避けたい 飲食物 |
作用や影響 | 改善策 |
うなぎ×梅干 | ウナギの脂っこさと梅干しの強い酸味が刺激し合い、 脂肪エステという脂の固まりが作られて消化不良を 起こすことがある。口の中がさっぱりして、つい食べ 過ぎてしまうという、「過食と美食の戒め」という 意味があり、問題はないとも言われている。 |
胃腸が弱っているときは、 脂分と酸味の強いものを 多量に摂る組み合わせは 避ける。 |
カニ×柿 | カニはビタミンB1・B2が多く、栄養の代謝を良くする 一方、体を冷やす作用も。柿も体を冷やすので、 一緒に食べると、冷え性の人は症状が重くなる。 |
|
カニ×かき氷 | カニもかき氷も体を冷やす。カニはコレステロールを 下げ、動脈硬化を防ぐタウリンが豊富に含まれる 食品だが、一緒に食べることで体が冷え、内臓機能 が低下することで腹痛になる可能性が高くなる。 |
薬効を高めるため、 体を温める働きのある ショウガや酢じょうゆを かけて食べる。 |
コーヒー× プルーン |
せっかく鉄分の多いプルーンを食べても、 コーヒーや紅茶、緑茶などのタンニンを 取り過ぎるとその吸収は妨げられてしまう。 |
ビタミンCを一緒にとると、 鉄の吸収率はよくなるので、 フルーツ100%のジュース などと一緒に摂るとよい。 |
酒×からし | 酒とともに、からしなどの辛いものも血行を促す ため、かゆみが出てしまう可能性がある。 じんましんや湿疹が出やすい人は、注意が必要。 高血圧、糖尿病、高コレステロールなどの 生活習慣病も助長する。 |
きゅうりやトマト、セロリなど 体を冷ます作用のある 食べ物を一緒に摂る。 |
そば×タニシ | ほとんど噛まずに食べるそばと、固くて消化の悪い タニシを一緒に食べるといっそう消化が悪くなる。 |
|
大根× にんじん |
だいこんには豊富なビタミンCが含まれているが、 生のにんじんに含まれるアスコルビナーゼは ビタミンCを破壊する。 |
アスコルビナーゼは酸に 弱いので、事前にレモン汁を かけたり、酢であえるといい。 |
天ぷら× かき氷 |
夏場で胃腸が弱ってきているところへ冷たいものと 脂肪分が多い天ぷらを一緒に入れると胃腸に 更に負担をかけることになる。 |
|
天ぷら× すいか |
すいかは水分が多いので、胃酸を薄めてしまい、 その結果うまく消化する事ができなくなる。 胃腸の弱い人、とくに下痢気味の人は、多量の 水分と油分の組み合わせは避けたほうが無難。 |
|
トマト× きゅうり |
トマトに含まれるビタミンCはがん、脳卒中、 心臓疾患などを阻止してくれるが、きゅうりに 含まれるアスコルビナーゼにはビタミンCを壊す 作用がある。また、両方とも体を冷やす。 |
サラダに使うときは酢を加え、 アスコルビナーゼの働きを 抑える。加熱してもOK。 |
なすの漬物× 冷たいそば |
なすの漬け物は体のほてりを冷まし、そばには胃を 冷やす作用があるので、冷たいまま食べ合わせる と、下痢をしたり手足が冷えることになる。 |
加熱すればその作用は緩和 されるので、温かい汁そばで。 体を温める作用のあるねぎや 七味をプラスするとよい。 |
にんじん× 野菜ジュース |
人参の色素・カロチンは体内で必要なビタミンAに 変わり、体の抵抗力を高め、活性酵素を抑制し、 風邪やがんの予防に良い食品。 ところが、人参はビタミンCを破壊する 酵素アスコルビナーゼを含んでいる。 |
野菜ジュースを作るときは、 人参と一緒に少量の酢を入れ 混ぜてから、ビタミンCの多い 野菜を入れると良い。 |
ぶた肉× 冷たいそば |
ビタミンB1が豊富な豚肉は体や脳の働きを 活発にするが、体を冷やす作用も。 この食べ合わせは胃を冷やし、 栄養素や有効成分の吸収を妨げるので要注意。 |
|
ほうれん草× ベーコン |
ほうれん草には体内で亜硝酸に変わる硝酸が、 ベーコンには食品添加物として亜硝酸ナトリウムが 含まれている。この亜硝酸とタンパク質の分解物が 反応すると、発ガン性物質が生成される。 |
レモンを絞ったり、 ビタミンの豊富な サラダやジュースと 一緒に食べると良い。 |
焼き魚× 漬け物 |
魚の二級アミンと漬け物の亜硝酸が体内で 発ガン性物質のニトロソアミンに変わる。 |
渋いお茶を飲めば 大丈夫とか。 |
ゆで卵× コーヒー |
ゆで卵の硫黄とコーヒーのカフェインの 組み合わせが鉄分の吸収を妨げる。 |
目玉焼きにすれば硫黄は 気化するので問題ない。 |
レバー× みょうが |
「栄養素の宝庫」と呼ばれるほど栄養豊富な レバーは代謝を活発にする働きがある。 貧血、やせ気味の人は摂りたい食品だが、 みょうがの苦味物質が胃腸の働きを抑えるため、 栄養分の吸収を低減してしまう。 |
胃腸の働きを高める作用の あるしょうがをプラスすると、 栄養分の吸収率が向上。 |