徳山動物園遊園地(YSミニ辞典)

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徳山動物園遊園地(とくやまどうぶつえんゆうえんち)
    動物園内北側の約1300平方メートルに10種類の遊具を置き、1978(昭和53)年4月に開業した。
    動物園は当時、年間約40万人の入園者があったが、その後は少子化などで減少し、
    遊園地の経営も悪化。加えて、全国のジェットコースターなどで事故が相次いだため
    遊具検査の負担が増し、各地の遊園地の赤字が全国でレジャー施設を展開する
    サノヤス・ヒシノ明昌(大阪)社の重荷になっていた。
     レジャーの多様化や少子化、不況の波には勝てず、同社は撤退を決め、
    遊園地は2010年2月8日〜14日(9日は休園)、
    1回200円のメリーゴーラウンドとスカイサイクルを無料開放し、来園者と名残を惜しんだ。
    参 : 徳山動物園周南市徳山動物園(HP)

    徳山動物園内の遊園地、年度内で閉鎖
     周南市は、徳山動物園内にある遊園地が、2009年度中に閉鎖されることを明らかにした。
    運営するサノヤス・ヒシノ明昌ネットワーク(大阪市)が不採算事業を整理するためで、
    動物とともに市民に親しまれてきた遊園地は、32年間の歴史に幕を閉じる。
     市や同社によると、同社は市から園内北側の約1300平方メートルを賃借し、
    1978(昭和53)年4月に開業。メリーゴーラウンドなど10種類の遊具を置いていた。
    現在は年間約400万円の賃料を支払っているという。
     開業時は、動物園の入園者数も過去最高の約40万人を記録していたが、
    北九州市にスペースワールドが開園した影響などで利用者数が減少。
    ここ数年の売上高は「ピーク時の半分」に落ち込み、同社は今夏、市に閉鎖を打診していたという。
    2010年2月14日まで 業し、年度内に遊具を撤去する。
    周南市徳山動物園の遊園地が2月8日から遊具2機種の無料開放を始め、
    多くの家族連れでにぎわっている。
    
    遊園地が無くなると聞き、2010年2月4日に写真を撮りに行ってきました。
    すでに写真は在りし日の遊園地となった。
    
    動物園から遊園地への入り口の「虹のかけ橋」
    
    虹のかけ橋の上から遊園地を望む
    
    橋を降りた所から遊園地を望む
    
    左に目を移すと夫婦ケ池があり、池の中には象のモニュメントがある
    
    このパネルのそばに寄ったり触ったりすると池や象から噴水が出る
    
    このような噴水があがる
    
    違うアングルから
    
    ゾウさん噴水の遠景
    
    それでは池を左回りに一周してきましょう
    
    東北側の対岸を望む
    
    北西側の対岸を望む
    
    西側の対岸を望む
    
    野生のカモの群れが池を泳ぎ回っていた
    
    一回りして北方面の対岸を望む。山は「金剛山(こんごうざん)」
    

    夫婦ケ池の立て看板を見て、再び遊園地を回りましょう
    
    上のレールはスカイサイクル用
    
    閉鎖されるとは寂しいね
    
    メリーゴーランドは止まったままだ
    
    別アングルからのメリーゴーランド
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    一組の親子が乗っていたバッテリーカーを後に動物園に戻る
    
    遊園地からは動物園への出口になる虹のかけ橋
    
    動物園の入口が見えてきた
    
    
    
    虹のかけ橋を渡って動物園に戻ってきました
    
    2010年2月24日に訪れた時には、すでにメリーゴーラウンドなどは撤去され遊具は
    シートで覆われていた。2日前、メリーゴーラウンド解体中に転落死亡事故が起きていた。


    転落死:メリーゴーラウンド解体中、作業員死亡<山口・周南の徳山動物園>
     2010年2月22日午後1時20分ごろ、山口県周南市の徳山動物園で、
    北九州市門司区光町、製缶工、小柳英輝さん(38)が、メリーゴーラウンドの解体作業中、
    傘(高さ約2・7メートル、直径8・4メートル)の骨組み部分から地上の鉄板に転落し、
    首の骨を折り間もなく死亡した。
     周南署などによると、小柳さんは鉄の骨組みに乗り、支柱と骨組みを結ぶボルト付近を
    ガスバーナーで切断していた。腰に安全帯を巻き、ヘルメットをかぶり、安全靴をはいていたという。
    安全帯が機能していたかなどを調べる。
     遊園地は2月14日に閉鎖され、遊具の解体・撤去作業は3月12日までの予定で15日に始まり、
    北九州市の業者が請け負っていた。
    ご冥福をお祈り致します。合掌。



















































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