのやけどをT度熱傷、
     真皮のレベルのやけどをU度熱傷、皮下脂肪に及ぶやけどをV度熱傷という。
     火傷の範囲が広くなると、火傷した部分だけではなく全身に「やけど」が元での症状が出ることもある。
     火傷の状態がひどい・処置方法が適切でなかったなどの場合は、
     治っても火傷跡が肌にくっきりと残ってしまうこともあるので、
     「やけど」を負った部分のケアをきちんとする必要がある。
     火傷の種類
      通常火傷 : 一般的に「やけど」というと、熱湯や火、蒸気などの熱によるケガのことをいう。
       人の肌は45℃以上の熱に触れることによって、皮膚内の組織が破壊され、「やけど」となる。
      化学火傷 : 強力な酸やアルカリなどの成分の化学薬品が肌に触れても火傷を起こす。
       普段の生活をしていると、化学薬品が原因での火傷にはあまり縁がないようにも感じるが、
       家庭で使う漂白剤やサビ落とし剤、強力な洗浄剤を間違って使うと
       化学火傷というタイプの「やけど」を負うこともある。
      電気火傷 : 別名「電撃傷」ともいい、電流が流れることによって出る熱が原因で、火傷になる。
       通常の「やけど」と違って、電気熱傷になると肌の火傷以外にも体内部でも不整脈や筋肉の損傷、
       細胞の壊死などの可能性もあるため、すぐに病院に行く必要がある。
      放射線火傷 : 放射線を浴びることによりおこり、症状は通常の「やけど」に似ている。
       放射線は肌の表面だけでなく、肌の内部にまで入ってしまうため、火傷が深くなってしまうこともある。
       日焼けも放射線による火傷の一種で、「日焼けくらい…」と思うかもしれないが、
       ひどくなると「やけど」の症状がはっきりと肌に出るので、注意が必要である。
      気道火傷 : 高温の蒸気や空気、ススを吸い込んでしまった場合、
       気管や気道も火傷してしまうことがある。このタイプの火傷は、気道内部が腫れてしまい
       呼吸ができなくなることがある。しかも、気道が「やけど」してしまっても外見ではよくわからないために
       処置が遅れてしまうことがある。気道火傷になっているかどうかは、
       口や鼻の中にススがついていないかで予測することができる。
      低温火傷 : 高温の熱などでケガをするのではなく、手で触れられるほどの熱に長時間
       接していると起こる「やけど」である。通常は45℃以上の熱で人は火傷をするが、
       44℃以下の熱でも6時間以上同じ場所に触れ続けていても低温火傷になってしまう。
       70℃の熱に直接触れると1秒ぐらいでやけどする。それが50℃になると、
       やけどするまで1、2分はかかる。さらに47℃まで下がっても、約15分でやけどが生じる。
       着衣の上からでも、40℃台半ばから50℃くらいの熱に長時間接することによって、
       低温やけどが起こる。低温火傷は、ジワジワと「やけど」してしまうので、
       深い「やけど」になることが多いので注意が必要である。
       湯たんぽや電気毛布などの暖房器具でなりやすいことから、
       赤ちゃんや体の不自由なお年寄りのいる家庭では、特に注意が必要でである。
       このほかお年寄りで注意したいのが入浴で、まひや糖尿病などで知覚が鈍くなっている人は、
       浴槽で追い炊きしながら長く入っているうちに低温やけどを起こすこともある。
       低温やけどの症状は、通常のやけどと変わりないが、低い温度に長時間接することによって、
       見かけよりも組織の損傷が強いので、ひどい場合は、
       全身の状態が悪くなって、生命にかかわることがある。
     症状 :  T度熱傷では、赤み(紅斑)、U度熱傷では水ぶくれ(水疱:すいほう)、
      V度熱傷では壊死(えし)がみられる。痛みはT度、U度で強く、V度ではむしろ痛みを感じなくなる。
      全身症状として、受傷面積が10%以上の場合はショックの危険があり、全身管理が必要である。
      また、合併症として、感染による症状、ストレスによる胃潰瘍(カーリング潰瘍)、
      さらに重症例では、体液喪失による血液循環の障害などのため腎臓などいろいろな臓器の障害も生じ、
      範囲が体表面積の30%以上に及ぶと生命に危険が生じる。
     診断 : 診断上重要なのは、深さの判定と、さらに受傷面積を加味した重症度の判定である。
      深さの判定として、まず表皮レベルであるI度は痛みのある赤みだけ、
      皮下組織に及ぶV度は痛みがなく一見乾燥した白色〜黒色の壊死または深い潰瘍という症状から
      判定は比較的容易で、真皮レベルであるU度も、水ぶくれおよびそれが破れたびらん潰瘍などから、
      U度という判定自体はとくに難しくはない。しかし、実は深さの判定で最も重要なのは、
      U度の中で浅いU度か深いU度かを見極めることで、浅いU度は、
      化膿しないように清潔と保護を心がければ2週間以内に瘢痕(はんこん)を残さないで治る。
      ただし、しばらくの間あとに色がついたり抜けたりすることはある。
      それに対して、深いU度では治るまでに1カ月以上かかり、しかもあとに傷跡(瘢痕)を残すため、
      範囲が広い場合は植皮という皮膚を植える手術が必要になる。
      浅いU度で瘢痕にならずに治るのは、真皮の下にまである毛の細胞が壊れずに残っているために、
      これらの細胞が増えて表皮の細胞となり早く表面を覆ってくれるからであり、
      浅いU度、深いU度を分けることは手術が必要かどうかという治療方針に直結するために重要となる。
      では、浅いU度と深いU度の見分け方は、水ぶくれがつぶれたあと、深いU度は、
      皮膚が白っぽい、毛が容易に抜ける、針で刺した時、痛みが鈍いといった特徴から判断する。
      重症度の判定は、深さと受傷面積から算定する。
      受傷面積は9の法則(各部位の体表面積に対するパーセントは、顔・頭9%、腕9%×2(両側)、
      脚18×2(両側)、体幹18%×2(前後)、陰部1%)を参考にして計算する。
    A危険なことにかかわって、ひどい目にあうこと。
ヤコブ病 = ヤコブ病(医療関連に別掲)
野菜工場(やさいこうじょう) : 「植物工場」ともいい、屋内で温度や湿度、光量などを最適な状態に
    コンピューターで制御して野菜を栽培する施設のこと。野菜を、閉鎖された空間で、
    人工的に製造することによって、相場の変動のリスクをなくすことが出来、
    四季を通じて一定の価格で安定した供給ができる。閉鎖(外界との遮断)されているので、
    バクテリアの管理がやりやすく、無農薬、有機栽培、オーガニックへの対応もできる。
    また、安全性の高い生産や土地の有効利用などが可能となり、
    収穫後、洗わずに直接食べることができる野菜の生産もできる。
    トマト・イチゴ・葉物を主に栽培している。
野菜の日(やさいのひ) : 「や(8)さ(3)い(1)」の語呂合わせで、8月31日。
    全国青果物商業協同組合連合会をはじめ9団体の関係組合が1983(昭和58)年に制定した記念日で、
    栄養たっぷりな野菜を再認識いてもらうとともに、野菜のPRを目的にしている。
     野菜を売る店は「八百屋」だが、江戸時代は品揃えが多いという意味で乾物屋や魚屋も
    「八百屋」と呼ばれていた。野菜については、「青物屋」が「青屋」にかわり、
    野菜の種類が多いことから「八百屋」と定着したようである。
    野菜のことわざに「三里四方の野菜を食べろ」とある。三里四方(約12km以内)で
    とれた野菜を食べていれば、健康で長生きができるという意味で、最近注目の「フードマイレージ」も、
    なるべく近くで採れた食料を食べ、輸送エネルギーを低減させるというもの。
     日本で売り上げ一番の野菜は「トマト」で、二位がきゅうり、三位がねぎである。
    ビタミンミネラルの多い野菜を食べて、夏の暑さで疲れた身体を元気にしましょう。
八坂神社 = 八坂神社(宗教関連に別掲)
野次(heckling、disturbind、a catcall)やじ : 弥次。@やじること。また、その言葉。(例)下品な野次。
     国会でのヤジ規制
     ●演説妨害の禁止(衆院規則216条)で、
      「議事中はみだりに発言し、または騒いで他人の演説を妨げてはならない」とある。
     ●衆院議運委員長の各党への要請(2001年1月18日)
      議事中はみだりに発言し、または騒いで他人の演説を妨げてはならないことを順守する。
      また、議事の妨害になるヤジは控える(松浪健四郎氏の水かけ事件を受けて)。
     ●国家基本政策委員会両院合同幹事会の合意(2009年6月11日)
      総理と野党党首が静謐(せいひつ)な環境のもと討議を行われるよう、不規則発言等、
      議事の妨げになるような言動は、厳に慎まなければならない(5月27日の党首討論を受けて)。
     いずれにいても、退席命令や期日を定めた登院停止命令などの罰則規定がないのだから、
     単なるお題目にすぎない。だからいまだに言い放題なのである。
     松浪議員の場合は、ヤジった議員をめがけて壇上からコップの水をかけたことによって、
     25日間の登院停止処分を受けたのであって、ヤジによる処分ではなかった。
     英国での党首討論は、与党は「その通り(ヒア:hear)」、
     野党は「ちゃんと答えろ(アンサー:answer)」と言うのがお決まりとされ、日本も見習うべきだ!


     ヤジ議員の姿、テレビ放映を
     (2009.6.2、朝日新聞「声」より、神戸市東灘区の北山 健一郎さん(75歳)の投稿文紹介)
      日本の針路、今後の政局を左右する二大政党の党首討論をテレビで見た。
     際だったのは討論の内容より、委員長や党首自身の再三の制止にもかかわらずひどかったヤジである。
     聞く耳を持たぬヤジ議員のお粗末さ。ヤジによる議事妨害の弊害は今更言うまでもないであろうに。
      私の個人的印象で言うなら、議員の本意から出たヤジというより、
     誰かに扇動されて発している大声のように思われた。
     気のきいたヤジではなく、ワイワイガヤガヤと何人もがひたすら大声をあげているのだ。
     戦後60余年。議会制民主主義の未熟さを思い知らされるばかりであった。
      口頭で注意しても効果がなければ、具体的な対抗手段をたてなければならない。
     「言う」だけでは風呂屋の釜だ。そこで提案したい。NHKは両党首を映すだけではなく、
     座席の議員も放映してはどうか。しつこくヤジをくり返すお粗末議員の顔をテレビに映すのだ。
     ヤジ議員の顔が選挙区の有権者の頭にしっかり焼き付き、
     選挙の結果がどうなるかははっきりしているであろう。
      党首討論の場合は、党首個人の政策や見解を出し合うことが目的なので、
     他の国会議員を同席させることはないと思う。メモを見て話すのではなく、
     党首の本音が聞ける場であり、時間の制限もあることから、貴重な時間がヤジで費やされなくてすむ。
     しかし、北山さんの提案のようにヤジっている議員を放映する方法もあるが、
     同時のヤジがあまりにも多いのでカメラ不足となり、不公平感があると思う。
     したがって、本国会の場合は全員にヘッドセットなどを装着させて個人ごとにヤジを録音し、
     内容や回数を国民に報告する方法でもとらないと、幼稚な議員のヤジはなくならないでしょう。

     ひどかった党首討論とヤジ
     (2009.6.4、朝日新聞「声」より、岐阜県大垣市の吉村 誠さん(67歳)の投稿文紹介)
      自民党と民主党の党首討論を、興味を持ってテレビを見た。
     鳩山代表が、政府の危機管理能力や情報公開、政治資金問題などについて、
     国民の大半が疑問に思っている事柄を冷静に問いただしたのに対し、
     麻生首相は、百年に一度の経済危機を理由に、国民が納得できる説明はなかった。
      特に気になったのは、この国をどのような国にするかの理念を聞かれてもまともに答えず、
     鳩山氏の友愛の政治理念を非現実的としてちゃかすような態度、
     小沢氏の秘書逮捕問題が国民の最大関心事であるかのような論は、国民の理解を得られないと思う。
      この党首討論を見て、やはり早急に政権交代が必要との感を強くした。
     民主党の運営に不安を残すとは思うが、半世紀にわたる独裁政権に
     この国のかじ取りを任せるよりは、はるかに希望がもてる気がする。
      麻生首相には、誠意や謙虚さ、優しさ、思いやりといったものは一切感じられない。
     特にひどかった自民党議員のヤジ。どちらも自民党政権の終焉を象徴していた。
      小沢氏の秘書逮捕問題というより、金額は少ないとはいえ同じことをしていた
     自民党議員の逮捕がなぜないかの方に、国民の関心事があると思う。

     「ヤジは国会の華」ではない
     (2009.11.21、朝日新聞「声」より、北九州市八幡東区の篠原 弘志さん(72歳)の投稿文紹介)
      「『小沢小学校』の5原則」(10日・政治面)を読み、愕然(がくぜん)とした。
     レベルの低い内容に目を疑った。この程度の政治家に一票を投じたことが恥ずかしい。
      5原則の中でも「ヤジは国会の華。禁止しない」に、疑問を感じる。
     衆参の本会議や予算委員会などで、品のないヤジが飛び交う。
     テレビ放映の場合、ヤジに加え憎しみに満ちたような顔が映し出される。
     常々、国会中継は子どもたちには見せられないと思っている。
      最高の機関の場に飛び交う低俗なヤジ、居眠り、談笑など、小中学校の討論会でも
     このような姿はないと思う。民主党は本当に「ヤジは国会の華」と思っているのか。
     国会議員は国民の代表として、真剣に討議して欲しい。
      衆院規則216条での演説妨害の禁止など、国会でのヤジ規制があるにもかかわらず、
     小沢5原則の中での「ヤジは禁止しない」はないだろう。直ちに削除すべきだ!

    A「野次馬」の略。
野次馬(a rabble、a crowd、a mob)やじうま : 弥次馬。
    @老いた牡の馬。または、暴れ馬。馴らしにくい馬。
    A火事・事故や騒ぎなどに物見高く集まる者のこと。
     自分には直接関係がないのに、あれこれと口を出す者のこと。
     他人の尻馬に乗って無責任に騒ぎ立てたりする者のこと。
     (例)野次を飛ばす。大声でやじる。盛んにやじる。
椰子蟹(ヤシガニ) : マッカンガニ。マッコン。甲長約13cm、体重が2キログラム以上に達する
    オカヤドカリ科の大型の甲殻類で、カニと言う名を持つが宿を借りないヤドカリの仲間である。
    陸生のヤドカリだが腹部を貝殻に入れない。
    全身紫褐色で、幼生は海で育つが、成体は空気呼吸のできる鰓室(さいしつ)をもち、
    夜行性でココヤシやタコノキの実を好んで食べ、海岸近くに穴居している。
    沖縄県の与論島以南のインド洋や南太平洋など亜熱帯から熱帯域に広く分布し、
    八重山での産卵期は6月〜10月である。蒸し焼きにすると美味く、住民や観光客の食材として
    世界的に乱獲され、個体数が減少し、南太平洋のバヌアツ共和国では絶滅の危機にひんしている。

    国(環境省)のレッドリストの絶滅危惧(きぐ)種U類に指定されているヤシガニが、
    沖縄県竹富町の鳩間島(はとまじま)で大型個体がほとんど消滅している可能性が高いことが
    石垣市の独立行政法人水産総合研究センター西海区水産研究所石垣支所(中村好和支所長)
    八重山栽培技術開発センターの2005年3月から月に1回程度の調査で判明した。
    ヤシガニの本格的な生息調査は国内初で、同センターの與世田兼三室長は「島外消費の食用として
    乱獲されている可能性が高い。このままだと絶滅の危険性が高い」と警鐘を鳴らしている。
    ヤシガニは八重山、宮古島市や沖縄本島の飲食店で珍味として提供されている。
    八重山ではヤシガニみそなどのメニューを出す居酒屋に好んで足を運ぶ観光客も多い。
    捕獲されたヤシガニは東京など県外に出荷されることもあるという。
    環境省野生生物課は「データを評価して絶滅危惧種のリストに入れているが、
    食用などで捕獲することへの法的規制はない」と説明。「今後は必要に応じて種の保存のための
    施策も検討するが、現段階では特に対応策は講じていない」としている。
靖国神社 = 靖国神社(宗教関連に別掲)
安物買いの銭失い(やすものがいのぜにうしない) : 安物は品質が悪く長持ちがしないので、
    買い直さなくてはならず、却(かえ)って高いものに付く。【類語】●安き物は銭失い●安物の銭失い
    ●Cheap bargains are dear.(安い買い物は高く付く)
野生動物の駆除(やせいどうぶつのくじょ) : 野生動物が人里周辺の環境に慣れ、
    個体数が増え過ぎた結果、被害等が発生した場合に、狩猟・駆除するには
     @国や都道府県が定める狩猟期の狩猟、
     A農林業被害をもたらす有害鳥獣について地元が都道府県知事の
      許可(有害鳥獣捕獲に係る許可)を得て進める駆除、がある。
    屋久島の希少植物のシカ食害の例では、Aについて屋久島町などで協議し、
    鹿児島県に相談することになるという。
    有害鳥獣の捕獲は、原則として十分な被害防除対策を講じてもなお、
    被害等が防止できないと認められるときに限り許可されることになっている。
    また、狩猟免許を有する人しか捕獲ができないので、被害発生時には市町村やJA等に相談しましょう。
     環境、農水省などによると、野生動物の2002年の捕獲数は10年前に比べてイノシシが5倍、
    ニホンジカ3倍、ニホンザル2倍にも増えている。農林業への被害は約200億円でほぼ横ばいだが、
    特に過疎地域では被害が深刻という。営農が難しくなって離農・過疎が進み、
    動物の生息地域が増える「悪循環」に陥る恐れがあるとされる。
    参 : 鳥獣捕獲許可に係るホームページ野生動物への餌付け防止について(HP)、
    鳥獣保護法鳥獣被害防止特別措置法(法律)

    野生動物による被害が地方で頻発していますが、駆除しようとすると、
    必ず「人間の都合で殺すのは可哀想だ」「人間の都合による自然破壊だ」という声が出てきます。
    地方では野性動物の被害にあっても、我慢して暮らせばいいのですか?などの質問や、
    動物学者や自然保護団体、動物愛護団体等は、植林による人工林の増加により、
    野生動物の食糧となる団栗や栗のなる樹木を人間が減らしたうえに、
    更に無軌道な開発により、野生動物の生活領域を狭めたために、
    野生動物が人の住む近くまで餌を求めて出て来るのであると、
    人間側にのみ非があるように主張しますが、この主張には賛成しかねます。
    などの野生動物の被害に関する投げかけがネットで多く見かけられる。
    続いて一部を紹介すると、昔は、熊、猪、鹿,猿等の野生動物は、当たり前の狩猟対象動物でした。
    従ってこれらの動物は、人間に近づけば捕獲されたり殺されたりするのが当たり前で、
    その恐怖が遺伝子に組み込まれ、人間に近づかないと言う警戒心が自然に植えつけられて来ました。
     ところが最近は、動物学者や自然保護団体、動物愛護団体等の強力な主張により、
    法律の規制が設けられ、熊、猪、鹿,猿等の野生動物の狩猟が極端に制限されてしまいました。
    そのため人を怖がらない遺伝子を持った野生動物が増えて来て、
    人や農作物に対する被害が激増しているのだと思います。
     日光の猿に至っては人を怖がらないどころか、人間を侮るような様相さえ見せています。
    人間と野生動物が良好な関係を保ち、共存して行くにはどうしたら良いでしょうか。
     それにはただ一つの方法しかありません。人間に対する恐怖心を野生動物に植え付けることです。
    人の生活領域に近づいた野生動物は、徹底的に駆除すべきです。
    そのために人の生活領域に近づいた野生動物の狩猟を認め、
    その代わり人の生活領域から離れた領域では野生動物が安全に生存出来るように保護するのです。
     人の生活領域に近づいて捕獲された野生動物を放つなどの
    愚かなことを決してすべきではないと思います。とある。
     私も人の居住地域に出没して被害をおよぼす野生動物は駆除すべきだと思う。
    捕獲後に山に放しても、簡単に食糧を確保できることの味をしめたことから、同じことの繰り返しだと思う。
    特に外来生物については完全駆除し、不法に持ち込んだり野外に放ったりした者の
    罰則・罰金の強化をし、数年の懲役刑を科すべきである。

痩せ馬の道急ぎ(やせうまのみちいそぎ) : @無能な者ほど功名を急ぎ、その結果失敗するものである。
     また、競走などで、最初だけ先行するが、やがて息切れして追い越されてしまうこと。
    A心ばかり焦(あせ)って、ものごとが捗(はかど)らないことの喩(たと)え。
屋台(a stall)やたい : @屋台店(やたいみせ)のこと。 参 : ネオ屋台
    A小さな家の形をした台で、中に御神体をまつり、移動できるようにしたもの。
     祭礼の曳き物としても用いる。
    B舞台装置の一種。建物に見せるもので、その上で人が立居できるようにしてあるものをいう。
    C家。特に、小さくて粗末な家。
    D祭礼の時に、踊りなどをする台。踊り屋台。
矢立(an inkhom)やたて : @矢を入れる容器。箙(えびら)・胡(やなぐい)など。
    A「矢立ての硯」の略。
    B携帯用の筆記道具の一種で、硯(すずり)と筆を一つの容器に収めたもの。
     筆を入れる筒の先に墨壺(すみつぼ)をつけたもので、帯に挟む。
     筆記用具硯の水がこぼれないように「もぐさ」などに墨水をしみ込ませているのが特徴である。
     矢立は「えびらの矢立」として文献には鎌倉時代からみえているが、江戸時代に墨壺が丸く大きくなり、
     腰にさして歩くのに便利になった。矢立の材料には黄銅、赤銅、陶器などがあるが、
     明治時代になって万年筆が輸入され、それが普及するにつれて一般には利用されなくなった。
家賃保証(やちんほしょう) : 家賃保証サービス。家賃保証システム。家賃保証ビジネス。家賃保証会社。
    一般的に賃貸住居に入居する際には、家賃滞納などに備えた連帯保証人を求められる。
    家賃保証ビジネスは、様々な事情で親戚や知人などの連帯保証人を頼みにくい入居者から
    企業や機関などの保証会社が一定の保証料を受け取って連帯保証人となり、
    入居者が家賃を延滞した場合、入居者に代わり保証会社が宅建業者・管理会社の
    指定口座に未払い家賃の立替払いを行うシステムで、不動産管理会社が仲介するケースが大半である。
    立て替え分は後で回収する。滞納が続くと、明け渡し請求手続きを代行することもある。
    知人・親戚・上司などに、面倒な連帯保証人の手続き(賃貸借契約・印鑑証明・給与証明等の提出)を
    依頼するなどの問題や煩わしさがなく、スムーズに部屋探しをしたい入居者と、
    安心して家賃収納を行いたい管理会社にとってメリットの多い保証制度で、
    気に入った部屋があれば、すぐご契約・入居ができる。
     国土交通省によると、家賃保証会社は2009年8月で全国で約70社あり、
    民間賃貸契約の約4割にかかわっているとのデータもある。
    民間信用調査会社の調べでは把握できる29社の売り上げは2008年は約218億円。
    
    滞納家賃保証などを行うリプラスが破産
     賃貸住宅の滞納家賃保証サービス事業などを行うリプラスは2008年9月24日、
    東京地方裁判所に破産手続き開始の申し立てを行った。負債総額は325億7057万992円。
     同社は、2002年9月の設立。賃貸住宅に関する滞納家賃の保証サービス事業のほか、
    不動産私募ファンドのアセットマネジメント事業(不動産私募ファンド事業)、
    REIT事業(不動産投資法人の運用事業)を中核に据え、事業を行っていた。
     しかし、米国におけるサブプライムローン問題により、ファンドの活動が不活性化し、
    想定していたフィーが大幅に低下。9月に入り、運転資金の確保が不可能となり、
    支払不能に陥ったため、事業継続を断念した。
    リプラスの標準的な保証料は、契約時に家賃の半額、翌年以降は毎年1万円ずつであった。
    家賃滞納情報を一括管理、ブラックリストに<保証業界>
     賃貸住宅入居者の連帯保証を請け負っている家賃保証会社が共同で、
    滞納者らの信用情報の一括管理に乗り出す。情報のデータベース(DB)化を進める社団法人を
    2009年8月末に設立する。家賃滞納者のブラックリストをつくり、滞納常習者を締め出す。
    家賃を一度でも滞納してリストに載ってしまえば、その後の住まい探しが困難になる恐れがある。
     DB化は、家賃保証会社約40社でつくる「賃貸保証制度協議会」が19日にも方針を決め、
    31日までに「全国賃貸保証業協会」を発足させる。当初は家賃保証会社15社前後の参加を見込む。
    上部組織で、賃貸住宅管理者ら約1100社が加盟する「日本賃貸住宅管理協会(日管協)」も
    信用情報を共有する構想もある。実現すれば、
    約1260万戸の民間賃貸市場の4分の1をカバーしたDBができる。
     会員となる会社は、保証している入居者の滞納額など家賃支払い状況を登録。
    当初参加する15社の新規契約は年約120万件を想定。滞納の発生率は1割前後とされるため、
    年12万件の滞納情報が蓄積される見込みだ。
     保証会社が今後契約する分が対象で、入居者の同意を得て登録する。更新契約も対象になる。
    ただ、立場の弱い入居者が契約時に登録を拒むことは実際は難しいとみられる。
    明け渡し訴訟の情報は過去のデータも記録される。
八つ頭(a taro)やつがしら : インドを含む東南アジア原産のサトイモ科・里芋の一種で、
    山に自生する山芋(自然薯)に対して里で栽培されることからこの名前が付いたとされる。
    日本には中国南部を経て、縄文時代中期に渡来した。八つ頭は、親芋のみを食べる親芋用種で、
    7〜9個ほどに分球したものが1つになるために、この名がある。
    調理は、でんぷん質に富んで大変おいしく上等の煮物に用いられる。旬は冬。[季語]秋−植物。
    栽培 : 植えてから収穫するまで約4カ月かかり、すくすくと育てるためには、土作りが大切で、
     耕土が深く、排水の良いところで、灌水のできるところか良い。
     連作すると生育が悪くなるので、できれば最低3年間は同じ場所で作らない。
     定植1カ月前には、堆肥として牛フン堆肥をたくさん施しておくが、ない場合はジョアソイルでもよい。
     同時に苦土石灰、ようりんを施す。元肥(IBS1号または鶏糞など)は、肥料が作物に
     吸収しやすい状態になるまでに時間がかかるので、植え付ける1週間前には施しておく。
     うね間は75cmとし、耕土の浅い水田では75cm以上あけ、広くとる。水田では、
     あらかじめ高うねにして排水をよくし、大雨が降ってもイモが水につからないようにしておく。
     種芋は大きさ40〜100gのもので腐りのない芋を1aあたり30〜50kg程度準備し、
     小さい芋は2〜3個寄せ植えする。大きい芋と小さい芋ではくきの伸びが違ってくる。
     生育の差ができると、後の管理や収穫の時に困るのでうねで分けて植える。
     定植時期は3月中〜下旬で、本葉展開前で芽の長さが4〜5cmのものを植え付け、
     株間30cmとし、地上に芽が出る程度埋める。
     うね間75cm、株間30cmで1aあたり444株植えられる。 参 : 保存方法芋茎
ヤトロファ(Jatropha)ジャトロファ : 学名は「Jatropha curcus(ヤトロファ・クルカス)」。
    和名はタイワンアブラギリ(台湾油桐)またはナンヨウアブラギリ(南洋油桐)。
    中南米原産でトウダイグサ科、ハズ亜科の多年・落葉・低木の非食用植物で、
    古くから石鹸やロウソクの原料とされ、観葉植物としても販売されている。
    種に油分を豊富に含み、1つの種子(約600mg)から180〜240mg(30〜40%)程度の
    油が採取できる。しかも痩せた土地でも簡単に栽培できること、
    非食用(有毒性で食用とはならない)で、穀物との競合や森林伐採などが起こりにくい利点もあり、
    バイオディーゼル燃料(Bio Diesel Fuel:BDF)として注目されるようになった。
    現在、ベトナムやフィリピン、インドネシアなどを中心に、
    国内外でヤトロファの栽培に取り組む動きが盛んになっている。
     ヤトロファは他の森林と同じく、地球温暖化問題において二酸化炭素吸収源(貯・庫)としての
    重要な役割を担っている。ヤトロファの木は一本当たり8kgの二酸化炭素(CO)を吸収することとなり、
    京都議定書12カ条(クリーン開発メカニズム)に基づく排出削減量(クレジット)に加算される。
    ヤトロファが持つ3つの利点
    @ヤトロファの種には毒性があり「非食用」である点で、この特性を利用して農地の防護柵として
     利用されるぐらいである。このため食糧との競合が起こらず、食糧高騰などの副作用を起こしにくい。
    A「痩せた土地でも育つ」点で、この樹木は水が少なかったり、砂や塩などがあったり、
     そもそも栄養素が足りないような土地でも育つ。これは従来的な農地との競合が起きないことを意味し、
     他の作物を押しのけてその作物の生産量を減らしたり、
     森林を伐採して農地を作るようなことが起こりにくい。
    B増殖は挿し木で可能で簡単に栽培できて育てやすいこと」にあり、
     一度植えると3〜5年で開花が最大となり、その後30〜50年は種を作り続ける。
     また毒性もあるため虫に食い荒らされることもない。このため農業技術が未成熟な地域においても、
     比較的安い初期投資で生産を手掛けることができる。
    冬には落葉し、寒さを嫌うので、室内で水はあまりやらなくても生きのびる耐性の強い木であり、
    茎を折ってストローの様にすると、白い樹液が出る。
    これを吹くとシャボン玉が出来ることから、シャボン玉の木としても、メディアで一躍脚光を浴びた。
    ただし、シャボン玉を楽しむ際は、樹液の原液なので、かぶれる場合もあり注意が必要である。
    参 : バイオ燃料
柳井(やない) : 山口県南東部、瀬戸内海に臨み、古くから商都として栄え、
    近世以後、製塩や伝統の織物の柳井縞(じま)を産し、近年は化学・機械工業が立地している。
    瀬戸内海に面した港町で海上交通の要衝(ようしょう)として重要視され、
    室町時代には中国・明との勘合貿易の拠点となり、瀬戸内海交易の主要港として栄えた。
    江戸時代には岩国吉川家(岩国藩)の領地として、「御納戸(おなんど)」と呼ばれるほど繁盛し、
    明治維新後も商業都市として発展した。明治以降は周防大島から渡ったハワイ移民が多い関係で、
    外国為替業務が盛んだった。町並みは、室町時代の港町の町割りがそのまま残っていて、
    江戸時代にかけての繁栄ぶりが分かる古市・金屋地区の「白壁の町並み」は、
    国の重要伝統的建造物群保存地区になっている。
    町家は1768(明和5)年の大火の後に建てられたもので、
    間口が狭く奥行きが深く、白壁が多く見られ、格子窓が美しい。
    なかでも、土蔵造入母屋造の国森家住宅は柳井の近世豪商家造の典型として貴重なものである。
    商具や民具を展示する「むろやの園」は大油商の住まいだったもので、奥行きが119mもある。
    参 : 柳井市役所(HP)、電脳柳井観光案内所(柳井市観光協会HP)、柳井商工会議所(HP)

    柳井に出かけて昼になると、ほとんど「むろやの園」のそばの菓子民芸茶屋「きじや」で食事を摂る。
    決まって、デザート(フルーツ)付きで、よもぎ餅入りの「力がゆセット(1100円)」を注文する。
    「茶がゆ」は柳井の郷土料理で、これに餅が加わったものが力がゆセットである。
    民芸品や菓子類の土産物も豊富で、ここだけで買い物も済ませている。
    ただ、すぐ近くにある駐車場のスペースが少なく回転が難しいのが玉にきずだ。
    柳井の唯一の欠点は、道が狭くて一方通行が多いことでしょう。
    「金魚ちょうちん」は近代のものと思っていたが、160年の伝統を持つ伝統工芸品だとは知らなかった。
     営業時間 : 9:30〜17:30、食事は10:30〜16:30(木曜日定休)
     TEL : 0820−22−0102(きじや)、0820−22−0757(きじや本社)

柳刃包丁(やなぎばぼうちょう) : 刺身を切る包丁(刺身包丁)の一つで、
    包丁の形が柳の葉に似ていることから「柳刃(やなぎば)」と呼ばれているが、
    関西型では、菖蒲の葉にも似ている事から「正夫(しょうぶ)」と呼ばれる事もある。
    元は関西型の刺身包丁で、関東型は刃先が平らな「蛸引き」と呼ばれる包丁が使われている。
    刃先は鋭利にとがり、刺身専用の包丁なので刀身が240〜300mmほどと長く、
    滑るような動きで刺身を引き切る鋭い切れ味と、全体に細身で薄い造りが特徴である。
    主な素材には、無垢の鋼の本焼、霞と呼ばれる鋳造ものがあり、
    霞には、表に鉄・裏に鋼を鍛接している鋳造、錆びにくいステンと13CR鋼の鋳造などがある。
    本焼の包丁の切れ味は、大変素晴らしいが、その切れ味を常に保つため特殊な研ぎや
    ある程度の知識を必要とするため、一般家庭では使いこなせないとされる。
藪から棒(suddenly、abruptly)やぶからぼう : 何の前触れや前置きもなく、だしぬけに物事をすること。
    藪は草木が群がり中がわからず、急に棒を突き出すと驚くことから、意表をついた行動をすることの
    喩えとして、「藪から棒」と使われるようになった。
    江戸中期の浄瑠璃「鑓の権三重帷子(やりのごんざかさねかたびら)」に、
    「藪から棒と申さうか 寝耳に水と申さうか」の例が見られる。【類語】青天の霹靂
流鏑馬(archery on horseback)やぶさめ、やぼさめ : 笠懸(かさがけ)、犬追物(いぬおうもの)とともに
    騎射三物(きしゃみつもの)の一つで、日本の伝統的な騎射の技術・稽古・儀式のことを言う。
    綾藺笠(あやいがさ)をかぶり、弓懸(ゆが)け・弓籠手(ゆごて)
    行縢(むかばき)を着けた狩り装束の射手が、馬に乗って走りながら、
    鏑矢(かぶらや)で木製方形の板を串にはさんで立てた三つの的を順々に射るもの。
    平安時代後期から鎌倉時代にかけて盛んに行われ、しばしば神社に奉納された。
    京都市左京区にある下鴨神社では、流鏑馬とは云わずに明治初年まで「騎射(きしゃ)」と呼んでいた。
    この騎射が、流鏑馬の原形とされ、5月3日に葵祭の前儀として流鏑馬神事の騎射が
    小笠原流で行われている。馬を馳せながら矢を射ることから、「矢馳せ馬(やばせうま)」と呼ばれ、
    時代が下るにつれて「やぶさめ」と呼ばれるようになったといわれる。
    現在も神事として残り、鎌倉鶴岡八幡宮では、4月の鎌倉祭りと、9月の例大祭中に行われ、
    4月は武田流、9月は小笠原流で行われる。東京都大田区の六郷神社では、
    1月に子ども流鏑馬が行われ、東京都無形民俗文化財に指定されている。
    東京都渋谷区の明治神宮では、11月の例大祭に武田流で行われている。
    広島県廿日市市の地御前神社(厳島神社の外宮(摂社))では、
    旧暦5月5日端午の節句の御陵衣祭に行われている。
    宮崎県宮崎市の宮崎神宮では、4月に行われている。
    参 : (社)大日本弓馬会(HP:武田流弓馬道鎌倉)、ようこそ流鏑馬の世界へ(武田流HP)、
        日本古式弓馬術協会(武田流鎌倉派HP)、小笠原流弓馬術礼法(HP)
薮蛇(waking a sleeping dog)やぶへび : 「藪を突突いて蛇を出す」ことから、
    余計なことをして、却(かえ)って悪い結果を招くこと。
病は気から(やまいはきから) : 病気は気の持ちようで、良くも悪くもなるということ。
    東洋医学的に見地から、病は気のバランスが狂った時や、気が増えたり減ったりした時に
    起こるという「病は気の乱れによって起こる」ことが真意だとも言われている。

    「馬鹿は風邪をひかない!」の「馬鹿」とは「頭が悪い」ということではなく、
    くよくよせずに「楽天的」でプラス思考でいれば、風邪もよりつかないという意味で、
    物事を深く考え込んでしまうとストレスが溜まって病気になるということだそうだ。

山雀(Varied tit)やまがら : 学名は「Parus varius」。スズメ目シジュウカラ科の小鳥。
    大きさは雀大で、シジュウカラとほぼ同じ全長約14センチメートル。
    名前の由来は、山吹色の体色で、雀大の小鳥より。
    腹面は栗色(赤褐色)、背面は青灰色、顔はクリーム色で頬が白く、のどと目の上が黒い。
    夏には昆虫も食べるが、秋冬には木の実や種子を餌とする。
    日本各地と千島・朝鮮半島・台湾に分布し、低山や平地の林にすむ。鳴き声がよく飼い鳥にもする。
    鳴き声は、「ツーピー、ツーピー」「ツーツーピー」「ジージー、ジージー」「ツィッ、ツィッ、ニーニー」など。
    人になれやすく、仕込むとミニチュア神社の前でおみくじを引くなどの芸をする。
    動きが激しい小鳥で、写真に収めるのは難しい。山雀女(やまがらめ)は山雀の古名。
    山雀は日本古来からのカゴの形の名称でもある。[季語]夏−動物。
山雀利根(やまがらりこん) : 山雀は頭がよく芸を覚えることができるが、覚えたことを繰り返すことしか
    できないことから、自分が知っていることだけにこだわり、他を知ろうとしないことのたとえ。
    「利根」は生まれつき賢いこと。
山口銀行(やまぐちぎんこう) : 1878(明治11)年11月25日、第百十国立銀行として創業。
    1944年に山口県内の5地方銀行が合併して現在の銀行名になった。
    本店は下関市竹崎町4丁目2番36号。山口県を中心に国内外に158店舗を構えている。
    資本金100億円。自己資金率は12.10%。預金残高3兆9292億円、貸出残高2兆8488億円、
    (いずれも単体で2004年9月末現在)。従業員数2835人2008年3月末現在)
    山口銀行と第二地方銀行のもみじ銀行(広島市)の持ち株会社・もみじホールディングス(HD)は
    2005年3月18日、2006年度中の経営統合を視野に業務資本提携に合意したと発表した。
    両行が経営統合するのは、県境を越えて営業基盤を広げたい山銀と、財務体制の早急な改善を
    目指すもみじ銀との思惑が一致したためで、統合で両行の課題を一気に解決するねらいがある。
    両行を合わせた預金残高は約6兆4千億円で、全国の地方銀行では第5位、
    中四国では最大のグループになる。現在の予定では、もみじHDが2005年度上半期に
    数百億円規模の第三者割当増資を実施、うち500億円をめどに山口銀行が引き受け、筆頭株主となる。
    同時にもみじHDの名称を「山口もみじHD」に変更し、2006年度中に山口銀行が持ち株会社を設立し、
    その上で、持ち株会社同士が合併する。この持ち株会社の傘下に、山口銀行、もみじ銀行の両行が入る。
    もみじ銀行は、全身の広島総合銀行時代の1999年、400億円の公的資金の注入を受けていて、
    増資によって財務体質を改善した上で、公的資金の返済を図る。
    山口銀行の福田浩一頭取は「お互いに補完性があり、ベストカップルだ」と強調しているが、
    銀行同士の合併については、両者とも「今は考えていない」としている。
    やまぎん史料館 : 下関市観音崎町10番6 号にある山口県指定有形文化財(建造物)に指定され
     一般公開されている「山口銀行旧本店」隣接地に、展示棟と収蔵庫を新設し、旧本店とあわせて
     「やまぎん史料館」として新設された。創業130周年を記念して2000(平成20)年11月25日に
     オープンし、山口銀行の企業文化と歴史、山口県伝統工芸品を展示すると共に山口県の歴史、
     地域の伝統文化や金融にかかる教育コーナーなどが設けられている。
      展示棟は鉄筋コンクリート4階建てで、収蔵庫は同3階建て。総工費約7億円。
     旧本店とは渡り廊下でつながっている。展示棟の見学スペースは延べ約1600平方メートルで、
     1、2階の展示スペースには萩焼や赤間硯(あかますずり)など県内の伝統工芸品を常設展示する。
     また、2階には1878(明治11)年に第百十国立銀行として創業してから現在までの
     山口銀行の歩みを振り返る文献や年表パネル、利用者に配布していた歴代の記念品など
     約320点を展示。子どもが銀行の仕組みを楽しみながら学ぶことができるよう
     スコープで紙幣を拡大して隠れたマイクロ文字を探すことができるコーナーなども設置されている。
     3階の展示室ではオープンから2009年2月末ごろまで、萩焼の大家、11代三輪休雪氏の作品
     約30点を特別展示。4階は所蔵史料の閲覧、休憩スペース、
     屋上は関門海峡を望む芝生緑化ガーデンになっている。
      入場無料で、開館時間は午前10時〜午後5時。月曜と火曜、祝日は休館。
     問合せ先のTEL : 083−223−4089、083−232−0800
    参 : 山口銀行(HP)、西京銀行
山里温泉 = 山里温泉(温泉・銭湯関連に別掲)
山先達 → 先達
山田家本屋(やまだけほんや) : 山田氏は、戦国時代末期に初代・十右衛門(じゅうえもん)
    毛利元就(もうりもとなり)の三男・小早川隆景(こばやかわたかかげ)の家臣となり、
    江戸時代に五右衛門(ごえもん)が萩藩の重臣・堅田就政(かただなりまさ)の家臣になり、
    戸田に居を構えた。その在郷住居である山田家本屋は江戸時代中期の寛文・元禄(1661〜1704)の
    頃の建築と推定され、かつては戸田(へた)の山陽道沿い(現、湯野温泉入口の西)に建っていた。
    その建物は、中門造(ちゅうもんづくり)といわれる様式の茅葺(かやぶき)で、
    263.76m(約82坪)の広さがあり、15部屋もあるという大きな平屋建てであった。
    書院造りの中門にあたる部屋は、母屋から庭に突き出し、その内部には、霊舎(れいしゃ)の間、
    局(つぼね)の間、奥の間、仲間(ちゅうげん)部屋、化粧部屋などがあり、
    台所まわりの筵天井(むしろてんじょう)、中二階の隠し部屋、座敷の刀隠しの引き出し、外からは
    開かない回転式の雨戸など、室町時代の武家屋敷の趣と民家風の素朴な構えをあわせもっている。
    脇床吊棚の襖絵は江戸後期の徳山藩お抱え絵師朝倉南陵(あさくらなんりょう)が描いたもので、
    下部は隠し引出しになっている。幕末には萩藩主・毛利敬親(たかちか)をはじめ、
    村田清風(むらたせいふう)、中山三屋(なかやまみや)などの勤皇の志士や頼山陽も立ち寄ったと
    いわれ、梅田雲浜(うめだうんぴん)も隠れ部屋を利用し、歴史を今に伝えている。
    
    江戸時代中期に建てられた武家屋敷である山田家本屋の表門(以下2008.7.31撮影)
    
    岡山県から持ってきた茅が2000束(一抱えが一束)使われ、
    県内の職人4人が90日かけて葺いた

    
    
    
    表門を入った玄関先
    
    裏(北)側で、右端に隠し部屋にあがる階段が見える
    
    西側の屋根の切り欠きは隠し部屋
    
    西側の面
    
    前画面の障子の左側に納められている蝶番(ちょうつがい)雨戸を半開きとしたもの
    
    全画面の部屋(中門の間)の右側床の間コーナー。左端に蝶番雨戸が見える
    
    右半分が南側
    
    中門のある南側の面
    
    前画面障子の右奥に納められている外から開かない回転式雨戸を半開きとしたもの
    
    表玄関
    
    隠し部屋にあがる階段
    
    左の引き戸から隠し部屋に入る
    
    隠し部屋内部。右の引き戸が入口(前回撮り忘れていたので以下2008.9.3撮影)
    
    隠し部屋の上部。
    この建物は、1964(昭和39)年6月に所有者の山田家から徳山市(現、周南市)に寄贈され、
    1965(昭和40)年6月に旧屋敷の6割が毛利町に移築復元された。
    そして2000(平成12)年に解体した後、2003(平成15)年9月に堅田家とゆかりのある
    湯野の地に再び移築復元され、同年10月4日から無料で一般公開されている。
    復元後の床面積は1階部分が130.1m、中2階部分が11.8mの計141.9mである。
    なお山田家本屋は、1955(昭和30)年1月に当時の山口県指定文化財保存顕彰規定による
    指定を受け、次いで1966(昭和41)年6月10日に山口県文化財保護条例による
    最初の有形文化財(建造物)に指定された。 参 : 山田家本屋だより(HP)
大和(Japan)やまと : 倭。@旧国名の一つ。奈良県全域に相当。五畿内の一つ。
     平安遷都以前は歴代の皇居のあった地方。もと「倭」と書いたが、元明天皇の時、
     「倭」に通じる「和」の字に「大」の字を付けた「大和」を用いることが定められた。
    Aやまとの国。おおやまと。和州。@に都があったことから、日本国の別名。
    B名詞の上に付いて、日本固有のもの、日本的なものである意を表す。(例)大和なでしこ。
    C上下に(かまち)がなく、板を大和打ちにした簡単な戸。
    D戦艦・大和
山と言えば川(やまといえばかわ) : 山と言えば川と言う。人の言葉に反対ばかりすること。
    人の言葉に常に逆らうたとえ。【類語】●ああ言えばこう言う右と言えば左
大和撫子 → 撫子
山鼠(Glirulus japonicus)やまね : 齧歯(げっし)目ヤマネ科の哺乳類。
   ネズミと同じげっ歯類だが、ヤマネが属するヤマネ科は、ネズミ科が属するネズミ亜目ではなく、
   尾が似たリス亜目に分類されているネズミに似た小獣で、頭胴長6〜8センチメートル、
   尾長4〜5センチメートルほどで、主に深い森の樹上で生活し、
   夜行性で、花の蜜、果実・種子・小さな昆虫などを食べる。
   体つきは丸く灰茶色で、背の中央に1本の黒茶色の縦縞があり、尾に長毛がある。
   寒くなると活動をやめ、木の穴などで玉のように丸くなって冬眠することから「マリネズミ」や「小玉ネズミ」、
   冬眠すると、手のひらでコロコロ転がしても目を覚まさないことから「冬眠鼠」とも呼ばれる。
   日本特産種で、1975(昭和50年)6月26日に天然記念物に指定された。
   本州・四国・九州の山間部に生息している。世界には「ヨーロッパヤマネ」
   「オオヤマネ」「モリヤマネ」など、26種のヤマネがいる。 参 : やまねミュージアム(HP)
山登り = 登山(別掲)
山蛭(やまびる) : 牛馬や人の血を吸う環形動物門ヒル綱に属する下等動物でヒルの一種。
    ミミズの仲間で体長2〜5cmで、伸びると5〜7cmになる。ナメクジに似て細長いが扁平。
    活動期は4〜11月。前後端に吸盤をもつ。褐色の地の背中に黒い縦条が三本ある。山間の湿地にすみ、
    人間や野生動物に付着して吸血し、吸血量は約1CCで、蚊やダニなどの5〜10倍になる。
    雌雄同体。本州以南に分布。雨や雨上がりの日は特に活発になり、地面に出て待ち伏せしている。
    モルヒネのような物質を分泌し麻痺させるので、かまれてもほとんど痛みを感じず、靴下やズボンが
    血に染まっているのを見て気がつくということが多く、出血が1時間以上続くケースもある。
    吸血したヤマビルは、約2週間ほどすると卵を産むので、吸血された場合は、
    石ですり潰す、焼き殺す、殺ヒル剤をかけるなどして必ず殺すこと。
    軟体なため、踏んづけた程度では死なず、靴の裏にくっついて、登ってきてしまう。
    [季語]夏−動物。 参 : ヤマビル研究会(HP)
山伏(an itinerant priest、an ascetic)やまぶし : @山野に起き伏しして仏道修行に励む僧。
    A山野に野宿すること。また、その人。
    B修験者(しゅげんじゃ)。最澄、空海によ る山岳仏教の提唱もあって、密教僧たちは好んで
     山岳修行を行った。醍醐寺を創建した真言宗の聖宝(しようぼう)
     比叡山の回峰行(かいほうぎよう)を始めた相応(そうおう)などはとくに有名である。
     そして山岳修行の結果、加持祈裳においていちじるしい効験をあらわした密教僧は、
     修験者と呼ばれるようになった。修験者は山に伏して修行したことから山伏と呼ばれるように
     なったのである。山伏は中央では吉野の金峰山(きんぷせん)や熊野を拠点として大峰山に入って、
     山上ケ岳、小笹、笙(しよう)の岩屋、深仙、前鬼などの霊地で修行した。
     また彼らは、皇族や貴族の御嶽詣(金峰山参詣)や熊野詣の先達をつとめもした。
     山伏は頭巾(ときん)をいただき鈴懸(すずかけ)を身にまとい、法螺(ほら)を吹き、
     (おい)を背負うという独特の衣鉢をする。 参 : 修験道
ヤマブシタケ = ヤマブシタケ(茸に別掲)
山百合(a golden−banded lily)やまゆり : 自生地により箱根百合・鳳来寺百合・
    吉野百合・叡山百合などとも呼ぶ。花言葉は「威厳」。8月6日の誕生花。
    学名の「Lilium auratum」は、「黄金で飾られた百合」という意味である。
    日本特産のユリ科の多年草。東北地方から近畿地方以東の太平洋側の丘陵地や低山に生え、
    栽培もされる。葉は互生し、披針形。初夏、茎頂に甘く強い香りのよい大形漏斗状花を
    横向きに数個つける。花は白色で内側に赤褐色の斑がある。鱗茎は食用。[季語]夏−植物。
ヤミ金融(やみきんゆう) : 闇金。貸金業を営もうとする場合は、都道府県知事への登録を行う必要があるが、
    この登録をせずに貸金業を営む業者のことを言う。昔からある高利貸しことで、
    出資法の金利規制では、年29.2%を超える金利を取ると罰せられるが、
    ヤミ金融はこれをはるかに上回る「トゴ」(10日間で5割、年1825%)も取っているところもある。
    例えばヤミ金融で10万円を借りると金利だけでも年180万円を超えてしまう。
    ヤミ金融の手口
     @「システム金融」 : 名称の違う金融業者がグルになって、一人の債務者に対し、次々に他店を
               紹介して融資するが、実態を解明すると、ほとんどが実質的な経営者は共通している。
     A「090金融」 : 店舗を持たず、携帯電話で融資の働きかけをしたり、
                 チラシ等で宣伝するなどして、電話による融資の申し込みを受けるもの。
    一見便利だが、高金利な上、暴力的、脅迫的な取り立てにあうことが多い。
    ヤミ金融などから金を借りる前にするチェック
     ●登録業者であるかを確認する : 貸金業者は営業所内に「貸金業者登録票」及び
                            「貸付条件表」の掲示が義務づけられている。
     ●利息計算、返済方法、手数料などをきちんと説明できる業者かをチェックする。
      そのほか、ダイレクトメール、電話、チラシなどのうまい話に惑わされないようにしよう。
闇に烏(やみにからす) : 良く似ていて、判別がし難(にく)いこと。【類語】●闇夜に烏
止むを得ず(やむをえず) : 止(とど)める方法がないという意味から、仕方がないということ。
    【類語】●止む方なし●止むを得ない●止むことを得ず●止むなし
弥生時代(the Yayoi Period)やよいじだい : 日本の考古学上の時代区分。埴輪などの弥生土器を
    製作・使用した時代。縄文時代に続き、紀元前5世紀頃から、紀元後3世紀頃までの
    約800年間。大陸・朝鮮の文化の影響で稲作、それに伴う農耕用石器、金属器などがもたらされた。
    参 : 古墳時代飛鳥時代白鳳時代奈良時代天平時代平安時代鎌倉時代
        南北朝時代室町時代安土桃山時代戦国時代江戸時代
槍玉に挙げる(やりだまにあげる) : @槍の穂先で突き上げる。槍で突き刺す。
    A多くの中から選び出して犠牲にする。特に、非難や攻撃の対象にして責める。
     あるものを選び出して非難すること。
遣り手(やりて) : @物事をする人。行う人。【類語】●仕手(して)
    A腕前のある人。物事に巧みな人。【類語】●手腕家●敏腕家●切れ者
ヤング・パワー(和 youngy+power) : 若い世代のもつ活力。
八ツ場ダム(やんばだむ) : 利根川の主要な支流である吾妻川中流部、群馬県吾妻郡長野原町
    川原湯地先に建設が進められている多目的ダムである。2015(平成27)年度の完成予定で、
    完成すれば神奈川県を除く関東1都5県の水がめとしては9番目のダムとなる。
    形式は重力式コンクリートダムで高さは131.0m。国土交通省関東地方整備局が事業主体である。
     吾妻川流域の多目的ダム建設計画は1949(昭和24)年に経済安定本部の諮問機関である
    治水調査会の答申に基づき建設省によって手掛けられた「利根川改訂改修計画」において利根川に
    10箇所のダムを建設する利根川上流ダム群(後の「利根川水系8ダム」)計画に準拠しており、
    カスリーン台風級の水害から首都・東京及び利根川流域を守る為に1952(昭和27)年に
    計画発表された。首都圏の水資源確保も目的に加わった。
     当初は堤高115.0m、総貯水容量7310万トンのダムとして計画されていた。
    だが支流の白砂川や万座川から流入する強酸性の河水の為に吾妻川本流には当時の建設技術では
    ダム建設が出来ず、一旦計画は凍結された。建設省は代替案として白砂川における「六合ダム計画」又は
    温川における「鳴瀬ダム計画」として吾妻川支流へのダム計画を進めていたが、
    両ダム計画とも貯水容量や水没物件の点で問題があったため計画は進捗しなかった。
     しかし1965(昭和40)年に品木ダム及び草津中和工場を中心とする
    中和事業・「吾妻川総合開発事業」によって吾妻川の水質が改善した事から1967(昭和42)年)
    現在の地点にダム建設を決定した。この間首都圏の水需要増大に対応する為計画規模を拡大し、
    矢木沢ダム(利根川)・下久保ダム(神流川)に次ぐ規模の1億トン級のダムとして事業が発表された。
    だが計画発表以降、水没地域である長野原町において頑強なダム建設反対運動が起きた。
     このダムが当初計画通りに完成すると名湯として全国的に名高い川原湯温泉街をはじめ340世帯が
    完全に水没する他、名勝で天然記念物でもある吾妻峡の中間部に建設されるのでその半分以上が
    水没し一挙に観光資源が喪失することが心配された。ダムによって地元に還元される固定資産税が
    水没地を抱える長野原町ではなく、ダム堤の予定地がある下流の吾妻町(現・東吾妻町)に落ちることも
    問題であった。また、首都圏に住む人々のために水没地に住む住民が犠牲になることには断固反対する
    という声が地元では多かった。このようなことから、町議会の「建設絶対反対決議」を始めとして
    町全体を巻き込み長期に亙る反対運動が展開された。
     この間、利根川上流ダム群の中核となる予定だった利根川本川の「沼田ダム計画」が
    激しい反対運動によって頓挫している。川原湯温泉街では、建設省職員が歩くと鐘や太鼓をたたかれて
    追い返されるような状態が続いた。この頃より関係者の間では、全く進捗しないダム事業の代名詞として
    「東の八ッ場、西の大滝(大滝ダム。紀の川本川・国土交通省近畿地方整備局)」の言葉が
    囁かれる様になった(尚、大滝ダムは2004(平成16)年に暫定的な運用が開始されている。
    大滝ダム着工後は川辺川ダム(川辺川)がその後釜となっている)。
     1974(昭和49)年には、ダム建設反対の立場をとる樋田富治郎が町長に選ばれ、
    着工のめどはさらに遠のいた。一方、行政側は川原湯温泉をはじめとする地域の生活再建を行うことが
    ダム着工の絶対条件であるという認識から、1980(昭和55)年に群馬県が生活再建案を提示したのを
    皮切りとして、地元の生活再建策をつぎつぎと打ち出した。このような対策を支援するための法律的な
    枠組みとして、1973(昭和48)年には水源地域対策特別措置法も制定されている。
    この法律によって、様々な生活再建対策事業を受益者である下流部の地方公共団体の
    負担金によって行うことが可能となった。
     また、昭和40年代には、建設省が吾妻峡を可能な限り保存する観点から、ダムの建設場所を当初の
    予定よりも600m上流に移動させることを表明した。その結果、吾妻峡の約4分の3は残り一番の
    観光スポットである鹿飛橋も沈まずに残る事となった。1992(平成4)年には、ダム建設推進を
    前提とした協定書が長野原町、群馬県、建設省の間で締結された。その2年前の1990(平成2)年には、
    ダム建設賛成の立場の田村守が長野原町長に就任している。協定書締結後の1994(平成6)年には、
    ダム建設のための最初の工事として工事用道路の建設が始まった。そして、2001(平成13)年には
    長野原町内のダム事業用地を買収する際の価格を決める補償基準が妥結した。
     この補償基準妥結後、地域から流出する住民が後を絶たず2005(平成17)年末時点ですでに
    当初の半数以上の世帯が転出し、住民流出に歯止めがかかっていない。2006(平成18)年4月現在、
    全水没地区である川原湯・川原畑における代替地への移転希望世帯数は50世帯余りと
    当初世帯数の5分の1以下となっている。地域外への住民流出の一因は、補償基準妥結時点では
    地元での移転代替地がまだ完成するまで相当の時間を要する状況にあったことがある。
    すぐにでも移転したい意向を持つ人々の多くが、移転代替地の完成を待つよりも町内外の他の場所に
    移住することを選択したのである。また、国が造成する移転代替地を移転住民に分譲する際の価格が
    地元の人の多くが期待したほどには安くなかったことも移転代替地以外への移住を促進した面がある。
     八ッ場ダムの移転代替地については現地再建方式(ずり上がり方式)と呼ばれるダム湖より上の
    山腹部(将来は湖畔となる部分)に建設される方式が採られているが、この方式によりこれまでの
    居住地域と隣接した場所に代替地を確保することとしたことが完成時期、
    分譲価格の両面にわたって制約条件を大きくしたという見方もある。
     移転代替地の分譲価格等を決める分譲基準をめぐる交渉は1年以上の期間を要し、
    2005(平成17)年9月に妥結した。移転代替地は2006(平成18)年から2006(平成18)年頃に
    かけて分譲される予定となっており2006(平成18)年度初頭現在、分譲区画の割付や
    移転代替地上に設けられる様々な施設の位置についての調整が住民と行政の間で進められている。
     八ッ場ダムの工事については1994(平成6)年に最初の道路工事が行われて以降、
    道路工事や代替地造成工事を中心として工事量が年々増大している。
    ダム建設に伴って国道145号が水没し集落がダム湖で分断されることもあって、
    ダムの湖岸には片側に地域高規格道路としての位置付けを持つ新しい国道145号八ッ場バイパスが
    対岸には県道が建設中である。またJR東日本・吾妻線の付け替え、防災ダム建設なども進められている。
     現在の国道145号は土砂災害の危険があるため吾妻峡付近が連続雨量120mmで通行止となる
    雨に弱い道路であり、JR吾妻線についてもトンネル区間が増えて時間短縮や災害対応の面での改善も
    見込めることからダム建設に付随して交通環境が改善されることを期待する意見がある。
    ダムと吾妻峡、そしてダム関連で整備された温泉街などの各種施設があいまって観光集客力が
    増すことを期待する人も多い。その一方で一部住民の間では、逆に川原湯温泉の水没により観光客が
    減少しダム完成後に乗降客の減少により吾妻線が廃止されるのではないかという懸念を示す向きもある。
    地元では廃止の風聞も立っているが現状としては存続を前提とした付替え工事が進められており、
    またJR側は吾妻線の存廃については何も示してはいない。
     ダム本体については2006(平成18)年現在未着工であるが、ダム地点を干上がらせて
    ダム本体工事を行えるようにするために川の水をトンネルに迂回させる転流工と呼ばれる工事が
    2006(平成18)年度末頃から行われる予定である。また本体の概略設計は2005(平成17)年に
    実施済みで、さらに精度を上げた実施設計が2006(平成18)年度に実施されている。
    現在のダムサイト予定地は1970(昭和45)年)の第63回国会、衆議院地方行政委員会で
    「ダムの基礎地盤としてきわめて不安定」と指摘された場所でありダムに反対する立場の人の中には
    不適切な地質条件の場所であると考えている人が多い。一方で国土交通省はその後の地質調査の
    結果からみて、ダム建設には問題無い場所であるとの見解を示している。
     総事業費4600億円はダムとしては国内最大。本体工事は未着工で、3200億円が鉄道や国道の
    移転費などに使われた。移転対象は470戸で、すでに357戸が移転済み。
ヤンバルクイナ(Okinawa rail) : 山原水鶏。学名は、Gallirallus(Rallus) okinawae。
    ツル目クイナ科の鳥。全長30〜35センチメートルほどで、雄の方がやや大型である。
    背面は暗緑褐色、腹面は黒と白の横縞模様。嘴(くちばし)と脚が赤い。
 飛翔力はほとんどないが、
 ニワトリ程度には飛べると考えられている。
 キョッキョッキョッキョ・・・と連続で大きな声で鳴く。
 日中、林の中や沢で地上の昆虫や
 その他の小動物を食べている。
 沖縄本島北部、山原(やんばる)
 森林地帯にすむ固有種である。
  1981(昭和56)年に発見され、
 新種として記載された国の天然記念物であり、
 環境省のレッドリストで2006年、
 最も絶滅の恐れの高い
 絶滅危惧(きぐ)1A類に指定された。 
    2000羽を超えていたヤンバルクイナの推定生息数が2001年調査の1220羽から4割も減り、
    717羽に激減したことが、山階(やましな)鳥類研究所(千葉県我孫子市)の2005年の調査でわかり、
    絶滅の危機が高まっている。原因は、沖縄本島中南部から分布を広げた移入種(外来種)のマングース
    や捨てられて野生化したネコの捕食、人間の増加に従い個体数を増やしているハシブトガラスによる
    卵を含めた捕食、森林伐採、道路開発にともなう交通事故、側溝への落下など、
    ヤンバルクイナをはじめとする沖縄固有の生物には多くの危険が迫っている。

    2008年4月20日、全国一周マイカー独り旅の途中、沖縄県国頭村安田にある
    ヤンバルクイナの生態調査や環境学習の場として利用する施設の「ヤンバルクイナ観察小屋」に寄り、
    係員から説明を聞いた。棲息地にリモート制御で360度回転できるカメラ3台を置き、
    常時3台のモニターで監視していた。DVDでヤンバルクイナの行動を見せてもらった。
    
    ヤンバルクイナ観察小屋(右奥)
    
    ヤンバルクイナ監視用のモニター(360度回転する3台のリモートカメラに対応)
    
    ヤンバルクイナの剥製
 
    人間の都合で猛毒のハブを退治してくれるマングースを沖縄本島に放ったために、
    多くのヤンバルクイナまでが餌食となったのである。天敵がいなかったために羽根が退化して
    飛べなくなったとされるのに、いままでいなかったマングースや捨て猫に生息域を侵されては
    たまったものではない。その上、生息域の南限が20年間で約15キロ北上し、約4割も減少している。
    このままでは絶滅の恐れが現実味を帯びてきた。佐渡のトキの二の舞にならないように、
    早期に徹底した対策を試みる必要がある。先ずは、マングースの絶滅とカラスと野猫の駆除であり、
    捨て猫に対する罰則強化なども図るべきである。
    
    北海道の鹿と同じで、ヤナバルクイナが飛び出してきたら急停車できそうもないね。
    でも日中に姿を現すことはなく、事故は暗くなってからだそうだ。
    絶滅危惧種のヤンバルクイナ、環境省が飼育繁殖へ
    環境省は2007年6月28日、ヤンバルクイナの人工繁殖事業を始めることを決めた。
    絶滅を回避するためで、2007年度中に初代の親となる10つがいを確保する。
    10年後までに少なくとも200羽まで増やし、野生復帰させる。
    飛べないため、ハブの駆除目的で持ち込まれたマングースに襲われたり、
    交通事故などで個体数が激減し、1985(昭和60)年の生息数は約1800羽と推定されたが、
    最近では約700羽になったとの報告もある。環境省によると、けがなどにより現在、
    沖縄本島内2カ所の民間施設で4組のつがいが保護、飼育されている。これを繁殖事業用の親候補とし、
    残り6つがいは、野生個体の捕獲や卵の採取で確保する。繁殖事業もこの2カ所で進める。
    同省野生生物課は「マングースの駆除などを進めてきたが、絶滅回避には不十分だった。
    繁殖技術を確立し、個体数を維持したい」と話している。
    




























































inserted by FC2 system