八坂神社(YSミニ辞典)
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八坂神社(やさかじんじゃ) : 京都市東山区祇園町にある神社。
元々「祇園社」「祇園感神院」と呼ばれていたが、1868(明治元)年の神仏分離令(廃仏毀釈運動)
により、「八坂神社」の現名に改称された。全国の八坂神社・祇園社の総本社である。
祭神は素戔嗚尊
(すさのおのみこと)・櫛稲田媛命
(くしなだひめのみこと)・五男三女八柱命。
876年、疾病の流行を鎮めるため円如が播磨から牛頭
(ごず)天王を勧請しこの地に
まつったのに始まると伝える。御霊信仰の流行に伴い盛んに御霊会が催され、
今日まで祇園
(ぎおん)祭として伝えられる。八坂神社を総本社とし、
素戔嗚尊
(スサノオ)を祭神とする神社が、日本全国に約2300社あるとされる。
参 : [
YouTube](八坂神社の節分)
西楼門。1497(明応6)年建立。本殿の西方、四条通りの突き当たりに建つ。
切妻造の楼門(2階建て門)
同上
同上。境内側
手水舎
大国主神社。西楼門から本殿に向かう道の左手にある末社。
縁結びの神さまとして知られる大国主命をお祀りしている
境内南側にある重要文化財の「石造りの鳥居」。1646(正保3)年の建造とされており、
現存する石造りの鳥居では最大のものといわれている
南楼門(正門)
同上
同上。境内側
手水舎
舞殿
本殿(拝殿)
同上
本殿の東の車寄せの入口の柱にある龍吼(りゅうぼえ)。
東側から柱に向かって手をたたくと大きく反響する
本殿(拝殿)
本殿の東側にある「御神水」
縁日でにぎわう「東門」周辺
太田社の説明立て札
同上。猿田彦神(さるたひこのかみ)と天鈿女命(あめのうずめのみこと)が祀られている
斎館
八坂神社(やさかじんじゃ) : 北九州市小倉北区城内2の2にある神社。北九州一ノ宮八坂神社。
祇園さま
(すさのおのみこと)は9世紀頃に小倉の地に祀られていた。
1617(元和3)年に丹後国(現在の京都府)から小倉の地に移ってきた
細川忠興
(ほそかわただおき)公が、改めて祇園社(のちの八坂神社)の社殿を
小倉・鋳物師町に創建した。小倉に来た理由は、1600(慶長5)年の関が原の戦いで東軍に参加し、
その戦功を評価され、
徳川家康公より豊前小倉藩39万9000石を付与されたことによる。
境内の石造鳥居と二基の石造灯籠は、県の重要文化財。
小倉城に隣接する八坂神社
楼門
楼門と鳥居(室町側)
奥の鳥居は正門の木製鳥居(小倉城庭園側)
参 :
八坂神社(豊前小倉ぎおんHP)、
北九州一ノ宮八坂神社(HP)