石見神楽(YSミニ辞典)

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石見神楽(いわみかぐら) : 島根県西部(石見地方)に古くから伝わる伝統芸能で、
    その年の豊作や豊漁を祈願し「神々に捧げる歌や踊り(神楽)」のことをいう。
    華やかな衣装や表情豊かな面を身につけた人々が太鼓や笛のお囃子に合わせ、
    花形演目である「大蛇(おろち)」をはじめ、「鐘馗(しょうき)」・「塵輪(じんりん)」・「恵比須(えびす)」・
    「八幡(はちまん)」・「黒塚(くろづか)」・「岩戸(いわと)」・「天蓋(てんがい)」など
    30数種ある神話を題材として悠々と舞う姿は観る者を魅了する。
    
    塵輪
    
    
    
    恵比須
    
    恵比須
    
    恵比須
    
    
    
    八岐大蛇(やまたのおろち)
    
    八岐大蛇
    
    八岐大蛇
    
    八岐大蛇
    
    八岐大蛇
    
    八岐大蛇
    
    八岐大蛇
    
    八岐大蛇
    
    八岐大蛇
    
    八岐大蛇。須佐男之命(すさのおのみこと)が、八岐大蛇の最後の1頭の首をはねた場面。
    既に4頭は退治(たいじ)されて右の方に首がさらされている。

    お囃子には、テンポの速い八調子のものと遅い六調子のものがあり、
    石見神楽は、石見人の気性そのままに勇壮な八調子の代表的なものになっている。
    「西村社中のホームページ」で動画が観られる。 参 : 浜田市(HP)
    写真は2007年11月25日の「笠戸の火祭り」での石見神楽。
    塵輪などに用いられる金糸、銀糸の総縫いつぶしの絢爛豪華な衣装は1着が100万円するという。
    また、重さが15キロもある衣装を着けての軽やかな舞は、私なら数分ももたないでしょう。
    オロチの胴体の変化は圧巻で、まるで神わざのようだ。











































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