後楽園(YSミニ辞典)(こ)

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後楽園(こうらくえん) : @小石川後楽園。東京都文京区にある、旧水戸藩江戸上屋敷の池泉回遊式庭園。
     1629(寛永6)年、水戸藩主徳川頼房が起工したが、明暦の大火で全焼した。
     のちその子、徳川光圀(みつくに)が明朝の臣朱舜水(しゅしゅんすい)の意見を取り入れて
     1669(寛文9)年頃完成した。現在その一部が残り、
     付近に屋根付きのドーム球場や遊園地などがある。 参 : 日本庭園
     西湖の堤(さいこのつつみ) : 江戸時代に造られた広大な大名庭園の一部分。この石堤は
     中国の名勝地西湖を模して造られたもので、本園以後の大名庭園の「西湖の堤」の先駆けとなった。
     京都などの名所、和歌や古典絵画で表現された風景も取り込まれ、教養が試された。
    
     西湖の堤(2010.4.13撮影)
     円月橋(えんげつきょう) : 後楽園内の旧神田上水跡に架かる橋で、
      水戸藩主徳川光圀の命により、明の儒学者朱舜水が設計した我が国初の石造アーチ橋で、
      水に映る影が満月のようなので円月橋と名付けられたという。
    
     円月橋
    
     同上
     内庭(うちにわ) : 後楽園は内庭と後園に大別される。水戸藩邸時代の書院の庭で、
      庭園の東南の一画にあり、そこの門が正門となっているので、大泉水の方が後庭と呼ばれる。
      江戸時代には「うちの御庭」などと呼ばれていた。
    
     内庭
    
     散策コース
     参 : 「公園へ行こう!」(公益財団法人東京都公園協会HP)
    A岡山後楽園。岡山市後楽園1−5にある池泉回遊式日本庭園で、水戸の偕楽園
     金沢の兼六園とともに日本三名園の一つ。藩主池田綱政により、1700(元禄13)年ころに完成した。
     初め御後園、菜園場と称したが、明治初年改称した。総面積は133,000m(17,000坪)。
     毎年7月末頃から8月末まで夜間も開園し、ろうそくや電灯でライトアップされる。
     期間中は3時間半遅い午後9時半閉園。2008年8月9〜17日は園内のステージでジャズ演奏などが、
     毎週末には茶会(別料金)がある。18、19両日は休み。入園料は大人350円、子供140円、
     65歳以上無料。問い合わせは後楽園事務所(086−272−1148)へ。
     参 : 岡山後楽園公式サイト
    
     右上に岡山城のシルエットが見える。開園時間は、4〜9月が7:30〜18:00、
     10〜3月が8:00〜17:00で、入園料は350円(岡山城との共通入場券で520円)だが、
     嬉しいことに65歳以上のお年寄りは年齢確認の運転免許証などがあれば無料で観覧できる。

    
     後楽園沢の池越しに見るツツジ咲く延養亭高画質壁紙写真集無料壁紙より)
    
     岡山後楽園・島茶屋高画質壁紙写真集無料壁紙より)
    
     夜の「廉池軒(れんちけん)」
    
     
     後楽園で夏の夜を彩るイベント「幻想庭園」がスタート
      岡山市北区の後楽園で夏の夜を彩るイベント「幻想庭園」が2009年7月29日から始まった。
     夕闇の中、ろうそくや発光ダイオードがライトアップされると園内は幽遠な雰囲気に包まれた。
      今年の世界天文年にちなみ、天の川をイメージして沢の池周辺などに
     約6000個の発光ダイオードがきらめいた。また、後楽園公開125周年を記念して
     地元の小学生らが製作した行灯(あんどん)約60点のやさしい明かりが外苑を照らした。
      ライトアップは8月16日まで(開園時間は午後9時半に延長)。
     期間中、星空観望会や特設ステージでのイベント、お茶会などが開催され、岡山の夜を盛り上げる。
     入園料は変わらず大人350円、小人140円。問い合わせは同園 086−272−1148へ。
    





































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