YSミニ辞典
(ゆ)
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友禅苑
(ゆうぜんえん) :
知恩院
の三門を入って右手に入口がある庭園で、方丈庭園とともに有料。
江戸時代
初期加賀に生まれた友禅染の始祖・宮崎友禅斎の生誕300年を記念して、
1954(昭和29)年に改修造園され、東山の湧き水を引き入れた庭園と枯山水の庭園とで
構成された昭和の名園である。苑内には裏千家ゆかりの茶室「華麓庵」と
当山第86世中村康鰲ヌ下の白寿を記念して移築された
茶室「白寿庵」があり、深い緑のなかで、日本の心を表した名園にふさわしい風情を添えている。
友禅苑の出入口
友禅苑内から鎮守八幡宮への石段は、石橋の向こうから通行止めとなっている
庭園の池の中程には聖観音像が安置されている
同上
補陀落池
池の中程の石造り三段構えの台の上に安置されている彫刻家・高村光雲作の聖観音像
聖観音像の近影
鹿野園の枯山水庭園
同上
同上
苑内にある友禅染の始祖・宮崎友禅翁の銅像
「華頂友禅苑と宮崎友禅斉像の建設に題す」という金属銘板
茶室への出入口である禹門
第15代裏千家の命名により名付けられた裏千家ゆかりの茶室「華麓庵」。
正面には宗匠筆の命名額が掲げられている
知恩院第86世中村康鰲ヌ下の白寿を記念して移築された茶室「白寿庵」
同上
左上に三門の南側が見える