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玉城城跡(たまぐすくじょうせき、たまぐすくじょうし) : 玉城城址。沖縄県南城市玉城にある
    別名「 アマツヅグスク 」とも呼ばれ、琉球七御嶽の一つである。
    久高島や本島中南部が見渡せる高台に立地したグスクで、
    城門は自然の琉球石灰岩を刳り貫いて造られた珍しいもので、
    「琉球国由来記」には琉球創世神アマミキヨが築いたと記述され、琉球最古の古城跡といわれる。
    城址は、一の郭、二の郭、三の郭の三つの郭からなる階段状の山城で天然の要害の地に築かれている。
    城壁は一の郭のみよく原型をとどめていて、二の郭と三の郭の城壁は沖縄本土戦でアメリカ軍の
    猛攻撃でほとんど原形を残していない。また、戦後、米軍基地建設の骨材用として持ち去られ、
    現在根石がかろうじて残っているにすぎない。一の郭は、東北東に自然石をくり抜いた城門を構え、
    城内には「天つぎあまつぎの御嶽」「神名「アガル御イベ、ツレル御イベ」)が祀られている。
    
    玉城城跡の石碑。碑銘には県から国へ指定を変更された為、
    新たに碑銘の上に貼り付けられていたが、元の県のままの方が重みがあると思うね。

    
    城外(二の郭)からの主郭(一の郭)の城門(刳り貫き門)
    
    
    
    城内にある拝所
    
    
    
    
    
    一の郭から奥武島方面を望む
    
    主郭内側から見たくり貫き門
    
    眼下に広がる美しい風景はゴルフ場(琉球GC)だった
    神の島として最高の霊地として知られる久高島から昇り、玉城城址の城門へと差し込んだ太陽の光は、
    城内の拝所と現在のゴルフ城内にある玉城王子の墓を一直線に結ぶことが確認されている。






















































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